JP2014049999A - バスレフ型スピーカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の配置設計の制約を小さくできるバスレフ型スピーカー装置を提供する。
【解決手段】エンクロージャーと、前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャーに取り付けられるスピーカーユニットと、前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャー内部と前記エンクロージャー外部とを通気するダクトと、前記ダクトから分離して前記エンクロージャー内部に配置される基板と、を備えるバスレフ型スピーカー装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、バスレフ型スピーカー装置に関する。
バスレフ型スピーカー装置は、エンクロージャー内部に共振用のダクトを設ける構造を持つことにより、低域出力を増強させるスピーカー装置である。
ダクト内の空気が共振する低域成分を含むオーディオ信号を再生した場合、このダクトからエンクロージャー内部の空気が吐き出される。
この構造において、ダクトの穴径や長さはスピーカー装置の再生帯域を決める重要な要素であり、もしダクトの他に外部と通気する箇所があれば、バスレフ構造の利点を発揮することができない。そのため、ダクトを除いてエンクロージャー内部はほぼ完全に密閉である必要がある。
このような構造においては、外気との通気がダクトを介してのみであるために放熱性が悪く、特にエンクロージャー内部にオーディオアンプや電源などを内蔵したスピーカー装置では内部の温度上昇が問題になる。また、出力が大きいほど電力を消費するため、各部品の発熱量も増加し、小型のエンクロージャーでは出力が制限されてしまうという課題もある。
ここで、特許文献1には、バスレフ型アンプ内蔵スピーカー装置において、ダクトを熱伝導率の高い材料で構成し、このダクトにアンプを搭載したアンプ基板を直付けすることが開示されている。これにより、アンプからの熱を効率よく外気に逃がすことができるとしている。
特開2004−120424号公報(段落0020、第2図等)
しかしながら、上記特許文献1では、ダクトにアンプ基板を直付けするので、アンプ基板の配置設計の制約が大きいという問題がある。また、ダクトにアンプ基板を直付けした構成では、空気の共振に悪影響が及び、低域の出力品質が劣化する恐れもある。
そこで、本発明は、基板の配置設計の制約を小さくできるバスレフ型スピーカー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のバスレフ型スピーカー装置は、エンクロージャーと、
前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャーに取り付けられるスピーカーユニットと、
前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャー内部と前記エンクロージャー外部とを通気するダクトと、
前記ダクトから分離して前記エンクロージャー内部に配置される基板と、を備えることを特徴としている。
また、上記構成において、前記基板は、前記スピーカーユニット及び前記ダクトよりも下方の位置に配置される構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記ダクトは、熱伝導性の高い材料で形成される構成としてもよい。
また、上記構成において、前記ダクトの外周面と内周面の少なくともいずれかに凹凸が形成される構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記ダクトの外周面に近接して配置される発熱部品が前記基板に搭載される構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記ダクトにおいて前記エンクロージャー内部側に形成された空気出入口の付近に配置される発熱部品が前記基板に搭載される構成としてもよい。
本発明のバスレフ型スピーカー装置によると、基板の配置設計の制約を小さくできる。
本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の背面断面図である。 本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の側面断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の概略側面断面図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の分解斜視図を図1に示す。また、本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の背面断面図を図2に示し、側面断面図を図3に示す。
図1〜図3に示す本発明の第1実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置10は、エンクロージャー内部にアンプを内蔵しているアクティブスピーカーである。バスレフ型スピーカー装置10は、筐体1と、バッフル板2と、右スピーカーユニット3Rと、左スピーカーユニット3Lと、ダクト4と、底面蓋5と、基板6と、を備えている。
筐体1は、上面、左右側面及び背面が略平板状に形成され、前面にはバッフル板2を取り付けるための取付フレーム1Aが形成され、底面は開放されている。また、筐体1の右側面には開口部1Bが形成される。
バッフル板2には、右スピーカーユニット3Rを取り付けるための取付孔部2Aと、左スピーカーユニット3Lを取り付けるための取付孔部2Bとが形成される。
ダクト4は、左右方向に延在する略円筒状の部材であり、その右端部が筐体1の右側面内側の開口部1Bに対応する位置に取り付けられる。
基板6は、オーディオアンプICや電源ICなどの各種部品を搭載するプリント基板であり、底面蓋5に取り付けられる。底面蓋5は、基板6が取り付けられた状態で筐体1の底面側を塞ぐように筐体1に取り付けられる。
バスレフ型スピーカー装置10が組み立てられた状態で、筐体1、バッフル板2、及び底面蓋5からエンクロージャーが構成され、エンクロージャー内部に右スピーカーユニット3R、左スピーカーユニット3L、ダクト4、及び基板6が配されることになる。また、エンクロージャー内部は、開口部1Bを除いてほぼ密閉状態となっている。
オーディオ信号がバスレフ型スピーカー装置10に入力されると、右スピーカーユニット3R及び左スピーカーユニット3Lが振動する。スピーカーユニットが所定の低域周波数で振動した場合にダクト4内の空気が共振する。これにより、低域の音声出力を増強させることができる。
図2及び図3に示すように、本実施形態では、基板6をダクト4から分離して配置している。これによって、基板6の配置設計の制約を小さくしている。
また、図2に示すように、基板6は、右スピーカーユニット3R、左スピーカーユニット3L、及びダクト4よりも下方の位置に配されている。これにより、基板6がダクト4内の空気の共振に悪影響を及ぼすことを抑制し、低域の音声出力品質を向上できる。
特に、図2に示すように、右スピーカーユニット3R及び左スピーカーユニット3Lが配される高さ方向の位置にダクト4を配してエンクロージャー内部の空間を小さくしているが、基板6を右スピーカーユニット3R及び左スピーカーユニット3Lよりも下方に配することでエンクロージャー内部の有効な空間を大きく確保している。
ここで、低域音声の再生では、電源やオーディオアンプの電力消費が大きく、これらの発熱量が大きくなる。一方、同時にダクト4を介してエンクロージャー内部の空気を外部へ吐き出す量が多いのも低域音声の再生時である。
従って、ダクト4を銅などの熱伝導性の高い材料で形成することにより、ダクト4に熱を吸収させ、更にダクト4内部を通過する空気に放熱させ、エンクロージャー内部の温度上昇を抑えることができる。
更に、ダクト4の外周面と内周面の少なくともいずれかに凹凸を形成させることにより、更なる放熱性能を得ることができる。
また、ダクト4においてエンクロージャー内部側に形成された空気出入口4A(図2)の付近に発熱し易い発熱部品7(例えばオーディオアンプIC)を配置している。これにより、ダクト4の空気出入口4A付近は圧力が高いため、発熱部品7により発生した熱をダクト4を介して外部へ逃がし、エンクロージャー内部に熱が広がることを抑えることができる。
更に、発熱し易い発熱部品8(例えば電源IC)を熱伝導性の高いダクト4の外周面に近接して配置している。これにより、発熱部品8により発生した熱をダクト4内へ放熱し易くなり、エンクロージャー内部に熱が広がることを抑えることができる。
このように、空気を外部へ吐き出すダクト4を通して効率的に放熱を行うので、エンクロージャー内部の温度上昇を抑えることができる。これにより、小型のエンクロージャーであっても、大出力が可能なバスレフ型スピーカー装置を実現できる。
(第2実施形態)
次に、第1実施形態の変形例である第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係るバスレフ型スピーカー装置の概略側面断面図を図4に示す。
図4に示すバスレフ型スピーカー装置20は、エンクロージャー11と、スピーカーユニット12と、ダクト13と、基板14と、を備えている。
第1実施形態と異なり、ダクト13の端部は、スピーカーユニット12が取り付けられるエンクロージャー11の前面と同じ面においてスピーカーユニット12の下方の位置に取り付けられる。
本実施形態においても、基板14は、ダクト13から分離して配置されており、スピーカーユニット12及びダクト13より下方の位置に配置される。
また、ダクト13は熱伝導性の高い材料で形成されており、外周面と内周面の少なくともいずれかに凹凸を設けてもよい。
そして、ダクト13においてエンクロージャー11内部側に形成された空気出入口13Aの付近に発熱し易い発熱部品15(例えばオーディオアンプIC)を配置している。更に、発熱し易い発熱部品16(例えば電源IC)を熱伝導性の高いダクト13の外周面に近接して配置している。
このような構成である本実施形態の効果については、第1実施形態と同様であるので詳述は省く。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
1 筐体
1A 取付フレーム
1B 開口部
2 バッフル板
2A、2B 取付孔部
3R 右スピーカーユニット
3L 左スピーカーユニット
4 ダクト
4A 空気出入口
5 底面蓋
6 基板
7、8 発熱部品
10 バスレフ型スピーカー装置
11 エンクロージャー
12 スピーカーユニット
13 ダクト
13A 空気出入口
14 基板
15、16 発熱部品
20 バスレフ型スピーカー装置

Claims (6)

  1. エンクロージャーと、
    前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャーに取り付けられるスピーカーユニットと、
    前記エンクロージャー内部に配されて前記エンクロージャー内部と前記エンクロージャー外部とを通気するダクトと、
    前記ダクトから分離して前記エンクロージャー内部に配置される基板と、を備えることを特徴とするバスレフ型スピーカー装置。
  2. 前記基板は、前記スピーカーユニット及び前記ダクトよりも下方の位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバスレフ型スピーカー装置。
  3. 前記ダクトは、熱伝導性の高い材料で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバスレフ型スピーカー装置。
  4. 前記ダクトの外周面と内周面の少なくともいずれかに凹凸が形成されることを特徴とする請求項3に記載のバスレフ型スピーカー装置。
  5. 前記ダクトの外周面に近接して配置される発熱部品が前記基板に搭載されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のバスレフ型スピーカー装置。
  6. 前記ダクトにおいて前記エンクロージャー内部側に形成された空気出入口の付近に配置される発熱部品が前記基板に搭載されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のバスレフ型スピーカー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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