JP2014034230A - 駐車支援装置及び目標経路生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い駐車場においても目標経路を容易に生成する。
【解決手段】駐車支援装置は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する。駐車支援装置は、初期位置における車両の進行方向に対して目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角θと、初期位置における車両の進行方向に対して初期位置と目標位置とを結ぶ線分が成す行程角φとの間に、θ≧2φの関係がある場合、曲率が変化する曲線と曲率が一定の曲線を組み合わせて、目標経路を生成する。一方、θ≧2φの関係がない場合、駐車支援装置は、初期位置を通り、かつ初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周Cと、目標位置を通り、かつ目標位置における車両の進行方向及び第1の円周Cに接する第2の円周Cとを基準にして、目標経路を生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、駐車支援装置及び目標経路生成方法に関する。
従来から、駐車領域に設定された目標駐車位置に車両を移動させる際の移動軌跡を算出するにあたり、複数の駐車領域形態に対して、それぞれ対応する移動軌跡パターンを備えた駐車支援制御装置を有する駐車支援装置が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の駐車支援装置では、複数の駐車領域の1つである車庫入れ駐車形態に対応する移動軌跡パターンとして、軌道中に凸となる方向が1つである1円軌道を有する最単純移動軌跡パターンを備え、複数の駐車領域の1つである縦列駐車形態に対応する移動軌跡パターンとして、軌道中に凸となる方向が2つである2円軌道を有する他の移動軌跡パターンを備えている。そして、複数の駐車領域形態の中から選択された駐車領域形態が縦列駐車形態である際に、車両の偏向角が、最単純移動軌跡パターンを算出可能となる所定のしきい値未満であるか否かを判断し、偏向角が、所定のしきい値未満であると判断したときに、他の移動軌跡パターンに代えて最単純移動軌跡パターンを適用して移動軌跡を算出する。一方、偏向角が、所定のしきい値未満でないと判断したときに、他の移動軌跡パターンを適用して移動軌跡を算出する。
特許第4151303号公報
しかし、特許文献1では、1円軌道を有する最単純移動軌跡パターンと2円軌道を有する他の移動軌跡パターンの切換え判定条件に間違いがある。偏向角が所定のしきい値未満である場合に、1円軌道を有する最単純移動軌跡パターンを用いて移動軌跡を算出することは難しい。また、偏向角が所定のしきい値未満でない場合、2円軌道を有する他の移動軌跡パターンを用いて移動軌跡を算出することは難しい。
本発明は上記した課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、狭い駐車場においても目標経路を容易に生成できる駐車支援装置及び目標経路生成方法を提供することである。
本発明の一態様は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する駐車支援装置である。駐車支援装置は、初期位置における車両の進行方向に対して目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角θと、初期位置における車両の進行方向に対して初期位置と目標位置とを結ぶ線分が成す行程角φとの間に、θ≧2φの関係がある場合、クロソイド曲線に線分或いは円弧の少なくとも一方を組み合わせて、目標経路を生成する。一方、θ≧2φの関係がない場合、駐車支援装置は、初期位置を通り、かつ初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周と、目標位置を通り、かつ目標位置における車両の進行方向及び第1の円周に接する第2の円周とを基準にして、目標経路を生成する。
本発明に係わる駐車支援装置及び目標経路生成方法によれば、姿勢角θと行程角φとの関係に基づいて目標経路の生成モデルを正しく使い分けることができるので、狭い駐車場においても目標経路を容易に生成することができる。
図1は、本発明の実施形態に係わる駐車支援装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、図1の経路生成部33の詳細な構成を示すブロック図である。 図3(a)は、図2の2円モデル生成部43の詳細な構成を示すブロック図であり、図3(b)は、図2の1円モデル生成部44の詳細な構成を示すブロック図である。 図4は、車両の現在位置APから1回の切り返し動作によって目標駐車枠位置CPまで到達する経路を示す鳥瞰図である。 図5は、図2の経路生成部33が実行する目標経路生成方法の手順を示すフローチャートである。 図6は、図5のステップS09及びステップS13における経路生成処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図7は、周囲環境認識結果を、例えば白線等の路面上に存在するものと、例えば壁、他車両等の路面から上方に離れて存在するものとに分離する方法を説明するための図であり、(a)は車両V4が移動する前の車両周囲の鳥瞰図を示し、(b)は車両V4が移動した後の車両周囲の鳥瞰図を示す。 図8は、コリドーKLの一部分と障害物としての柱HPとが領域CLLで干渉している様子を示す平面図である。 図9は、クロソイド曲線に線分を組み合わせて生成可能な経路の範囲を示す平面図である。 図10は、互いに接する2つの円弧により経路を近似する方法を説明するための平面図である。 図11は、第1の円周C及び第2の円周Cの組合せ可能な範囲を示す平面図である。 図12は、円軌道における姿勢角θと行程角φとの関係を示す平面図である。 図13(a)は、「三角波」、「躍度最小化軌道」及び「三角関数近似」の各曲線の曲率ρを示すグラフであり、図13(b)は、「三角波」、「躍度最小化軌道」及び「三角関数近似」の各曲線を示す平面図である。 図14(a)は、「台形波」、「躍度最小化軌道」及び「三角関数近似」の各曲線の曲率ρを示すグラフであり、図14(b)は、「台形波」、「躍度最小化軌道」及び「三角関数近似」の各曲線を示す平面図である。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
[駐車支援装置]
図1を参照して、実施形態に係わる駐車支援装置の全体構成を説明する。駐車支援装置は、初期位置から目標位置までの目標経路を生成して乗員に対して呈示し、目標経路に沿って自動制御することにより、車両の駐車動作を支援する装置である。
実施形態に係わる駐車支援装置は、図1に示すように、駐車支援装置全体の制御するECU(電子制御装置)11、外部とデータ通信を行う通信部12、カメラやソナーを含む外界認識センサ13、車両の乗員に対して画像情報を提供するためのモニタ14、音声情報を提供するためのスピーカ15、乗員からの指示入力を受け付ける入力部16、車両の車輪の回転速度から車速を求める車輪速センサ17、操舵角度を測定する舵角センサ18、車輪を操舵する操舵アクチュエータ19、車両の駆動力を制御する駆動力制御部20、及び車両を駆動する駆動アクチュエータ21を備える。
ECU11は、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM、外部記憶装置を備えるマイクロコンピュータからなり、外部記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、以下に示す機能的な構成を実現する。ECU11は、通信部12及び外界認識センサ13から得られる初期位置から目標位置までの領域の画像情報から初期位置から目標位置までの領域に存在する障害物や白線及びそれらの位置を認識或いは判定する認識判定部31、後述する経路生成部33により生成された目標経路を車両が通過するように操舵を制御するための制御信号を操舵アクチュエータ19に送信する操舵制御部32、認識判定部31により認識或いは判定された障害物及びその位置に基づき目標経路を生成する経路生成部33、車輪速センサ17及び舵角センサ18から得られる車輪速及び舵角から車両の現在位置を推定する自己位置推定部34、及び車両の位置を決定するための制御信号を駆動力制御部20へ送信する位置決め制御部35を実現する。
通信部12は、車両の外部に設置された固定点カメラにより撮影された画像データを受信する。カメラやソナーを含む、車載された外界認識センサ13では得ることが出来ない画像情報を通信部12を介して得ることができる。このため、認識判定部31はより広い範囲における障害物や白線及びそれらの位置を求めることができる。障害物や白線及びそれらの位置の情報は、周囲環境認識結果として、経路生成部33へ送信される。経路生成部33は、周囲環境認識結果から車両周囲に存在する障害物及び白線の地図(障害物レイアウト)を作成する。
モニタ14は、経路生成部33により作成された障害物レイアウトを表示する。更に、モニタ14は、経路生成部33により生成された目標経路、及び自己位置推定部34により推定された車両の現在位置を、障害物レイアウトに重畳して表示することができる。モニタ14の種類は特に限定されないが、タッチパネルディスプレイを適用した場合、モニタ14の画面にソフトキーボードやその他の文字列を表示すれば、入力部16とモニタ14とを一体化することができる。スピーカ15は、目標経路に沿って車両を自動運行させる際の運転操作の手順を案内する音声を出力する。
自己位置推定部34は、車輪速センサ17により求められた車速を積分して車両の移動距離を求め、舵角センサ18により求められた舵角を移動距離で積分することにより車両のヨー角を求めることができる。
図2を参照して、図1の経路生成部33の詳細な構成を説明する。経路生成部33は、経路生成可否判断部41、経路生成モデル判断部42、2円モデル生成部43、及び1円モデル生成部44を備える。
経路生成可否判断部41は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成することができるか否かを、周囲環境認識結果或いは障害物レイアウトに基づいて判断する。具体的には、経路生成可否判断部41は、先ず、周囲環境認識結果或いは障害物レイアウトから車両が走行可能な領域を算出する。そして、初期位置から目標位置までの車両の走行軌跡(コリドー)が障害物と干渉するか否かを、取り得る経路の各々について判断する。経路生成可否判断部41は、障害物と干渉しない経路が得られる場合、目標経路を生成することができると判断し、障害物と干渉しない経路が得られない場合、目標経路を生成することができないと判断する。
経路生成モデル判断部42は、目標経路を生成する上で1円モデル及び2円モデルの何れを使用するかを、姿勢角θ及び行程角φに基づいて判断する。姿勢角θは、初期位置における車両の進行方向に対して目標位置における車両の進行方向が成す角度を示す。行程角φは、初期位置における車両の進行方向に対して初期位置と目標位置とを結ぶ線分が成す角度を示す。具体的には、経路生成モデル判断部42は、姿勢角θと行程角φとの間に、θ≧2φの関係があるか否かを判断する。θ≧2φの関係があると経路生成モデル判断部42が判断した場合、1円モデル生成部44が1円モデルを使用して目標経路を生成する。θ≧2φの関係がないと経路生成モデル判断部42が判断した場合、2円モデル生成部43が2円モデルを使用して目標経路を生成する。
2円モデル生成部43(第2の経路生成部)は、初期位置を通り、かつ初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周と、目標位置を通り、かつ目標位置における車両の進行方向及び第1の円周に接する第2の円周とを基準にして、目標経路を生成する。第1の円周及び第2の円周の半径はそれぞれ車両が追従可能な最小旋回半径以上である。2円モデル生成部43は、第1の円周の半径が最小旋回半径である場合から、第2の円周の半径が最小旋回半径である場合までの、目標経路、第1の円周と第2の円周との接点、及び当該接点における車両の進行方向の各々の取り得る範囲を算出する。2円モデル生成部43の詳細な動作については、図10及び図11を参照して後述する。
1円モデル生成部44(第1の経路生成部)は、クロソイド曲線に線分或いは円弧の少なくとも一方を組み合わせて、目標経路を生成する。クロソイド曲線とは、曲率ρが曲線長さLに比例する曲線である。例えば、1円モデル生成部44は、クロソイド曲線の端部に、当該端部において曲率ρが連続するように線分、円弧或いは他のクロソイド曲線を接続することにより、目標経路を生成する。
図3(a)及び図3(b)を参照して、図2の2円モデル生成部43及び1円モデル生成部44の詳細な構成を示す。2円モデル生成部43は、経路範囲算出部51a、及び使用軌道判断部52aを備える。1円モデル生成部44は、経路範囲算出部51b、及び使用軌道判断部52bを備える。
経路範囲算出部51aは、第1の円周と第2の円周の組合せによって取り得る経路の範囲を算出する。算出された経路の範囲は、モニタ14に表示され、入力部16を介して最適な経路が車両の乗員によって選択される。使用軌道判断部52aは、選択された最適な経路における曲率半径Rの大きさに応じて、目標経路を生成する際に使用する軌道の種類を選択する。使用軌道判断部52aは、第1の円周及び第2の円周の各々の曲率半径Rの大きさに応じて、軌道の種類を選択する。軌道の種類としては、躍度最小化軌道、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、クロソイド曲線が例示される。
経路範囲算出部51bは、クロソイド曲線、線分或いは円弧の組み合わせによって取り得る経路の範囲を算出する。算出された経路の範囲は、モニタ14に表示され、入力部16を介して最適な経路が車両の乗員によって選択される。使用軌道判断部52bは、使用軌道判断部52aと同じように、選択された最適な経路における曲率半径Rの大きさに応じて、目標経路を生成する際に使用する軌道の種類を選択する。使用軌道判断部52bは、クロソイド曲線或いは円弧の曲率半径Rの大きさに応じて、軌道の種類を選択する。
[目標経路生成方法]
図5及び図6のフローチャートを参照して、図2の経路生成部33が実行する目標経路生成方法の手順を説明する。実施形態では、図4に示すように、車両の現在位置APから1回の切り返し動作によって目標駐車枠位置CPまで到達する経路を生成する状況を想定する。具体的には、障害物としての壁WAや他車両V1〜V3と衝突すること無く、車両が現在位置APから切り返し位置BPまで前進し、その後、切り返し位置BPから目標駐車枠位置CPまで後退する目標経路を生成する方法について説明する。
図5のステップS01において、経路生成可否判断部41は、認識判定部31によって求められた周囲環境認識結果或いは障害物レイアウトから車両が走行可能な領域を算出する。ここで、図7を参照して、経路生成可否判断部41が、周囲環境認識結果を、例えば白線等の路面上に存在するものと、例えば壁、他車両等の路面から上方に離れて存在するものとに分離する方法について説明する。図7(a)は車両V4が移動する前の車両周囲の鳥瞰図を示し、図7(b)は車両V4が移動した後の車両周囲の鳥瞰図を示す。
図7(a)に示すように、認識判定部31は、路面上に存在する白線L01〜L04、及び路面から上方に向けて存在する壁U01を認識し、これらの認識結果を車両上方から見た鳥瞰図として表すことができる。P01及びP02は路面に接する壁の一部を示し、P03及びP04は路面から離れた壁の一部を示す。図7(b)は、図7(a)から車両V4が所定距離VHだけ移動した後の鳥瞰図を示す。路面に接する壁の一部P11、P12、及び路面上に存在する白線L11〜L14の移動距離及び移動方向は、車両V4の所定距離VH及び移動方向にほぼ等しくなるが、壁の路面から離れて存在する部分(P13、P14)の移動距離及び移動方向は、車両V4の所定距離VH及び移動方向と異なる。このように、経路生成可否判断部41は、認識された部分の移動距離及び移動方向に基づいて、周囲環境認識結果を、例えば白線等の路面上に存在するものと、例えば壁、他車両等の路面から上方に離れて存在するものとに分離することができる。
そして、経路生成可否判断部41は、図4に示したように、路面上に存在する白線PAGを認識し、壁WA、他車両V1〜V3を障害物として認識し、障害物が存在しない領域を車両が走行可能な領域として算出する。
次に、ステップS03に進み、経路生成可否判断部41は、図4の現在位置APから切り返し位置BPを経由して目標駐車枠位置CPまでの車両の走行軌跡(コリドー)が障害物と干渉するか否かを、取り得る経路の各々について判断する。障害物と干渉しない経路が得られる場合、経路生成可否判断部41は目標経路を生成することができると判断してステップS05に進む。一方、障害物と干渉しない経路が得られない場合、経路生成可否判断部41は目標経路を生成することができないと判断して図5の経路生成処理を終了する。図8は、現在位置APから切り返し位置BPまでの経路DR1において、コリドーKLの一部分と障害物としての柱HPとが領域CLLで干渉している様子を示す。
ステップS05に進み、経路生成部33は、図8の領域CLLの干渉が生じない経路DR1の範囲をモニタ14に表示し、車両の乗員が入力部16を介して最適な経路を選択することを促す音声をスピーカ15から出力し、乗員による最適な経路の選択を入力部16を介して受け付ける。或いは、ステップS05において、経路生成部33は、自ら、最適な経路を選択することもできる。例えば、図8の領域CLLの干渉が生じない経路DR1が複数ある場合、コリドーKLを算出する6点と障害物の最近点との距離の和の移動経路長に関する積分値が最大となる経路を選択することができる。なお、図8には、現在位置APから切り返し位置BPまでの経路DR1について説明したが、経路生成部33は、切り返し位置BPから目標駐車枠位置CPまでの経路DR2についても同様にして最適な経路を選択する。これにより、切り返し位置BP及び切り返し位置BPにおける車両の進行方向が決定する。
ステップS07に進み、経路生成部33は、現在位置APを経路形成における初期位置として設定し、切り返し位置BPを経路形成における目標位置として設定する。
ステップS09に進み、経路生成部33は、図2に示した機能的な構成を用いて、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する。ステップS09の詳細な手順を、図6のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップS101において、経路生成モデル判断部42は、目標経路を生成する上で1円モデル及び2円モデルの何れを使用するかを、前述した姿勢角θ及び行程角Φに基づいて判断する。経路生成モデル判断部42は、姿勢角θと行程角Φとの間に、θ≧2φの関係があるか否かを判断する。θ≧2φの関係があると経路生成モデル判断部42が判断した場合(S101でYES)、ステップS103へ進み、θ≧2φの関係がないと経路生成モデル判断部42が判断した場合(S101でNO)、ステップS105へ進む。図12に示すように、円軌道における姿勢角θと行程角φの間にはθ=2φの関係がある。この関係を利用することにより、経路形成に使用するモデルとして、1円モデル或いは2円モデルの何れを用いるかを正確に判断することができる。θ≧2φの領域に対しては、単一方向に旋回する経路を1円モデルを用いて生成することができる。一方、θ<2φの領域に対しては、旋回方向が変化する経路を2円モデルを用いて生成することができる。
ステップS103において、経路範囲算出部51bは、初期位置から目標位置までを繋ぐ経路のうち、クロソイド曲線、線分或いは円弧の組み合わせによって取り得る経路の範囲を算出して、ステップS107へ進む。
ここで、クロソイド曲線に線分を組み合わせて生成可能な経路の範囲を図9を参照して説明する。図9のXY座標軸において、初期位置Oを原点とし、初期位置Oにおける車両の進行方向をX軸の正の方向とする。初期位置Oにおける車両の操舵量は零である。よって、初期位置Oにおける曲率ρは零である。目標位置Qが第1象限に存在する場合を考える。実際に車両が追従可能な経路を生成するために、主に操舵アクチュエータの応答速度で決まる曲率の変化率κを設定し、最小旋回半径Rminで飽和する基本クロソイド曲線BKを用いる。基本クロソイド曲線BKは、始点O及び終点Pの各々で曲率が零となるように2つのクロソイド曲線もしくは2つのクロソイド曲線と円弧を組み合わせたものである。
経路範囲算出部51bは、基本クロソイド曲線BKの終点Pに曲率が連続するような線分Lを繋ぎ合わせることができる。また、基本クロソイド曲線BKを相似拡大した曲線GKの終点Pに曲率が連続するような線分Lを繋ぎ合わせることもできる。線分Lの長さは任意に設定することができる。基本クロソイド曲線BKを相似拡大した曲線GKも、曲率ρが曲線長さLに比例するクロソイド曲線である。この基本クロソイド曲線BK或いは基本クロソイド曲線BKを相似拡大した曲線GKに線分Lを繋ぎ合わせることにより到達することができる目標位置Q及びQは、図9の基本クロソイド曲線BKの終点Pを頂点として半直線P及び半直線TPで区切られた領域MAに位置する。なお、半直線TPは、基本クロソイド曲線BKを相似拡大したときの曲線GKの終点Pが通る軌跡を示す。曲線GKの終点Pにおける接線方向はいずれも姿勢角θで等しくなる。
また、経路範囲算出部51bは、基本クロソイド曲線BKの始点Oに曲率が連続するような線分を繋ぎ合わせることもできる。また、基本クロソイド曲線BKを相似拡大した曲線GKの始点Pに曲率が連続するような線分Lを繋ぎ合わせることもできる。このように、基本クロソイド曲線BKを相似拡大すること、及び線分Lの長さを調整することにより、到達することができる目標位置Qは、図9の基本クロソイド曲線BKの終点Pを頂点として半直線TPとPを通るX軸に平行な点線で区切られた領域MBに位置する。
よって、領域MA及び領域MBがクロソイド曲線に線分を組み合わせて生成可能な経路の範囲となる。それ故、姿勢角θと行程角φとの間にθ≧2φの関係があれば、1円モデルを用いて経路生成が可能となる。ただし、基本クロソイド曲線BKの左側の領域は、操舵アクチュエータの応答速度で決まる曲率の変化率κよりも大きな変化率で曲率が変化するため、操舵アクチュエータに負担が増加するため、生成可能な経路範囲から除かれる。なお、図9の半円Cminは最小旋回半径Rminの半円を示す。
図6に戻り、ステップS105において、経路範囲算出部51aは、初期位置から目標位置までを繋ぐ経路のうち、第1の円周と第2の円周の組合せによって取り得る経路の範囲を算出して、ステップS107へ進む。
ここで、図10及び図11を参照して、初期位置から目標位置までの経路を互いに接する第1の円周と第2の円周により近似する「2円モデル」の具体例を説明する。
図10に示すように、初期位置をXY座標軸における原点O(0,0)とし、初期位置における車両の進行方向をX軸の正の方向とする。一方、目標位置を座標Q(X,Y)とし、初期位置における車両の進行方向に対して目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角をθとする。また、図10において、原点O及び座標Qの各々から伸びる矢印は、それぞれ車両の進行方向を示すベクトル(進行方向ベクトル)である。
原点Oから座標Qに至る経路は、接点Pで接する第1の円周C及び第2の円周Cの一部分を構成する円弧OP及び円弧PQにより近似することができる。第1の円周Cは、原点Oにおける車両の進行方向ベクトルに接し、第2の円周Cは、座標Qにおける車両の進行方向ベクトルに接する。
第1の円周Cの半径をRとすると、第1の円周Cの中心RはY軸上の点R(0,R)である。第2の円周Cの半径をRとすると、第2の円周Cの中心Sの座標は、(X±Rsinθ,Y±Rcosθ)と表せる。なお、中心Sの座標において、X座標の±が+符号である場合、Y座標の±は−符号となり、X座標の±が−符号である場合、Y座標の±は+符号となる。よって、2つの円周C、Cが点Pで接する場合、第1の円周Cの中心Rから第2の円周Cの中心Sまでの距離(RS)について、(1)式が成り立つ。
(1)式をR及びRに関してまとめ、式を変形すると、(2)式及び(3)式が得られる。
車両の最小旋回半径をRminとした場合、(2)式の右辺のRにRminを代入し、(3)式の右辺のRにRminを代入すると、R及びRがとり得る範囲を(4)式でそれぞれ表すことができる。
第2の円周Cの半径RにRminを代入した場合、図11に示す第1の円周C及び第2の円周Cの組合せによって原点Oから座標Qまでの経路を近似することができる。第1の円周C及び第2の円周Cの接点をPとする。一方、第1の円周Cの半径RにRminを代入した場合、図11に示す第1の円周C’及び第2の円周C’の組合せによって原点Oから座標Qまでの経路を近似することができる。第1の円周C’及び第2の円周C’の接点をPとする。2円モデル生成部43は、第1の円周C及び第2の円周Cの組合せから、第1の円周C’及び第2の円周C’の組合せまでの範囲内において、原点Oから座標Qまでの目標経路を算出することができる。接点Pと接点Pとを両端とする曲線lは、接点Pの解曲線であり、接点Pが取り得る範囲を示す。
/(R+R)=βとした場合、この式に(3)式を代入することにより、(5)式を得ることができる。
また、第2の円周Cの中心Sの座標(X±Rsinθ,Y±Rcosθ)に(3)式を代入することにより、(6)式が得られる。なお、中心Sの座標において、X座標の±が+符号である場合、Y座標の±は−符号となり、X座標の±が−符号である場合、Y座標の±は+符号となる。
したがって、第1の円周Cと第2の円周Cの接点Pの座標(βX,βY+(1−β)R)は、(5)式及び(6)式を用いることにより、半径Rの関数として表すことができる。
また、図12に示すように、円軌道における姿勢角θと行程角φの間にはθ=2φの関係がある。この関係を利用すると、接点Pの座標(βX,βY+(1−β)R)から(7)式を得ることができる。(7)式に(5)式を代入することにより、第1の円周C及び第2の円周Cの接点Pにおける車両の姿勢角θを半径Rの関数として表すことができる。
なお、図10には、初期位置を右手直交座標系における原点O(0,0)とし、初期位置における車両の進行方向をX軸の正の方向とした場合に、目標位置の座標Q(X,Y)が、XY座標軸の第1象限に位置する場合を説明した。この場合、原点Oにおける進行方向ベクトルに接する2つの円周のうち、第1象限、第2象限側の円周を第1の円周として用い、座標Qにおける進行方向ベクトルに接する2つの円周のうち、第3象限、第4象限側の円周を第2の円周として用いる。座標Q(X,Y)が、右手直交座標系の第2象限に位置する場合も同様である。これに対して、座標Q(X,Y)が、右手直交座標系の第3象限第4象限に位置する場合、原点Oにおける進行方向ベクトルに接する2つの円周のうち、第3象限、第4象限側の円周を第1の円周として用い、座標Qにおける進行方向ベクトルに接する2つの円周のうち、第1象限、第2象限側の円周を第2の円周として用いることができる。
このようにして、2円モデル生成部43は、ステップS105において、第1の円周Cの半径Rが最小旋回半径Rminである場合から、第2の円周Cの半径Rが最小旋回半径Rminである場合までの、経路、第1の円周Cと第2の円周Cとの接点P、及び接点Pにおける車両の進行方向の各々の取り得る範囲を算出することができる。
ステップS107において、2円モデル生成部43或いは1円モデル生成部44は、上記した取り得る経路の範囲から、最適な経路を選択する。例えば、コリドーKLを算出する6点と障害物の最近点との距離の和の移動経路長に関する積分値が最大となる経路を選択することができる。
ステップS109に進み、使用軌道判断部52aは、2円モデルで算出され、選択された経路における、第1の円周C及び第2の円周Cの各々の曲率半径R、Rの大きさが、予め定めた閾値Th1よりも大きいか否かをそれぞれ判断する。或いは、使用軌道判断部52bは、1円モデルで算出され、選択された経路における、クロソイド曲線或いは円弧の曲率半径Rの大きさが、予め定めた第1の閾値Th1よりも大きいか否かを判断する。第1の閾値Th1よりも大きいと使用軌道判断部52a、52bが判断した場合(S109でYES)、ステップS113に進み、第1の閾値Th1よりも大きくはないと使用軌道判断部52a、52bが判断した場合(S109でNO)、ステップS111に進む。
ステップS111において、使用軌道判断部52a或いは使用軌道判断部52bは、2円モデル或いは1円モデルにおける曲率半径Rの大きさが、予め定めた第2の閾値Th2よりも大きいか否かを判断する。第2の閾値Th2は、第1の閾値Th1よりも小さい。第2の閾値Th2よりも大きいと使用軌道判断部52a、52bが判断した場合(S111でYES)、ステップS115に進み、第2の閾値Th2よりも大きくはないと使用軌道判断部52a、52bが判断した場合(S111でNO)、ステップS117に進む。
ステップS113において、2円モデル生成部43或いは1円モデル生成部44は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を、躍度最小化軌道を用いて生成する。ステップS115において、2円モデル生成部43或いは1円モデル生成部44は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道を用いて生成する。ステップS117において、2円モデル生成部43或いは1円モデル生成部44は、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を、クロソイド曲線に線分或いは円弧を組み合わせた軌道を用いて生成する。このようにして、使用軌道判断部52a或いは使用軌道判断部52bは、選択された最適な経路における曲率半径Rの大きさに応じて、目標経路を生成する際に使用する軌道の種類を選択することができる。
図5のステップS11に戻り、経路生成部33は、切り返し位置BPを経路形成における初期位置として設定し、目標駐車枠位置CPを経路形成における目標位置として設定する。
ステップS13に進み、経路生成部33は、上記したステップS09と同様にして、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する。そして、経路生成部33は、図4に示した切り返し位置BPを挟む2つの目標経路DR1、DR2を繋ぎ合わせて、現在位置APから目標駐車枠位置CPまでのを繋ぐ1つの目標経路を生成することができる。
次に、ステップS113、S115、S117において、2円モデル生成部43或いは1円モデル生成部44が上記した3種類の軌道を用いて目標経路を生成する方法について、図13及び図14を参照して説明する。図13では、図10に示した2円モデルにおける原点Oを初期位置とし、接点Pを目標位置とした場合の目標経路の生成方法を例示する。2円モデルにおける接点Pから座標Qまでの目標経路、及び1円モデルにおける目標経路についても、同様な方法により生成可能である。
曲率一定の曲線である円弧および直線を組み合わせて軌道を生成すると、その接続点において軌道の曲率が不連続に変化する。従って、1円モデル或いは2円モデルによる軌道を自動操舵の目標区分経路として用いると、その接続点において操舵サーボ系に対して大きなトルクが要求され、車両の追従性が低下し、車両に振動が発生して乗員に違和感を与えてしまう場合がある。また、曲率変化率一定の曲線であるクロソイド曲線と、曲率一定の曲線である直線、円弧を、曲率が連続となるように組み合わせて生成した軌道では、その接続点における曲率変化率が不連続に変化する。曲率一定の曲線を組み合わせた経路が曲率の次元で不連続であるのに対して、これらの間に曲率変化率一定の曲線を挿入して生成した軌道では、曲率の次元で連続であるため、上記の問題は緩和されるが、曲率変化率の次元において不連続に変化するため、上記の問題は解決されない。そこで、2円モデル生成部43及び1円モデル生成部44は、以下に述べる手順により、初期位置から目標位置までの経路を、躍度最小化軌道、或いは、躍度最小化軌道を三角関数で近似した曲線を用いて生成する。これにより、初期位置から目標位置までの経路を、車両が追従可能な、曲率が滑らかに変化する曲線で表すことができる。
接続点において曲率の変化率が不連続となるという問題は、初期位置及び目標位置において曲率の変化率が零とする拘束条件を付加した躍度最小化軌道を用いることにより解決される。しかし、その代償として、大きく旋回する軌道が生成されてしまい、円弧やクロソイド曲線に比べて軌道が膨らむという問題が生じる。この問題は、障害物に接触することなく目標位置へ至る経路の自由度を狭めてしまう。そこで、2円モデル生成部43及び1円モデル生成部44は、円弧の半径に応じて、躍度最小化軌道、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、クロソイド曲線を使い分けて、目標経路を生成する。これにより、追従性悪化や振動が発生を回避し、大きな旋回を伴う軌道において軌道が膨らむことを抑制することが可能となる。
図13(a)に示すように、原点O、原点Oにおける姿勢角θ=0°から接点P、接点Pにおける姿勢角θ=90°に至る曲線のうち、原点O及び接点Pにおいて車両の操舵角が零である曲線を考える。図13(b)は、これらの曲線の曲線長Lに対する曲線の曲率ρを示すグラフである。図13(a)は、これらの曲線を示すグラフである。
図13(b)の「三角波」は、曲率ρが曲線長Lに比例する2つのクロソイド曲線を組み合わせたものの曲率を示す。具体的には、図13(b)の「三角波」は、「B1」から「B2」までの間のクロソイド曲線と、「B2」から「B3」までの間のクロソイド曲線とを組み合わせたものである。「B1」、「B2」及び「B3」において曲率ρの変化率が不連続となる。ただし、図13(a)に示すように、以下に述べる他の2つの曲線に比べて小回りな軌道となる。
図13(b)の「躍度最小化軌道」は、原点O及び接点Pにおいて曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道の曲率を示す。原点O及び接点Pにおいて曲率ρの変化率は連続しているが、「三角波」に比べて曲率ρの最大値が大きくなる。よって、図13(a)に示すように、他の2つの曲線に比べて大回りな軌道となる。
図13(b)の「三角関数近似」は、原点O及び接点Pにおいて曲率の変化率が零である躍度最小化軌道を三角関数で近似した曲線の曲率ρを示す。原点O及び接点Pにおける曲率ρの変化率は、「三角波」に比べて緩やかであり、且つ「躍度最小化軌道」に比べて曲率ρの最大値が小さくなる。よって、図13(a)に示すように、「躍度最小化軌道」に比べて小回りな軌道となる。詳細には、「三角波」の曲線を基準として、軌道の膨らみを「躍度最小化軌道」の約半分程度に低減することができる。図13(b)の「三角関数近似」は、他の2つの曲線である「三角波」及び「躍度最小化軌道」の両方の利点を兼ね備えた曲線であると言える。
図13(b)の「躍度最小化軌道」に示す曲率ρは、(8)式に示すように、曲線長(l)の関数として表すことができる。ここで、「L」は、原点Oから接点Pまでの曲線全体の長さを示す。
図13(b)の「三角関数近似」に示す曲率ρも、(9)式に示すように、曲線長(l)の関数として表すことができる。(9)式は、(8)式の一部を三角関数の一例としての余弦関数で近似したものである。
なお、図13(b)の「三角波」、「躍度最小化軌道」、及び「三角関数近似」の曲率ρとグラフの横軸とで囲まれる面積は、(10)式で表され、それぞれの曲線について全て同じ値となる。すなわち、原点Oから接点Pまで進んだ時のヨー角(姿勢角θ)は、3つの曲線について同じになる。
次に、図14(b)に示すように、原点Oと接点Pの間で最大曲率を維持する部分、つまり一定の操舵角を保持する部分(操舵角保持部分RC)が含まれる曲線を考える。この場合、図14(b)の「躍度最小化軌道」は、2つの躍度最小化軌道を操舵角保持部分RCを介して繋ぎ合わせた曲線の曲率ρを示す。1つ目の躍度最小化軌道は、原点Oから操舵角保持部分RCの開始点まで、つまり図14(b)の「B4」から「B5」までを繋ぐ躍度最小化軌道のうち、原点O及び操舵角保持部分RCの開始点における曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道である。2つ目の躍度最小化軌道は、操舵角保持部分RCの終了点から接点Pまで、つまり図14(b)の「B6」から「B7」までを繋ぐ躍度最小化軌道のうち、接点P及び操舵角保持部分RCの終了点における曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道である。操舵角保持部分RCの曲率は後述する「台形波」と同じである。「B4」〜「B7」における曲率ρの変化率は連続する。また、曲率ρの最大値は、「台形波」と同じになる。
図14(b)の「三角関数近似」は、原点Oから操舵角保持部分RCの開始点までの躍度最小化軌道、及び操舵角保持部分RCの終了点から接点Pまでの躍度最小化軌道をそれぞれ三角関数で近似した曲線の曲率を示す。操舵角保持部分RCの曲率は後述する「台形波」と同じである。「B4」〜「B7」における曲率ρの変化率は、「台形波」に比べて緩やかである。
図14(b)の「台形波」は、曲率ρが曲線長Lに比例するクロソイド曲線と円弧を組み合わせた軌道の曲率ρを示す。具体的には、図14(b)の「台形波」は、「B4」から「B5」までの間のクロソイド曲線と、「B5」から「B6」までの間の最大曲率の円弧と、「B6」から「B7」までの間のクロソイド曲線とを組み合わせた軌道の曲率ρである。「B4」〜「B7」において曲率ρの変化率が不連続となる。
図14(b)の「躍度最小化軌道」のうち、原点Oから操舵角保持部分RCの開始点までの躍度最小化軌道の曲率ρは、(11)式で表すことができる。ここで、「ρmax」は操舵角保持部分RCの最大曲率を示し、「L」は原点Oから操舵角保持部分RCの開始点までの曲線長を示す。
図14(b)の「三角関数近似」のうち、原点Oから操舵角保持部分RCの開始点までの曲率ρは、(12)式で表すことができる。(12)式は、(11)式を正弦関数で近似したものである。
以上説明したように、1円モデル生成部44は、円周の半径Rに応じて、初期位置及び目標位置において曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いはクロソイド曲線を使い分けて、初期位置から目標位置までを繋ぐ目標区分経路を生成することができる。
一方、2円モデル生成部43は、第1の円周Cの半径Rに応じて、初期位置O及び接点Pにおいて曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いは初期位置Oから接点Pまでを繋ぐクロソイド曲線を使い分けて、初期位置Pから接点Pまでを繋ぐ第1の目標区分経路を生成する。2円モデル生成部43は、第2の円周Cの半径Rに応じて、接点P及び目標位置Qにおいて曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いはクロソイド曲線を使い分けて、接点Pから目標位置Qまでを繋ぐ第2の目標区分経路を生成する。そして、2円モデル生成部43は、第1の目標区分経路と第2の目標区分経路を繋ぎ合わせて目標経路を生成することができる。
以上説明したように、実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する駐車支援装置において、経路生成モデル判断部42は、初期位置における車両の進行方向に対して目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角θと、初期位置における車両の進行方向に対して初期位置と目標位置とを結ぶ線分が成す行程角φとの間に、θ≧2φの関係があるか否かを判断する。経路生成モデル判断部42がθ≧2φの関係があると判断した場合、1円モデル生成部44は、クロソイド曲線に線分或いは円弧の少なくとも一方を組み合わせて、目標経路を生成する。一方、経路生成モデル判断部42がθ≧2φの関係がないと判断した場合、2円モデル生成部43は、初期位置を通り、かつ初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周Cと、目標位置を通り、かつ目標位置における車両の進行方向及び第1の円周Cに接する第2の円周Cとを基準にして、目標経路を生成する。このように、姿勢角θと行程角φとの関係に基づいて目標経路の生成モデルを正しく使い分けることにより、狭い駐車場においても目標経路を容易に生成することができる。
第1の円周C及び第2の円周Cの半径はそれぞれ車両が追従可能な最小旋回半径以上であり、2円モデル生成部43は、第1の円周Cの半径Rが最小旋回半径Rminである場合から、第2の円周Cの半径Rが最小旋回半径Rminである場合までの、目標経路、第1の円周Cと第2の円周Cとの接点P、及び接点Pにおける車両の進行方向の各々の取り得る範囲を算出する。これにより、取り得る範囲の中から、最適な目標経路を選択することができる。
初期位置を右手直交座標系における原点とし、初期位置における車両の進行方向をX軸の正の方向とした場合において、2円モデル生成部43は、目標位置が、第1象限或いは第2象限にある時、原点においてX軸に接する2つの円周のうち、第1象限或いは第2象限側の円周を第1の円周Cとして選択し、目標位置において車両の進行方向に接する2つの円周のうち、第3象限或いは第4象限側の円周を第2の円周Cとして選択する。一方、目標位置が、第3象限或いは第4象限にある時、原点においてX軸に接する2つの円周のうち、第3象限或いは第4象限側の円周を第1の円周Cとして選択し、目標位置において車両の進行方向に接する2つの円周のうち、第1象限或いは第2象限側の円周を第2の円周Cとして選択する。これにより、目標位置が位置する象限に応じて、第1の円周C及び第2の円周Cとして使用する円周を明確に特定することができる。
図6のステップS109〜S117に示したように、1円モデル生成部44は、生成された目標経路のうち曲率ρが変化する区間を、当該区間の始点及び終点において曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道、若しくは当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道で置き換える。これにより、曲率半径Rに応じて適切な軌道を用いて目標経路を生成することができる。よって、車両の追従性の低下や車両の振動の発生を回避することができる。また、軌道が膨らむことを抑制することができる。
2円モデル生成部43は、第1の円周Cの半径Rに応じて、初期位置及び接点において曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道、当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いは曲率変化率が一定の曲線と曲率変化率が零の曲線を組み合わせた軌道を使い分けて、初期位置から接点までを繋ぐ第1の目標区分経路を生成する。2円モデル生成部43は、第2の円周Cの半径Rに応じて、接点及び目標位置において曲率ρの変化率が零である躍度最小化軌道、当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いは曲率変化率が一定の曲線と曲率変化率が零の曲線を組み合わせた軌道を使い分けて、接点から目標位置までを繋ぐ第2の目標区分経路を生成する。2円モデル生成部43は、第1の目標区分経路と第2の目標区分経路を繋ぎ合わせて目標経路を生成する。これにより、曲率半径Rに応じて適切な軌道を用いて目標経路を生成することができる。よって、車両の追従性の低下や車両の振動の発生を回避することができる。また、軌道が膨らむことを抑制することができる。
また、図4に示すように、1円モデルおよび2円モデルを用いて生成した経路では、1円モデルのみを用いて生成した経路では1回の切り返しで駐車できない状況、例えば狭い駐車場においても、車両の切り返し位置BP及び姿勢を任意に選択することができる。
車両に搭載されたカメラやレーザーレーダなどの外界認識センサ13もしくは他車両V1〜V3や定点カメラから送信された周囲環境認識結果を基にして、走行可能な路面と他車両V1〜V3や壁WAなどの立体物と走行可能領域とを判別する。この際に、路面や壁、車体などのテクスチュアが持つ特徴や自車両の自己位置推定に基づいたオプティカルフローの差異などを用いて走行可能な路面と立体物とを識別することができる。
車両の四隅および後輪車軸上の2点の計6点が通る軌跡を描き、これらの軌跡と初期位置における車両概形と目標位置における車両概形を含む領域からコリドーKLを算出する。算出したコリドーを鳥瞰図上に重畳描画して操作者に提示してもよい。認識した他車両他車両V1〜V3や壁WAがコリドーKL内に存在する場合、その干渉領域CLLを強調表示し、乗員に注意喚起してもよい。
入力部16はタッチパネルなどのユーザーインターフェースを備え、乗員が、手動で目標駐車枠位置CP及び切り返し位置BP及び姿勢を指定もしくは調整できるようにしてもよい。これにより、初期位置から目標位置まで至る取り得る経路を任意に指定もしくは調整することができる。
また、図4に示す例では、1回の切り返し動作により、他車両V1〜V3に対して並列に駐車する場合を示したが、1回の切り返し動作により、他車両に対して縦列に駐車する場合であっても、本発明を適用することもできる。目標駐車枠位置CPに後退して駐車する場合を示したが、前進して駐車する場合であっても本発明を適用することができる。
1回の切り返し動作によっても駐車を完了できない場合においても、自己位置推定部34による自己位置推定結果に基づき引き続き駐車支援を継続してもよい。これにより、切り返し動作を繰り返すことによって、さらに狭く、駐車が困難な状況においても駐車動作を支援することができる。
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
33…経路生成部
42…経路生成モデル判断部
43…2円モデル生成部(第2の経路生成部)
44…1円モデル生成部(第1の経路生成部)
51a、51b…経路範囲算出部
52a、52b…使用軌道判断部
φ…行程角
θ…姿勢角
ρ…曲率
BK、GK…クロソイド曲線
C1…第1の円周
C2…第2の円周
O…初期位置
Q…目標位置
Rmin…最小旋回半径

Claims (6)

  1. 初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する駐車支援装置であって、
    前記初期位置における車両の進行方向に対して前記目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角θと、前記初期位置における車両の進行方向に対して前記初期位置と前記目標位置とを結ぶ線分が成す行程角φとの間に、θ≧2φの関係があるか否かを判断する経路生成モデル判断部と、
    前記経路生成モデル判断部が前記θ≧2φの関係があると判断した場合、クロソイド曲線に線分或いは円弧の少なくとも一方を組み合わせて、前記目標経路を生成する第1の経路生成部と、
    前記経路生成モデル判断部が前記θ≧2φの関係がないと判断した場合、前記初期位置を通り、かつ前記初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周と、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における車両の進行方向及び前記第1の円周に接する第2の円周とを基準にして、前記目標経路を生成する第2の経路生成部と、
    を備えることを特徴とする駐車支援装置。
  2. 請求項1に記載の駐車支援装置において、
    前記第1の円周及び第2の円周の半径はそれぞれ車両が追従可能な最小旋回半径以上であり、
    前記第2の経路生成部は、前記第1の円周の半径が前記最小旋回半径である場合から、前記第2の円周の半径が最小旋回半径である場合までの、前記目標経路、前記第1の円周と前記第2の円周との接点、及び当該接点における車両の進行方向の各々の取り得る範囲を算出する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駐車支援装置において、
    前記初期位置を右手直交座標系における原点とし、前記初期位置における車両の進行方向をX軸の正の方向とした場合において、前記第2の経路生成部は、
    前記目標位置が、第1象限或いは第2象限にある時、原点においてX軸に接する2つの円周のうち、第1象限、第2象限側の円周を前記第1の円周として選択し、前記目標位置において車両の進行方向に接する2つの円周のうち、第3象限、第4象限側の円周を前記第2の円周として選択し、
    前記目標位置が、第3象限或いは第4象限にある時、原点においてX軸に接する2つの円周のうち、第3象限、第4象限側の円周を前記第1の円周として選択し、前記目標位置において車両の進行方向に接する2つの円周のうち、第1象限或いは第2象限側の円周を前記第2の円周として選択する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の駐車支援装置において、
    前記第1の経路生成部は、生成された目標経路のうち曲率が変化する区間を、曲率ρの変化率が一定な曲線を組み合わせた軌道、若しくは当該区間の始点及び終点において曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、若しくは当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道で置き換えることを特徴とする駐車支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の駐車支援装置において、
    前記第2の経路生成部は、
    前記第1の円周の半径に応じて、前記初期位置及び前記接点において曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いは前記曲率ρの変化率が一定な曲線を組み合わせた軌道を使い分けて、前記初期位置から前記接点までを繋ぐ第1の目標区分経路を生成し、
    前記第2の円周の半径に応じて、前記接点及び前記目標位置において曲率の変化率が零である躍度最小化軌道、当該躍度最小化軌道を三角関数で近似した軌道、或いは前記曲率ρの変化率が一定な曲線を組み合わせた軌道を使い分けて、前記接点から前記目標位置までを繋ぐ第2の目標区分経路を生成し、
    前記第1の目標区分経路と前記第2の目標区分経路を繋ぎ合わせて前記目標経路を生成する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  6. 初期位置から目標位置までを繋ぐ目標経路を生成する目標経路生成方法であって、
    前記初期位置における車両の進行方向に対して前記目標位置における車両の進行方向が成す姿勢角θと、前記初期位置における車両の進行方向に対して前記初期位置と前記目標位置とを結ぶ線分が成す行程角φとの間に、θ≧2φの関係があるか否かを判断し、
    前記θ≧2φの関係があると判断した場合、曲率が変化する曲線と曲率が一定の曲線を組み合わせて、前記目標経路を生成し、
    前記θ≧2φの関係がないと判断した場合、前記初期位置を通り、かつ前記初期位置における車両の進行方向に接する第1の円周と、前記目標位置を通り、かつ前記目標位置における車両の進行方向及び前記第1の円周に接する第2の円周とを基準にして、前記目標経路を生成する
    ことを特徴とする目標経路生成方法。
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