JP2014022540A - プリント配線板及び回路モジュール及び照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板11は、貫通穴111を有する。貫通穴111は、抜止めを有する端子をA面側から挿通し、B面側に端子の先端が露出する。導体箔12は、基板11のB面側の上に設けられ、B面側に露出した端子の先端をはんだ付けする。導体箔12は、貫通穴111の縁から所定の距離以内の範囲には設けられていない。
【選択図】図1
Description
これに対し、プリント配線板にハウジングを実装するスペースがない場合などにおいて、プリント配線板に電線を直接はんだ付けする方式もある。
電線を直接はんだ付けする方式において、はんだ付け作業の効率を高めるため、電線の先端に端子を設ける方式がある。端子には、抜止めが設けられていて、端子をプリント配線板に設けられた貫通穴に挿通すると、抜止めがプリント配線板と係合することにより、作業中に電線が抜けるのを防ぐ。
実施の形態1について、図1〜図8を用いて説明する。
基板11は、例えば、紙フェノールやガラスエポキシなどにより形成された板である。以下、基板11の一方の面を「A面」、他方の面を「B面」と呼ぶ。
導体箔12は、基板11のB面の上に設けられている。なお、導体箔12が基板11のA面の上にも設けられる構成であってもよい。導体箔12は、例えば銅など電気伝導率の高い材料で形成されている。導体箔12は、プリント配線板10に実装される電子部品などの間を電気接続する配線となる。
ソルダレジスト13は、導体箔12の更に上に設けられている。ソルダレジスト13は、導体箔12を保護し、また、導体箔12の不必要な部分にはんだが付着するのを防ぐ。
貫通穴111は、端子を挿通するための穴である。貫通穴111に挿通される端子は、基板直付け型であり、抜止めを有する。端子は、基板11のA面側から貫通穴111に挿通され、B面側に先端が露出する。B面側に露出した端子の先端部分は、はんだ付けにより導体箔12に固定され、導体箔12と電気接続する。
ただし、導体箔12は、貫通穴111の縁から所定の距離以内の範囲には、設けられていない。貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dは、0.2mm以上0.3mm以下であることが好ましい。その理由については、後述する。
まず、基板11のB面一面に、導体箔12を形成する。
その後、導体箔12の不要な部分をエッチングして、配線パターンを形成する。このとき、貫通穴111となる部分には、導体箔12をエッチングして基板11が露出した部分を形成する。この部分は例えば円形であり、その直径は、貫通穴111の直径よりも大きい。
その後、例えば金型加工などにより、貫通穴111を形成する。
被覆保持部221は、電線21の被覆211を囲い、保持する。
撚線保持部222は、電線21の撚線212の先端付近を囲い、撚線212がバラけるのを防ぎ、保持する。
抜止め223は、端子20が基板11の貫通穴111に挿通されたとき、貫通穴111の周囲の基板11と係合して、端子20が貫通穴111から外れるのを防ぐ。
バネ部224は、弾性を有する。バネ部224は、端子20が基板11の貫通穴111に挿通されたとき、貫通穴111の内壁に当接する。挿通の過程において、バネ部224が変形することにより、抜止め223を貫通穴111に通すことを可能とする。抜止め223が貫通穴111を通過すると、バネ部224が元の形状に戻り、抜止め223を基板11に係合させる。
はんだ付けが不良である場合、はんだ30bのように、端子20の周りにはんだが途切れた部分が存在する。このようにはんだ付けがされた場合、力が加わる方向によっては強度が不足してはんだが外れたり、導体箔12が剥がれたりする可能性がある。
手作業ではんだ付けをする場合、はんだ付けをし忘れる可能性がある。フロー方式ではんだ付けをすれば、はんだ付け漏れを防ぐことができる。
しかし、フロー方式ではんだ付けをする場合、はんだの回りが悪く、はんだ付け不良が発生する可能性がある。
貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dを変えて、フロー方式ではんだ付けをし、はんだ付け不良が発生するか否かを検査した。
貫通穴111の中心は、設計上、基板11が露出している部分の中心と一致しているが、実際には、製造誤差により、貫通穴111の中心と、基板11が露出している部分の中心との間には、ずれが生じる。εは、貫通穴111の中心と、基板11が露出している部分の中心との間の距離を表わす。
距離εが0ならば、貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dは、(φ2−φ1)/2で一定となる。しかし、実際には、距離εが0ではないので、場所によって、距離dが短いところと、長いところとが生じる。距離dの最大値dmaxは、(φ2−φ1)/2+εになる。距離dの最小値dminは、(φ2−φ1)/2−εになる。
また、1枚の基板に割り付けた6枚のプリント配線板10を2枚ずつ3つのグループに分け、グループごとに、基板11が露出している部分の直径φ2を変えた。それぞれのグループ内において、直径φ2は、設計上同じとしたが、実際に測定したところ、第一のグループでは2.39mm〜2.43mmの間に分布し、第二のグループでは2.59mm〜2.63mmの間に分布し、第三のグループでは2.79mm〜2.83mmの間に分布していた。
「○」は、はんだ付けが良好であることを示す。「△」及び「×」は、はんだ付け不良を示す。「△」は、図4で説明したように、端子20の周りにはんだが途切れた部分が存在する場合を示す。「×」は、端子20と導体箔12とが接続していない場合を示す。
破線81は、横軸の距離dとして、距離dの最小値dminをとった場合を表わす。
点線82は、横軸の距離dとして、距離dの最大値dmaxをとった場合を表わす。
実線83は、横軸の距離dとして、最小値dminと最大値dmaxとの平均をとった場合を表わす。
(1)距離dの最大値dmaxが0.32mmを超えると、はんだ付け不良発生率が増加する。
(2)距離dの最小値dminが0.12mmを下回ると、はんだ付け不良発生率が増加する。
したがって、抜止め223が通る位置で、貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dが大きければ、傷121は発生しない。
貫通穴111が円形である場合、抜止め223が通る位置は一定ではないので、はんだ付け不良の発生を抑えるには、距離dの最小値dminを大きくする必要がある。
このため、はんだ付け不良の発生を確実に抑えるには、実験結果から求めた値よりも距離dの下限を大きくすべきである。
また、プリント配線板10は、片面基板でもよいし、両面基板でもよいし、多層基板でもよいが、貫通穴111の内壁に導体箔12が設けられていない構成である場合、本発明の効果が顕著である。
また、端子20の形状は、上述した例に限らず、抜止めを有するものであればよい。
また、貫通穴111の形状は、円形に限らず、端子20の形状に適合したものであればよい。貫通穴111及び端子20の形状により、抜止めが通る位置が定まる場合、抜止めが通る位置において、貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dが、下限以上であればよく、それ以外の位置では、貫通穴111の縁から導体箔12の縁までの距離dが、下限より小さくてもよい。
Claims (4)
- 抜止めを有する端子を一方の面から挿通して、他方の面に上記端子の先端が露出する貫通穴を有する基板と、
上記基板の上記他方の面の上に設けられ、上記他方の面に露出した上記端子の先端をはんだ付けする導体箔とを有し、
上記貫通穴の縁から所定の距離以内の範囲には、上記導体箔が設けられていない
ことを特徴とするプリント配線板。 - 上記貫通穴の縁から上記導体箔の縁までの距離は、0.2ミリメートル以上0.3ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
- 請求項1または請求項2に記載のプリント配線板と、
抜止めを有し、上記貫通穴に上記一方の面から挿通され、上記他方の面に先端が露出し、上記導体箔にはんだ付けされた端子と
を有することを特徴とする回路モジュール。 - 請求項3に記載の回路モジュールを有することを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012159358A JP2014022540A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | プリント配線板及び回路モジュール及び照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012159358A JP2014022540A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | プリント配線板及び回路モジュール及び照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014022540A true JP2014022540A (ja) | 2014-02-03 |
Family
ID=50197100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012159358A Pending JP2014022540A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | プリント配線板及び回路モジュール及び照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014022540A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6057159U (ja) * | 1983-09-24 | 1985-04-20 | 株式会社島津製作所 | スル−ホ−ル型プリント基板用電子部品 |
| JPS6240533Y2 (ja) * | 1982-11-18 | 1987-10-16 | ||
| JPS63131168U (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-26 | ||
| JPH09134749A (ja) * | 1995-11-03 | 1997-05-20 | Whitaker Corp:The | 電気端子 |
-
2012
- 2012-07-18 JP JP2012159358A patent/JP2014022540A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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