JP2014022235A - ハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法 - Google Patents

ハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多数個のコネクタハウジングに対応して、コネクタハウジングの反転を省スペースで且つ短時間で行わせ、コネクタハウジングの上下の端子収容室にスムーズに端子を挿入可能とする。
【解決手段】横長の水平なベース板7に並列に配置固定される多数のホルダ支持体5と、各ホルダ支持体に上下反転可能に支持された各ハウジングホルダ3とで成る被駆動体8と、各ホルダ支持体5を貫通した各ハウジングホルダ3の軸部4に接離可能に係合する連結部33と、連結部を上下反転させる駆動部36とを備えて、ベース板の長手方向に移動手段41で移動可能な駆動体6と、を備えたハウジング反転装置1を用いて、コネクタハウジング2の上下の端子収容室13に電線付き端子17を挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジングを上下反転して、既に挿入済みの端子付き電線に邪魔されることなく、所要の端子収容室に電線付き端子を挿入するハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法に関するものである。
従来、合成樹脂製のコネクタハウジングの端子収容室に電線付きの端子を挿入するために、種々の端子挿入装置や端子挿入方法が提案されている。
例えば特許文献1(図示せず)には、コネクタハウジングの上下二段の端子収容室に各電線付きの端子を背合わせに挿入配置することを目的として、コネクタハウジングの上段の各端子収容室に各端子を挿入した後、コネクタハウジングを上下反転させて、コネクタハウジングの下段(回転後の上段)の各端子収容室に各端子を挿入することが記載されている。コネクタハウジングを上下反転させることで、端子付き電線を反転させることなく(反転時の電線の捩れで挿入前の端子の位置に狂いを生じることなく)、上下の各端子を背合わせに配置できる。
コネクタハウジングはハウジング保持枠内に保持され、ハウジング保持枠は垂直なハウジング保持板に回動自在に支持され、ハウジング保持枠の裏面(後面)側の係合孔にロータリシリンダの係合子が進入係合する。ロータリシリンダは基台のフレームに固定され、ハウジング保持枠の前方に端子挿入ハンドが配置され、ハウジング保持板はガイドに沿って左右にスライド可能である。
また、特許文献2(図示せず)には、コネクタハウジングの左右の端子収容室の隔壁の正面に電線掻き分け用の左右一対の端子ガイドアームを閉じた状態で配置し、一対のガイドアームを開いて左右の挿入済みの端子付き電線を掻き分けた後、中央の端子収容室に端子を挿入することが記載されている。
電線掻き分け用のガイドアームの前方に前後一対の電線把持ハンドが配置され、各電線把持ハンドは水平な各エアシリンダで端子挿入離脱方向に進退可能であり、ガイドアームと電線把持ハンドとは垂直なエアシリンダで一体的に昇降可能である。これらガイドアームと端子把持ハンドと各エアシリンダ等とで端子挿入ヘッドが構成されている。
特開2000−311762号公報 特開平7−161449号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法にあっては、垂直なハウジング保持板にハウジング保持枠を反転自在に装着する作業(段取り替え)が面倒であり、種類の異なる多数個(種類は数種類でもよい)のコネクタハウジングに対応する場合に多くの時間を要するという懸念があった。また、ハウジング保持板を左右(ハウジング並び方向)に移動させて、所要のハウジング保持枠を固定側のロータリシリンダで反転させるために、多数個のコネクタハウジングに対応した場合に、ハウジング保持板を左右に移動させるのに多くのスペースや時間を要するという懸念があった。
また、上記特許文献2に記載された端子挿入装置及び端子挿入方法にあっては、電線掻き分け用の左右一対のガイドアームの左右方向の幅寸法が広い(例えば端子の幅よりも広い)ために、コネクタハウジングの左右の端子収容室間のピッチが狭い場合に電線を上手く掻き分けられないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、多数個のコネクタハウジングに対応して、コネクタハウジングの反転を省スペースで且つ短時間で行うことのできるハウジング反転装置と、そのハウジング反転装置を用いて、コネクタハウジングの上下の端子収容室に、上側の挿入済みの端子付き電線との干渉なくスムーズに端子を挿入することのできる端子挿入方法を提供することを第一の目的とする。また、上記端子挿入方法において、左右の狭ピッチの端子収容室に挿入済みの端子付き電線を電線掻き分けアームでスムーズ且つ確実に掻き分けてその中間の端子収容室に端子をスムーズ且つ確実に挿入することのできる端子挿入方法を提供することを第二の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハウジング反転装置は、横長の水平なベース板に並列に配置固定される多数のホルダ支持体と、各ホルダ支持体に上下反転可能に支持された各ハウジングホルダとで成る被駆動体と、各ホルダ支持体を貫通した各ハウジングホルダの軸部に接離可能に係合する連結部と、該連結部を上下反転させる駆動部とを備えて、該ベース板の長手方向に移動手段で移動可能な駆動体と、を備えたことを特徴とする。
上記構成により、横長の水平なベース板の上に、ホルダ支持体とハウジングホルダとで成る多数の被駆動体が並列に好ましくは等ピッチでセットされる。多数の被駆動体に対して一つの駆動体が被駆動体の並び方向に移動手段で移動して所要の被駆動体の前で停止し、駆動体の連結部が進退手段で前進して所要の被駆動体の軸部に連結され、駆動部で軸部が、ハウジングホルダ及びハウジングホルダに保持されたコネクタハウジングと一体に上下反転される。
請求項2に係るハウジング反転装置を用いた端子挿入方法は、請求項1記載のハウジング反転装置を用いた端子挿入方法であって、前記ハウジングホルダにセットしたコネクタハウジングの上側の端子収容室に電線付き端子を挿入し、前記駆動部で該ハウジングホルダを上下反転し、該コネクタハウジングの新たに上側となった端子収容室に電線付き端子を挿入する、というサイクルを繰り返して上下の各端子収容室に電線付き端子を挿入することを特徴とする。
上記構成により、上側の端子収容室に挿入済みの端子付き電線が上下反転されることで下側の端子収容室から垂れ下がることとなって、新たな上側の端子収容室の前に邪魔な電線がなくなって広いスペースが確保される。これにより、新たな上側の端子収容室に電線付き端子が既に挿入済みの端子付き電線と干渉することなくスムーズ且つ確実に挿入される。このサイクルが繰り返されて、上下の全ての所要な各端子収容室に各電線付き端子がスムーズ且つ確実に挿入される。上側の左右方向の二つないしそれ以上の端子収容室に各電線付き端子を挿入した後、コネクタハウジングを上下反転する場合もあり得る(1サイクルにおける端子の挿入数は複数であってもよい)。
請求項3に係るハウジング反転装置を用いた端子挿入方法は、請求項2記載のハウジング反転装置を用いた端子挿入方法において、左右一対の細棒状の電線掻き分けアームを前後にラップさせて所要の端子収容室の左右に位置する挿入済みの端子付き電線の間に挿入し、該電線掻き分けアームを開いて該挿入済みの端子付き電線を掻き分けて、該所要の端子収容室に電線付き端子を挿入することを特徴とする。
上記構成により、左右一対の細棒状の電線掻き分けアームが前後にラップして(重なってないし揃って)一対の電線掻き分けアームの幅が狭く規定されるから、一対の電線掻き分けアームが、コネクタハウジングに既に挿入済みの左右の各端子付き電線の間に上から下向きにスムーズ且つ確実に挿入されて、左右の各端子付き電線の掻き分けが確実に行われる。
請求項1記載の発明によれば、ベース板上の多数個のハウジングホルダを含む被駆動体を移動させずに、一つの駆動体をベース板の長手方向すなわち被駆動体の並び方向に移動させることで、多数個のコネクタハウジングに対応して、ハウジングホルダすなわちコネクタハウジングの反転を省スペースで且つ短時間で行うことができる。また、ベース板の上に多数個の被駆動体を載置して簡単に短時間でセットすることができる。これらによって、ハウジング反転装置の構造をコンパクト化することができると共に、コネクタハウジングのセット(段取り)作業と反転操作を迅速化することができる。
請求項2記載の発明によれば、上側の端子収容室に挿入済みの端子付き電線をコネクタハウジングの上下反転操作で下側に位置させ、反転後の新たな上側の端子収容室に次の電線付き端子を挿入済みの端子付き電線に邪魔されることなく挿入する、というサイクルを繰り返して、コネクタハウジングの全ての所要な端子収容室に電線付き端子をスムーズ且つ確実に挿入することができる。これによって、端子付き電線とコネクタハウジングとで成るサブワイヤハーネスの生産性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、コネクタハウジングの上側又は下側における左右の狭ピッチの端子収容室に挿入済みの各端子付き電線の間に、一対の電線掻き分けアームを前後にラップさせて幅狭に閉じた状態でスムーズ且つ確実に挿入することで、挿入済みの端子付き電線を電線掻き分けアームでスムーズ且つ確実に掻き分けてその中間の端子収容室に電線付き端子をスムーズ且つ確実に挿入することができる。これによって、端子付き電線とコネクタハウジングとで成るサブワイヤハーネスの生産性を高めることができる。
本発明に係るハウジング反転装置の概要例と端子挿入方法の一実施形態を示す、(a)はコネクタハウジングの上側の端子収容室に端子を挿入した状態の斜視図、(b)はコネクタハウジングを反転させて上側となった端子収容室に端子を挿入する状態の斜視図である。 ハウジング反転装置の被駆動側の部分の詳細例を示す、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 ハウジング反転装置の駆動側の部分の詳細例を示す、(a)は正面図、(b)は側面図である。 コネクタハウジングの他の形態における端子挿入方法を示す、(a)はコネクタハウジングの上側の端子収容室に端子を挿入した状態の正面図、(b)はコネクタハウジングを反転させて上側となった端子収容室に端子を挿入する状態の正面図である。 本発明に係る端子挿入方法の他の実施形態を示す斜視図である。
図1〜図4は、本発明に係るハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法の一実施形態を示すものである。図1に端子挿入装置におけるハウジング反転装置の概要を示し、図2,図3に端子挿入装置におけるハウジング反転装置の詳細を示し、図1,図4に端子挿入方法を示している。図1に対応する図2,図3の構成部分には図1と同じ符号を付して説明する。
図1(a)(b)の如く、この端子挿入装置におけるハウジング反転装置1は、合成(絶縁)樹脂製のコネクタハウジング2を保持するハウジングホルダ3と、ハウジングホルダ3の後面(裏面)側の水平な軸部4を前後方向に貫通させてハウジングホルダ3を上下左右方向に回転自在に支持した固定側のホルダ支持体5と、ハウジングホルダ3の軸部4を接離自在に連結して、ハウジングホルダ3を矢印Aの如く回転(上下反転)駆動し、軸部4と分離した状態で左右(水平)方向に移動可能なホルダ回転機構(駆動体)6とを備えたものである。
図2(a)(b)の如く、ホルダ支持体5は水平なベース板7にねじ締め等の不図示の固定手段で固定され、ホルダ支持体5にハウジングホルダ3が上下左右方向(仮想垂直面に沿う方向)に回動自在に支持され、ベース板7は左右(水平)方向に略帯状に長く形成され、ハウジングホルダ3とホルダ支持部5とで成る被駆動体8はベース板7の上に左右方向に多数並列に等ピッチで載置・セットされている。
ベース板7の後側の水平壁47の上面にホルダ支持体5の下向きの垂直壁42の水平な下面42aが載置され、その状態でベース板7の後側の低い垂直壁9にホルダ支持体5の下向きの垂直壁42をねじ締め等で位置決め・固定させるための小孔43が多数等ピッチで並列に配設されている。
一枚(一本)のベース板7には十個以上(例えば15個程度)の被駆動体8を並列に等ピッチで配置(載置)可能である。ベース板7の左右両端には、多数の被駆動体8を配置したベース板7を作業者が手で持って端子挿入装置に配置(載置)するための取っ手10が設けられている。ベース板7の前後両側には複数の小ローラ44が設けられ、端子挿入装置の支持台にベース板7がスムーズに摺動配置される。例えばベース板7は端子挿入装置の不図示の支持台に不図示のクランプ等の固定手段で固定される。ハウジングホルダ3の正面視矩形状の前端部45はベース板7の前端壁46から前方に突出して干渉なく周方向に回動自在となっている。
図1,図2において、ハウジングホルダ3は、合成樹脂材や金属材で形成され、不図示のばね部材の付勢力でハウジング収容室11内にコネクタハウジング2をガタつきなく固定(保持)する。ハウジング収容室11はハウジングホルダ3の上下左右の壁部(周壁)12と背面側の垂直な壁部(後壁)13とで囲まれて構成され、矩形状の前部開口(符号11で代用)を有する。コネクタハウジング2は手作業又は不図示の自動機で前部開口からハウジング収容室11内に挿入される。
図1の例のコネクタハウジング2は上下四段の端子収容室131〜134を有しているが、本発明の端子挿入方法においては、図4の如く、上下二段の端子収容室141,142を有したコネクタハウジング15を用いることが好ましい。左右方向の端子収容室13,14の数は幾つあってもよい。
図1,図2において、ハウジングホルダ3の軸部4はホルダ支持体5の貫通孔内にベアリング等でガタつきなくスムーズに回動自在に支持され、ホルダ支持体5の後方に突出した軸部4の先端部分(符号4で代用する後端部分)は断面矩形状に形成され、駆動体6(図1,図3)の水平な回転軸34の前端側の連結部33に、ハウジングホルダ3の軸部4の断面矩形状の先端部分4を挿入係合させる断面矩形状の有底の孔部18が設けられている。
明細書では便宜上、ハウジングホルダ3側を前側、ホルダ支持体5側や駆動体6側を後側として説明する。図2における被駆動体8側のハウジング反転装置部分を符号11で示す。ハウジング反転装置1は図2のハウジング反転装置部分11と後述の図3のハウジング反転装置部分11とで構成される。
図1(a),図3(a)(b)において、駆動体6の回転軸34は、例えば矢印Bの如くエア圧で前後に進退(例えば不図示のばね部材の付勢に抗して加圧で前進し、減圧時のばね部材の復元力で後退)可能であり、且つ図3(b)の上側のモータ19で回転されるベルト20の駆動でプーリ35を介して矢印Aの如く周方向に回転可能となっている。例えばエア圧とばね部材とで回転軸34(連結部33)に対する進退手段が構成され、モータ19とベルト20とプーリ35とで回転軸34(連結部33)に対する駆動部36が構成されている。回転軸34はケース(軸部支持体)21内に進退自在に且つ回動自在に支持され、回転軸34の先端(前端)部分がケース21から前方に突出している。
図3(a)(b)の如く、ケース21が軸回転用の上側のモータ19と共に前後方向(Y方向)の短いガイドレール22に矢印Bの如くスライド自在に支持され、前後方向のガイドレール22は上下方向(Z方向)の短いガイドレール23に矢印Cの如くスライド自在に支持され、上下方向のガイドレール23がブラケット25を介して左右方向(X方向)の長いガイドレール24に矢印Dの如くスライド自在に支持されて、前後上下(矢印B,C方向)に小さく移動可能で、且つ左右方向(矢印D方向)に大きく移動可能となっている。左右方向は図2のベース板7の長手方向に一致し、ベース板7の上側に左右方向のガイドレール24が平行に位置している。
左右方向のガイドレール24にブラケット25の上端のスライダ37がスライド自在に係合し、ブラケットに水平方向の無端ベルト39が連結固定され、無端ベルト39はモータ38の駆動でプーリ40を介して正転・逆転可能である。モータ38とプーリ40と無端ベルト39とで左右方向の移動手段41が構成されている。図3は右側の駆動体6とその移動手段41を示すものであり、不図示の左側の駆動体とその移動手段は、右側の駆動体6とその移動手段41とは略左右対称に配設されている。
図3における被駆動体6側のハウジング反転装置部分を符号12で示す。ハウジング反転装置1(図1)は、図2の被駆動体8側のハウジング反転装置部分11と、図3の駆動体6側のハウジング反転装置部分12とで成る。
以下に、図1,図4を用いて、本発明に係るハウジング反転装置1を用いた端子挿入方法と、端子挿入装置(概要)について説明する。
先ず、図1(a),図4(a)の如く、コネクタハウジング2,15をハウジングホルダ3にセットした状態で、コネクタハウジング2,15の上段の所要の端子収容室131,141に電線16付き端子17を挿入する。図1(a)の例では上段の一つの端子収容室131に電線16付き端子17を挿入し、図4(a)の例では上段の三つの端子収容室141に順に電線16付き端子17を挿入している。
端子17の挿入順は、不図示の電線搬送装置における複数(多数)の左右方向に並列な電線クランプに複数種の(種類の異なる)端子17付き電線16をセットした状態で(端子17の種類は必ずしも一つずつ異なるのではなく、コネクタの回路設定等に応じて同じ種類のものが複数続くこともある)、左端の電線クランプから順に端子17付き電線16を不図示の把持ハンドで把持して持ち上げた順であり、端子挿入順に端子17付き電線16を電線クランプに並べ替える作業は不要である。
電線搬送装置の左端の電線クランプから端子17付き電線16を端子挿入装置における不図示の端子反転装置の左右一対の把持ハンドで持ち上げて(その際、電線クランプは開き具で押して開かせる)、端子17の反転が必要な場合は、端子17付き電線16の端末16aを把持した把持ハンドをモータ等の駆動部で上下反転させて端子17を上下反転させる。
次いで、端子反転装置の把持ハンドから例えば左右一対の仮置き用クランプに端子17付き電線16を把持(仮置き)させ、仮置き用クランプから左右独立用の把持ハンドで左右一対の端子挿入ヘッドの各把持ハンドに端子17付き電線16を受け渡す。これにより、左右一対の端子挿入ヘッドの把持ハンドで一本の電線16の両端末16aの端子17を把持して独立して左右一対のコネクタハウジング2(15)にほぼ同時に移動させて端子挿入可能となる。端子反転装置の把持ハンドや仮置き用クランプから直接、端子17付き電線16を端子挿入ヘッドの把持ハンドに受け渡すようにすることも可能である。
図1(a),図4(a)の状態では、上段の端子収容室131,141に挿入済みの端子17付き電線16が下段の端子収容室134,142の前部開口の前方に垂れ下がって、下段の端子収容室134,142への電線16付き端子17の挿入を邪魔している。
そこで、図1(b),図4(b)の如く、コネクタハウジング12,15をハウジングホルダ3ごと上下180°反転させて、反転前の上段(上側)の端子収容室131,141を下段(下側)に移動させ、反転前の下段(下側)の端子収容室134,142を上段(上側)に移動させて、挿入済みの端子17付き電線16を反転後の下段(下側)の端子収容室131,141から垂れ下げることで、反転後の上段(上側)の端子収容室(新たに上側となった端子収容室)134,142の前方に端子挿入用のスペースを確保する。
その状態で、反転後の上段(上側)の所要の端子収容室134,142に、予め不図示の端子反転装置で上下180°反転された電線16付き端子17を挿入する。これにより、挿入済みの端子17付き電線16に邪魔されることなく、電線16付き端子17をスムーズ且つ確実に所要の端子収容室134,142に挿入することができる。
端子収容室13,14への端子17の挿入は、端子17付き電線16を端子挿入ヘッドの例えば前後一対の不図示の把持ハンドで上方から把持した状態で、端子17の先端部17a(図1)を端子収容室13,14の前部開口に初期挿入し、図1で後側(端子17に近い側すなわち奥側)に位置する一方の把持ハンドを開いた後、図1で前側(端子17から遠い側すなわち手前側)に位置する他方の把持ハンドで端子を端子収容室に完全挿入する。図1で後側に位置する把持ハンドは端子17の電線圧着部を把持してもよい。図1で前側に位置する把持ハンドは、単独で前後移動できる駆動部(モータないしシリンダ)を有している。
各把持ハンドと各エアシリンダと各ガイドレールと後述の電線掻き分けアーム28(図5)等で端子挿入ヘッドが構成される。
図1(b),図4(b)の上下反転されたコネクタハウジング2,15の上段の端子収容室134,142に電線16付き端子17を挿入した後、再度、コネクタハウジング2,15をハウジングホルダ3ごと上下反転させて、図1(a),図4(a)の原位置に復帰させて、コネクタハウジング2,15の反転後の上段の所要の端子収容室131,141に電線16付き端子17を挿入する。
次いで、図1(b),図4(b)のようにコネクタハウジング2,15を上下反転させて、反転後の上段の所要の端子収容室134,142に、予め端子反転装置で上下反転した電線16付き端子17を挿入する。このサイクルを繰り返して、上下の各端子収容室13,14に所要の全ての電線16付き端子17を挿入する。コネクタハウジング2,15と挿入済みの端子17とでコネクタが構成される。コネクタハウジング2,15の上下の端子収容室13,14に背合わせに各端子17を挿入配置する場合は、端子反転装置による電線16付き端子17の反転は不要である。
図4の上下二段の端子収容室14を有するコネクタハウジング15においては、上記サイクルを繰り返して上下の各端子収容室14に、電線搬送装置の一端(左端)側の電線クランプから順に端子17付き電線16を把持ハンドで取り上げた順序(電線16の並び順)で、各電線16付き端子17を挿入することができる。
図1のような上下三段以上の端子収容室13を有するコネクタハウジング2においては、例えば、上段と下段を除く中段の端子収容室132,133に予め全ての各電線16付き端子17を挿入し、次いで上段と下段の各端子収容室131,134に、上記した端子挿入方法でコネクタハウジング2を上下反転させ、予め端子反転装置で上下反転された電線16付き端子17を上下交互に挿入する。
中段の端子収容室132,133に挿入する電線16付き端子17は、上段もしくは下段の端子収容室131,134に挿入する電線16付き端子17の前段階で各電線クランプにセットしておく。
図1の上下四段の端子収容室13を有するコネクタハウジング2の場合、上から二段目の端子収容室132を上段(上側)とみなし、上から三段目の端子収容室133を下段(下側)とみなして、上記端子挿入方法を用いて、先ず上から二段面(上段ないし上側)の所要の端子収容室132に電線16付き端子17を挿入し、次いでコネクタハウジング2を上下反転して、反転前の上から三段目(下段ないし下側)の端子収容室133を反転後の上から二段面(上段ないし上側)の端子収容室として、その反転後の上から二段面(上段ないし上側)の所要の端子収容室133に、予め端子反転装置で上下反転された電線16付き端子17を挿入する。以下、このサイクルを繰り返して、中段(中間)すなわち上から二段目と三段目の各端子収容室132,133に全ての所要の電線16付き端子7を挿入する。
その後、コネクタハウジング2の上から一段目(上段)と上から四段目(下段)の各端子収容室131,134に上記端子挿入方法を用いて、コネクタハウジング2の上下反転動作で上段となった所要の端子収容室(131又は134)に電線16付き端子17を挿入し、そのサイクルを繰り返して、上から一段目(上段)と上から四段目(下段)の各端子収容室131,134に交互に全ての所要の電線16付き端子17を挿入する。
上記したコネクタハウジング2の反転操作は、ハウジングホルダ3の軸部4を駆動体6の回転軸34で反転させることで行われる。図2(a)において、一つ目のコネクタハウジング2(15)の上下の繰り返しの反転で一つ目のコネクタハウジング2(15)の各端子収容室13(14)に各電線16付き端子17を挿入し終えたら、駆動体6の回転軸34を例えばエア圧で前進(突出)させた状態から例えばエア圧で復元力で後退させて、一つ目のハウジングホルダ3の軸部4から離脱させる。
次いで、次に電線16付き端子17を挿入すべき二つ目のコネクタハウジング15(2)まで駆動体6を図3(a)の左右(X)方向のガイドレール24に沿って移動させる。二つ目のコネクタハウジング15(2)が一つ目のコネクタハウジング2(15)から遠く離れていても、長いガイドレール24に沿って駆動体6が迅速に且つ精度良く二つ目のコネクタハウジング15(2)まで左右方向に移動する。
そして、二つ目のコネクタハウジング15(2)を保持した二つ目のハウジングホルダ3の軸部4に駆動体6の回転軸34を前進させて、軸部4の先端の凸部(符号4で代用)と回転軸34の先端の孔部18とを係合・連結させる。
この状態で、上記端子挿入方法を用いて、二つ目のコネクタハウジング15(2)の上段の端子収容室141(131)への電線16付き端子17の挿入と、コネクタハウジング15(2)の上下反転と、反転後の上段の端子収容室142(134)への、予め端子反転装置で上下反転された電線16付き端子17の挿入を繰り返して、全ての所要の電線16付き端子17を二つ目のコネクタハウジング15(2)の全ての所要の端子収容室14(13)に挿入する。このサイクルを繰り返して、水平な帯状のベース板7(図2)の上にセットされた多数のコネクタハウジング2,15に各電線16付き端子17を挿入する。
不図示の電線搬送装置の無端の搬送ベルトに配置された多数の電線クランプには、一本の電線16をU字状に折り返した状態で、一本の電線16の両端末16a(図1)を、隣り合う二つの電線クランプに把持させている。このため、隣り合う二つの電線クランプから、一本の電線16の両端末16aに接続(圧着)された各端子17を二つ(左右一対)の端子反転用の把持ハンドで把持して同時に持ち上げて(この際、二つの電線クランプは開き具で下向きに押してばね付勢に抗して開かせる)、端子反転用の把持ハンド等を経て端子17付き電線16の両端末16aを左右の各端子挿入ヘッドで所要の左右の各コネクタハウジング2,15に向けて独立して前後左右上下に移動して、各コネクタハウジング2,15に各端末6aの端子17をほぼ同時に挿入する。
二つのコネクタハウジング2,15に対応して、各コネクタハウジング2,15をほぼ同時に上下反転させるために、各コネクタハウジング2,15を保持した各コネクタホルダ3の軸部4を反転させるための駆動体6を左右一対配設する。図2の多数のコネクタホルダ3をセットしたベース板7を端子挿入装置の支持台にベース板長手方向に左右一対直列に配置することも可能である。
多数のコネクタホルダ3に対応して左右一対の駆動体6ないしは一つの駆動体6を左右(X)方向のガイドレール24(図3)に沿って移動可能としたことで、各コネクタホルダ3を左右(X)方向に移動させることなく(多数のコネクタホルダ3を同時にベース板7ごと左右(X)方向に移動させるのは大きな動力を必要とすると共に迅速な移動が困難であり且つ長大な移動・収容スペースを必要とするのに対して)、小さな動力で迅速に且つ省スペースに所要のコネクタハウジング2,15の反転に対応することができる。
図5は、本発明に係る端子挿入方法及び端子挿入装置の他の実施形態を示すものである。
この端子挿入方法は、上記図1〜図4のハウジング反転装置1とそれを用いた端子挿入方法において、コネクタハウジング2の端子収容室13に電線16付き端子17を挿入する際に、左右方向に狭ピッチ(ファインピッチ)な端子収容室13に対応して、所要の端子収容室133の左右に隣接する各端子収容室13に既に挿入済みの各端子17付き電線16を、左右一対の細く(細棒状で)且つ閉じ時に前後にラップする電線掻き分けアーム25で左右に掻き分けて、所要の端子収容室133の前部開口の前方とその近傍に十分な空きスペース29を確保して、電線16付き端子17の挿入性を高めたものである。
図5の例では上から三段目の端子収容室133に電線16付き端子17を挿入する例を示しているが、電線16付き端子17を挿入する端子収容室13は上から一段目〜四段目の端子収容室13の何れかであればよい。また、図5において上から三段目の所要の端子収容室133の左右に隣接する各端子収容室133に挿入済みの端子17付き電線16を電線掻き分けアーム16で掻き分けた状態で、上から二段目ないし四段目の中間の端子収容室132,134に電線16付き端子17を挿入することも可能である。
図1〜図4の端子挿入方法でコネクタハウジング2の上下方向の端子収容室13にスムーズに電線16付き端子17が挿入され、図5の電線掻き分けアーム25でコネクタハウジング2の左右方向の端子収容室13にスムーズに電線16付き端子17が挿入される。
各電線掻き分けアーム25は、端子収容室13の幅よりも細く、電線16と略同程度に細く、且つコネクタハウジングの高さと略同程度に短く、断面円形の細棒状に形成され、さらに、先端(下端)25aに向かうにつれてテーパ状に先細に形成されている。
一対の電線掻き分けアーム25は開いた状態で垂直(鉛直)よりも下端側が少し外向きに開いた状態となり、掻き分けた電線16を電線掻き分けアーム25の外側面25bで脱落なく確実に保持すると共に、左右の電線掻き分けアーム25が閉じた状態で前後にラップしつつ各電線掻き分けアーム25の細い先端部25aが前後に一致して、既に挿入済みの多数の端子17付き電線16の間に上方からスムーズ且つ容易に挿入可能である。
左側の電線掻き分けアーム25の上端部(付根部)25cは外向きに屈曲しつつ電線掻き分けアーム25よりも厚肉の上向き傾斜状の板部30の後半部分30aに一体に続き、板部30の前半部分30bは電線掻き分けアーム25の上端部25cの前側に対向した切欠段部31を有し、左右の電線掻き分けアーム25の閉じ時に、切欠段部31の右側に対向して、左側の電線掻き分けアーム25の前側に右側の電線掻き分けアーム25がラップして(重なって)前後に揃って配置される。
右側の電線掻き分けアーム25の上端部25cに続く上向き傾斜状の板部30の前半の不図示の切欠段部(31)に左側の電線掻き分けアーム25の上端部25cが対向して位置する。
左右の板部30は垂直な各杆部32にねじ締め等で固定されている。左右の各杆部32は例えば不図示の水平なエアシリンダないしモータ等の駆動部と短いガイドレールとで矢印Fの如く左右方向に開閉駆動され、且つ上下方向のガイドレールに沿ってエアシリンダないしモータ等の駆動部で矢印Eの如く昇降駆動され、さらに前後方向のガイドレールに沿ってエアシリンダないしモータ等の駆動部で矢印Gの如く進退駆動される。
図5において、左右一対の電線掻き分けアーム25が閉じて前後にラップする(重なるないし揃う)ことで、両電線掻き分けアーム25の左右方向幅が縮小され(左右並列に配置された場合の半分の幅に縮小され)、その状態で両電線掻き分けアーム25が矢印Eの如く上から下向きにコネクタハウジング2の所要の端子収容室133の前まで移動することで、既に挿入済みの左右の端子17付き電線16の間にスムーズ且つ確実に両電線掻き分けアーム25が挿入される。
次いで矢印Fの如く一対の電線掻き分けアーム25が左右に開きつつ、矢印Gの如く端子収容室133の前部開口から前方(水平に離間する方向)に移動し、あるいは、一対の電線掻き分けアーム25が閉じた状態で矢印Gの如く端子収容室133の前部開口から前方(離間する方向)に移動しつつ、矢印Fの如く左右に開いて、左右の挿入済みの端子17付き電線16を左右に掻き分ける。この際、コネクタハウジング2の端子収容室13から前方に導出された電線16は自重で下向きに垂れているので、一対の電線掻き分けアーム25を垂直な不図示のエアシリンダの伸長動作で矢印E方向にさらに下降させつつ矢印Gの如く前方に移動させる。これにより、既に挿入済みの端子17付き電線16の付根部分(端末)16aに負荷をかけずに、端子17付き電線16を小さな力でスムーズに且つ確実に左右に掻き分けることができる。
そして、所要の端子収容室133の前方とその近傍に広い空きスペース29を確保し、その状態で、不図示の端子挿入ヘッドの把持アームで電線16付き端子17を所要の端子収容室133にスムーズ且つ確実に挿入する。
電線掻き分けアーム25の前方に端子挿入ヘッドの初期位置の電線把持アームが位置する。電線掻き分けアーム25は端子挿入ヘッドに一体的に配設されて端子挿入ヘッドの一部を成す。図5の上下四段の端子収容室13を有するコネクタハウジング2を図4の上下二段の端子収容室14を有するコネクタハウジング15に代えることも可能である。図5の実施形態の端子挿入方法ないし端子挿入装置は図1〜図4の実施形態のハウジング反転装置1とは別に独立して用いることも有効である。
なお、図1〜図4の実施形態においては、三段以上の端子収容室13を有するコネクタハウジング2を上下180°反転させる例で説明したが、例えばコネクタハウジング2を90°反転させて、既に電線16付き端子17を挿入済みの上下の端子収容室131,134とその中間の端子収容室132,133とを水平に位置させ、既に挿入済みの端子17付き電線16を下向きに垂れ下げた状態でその中間の端子収容室132,133に電線付き端子を挿入することも可能である。
その場合において、例えば、上下三段で且つ左右二段の端子収容室13を有する不図示のコネクタハウジングを用いる場合は、90°反転させることで上下二段の端子収容室13を有するコネクタハウジングとして、上記端子挿入方法を用いて電線16付き端子17を挿入することができる。
さらにその方法以外に、同様のコネクタハウジングを用いて、上記端子挿入方法で、上下段の端子収容室131,133に電線16付き端子17を挿入した後、コネクタハウジングを一方向に90°反転させて、上段となった一端側の中間の端子収容室132に電線16付き端子17を挿入し、次いでコネクタハウジングを原位置から他方向に90°反転させて(合計180°反転させて)、上段となった他端側の中間の端子収容室132に電線16付き端子17を挿入することで、既に挿入済みの端子17付き電線16に邪魔されることなく、中間の各端子収容室132に電線16付き端子17を挿入することができる。
本発明に係るハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法は、多数個のコネクタハウジングに対応して、コネクタハウジングの反転を省スペースで且つ短時間で行って、コネクタハウジングの上下の端子収容室に、上側の挿入済みの端子付き電線との干渉なくスムーズに端子を挿入し、それに加えて、左右の狭ピッチの端子収容室に挿入済みの端子付き電線を電線掻き分けアームでスムーズ且つ確実に掻き分けて中間の端子収容室に端子をスムーズ且つ確実に挿入するために利用することができる。
1 ハウジング反転装置
2,15 コネクタハウジング
3 ハウジングホルダ
4 軸部
5 ホルダ支持体
6 駆動体
7 ベース板
8 被駆動体
131,141 上側の端子収容室
134,142 下側の(新たに上側となった)端子収容室
16 電線
17 端子
25 電線掻き分けアーム
33 連結部
36 駆動部
41 移動手段

Claims (3)

  1. 横長の水平なベース板に並列に配置固定される多数のホルダ支持体と、各ホルダ支持体に上下反転可能に支持された各ハウジングホルダとで成る被駆動体と、
    各ホルダ支持体を貫通した各ハウジングホルダの軸部に接離可能に係合する連結部と、該連結部を上下反転させる駆動部とを備えて、該ベース板の長手方向に移動手段で移動可能な駆動体と、を備えたことを特徴とするハウジング反転装置。
  2. 請求項1記載のハウジング反転装置を用いた端子挿入方法であって、前記ハウジングホルダにセットしたコネクタハウジングの上側の端子収容室に電線付き端子を挿入し、前記駆動部で該ハウジングホルダを上下反転し、該コネクタハウジングの新たに上側となった端子収容室に電線付き端子を挿入する、というサイクルを繰り返して上下の各端子収容室に電線付き端子を挿入することを特徴とするハウジング反転装置を用いた端子挿入方法。
  3. 左右一対の細棒状の電線掻き分けアームを前後にラップさせて所要の端子収容室の左右に位置する挿入済みの端子付き電線の間に挿入し、該電線掻き分けアームを開いて該挿入済みの端子付き電線を掻き分けて、該所要の端子収容室に電線付き端子を挿入することを特徴とする請求項2記載のハウジング反転装置を用いた端子挿入方法。
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