JP2014051953A - Egrクーラ - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、排気ガスに含まれる異物を効率良く捕集することができ、冷却性の低下を抑制するとともに、コストの増大を防止すること。
【解決手段】排気ガスGと冷却媒体との間で熱交換を行う冷却部31を備えた冷却パイプ12を内蔵するEGRクーラにおいて、冷却パイプ12が、排気ガスGが導入される開口部OPの縁から排気ガスGの流通方向に互いに対向して延びる第1の管壁部41および第2の管壁部51を有する。この冷却パイプ12は、排気ガスGの流通方向の上流側で第1の管壁部41に、開口部OPの縁に沿った方向の全域に亘り、第2の管壁部51に向かって突出するように形成された突起部45と、この突起部45の下流側で第2の管壁部51に、第1の管壁部41に向かって曲折し冷却部31に繋がるように形成された曲折部55と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車等の内燃機関の排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置に用いられるEGRクーラに関する。
従来知られているEGRクーラは、内燃機関本体から排気される高温の排気ガスと低温の冷却水との間で熱交換を行い、排気ガスの温度を低下させて吸入空気内に再循環させるようになっている。この熱交換を行うために、EGRクーラには多数の偏平パイプ等の冷却パイプが内蔵されている。この冷却パイプは、その内部に高温の排気ガスを流通させ、その周囲に接触する冷却水との間で熱交換を行うものである。
このような熱交換による排気ガスの冷却を行う技術の一例として、EGRクーラ内のガス通路の上流側で熱交換部を避けた位置に、排気ガスに含まれる異物(例えば、炭素を主成分とする粒子状物質であるパティキュレート、未燃燃料、その他の油分等)を捕集するためのフィルタ部を設けるようにした流体濾過冷却装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−157866号公報
上記特許文献1に記載されているような装置構成では、排気ガスに含まれる異物をフィルタ部で捕集しているため、異物捕集後にフィルタ部で目詰まりを起こしてしまうおそれがある。このような目詰まりが生じると、圧力損失(以下、「圧損」という。)が増大するため、ガス流量が低下し、熱交換部での冷却性の低下を招くことになる。
また、ガス通路の上流側開口部と熱交換部との間に異物捕集専用のフィルタ部が介在された構成となっているため、装置構成が比較的複雑になってしまい、また、フィルタ部等の部品点数が増えることで装置の製造コストが増大してしまう。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、比較的簡単な構成で、排気ガスに含まれる異物を効率良く捕集することができ、冷却性の低下を抑制するとともに、コストの増大を防止することができるEGRクーラを提供することを目的とする。
なお、以下の記載において、排気ガスに含まれる「異物」は、偏平パイプ等の冷却パイプの内側表面に堆積されるという意味で、便宜上、「デポジット」ともいう。
本発明に係るEGRクーラは、上記目的を達成するため、(1)排気ガスと冷却媒体との間で熱交換を行う冷却部を備えた冷却パイプを内蔵するEGRクーラであって、前記冷却パイプが、前記排気ガスが導入される開口部の縁から前記排気ガスの流通方向に互いに対向して延びる第1の管壁部および第2の管壁部を有するとともに、前記排気ガスの流通方向の上流側で前記第1の管壁部に、前記開口部の縁に沿った方向の全域に亘り、前記第2の管壁部に向かって突出するように形成された突起部と、前記突起部の下流側で前記第2の管壁部に、前記第1の管壁部に向かって曲折し前記冷却部に繋がるように形成された曲折部と、を備えたものから構成されている。
このEGRクーラは、冷却パイプの開口部から導入される排気ガスが、第1の管壁部の開口部の縁に沿った方向の全域に亘って形成された突起部に衝突し、さらにその下流側で対向する第2の管壁部に形成された曲折部に衝突することで、排気ガスに含まれるデポジットをガス通路全域に亘って効率良く捕集することができる。
また、デポジットの捕集は、冷却部より上流側に位置する突起部および曲折部、すなわち、ガス通路の上流部だけで行われるので、圧損が少なくなり、ガス流量の低下が抑制される。さらに、曲折部以降の冷却部においてはデポジットが堆積する構成を設けていないので、冷却部へのデポジットの付着が抑制され、排気ガスと冷却媒体との接触面積(すなわち、伝熱面積)は実質的に減少しない。
このようにデポジットを捕集する部位が、冷却部での冷却性能に影響しない上流側の突起部および曲折部であるため、デポジット捕集後も、冷却部での伝熱面積の減少に起因する冷却性の低下を大いに抑制することができる。
また、比較的簡単な構成、すなわち、冷却パイプを構成する第1の管壁部および第2の管壁部にそれぞれ形成された突起部および曲折部により、デポジットを捕集するようにしているので、従来用いられていたようなデポジット捕集専用の部品(例えば、特許文献1におけるフィルタ部)を設ける必要がなく、コストの増大を防止することができる。
上記(1)に記載のEGRクーラにおいて、(2)前記冷却パイプが、前記開口部、前記突起部および前記曲折部を含み、前記冷却部の断面より大きい断面を有する拡管部を備え、前記突起部の突出量および前記曲折部の曲折量の少なくとも一方が、前記開口部から前記拡管部の内側を正面視したときに前記冷却部の断面が前記突起部によって見えなくなる程度の大きさに設定されているものから構成されている。
このEGRクーラは、開口部から冷却パイプ内を見たときに冷却部の断面が実質的に見えない構造となっているので、拡管部の突起部で捕集されずに下流側に流れたデポジットは、拡管部の曲折部で確実に捕集され、冷却部に流入するのを防ぐことができる。
すなわち、上記(1)に記載のEGRクーラと比べて、拡管部で行うデポジットの捕集をより確実に実現することができる。これにより、冷却部へのデポジットの付着がより一層抑制され、冷却性の低下の更なる抑制に寄与することができる。
上記(2)に記載のEGRクーラにおいて、(3)前記拡管部において前記突起部が形成されている部分のガス通路の幅が、前記冷却部の通路幅以上に設定されているものから構成されている。
このEGRクーラは、拡管部においてガス通路の幅が最も狭くなっている部分が、冷却部の通路幅以上に設定されているので、突起部および曲折部へのデポジットの堆積時および堆積後に拡管部のガス通路が閉塞するのを防ぐことができる。すなわち、冷却部での冷却性能を発揮するのに十分なガス流路を確保することができる。
上記(1)〜(3)に記載のEGRクーラにおいて、(4)前記突起部が、複数の小突起部を含み、該複数の小突起部が、前記第1の管壁部において前記開口部の縁に沿った方向の全域に亘り分散して設けられているものから構成されている。
このEGRクーラは、複数の小突起部が開口部の縁に沿った方向の全域(すなわち、ガス通路入口全域)に亘り分散して設けられているので、1つの突起部がガス通路入口全域に亘り延在している構造と比べて、圧損をより一層低減することができる。
上記(1)〜(3)に記載のEGRクーラにおいて、(5)前記EGRクーラをエンジンに搭載した場合に前記突起部が重力方向に延びるように設けられているものから構成されている。
このEGRクーラは、エンジンに搭載されたときに突起部が重力方向に延びるように設けられているので、排気ガスが衝突する突起部の上流側の面と反対側の下流側の面に凝縮水が溜まった場合でも、その凝縮水が下流側の面に沿って重力方向に流れ落ちる。すなわち、この冷却パイプは、突起部を重力方向に設けることで凝縮水が溜まらない構造となるため、耐腐食性を向上させることができる。
上記(1)〜(5)に記載のEGRクーラにおいて、(6)前記冷却パイプが、板金を所要の形状にプレス加工して得られた2つのパイプ半分体をろう付け接合して形成された偏平パイプであるものから構成されている。
このEGRクーラは、冷却パイプとしての偏平パイプを2枚の板金のプレス加工およびろう付け接合によって形成することができるので、製造コストの低減に寄与することができる。
本発明によれば、比較的簡単な構成で、排気ガスに含まれる異物(デポジット)を効率良く捕集することができ、冷却性の低下を抑制するとともに、コストの増大を防止することができる。
本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、EGRクーラの概観図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図1のA−A線に沿って見たときの断面図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図1のB−B線に沿って見たときの断面図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図1のC−C線に沿って見たときの断面図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、EGRクーラに内蔵される偏平パイプの形状を示す斜視図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図5の偏平パイプの構成を示す斜視図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図5のD−D線に沿って見たときの断面図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、図5の偏平パイプのガス流入側の開口部から見たときの正面図である。 本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図であり、偏平パイプの作用を説明するための断面図である。 本発明に係るEGRクーラの第2の実施の形態を示す図であり、EGRクーラに内蔵される偏平パイプの形状を示す斜視図である。 本発明に係るEGRクーラの第3の実施の形態を示す図であり、EGRクーラに内蔵される偏平パイプの形状を示す斜視図である。 本発明に係るEGRクーラの第3の実施の形態を示す図であり、偏平パイプを内蔵するEGRクーラをエンジンに搭載したときのEGRクーラの姿勢と偏平パイプに設けた突起部との関係を示す概略側面図である。
以下、本発明に係るEGRクーラの実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施の形態では、本発明に係るEGRクーラを、自動車等の車両に搭載される水冷式の多気筒の内燃機関、例えば、4サイクルガソリンエンジン(以下、単に「エンジン」という。)の排気ガス再循環装置に適用した場合を例にとって説明する。また、エンジンは、ガソリンエンジンに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図9は、本発明に係るEGRクーラの第1の実施の形態を示す図である。
先ず、EGRクーラの全体構成について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るEGRクーラの概観図であり、図2、図3および図4は、それぞれ図1のA−A線、B−B線およびC−C線に沿って見たときの断面構造を示している。
図1〜図4に示すように、EGRクーラ1は、ケース11と、偏平パイプ12と、ガス流入ガイド13と、ガス排出ガイド14と、冷却水流入ガイド15と、冷却水排出ガイド16と、ケース11に設けられ、EGRクーラ1を図示しないエンジン本体に装着する一対のブラケットとを備えて構成されている。このEGRクーラ1は、エンジン本体から排気される高温の排気ガスと冷却媒体としての冷却水(例えば、ロングライフクーラントと呼ばれる冷却液)との間で熱交換を行い、排気ガスの温度を低下させて吸入空気内に再循環させるよう構成されている。
図1〜図3に示すように、ケース11は、ケース本体21と、ケースカバー22とを有しており、内部に偏平パイプ12を収容するようになっている。
ケース本体21は、対向する2つの側面部21aと、各側面部21aのそれぞれ一方の端部を接合する底面部21bとから構成され、略「コ」の字形状の断面を有している(図2、図3参照)。このケース本体21は、板金をプレス加工により作製してもよく、他の作製方法、例えば、金属をダイキャスト等の成形方法により作製するようにしてもよい。
ケースカバー22は、略長方形の板金で形成されており、ケース本体21の開口端(すなわち、底面部21bと反対側の各側面部21aのそれぞれ他方の端部)にろう付け等によって接合されるようになっている。
このケースカバー22には、冷却水を流通させるための2つの方形の貫通口が形成されている。2つの貫通口は、それぞれEGRクーラ1の冷却水流入ガイド15および冷却水排出ガイド16の配設位置(図1参照)に対応する部分に設けられている。このうち一方の貫通口は、図3において貫通口22aとして示されている。
図5に示すように、偏平パイプ12は、排気ガスGの流通方向に沿って延びる冷却部31と、この冷却部31の上流側および下流側の端部にそれぞれ繋がる拡管部32および33とを備えている。冷却部31は、短辺S1および長辺S2からなる方形断面を有している。一方、各拡管部32,33は、それぞれ冷却部31の短辺S1よりも大きい短辺S3および長辺S2からなる方形断面、すなわち、冷却部31の断面より大きい断面を有している。
短辺S1,S3および長辺S2の各辺の長さおよびその縦横比は、ケース本体21の側面部21aおよび底面部21bの大きさ、EGRクーラ1の構造、形状、熱交換容量等の設計諸元により適宜選択される。
偏平パイプ12の具体的な形状およびその形成方法については、後で説明する。
この偏平パイプ12は、図2〜図4に示すように、ケース11内に複数個(図示の例では4個)が組み付けされ、それぞれが互いに、ろう付け接合されるようになっている。また、偏平パイプ12がケース11内に組み付けされた状態で、偏平パイプ12の外壁面とケース11の内壁面との間の隙間は、組み付けされる際の作業性やろう付けする際のろう付け性が最適になるよう設定されている。
ガス流入ガイド13は、図1〜図4に示すように、エンジン本体から排気される排気ガスGをケース11の各偏平パイプ12内に流入させるよう排気ガス流通管101と連結される連結部13aと、ケース11と連結される連結部13bとを有している。また、ガス流入ガイド13は、連結部13aおよび連結部13bの間で排気ガスGを流通させる流通部13cを有しており、各構成要素は一体的に形成されている。
連結部13bがケース11に連結された状態で、連結部13bの内壁面とケース11の外壁面との間の隙間は、連結する際の作業性やろう付けする際のろう付け性が最適になるように設定されている。
ガス排出ガイド14は、ケース11と連結される連結部14aと、ケース11の各偏平パイプ12内を流通した排気ガスGを排出させて排気ガス流通管102内に流入させるよう排気ガス流通管102と連結される連結部14bとを有している。また、ガス排出ガイド14は、ガス流入ガイド13と同様、連結部14aおよび連結部14bの間で排気ガスGを流通させる流通部14cを有しており、各構成要素は一体的に形成されている。
連結部14aがケース11に連結された状態で、連結部14aの内壁面とケース11の外壁面との間の隙間は、連結する際の作業性やろう付けする際のろう付け性が最適になるように設定されている。
冷却水流入ガイド15は、冷却水と空気との間で熱交換する熱交換器、例えば、ラジエータから供給される冷却水Wをケース11の内壁面と各偏平パイプ12の冷却部31の外壁面との間に形成される間隙内(図3、図4参照)に流入させるように構成されている。
この冷却水流入ガイド15は、冷却水流通管103と連結される連結部15aと、ケース11のケースカバー22と連結される連結部15bとを有している。また、冷却水流入ガイド15は、連結部15aおよび連結部15bの間で冷却水Wを流通させる流通部15cを有しており、各構成要素は一体的に形成されている。
連結部15bは、方形に形成された開口15dを有しており、供給された冷却水Wをケース11内の4個の偏平パイプ12により画成される各間隙に均一に流入させるように、開口15dを大きくしている。連結部15bは、ケースカバー22にろう付けや溶接等の接合手段によって連結されており、流通する冷却水Wが漏れないようになっている。
冷却水排出ガイド16は、ケース11の内壁面と各偏平パイプ12の冷却部31の外壁面との間に形成される間隙内(図3、図4参照)を流通した冷却水Wを冷却水流通管104内に流入させるように構成されている。
この冷却水排出ガイド16は、冷却水流通管104と連結される連結部16aと、ケース11のケースカバー22と連結される連結部16bとを有している。また、冷却水排出ガイド16は、連結部16bおよび連結部16aの間で冷却水Wを流通させる流通部16cを有しており、各構成要素は一体的に形成されている。
連結部16bは、冷却水流入ガイド15の開口15dと同様に、方形に形成された開口16dを有しており、流通した冷却水Wを4個の偏平パイプ12(図3、図4参照)により画成される各間隙から均一に排出させるように、開口16dを大きくしている。連結部16bは、ケースカバー22にろう付けや溶接等の接合手段によって連結されており、流通する冷却水Wが漏れないようになっている。
次に、偏平パイプ12の構成について説明する。
図5に示すように、偏平パイプ12は、排気ガスGの流通方向に沿って延びる冷却部31と、この冷却部31の上流側の拡管部32および下流側の拡管部33とが一体的に形成された構成を有している。
この偏平パイプ12において、冷却部31は、その内部を流通する高温の排気ガスGとその周囲に接触する冷却水との間で熱交換を行うようになっている。また、冷却部31の上流側に位置する拡管部32は、後述するように、開口部OPから導入される排気ガスGに含まれるデポジットを捕集することで、冷却部31へのデポジットの付着を抑制するようになっている。
図6に示すように、偏平パイプ12は、2枚の板金(例えば、ステンレス鋼板)をそれぞれ所要の形状にプレス加工して得られた部材40および50(以下、便宜上、「パイプ半分体」という。)を用意し、これら2つのパイプ半分体40,50をろう付けにより接合することによって形成することができる。
一方のパイプ半分体40は、排気ガスGの流通方向(図5参照)に沿って延びる管壁部を構成する側面部41と、この側面部41の延在方向に沿った両端部からそれぞれパイプ内側方向(すなわち、他方のパイプ半分体50に対向する側の方向)に向けて折り曲げられた起立部42および43とを備えるようにプレス成形されている。
さらに、側面部41において排気ガスGの流通方向の上流側で拡管部32に対応する部分には、突起部45が形成されている。この突起部45は、パイプ内側方向に向かって突出し、かつ、排気ガスGが導入される開口部OP(図5)の縁に沿った方向、すなわち、偏平パイプ12の長辺S2の方向のほぼ全域に亘って延在するように形成されている。
同様に、他方のパイプ半分体50は、排気ガスGの流通方向に沿って延びる管壁部を構成する側面部51と、この側面部51の延在方向に沿った両端部からそれぞれパイプ内側方向(すなわち、一方のパイプ半分体40に対向する側の方向)に向けて折り曲げられた起立部52および53とを備えるようにプレス成形されている。
さらに、側面部51において拡管部32に対応する部分には、曲折部55が形成されている。この曲折部55は、対向する側面部41に設けられた突起部45の位置よりも下流側に位置し(図5参照)、かつ、対向する側面部41に向かって曲折し冷却部31に繋がるように(図6参照)形成されている。
本実施の形態では、偏平パイプ12は、一方のパイプ半分体40と他方のパイプ半分体50とが、それぞれの起立部42,43の一部分および52,53の一部分をオーバーラップさせた構成となっている。図5、図6に示す例では、突起部45が形成されているパイプ半分体40の起立部42,43の外側表面の一部と、曲折部55が形成されているパイプ半分体50の起立部52,53の内側表面の一部とが、ろう付け等により接合されて、偏平パイプ12として形成されるようになっている。
このため、各パイプ半分体40,50のそれぞれ対応する起立部42,52のオーバーラップした部分を含む面は、上記の側面部41,51を接続する「一方の面」を構成し、これと反対側の起立部43,53のオーバーラップした部分を含む面は、上記の側面部41,51を接続する「他方の面」を構成する。
このうち、起立部42,52によって形成される「一方の面」は、偏平パイプ12がEGRクーラ1のケース11内に組み付けされた状態では(図1〜図3参照)、底面側に位置し、これと反対側の起立部43,53によって形成される「他方の面」は、上面側に位置する。このため、以下の記述では便宜上、「一方の面」を「底面部」と呼び、「他方の面」を「上面部」と呼ぶ。
図7は、偏平パイプ12を図5のD−D線に沿って見たときの断面構造を示しており、図8は、偏平パイプ12のガス流入側の開口部OPから見たときの正面図である。
本実施の形態では、図7、図8に示すように、拡管部32の一方の側面部41に形成される突起部45の突出量(すなわち、高さ)PHおよび他方の側面部51に形成される曲折部55の曲折量BDの少なくとも一方が、開口部OPから拡管部32の内側を正面視したときに、冷却部31の断面が突起部45によって実質的に見えなくなる程度の大きさに設定されている。
すなわち、偏平パイプ12は、突起部45の高さPHおよび曲折部55の曲折量BDの少なくとも一方を適宜設定することで、開口部OPから冷却部31の断面が実質的に見えない構造となっている。
また、拡管部32において排気ガスGの通路幅が最も狭くなっている部分、すなわち、拡管部32の開口幅W1と突起部45の高さPHとの差(=W1−PH)に相当するガス通路の幅が、冷却部31の通路幅W2以上に設定されている。
本実施の形態のEGRクーラ1は、上述のような構成を備えることにより、以下の作用効果を奏する。
先ず、図7、図9に示すように、偏平パイプ12の開口部OPから導入される排気ガスGが、一方の側面部41の開口部OPの縁に沿った方向の全域に亘って形成された突起部45に衝突し、さらにその下流側で対向する他方の側面部51に形成された曲折部55に衝突することで、排気ガスGに含まれるデポジットDPをガス通路全域に亘って効率良く捕集することができる。
また、デポジットDPの捕集は、冷却部31より上流側に位置する突起部45および曲折部55、すなわち、ガス通路の上流部である拡管部32だけで行われるので、圧損が少なくなり、ガス流量の低下が抑制される。
さらに、曲折部55以降の冷却部31においてはデポジットDPが堆積する構成を設けていないので、冷却部31へのデポジットDPの付着が抑制される。これにより、冷却部31内を流通する排気ガスGと冷却部31の周囲に接触する冷却水との接触面積(すなわち、伝熱面積)は、実質的に減少しない。
このようにデポジットDPを捕集する部位が、冷却部31での冷却性能に影響しない拡管部32の突起部45および曲折部55であるため、デポジットDPの捕集後も、冷却部31での伝熱面積の減少に起因する冷却性の低下を大いに抑制することができる。
また、本実施の形態の偏平パイプ12は、図8に示すように、開口部OPから拡管部32の内側を見たときに冷却部31の断面が実質的に見えない構造となっているので、拡管部32の突起部45で捕集されずに下流側に流れたデポジットDPは、曲折部55で確実に捕集され、冷却部31に流入するのを防ぐことができる。
これにより、拡管部32で行うデポジットDPの捕集を確実に実現することができるとともに、冷却部31へのデポジットDPの付着がより一層抑制され、冷却性の低下の更なる抑制に寄与することができる。
また、本実施の形態の偏平パイプ12は、拡管部32において突起部45が形成されている部分のガス通路の幅(=W1−PH)が、冷却部31の通路幅W2以上に設定されているので、突起部45および曲折部55へのデポジットDPの堆積時および堆積後に、拡管部32のガス通路が閉塞するのを防ぐことができる。すなわち、冷却部31での冷却性能を発揮するのに十分なガス流路を確保することができる。
また、本実施の形態の偏平パイプ12は、開口部OPの縁に沿った方向の全域(すなわち、ガス通路入口全域)に亘って形成された突起部45およびその下流側の曲折部55によりデポジットDPを捕集する構造となっているので、デポジットDPが突起部45に均一に付着し、デポジットDPの堆積する厚さを相対的に低減することができる。
これにより、デポジットDPの堆積する厚さを抑制することができ、デポジットDPの堆積に起因するガス通路の閉塞を抑制することができる。
また、突起部45がガス通路入口全域に亘って延在しているので、デポジットDPの堆積が分散され、局所的なデポジットDPの堆積が抑制されるとともに、ガス通路が閉塞され難くなる。このため、突起部45を高く設定することが可能であり、また、突起部45を高く設定しても十分なガス流路を確保することができる。
また、本実施の形態では、比較的簡単な構成、すなわち、偏平パイプ12を構成する各側面部41,51の一部の領域を適宜加工成形して得られる突起部45および曲折部55により、デポジットDPを捕集するようにしているので、従来使用されていたデポジット捕集専用の部品(例えば、特許文献1におけるフィルタ部)を設ける必要がない。
このため、デポジット捕集専用の部品の設置スペースも不要となり、装置構成が複雑にならない。また、デポジット捕集専用の部品を設ける必要がないので、EGRクーラ1の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、複雑な製造工程を必要とすることなく、2枚の板金のプレス加工およびろう付け接合によって偏平パイプ12を簡単に形成することができるので、製造コストの低減に寄与することができる。
(第2の実施の形態)
図10は、本発明に係るEGRクーラの第2の実施の形態を示す図であり、このEGRクーラに内蔵される偏平パイプ12aの形状を斜視図で示したものである。図10に示す構成のうち、第1の実施の形態(図5)と同一の構成には同一の参照符号を付しており、重複する部分の説明は省略する。
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態(図5)における突起部45に代えて、排気ガスGの衝突する面積が相対的に小さい複数の(図示の例では5つの)小突起部46a〜46eが、偏平パイプ12aの一方の側面部41において上流側の拡管部32に対応する部分に、開口部OPの縁に沿った方向の全域に亘り分散して設けられている。
具体的には、5つの小突起部46a〜46eのうち3つの小突起部46a,46b,46cが、開口部OPの近傍において開口部OPの縁に沿った方向に所定の間隔をおいて形成されている。他の2つの小突起部46d,46eは、3つの小突起部46a,46b,46cの下流側で3つの小突起部46a,46b,46c間の領域に対応する部分に、それぞれ形成されている。
この第2の実施の形態では、拡管部32において複数の小突起部46a〜46eが全体として、開口部OPの縁に沿った方向の全域に亘って形成されているので、第1の実施の形態(図5)の場合と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、小突起部46a〜46eが曲折部55と協働して排気ガスGに含まれるデポジットDP(図9参照)をガス通路入口全域に亘って効率良く捕集することができ、デポジットDPの捕集後も、冷却部31での冷却性の低下を抑制することができる。
さらに、この第2の実施の形態に係る偏平パイプ12aは、排気ガスGの衝突する面積が小さい複数の小突起部46a〜46eをガス通路入口全域に亘り分散して設けた構造となっているので、第1の実施の形態(図5)のように1つの突起部45がガス通路入口全域に亘り延在している構造と比べて、圧損をより一層低減することができる。
(第3の実施の形態)
図11は、本発明に係るEGRクーラの第3の実施の形態を示す図であり、このEGRクーラに内蔵される偏平パイプ12bの形状を斜視図で示したものである。また、図12は、この偏平パイプ12bを内蔵するEGRクーラ1bをエンジンに搭載したときのEGRクーラ1bの姿勢と偏平パイプ12bに設けた突起部47との関係を概略的に示したものである。図11および図12に示す構成のうち、第1の実施の形態(図5)と同一の構成には同一の参照符号を付しており、重複する部分の説明は省略する。
この第3の実施の形態では、図11に示すように、第1の実施の形態(図5)における突起部45と同様の形状を有した突起部47が、偏平パイプ12bの一方の側面部41において上流側の拡管部32に対応する部分に、開口部OPの縁に沿った方向に対して所定の傾斜角度θで斜め方向の全域に亘り設けられている。
この傾斜角度θは、図12に示すように、偏平パイプ12bを内蔵するEGRクーラ1bをエンジン(図示せず)に搭載したときの搭載角、すなわち、重力方向と直交する面内の水平方向HLと排気ガスGの流通方向に沿ったEGRクーラ1bの中心軸の方向CLとのなす角θ、と一致するように設定されている。したがって、この偏平パイプ12bを内蔵するEGRクーラ1bをエンジンに搭載すると、偏平パイプ12bに設けた突起部47が延在する方向と重力方向は一致することになる。
この第3の実施の形態では、拡管部32において突起部47が開口部OPの縁に沿った方向に対して斜め方向の全域に亘って形成されているので、第1の実施の形態(図5)の場合と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、突起部47が曲折部55と協働して排気ガスGに含まれるデポジットDP(図9参照)をガス通路入口全域に亘って効率良く捕集することができ、デポジットDPの捕集後も、冷却部31での冷却性の低下を抑制することができる。
さらに、この第3の実施の形態では、突起部47がガス通路入口に対して斜め方向に設けられているので、以下の利点がある。
すなわち、排気ガスGが衝突する突起部47の上流側の面と反対側の下流側の面の近傍では、偏平パイプ12b内を流通する高温の排気ガスGの一部が下流側に流れずにその近傍部分に停滞し、その停滞した排気ガスGの一部が、側面部41を介して冷却部31に接触する冷却水の温度影響を受けて、凝縮水CWが生じることが想定される。
このような凝縮水CWが偏平パイプ12bの表面に付着したままの状態では、偏平パイプ12bを構成する材料によっては腐食が生じ得る。
そこで、この第3の実施の形態では、突起部47を排気ガスGの流入方向に対して斜め方向に、すなわち、EGRクーラ1bをエンジンに搭載したときに突起部47が重力方向に延びるように設けることで、突起部47の下流側の面に溜まった凝縮水CW(図11、図12において破線で囲んだ部分)が、図中矢印で示す方向、すなわち、偏平パイプ12bの底面部(図6に示す起立部42,52によって形成される底面部)に向かって重力方向に流れ落ちるようにしている。
突起部47をつたって重力方向に流れ落ちた凝縮水CWは、突起部47の終端部を介してケース11(図2、図3参照)の底部に到達し、排気ガスGによりEGRクーラ1bの下流(EGRクーラ1bの外側)に吹き飛ばされる。これにより、偏平パイプ12bの表面への凝縮水CWの付着を抑制することができる。
あるいは、ケース11の底部に到達した凝縮水CWが、排気ガスGによりEGRクーラ1bの下流に吹き飛ばされずに、ケース底部に溜まる場合もあり得る。この場合でも、偏平パイプ12bの板厚と比べてケース11の板厚が十分に確保されているため、ケース底部に凝縮水CWが溜まったとしても、偏平パイプ12b上の突起部47に凝縮水CWが溜まる場合と比べて腐食し難くなる。
このように、第3の実施の形態に係るEGRクーラ1bは、エンジンに搭載されたときに偏平パイプ12bの突起部47が重力方向に延びるように設けられているので、排気ガスGが衝突する突起部47の上流側の面と反対側の下流側の面に凝縮水CWが溜まった場合でも、その凝縮水CWが突起部47の下流側の面に沿って重力方向に流れ落ちる。
すなわち、この偏平パイプ12bは、突起部47を排気ガスGの流入方向に対して斜め方向(EGRクーラ1bをエンジンに搭載したときに重力方向)に設けることで凝縮水CWが溜まらない構造となるため、耐腐食性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係るEGRクーラは、比較的簡単な構成で、排気ガスに含まれる異物(デポジット)を効率良く捕集することができ、冷却性の低下を抑制するとともに、コストの増大を防止することができるという効果を有し、自動車等の内燃機関のEGR装置に用いられるEGRクーラ全般に有用である。
1,1b…EGRクーラ、11…ケース、12,12a,12b…偏平パイプ(冷却パイプ)、13…ガス流入ガイド、14…ガス排出ガイド、15…冷却水流入ガイド、16…冷却水排出ガイド、31…冷却部、32,33…拡管部、40,50…パイプ半分体、41,51…側面部(第1、第2の管壁部)、42,52…起立部(一方の面、底面部)、43,53…起立部(他方の面、上面部)、45,47…突起部、46a〜46e…小突起部、55…曲折部、BD…曲折部の曲折量、DP…デポジット、G…排気ガス、OP…開口部、PH…突起部の高さ(突出量)、W…冷却水(冷却媒体)、W1…拡管部の開口幅、W2…冷却部の通路幅

Claims (6)

  1. 排気ガスと冷却媒体との間で熱交換を行う冷却部を備えた冷却パイプを内蔵するEGRクーラであって、
    前記冷却パイプが、前記排気ガスが導入される開口部の縁から前記排気ガスの流通方向に互いに対向して延びる第1の管壁部および第2の管壁部を有するとともに、
    前記排気ガスの流通方向の上流側で前記第1の管壁部に、前記開口部の縁に沿った方向の全域に亘り、前記第2の管壁部に向かって突出するように形成された突起部と、
    前記突起部の下流側で前記第2の管壁部に、前記第1の管壁部に向かって曲折し前記冷却部に繋がるように形成された曲折部と、
    を備えたことを特徴とするEGRクーラ。
  2. 前記冷却パイプが、前記開口部、前記突起部および前記曲折部を含み、前記冷却部の断面より大きい断面を有する拡管部を備え、
    前記突起部の突出量および前記曲折部の曲折量の少なくとも一方が、前記開口部から前記拡管部の内側を正面視したときに前記冷却部の断面が前記突起部によって見えなくなる程度の大きさに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のEGRクーラ。
  3. 前記拡管部において前記突起部が形成されている部分のガス通路の幅が、前記冷却部の通路幅以上に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のEGRクーラ。
  4. 前記突起部が、複数の小突起部を含み、該複数の小突起部が、前記第1の管壁部において前記開口部の縁に沿った方向の全域に亘り分散して設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のEGRクーラ。
  5. 前記EGRクーラをエンジンに搭載した場合に前記突起部が重力方向に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のEGRクーラ。
  6. 前記冷却パイプが、板金を所要の形状にプレス加工して得られた2つのパイプ半分体をろう付け接合して形成された偏平パイプであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のEGRクーラ。
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