JP2014058131A - 回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法 - Google Patents

回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コスト及びクロストークの発生を抑制しつつ、伝送された信号を伝送側で正しく扱うことができる回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法を提供する。
【解決手段】キャリッジ基板300は、干渉対策用に並び替えられたデータにより構成される複数のシリアル信号を、FFC200を介して受信するLVDSレシーバ310と、FFC200を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した所定数のシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換部320と、干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替えるデータ並替部330と、並び替え後の複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力部340と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法に関する。
インクジェット記録装置の大型化に伴い、インクジェット記録装置の本体部とキャリッジとを接続する平行伝送路が長くなっている。このため、画像信号や制御信号などの複数の信号を平行伝送路で伝送する際に、隣接する信号間で発生するクロストークが問題となる。クロストークが発生すると信号が乱れるため、インクジェット記録装置により記録される画像の品質が悪化してしまう。なお、インクジェット記録装置では、キャリッジに搭載され、本体部から伝送された信号に基づくインクの吐出を行うヘッドの配置は、固定的に定められており、変更することはできない。
クロストークの発生を抑制する手法として、例えば特許文献1には、所定区間毎に隣接する配線路を変更した特殊な平行伝送路が提案されている。
しかしながら、上述したような特殊な平行伝送路を用いるとコストが高くなってしまう。
また、クロストークの発生を抑制する他の手法として、信号間の干渉を低減するように信号の配列順序を変更する手法が考えられるが、上述したように、伝送された信号を用いる装置の配置を変更できない場合、配列順序が変更された信号をそのまま用いることはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コスト及びクロストークの発生を抑制しつつ、伝送された信号を伝送側で正しく扱うことができる回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる回路基板は、干渉対策用に並び替えられたデータにより構成される複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して受信する受信部と、前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換部と、前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替えるデータ並替部と、並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力部と、を備える。
また、本発明の別の態様にかかるインクジェット記録装置は、複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを干渉対策用に並び替える第1データ並替部と、並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを所定数のシリアル信号に変換するパラレル/シリアル変換部と、変換後の前記複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して送信する送信部と、前記複数のシリアル信号を、前記並行伝送路を介して受信する受信部と、前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した前記所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換部と、前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替える第2データ並替部と、並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力部と、を備える。
また、本発明の別の態様にかかるデータ並替方法は、干渉対策用に並び替えられたデータにより構成される複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して受信する受信ステップと、前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換ステップと、前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替えるデータ並替ステップと、並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力ステップと、を含む。
本発明によれば、コスト及びクロストークの発生を抑制しつつ、伝送された信号を伝送側で正しく扱うことができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態のインクジェット記録装置の全体構成の一例を示す図である。 図2は、第1実施形態の本体基板及びキャリッジ基板の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態のデータ並替部の構成の一例を示す説明図である。 図4は、第1実施形態のデータ並替部による並び替えの一例の説明図である。 図5は、第1実施形態のFFC上で並行伝送されるシリアル信号の一例を示す説明図である。 図6は、図5の比較例を示す図である。 図7は、第1実施形態のデータ並替部による並び替えの一例の説明図である。 図8は、第1実施形態の本体基板で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。 図9は、第1実施形態のキャリッジ基板で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。 図10は、第2実施形態のインクジェット記録装置の本体基板及びキャリッジ基板の構成の一例を示すブロック図である。 図11は、第2実施形態の色選択画面の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態の色選択画面の一例を示す図である。 図13は、第2実施形態のデータ並替部による並び替えの一例の説明図である。 図14は、第2実施形態のFFC上で並行伝送されるシリアル信号の一例を示す説明図である。 図15は、第2実施形態のデータ並替部による並び替えの一例の説明図である。 図16は、第2実施形態の本体基板で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。 図17は、第2実施形態のキャリッジ基板1300で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる回路基板、インクジェット記録装置及びデータ並替方法の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のインクジェット記録装置50の全体構成の一例を示す図である。インクジェット記録装置50では、ガイドロッド1及び副ガイド2が、左側板3及び右側板4の間に掛け渡されている。キャリッジ5は、副ガイド受け部11等によってガイドロッド1及び副ガイド2に保持され、主走査方向に摺動可能となっており、主走査機構により移動走査される。
キャリッジ5は、キャリッジ5に搭載されている回路基板であるキャリッジ基板300と、黒(K)のインク滴を吐出する第1ヘッド301と、黒(K)のインク滴を吐出する第2ヘッド302と、シアン(C)のインク滴を吐出する第3ヘッド303と、イエロー(Y)及びマゼンタ(M)のインク滴を吐出する第4ヘッド304とを、備える。
キャリッジ基板300は、インクジェット記録装置50の本体側に搭載された回路基板である本体基板100とFFC(Flexible Flat Cable)200で接続されており、本体基板100からFFC200を介して画像信号や制御信号などの各種信号が伝送される。
なお、本体基板100、キャリッジ基板300、第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304の詳細については、後述する。
主走査機構は、主走査方向の一方側に配置される主走査モータ8、主走査モータ8によって回転駆動される駆動プーリ7、主走査方向の他方側に配置された従動プーリ12、及び駆動プーリ7と従動プーリ12との間に掛け回されたタイミングベルト9により構成される。
なお、従動プーリ12は、図示せぬテンションスプリングによって外方(駆動プーリ7に対して離れる方向)にテンションが架けられている。また、タイミングベルト9は、キャリッジ5の背面側に設けられたベルト保持部10に一部分が固定保持されることで、主走査方向にキャリッジ5を牽引する。
また、キャリッジ5の主走査方向に沿うようにエンコーダシート14が配置されている。キャリッジ5に設けられたエンコーダセンサ15は、エンコーダシート14を読み取ることで、キャリッジ5の主走査位置を検知する。
またキャリッジ5の主走査領域のうちインクによる記録が行われる記録領域では、図示せぬ紙送り機構によって図示せぬ用紙が副走査方向(主走査方向と直交方向)に間欠的に搬送される。
このように、インクジェット記録装置50では、キャリッジ5を主走査方向に往復移動させるとともに、図示せぬ用紙を副走査方向に間欠的に搬送させながら、本体基板100からFFC200を介してキャリッジ基板300に伝送される画像信号に基づいて、第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304にインク滴を吐出させることで、図示せぬ用紙上にモノクロ又はカラー画像を記録する。
なお本実施形態では、インクジェット記録装置50は、図示せぬ用紙上にモノクロ画像を記録するモノクロモード及び図示せぬ用紙上にカラー画像を記録するカラーモードを有している。そしてインクジェット記録装置50は、モノクロモードの場合、第1ヘッド301及び第2ヘッド302にインク滴を吐出させることで、図示せぬ用紙上にモノクロ画像を記録し、カラーモードの場合、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304にインク滴を吐出させることで、図示せぬ用紙上にカラー画像を記録する。
図2は、第1実施形態の本体基板100及びキャリッジ基板300の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本体基板100は、データ並替部130と、パラレル/シリアル変換部140と、LVDS(Low voltage differential signaling)トランスミッタ150とを、備え、キャリッジ基板300は、LVDSレシーバ310と、シリアル/パラレル変換部320と、データ並替部330と、出力部340とを、備える。
データ並替部130、パラレル/シリアル変換部140、及びLVDSトランスミッタ150は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などにより一体的に実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)により実現してもよい。ICにより実現する場合、シリアル/パラレル変換部140及びLVDSトランスミッタ150は、一般に流通している汎用ICを用いることもできる。
LVDSレシーバ310、シリアル/パラレル変換部320、データ並替部330、及び出力部340は、例えば、FPGAやASICなどにより一体的に実現してもよいし、ICにより実現してもよい。ICにより実現する場合、LVDSレシーバ310及びシリアル/パラレル変換部320は、一般に流通している汎用ICを用いることもできる。
データ並替部130は、本体基板100により生成されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を並び替える。本体基板100により生成されるパラレル信号は、図示せぬ用紙上に記録される画像に関する画像信号や制御に用いられる制御信号など各種信号が該当する。
図3は、第1実施形態のデータ並替部130の構成の一例を示す説明図である。図3に示すように、データ並替部130は、複数の入力ピンと、複数の出力ピンとを、備えている。データ並替部130は、複数の入力ピンそれぞれと複数の出力ピンそれぞれとの対応関係に従って、入力ピンから入力されたデータを当該入力ピンに対応する出力ピンから出力する。これにより、データ並替部130は、本体基板100により生成されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を並び替える。なお、複数の入力ピンそれぞれと複数の出力ピンそれぞれとの対応関係は、データ並替部130内部で定められている。また本実施形態では、入力ピン及び出力ピンはそれぞれ、42本ずつであるものとするが、これに限定されるものではない。
なお、説明は後述するが、データ並替部330もデータ並替部130と同様の構成となっている。但し、データ並替部130とデータ並替部330とでは、複数の入力ピンそれぞれと複数の出力ピンそれぞれとの対応関係、即ち、パラレル信号を構成するデータの配列順序の並び替えパターンが異なる。
図4は、第1実施形態のデータ並替部130による並び替えの一例の説明図であり、データ0〜41により6つのパラレル信号が構成されるものとする。
データ並び替え前においては、データは、データ0〜41の配列順序で並べられており、データ0〜6、データ7〜13、データ14〜20、データ21〜27、データ28〜34、及びデータ35〜41により6つのパラレル信号が構成されている。
一方、データ並び替え後においては、データは、データ12〜25、0、1、26、2、3、4、27、28〜34、5〜11、35〜41の配列順序で並べられており、データ12〜18、データ19〜25、データ0、1、26、2、3、4、27、データ28〜34、データ5〜11、データ35〜41により6つのパラレル信号が構成されている。
つまり、データ並替部130は、データ0〜41の配列順序で複数の入力ピンそれぞれから入力されたデータを、データ並替部130内部で定められた対応関係に従って、当該入力ピンに対応する出力ピンから出力することにより、データをデータ12〜25、0、1、26、2、3、4、27、28〜34、5〜11、35〜41の配列順序に並び替えている。
この結果、データ0〜6、データ7〜13、データ14〜20、データ21〜27、データ28〜34、及びデータ35〜41により構成された6つのパラレル信号は、それぞれ、データ12〜18、データ19〜25、データ0、1、26、2、3、4、27、データ28〜34、データ5〜11、データ35〜41により構成される6つのパラレル信号に変換されている。
なお、データ2〜11は、第1ヘッド301で用いられるビットデータであり、データ12〜21は、第2ヘッド302で用いられるビットデータであり、データ22〜25及び28〜31は、第3ヘッド303で用いられるビットデータであり、データ32〜41は、第4ヘッド304で用いられるビットデータである。
ここで、データ0、1、26、及び27は、モノクロモード及びカラーモードのいずれのモードにおいても使用されないため、どのような値であってもよいが、本実施形態では、0であるものとする。
また、モノクロモードの場合、第3ヘッド303及び第4ヘッド304は使用されないため、データ22〜25及び28〜31、並びにデータ32〜41は、どのような値であってもよいが、本実施形態では、0であるものとする。
同様にカラーモードの場合、第1ヘッド301は使用されないため、データ2〜11は、どのような値であってもよいが、本実施形態では、0であるものとする。
つまり、実際に使用されるデータは、モノクロモードの場合、データ2〜11及びデータ12〜21となり、カラーモードの場合、データ12〜21、データ22〜25及び28〜31、並びにデータ32〜41となる。以下では、実際に使用されるデータを有効データと称して説明する場合がある。
パラレル/シリアル変換部140は、データ並替部130によるデータ並び替え後のパラレル信号をシリアル信号に変換する。
LVDSトランスミッタ150は、パラレル/シリアル変換部140により変換されたシリアル信号の信号レベルをLVDSに変換し、FFC200上で並行伝送する。
図5は、第1実施形態のFFC200上で並行伝送されるシリアル信号の一例を示す説明図であり、図4で説明した並び替え後の配列順序のデータに基づくシリアル信号を示している。また、図5に示す例では、FFC200は、Line0〜Line5の6つの差動伝送路によって構成されており、各Lineは、+信号用の伝送路と−信号用の伝送路とを有している。
具体的には、データ12〜18より構成されるパラレル信号から変換されたデータ12〜18それぞれにより構成されるシリアル信号がLine5を流れ、データ19〜25より構成されるパラレル信号から変換されたデータ19〜25それぞれにより構成されるシリアル信号がLine4を流れ、データ0、1、26、2、3、4、27より構成されるパラレル信号から変換されたデータ0、1、26、2、3、4、27それぞれにより構成されるシリアル信号がLine3を流れ、データ28〜34より構成されるパラレル信号から変換されたデータ28〜34それぞれにより構成されるシリアル信号がLine2を流れ、データ5〜11より構成されるパラレル信号から変換されたデータ5〜11それぞれにより構成されるシリアル信号がLine1を流れ、データ35〜41より構成されるパラレル信号から変換されたデータ35〜41それぞれにより構成されるシリアル信号がLine0を流れている。
本実施形態では、隣接するLineにおいてシリアル信号が隣接して流れるとクロストークが発生することがあるが、データ並替部130によるデータ並び替えにより、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられている。
まず、モノクロモードの場合、前述したように、有効データは、データ2〜11及びデータ12〜21となり、Line4及び5間において、データ12〜14に基づくシリアル信号が、それぞれデータ19〜21に基づくシリアル信号と隣接して流れており、3箇所でクロストークが発生する可能性があるが、他の有効データに基づくシリアル信号は隣接するLineにおいて隣接して流れておらず、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられている。
また、カラーモードの場合、前述したように、有効データは、データ12〜21、データ22〜25及び28〜31、並びにデータ32〜41となり、Line4及び5間において、データ12〜18に基づくシリアル信号が、それぞれデータ19〜25に基づくシリアル信号と隣接して流れており、7箇所でクロストークが発生する可能性があるが、他の有効データに基づくシリアル信号は隣接するLineにおいて隣接して流れておらず、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられている。
ここで、比較例として、図4で説明した並び替え前の配列順序のデータに基づくシリアル信号がFFC200上で並行伝送される例を図6に示す。
まず、モノクロモードの場合、前述したように、有効データは、データ2〜11及びデータ12〜21となり、Line5〜2において多数の有効データに基づくシリアル信号が隣接して流れており、13箇所でクロストークが発生する可能性がある。
また、カラーモードの場合、前述したように、有効データは、データ12〜21、データ22〜25及び28〜31、並びにデータ32〜41となり、Line4〜0において多数の有効データに基づくシリアル信号が隣接して流れており、19箇所でクロストークが発生する可能性がある。
このように本実施形態では、データ並替部130が隣接するLineにおいて有効データに基づくシリアル信号が隣接して流れないように(干渉対策用に)データ並び替えを行っているため、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられている。特に本実施形態によれば、FFC200を構成する差動伝送路の数を最小限に抑えつつ、有効データに発生するクロストークも最小限に抑えられるので、コスト及びクロストークの発生の双方を抑制することができる。
なお、図5に示す例において、カラーモードにおけるクロストークの発生をより抑制するために、Line4及び5間にGNDのLineを用意するようにしてもよい。このようにすれば、FFC200を構成する差動伝送路の数は増加するが、有効データに発生するクロストークをより抑えることができる。
図2に戻り、LVDSレシーバ310は、LVDSトランスミッタ150からFFC200上で並行伝送されたシリアル信号を受信し、シリアル信号の信号レベルを戻す。
シリアル/パラレル変換部320は、LVDSレシーバ310により受信されたシリアル信号をパラレル信号に変換する。
データ並替部330は、シリアル/パラレル変換部320により変換されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を並び替える。具体的には、データ並替部330は、シリアル/パラレル変換部320により変換されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、データ並替部130によるデータ並び替え前の配列順序に変換する。このように、キャリッジ基板300は、クロストーク対策用に並べ替えられたデータの配列順序をクロストーク対策用に並べ替えられる前の配列順序に復元するので、本体基板100から伝送された信号を正しく扱うことができる。
なお、前述したとおり、データ並替部330は、データ並替部130と同様の構成であるため(図3参照)、構成についての説明は省略する。
図7は、第1実施形態のデータ並替部330による並び替えの一例の説明図である。図7に示す例では、データ並替部330は、データ12〜25、0、1、26、2、3、4、27、28〜34、5〜11、35〜41の配列順序で複数の入力ピンそれぞれから入力されたデータを、データ並替部330内部で定められた対応関係に従って、当該入力ピンに対応する出力ピンから出力することにより、データをデータ0〜41の配列順序に並び替えている。
出力部340は、データ並替部330によるデータ並び替え後のパラレル信号をピンアサインに従って、第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304のうち対応するヘッドへ出力する。そして第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304は、出力されたパラレル信号に従ってインク滴を吐出し、図示せぬ用紙上に画像を記録する。
図8は、第1実施形態の本体基板100で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、データ並替部130は、本体基板100により生成されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を並び替える(ステップS101)。
続いて、パラレル/シリアル変換部140は、データ並替部130によるデータ並び替え後のパラレル信号をシリアル信号に変換する(ステップS103)。
続いて、LVDSトランスミッタ150は、パラレル/シリアル変換部140により変換されたシリアル信号をFFC200上で並行して差動伝送する(ステップS105)。
図9は、第1実施形態のキャリッジ基板300で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、LVDSレシーバ310は、LVDSトランスミッタ150からFFC200上で並行して差動伝送されたシリアル信号を受信し、シリアル/パラレル変換部320は、LVDSレシーバ310により受信されたシリアル信号をパラレル信号に変換する(ステップS201)。
続いて、データ並替部330は、シリアル/パラレル変換部320により変換されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を並び替える(ステップS203)。
続いて、出力部340は、データ並替部330によるデータ並び替え後のパラレル信号をピンアサインに従って、第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304へ出力する(ステップS205)。そして第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304は、出力されたパラレル信号に従ってインク滴を吐出し、図示せぬ用紙上に画像を記録する。
以上のように第1実施形態では、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられるようにデータを並び替え、当該データに基づく信号を並行伝送し、並行伝送された信号を構成するデータを元の配列順序に並び替え、並び替えられたデータに基づく信号に従って、第1ヘッド〜第4ヘッド304に画像を記録させる。このため第1実施形態によれば、コスト及びクロストークの発生を抑制しつつ、伝送された信号を伝送側で正しく扱うことができるという効果を奏する。
(第2実施形態)
第2実施形態では、データ並び替えパターンを動的に変更する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図10は、第2実施形態のインクジェット記録装置1050の本体基板1100及びキャリッジ基板1300の構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、本体基板1100は、セレクタ1120を更に備える点、及びデータ並替部1130の内容が第1実施形態と相違する。またキャリッジ基板1300は、セレクタ1325を更に備える点、及びデータ並替部1330の内容が第1実施形態と相違する。
なお第2実施形態のインクジェット記録装置1050は、図示せぬ用紙上に所望の2色でカラー画像を記録する2色モードを有している。具体的には、2色モードでは、色選択画面において、ユーザに、原稿の黒部分に用いる色を選択させるとともに(図11参照)、原稿の黒部分以外に用いる色を選択させ(図12参照)、ユーザにより選択された2色でカラー画像を記録する。
つまり、2色モードでカラー画像を記録する場合、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースと、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケースと、第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースと、が考えられる。
ここで、第一実施形態と同様のデータ並び替えを行って並行伝送する場合、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケースでは、クロストークは発生せず、第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースでは、Line4及び5間の3箇所でクロストークが発生する可能性があり、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースでは、Line4及び5間の7箇所でクロストークが発生する可能性がある。
このため本実施形態では、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケースと第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースとでは、第一実施形態と同様のデータ並び替えを行って並行伝送を行い、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースでは、第一実施形態と異なるデータ並び替えを行って並行伝送を行い、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースでのクロストークの発生を更に抑制する。
セレクタ1120は、本体基板1100により生成されたパラレル信号とともに、モード信号が入力され、パラレル信号をデータ並替部1130に出力するとともに、モード信号をデータ並替部1130及びセレクタ1325に出力する。ここで、モード信号は、2色モードのいずれのケースがユーザにより選択されているかを示す信号である。
データ並替部1130は、セレクタ1120により入力されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、セレクタ1120により入力されたモード信号が示す内容に応じて並び替える。
なお、モード信号が、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケース、及び第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースを示す場合、データ並替部1130によるデータ並び替えは、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図13は、第2実施形態のデータ並替部1130による並び替えの一例の説明図であり、モード信号が、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合のデータ並び替えを示す。
データ並び替え前においては、データは、データ0〜41の配列順序で並べられており、データ0〜6、データ7〜13、データ14〜20、データ21〜27、データ28〜34、及びデータ35〜41により6つのパラレル信号が構成されている。
一方、データ並び替え後においては、データは、データ12〜21、2〜7、0、22〜24、1、8〜11、32〜34、25〜31、35〜41の配列順序で並べられており、データ12〜18、データ19〜21及び2〜5、データ6、7、0、22、23、24、1、データ8〜11及び32〜34、データ25〜31、データ35〜41により6つのパラレル信号が構成されている。
つまり、データ並替部1130は、データ0〜41の配列順序で複数の入力ピンそれぞれから入力されたデータを、モード信号が第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合の対応関係に従って、当該入力ピンに対応する出力ピンから出力することにより、データをデータ12〜21、2〜7、0、22〜24、1、8〜11、32〜34、25〜31、35〜41の配列順序に並び替えている。なお、モード信号が第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合の対応関係はデータ並替部1130内部で定められている。
この結果、データ0〜6、データ7〜13、データ14〜20、データ21〜27、データ28〜34、及びデータ35〜41により構成された6つのパラレル信号は、それぞれ、データ12〜18、データ19〜21及び2〜5、データ6、7、0、22、23、24、1、データ8〜11及び32〜34、データ25〜31、データ35〜41により構成される6つのパラレル信号に変換されている。
図14は、第2実施形態のFFC200上で並行伝送されるシリアル信号の一例を示す説明図であり、図13で説明した並び替え後の配列順序のデータに基づくシリアル信号を示している。
具体的には、データ12〜18より構成されるパラレル信号から変換されたデータ12〜18それぞれにより構成されるシリアル信号がLine5を流れ、データ19〜21及び2〜5より構成されるパラレル信号から変換されたデータ19〜21及び2〜5それぞれにより構成されるシリアル信号がLine4を流れ、データ6、7、0、22、23、24、1より構成されるパラレル信号から変換されたデータ6、7、0、22、23、24、1それぞれにより構成されるシリアル信号がLine3を流れ、データ8〜11及び32〜34より構成されるパラレル信号から変換されたデータ8〜11及び32〜34それぞれにより構成されるシリアル信号がLine2を流れ、データ25〜31より構成されるパラレル信号から変換されたデータ25〜31それぞれにより構成されるシリアル信号がLine1を流れ、データ35〜41より構成されるパラレル信号から変換されたデータ35〜41それぞれにより構成されるシリアル信号がLine0を流れている。
ここで、モード信号が、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合、有効データは、データ12〜21及びデータ22〜31となり、Line4及び5間において、データ12〜14に基づくシリアル信号が、それぞれデータ19〜21に基づくシリアル信号と隣接して流れており、3箇所でクロストークが発生する可能性があるが、他の有効データに基づくシリアル信号は隣接するLineにおいて隣接して流れていない。このように第1実施形態のデータ並び替えでは、7箇所でクロストークが発生する可能性があったが、第2実施形態のデータ並び替えでは、クロストークが発生する可能性がある箇所が3箇所に減少しており、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられている。
このように、本実施形態では、画像の記録に使用するヘッドの組合せに応じてデータ並び替えパターンを動的に変更するため、有効データに発生するクロストークを最小限に抑えることができる。
図10に戻り、セレクタ1325は、シリアル/パラレル変換部320により変換されたパラレル信号とともに、セレクタ1120から入力されたモード信号が入力され、パラレル信号及びモード信号をデータ並替部1330に出力する。
データ並替部1330は、シリアル/パラレル変換部320により変換されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、セレクタ1325により入力されたモード信号が示す内容に応じて並び替える。
なお、モード信号が、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケース、及び第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースを示す場合、データ並替部1330によるデータ並び替えは、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図15は、第2実施形態のデータ並替部1330による並び替えの一例の説明図であり、モード信号が、第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合のデータ並び替えを示す。図15に示す例では、データ並替部330は、データ12〜21、2〜7、0、22〜24、1、8〜11、32〜34、25〜31、35〜41の配列順序で複数の入力ピンそれぞれから入力されたデータを、モード信号が第2ヘッド302及び第3ヘッド303を使用するケースを示す場合の対応関係に従って、当該入力ピンに対応する出力ピンから出力することにより、データをデータ0〜41の配列順序に並び替えている。
図16は、第2実施形態の本体基板1100で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、データ並替部1130は、セレクタ1120により入力されたモード信号が示す内容を確認し、第1並び替えモードであるか否かを確認する(ステップS301)。ここでは、モード信号が、第3ヘッド303及び第4ヘッド304を使用するケース、及び第2ヘッド302及び第4ヘッド304を使用するケースを示す場合を第1並び替えモードとする。
第1並び替えモードである場合(ステップS301でYes)、データ並替部1130は、セレクタ1120により入力されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、第1実施形態と同様の並び替えである第1データ並び替え(例えば、図4参照)で並び替える(ステップS303)。
一方、第1並び替えモードでない場合(ステップS301でNo)、データ並替部1130は、セレクタ1120により入力されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、第2実施形態の並び替えである第2データ並び替え(例えば、図13参照)で並び替える(ステップS305)。
以降のステップS307〜S309までの処理は、第1実施形態の図8に示すフローチャート図のステップS103〜S105までの処理と同様である。
図17は、第2実施形態のキャリッジ基板1300で行われる処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、ステップS401の処理は、第1実施形態の図9に示すフローチャート図のステップS201の処理と同様である。
続いて、データ並替部1330は、セレクタ1325により入力されたモード信号が示す内容を確認し、第1並び替えモードであるか否かを確認する(ステップS403)。
第1並び替えモードである場合(ステップS403でYes)、データ並替部1330は、セレクタ1325により入力されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、第1実施形態と同様の並び替えである第1データ並び替え(例えば、図7参照)で並び替える(ステップS405)。
一方、第1並び替えモードでない場合(ステップS403でNo)、データ並替部1330は、セレクタ1325により入力されたパラレル信号を構成するデータの配列順序を、第2実施形態の並び替えである第2データ並び替え(例えば、図15参照)で並び替える(ステップS407)。
以降のステップS409の処理は、第1実施形態の図9に示すフローチャート図のステップS205の処理と同様である。
以上のように第2実施形態では、有効データに発生するクロストークが最小限に抑えられるようにデータの並び替えを動的に切り替える。このため第2実施形態によれば、クロストークの発生をより抑制しつつ、伝送された信号を伝送側で正しく扱うことができるという効果を奏する。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
上記各実施形態では、平行伝送路が差動伝送路によって構成されている例について説明したが、通常の伝送路によって構成されている場合にも適用できる。
(変形例2)
また上記各実施形態では、キャリッジ基板において、データ並替部がデータの並び替えを実現したが、キャリッジ基板からデータ並替部を削除し、キャリッジ基板と、第1ヘッド301、第2ヘッド302、第3ヘッド303、及び第4ヘッド304とのピンアサインの配列を変更することで、データを復元するための並べ替えを実現するようにしてもよい。
(変形例3)
また上記第2実施形態では、セレクタを用いて、データの並べ替えパターンを動的に変更する例について説明したが、データの並べ替えパターンを動的に変更するのではなく、データの並べ替えを行うか行わないかを動的に変更するようにしてもよいし、両者を動的に変更するようにしてもよい。
1 ガイドロッド
2 副ガイド
3 左側板
4 右側板
5 キャリッジ
7 駆動プーリ
8 主走査モータ
9 タイミングベルト
11 副ガイド受け部
12 従動プーリ
14 エンコーダシート
15 エンコーダセンサ
50、1050 インクジェット記録装置
100、1100 本体基板
130、1130 データ並替部
140 パラレル/シリアル変換部
150 LVDSトランスミッタ
200 FFC
300、1300 キャリッジ基板
301 第1ヘッド
302 第2ヘッド
303 第3ヘッド
304 第4ヘッド
310 LVDSレシーバ
320 シリアル/パラレル変換部
330、1330 データ並替部
340 出力部
1120 セレクタ
1325 セレクタ
特開平7−245575号公報

Claims (10)

  1. 干渉対策用に並び替えられたデータにより構成される複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して受信する受信部と、
    前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換部と、
    前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替えるデータ並替部と、
    並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力部と、
    を備える回路基板。
  2. 前記受信部、前記シリアル/パラレル変換部、前記データ並替部、及び前記出力部は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はIC(Integrated Circuit)により構成される請求項1に記載の回路基板。
  3. 複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを干渉対策用に並び替える第1データ並替部と、
    並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを所定数のシリアル信号に変換するパラレル/シリアル変換部と、
    変換後の前記複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して送信する送信部と、
    前記複数のシリアル信号を、前記並行伝送路を介して受信する受信部と、
    前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した前記所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換部と、
    前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替える第2データ並替部と、
    並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力部と、
    を備えるインクジェット記録装置。
  4. モードを出力するセレクタを更に備え、
    前記第1データ並替部は、前記モードに基づく干渉対策用の並び替えを行い、
    前記第2データ並替部は、前記モードに基づく干渉対策用の並び替えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替える請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記干渉対策用の並び換えは、隣接する前記伝送路間で隣接して伝送されるシリアル信号数を抑制する並び換えである請求項3又は4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 本体側の回路基板である本体基板と、
    キャリッジ側の回路基板であるキャリッジ基板と、
    を更に備え、
    前記本体基板は、前記第1データ並替部、前記パラレル/シリアル変換部、及び前記送信部を備え、
    前記キャリッジ基板は、前記受信部、前記シリアル/パラレル変換部、前記第2データ並替部、及び前記出力部を備える請求項3〜5のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第1データ並替部、前記パラレル/シリアル変換部、及び前記送信部は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はIC(Integrated Circuit)により構成される請求項3〜6のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記受信部、前記シリアル/パラレル変換部、前記第2データ並替部、及び前記出力部は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はIC(Integrated Circuit)により構成される請求項3〜6のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記伝送路は、差動伝送路である請求項3〜8のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
  10. 干渉対策用に並び替えられたデータにより構成される複数のシリアル信号を、並行伝送路を介して受信する受信ステップと、
    前記並行伝送路を構成する伝送路毎に当該伝送路から受信した所定数の前記シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換ステップと、
    前記干渉対策用の並び換えに応じて、変換後の前記複数のパラレル信号それぞれを構成するデータを並び替えるデータ並替ステップと、
    並び替え後の前記複数のパラレル信号それぞれを、インクを吐出する複数のヘッドのうち対応するヘッドへ出力する出力ステップと、
    を含むデータ並替方法。
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