JP2014036093A - 半導体装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一基板にゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを混載することができる半導体装置、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本願発明は、ゲート低耐圧半導体素子36とゲート高耐圧半導体素子38とポリ抵抗素子14とを同一基板に混載した半導体装置100の製造方法であって、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と高耐圧ゲート酸化膜形成領域3と抵抗素子形成領域4とを有する半導体基板1の抵抗素子形成領域4にポリ抵抗素子14を形成するポリ抵抗素子形成工程と、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3は露出し、かつ、少なくともポリ抵抗素子14を覆う耐酸化性膜18を形成する工程と、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板1を酸化して、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に高耐圧ゲート酸化膜22を形成する工程と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置、及び半導体装置の製造方法、特にゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを同一基板に混載した半導体装置、及びその製造方法に関する。
ゲート電極に高電圧が印加されるMOSトランジスタ、いわゆるゲート高耐圧MOSトランジスタと、ゲート高耐圧MOSトランジスタと比較してゲート電極に印加される電圧が低い、いわゆるゲート低耐圧MOSトランジスタの2種類の素子を同一基板に混載した半導体装置及びその製造方法の従来技術として、例えば特許文献1に開示されたものがある。以下、便宜的にゲート低耐圧MOSトランジスタを「ゲート低耐圧半導体素子」ともいう。また、ゲート高耐圧MOSトランジスタを「ゲート高耐圧半導体素子」ともいう。
特開2001−274260号公報
上述の従来技術を用いて、ゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と抵抗素子(例えば、ポリシリコンで形成された抵抗素子。以下、単に「ポリ抵抗素子」ともいう。)の3種類の素子を同一基板に混載した半導体装置を製造した場合には、ポリ抵抗素子の本来の機能が失われるといった不都合が生じることを発明者は見出した。以下、発明者が見出した上記不都合な点について、図7(a)、(b)を参照しつつ説明する。
図7(a)には、ゲート低耐圧半導体素子の低耐圧ゲート酸化膜(以下、単に「LVゲート酸化膜」ともいう。)が形成される低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と、ゲート高耐圧半導体素子の高耐圧ゲート酸化膜(以下、単に「HVゲート酸化膜」ともいう。)が形成される高耐圧ゲート酸化膜形成領域3と、ポリ抵抗素子が形成される抵抗素子形成領域4と、を有する半導体基板1が示されている。
ここで、抵抗素子形成領域4に抵抗素子(例えば、ポリ抵抗素子)14を形成したと仮定する(図7(a)を参照)。その後、上述の従来技術を用いて、例えば熱酸化によってHVゲート酸化膜形成領域3にHVゲート酸化膜22を形成したとする(図7(b)を参照)。そうすると、この熱酸化によって、抵抗素子形成領域4に形成されたポリ抵抗素子14は酸化されてしまい、ポリ抵抗素子の本来の機能が失われる場合がある。なお、図7(b)中の「14a」は、酸化されたポリ抵抗素子14を示すものである。
また、ポリ抵抗素子14に代えて(あるいはポリ抵抗素子14とともに)、容量素子の下部電極(図示せず)を形成した場合にも同様の不都合が生じる場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ゲート高耐圧半導体素子の高耐圧ゲート酸化膜の形成時に導電体が酸化されるのを防止することができ、同一基板にゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを混載することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、ゲート低耐圧半導体素子と、ゲート高耐圧半導体素子と、導電体と、を同一基板に混載した半導体装置の製造方法であって、前記ゲート低耐圧半導体素子の低耐圧ゲート酸化膜が形成される低耐圧ゲート酸化膜形成領域と、前記ゲート高耐圧半導体素子の高耐圧ゲート酸化膜が形成される高耐圧ゲート酸化膜形成領域と、前記導電体が形成される導電体形成領域と、を有する半導体基板の前記導電体形成領域に前記導電体を形成する導電体形成工程と、前記導電体形成工程後に、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域は露出し、かつ、少なくとも前記導電体を覆う耐酸化性膜を形成する耐酸化性膜形成工程と、前記耐酸化性膜形成工程後に、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域の前記半導体基板を酸化して、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域に前記高耐圧ゲート酸化膜を形成する高耐圧ゲート酸化膜形成工程と、を備えることを特徴とする。
このような製造方法であれば、導電体は高耐圧ゲート酸化膜が形成される前に耐酸化性膜で覆われるため、高耐圧ゲート酸化膜形成工程において導電体が酸化されるのを防止することができる。よって、高耐圧ゲート酸化膜を形成した後であっても、導電体の特性が変動するのを防止することができる。ゆえに、ゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを同一基板に混載した半導体装置を製造することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記耐酸化性膜形成工程では、前記導電体を覆い、かつ、前記低耐圧ゲート酸化膜形成領域を覆う前記耐酸化性膜を形成することとしてもよい。
このような製造方法であれば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域も耐酸化性膜で覆われるので、高耐圧ゲート酸化膜形成工程において、低耐圧ゲート酸化膜形成領域が酸化されるのを防止することができる。このため、例えば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域下に形成されるチャネル領域の特性が変動するのを防止することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記導電体は、抵抗素子と容量素子を構成する電極とのうち少なくとも一方であることとしてもよい。
このような製造方法であれば、抵抗素子と容量素子を構成する電極とのうち少なくとも一方を基板上に形成することができ、高耐圧ゲート酸化膜を形成した後であっても、それらの特性が変動するのを防止することができる。このため、特性の変動を低減した抵抗素子及び容量素子のうち少なくとも一方と、ゲート低耐圧半導体素子と、ゲート高耐圧半導体素子とを同一基板に混載した半導体装置を製造することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記導電体形成工程では、前記抵抗素子と前記容量素子を構成する電極とを同一の材料を用いて同時に形成することとしてもよい。
このような製造方法であれば、抵抗素子と容量素子を構成する電極とを同一の材料を用いて同時に形成するので、抵抗素子及び容量素子を製造する際の工程数を低減することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記低耐圧ゲート酸化膜形成領域の前記半導体基板表面には犠牲酸化膜が形成されており、前記耐酸化性膜形成工程では、前記犠牲酸化膜上に前記耐酸化性膜を形成することとしてもよい。
このような製造方法であれば、犠牲酸化膜上に耐酸化性膜を形成するので、例えばパターン形成の際に用いられるレジスト膜に含まれる有機物による汚染から低耐圧ゲート酸化膜形成領域を保護することができる。また、この犠牲酸化膜によって、例えば半導体基板の洗浄時にナトリウムやカリウム等のアルカリ金属による汚染から低耐圧ゲート酸化膜形成領域を保護することができる。このため、例えば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域下に形成されるチャネル領域の特性が変動するのを防止することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記耐酸化性膜がシリコン窒化膜であることとしてもよい。
このような製造方法であれば、耐酸化性膜がシリコン窒化膜であるので、高耐圧ゲート酸化膜形成工程において、抵抗素子が酸化されるのをより確実に防止することができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記導電体の材質は、ポリシリコンであることとしてもよい。
このような製造方法であれば、導電体の材質がポリシリコンであるので、容易に導電体を製造することができる。
また、本発明の一態様に係る半導体装置は、ウェル領域と、前記ウェル領域内に形成された第1のソース・ドレイン領域と、前記ウェル領域内に形成された第2のソース・ドレイン領域と、前記第1のソース・ドレイン領域と前記第2のソース・ドレイン領域との間に形成された第1のチャネル領域と、前記第1のチャネル領域の直上を覆うように形成された低耐圧ゲート酸化膜と、前記低耐圧ゲート酸化膜の直上を覆うように形成された第1のゲート電極と、前記ウェル領域内に形成された第1のドリフト領域と、前記ウェル領域内に形成された第2のドリフト領域と、前記第1のドリフト領域と前記第2のドリフト領域との間に形成された第2のチャネル領域と、前記第2のチャネル領域の直上を覆うように形成された高耐圧ゲート酸化膜と、前記高耐圧ゲート酸化膜の直上を覆うように形成された第2のゲート電極と、前記低耐圧ゲート酸化膜の端部及び前記高耐圧ゲート酸化膜の端部に形成された素子分離層と、前記素子分離層上に形成された導電体と、を備えていることを特徴とする。
これにより、ゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを同一基板に混載した構成とすることができる。
また、上記の半導体装置において、前記導電体は、抵抗素子と容量素子を構成する電極とのうち少なくとも一方であることとしてもよい。
これにより、抵抗素子と容量素子とのうち少なくとも一方とともに、ゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子とを同一基板に混載した構成とすることができる。
本発明によれば、ゲート高耐圧半導体素子の高耐圧ゲート酸化膜を形成する前に、耐酸化性膜で導電体を覆っているので、高耐圧ゲート酸化膜形成工程において導電体が酸化されるのを防止することができる。このため、高耐圧ゲート酸化膜を形成した場合であっても、導電体としての機能を維持することができる。よって、ゲート低耐圧半導体素子とゲート高耐圧半導体素子と導電体とを同一基板に混載した半導体装置を製造することができる。
本発明の実施形態1に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その1)。 本発明の実施形態1に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その2)。 本発明の実施形態1に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その3)。 本発明の実施形態2に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その1)。 本発明の実施形態2に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その2)。 本発明の実施形態2に係る半導体装置の製造方法の一例を示す図(その3)。 ポリ抵抗素子の酸化を示す図。
≪実施形態1≫
以下、本発明の実施形態1に係る半導体装置の製造方法及び効果について、図1〜3を参照しつつ説明する。
<製造方法>
本実施形態に係る半導体装置100の製造方法の各工程を図1〜3に模式的に示す。
まず、図1(a)を参照する。図1(a)は、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法で用いられる半導体基板1を例示するものである。この半導体基板1は、ゲート低耐圧MOSトランジスタ36の低耐圧ゲート酸化膜24が形成される低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と、ゲート高耐圧MOSトランジスタ38の高耐圧ゲート酸化膜22が形成される高耐圧ゲート酸化膜形成領域3と、ポリ抵抗素子14が形成される抵抗素子形成領域4と、の少なくとも3つの領域を有している。まず、この3つの領域について説明する。
低耐圧ゲート酸化膜形成領域2の半導体基板表面には、例えばリボン酸化膜6が形成されている。そして、このリボン酸化膜6下には、ウェル領域8が形成されている。また、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2の周囲にはLOCOS10が形成されており、このLOCOS10によって低耐圧ゲート酸化膜形成領域2は素子分離されている。
高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面には、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2の場合と同様に、例えばリボン酸化膜6が形成されている。そして、このリボン酸化膜6下にはウェル領域8及びドリフト領域12が形成されており、ウェル領域8はドリフト領域12によって挟まれている。また、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の周囲にはLOCOS10が形成されており、このLOCOS10によって高耐圧ゲート酸化膜形成領域3は素子分離されている。
抵抗素子形成領域4は、例えば低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と高耐圧ゲート酸化膜形成領域3との間に形成されている。そして、この抵抗素子形成領域4は、例えばLOCOS10上に形成されている。
以下、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法の各工程について説明する。
まず、上述の半導体基板1の抵抗素子形成領域4にポリ抵抗素子14を形成する。図1(a)は、LOCOS10上にポリ抵抗素子14を形成した場合を例示するものである。このポリ抵抗素子14は、例えば半導体基板1を覆うようにしてポリシリコン膜を形成した後、そのポリシリコン膜をエッチングすることによって形成される。
次に、ポリ抵抗素子14と低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と高耐圧ゲート酸化膜形成領域3を覆うようにして、いわゆるCVD(Chemical Vapor Deposition)酸化膜16を形成する。図1(b)は、ポリ抵抗素子14と低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と高耐圧ゲート酸化膜形成領域3を覆うようにして、CVD酸化膜16を形成した様子を例示するものである。
次に、CVD酸化膜16を覆うようにして耐酸化性膜18を形成する。図1(c)は、上述のCVD酸化膜16上に耐酸化性膜18を形成した様子を例示するものである。この耐酸化性膜18としては、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)を用いることができる。
次に、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に形成されたリボン酸化膜6、CVD酸化膜16、耐酸化性膜18を除去して、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出させる。図2(a)は、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出させた様子を例示するものである。なお、半導体基板表面20を露出させる際、リボン酸化膜6、CVD酸化膜16、耐酸化性膜18を例えばエッチングで除去してもよい。つまり、耐酸化性膜18を覆うように、レジストを塗布し、フォトリソグラフィ工程により、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3のレジストを硬化して除去する。そして、エッチングをすることで、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出できる。
次に、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に高耐圧ゲート酸化膜22を形成する。図2(b)は、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に高耐圧ゲート酸化膜22を形成した様子を例示するものである。この高耐圧ゲート酸化膜22は、例えば高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の露出した半導体基板表面20を酸化することで形成される。なお、この高耐圧ゲート酸化膜22を形成する際には、図2(b)に示すように、ポリ抵抗素子14及び低耐圧ゲート酸化膜形成領域2は耐酸化性膜18で覆われている。このため、高耐圧ゲート酸化膜22の形成時にポリ抵抗素子14及び低耐圧ゲート酸化膜形成領域2が酸化されるのを防止できる。低耐圧ゲート酸化膜形成領域2の酸化を防止することで、例えば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2の下層に形成されるチャネル領域の特性変動を防止することができる。
次に、半導体基板1上に形成された耐酸化性膜18を除去する。図2(c)は、半導体基板1上に形成された耐酸化性膜18を除去した様子を例示するものである。耐酸化性膜18の除去には、公知の技術を用いることができる。例えば、リン酸を含むエッチング液を用いて除去してもよい。
次に、半導体基板1上を覆うようにレジストを塗布し、その後、フォトリソグラフィ工程により、高耐圧ゲート酸化膜22及び高耐圧ゲート酸化膜22に隣接するLOCOS10を覆うようにしてマスク25を形成する。また、ポリ抵抗素子14が形成されたLOCOS10を覆うようにしてマスク25を形成する。図3(a)は、高耐圧ゲート酸化膜22上及びLOCOS10上にマスク25を形成した様子を例示するものである。
次に、マスク25で覆われていない部分のCVD酸化膜16及びリボン酸化膜6を例えばエッチングにより除去する。こうして、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2のウェル領域8の表面及びドリフト領域12の表面を露出させる(図3(a)参照)。
その後、マスク25を半導体基板1上から除去し、CVD酸化膜16で覆われていない部分を酸化する。こうして、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2に酸化膜24を形成する。また、ドリフト領域12に酸化膜24を形成する。図3(b)は、半導体基板1上に酸化膜24を形成した様子を例示するものである。酸化膜24の形成には、公知の技術を用いることができる。例えば、酸化反応により酸化膜24を形成してもよい。
その後、低耐圧ゲート酸化膜24上にゲート電極26を形成し、高耐圧ゲート酸化膜22上にゲート電極28を形成する。図3(b)は、低耐圧ゲート酸化膜24上にゲート電極26を形成し、高耐圧ゲート酸化膜22上にゲート電極28を形成した様子を例示するものである。
なお、本実施形態では、ゲート電極26とゲート電極28を同時に形成してもよいし、別々に形成してもよい。また、別々に形成する場合には、形成する順序を問わない。そして、ゲート電極26、28の形成には、公知の技術であるパターニング技術を用いることができる。また、ゲート電極26、28の形成には、同一の部材を用いてもよいし、別の部材を用いてもよい。
ゲート電極26、28を形成した後に、公知の技術を用いて、ゲート低耐圧MOSトランジスタ36及びゲート高耐圧MOSトランジスタ38を製造する。ゲート低耐圧MOSトランジスタ36は、例えば、サイドウォール30やソース・ドレイン領域32を含んで構成されるものである。そして、最後に、ポリ抵抗素子14、ゲート低耐圧MOSトランジスタ36、ゲート高耐圧MOSトランジスタ38を、例えば保護膜34で覆う。図3(c)は、本実施形態に係る製造方法により製造した、ゲート低耐圧MOSトランジスタゲート36と高耐圧MOSトランジスタ38とポリ抵抗素子14とを同一基板に混載した半導体装置100を例示するものである。なお、ここでは公知技術に係るゲート高耐圧MOSトランジスタ及びゲート低耐圧MOSトランジスタの製造方法の説明については省略する。
本実施形態の製造方法により製造された半導体装置100は、ウェル領域8と、ウェル領域8内に形成された第1及び第2のソース・ドレイン領域32と、第1及び第2のソース・ドレイン領域32の間に形成された第1のチャネル領域33と、第1のチャネル領域33の直上を覆うように形成された低耐圧ゲート酸化膜24と、低耐圧ゲート酸化膜24の直上を覆うように形成された第1のゲート電極26と、ウェル領域8内に形成された第1及び第2のドリフト領域12と、第1及び第2のドリフト領域12の間に形成された第2のチャネル領域13と、第2のチャネル領域13の直上を覆うように形成された高耐圧ゲート酸化膜22と、高耐圧ゲート酸化膜22の直上を覆うように形成された第2のゲート電極28と、LOCOS10と、ポリ抵抗素子14と、を備えた構成となる。
そして、LOCOS10は、低耐圧ゲート酸化膜24の端部24a、及び高耐圧ゲート酸化膜22の端部22aに形成され、ポリ抵抗素子14は、LOCOS10上に形成されている。
<効果>
本実施形態に係る半導体装置100の製造方法であれば、ポリ抵抗素子14は高耐圧ゲート酸化膜22が形成される前に耐酸化性膜18で覆われるため、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程においてポリ抵抗素子14が酸化されるのを防止することができる。よって、高耐圧ゲート酸化膜22を形成した後であっても、ポリ抵抗素子14の特性が変動するのを防止することができる。ゆえに、ゲート低耐圧半導体素子36とゲート高耐圧半導体素子38とポリ抵抗素子14とを同一基板に混載した半導体装置100を製造することができる。
また、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法であれば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2も耐酸化性膜18で覆われるので、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程において、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2が酸化されるのを防止することができる。よって、例えば低耐圧ゲート酸化膜形成領域2下に形成されるチャネル領域の特性が変動するのを防止することができる。
また、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法であれば、リボン酸化膜6上に耐酸化性膜18を形成するので、例えばパターン形成の際に用いられるレジスト膜に含まれる有機物による汚染から低耐圧ゲート酸化膜形成領域2を保護することができる。また、このリボン酸化膜6によって、例えば半導体基板1の洗浄時にナトリウムやカリウム等のアルカリ金属による汚染から低耐圧ゲート酸化膜形成領域2を保護することができる。このため、例えば、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2下に形成されるチャネル領域の特性が変動するのを防止することができる。
また、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法であれば、耐酸化性膜18としてシリコン窒化膜を用いることができる。この場合には、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程において、ポリ抵抗素子14が酸化されるのをより確実に防止することができる。
なお、上述の実施形態では、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程において、ポリ抵抗素子14と共に低耐圧ゲート酸化膜形成領域2が耐酸化性膜18で保護されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程において、ポリ抵抗素子14のみが耐酸化性膜18で保護されており、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2は保護されていなくてもよい。この場合であっても、本願の課題を解決することは可能である。
また、上述の実施形態では、半導体基板1上にリボン酸化膜6が形成されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、このリボン酸化膜6が形成されていない場合であっても上述した作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態では、CVD酸化膜16が形成されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、このCVD酸化膜16が形成されていない場合であっても上述した作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態では、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3を耐酸化性膜18で覆った後に、エッチングによって高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出させる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、耐酸化性膜18を形成する際、予め高耐圧ゲート酸化膜形成領域3を覆うようにしてマスク(図示せず)を設けておく。その後、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2及びポリ抵抗素子14を覆うようにして半導体基板1上に耐酸化性膜18を形成してもよい。このようにすることで、エッチングで高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出させる工程を省略することができる。
≪実施形態2≫
以下、本実施形態に係る半導体装置110の製造方法及び効果について、図4〜6を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る半導体装置110の製造方法は、ポリ抵抗素子14と容量素子40を構成する下部電極42とを形成する点で、上述の実施形態1の製造方法と異なるが、それ以外の工程については概ね同じである。よって、上述の実施形態1の製造方法と重複する部分についての説明は省略する。なお、本実施形態では、上述の半導体装置100と同じ部分、同じ領域については、同じ符号を付して説明する。
<製造方法>
本実施形態に係る半導体装置110の製造方法の各工程を図4〜6に模式的に示す。
まず、半導体基板1のLOCOS10上にポリ抵抗素子14と容量素子40を構成する下部電極42とを同一工程により同時に形成する。この下部電極42は、例えばポリシリコン膜で形成された電極である。ポリ抵抗素子14と容量素子40を構成する下部電極42とを同一工程で形成する際には、公知の技術であるパターニングの手法を用いることができる。図4(a)は、LOCOS10上にポリ抵抗素子14と下部電極42とを形成した様子を例示するものである。
なお、下部電極42とポリ抵抗素子14を同一の材料を用いて同時に形成してもよいし、別々に形成してもよい。下部電極42とポリ抵抗素子14とを別々に形成する場合には、下部電極42とポリ抵抗素子14の形成の順序は問わない。つまり、下部電極42を形成した後にポリ抵抗素子14を形成してもよいし、ポリ抵抗素子14を形成した後に下部電極42を形成してもよい。以下、容量素子40として、「ポリシリコン−絶縁膜−ポリシリコン」構造をした素子を形成する場合について説明する。
次に、ポリ抵抗素子14と下部電極42と低耐圧ゲート酸化膜形成領域2と高耐圧ゲート酸化膜形成領域3を覆うようにして、CVD酸化膜16を形成する(図4(b)を参照)。このCVD酸化膜16は、実施形態1の場合と同様にして形成される。
次に、実施形態1の場合と同様に、CVD酸化膜16を覆うようにして耐酸化性膜18を形成する(図4(c)を参照)。そして、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に形成されたリボン酸化膜6、CVD酸化膜16、耐酸化性膜18を除去して、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3の半導体基板表面20を露出させる(図5(a)を参照)。この半導体基板表面20を露出させる工程も、実施形態1の場合と同様である。
次に、実施形態1の場合と同様に、高耐圧ゲート酸化膜形成領域3に高耐圧ゲート酸化膜22を形成する(図5(b)を参照)。その後、半導体基板1上から耐酸化性膜18のみを除去する(図5(c)を参照)。
次に、半導体基板1上を覆うようにレジストを塗布し、その後、フォトリソグラフィ工程により、高耐圧ゲート酸化膜22及び高耐圧ゲート酸化膜22に隣接するLOCOS10を覆うようにしてマスク25を形成する。また、ポリ抵抗素子14及び下部電極42が形成されたLOCOS10を覆うようにしてマスク25を形成する。なお、下部電極42をマスク25で覆う際、下部電極42上に開口部25aを設けるようにしてマスク25を形成する。図6(a)は、高耐圧ゲート酸化膜22上及びLOCOS10上にマスク25を形成した様子を例示するものである。
次に、マスク25で覆われていない部分のCVD酸化膜16及びリボン酸化膜6を例えばエッチングにより除去する。こうして、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2のウェル領域8の表面、下部電極42の表面の一部及びドリフト領域12の表面を露出させる(図6(a)参照)。
その後、マスク25を半導体基板1上から除去し、CVD酸化膜16で覆われていない部分を酸化する。こうして、低耐圧ゲート酸化膜形成領域2に低耐圧ゲート酸化膜24を形成するとともに、下部電極42の一部に絶縁膜44を形成する。また、ドリフト領域12に酸化膜24を形成する。酸化膜24及び絶縁膜44の形成には、実施形態1の場合と同様に、公知の技術である、基板表面における酸化反応を用いることができる。
また、絶縁膜44は例示した酸化膜だけでなく他の絶縁膜(例えば窒化膜)を用いて形成しても良い。
その後、低耐圧ゲート酸化膜24上にゲート電極26を形成し、高耐圧ゲート酸化膜22上にゲート電極28を形成する。さらに、絶縁膜44上にゲート電極46を形成する。こうして、下部電極42、絶縁膜44及びゲート電極46を含む容量素子40を形成する。図6(b)は、ゲート電極26、28及び容量素子40を形成した様子を例示するものである。
なお、本実施形態では、ゲート電極26、28及びゲート電極46を同時に形成してもよいし、別々に形成してもよい。別々に形成する場合には、形成の順序を問わない。また、ゲート電極26、28及びゲート電極46の形成には、公知の技術であるパターニング技術を用いることができる。
ゲート電極26、28及びゲート電極46を形成した後に、実施形態1の場合と同様に、公知の技術を用いて、ゲート低耐圧MOSトランジスタ36及びゲート高耐圧MOSトランジスタ38を製造する。そして、最後に、ポリ抵抗素子14、容量素子40、ゲート低耐圧MOSトランジスタ36、ゲート高耐圧MOSトランジスタ38を、例えば保護膜34で覆う。図6(c)は、本実施形態に係る製造方法により製造した、ゲート低耐圧MOSトランジスタゲート36と高耐圧MOSトランジスタ38とポリ抵抗素子14と容量素子40とを同一基板に混載した半導体装置110を例示するものである。
本実施形態の製造方法により製造された半導体装置110は、ウェル領域8と、ウェル領域8内に形成された第1及び第2のソース・ドレイン領域32と、第1及び第2のソース・ドレイン領域32の間に形成された第1のチャネル領域33と、第1のチャネル領域33の直上を覆うように形成された低耐圧ゲート酸化膜24と、低耐圧ゲート酸化膜24の直上を覆うように形成された第1のゲート電極26と、ウェル領域8内に形成された第1及び第2のドリフト領域12と、第1及び第2のドリフト領域12の間に形成された第2のチャネル領域13と、第2のチャネル領域13の直上を覆うように形成された高耐圧ゲート酸化膜22と、高耐圧ゲート酸化膜22の直上を覆うように形成された第2のゲート電極28と、低耐圧ゲート酸化膜24の端部24a、及び高耐圧ゲート酸化膜22の端部22aに形成されたLOCOS10と、LOCOS10上に形成されたポリ抵抗素子14と、LOCOS10上にポリ抵抗素子14と離れて形成された下部電極42と、下部電極42上に形成された絶縁膜44と、絶縁膜44上に形成されたゲート電極46と、を備えた構成となる。
<効果>
本実施形態に係る半導体装置110の製造方法であれば、ポリ抵抗素子14及び下部電極42は高耐圧ゲート酸化膜22が形成される前に耐酸化性膜18で覆われるため、高耐圧ゲート酸化膜22の形成工程においてポリ抵抗素子14及び下部電極42が酸化されるのを防止することができる。よって、高耐圧ゲート酸化膜22を形成した後であっても、ポリ抵抗素子14及び下部電極42の特性が変動するのを防止することができる。ゆえに、ゲート低耐圧半導体素子36とゲート高耐圧半導体素子38とポリ抵抗素子14と容量素子40とを同一基板に混載した半導体装置110を製造することができる。
なお、上述の実施形態では、ポリ抵抗素子14と下部電極42とを同時に形成した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ポリ抵抗素子14を形成することなく、下部電極42のみを形成してもよい。この場合には、ゲート低耐圧半導体素子36とゲート高耐圧半導体素子38と容量素子40とを同一基板に混載した半導体装置を製造することができる。
また、ポリ抵抗素子14と下部電極42とをポリシリコンで形成する場合について説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る発明は、例えばポリシリコン以外の酸化され易い材料にも適用可能である。
1 半導体基板
2 低耐圧ゲート酸化膜形成領域
3 高耐圧ゲート酸化膜形成領域
4 抵抗素子形成領域
6 リボン酸化膜
8 ウェル領域
10 LOCOS
12 ドリフト領域
13 第2のチャネル領域
14 ポリ抵抗素子
14a ポリ抵抗素子
16 CVD酸化膜
18 耐酸化性膜
20 半導体基板表面
22 高耐圧ゲート酸化膜
22a 端部
23 酸化膜
24 低耐圧ゲート酸化膜
24a 端部
25 マスク
26 ゲート電極
28 ゲート電極
30 サイドウォール
32 ソース・ドレイン領域
33 第1のチャネル領域
34 保護膜
36 ゲート低耐圧MOSトランジスタ
38 ゲート高耐圧MOSトランジスタ
40 容量素子
42 下部電極
44 絶縁膜
46 ゲート電極
100 半導体装置
110 半導体装置

Claims (9)

  1. ゲート低耐圧半導体素子と、ゲート高耐圧半導体素子と、導電体と、を同一基板に混載した半導体装置の製造方法であって、
    前記ゲート低耐圧半導体素子の低耐圧ゲート酸化膜が形成される低耐圧ゲート酸化膜形成領域と、前記ゲート高耐圧半導体素子の高耐圧ゲート酸化膜が形成される高耐圧ゲート酸化膜形成領域と、前記導電体が形成される導電体形成領域と、を有する半導体基板の前記導電体形成領域に前記導電体を形成する導電体形成工程と、
    前記導電体形成工程後に、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域は露出し、かつ、少なくとも前記導電体を覆う耐酸化性膜を形成する耐酸化性膜形成工程と、
    前記耐酸化性膜形成工程後に、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域の前記半導体基板を酸化して、前記高耐圧ゲート酸化膜形成領域に前記高耐圧ゲート酸化膜を形成する高耐圧ゲート酸化膜形成工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記耐酸化性膜形成工程では、前記導電体を覆い、かつ、前記低耐圧ゲート酸化膜形成領域を覆う前記耐酸化性膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記導電体は、抵抗素子と容量素子を構成する電極とのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記導電体形成工程では、前記抵抗素子と前記容量素子を構成する電極とを同一の材料を用いて同時に形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記低耐圧ゲート酸化膜形成領域の前記半導体基板表面には犠牲酸化膜が形成されており、
    前記耐酸化性膜形成工程では、前記犠牲酸化膜上に前記耐酸化性膜を形成することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記耐酸化性膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記導電体の材質は、ポリシリコンであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. ウェル領域と、
    前記ウェル領域内に形成された第1のソース・ドレイン領域と、
    前記ウェル領域内に形成された第2のソース・ドレイン領域と、
    前記第1のソース・ドレイン領域と前記第2のソース・ドレイン領域との間に形成された第1のチャネル領域と、
    前記第1のチャネル領域の直上を覆うように形成された低耐圧ゲート酸化膜と、
    前記低耐圧ゲート酸化膜の直上を覆うように形成された第1のゲート電極と、
    前記ウェル領域内に形成された第1のドリフト領域と、
    前記ウェル領域内に形成された第2のドリフト領域と、
    前記第1のドリフト領域と前記第2のドリフト領域との間に形成された第2のチャネル領域と、
    前記第2のチャネル領域の直上を覆うように形成された高耐圧ゲート酸化膜と、
    前記高耐圧ゲート酸化膜の直上を覆うように形成された第2のゲート電極と、
    前記低耐圧ゲート酸化膜の端部及び前記高耐圧ゲート酸化膜の端部に形成された素子分離層と、
    前記素子分離層上に形成された導電体と、を備えていることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記導電体は、抵抗素子と容量素子を構成する電極とのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
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