JP2014002924A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、ガス供給変化が外環境によるものであるか、燃料電池システムの異常によるものかを判別することで機器異常の誤認を回避し、継続運転できる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】本発明の燃料電池システムは、第1ガス供給器12の第1入力値が第1範囲内であるかの判定状況と、第2ガス供給器13の第2入力値が第2範囲内であるかの判定状況の組み合わせにより、ガス供給系の異常であるか、外環境による入力値の変化であるかを判断することができるよう構成された燃料電池システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱と電気を供給する燃料電池システムに関する。
燃料電池システムの発電は、燃料電池のアノードに燃料ガスを供給し、カソードに酸化剤ガスである空気を供給し、それぞれの電極で生じる電気化学反応により電力を得ることで行われる。
また、燃料電池システムは、燃料生成器を備えている場合もあり、原料ガスに天然ガスなどを用い、燃料生成器で改質反応を行い、燃料ガスを生成する。
さらに、燃料生成器には、改質反応に必要な熱を原料ガスや燃料電池で消費されなかったオフ燃料ガスと燃焼用空気を燃焼することで得るための燃焼器を備えている場合もある。
このように燃料電池システムの安定発電を行うために、燃料ガス供給の異常を検知する燃料電池システムして、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1に示される燃料電池システムは、燃料電池と、燃料電池に投入された燃料ガスのオフガスを酸化剤ガスで燃焼するバーナーと、運転を制御する制御装置と、原料ガス流量を検出する流量導出手段を備えており、制御装置は、バーナーに供給される酸化剤ガスの流量変動値(フィードバック流量が所定値より大きい場合)に基づいて、燃料ガスの流量導出手段が異常であると検知するものである。
特開2010−257743号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている燃料電池システムは、流量導出手段の異常を、バーナーに供給される酸化剤ガスのフィードバック流量が所定値より大きい場合に判断するものであるため、例えば、強風による背圧変化や気圧変化といった燃料電池システムの構成要素に由来しない外環境による変化によっても酸化剤ガスの流量変動が大きく変動することがあり、流量導出手段の機器異常として誤認し、運転を停止させてしまう課題があった。
一般的に燃料電池システムは、発電や燃焼で化学反応を行うので、供給するガスは標準状態(0℃、1気圧)での質量流量として供給するように運転する。一方、燃料電池システムに各種ガスを供給するガス供給器(ポンプやファン)は、ガスを体積流量で供給する構成が一般的である。
そこで、従来の燃料電池システムでは、質量流量を計測する流量計を備え、ガス供給器で供給するガスを質量流量として供給する制御方式が用いられる。
例えば、燃料電池システムは、発電に必要なガス量を目標ガス量として記憶し、ガス供給器で供給されるガスを流量計で計測し、ガス供給量が目標ガス量となるように、ガス供給器の動作入力値(例えば、機器への入力電圧や操作指示値など)をフィードバック制御
する。
しかし、ガス供給器はガス量を体積流量で供給するため環境(例えば、強風による背圧変化や気圧変化)による影響を受けやすく、外環境の変化によって目標流量(質量流量)を得るためのガス供給器への動作入力値が様々に変動する。
特許文献1に示されるような燃料電池システムでは、異常を検知するための酸化剤ガスの流量変動は、流量導出器の異常によるものだけではなく、前述した外環境の変化による生じる場合があり、流量導出器の異常出ない場合も異常と誤認し、燃料電池システムを停止することがあった。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するもので、燃料電池システムにおいて、第1ガス供給装置と第2ガス供給装置の二つの入力値変化に応じて、ガス供給系の異常であるか、外環境によるものであるかを判別し、機器異常の誤検知を回避できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスを反応させて発電する燃料電池を備える燃料電池モジュールと、燃料電池モジュールに第1ガスを供給する第1ガス供給器と、燃料電池モジュールに第2ガスを供給する第2ガス供給器と、第1ガス供給器から燃料電池モジュールへ第1ガスを供給する第1ガス供給経路と、第2ガス供給器から燃料電池モジュールへ第2ガスを供給する第2ガス供給経路と、第1ガスの流量を検知する第1流量検知器と、第2ガスの流量を検知する第2流量検知器と、燃料電池モジュールからの排ガスを排出する排出経路と、第1流量検知器で検知する第1ガスの流量に基づき、第1ガス供給器への第1入力値をフィードバック制御し、第2流量検知器で検知する第2ガスの流量に基づき、第2ガス供給器への第2入力値をフィードバック制御する制御器と、第1ガスの目標流量に対して予め設定される第1入力値の範囲である第1範囲、及び、第2ガスの目標流量に対して予め設定される第2入力値の範囲である第2範囲を記憶した記憶部と、を備えている。
本発明の燃料電池システムは、第1ガス供給器と第2ガス供給器の二つの入力値変化に応じて、燃料電池モジュールの運転を継続か停止か、異常か正常か、又は、異常を報知するか、報知しないか、を判断し、誤検知による燃料電池システムの運転停止を回避することができる。
本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図 本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの動作を模式的に示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る第1範囲、及び、第2範囲を示す概略図 本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図
本発明に係る燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスを反応させて発電する燃料電池を備える燃料電池モジュールと、燃料電池モジュールに第1ガスを供給する第1ガス供給器と、燃料電池モジュールに第2ガスを供給する第2ガス供給器と、第1ガス供給器から燃料電池モジュールへ第1ガスを供給する第1ガス供給経路と、第2ガス供給器から燃料電池モジュールへ第2ガスを供給する第2ガス供給経路と、第1ガスの流量を検知する第1流量検知器と、第2ガスの流量を検知する第2流量検知器と、燃料電池モジュールか
らの排ガスを排出する排出経路と、第1流量検知器で検知する第1ガスの流量に基づき、第1ガス供給器への第1入力値をフィードバック制御し、第2流量検知器で検知する第2ガスの流量に基づき、第2ガス供給器への第2入力値をフィードバック制御する制御器と、第1ガスの目標流量に対して予め設定される第1入力値の範囲である第1範囲、及び、第2ガスの目標流量に対して予め設定される第2入力値の範囲である第2範囲を記憶した記憶部と、を備えている。
かかる構成にすると、制御器は、第1入力値が第1範囲内であり、かつ、第2入力値が第2範囲より減少または増加した場合に、燃料電池モジュールの運転を停止する、異常と判定する又は異常を報知するよう制御し、第1入力値が第1範囲より減少または増加し、かつ、第2入力値が前記第2範囲内である場合に、燃料電池モジュールの運転を停止する、異常と判定する又は異常を報知することができる。そのため、第1ガス供給器と第2ガス供給器の一方の入力値が、目標流量に対し、第1範囲、あるいは、第2範囲に収まり、他方が、目標流量に対し、第1範囲、あるいは第2範囲より増加、又は、減少するといった異なる挙動を示すとき、入力値の変化が第1ガス供給器と第2ガス供給器が共通して受ける外環境変化でなく、ガス供給系が持つ個別の要因による異常と判定することができる。
また、本発明に係る燃料電池システムは、制御器が、第1入力値が第1範囲より増加し、かつ、第2入力値が第2範囲より増加した場合に、燃料電池システムの運転を継続し、第1入力値が第1範囲より減少し、第2入力値が第2範囲より減少した場合に、燃料電池システムの運転を継続してもよい。
この構成により、第1ガス供給器と第2ガス供給器の両方の入力値が、目標流量に対し、第1範囲、及び、第2範囲より増加、又は、減少するといった同一の挙動を示したとき、入力値の変化は、第1ガス供給器と第2ガス供給器が共通して受ける外環境変化に応じたものであると判断することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分に同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するために必要となる構成要素のみを抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している。さらに、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態1に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る燃料電池システム100は、燃料電池モジュールである燃料電池11と、第1ガスである燃料ガスを供給する第1ガス供給器12である燃料ガス供給ポンプと、第2ガスである酸化剤ガスの空気を供給する第2ガス供給器13である空気ブロワと、燃料ガスを燃料電池11へ供給する第1ガス供給経路14と、空気を燃料電池11へ供給する第2ガス供給経路15と、を備える。また、第1ガス供給経路14中に配置された燃料ガスの流量を検知する第1流量検知器16である燃料ガス流量計と、第2ガス供給経路15中に配置された空気の流量を検知する第2流量検知器17である空気流量計と、を備える。また、燃料ガス流量計で検知する燃料ガスの流量に基づき、燃料ガス供給ポンプへの第1入力値をフィードバック制御し、空気流量計で検知する空気の流量に基づき、空気ブロワへの第2入力値をフィードバック制御する制御器19と、
第1ガスである燃料ガスの目標流量に対して予め設定される第1入力値の範囲である第1範囲、及び、第2ガスである空気の目標流量に対して予め設定される第2入力値の範囲である第2範囲を記憶した記憶部20と、燃料電池11からの排ガスを排出する排出経路18と、を備えている。
本実施の形態1では、燃料電池モジュールが燃料電池11のみを有する構成とした。なお、燃料電池モジュールは、少なくとも燃料電池を含んでいればよく、例えば、燃料電池に加え、改質器や燃焼器を備えた構成でもよい。
燃料電池11は、アノードとカソードを有しており、燃料電池11では、アノードに供給された燃料ガスの水素とカソードに供給された酸化剤ガスの空気中の酸素とが、以下の反応を行い電気と熱を発生する。
(アノード) H → 2H + 2e (式1)
(カソード) 1/2O + 2H + 2e → H2O (式2)
(全反応) H + 1/2O → HO (式3)
また、本実施の形態1においては、燃料電池11は、高分子電解質形燃料電池とした。しかしこれに限らず固体酸化物形燃料電池などの各種の燃料電池を用いることができる。また、燃料電池11の構成は、一般的な燃料電池と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
燃料電池11で発生した電気は、図示されていないインバータにより直流から交流に変換され、外部負荷(例えば、家庭の電気機器)に供給される。
上記反応を行うために、燃料ガス供給ポンプから水素が、空気ブロアから酸化剤ガスである空気が燃料電池11へ供給される。
燃料電池11へ供給される燃料ガスおよび酸化剤ガスの目標流量は、外部負荷から要求される発電量から、燃料電池11で取り出す電力に応じた電流値が制御器19で計算される。
第1ガス供給器12である燃料ガス供給ポンプは、燃料電池11へ燃料ガスを、その流量を調整しながら供給することができる構成であればよく、例えばダイアフラム式ポンプやブロワなどで構成されてよい。
また、燃料ガス供給ポンプの流量調整は、燃料ガス供給ポンプに印加される第1入力値による制御で行われる。本発明の実施の形態1で、第1入力値は、ポンプを操作する入力電圧値を0から100%の数値に変換した操作量とした。これに限らず、第1入力値は、アナログ電圧値、パルス電圧値、回転数などを用いてもよい。
第1ガスである燃料ガスの流量を検知する第1流量検知器16である燃料ガス流量計は、温度や圧力といった環境影響を受けずに燃料ガスの質量流量を測定できる構成であればよく、熱式やフローセンサ式の流量計などで構成されるとよい。
制御器19は、必要な発電量に基づいて決定された燃料ガス流量を目標流量とし、燃料ガス流量計の測定値から目標流量となるよう、燃料ガス供給ポンプの第1入力値をフィードバック制御するよう構成されている。
第2ガス供給器13である空気ブロワは、燃料電池11へ酸化剤ガスの空気を、その流量を調整しながら供給することができる構成であればよく、例えばダイアフラム式ポンプ
やブロワなどで構成されてよい。
また、空気ブロワの流量調整は、空気ブロワに印加される第2入力値による制御で行われる。本発明の実施の形態1で、第2入力値は、ポンプを操作する入力電圧値を0から100%の数値に変換した操作量とした。これに限らず、第2入力値は、アナログ電圧値、パルス電圧値、回転数などを用いてもよい。
第2ガスである酸化剤ガスの流量を検知する第2流量検知器17である空気流量計も第1流量検知器16である燃料ガス流量計と同じく、温度や圧力といった環境影響を受けずに供給する酸化剤ガスの質量流量を測定できる構成であればよく、熱式やフローセンサ式の流量計で構成されるとよい。
制御器19は、必要な発電量に基づいて決定された酸化剤ガス流量を目標流量とし、空気流量計の測定値から目標流量となるよう、空気ブロワの入力値をフィードバック制御するよう構成されている。
燃料電池11では、アノード、及び、カソードで、式1、及び、式2に示す反応が発生し、電力を得ることができる。
アノード、及び、カソードに供給された燃料ガス、及び、酸化剤ガスのうち、発電に寄与しなかったものは、オフ燃料ガスとオフ酸化剤ガスとなり、排出ガスとして排出経路18を通じて燃料電池システム100外へ排出される。本実施の形態1では、オフ燃料ガスとオフ酸化剤ガスの排出経路を同一としたが、これに限らず、原料オフガスの排出経路とオフ酸化剤ガスの排出経路をそれぞれ別途設け、燃料電池システム100の筐体に配置してもかまわない。
制御器19は、燃料電池システム100を構成する各機器を制御する機器であれば、どのような形態であってもよく、マイクロプロセッサ、CPUなどに例示される演算処理部で構成されている。
記憶部20は、各制御動作を実行するためのプログラムを格納した、メモリ等から構成されている。
そして、制御器19である演算処理部が、記憶部20に格納された所定の制御プログラムを読み出し、これを実行することにより、これらの情報を処理し、かつ、これらの制御を含む燃料電池システム100に関する各種制御を行う。
なお、本実施の形態1における、燃料ガス供給ポンプ、空気ブロワ、燃料ガス流量計、空気流量計は、それぞれ、本発明の第1ガス供給器、第2ガス供給器、第1流量検知器、第2流量検知器の具体的な実施の一例である。
また、第1ガスの給気口、及び、第2ガスの給気口が燃料電池システムの筐体の同一面に配置されている場合、第1ガスの排気口、及び、第2ガスの排気口が燃料電池システムの筐体の同一面に配置されている場合、第1ガスの給気経路、及び、第2ガスの給気経路が同じ給気経路である場合、第1ガスの排気経路、及び、第2ガスの排気経路が同じ排気経路である場合、のうち少なくとも1つの場合に、第1ガス供給器、及び、第2ガス供給器が、風圧や背圧の変化による影響を受ける可能性がある。そのため、第1入力値が第1範囲より増加し、かつ第2入力値が第2範囲より増加する場合がある。このような場合は、第1ガス供給系、及び、第2ガス供給系の異常ではないため、燃料電池システムの運転を継続することが好ましい。
なお、本実施の形態1では、制御器19と記憶部20とを独立した部位としたがこれに限らず、制御器19が演算処理部とに記憶部を兼ね備えた構成であってもよい。また、制御器19は、単独の制御器で構成される形態だけでなく、複数の制御器が協同して燃料電池システム100の制御を実行する制御器群で構成される形態であっても構わない。また、制御器19は、マイクロコンピュータで構成されていてもよく、MPU、PLC(Programmable logic controller)、論理回路等によって構成されてもよい。
本実施の形態1の記憶部20は、第1ガスである燃料ガスの目標流量に対して予め設定される第1入力値の範囲である第1範囲、及び、第2ガスである酸化剤ガスの目標流量に対して予め設定される第2入力値の範囲である第2範囲を記憶している。
ここで、記憶部20に予め設定されている第1範囲、及び、第2範囲とは、燃料電池システムが標準運転状態(外環境の影響を受けない状態)、例えば出荷時に工場など特定の場所と条件で評価した状態において燃料電池システムが安定運転をするための燃料電池システム100の設計ばらつきと燃料ガス供給ポンプのフィードバック制御のばらつきを考慮した第1入力値の範囲、及び、燃料電池システム100の設計ばらつきと空気ブロワのフィードバック制御のばらつきを考慮した第2入力値の範囲を示す。
また、燃料電池システムが外環境として気圧または背庄の変化を受けた場合、圧力が下がるとガス密度が減少するため、第1ガス供給器12である燃料ガス供給ポンプで供給する燃料ガス量が増加するため、第1入力値が第1範囲より増加し、同様に第2ガス供給器13である空気ブロワで供給する空気も増加するため、第2入力値が第2範囲より増加する。一方、圧力が上がるとガス密度が増加するため、燃料ガス供給ポンプで供給する燃料ガス量が減少するため、第1入力値が第1範囲より減少し、同様に空気ブロワで供給する空気も増加するため、第2入力値が第2範囲より減少する。
制御器19は、第1入力値の変化が第1範囲内であるか、かつ、第2入力値の変化が第2範囲内であるかの情報から、ガス供給系の異常であるか、外環境変化による変化であるかを判断する。
次に本実施の形態1に係る燃料電池システム100の動作について、図1と図2と図3を参照しながら説明する。
図2は、本実施の形態1に係る燃料電池システム100の動作を模式的に示すフローチャートである。
制御器19は、外部負荷情報から燃料電池システムが出力すべき必要な発電量を決定する(ステップS101)。
続いて、必要な発電量から燃料電池11から取り出す電流量を決定する(ステップS102)。
続いて、決定した電流値から第1ガスである燃料ガス、及び、第2ガスである空気の目標流量を決定する(ステップS103)。
続いて、燃料ガス、及び、空気が目標流量となるように第1流量検知器16である燃料ガス流量計の値に従い、第1入力値をフィードバック制御、かつ、第2流量検知器17である空気流量計の値に従い、第2入力値をフィードバック制御する(ステップS104)
続いて、第1入力値が第1範囲内であるかの判別を行う(ステップS105)。Yesの場合、第1Flag=0を立て(ステップS106)、ステップS110へ進む。Noの場合、ステップS107へ進み、第1範囲外に増加であるかの判定を行う。ステップS107でYesの場合、第1Flag=1を立て(ステップS108)、ステップS110へ進む、Noの場合、第1Flag=2を立て(ステップS109)、ステップS110へ進む。
続いて、第2入力値が第2範囲内であるかの判別を行う(ステップS110)。Yesの場合、第2Flag=0を立て(ステップS111)、ステップS111へ進む。Noの場合、ステップ112へ進み、第2範囲外に増加であるかの判定を行う。ステップS112でYesの場合、第2Flag=1を立て(ステップS113)、ステップS115へ進む。Noの場合、第2Flag=2を立て(ステップS114)、ステップS115へ進む。
続いて、ステップS115で、「第1Flag=1、かつ、第2Flag=2」または、「第1Flag=2、かつ、第2Flag=1」であるかの判別を行う。ここで、燃料ガス供給器と空気供給器が、第1範囲および第2範囲外で、それぞれが増加と減少の異なる動作をした場合は、燃料ガス供給器と空気供給器のいずれか一方が異常であることを判断する。ステップS115でYesの場合、ステップS116へ進み、燃料電池システムの運転を停止するか、異常と判定するか報知を行う。Noの場合、ステップS117へ進む。
ステップS117では、「第1Flag=0、かつ第2Flag=1または2」または、「第1Flag=1または2、かつ、第2Flag=0」であるかの判定を行う。ここで、燃料ガス供給器と空気供給器いずれか一方は、第1範囲内あるいは第2範囲内にあり、他方が第1範囲外あるいは第2範囲外となり、範囲外となっているガス供給器が異常であることが示される。ステップS117でYesの場合、ステップS118へ進む。ステップS118では、一定時間「第1Flag=0、かつ第2Flag=1または2」または、「第1Flag=1または2、かつ、第2Flag=0」が継続されているかの判定を行う。ここで、一定時間の判定を行うことで、瞬間的な変化および「第1Flag=1、かつ、第2Flag=1」または、「第1Flag=2、第2Flag=2」への変化の移行途中での誤検知を回避することができる。ステップS118でNoの場合、ステップS117に戻り、一定時間が経過するまでのこのサイクルを繰り返す。Yesの場合、ステップS116へ進み、燃料電池システムの運転を停止するか、異常と判定するか報知を行う。
ステップS117でNoの場合、ステップS119へ進み、燃料電池システムの運転を継続し、ステップS101へ戻る。
図3は、ステップS105での第1範囲内であるか否かの判定の考え方、及び、ステップS108での第2範囲内であるか否かの判定の考え方を模式的に示した図である。
制御器19は、記憶部20が予め記憶している目標流量に対する第1範囲あるいは第2範囲と、実際に第1流量検知器16である燃料ガス流量計あるいは第2流量検知器17である空気流量計によりフィードバックした第1入力値あるいは第2入力値を比較し、第1入力値が第1範囲内であるか否かと、第2入力値が第2範囲内であるか否かの判定を行う。
Figure 2014002924
また、表1には、第1入力値が第1範囲内であるか否か(第1Flag=0,1,2)と、第2入力値が第2範囲内であるか否か(第2Flag=0,1,2)の組み合わせと燃料電池システムの「運転の継続」、あるいは「運転の停止、異常と判定または異常報知」の判定の関係を示している。
以上のように、本実施の形態1で示した燃料電池システム100では、第1ガス供給器12である燃料ガス供給ポンプと第2ガス供給器13である空気ブロワの一方の入力値が、目標流量に対し、第1範囲、あるいは、第2範囲に収まり、他方が、目標流量に対し、第1範囲、あるいは、第2範囲より増加、又は、減少するといった異なる挙動を示すとき、入力値の変化が第1ガス供給器と第2ガス供給器が共通して受ける外環境変化でなく、ガス供給系が持つ個別の要因による異常と判断することで異常の誤検知を回避することができる。
また、第1入力値が第1範囲を超え増加し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え減少する場合と、第1入力値が第1範囲を超え減少し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え増加する場合が考えられるが、これは第1ガスである燃料ガス供給系と第2ガスである空気供給系が同時に異常となる場合である(外環境による影響であれば、燃料ガス供給ポンプと空気ブロワは、供給量を増加するか減少するか同様の挙動を示すからである)。本実施の形態1によれば、燃料ガス供給系、空気供給系が同時に異常となる前にそれぞれの異常を検知することができる。または、本実施の形態1では記載示さなかったが、第1入力値が第1範囲を超え増加し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え減少する場合と、第1入力値が第1範囲を超え減少し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え増加する場合は、供給系の
異常として、燃料電池システムの「運転継続」、あるいは「運転停止、異常判定または異常報知」の判定としてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態2ついて、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
本実施の形態2に係る燃料電池システム200は、実施の形態1の燃料電池システム100と比較し、改質部31と燃焼部32からなる燃料生成器33を備える点が異なり、それに従い、燃焼用空気供給器34である燃焼用空気ファン、選択酸化空気供給器35である選択酸化空気ポンプ、燃焼用空気流量検知器36である燃焼用空気流量計と、選択酸化空気流量検知器37である選択酸化空気流量計を備える。
燃料生成器33は、天然ガスなどを原料として改質部31で改質反応により水素を主成分とする燃料ガスを生成する。原料ガスは第1ガス供給器12である原料ガス供給ポンプより、改質部31へ送られ、改質反応により水素を主成分とする燃料ガスとなり、さらに選択酸化空気供給器35から選択酸化空気経路38を通じて改質部へ空気を供給し、選択酸化反応により燃料ガス中の一酸化炭素濃度を10〜20ppmまで低減し、燃料電池11へ供給され、発電に利用される。発電に寄与しなかったオフ燃料ガスは、オフ燃料ガス経路39を通じて燃料生成器33の燃焼部32へ送られ、燃焼用空気ファンから燃焼用空気経路40を通じて燃焼部32へ供給される燃焼用空気と燃焼し、改質反応に必要な熱の生成に用いられる。燃焼排ガスは、排出経路18を通じて燃料電池システム外部へ排出される構成となっている。
本実施の形態1の変形例では、燃焼用空気供給器34である燃焼用空気ファンと選択酸化空気供給器35である選択酸化空気ポンプは、第1ガス供給器、または、第2ガス供給器となりえるものであり、また、燃焼用空気流量計と、選択酸化空気流量計は、第1流量検知器、または、第2流量検知器となりえるものである。
本実施の形態2では、原料ガス供給ポンプ、空気ブロワ、燃焼用空気供給器、選択酸化空気供給器のうちいずれか一つを第1ガス供給器とし、原料ガス供給器12、酸化剤ガス供給器13、燃焼用空気供給器34、選択酸化空気供給器35のうち、第1ガス供給器とならなかった他のガス供給器のうち、少なくとも一つを第2ガス供給器とする構成となっている。
次に本実施の形態2に係る燃料電池システム100の動作については、図2の実施の形態1における動作を模式的に示すフローチャートと同じであり、第1ガス供給器と第2ガス供給器の具体的な機器の選択が変わるのみである。
以上のように、本実施の形態2で示した燃料電池システム200のように複数のガス供給器を備える場合においても、入力値の変化が第1ガス供給器と第2ガス供給器が共通して受ける外環境変化でなく、ガス供給系が持つ個別の要因による異常と判断することで、異常の誤検知を回避することができる。
第1ガス供給器と第2ガス供給器を設定することで、第1入力値が第1範囲内であるかの判定状況(第1範囲Flag=1かO)と、第2入力値が第2範囲内であるかの判定状況(第2範囲Flag=1かO)の組み合わせにより、ガス供給系の異常であるか、外環境による入力値の変化であるかを判断することができ、燃料電池システム効率よく運転す
ることができる。
また、本実施の形態1の変形例でも実施の形態1と同様に第1入力値が第1範囲を超え増加し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え減少する場合と、第1入力値が第1範囲を超え減少し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え増加する場合が考えられるが、これは第1ガス供給系と第2ガス供給系が同時に異常となる場合である(外環境による影響であれば、第1ガス供給系と第2ガス供給系は、供給量を増加するか減少するか同様の挙動を示すからである)。本実施の形態1の変形例でも、第1ガス供給系と第2ガス供給系が同時に異常となる前にそれぞれの異常を検知することができる。または、本実施の形態1では記載示さなかったが、第1入力値が第1範囲を超え増加し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え減少する場合と、第1入力値が第1範囲を超え減少し、かつ、第2入力値が第2範囲を超え増加する場合は、供給系の異常として、燃料電池システムの「運転継続」、あるいは「運転停止、異常判定または異常報知」の判定としてもよい。
本発明の燃料電池システム及びその運転方法は、燃料電池システムのガス供給系異常と外環境による対応とを区別して判断することが可能となり、異常の誤検知による燃料電池システムの運転停止を回避することが可能であるので、燃料電池の分野で有用である。
11 燃料電池
12 第1ガス供給器(原料ガス供給器)
13 第2ガス供給器(酸化剤ガス供給器)
14 第1ガス供給経路
15 第2ガス供給経路
16 第1流量検知器(原料ガス流量検知器)
17 第2流量検知器(酸化剤ガス流量検知器)
18 排出経路
19 制御器
20 記憶部
31 改質部
32 燃焼部
33 燃料生成器
34 燃焼用空気供給器
35 選択酸化空気供給器
36 燃焼用空気流量検知器
37 選択酸化空気流量検知器
38 選択酸化空気経路
39 オフ燃料ガス経路
40 燃焼用空気経路
100,200 燃料電池システム

Claims (7)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスを反応させて発電する燃料電池を備える燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールに第1ガスを供給する第1ガス供給器と、
    前記燃料電池モジュールに第2ガスを供給する第2ガス供給器と、
    前記第1ガス供給器から前記燃料電池モジュールへ第1ガスを供給する第1ガス供給経路と、
    前記第2ガス供給器から前記燃料電池モジュールへ第2ガスを供給する第2ガス供給経路と、
    前記第1ガスの流量を検知する第1流量検知器と、
    前記第2ガスの流量を検知する第2流量検知器と、
    前記燃料電池モジュールからの排ガスを排出する排出経路と、
    前記第1流量検知器で検知する前記第1ガスの流量に基づき、前記第1ガス供給器への第1入力値をフィードバック制御し、前記第2流量検知器で検知する前記第2ガスの流量に基づき、前記第2ガス供給器への第2入力値をフィードバック制御する制御器と、
    前記第1ガスの目標流量に対して予め設定される前記第1入力値の範囲である第1範囲、及び、前記第2ガスの目標流量に対して予め設定される前記第2入力値の範囲である第2範囲を記憶した記憶部と、
    を備え、
    前記制御器は、前記第1入力値が前記第1範囲内であり、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より減少または増加した場合に、前記燃料電池モジュールの運転を停止する、異常と判定、又は報知するよう制御し、
    前記第1入力値が前記第1範囲より減少または増加し、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲内である場合に、前記燃料電池モジュールの運転を停止する、異常と判定、又は報知するよう制御する、
    燃料電池システム。
  2. 前記制御器は、前記第1入力値が前記第1範囲より増加、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より増加している場合に、前記燃料電池システムの運転を継続し、前記第1入力値が前記第1範囲より減少、前記第2入力値が前記第2範囲より減少している場合に、前記燃料電池モジュールの運転を継続する、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制御器は、前記第1入力値が前記第1範囲より増加、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より減少している場合、あるいは、前記第1入力値が前記第1範囲より減少、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より増加している場合に、前記燃料電池モジュールの運転を停止する、異常と判定、又は報知するよう制御する、請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御器は、前記第1入力値が前記第1範囲内であり、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より減少または増加している状態を一定時間継続した場合、あるいは、前記第1入力値が前記第1範囲より減少または増加し、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲内である状態を一定時間継続した場合に、前記燃料電池システムの運転を停止する、異常と判定、又は報知するよう制御し、
    一定時間経過する前に、前記第1入力値が前記第1範囲より増加、かつ、前記第2入力値が前記第2範囲より増加している状態、あるいは、前記第1入力値が前記第1範囲より減少、前記第2入力値が前記第2範囲より減少している状態に変化した場合、前記燃料電池モジュールの運転を継続する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池システムは、前記第1ガス供給器が燃料ガス供給器、第2ガス供給器が酸
    化剤ガス供給器である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池モジュールは、原料ガスから燃料ガスを生成する燃料生成器と、
    前記燃料生成器を加熱するための燃焼部とから構成され、
    前記燃料電池システムは、原料ガスを供給する原料ガス供給器と
    酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、
    燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給器と、
    を備え、
    前記第1ガス供給器は、前記原料ガス供給器、前記酸化剤ガス供給器、前記燃焼用空気供給器のうち一つのガス供給器であり、
    前記第2ガス供給器は、前記原料ガス供給器、前記酸化剤ガス供給器、前記燃焼用空気供給器のうち前記第1ガス供給器以外の一つのガス供給器である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃料生成器は、燃料ガス中の一酸化炭素濃度を軽減するための選択酸化部を備え、
    前記燃料電池システムは、選択酸化空気供給器を備え、
    前記第1ガス供給器は、前記原料ガス供給器、前記酸化剤ガス供給器、前記燃焼用空気供給器、選択酸化空気供給器のうち一つのガス供給器であり、
    前記第2ガス供給器は、前記原料ガス供給器、前記酸化剤ガス供給器、前記燃焼用空気供給器、選択酸化空気供給器のうち前記第1ガス供給器以外の一つのガス供給器である、請求項6記載の燃料電池システム。
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