JP2014054461A - 姿勢保持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カイロプラクティックの施術者は、フットコントローラ80の踏板部81、82に脚を載せて踏板部81、82を揺動させる操作を行う。踏板部81が揺動軸の前方を下に傾ける方向に動くと、駆動部71は、角度θ2を広げる方向に大腿部接触部50Lを動かす。踏板部81が揺動軸の後方を下に傾ける方向に動くと、駆動部71は、角度θ2を狭める方向に大腿部接触部50Lを動かす。踏板部82が揺動軸の前方を下に傾ける方向に動くと、駆動部72は、角度θ3を広げる方向に大腿部接触部50Rを動かす。踏板部82が揺動軸の後方を下に傾ける方向に動くと、駆動部72は、角度θ3を狭める方向に大腿部接触部50Rを動かす。
【選択図】図1
Description
また、本発明では、着座したユーザの大腿部の位置を変えることができるため、長時間の着座に伴ういわゆるエコノミー症候群等の発生のリスクを軽減することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態である姿勢保持装置1を上から見た図である。図2は、図1を矢印A方向から見た図(正面図)である。図3は、図1を矢印B方向から見た図(背面図)である。図4は、図1を矢印C方向から見た図(左側面図)である。図5は、図1を矢印D方向から見た図(右側面図)である。この姿勢保持装置1は、当該姿勢保持装置1のユーザであるカイロプラクティックの患者を座らせて術者の意図する姿勢を保持させるためのものである。
a1.踏板部81の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部71は、角度θ2を広げる方向に大腿部接触部50Lを動かす。大腿部接触部50Lは、この駆動部71の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を、股関節を支点として回動するように下方から押し上げる。
b1.踏板部81の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部71は、角度θ2を狭める方向に大腿部接触部50Lを動かす。大腿部接触部50Lは、この駆動部71の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を下方に下げる。
c1.踏板部82の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部72は、角度θ3を広げる方向に大腿部接触部50Rを動かす。大腿部接触部50Rは、この駆動部72の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を、股関節を支点として回動するように下方から押し上げる。
d1.踏板部82の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部72は、角度θ3を狭める方向に大腿部接触部50Rを動かす。大腿部接触部50Rは、この駆動部72の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を下方に下げる。
図6は、本発明の第2実施形態である姿勢保持装置1Aを上から見た図である。図7は、図6を矢印A方向から見た図(正面図)である。図8は、図6を矢印B方向から見た図(背面図)である。図9は、図6を矢印C方向から見た図(左側面図)である。図10は、図7を矢印D方向から見た図(右側面図)である。図6、図7、図8、図9、図10において、姿勢保持装置1(第1実施形態)のものと同じ要素には同じ符号を付し、これらについての再度の説明を割愛する。
e1.踏板部83の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部73は、大腿部接触部50Lを左方向に移動させる。大腿部接触部50Lは、この駆動部73の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を左方向に動かす。
f1.踏板部83の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部73は、大腿部接触部50Lを右方向に移動させる。大腿部接触部50Lは、この駆動部73の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を右方向に動かす。
g1.踏板部84の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部74は、大腿部接触部50Rを右方向に移動させる。大腿部接触部50Rは、この駆動部74の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を右方向に動かす。
h1.踏板部84の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部74は、大腿部接触部50Rを左方向に移動させる。大腿部接触部50Rは、この駆動部74の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を左方向に動かす。
図11は、本発明の第3実施形態である姿勢保持装置1Bを上から見た図である。図12は、図11を矢印A方向から見た図(正面図)である。図13は、図11を矢印B方向から見た図(背面図)である。図14は、図11を矢印C方向から見た図(左側面図)である。図15は、図11を矢印D方向から見た図(右側面図)である。図11、図12、図13、図14、図15において、姿勢保持装置1A(第2実施形態)のものと同じ要素には同じ符号を付し、これらについての再度の説明を割愛する。
h1.踏板部85の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部75は、角柱部46Lとその凹部48L内の大腿部接触部50Lを前方に移動させる。大腿部接触部50Lは、この駆動部75の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を前方に動かす。
i1.踏板部85の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部75は、角柱部46Lとその凹部48L内の大腿部接触部50Lを後方に移動させる。大腿部接触部50Lは、この駆動部75の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の左の大腿部を後方に動かす。
j1.踏板部86の前方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部76は、角柱部46Rとその凹部48R内の大腿部接触部50Rを前方に移動させる。大腿部接触部50Rは、この駆動部76の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を前方に動かす。
k1.踏板部86の後方を踏み込む操作が行われた場合
この場合、駆動部76は、角柱部46Rとその凹部48R内の大腿部接触部50Rを後方に移動させる。大腿部接触部50Rは、この駆動部76の駆動に従い、基台部20の上に着座した患者の右の大腿部を後方に動かす。
(1)上記第1乃至第3実施形態では、フットコントローラ80A、80B、80Cにより、大腿部接触部50Lの角度θ2と大腿部接触部50Rの角度θ3、大腿部接触部50L及び50Rの左右方向の位置、大腿部接触部50L及び50Rの前後方向の位置を調整した。しかし、ボタンスイッチやボリュームスイッチなどの他の操作子によりこれらを調整するようにしてもよい。この場合において、操作子は、基台部20の上に着座するユーザ(患者)と異なるユーザである術者が操作するようにしてもよいし、基台部20の上に着座するユーザ自身が操作するようにしてもよい。
Claims (5)
- 着座姿勢のユーザを下方から支持する基台部と、
前記基台部の上に着座するユーザからみて、前記基台部の前方左側に配置された左右方向に延伸する第1の軸を揺動軸として揺動し得るように支持された第1の大腿部接触部と、前記基台部の前方右側に配置された左右方向に延伸する第2の軸を揺動軸として揺動し得るように支持された第2の大腿部接触部と、
前記第1の大腿部接触部を前記第1の軸周りに揺動するように駆動し、前記第2の大腿部接触部を前記第2の軸周りに揺動するように駆動する駆動部と
を備え、
前記第1の大腿部接触部は前記駆動部による駆動に従い、前記基台部の上に着座したユーザの左の大腿部を、股関節を支点として回動するように下方から押し上げ、前記第2の大腿部接触部は前記駆動部による駆動に従い、前記基台部の上に着座したユーザの右の大腿部を、股関節を支点として回動するように下方から押し上げる
ことを特徴とする姿勢保持装置。 - 前記基台部の上に着座するユーザからみて、前記基台部の上面において左後方から中央前方に向かい下がるように傾斜する傾斜面を有する第1の臀部接触部と、前記基台部の上面において右後方から中央前方に向かい下がるように傾斜する傾斜面を有する第2の臀部接触部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の姿勢保持装置。
- 前記基台部の上に着座するユーザからみて、前記第1の大腿部接触部および前記第2の大腿部接触部は前記基台部に対し左右方向に移動し得るように前記基台部に連結されており、
前記駆動部は、前記第1の大腿部接触部及び前記第2の大腿部接触部の各々を左右方向に移動するように駆動する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の姿勢保持装置。 - 前記基台部の上に着座するユーザからみて、前記第1の大腿部接触部および前記第2の大腿部接触部は前記基台部に対し前後方向に移動し得るように前記基台部に連結されており、
前記駆動部は、前記第1の大腿部接触部及び前記第2の大腿部接触部の各々を前後方向に移動するように駆動する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の姿勢保持装置。 - 前記基台部の上に着座したユーザもしくは当該ユーザとは異なるユーザにより操作される操作子を備え、
前記駆動部は前記操作子に対し行われた操作に応じて、前記第1の大腿部接触部および前記第2の大腿部接触部を駆動する
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の姿勢保持装置。
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- 2012-09-13 JP JP2012202073A patent/JP6081752B2/ja active Active
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