JP2013545308A - 高強度の先頭サブパルスを有する医療用レーザにおけるランプアップパルスパワーのための始動シーケンス - Google Patents

高強度の先頭サブパルスを有する医療用レーザにおけるランプアップパルスパワーのための始動シーケンス Download PDF

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Abstract

【課題】長時間冷却された後の、レーザ治療デバイスの初期始動時の作動を改善すること
【解決手段】長期の冷却期間後に医療用レーザの光ファイバーの先端に前の医療処置により生じた汚染物が残留している時に医療用レーザの出力パワーを徐々にランプアップ（ランプ関数に従った増加）することにより、レーザハンドピースのファイバーの先端での急激な温度上昇を防止できる。この徐々に行うランプアップは、急激な温度上昇の結果生じる音響衝撃波の影響をなくし、レーザデバイス内のファイバーおよび光学的部品への損傷を防止できる。
【選択図】図８

Description

関連出願とのクロスレファレンス
本願は、２０１０年１１月４日に出願された米国仮特許出願第６１／４１０、１１１（代理人整理番号ＢＩ８４７３ＰＲ）の権利を請求するものであり、この仮特許の全内容をそのまま参考例として援用する。
１．発明の分野
本願は、一般的には医療用レーザに関し、より詳細には、始動中の医療用レーザへの損傷を防止する方法に関する。
２．関連技術の説明
医療用レーザには、外科用および歯科用手術に用途がある。ファイバーの先端から放出されるレーザパワーを使って、生体組織、例えば皮膚、骨、歯の組織などを治療（切断）できる。このプロセス中にファイバーの出力端では種々の種類の汚染が生じ得る。使用中は、ファイバーの先端には水分、血液、組織片、更にほこりさえもが累積し得るが、これら不純物は、一般的にレーザの作用で焼尽される。
図１は、一例として歯科用ハンドピース１０を示す。このハンドピースは、レーザハウジング内に配置され、光ファイバー導波管により接続されたレーザモジュール（レーザモジュール、レーザハウジング、光ファイバー導波管は、図１には示されていない）からレーザパワーを受けるようになっており、光ファイバー導波管は、医学的治療を実施するようにレーザエネルギーを放出できるファイバー先端１５として終端している。図２には、図１のハンドピースのフィルタ先端部分のより詳細な図が示されている。長時間使用されないと、ファイバー１５の表面に集まったゴミの粒子２０、通常では、ファイバーから放出されるエネルギーにより焼尽されるゴミがファイバーに付着することがある。
このようにある時間使用されなかった後で、例えば、レーザパワーのパルスを発生するためにシャッタを急に開けたことに対応して高レベルのレーザパワーが急に放出されると、望ましくないことにゴミによって多量のエネルギーが急に吸収されることがあり、この結果ゴミおよびファイバーの先端の温度が急上昇することがある。図３に示されるように、このような温度の急上昇は、ゴミ２０の急激な燃焼の結果生じる熱および／または煙２５の急激なバーストのトリガーを引いたり、１つ以上の音響衝撃波３０を発生させ得る。この衝撃波は、ファイバー１５に沿って伝搬し、ハンドピース１０の部品に向かうようレーザハウジングおよびレーザモジュール内に侵入するので、これら部品が損傷するという潜在的な危険性がある。
よって、従来技術では、長時間冷却された後又は延長冷却期間後の、レーザ治療デバイスの初期始動時の効果を改善したいというニーズがある。
本発明は、始動シーケンスの電磁エネルギーパルスを発生する医療用レーザであって、前記始動シーケンスは、少なくとも１つのパルスを有する初期シーケンスを含み、前記少なくとも１つのパルスは、設定パワーレベルよりも低い、始動パワーレベルを有する、医療用レーザを提供することにより、このニーズを満たすものである。本願に開示する一実施形態は、最初のパルスと少なくとも１つの別のパルスとを含む、複数のパルスを備え、各パルスは、前記設定パワーレベルよりも低いパワーレベルを有する、初期シーケンスを含む。
本発明の実施例は、ターンオン事象を検出するステップと、ランプアップシーケンスを発生するステップとを含む医療用レーザを附勢する方法を含む。ランプアップシーケンスを発生するステップは、ターンオン事象に応答して実行される。別の実施例によれば、ターンオフタイマーが終了した時に前記ランプアップシーケンス発生ステップを実行する。
本発明の別の実施例によれば、ソフトウェア命令を実行するようになっているプロセッサと、前記プロセッサと相互に通信するようになっている作業メモリと、データを記憶するようになっている不揮発性メモリとを含む。このコントローラは、更に前記不揮発性メモリに記憶できるソフトウェアモジュールを含むことができ、このソフトウェアモジュールは、前記プロセッサにターンオン検出、ターンオフ検出および始動シーケンスの発生をさせるようなソフトウェア命令を含む。
機能的解説と共に文法上の柔軟性のために、本装置および方法についてこれまで説明しかつこれからも説明するが、特許請求の範囲は、特に明記しないかぎり、手段またはステップの限定の構成により限定されるものとみなすべきではなく、かつ均等物の司法上の原則により、特許請求の範囲に記載の定義の意義および均等物の全範囲に従うべきであると明確に理解すべきである。
文脈、本明細書および当業者の知識から明らかなように、本願に記載または参照されている特徴事項または特徴事項の組み合わせに含まれる特徴事項が互いに矛盾しないことを条件に、本発明の範囲には本願に記載または参照されているこれらの特徴事項またはこれらの特徴事項の組み合わせが含まれる。更に、本願に記載または参照されている特徴事項または特徴事項の組み合わせを、特に本発明の実施形態から排除してもよい。本発明を要約するために、以下本発明の所定の様相、利点および新規な特徴事項について説明し、参照する。当然ながら、本発明の特定の実施例において、かかる様相、利点および特徴事項の必ずしもすべてが具現化されるわけではないと理解すべきである。次の詳細な説明およびそれに続く特許請求の範囲において、さらに本発明の別の利点および様相が明らかとなろう。
従来技術の歯科用ハンドピースの図である。 図１の従来技術の歯科用ハンドピースにおいて電磁エネルギーを放出するファイバーの拡大図を示す図である。 図２のファイバーの更に細部を示す図である。 医療用レーザのための従来の始動シーケンスを示すグラフである。 図４の始動シーケンスにおける１つのパルスの更に細部を示すグラフである。 本発明に係わる医療用レーザのための始動シーケンスの一実施形態を示すグラフである。 本発明に係わる医療用レーザのための始動シーケンスの別の実施形態を示すグラフである。 医療用レーザにおいて始動シーケンスを発生するための方法のフローチャートである。 医療用レーザのための始動シーケンスを制御できる計算デバイスのブロック図である。
次に添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明するが、これら図面の例は、ある実施例におけるスケール（縮尺）であると解釈すべきであり、別の実現例では、各例に対してはスケールが同じであると解釈すべきではない。所定の様相では、図面および詳細な説明における同様または同一の参照符号の使用は、同一、同様または類似の部品および／または要素を示すが、別の実施例では、同じことがあてはまるわけではない。所定の実施例によれば、方向に関する用語、例えば、頂部、底部、左、右、上、下、上方、下方、真下、後方および前方は、字義どおり理解すべきであるが、別の実施例では、同じことがあてはまるわけではない。本発明は、当技術分野でこれまで使用されている種々のレーザ作動技術に関連して実施でき、本願では本発明の理解をするに必要な一般的に実施されているプロセスのステップの多くしか記載されてない。本発明は、レーザデバイスの分野全般における応用の可能性を有するが、以下の説明は、本発明を説明するための、医療用レーザおよび関連する作動方法に関する。
再度、図を参照する。図４の記載のグラフは、従来技術の医療用レーザのための初期出力を示す。かかるデバイスからの代表的な出力は、設定パワーレベル６０でターンオン時間５５中に開始するレーザパルス５０のあるシーケンスを示し、この設定パワーレベル６０は、治療パワーレベルに対応し得る。説明する従来技術のデバイスによれば、レーザパルス５０のシーケンスのうちの各パルス（例えば、最初のパルス６５）は、図５に示されたようなサブパルス６６のシーケンスを含むが、図４のスケールでは、これらサブパルス６６は、図示されないか、顕著ではない。すでに述べたように、この医療用レーザのための始動方法は、結果として医療用レーザへの損傷を与え得る。
図６は、本発明に従って作動する医療用レーザからの初期出力を示す。この出力は、設定パワーレベル７５を有するレーザパルスのシーケンス７０を含み、このシーケンス７０は、ランプアップ（立ち上げ又は起動）期間９０の間に設定パワーレベル７５よりも低い（例えば、１／１０の）パワーレベルで発生される始動シーケンス８５をターンオン時間（ターンオンの瞬間）８０に開始する。初期パルス（すなわち、ターンオン時間８０の時またはほぼそのときに開始する最初のパルス）後の始動シーケンス８５内の各パルスは、シーケンス内の前のパルスのパワーレベルと同じか、またはそれより低いパワーレベルを有し得る。図６に示されたランプアップ期間９０の時間長さは、約１秒にすることができるが、一部の実施形態では、それよりも長くてもよいし、短くてもよい（例えば、約０．１秒から約１０秒に変わってもよい）。図６に示されたパルスの各々は、図４および５を参照して本願に説明したようにサブパルスのシーケンスとして実施してよいと理解すべきである。
本発明の別の実施例は、図７に示されるような始動出力シーケンス１００を発生する。始動シーケンスの初期パルス１０５は、比較的低いパワーレベルでターンオン時間１１０の時、その間またはほぼその時に開始する。この比較的低いパワーレベルは、治療パワーレベルに対応し得る設定パワーレベル７５の、例えば約１／１０とすることができる。始動シーケンス内のその後のパルスの各々は、ランプアップ期間１２０中にシーケンス内の前のパルスのパワーレベルとほぼ同じか、またはそれより高いパワーレベルを有し得る。
当業者であれば、本発明の別の実施例を想到できよう。例えば、図６および図７内のパルスの各々は、サブパルスのシーケンス（図５と比較）を含むことができるので、始動シーケンス（例えば、ランプアップシーケンス）は図６に示されるように各々が低パワーレベルを有するサブパルスのシーケンスを含むことができるか、またはランプアップシーケンスは、例えばターンオン時間１１０（図７）でスタートし、開始時の比較的低いパワーレベルから徐々に増加し、設定パワーレベルでまたはそれより低いレベルで終了するようなサブパルスのシーケンスを含むことができる。始動シーケンス内のパルスは、例えば、一実施例において、連続する各パルスがランプアップ期間中にシーケンス内の前のパルスのパワーレベルとほぼ同じかまたはそれより高いパワーレベルを有するように、図６および図７に示されたパルスの任意の組み合わせ、並び替え、または若干変更されたパルス、例えば２つのグラフに示されたパワーレベルの平均値に対応するパワーレベルを有するパルスにおけるパワーレベルを有することができる。別の実施例では、連続するパルスのうちの１つ以上、大部分または半分未満がランプアップ期間中のシーケンス内の前のパルスのパワーレベルのとほぼ同じかまたはそれより高いパワーレベルを有することができる。
図６および図７に対応する本発明の実施形態では、最初のパルス、第２パルス、または代替的に、始動シーケンス（例えば、図６内の始動シーケンス８５）内の最初の３つ、４つ、５つ、６つまたはそれ以上のパルスの１つ以上が、比較的低いレベル、まだ冷却されていない医療用レーザデバイスによって発生されるパワーとすることができる設定パワーのうちの１つ以上の、例えば１／１０となるように発生される（図４と比較）。同様に、別の実施形態における始動シーケンスは、デバイスが冷却されていない場合に生じる設定（治療）パワーレベルに対して比較的低いパワーレベルで発生されるような、最初のサブパルス、第２サブパルス、または代替的に、最初の３つ、４つ、５つ、６つまたはそれ以上のサブパルスの１つ以上を含むことができる。
本発明は、更に医療用レーザの出力パワーレベルを制御する方法も含むことができる。この方法の一実施例は、図８内のフローチャートとして示されている。ステップ２００で開始できるこの実施例は、ターンオン条件が検出されるまでステップ２０５で待機する。かかるターンオン条件（事象）は、一般にオペレータが制御装置、例えばハンドピース、フットペダルなどをオンに附勢することに応答して検出される。このターンオン事象が検出されると、このターンオン事象がこれまでで初めてのターンオン事象であるかどうかの判断がされる。このこれまでで初めてのターンオン事象は、例えば、これまで作動されたことがなかったボックス外の新しいデバイスのターンオンか、または別の例として保守、電池交換などにより使用されなかったデバイスのターンオンに対応し得る。ステップ２１０において、これまでで最初のターンオン事象が検出された場合、図６および図７を参照して、これまで述べたようにレーザパワー出力のランプアップ（例えば、始動）シーケンスが発生される。
ステップ２１０において、ターンオン事象がこれまでで初めてのものであると決定されると、ターンオフタイマーが終了しているかどうかの判断がステップ２１５で実行される。ターンオフタイマーは、医療用レーザの作動が終了（ターンオフ）されるとスタートし、設定制限時間に達するまで時間をカウントするようなデバイスとすることができる。このターンオフタイマーが設定制限時間に達すると、タイマーは終了したと称することができる。一実施形態によれば、この設定制限時間は、オペレータが制御できる。設定制限時間の代表的な値は、３０秒、１分、５分または１０分またはそれ以上とすることができる。ターンオフタイマーが終了しなかった場合（レーザが冷却されなかったか、実質的に冷却されなかったかの表示がされ得る）、図４に示されるような通常の始動シーケンスをステップ２２５で発生できる。
ランプアップシーケンス（ステップ２２０）また通常の始動シーケンス（ステップ２２５）のいずれかの開始に次いで、レーザがターンオフされるまで、ステップ２３０を含む待機ループが繰り返される。ステップ２３０でターンオフが検出されると、ステップ２３５でターンオフタイマーをスタートでき、その後ステップ２４０でこの方法の実行を終了できる。
図９には、本発明の方法を実施できる制御デバイスの一実施例が表示されており、この図９は、医療用レーザの作動を制御できる計算デバイスのブロックダイアグラムで示す。特にこの制御デバイスは、他の機能の他に、例えば図８を参照してこれまで説明したレーザのための始動シーケンスの制御を実行するように作動できる。この始動シーケンスは、これまで図６および図７を参照して例示したものである。
制御デバイス（すなわち、コントローラ３００）の概略実施形態は、ソフトウェア命令を実行するようになっているプロセッサ３０５と、作業メモリ３１０と、不揮発性メモリ３１５とを含むことができ、上記部品は、システムバス３２０により互いに接続され、このバスを通して互いに通信できる。不揮発性メモリ３１５（例えば、フラッシュメモリ）は、データを記憶するための部分３２５と、コントローラ３００の作動を制御できるソフトウェアモジュールを記憶するための部分３３０とを含むことができる。これらソフトウェアモジュールは、特にプロセッサ３０５にタスクのスケジューリングおよび制御を実行させるようになっている管理モジュール３３５と、セットアップルーチン３４０とを含むことができ、セットアップルーチンは、プロセッサ３０５に、例えばオン／オフスイッチの状態変化に応答させたり、フロントパネル３４５上のインジケータ３９５をオンさせたり、冷却ファン（図示せず）を制御させたり、キーパッド４００などからのオペレータの入力に応答させたりするようになっている。これらソフトウェアモジュール３３０の集合は、さらにプロセッサ３０５にターンオン事象を検出させる（図８内のステップ２０５参照）ようにできるターンオン検出モジュール３５０も含むことができる。このターンオン検出モジュール３５０は、プロセッサ３０５にこれまでで最初の事象を検出させるようにできる（図８内のステップ２１０参照）これまでの最初のターンオン検出モジュール３５５を含むことができる。ソフトウェアモジュール３３０の１つとしてターンオフモジュール３６０を含むようにでき、このターンオフ検出モジュール３６０は、プロセッサ３０５にターンオフ事象を検出させるようになっている（図８内のステップ２３０参照）。
コントローラ３３０は、ターンオフタイマー３６５を含むことができ、ターンオフタイマー制御モジュール３７０内のソフトウェア命令に従って、プロセッサ３０５により、このターンオフタイマーを、スタート（図８内のステップ２３５参照）させたり、停止させたり、質問させたりすることができる。
ソフトウェアモジュール３３０の集合は、更にプロセッサ３０５がレーザモジュール３８０に、図４、図６および図７を参照して本願で述べたように、始動シーケンス発生モジュール３８５及び通常シーケンス発生モジュール３９０内の命令に従い、始動シーケンスおよび通常のシーケンスのうちの１つを発生させるようにできるシーケンス発生モジュール３７５を含むことができる。正面パネル３４５、レーザモジュール３８０およびターンオフタイマー３６５は、システムバス３２０にも接続されており、このバスによりプロセッサ３０５と互いに通信できる。
図９におけるコントローラ３００の作動モードは、レーザ出力の温度／パワーを徐々に高め、レーザの光学的表面上のゴミまたは水分の加熱、溶融および／または蒸発を比較的緩やかに、徐々に、および／または制御自在に行うよう、図８に示されたフローチャートの実施を含むことができる。こうして、医療用レーザのファイバー／光学系が全く損傷しないか、従来のデバイスを用いた場合に生じ得る程度よりも低い程度でしか損傷を受けないような結果をもたらすよう、壊滅的な損傷を回避できる。
本発明の１つの様相によれば、医療用ハンドピースは、ハンドピースハウジングと、このハンドピースハウジング内に配置され、ハンドピースハウジングの遠位端から電磁エネルギーを放出するようになっている電磁エネルギー源とを含む。ハンドピースハウジング内にはこのハンドピースハウジングの遠位端からターゲット表面に光を投射するための照明源を配置でき、この照明源は、光ファイバー束を含むことができる。ハンドピースハウジング内にはこのハンドピースハウジングの遠位端を通ってターゲット表面に薬剤を出力するための薬剤ラインも配置できる。
所定の実施例によれば、トランクファイバーからのレーザエネルギーは、パワーまたは治療用ファイバーから出力され、例えば流体（ハンドピースの出力端の近くにある水接続部および／またはスプレイ接続部からの空気および／または水スプレイまたは霧状に分散した流体粒子）へ向けられる。この流体は、ターゲット表面（例えば、歯、骨、軟骨および軟質組織）の上方にあるハンドピースの流体出力端から放出される。この流体出力端は、米国特許出願第１１／０４２、８２４号および米国仮特許出願第６０／６０１、４１５号に記載されているようにパワーファイバーを中心に同軸状に配置された複数の流体出力端を含むことができる。パワーまたは治療用ファイバーは、約２．６９〜約２．８０ミクロンのレンジ内の波長および約２．９４ミクロンの波長のうちの１つ以上を含む電磁エネルギー源に結合できる。所定の実施例では、このパワーファイバーは、Ｅｒ：ＹＡＧレーザ、Ｅｒ：ＹＳＧＧレーザ、Ｅｒ，Ｃｒ：ＹＳＧＧレーザ、およびＣＴＥ：ＹＡＧレーザのうちの１つ以上に結合でき、特別の例では、約２．７８９ミクロンの波長を有するＥｒ，Ｃｒ：ＹＳＧＧ固体レーザおよび約２．９４０ミクロンの波長を有するＥｒ：ＹＡＧ固体レーザのうちの１つに結合できる。例えば、流体粒子内にレーザエネルギーを与え、ターゲット表面に破壊力を加えることについて記載されている下記に参照する米国特許第５、５７４、２４７号にはターゲット表面の上方に霧状に分布した流体粒子内に電磁エネルギーを向けるための対応する構造を含む装置が開示されている。
本願における開示により、ターゲット表面を診断し、モニターし、および／または影響を与えるのに有効な電磁放射線を出力できるレーザアセンブリについて説明した。光ファイバーの先端からの放射線を使用する方法の場合、プローブは、例えば、根管内の歯の構造体を治療（例えば、切除）するために治療用放射線をターゲット表面に放射するための１つ以上のパワーまたは治療用ファイバーを含むことができる。本願に記載する実施形態のいずれにおいても、流体出力端または出力端からの治療用放射線および／または流体の放出と同時に、間欠的にまたは別個に照明用および／または診断用の光を放出できる。
本発明は、一般的に放射線出力システムおよびプロセスの分野、例えば放射線を放出し、反射し、チャンネリングするデバイス（例えば、ＬＥＤ，ヘッドランプ等）に利用可能性を有する。本願で開示されるか、参照された，バイオレーズテクノロジーインク（Ｂｉｏｌａｓｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｉｎｃ．）に譲渡された下記の米国特許に記載されているかおよび／または本明細書および本発明に記載された発明者または譲受人のいずれかの名称を記載する任意およびすべての継属中であるか、放棄されたか、または特許された出願に記載されている対応また関連する構造および方法の全体をそのまま本願で参考例として援用する。この援用は、本明細書に記載の本発明の一部、上記米国特許、または下記の特許出願、本願で引用する出願および参考文献の一部および当業者の知識および判断力と共に、全体または一部が（ｉ）作動可能となるかおよび／または構成でき、（ｉｉ）当業者により作動可能となるかおよび／または構成されるよう変形でき、（ｉｉｉ）と共にまたは組み合わせて実施／製造／使用することができる下記の米国特許のうちの対応するかまたは関連する構造（およびそれらの変形例）も含む。
かかる米国特許として下記のものあるが、これらだけに限定されない。
（特許文献１）発明の名称を「プリセットを有する二倍パルス幅医療用レーザ」とする米国特許第７、９７０、０３０号、
（特許文献２）発明の名称を「電磁的に誘導される機械的切断をするための電磁エネルギー分配」とする米国特許第７、９７０、０２７号、
（特許文献３）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、９６７、０１７号、
（特許文献４）発明の名称を「二倍パルス幅医療用レーザ」とする米国特許第７、９５７、４４０号、
（特許文献５）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする米国特許第７、９４２、６６７号、
（特許文献６）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、９０９、０４０号、
（特許文献７）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、８９１、３６３号、
（特許文献８）発明の名称を「レーザトンネル形成により遠視および老眼を治療するための方法」とする米国特許第７、８７８、２０４号、
（特許文献９）発明の名称を「レーザトンネル形成により遠視および老眼を治療するための方法」とする米国特許第７、８６７、２２３号、
（特許文献１０）発明の名称を「電磁的に誘導される機械的切断をするための電磁エネルギー分配」とする米国特許第７、８１７、６８７号、
（特許文献１１）発明の名称を「近ターゲット電磁エネルギー放出デバイス」とする米国特許第７、８１５、６３０号、
（特許文献１２）発明の名称を「組織治療デバイスおよび方法」とする米国特許第７、７５１、８９５号、
（特許文献１３）発明の名称を「変更された出力光ファイバー先端」とする米国特許第 ７、７０２、１９６号、
（特許文献１４）発明の名称を「空間的に制御可能な出力エネルギー分布を有する放射線放出デバイス」とする米国特許第７、６９７、８１４号、
（特許文献１５）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする米国特許第７、６９６、４６６号、
（特許文献１６）発明の名称を「電磁エネルギー出力システム」とする米国特許第７、６９５、４６９号、
（特許文献１７）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、６６５、４６７号、
（特許文献１８）発明の名称を「二倍パルス幅医療用レーザ」とする米国特許第７、６３０、４２０号、
（特許文献１９）発明の名称を「変更された出力光ファイバー先端」とする米国特許第７、６２０、２９０号、
（特許文献２０）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする米国特許第７、５７８、６２２号、
（特許文献２１）発明の名称を「ファイバー先端検出装置および方法」とする米国特許第７、５７５、３８１号、
（特許文献２２）発明の名称を「照明光およびレーザ出力を有するハンドピース」とする米国特許第７、５６３、２２６号、
（特許文献２３）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする米国特許第７、４６７、９４６号、
（特許文献２４）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする米国特許第７、４６１、９８２号、
（特許文献２５）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、４６１、６５８号、
（特許文献２６）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする米国特許第７、４５８、３８０号、
（特許文献２７）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイスとする米国特許第７、４２４、１９９号、
（特許文献２８）発明の名称を「変更された光ファイバー出力先端」とする米国特許第７、４２１、１８６号、
（特許文献２９）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする米国特許第７、４１５、０５０号、
（特許文献３０）発明の名称を「ターゲット表面に向けて治療用電磁放射線を送るためのテーパー付き溶融導波管」とする米国特許第７、３８４、４１９号、
（特許文献３１）発明の名称を「フェイバー検出装置および方法」とする米国特許第７、３５６、２０８号、
（特許文献３２）発明の名称を「流体およびレーザシステム」とする米国特許第７、３２０、５９４号、
（特許文献３３）発明の名称を「励起パルスと戻りパルスとの時間差を使用するカリエス検出」とする米国特許第７、３０３、３９７号、
（特許文献３４）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする米国特許第７、２９２、７５９号、
（特許文献３５）発明の名称を「ファイバー先端検出装置および方法」とする米国特許第７、２９０、９４０号、
（特許文献３６）発明の名称を「高効率のサイドポンピング式ダイオードレーザ」とする米国特許第７、２８８、０８６号、
（特許文献３７）発明の名称を「空間的に制御可能な出力エネルギー分布を有する放射線放出装置」とする米国特許第７、２７０、６５７号、
（特許文献３８）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする米国特許第７、２６１、５５８号、
（特許文献３９）発明の名称を「ファイバー検出装置および関連方法」とする米国特許第７、１９４、１８０号、
（特許文献４０）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス］とする米国特許第７、１８７、８２２号、
（特許文献４１）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする米国特許第７、１４４、２４９号、
（特許文献４２）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする米国特許第７、１０８、６９３号、
（特許文献４３）発明の名称を「ファイバー検出装置および関連方法」とする米国特許第７、０６８、９１２号、
（特許文献４４）発明の名称を「空間的に制御可能な出力エネルギー分布を有する放射線放出装置」とする米国特許第６、９４２、６５８号、
（特許文献４５）発明の名称を「ファイバー検出装置および関連方法」とする米国特許第６、８２９、４２７号、
（特許文献４６）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする米国特許第６、８２１、２７２号、
（特許文献４７）発明の名称を「熱レンズ効果を低減するためのデバイス」とする米国特許第６、７４４、７９０号、
（特許文献４８）発明の名称を「組織切除器および方法」とする米国特許第６、６６９、６８５号、
（特許文献４９）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする米国特許第６、６１６、４５１号、
（特許文献５０）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする米国特許第６、６１６、４４７号、
（特許文献５１）発明の名称を「電磁誘導切断をするための霧状分布の使用方法」とする米国特許第６、６１０、０５３号、
（特許文献５２）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス」とする米国特許第６、５６７、５８２号、
（特許文献５３）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする米国特許第６、５６１、８０３号、
（特許文献５４）発明の名称を「皮膚科用霧状流体粒子による電磁誘導切断」とする米国特許第６、５４４、２５６号、
（特許文献５５）発明の名称を「光活性髪治療および脱毛デバイス」とする米国特許第６、５３３、７７５号、
（特許文献５６）発明の名称を「回転ハンドピース」とする米国特許第６、３８９、１９３号、
（特許文献５７）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする米国特許第６、３５０、１２３号、
（特許文献５８）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする米国特許第６、２８８、４９９号、
（特許文献５９）発明の名称を「組織切除器および方法」とする米国特許第６、２５４、５９７号、
（特許文献６０）発明の名称を「物質除去器および方法」とする米国特許第６、２３１、５６７号、
（特許文献６１）発明の名称を「レーザ放射線を使用する歯科および医学用方法」とする米国特許第６、０８６、３６７号、
（特許文献６２）発明の名称を「電磁誘導切断のための霧状粒子のユーザーがプログラムできる組み合わせ」とする米国特許第５、９６８、０３７号、
（特許文献６３）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする米国特許第５、７８５、５２１号、
（特許文献６４）発明の名称を「電磁誘導切断のための霧状流体粒子」とする米国特許第５、７４１、２４７号、
更に上記開示およびそれらに参照された事項ならびに参照ページに記載されたものは、次に列挙する米国公開特許出願およびそれらで参照された事項内に全体または一部が記載されている、対応するか、または関連する構造および方法と共に全体または一部が作動可能となっているかまたは作動可能に変形自在となっている。
（特許文献６５）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２０１１０１９２４０５号、
（特許文献６６）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２０１１０１７２６５０号、
（特許文献６７）発明の名称を「ハンドヘルド医療機器を操作するためのハンドピースフィンガースイッチ」とする、米国公開特許出願第２０１１０１６５５３５号、
（特許文献６８）発明の名称を「歯垢歯工具および歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２０１１０１５１３９４号、
（特許文献６９）発明の名称を「能動的メディアハウジングを備えた大パワー放射線源」とする、米国公開特許出願第２０１１００９６８０２号、
（特許文献７０）発明の名称を「能動的メディアハウジングを備えた大パワー放射線源」とする、米国公開特許出願第２０１１００９６５４９号、
（特許文献７１）発明の名称を「ドリルと香り付き流体粒子との組み合わせ」とする、米国公開特許出願第２０１１０１２９７８９号、
（特許文献７２）発明の名称を「近ターゲット電磁エネルギー放射デバイス」とする、米国公開特許出願第２０１１００８２５２６号、
（特許文献７３）発明の名称を「流体およびパルス状出力システム」とする、米国公開特許出願第２０１１００５９４１７号、
（特許文献７４）発明の名称を「電磁誘導機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２０１１００３２９５８号、
（特許文献７５）発明の名称を「効率的なレーザおよび流体コンディショニングおよび切断システム」とする、米国公開特許出願第２０１００２３３６４５号、
（特許文献７６）発明の名称を「電磁誘導治療デバイスおよび方法」とする、米国公開特許出願第２０１００１８５１８８号、
（特許文献７７）発明の名称を「電磁放射線放射歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２０１００１６７２２８号、
（特許文献７８）発明の名称を「口腔組織を治療するための活性化されたテキスチュア表面を有するデバイス」とする、米国公開特許出願第２０１００１５１４０７号、
（特許文献７９）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする、米国公開特許出願第２０１００１５１４０６号、
（特許文献８０）発明の名称を「電磁エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２０１００１４５３２３号、
（特許文献８１）発明の名称を「電磁エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２０１００１４５３２３号、
（特許文献８２）発明の名称を「レーザ組織切断のための非接触ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２０１００１３７８５２号、
（特許文献８３）発明の名称を「衛星プラットフォームを設けた電磁エネルギー治療デバイス」とする、米国公開特許出願第２０１００１０００８６号、
（特許文献８４）発明の名称を「ドリルと香り付き流体粒子との組み合わせ」とする、米国公開特許出願第２０１００１２５２９１号、
（特許文献８５）発明の名称を「変形出力光ファイバー」とする、米国公開特許出願第２０１０００８６８９２号、
（特許文献８６）発明の名称を「老眼を治療するための方法およびデバイス」とする、米国公開特許出願第２０１０００４２０８２号、
（特許文献８７）発明の名称を「トンネル形成用プローブ」とする、米国公開特許出願第２００９０２９８００４号、
（特許文献８８）発明の名称を「介入的治療用電磁エネルギーシステム」とする、米国公開特許出願第２００９０２８１５３１号、
（特許文献８９）発明の名称を「アニメーション表示される、ページに基づくユーザーインターフェースを備えた腕装着レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０２２５０６０号、
（特許文献９０）発明の名称を「温度制御された無菌流体出力を有する医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０１４３７７５号、
（特許文献９１）発明の名称を「プリセットを有する二倍パルス幅医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０１４１７５２号、
（特許文献９２）発明の名称を「ドリルと香り付き流体粒子との組み合わせ」とする、米国公開特許出願第２００９１０５７０７号、
（特許文献９３）発明の名称を「流体およびパルス状エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２００９０１０４５８０号、
（特許文献９４）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス」とする、米国公開特許出願第２００９００７６４９０号、
（特許文献９５）発明の名称を「組織表面からの沈着物を処理し、除去するためのプローブおよび生体流体」とする、米国公開特許出願第２００９００７５２２９号、
（特許文献９６）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００９００６７１８９号、
（特許文献９７）発明の名称を「低レベルの光治療により眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００９００６２７７９号、
（特許文献９８）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００９００５６０４４号、
（特許文献９９）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００９００４３３６４号、
（特許文献１００）発明の名称を「流体で制御可能なレーザを使用した歯内清掃および殺菌システム」とする、米国公開特許出願第２００９００４２１７１号、
（特許文献１０１）発明の名称を「表面構造変形方法」とする、国際特許出願第ＷＯ２０１０／０５１５７９号、
（特許文献１０２）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび透明歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００９００３５７１７号、
（特許文献１０３）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシシステムと共に使用するための透明歯磨き」とする、米国公開特許出願第２００９００３１５１５号、
（特許文献１０４）発明の名称を「アニメーション表示される、ページに基づくユーザーインターフェースを備えた腕装着レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０２２５０６０号、
（特許文献１０５）発明の名称を「温度制御された無菌流体出力を有する医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０１４３７７５号、
（特許文献１０６）発明の名称を「プリセットを有する二倍パルス幅医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００９０１４１７５２号、
（特許文献１０７）発明の名称を「ドリルと香り付き流体粒子との組み合わせ」とする、米国公開特許出願第２００９０１０５７０７号、
（特許文献１０８）発明の名称を「流体およびパルス状エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２００９０１０４５８０号、
（特許文献１０９）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス」とする、米国公開特許出願第２００９００７６４９０号、
（特許文献１１０）発明の名称を「組織表面からの沈着物を処理し、除去するためのプローブおよび生体流体」とする、米国公開特許出願第２００９００７５２２９号、
（特許文献１１１）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００９００６７１８９号、
（特許文献１１２）発明の名称を「低レベルの光治療により眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００９００６２７７９号、
（特許文献１１３）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００９００５６０４４号、
（特許文献１１４）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００９００４３３６４号、
（特許文献１１５）発明の名称を「流体で制御可能なレーザを使用した歯内清掃および殺菌システム」とする、米国公開特許出願第２００９００４２１７１号、
（特許文献１１６）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００９００３５７１７号、
（特許文献１１７）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシシステムと共に使用するための透明歯磨き」とする、米国公開特許出願第２００９００３１５１５号、
（特許文献１１８）発明の名称を「変形出力光ファイバー先端」とする、米国公開特許出願第２００８０３１７４２９号、
（特許文献１１９）発明の名称を「電磁エネルギー出力システムを制御するための方法および装置」とする、米国公開特許出願第２００８０２７６１９２号、
（特許文献１２０）発明の名称を「空間的に制御可能な出力エネルギー分配をする放射線放出装置」とする、米国公開特許出願第２００８０２４０１７２号、
（特許文献１２１）発明の名称を「マルチファイバータイプの組織治療デバイスおよび関連する方法」とする、米国公開特許出願第２００８０２２１５５８号、
（特許文献１２２）発明の名称を「変形出力光ファイバー先端」とする、米国公開特許出願第２００８０２１９６２９号、
（特許文献１２３）発明の名称を「二倍パルス幅医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００８０２１２６２４号、
（特許文献１２４）発明の名称を「近ターゲット電磁エネルギー放出デバイス」とする、米国公開特許出願第２００８０２０３２８０号、
（特許文献１２５）発明の名称を「電磁エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２００８０１８１２７８号、
（特許文献１２６）発明の名称を「電磁エネルギー出力システム」とする、米国公開特許出願第２００８０１８１２６１号、
（特許文献１２７）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００８０１５７６９０号、
（特許文献１２８）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００８０１５１９５３号、
（特許文献１２９）発明の名称を「流体およびレーザ」とする、米国公開特許出願第２００８０１３８７６４号、
（特許文献１３０）発明の名称を「レーザトンネル形成により近眼および老眼を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８０１２５６７７号、
（特許文献１３１）発明の名称を「レーザトンネル形成により近眼および老眼を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８０１２５６７６号、
（特許文献１３２）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００９７４１８号、
（特許文献１３３）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００９７４１７号、
（特許文献１３４）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００９７４１６号、
（特許文献１３５）発明の名称を「励起パルスと戻りパルスとの間の時間差を使用したカリエス検出」とする、米国公開特許出願第２００８００７０１８５号、
（特許文献１３６）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００８００６９１７２号、
（特許文献１３７）発明の名称を「高効率のサイドポンピング式ダイオードレーザシステム」とする、米国公開特許出願第２００８００６５０５７号、
（特許文献１３８）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００６５０５５号、
（特許文献１３９）発明の名称を「レーザトンネル形成による近眼および老眼を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００６５０５４号、
（特許文献１４０）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００６５０５３号、
（特許文献１４１）発明の名称を「高効率の電磁レーザエネルギー切断デバイス」とする、米国公開特許出願第２００８００３３４１１号、
（特許文献１４２）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００３３４０９号、
（特許文献１４３）発明の名称を「眼の状態を治療するための方法」とする、米国公開特許出願第２００８００３３４０７号、
（特許文献１４４）発明の名称を「ファイバー先端検出装置および方法」とする、米国公開特許出願第２００８００２５６７５号、
（特許文献１４５）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００８００２５６７２号、
（特許文献１４６）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００８００２５６７１号、
（特許文献１４７）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００７０２９８３６９号、
（特許文献１４８）発明の名称を「変形出力光ファイバー先端」とする、米国公開特許出願第２００７０２６３９７５号、
（特許文献１４９）発明の名称を「ファイバー検出装置および関連方法」とする、米国公開特許出願第２００７０２５８６９３号、
（特許文献１５０）発明の名称を「組織治療デバイスおよび方法」とする、米国公開特許出願第２００７０２０８４０４号、
（特許文献１５１）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００７０２０８３２８号、
（特許文献１５２）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする、米国公開特許出願第２００７０１９０４８２号、
（特許文献１５３）発明の名称を「リアルタイム画像形成および多励起周波数を使用するカリエス検出」とする、米国公開特許出願第２００７０１８４４０２号、
（特許文献１５４）発明の名称を「電磁エネルギー手術デバイスと共に使用するためにコード化された出力アタッチメント」とする、米国公開特許出願第２００７０１２８５７６号、
（特許文献１５５）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス」とする、米国公開特許出願第２００７０１０４４１９号、
（特許文献１５６）発明の名称を「高効率のサイドポンピング式ダイオードレーザシステム」とする、米国公開特許出願第２００７００６０９１７号、
（特許文献１５７）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする、米国公開特許出願第２００７００５９６６０号、
（特許文献１５８）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする、米国公開特許出願第２００７００５４２３６号、
（特許文献１５９）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする、米国公開特許出願第２００７００５４２３５号、
（特許文献１６０）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする、米国公開特許出願第２００７００５４２３３号、
（特許文献１６１）発明の名称を「電磁エネルギー出力デバイスのための視覚的フィードバック装置」とする、米国公開特許出願第２００７００４２３１５号、
（特許文献１６２）発明の名称を「レーザハンドピースアーキテクチュアおよび方法」とする、米国公開特許出願第２００７００１６１７６号、
（特許文献１６３）発明の名称を「大きいスポットサイズを有する電磁エネルギー放出デバイス」とする、米国公開特許出願第２００７００１４５１７号、
（特許文献１６４）発明の名称を「電磁誘導された機械的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００７００１４３２２号、
（特許文献１６５）発明の名称を「口腔組織を治療するための活性されたテキスチュア表面を有するデバイス」とする、米国公開特許出願第２００７０００９８５６号、
（特許文献１６６）発明の名称を「カスタム化された組織画像を支持する組織カバー」とする、米国公開特許出願第２００７０００３６０４号、
（特許文献１６７）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００６０２８１０４２号、
（特許文献１６８）発明の名称を「触覚フィードバック先端フェルールを有するコントラアングル回転ハンドピース」とする、米国公開特許出願第２００６０２７５０１６号、
（特許文献１６９）発明の名称を「電磁誘導分裂的切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００６０２４１５７４号、
（特許文献１７０）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする、米国公開特許出願第２００６０２４０３８１号、
（特許文献１７１）発明の名称を「ファイバー検出装置および方法」とする、米国公開特許出願第２００６０２１０２２８号、
（特許文献１７２）発明の名称を「空間的に制御可能な出力エネルギー分布を有する放射線放出装置」とする、米国公開特許出願第２００６０２０４２０３号、
（特許文献１７３）発明の名称を「プリセットを有する二倍パルス幅医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００６０１４２７４５号、
（特許文献１７４）発明の名称を「医療用レーザハンドピースのための識別コネクタ」とする、米国公開特許出願第２００６０１４２７４４号、
（特許文献１７５）発明の名称を「温度制御可能な無菌流体出力を有する医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００６０１４２７４３号、
（特許文献１７６）発明の名称を「二倍パルス幅医療用レーザ」とする、米国公開特許出願第２００６０１２６６８０号、
（特許文献１７７）発明の名称を「励起パルスと戻りパルスとの間の時間差を使用したカリエス検出」とする、米国公開特許出願第２００６００９９５４８号、
（特許文献１７８）発明の名称を「ファイバー先端検出装置および関連方法」とする、米国公開特許出願第２００６００８３４６６号、
（特許文献１７９）発明の名称を「電磁誘導機械式切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００６００４３９０３号、
（特許文献１８０）発明の名称を「組織除去装置および方法」とする、米国公開特許出願第２００５０２８３１４３号、
（特許文献１８１）発明の名称を「流体コンディショニングシステム」とする、米国公開特許出願第２００５０２８１８８７号、
（特許文献１８２）発明の名称を「変形出力光ファイバー先端」とする、米国公開特許出願第２００５０２８１５３０号、
（特許文献１８３）発明の名称を「電磁誘導治療デバイスおよび方法」とする、米国公開特許出願第２００５０２５６５１７号、
（特許文献１８４）発明の名称を「照明デバイスおよび関連方法」とする、米国公開特許出願第２００５０２５６５１６号、
（特許文献１８５）発明の名称を「デンタルケアおよびホワイトニングのためのデバイス」とする、米国公開特許出願第２００４０１０６０８２号、
（特許文献１８６）発明の名称を「電磁誘導切断のために霧状粒子を使用する方法」とする、米国公開特許出願第２００４００９２９２５号、
（特許文献１８７）発明の名称を「電磁放射線放出歯ブラシおよび歯磨きシステム」とする、米国公開特許出願第２００４００９１８３４号、
（特許文献１８８）発明の名称を「組織除去装置および方法」とする、米国公開特許出願第２００４００６８２５６号、
（特許文献１８９）発明の名称を「ファイバー先端流体出力デバイス」とする、米国公開特許出願第２００３０２２８０９４号、
（特許文献１９０）発明の名称を「電磁誘導機械式切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００２０１４９３２４号、
（特許文献１９１）発明の名称を「電磁誘導機械式切断のための電磁エネルギー分配」とする、米国公開特許出願第２００２００１４８５５号、
本願では、上記先願の内容のすべてそのまま参考例として援用する。本願の開示は、図示した所定の実施形態に関するものであるが、これら実施形態は、発明を限定するものではなく例として示したにすぎないと理解すべきである。例えば、放射線出力（例えば、レーザ出力）のいずれか、流体出力（例えば、水出力）のいずれか、および任意のコンディショニング剤、粒子、薬剤等およびそれらの細部または要部、もしくは方法のステップおよび技術を含む、その他の要部は、本発明の均等でない、別個の、相互に交換できない様相として、本願に全体または一部を組み合わせ、または並び替えて記載または参照した他の任意の構造または他のプロセスと共に使用できる。コンテキスト、本明細書、当業者の知識、それらの変更から明らかとなるように互いに矛盾しない程度に本発明の一部として特に意図し、開示し、権利請求された、対応するかまたは関連する構造および方法（これらの一部または全体は、（ｉ）本開示に従った本発明の一部と共に作動可能および／または構成でき、（ｉｉ）本開示に従った本発明の一部と共に作動可能および／または構成できるよう当業者により変形でき、（ｉｉｉ）本開示に従った本発明の一部と共にまたはこれらと組み合わせて実施／製造／使用できる）は、（Ｉ）これまで開示されるか、または参照された構造および方法および／または（ＩＩ）特許請求の範囲およびその一部の１つ以上の並び替えおよび／または組み合わせの要旨を含むものである。この開示を添付した意図は、特許請求の範囲によってしか限定されない本発明の要旨および範囲内に入る、実施形態のすべての変更例、変形例、組み合わせ、並び替え、省略、置き換え、代替物および均等物を、互いに排他的とならない程度にカバーするよう当業者の知識と共にかかる実施形態を解釈させることにある。
１０−歯科用ハンドピース、１５−ファイバーの先端、２０−ゴミ、２５−煙、
３０−衝撃波、５０−レーザパルス、５５−ターンオン時間、
６０−設定パワーレベル、６５−最初のパルス、６６−サブパルス、
７０−あるシーケンスのパルス、７５−設定パワーレベル、８０−ターンオン時間、
８５−始動シーケンス、１００−始動出力シーケンス、１０５−初期パルス、
１１０−ターンオン時間

Claims (20)

  1. 始動シーケンスの電磁エネルギーパルスを発生する医療用レーザであって、
    前記始動シーケンスは、少なくとも１つのパルスを有する初期シーケンスを含み、前記少なくとも１つのパルスは、設定パワーレベルよりも低い、始動パワーレベルを有する、医療用レーザ。
  2. 前記初期シーケンスは、最初のパルスと少なくとも１つの別のパルスとを含む、複数のパルスを備え、各パルスは、前記設定パワーレベルよりも低いパワーレベルを有する、請求項１記載の医療用レーザ。
  3. 前記初期シーケンス内の前記最初のパルスの後の、前記始動シーケンス内で生じる各パルスは、前記始動シーケンスにおける前のパルスのパワーレベルよりも高くないパワーレベルを有する、請求項２記載の医療用レーザ。
  4. 前記初期シーケンス内の前記最初のパルスの後の、前記始動シーケンス内で生じる各パルスは、前記始動シーケンスにおける前のパルスのパワーレベルよりも低くないパワーレベルを有する、請求項２記載の医療用レーザ。
  5. 前記初期シーケンス内の前記最初のパルスの後の、前記始動シーケンス内で生じる各パルスは、前記始動シーケンスにおける前のパルスのパワーレベルよりも高いパワーレベルを有する、請求項４記載の医療用レーザ。
  6. 前記パルスは、あるシーケンスのサブパルスを備える、請求項１記載の医療用レーザ。
  7. 前記初期シーケンス内の最初のサブパルスの後の、前記始動シーケンス内で生じる各サブパルスは、前記始動シーケンスにおける前のサブパルスのパワーレベルよりも高くないパワーレベルを有する、請求項６記載の医療用レーザ。
  8. 前記初期シーケンス内の最初のサブパルスの後の、前記始動シーケンス内で生じる各サブパルスは、前記始動シーケンスにおける前のサブパルスのパワーレベルよりも高いパワーレベルを有する、請求項６記載の医療用レーザ。
  9. 前記始動シーケンスは、前記医療用レーザの拡張冷却期間後に附勢される、請求項１記載の医療用レーザ。
  10. 前記拡張冷却期間の長さは、約３０秒から約１５分の範囲である、請求項９記載の医療用レーザ。
  11. ターンオン事象を検出するステップと、
    ランプアップシーケンスを発生するステップと、を含む医療用レーザを附勢する方法。
  12. 前記ターンオン事象に応答して前記ランプアップシーケンス発生ステップを実行する、請求項１１記載の方法。
  13. ターンオフタイマーが終了した時に前記ランプアップシーケンス発生ステップを実行する、請求項１２記載の方法。
  14. これまでで初めてのターンオン事象が検出されたときに前記ランプアップシーケンスを発生するステップを更に含む、請求項１３記載の方法。
  15. これまでで初めてのターンオン事象が検出されていないとき、かつ、前記ターンオフタイマーが終了していないときに通常の始動シーケンスを発生するステップを更に含む、請求項１３記載の方法。
  16. ターンオフ事象を検出するステップと、
    ターンオフタイマーをスタートさせるステップと、を更に含む、請求項１１記載の方法。
  17. 前記ターンオフ事象の検出に応答して前記ターンオフタイマーをスタートさせるステップを実行する、請求項１６記載の方法。
  18. ソフトウェア命令を実行するようになっているプロセッサと、
    前記プロセッサと相互に通信するようになっている作業メモリと、
    前記プロセッサと相互に通信し、かつデータおよびソフトウェアモジュールを記憶するようになっている不揮発性メモリと、
    前記プロセッサ、前記作業メモリおよび前記不揮発性メモリを相互接続するシステムバスと、
    前記プロセッサにターンオン検出、ターンオフ検出および始動シーケンスの発生を実行させるソフトウェア命令を含むソフトウェアモジュールと、を含む、医療用レーザのためのコントローラ。
  19. 前記プロセッサにこれまでで初めてのターンオンを検出させるソフトウェア命令を更に含む、請求項１８記載のコントローラ。
  20. 始動シーケンスの発生、および通常シーケンスの発生を前記プロセッサに実行させるようになっているソフトウェア命令を更に含む、請求項１８記載のコントローラ。
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