JP2014008337A - ベルトアセンブリ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルトアセンブリ20は、スロープ17に載置された車椅子18の背面18aに横向きに掛ける背面ベルト21と、背面ベルト21の両端部21a,21bに左右の連結具22,23を介して連結され、他端部に掛止部69を有する左右の側面ベルト24,25とから成る。左右の連結具22,23に、ベルト長さL3,L4を調整可能なベルト長さ調整部57を有する。ベルト長さ調整部57は、ベルト長さが長くなる方向の調整を規制と許容とに手動で切り替えるロック切替部62を有する。
【選択図】図1
Description
電動ウインチで車椅子をスロープに沿って昇降させることができるので介護者の負担を軽減することが可能である。
特に、車椅子を降車させる際には、介護者が後退しながら車椅子をスロープに沿って下降させる必要があり、介護者の負担がさらに増すことになる。
ここで、スロープに沿って昇降させるものは車椅子に限定するものではなく、包装用・運送用の段ボール箱などの任意の移動物が対象になる。
よって、一対のベルト長さ調整部の一方と他方とを交互に操作することにより、任意の移動物の一方側と他方側とを交互に昇降させることができる。
これにより、移動物の片側を移動させる際に移動物の反対側を第1、第2のベルトで支えることができるので、移動物を移動させるために必要な力を小さく抑えることができる。
特に、任意の移動物を第1のベルトおよび一対の第2のベルトで支えることにより、移動物が自重でスロープに沿って下降しないように保持できる。
これにより、移動物の反対側を第1、第2のベルトで支えることができるので、移動物が自重でスロープに沿って下降しないように保持できる。
これにより、移動物の一方側と他方側とを交互に確実に昇降させることができるので、移動物をスロープに沿って良好に昇降させることができる。
これにより、任意の移動物を上昇させる作業を簡略化できるので、移動者の負担を軽減することができる。
これにより、任意の移動物を手で支える必要がなく、移動者の負担を一層軽減することができる。
図1に示すように、車体後部構造10は、車体後部11に設けられた左右のリヤシート12,13と、左右のリヤシート12,13の下部に設けられたウインチ装置15と、左右のリヤシート12,13の車体後方に設けられた車椅子載置部16と、車椅子載置部16の後部16aに格納自在に設けられたスロープ17とを備え、車椅子(任意の移動物)18が乗降可能に構成されている。
さらに、車体後部構造10は、車椅子18を手動で昇降させるためのベルトアセンブリ20を備えている。
左ヘッドレスト33は、左シートバック32の頂部32aに挿通可能な一対の脚部(任意の固定物)34が下方に向けて突出されている。
右ヘッドレスト38は、右シートバック37の頂部37aに挿通可能な一対の脚部(任意の固定物)39が下方に向けて突出されている。
一対のフック43は、車椅子18の一対の前脚部45に連結可能に形成されている。
ウインチ装置15を電動ウインチで正転することにより一対のベルト42を巻き取ることができ、電動ウインチで逆転することにより一対のベルト42を巻き戻すことができる。
また、一対のフック43が一対の前脚部45に連結された状態で、一対のベルト42を巻き戻すことにより車椅子載置部16から路面49に車椅子18を降車させることができる。
よって、介護者(移動者)28に負担をかけることなく車椅子18とともに被介護者27を乗降させることができる。
さらに、スロープ17は、左側部に左ガイド部17cが立設され、右側部に右ガイド部17dが立設されている。
また、路面49上の車椅子18をスロープ17を経て車椅子載置部16に乗車させることができる。
このスロープ17は、一例として、二つ折りに折り畳まれた状態で、上端部17aを軸にして上向きに揺動されことにより、車椅子載置部16の後部16aに格納される。
すなわち、ベルトアセンブリ20を用いることにより、ウインチ装置15を用いることなく、車椅子載置部16に車椅子18を手動で乗降させることができる。
このベルトアセンブリ20は、車椅子18の背面18aに横向きに掛ける背面ベルト(第1のベルト)21と、背面ベルト21の両端部21a,21bにそれぞれ連結された一対の連結具22,23と、一対の連結具22,23にそれぞれ連結された一対の側面ベルト(一対の第2のベルト)24,25とを備えている。
一対の側面ベルト24,25は、左側面ベルト24および右側面ベルト25で構成されている。左右の側面ベルト24,25は左右対称の部材である。よって、左右の側面ベルト24,25の各構成部材に同じ符号を付して右側面ベルト25の詳しい説明は省略する。
この背面ベルト21は、スロープ17に載っている車椅子18の背面(下降側の面)18aに対して横向きに掛けることが可能な背面掛け部51と、背面掛け部51の左端部から車椅子18の左側面18bに延ばされた左延出部52と、背面掛け部51の右端部から車椅子18の右側面18cに延ばされた右延出部53とを有する。
左連結具22は、所定間隔をおいて互いに平行に設けられた一対の連結プレート56と、一対の連結プレート56の各一端部56a間に介在された連結軸55と、一対の連結プレート56の他端部56b間に介在されたベルト長さ調整部57とを備えている。
このベルト長さ調整部57は、一対の連結プレート56の他端部56b間に介在された摺動軸58と、摺動軸58の近傍に支持軸61を介して回転自在に設けられたロック切替部62とを備えている。
これにより、操作部65を操作しやすい位置に配置できるので、操作部65の操作性を良好に確保できる。
これにより、左側面ベルト24が矢印F1方向(左側面ベルト24が長くなる方向)に調整されることを規制できる。
これにより、左側面ベルト24が介護者28の両手29で矢印F1方向(左側面ベルト24が長くなる方向)に調整されることを許容できる。
すなわち、ベルト長さ調整部57は、ベルト長さが長くなる方向の調整を規制する状態と、ベルト長さが長くなる方向の調整を許容する状態とに手動で切り替えることができるロック切替部62を備えている。
したがって、車椅子18をスロープ17に沿って上昇させる際に、ロック切替部62によるロック状態を手動で解除する手間を省くことができるので、車椅子18を上昇させる作業を簡略化できる。
これにより、車椅子18を手で支える必要がなく、介護者28(図1参照)の負担を軽減することができる。
さらに、左側面ベルト24は、一端部24aに抜止部68を有し、他端部24cに掛止部69を有する。
この状態で、左側面ベルト24の一端部24aが、左側面ベルト24の他端部24c(図3参照)側に折り返される。すなわち、左側面ベルト24の一端部24a付近の部位24bは、湾曲周面58aで略V字状に折り曲げられている。
これにより、抜止部68が摺動軸58および係止爪64間の隙間(すなわち、左連結具22)から抜け出すことを防止できるので、ベルトアセンブリ20の使い勝手がよくなり利便性が向上する。
この掛止部69は、左側面ベルト24が左連結具22からスロープ17の上端部17a側へ延びた状態で、左ヘッドレスト33の脚部34に掛け止められる。
これにより、車椅子18の片側を移動させる際に車椅子18の反対側を背面ベルト21や左右の側面ベルト24,25で支えることができるので、車椅子18を昇降させるために必要な力を小さく抑えることができる。
よって、左側のベルト長さ調整部57でベルト長さL3を調整する際には、介護者28(図1参照)が車椅子18の左側に移動(位置)する必要があり、右側のベルト長さ調整部57でベルト長さL4を調整できない。
すなわち、左右側(両側)のベルト長さL3,L4を同時に調整できない。
これにより、車椅子18の左側(一方側)と右側(他方側)とを交互に確実に昇降させて、車椅子18をスロープ17に沿って良好に昇降させることができる。
図6に示すように、スロープ17の上端部17aを車椅子載置部16の後部16aに連続するように取り付け、スロープ17の下端部17b(図7参照)を路面49に連続するように載置する。
しかし、ウインチ装置15を操作しても電動ウインチが作動しないことが考えられる。この場合、ベルトアセンブリ20を用いて車椅子載置部16から車椅子18を降車させることが可能である。
まず、車椅子18の背面18aにベルトアセンブリ20の背面ベルト21を横向きに掛ける。背面ベルト21の左端部21aには左連結具22を介して左側面ベルト24が連結されている。さらに、背面ベルト21の右端部21bには右連結具23を介して右側面ベルト25が連結されている。
左側面ベルト24の掛止部69を左ヘッドレスト33の脚部34に掛け止め、右側面ベルト25の掛止部69を右ヘッドレスト38の脚部39に掛け止める。
この状態で、車椅子18を車両前方に向けて矢印Eの如く移動して、一対のフック43を車椅子18の一対の前脚部45から外す。
この状態で、左右の側面ベルト24,25が直線状に張られ、左右の側面ベルト24,25および背面ベルト21で車椅子18が保持される。
一方、右側面ベルト25は右側のベルト長さ調整部57(すなわち、右連結具23)で係止状態(ロック状態)に保たれている。
よって、車椅子18の右後輪47Rを軸にして、車椅子18の左後輪47Lおよび左前輪46Lが矢印G方向に移動する際に、スロープ17から左右の前輪46L,46R(右前輪46Rは図2参照)や左右の後輪47L,47Rが脱輪することを左右のガイド部17c,17dで防ぐことができる。
一方、左側面ベルト24は左側のベルト長さ調整部57(すなわち、左連結具22)で係止状態(ロック状態)に保たれている。
これにより、車椅子18の片側を下降(移動)させる際に車椅子18の反対側を背面ベルト21や左右の側面ベルト24,25で支えることができるので、車椅子18を下降させるために必要な力を小さく抑えることができる。
これにより、車椅子18の反対側を背面ベルト21および左右の側面ベルト24,25で支えることができるので、車椅子18が自重でスロープ17に沿って下降しないように保持できる。
よって、車椅子18の左側と右側とをスロープ17に沿って交互に下降させることにより、車椅子18をスロープ17に沿って矢印Jの如く路面49まで下降させることができる。これにより、ベルトアセンブリ20を用いることにより、車椅子18をスロープ17に沿って下降させる際に介護者28の負担を軽減できる。
例えば、前記実施例では、ベルト長さ調整部57で一対の側面ベルト24,25のベルト長さを調整可能として例について説明したが、これに限らないで、ベルト長さ調整部57で背面ベルト21のベルト長さを調整可能に構成することも可能である。この場合においても同様の効果が得られる。
Claims (5)
- 任意の移動物をスロープに沿って移動させる際に用いるベルトアセンブリであって、
前記スロープに載っている前記移動物の下降側の面に対して横向きに掛けることが可能な第1のベルトと、
該第1のベルトの両端部にそれぞれ連結具を介して一端部が連結され、他端部に掛止部を有する一対の第2のベルトと、から成り、
前記掛止部は、前記第2のベルトが前記連結具から前記スロープの上端部側へ延びた状態において任意の固定物に掛け止め可能な部分であり、
前記連結具は、前記第1のベルトと前記第2のベルトとの、少なくとも一方のベルト長さを長くする方向と短くする方向とに調整可能なベルト長さ調整部を備え、
該ベルト長さ調整部は、前記ベルト長さを長くする方向の調整を、規制と許容とに手動で切り替えるロック切替部を備えている、ことを特徴とするベルトアセンブリ。 - 前記第1のベルトの前記両端部間の長さが、前記スロープに載っている前記移動物の幅よりも大きく設定されることにより、前記第1のベルトの前記両端部にそれぞれ連結された前記連結具は、前記移動物の下降側の面に前記第1のベルトが掛けられた状態において前記移動物の両側面に位置する、ことを特徴とする請求項1記載のベルトアセンブリ。
- 前記ロック切替部の操作部は、
前記スロープに載っている前記移動物の下降側の面に前記第1のベルトが掛けられた状態において前記移動物に対して外側を向くように配置された、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のベルトアセンブリ。 - 前記第2のベルトは、
前記連結具から前記一端部が抜け出すことを防止するために、前記一端部に抜止部が設けられた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のベルトアセンブリ。 - 前記ロック切替部は、
前記ベルト長さ調整部による前記ベルト長さ調整のうち、前記ベルト長さを短くする方向への調整を常に許容している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のベルトアセンブリ。
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