JP2013544607A - エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセル - Google Patents

エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセル Download PDF

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Abstract

エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセルであって、当該カプセルは、実質的に水不透過性材料からなるほぼ切頭円錐状の容器本体(1;5)を備えており、その容器本体はその外縁部より底壁(301;305)に向かってテーパー形状となっており、かつ、上記容器本体は、その外縁部より共に放射状に延びるフランジ(201;205)及びそのフランジに合わさる封止面(401)とを備えており、さらに上記容器本体の底壁には、容器本体の内側へ向かう切頭円錐状のレリーフが設けられており、それに対応して容器の軸方向に切頭円錐状の空隙部(311;315)が、その容器本体の底に環状の溝が形成されるように形成されており、当該環状の溝の側壁(321;325)には複数の開口部(341;345)が好ましくは上記溝の側壁内側近くに設けられていることを特徴とするコーヒー粉末封入カプセル、並びに上記封入カプセルと協動するように調整されたコーヒー調製ユニット。

Description

本発明はエスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセル及びその封入カプセルの使用に適したエスプレッソコーヒーメーカーの調製ユニットに関する。
家庭その他小規模会社やオフィスで使用するエスプレッソコーヒーメーカーの分野では、現在に至るまでの長い期間、封入タイプ-カプセルの使用が増加する傾向にある。この種の製品は過去20年間に飛躍的な進化を遂げているが、コーヒー調合のしやすさとコーヒーかすの処理の観点からは極めて実用的であるといえる。というのも、使用者にとっては、衛生的見地から、抽出後に生じる残渣物の処理は、密封式ないし実質的に密封式の容器を扱う方が挽割コーヒーを用いるよりもはるかに簡便であるからである。市場で入手可能な封入型カプセルは年を追うごとに、目に見える形で著しく改良されており、その結果抽出コーヒーの品質の向上もあって、その市場は増加の一途を辿っている。
欧州特許公開第512468号明細書(特許文献1)は、飲料調合用粉末を封入するための密閉式カートリッジについて記載している。当該カートリッジは、底、切頭円錐状側面、及び当該底の直径よりも大きな直径を有する外側に伸びた円形フランジ部を備える容器本体、並びに上記フランジ部の周縁部に沿って融着される蓋を備える。その蓋は、アルミニウム、プラスチック/アルミニウム複合体、プラスチック/紙/アルミニウム複合体、プラスチック単体、多層プラスチックの群より選択される酸素不透過性の柔軟性材料よりできている。上記カートリッジにはフィルターや弱化領域が無く、上記蓋若しくは底は抽出開始時の抽出液の圧力によってのみ破られる。
この種の封入型容器は、それをセットしたコーヒメーカーの抽出室内にて崩壊するように意図されている。そしてこの容器の破壊は当抽出室に連なる排出管に材料が蓄積するという当然に予想される欠陥をもたらす。
この問題を解決するため、本出願人による米国特許第7640802号明細書(特許文献2)には、エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入供給体(serving)が記載されている。当該供給体は、所定量のコーヒー粉末を封入したカートリッジであって、当該カートリッジは、ほぼシリンダー状の側壁とを備えており、その側壁の両端には、加圧熱水供給手段と協動するべく意図された第一の壁と、コーヒー抽出液排出手段と協動するべく意図された第二の壁が設けられている。上記カートリッジはほぼ空気不透過性の材料で出来ており、上記第二の壁は連続しており、熱可塑性樹脂材料よりなっている。また上記第一の壁には、上記加圧熱水供給手段と協動しやすくするため、あらかじめ弱化した領域が設けられている。
問題とする上記封入カプセルは、そのカプセルの使用に適合するよう設計されたエスプレッソコーヒーメーカーの調製ユニットに使用される。その調製ユニットは、加圧熱水を供給する手段と、抽出室と、コーヒー抽出液調製手段とを備えている。上記排出手段には、穿孔手段が設けられており、当該穿孔手段はそれと対面する上記カートリッジの容器の壁に少なくとも一つ以上の穴を開けるのに適しており、上記穴の縁は所定の圧力に達するまでは上記穿孔手段に対してシールされたままになっている。
欧州特許出願公開第512468号明細書
米国特許第7640802号明細書
この種の解決法は優れた結果をもたらすものの、解決すべき欠点がいくつか残されている。実際、容器内の加圧熱水の流れ分布と容器を出た後の経路は最適なものであるとは思われず、所定の圧力になるまでは穴が開かないよう制御しつつ、一つの穴を形成するという利点はあるにせよ、他方で抽出液の均一性に欠けるという問題がある。この種の製品は、品質に対する要求が益々厳しくなってきている高級志向の客層に以前にも増して向けられている。その上、この種の密封容器内部にはコーヒー粉末が漏れないよう、穿孔される壁の近傍に、紙また紙類似の材料でできたフィルターが備わっているが、このフィルターは構造上及び製造上の複雑さを抱えているため、上記容器の製造コストに影響し、フィルターの構成成分は必然的に抽出液の品質にも影響する。
それゆえ、以上の考察が研究の出発点となって本発明を完成するに至った。本発明の目的は、抽出に際し、抽出液が均一、かつ、得られる抽出液毎のバラツキが無いと言う二つの点で、高品質の抽出製品が得られるエスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセルを提供することにある。さらに、本発明の封入カプセルは、簡易な方法で製造することができるようその構造を簡潔にし、したがって製造コストを最小限にするものである。本発明のもう一つの目的は、そのようなカプセルが使用できるよう設計され、該カプセルと協動する調製ユニットを提供することに有る。
したがって、本発明の目的物は、エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセルであって、当該カプセルは、実質的に水不透過性の材料からなるほぼ切頭円錐状の容器本体を備え、当該容器本体は、その外縁より底壁に向かってテーパー形状になっている。さらに当該容器本体はその外縁の外側に放射状に延びたフランジと、そのフランジと合わさる封止面を備えている。上記容器本体の底壁には、当該容器底の外側に向かって拡がる軸方向切頭円錐状空隙部が設けられており、それにより上記容器本体の内側にテーパー形状に軸方向に浮き上がったレリーフが形成されている。さらに上記空隙部の側壁には、コーヒー粉末の通過を実質的に遮断し抽出液だけを通過させる寸法を有し、前記容器本体に通じる複数の開口部が設けられている。
上記開口部は、放射状に等間隔で配置された軸方向のスリットであることが好ましく、上記空隙部に形成され、かつ上記容器本体の内側に向けて形成されたノッチの端部に設けることがさらに好ましい。そのようなレリーフはV字型形状となる。
本発明の第二の実施態様では、開口部が上記容器本体の内側に向かう切頭円錐状レリーフの側壁に切頭四角錐状に形成されており、その切頭四角錐の小底面は上記側壁の内側に向いて設けられている。
上記容器本体の内部に向かって延びる上記側壁の軸方向切頭円錐状レリーフは、少なくとも二段以上の段差を有し、上記開口部が側壁の当該段差のステップ部に設けられることが有利である。
本発明の他の目的物は、上記に述べた封入カプセルと協動するよう調整されたエスプレッソコーヒーメーカー用の調製ユニットであって、上記調製ユニットは、フィルター支持手段と管よりなっており、上記支持手段はほぼ切頭円錐状の抽出室を備え、さらにその抽出室の底壁は上記カプセルの底壁に形成されている空隙部と嵌合するよう意図された切頭円錐状レリーフを備えており、また上記管は好ましくは抽出液排出用の上記切頭円錐状レリーフの近傍に軸方向に形成されている。上記抽出室の底には、抽出室本体の側壁近傍にシール手段を設けることも出来、他方上記切頭円錐状レリーフ近傍には、上記排出管に通じる環状の受け溝を設けることも出来る。
本発明の第一の実施態様による封入カプセルであって、封止面を付けていない状態のカプセルの側面図である。 図1のカプセルの縦方向の断面図である。 図1のカプセルの底部より見た斜視図である。 図1のカプセルの上部より見た斜視図である。 図1と同様のカプセルであって封止面を備えたものを挿入した状態の本発明調製ユニットの縦方向の断面図である。 本発明の第二の実施態様による封入カプセルであって、封止面を付けていない状態の縦方向の側面図である。 図6の実施態様の一部の詳細を示す拡大図である。 図6の実施態様の頂面図である。 図6の実施態様の底面図である。
本発明の他の利点や特徴は以下に示されるいくつかの実施態様の説明から明らかになるであろうが、説明のため参照される図面は例示のためであって、本発明を制限するためのものではない。
図1は、第一の実施態様による本発明の封入カプセルであって、封止面を付けていない状態の側面図である。図において、1は上記カプセルの容器本体を示し、当該容器本体は、底壁301と反対側の開口端よりテーパー状に延びた連続した切頭円錐状側面101を備え、その開口端には、外側に放射状に伸びたフランジ201がある。図2は、図1の容器本体の断面図である。同一箇所は同一番号で示されている。本図より明らかなように、底壁301には、切頭円錐状側壁面321と天面361とよりなる空隙部311が設けられており、当該空隙部に対応して容器本体の内側に突き出たレリーフが形成される。上記切頭円錐状側面に沿って、ほぼV字形状の複数のノッチ331が形成されている。当該ノッチの終端は上記側壁面321を貫通するスリット341となっている。容器本体1の内側には、上記レリーフ311により、環状空隙部351が形成される。
図3及び4は、本発明の封入カプセルの容器本体1の詳細な構造を示すものである。これらの図より、空隙部311の側壁321に付けられているノッチ331が互いに等角度で配置されている様子が明確に示されている。
図5は、本発明によるエスプレッソコーヒーメーカー用の調製ユニットに、図1から図4、及び上記に説明した封入カプセルであって封止面401を付けたものを挿入した状態を示すものである。上記封止面は、供給管103の周縁部から伸びたスパイク114により穿孔される。また上記供給管は供給ユニット4の軸方向に設けられており、熱水を供給する。供給ユニット4には、カプセルの容器本体1のフランジ201を押圧する封止手段204が備わっている。上記フランジは、抽出室2の外縁302上に載置される。
調製ユニットは、封入カプセルの容器本体1の形状とフィットする抽出室2を備える。詳細には、当該抽出室は、切頭円錐状レリーフ202を有する切頭円錐状の空隙を備えている。当該レリーフは、上記抽出室の軸に沿って、抽出室の底壁102より突き出ており、上記カプセルの容器本体1の空隙部311と嵌合する。レリーフ202の周縁に沿った上記底壁102には、環状の溝122が備わっており、当該溝は抽出室の軸方向の管212に通じている。さらに当該管は、コーヒー粉末抽出液を排出口203より排出する排出管3へと通じている。上記底壁102と上記抽出室側壁とが交差する位置近傍には、シール112の形態になるシール手段が備えられている。
図6は、本発明による、第二のカプセルの実施態様を示す。当該カプセルは、容器本体5を備え、その容器本体は、側壁105と、底壁305と、外側に円形状に延びたフランジ205とを備えており、上記フランジは上記容器本体5の開口端に設けられ、さらに当該フランジの自由端には環状(toroidal)に延びたリブ215が備わっている。図に示すように、底壁305は空隙部315または上記容器本体の内側へ突き出たレリーフを備え、当該レリーフは段差状の切頭円錐状側壁325と天面375よりなる。容器本体5の内部には、レリーフ311により、環状空隙部365が形成される。側壁325は段差ステップ部335を備えており、そこにはその段差部分を貫通する開口部345が設けられている。図7から分かるように、上記開口部は切頭四角錐であり、その切頭四角錐の小底面355が上記空隙部315の側壁325に関して内側に位置するよう形成されている。
図8及び9は、各々、図6の実施態様のカプセルの頂面図、底面図を示し、同一番号は同一箇所を示す。図より明らかなように、段差状側壁325の段差ステップ部335には、等角度で配置された開口部がある。
コーヒー粉末を密封した上記カプセルと、そのカプセルと協動して作動する調製ユニットの動作原理は以下の記載により明らかになるであろう。
本発明になる上記封入カプセルは、抽出室2内に挿入される。次いで、適切な供給手段、例えば図5に示す供給ユニット4により、加圧された熱水が抽出室に供給される。当該供給手段は、封止面401の壁を穿孔した後、加圧熱水を上記封入カプセルに供給する。
ひとたび加圧熱水が容器本体1に満たされると、満杯時の圧力により、空隙部311の側壁321に形成されているスリット341を通って抽出液が通過する。当然のことながら、スリットの形状及びそのスリットのノッチ331内の配置は、スリットがコーヒー粉末を本体1内に留め、フィルターとして機能するように調整される。同時に、空隙部311内のレリーフ202は、抽出液の排出の障壁となって、上記容器内の圧力値を上昇させ、抽出効率をより高めることとなる。この作用は抽出室2の底壁102に配置されたシール112によっても高められる。スリット341を出た抽出液は環状受け溝122に流入し、次いで排出管3に繋がっている管212へと導かれ、そこから排出口203に至る。膜の穴は主に空気と抽出液の混合度合いを増し、結果、その効果自体は知られており、本出願人により他の同様の装置にすでに使用されている、「泡」効果をもたらす。
スリットは、排出される粉末を最大限抑制するように形成されることが好ましい。実際、V字型ノッチ331の末端部にスリット341を配置することにより、粉末が拡がる容量を制限し、その結果容器内の圧力を高める一方、他方で粉末を容器内に留める。
レリーフ202は、封入カプセルの本体1の内側に形成されている空隙311と完全にフィットする形状となっているため、抽出液の排出を適切に制御する。それゆえ、あらかじめ備えておくべき排出経路は、実質的に、管212に通じる環状受け溝122のみである。
図6から9に示される本発明カプセルの第二の実施態様においては、当該カプセルの底壁に形成されている空隙部315の側壁325に、他の形状の開口部345が設けられる。この種の開口部は、すでに述べた本発明のカプセルの第一の実施態様にて説明したスリット341とは異なる仕組みではあるが、同様の効果をもたらす。実際、開口部345の小底面355が内側に向いているそれ自体の形状が、コーヒー粉末が流出するのをほぼ抑え、コーヒーの抽出を精度よく制御する。
空隙部315の側壁325の段差ステップ部335にこれらの開口部が適切に形成される。段差状の側壁を採用する理由は、当該側壁に上記開口部345を形成するのが容易であるからである。容器本体は成形加工によっても得ることができる。成形加工による場合には、成形品の軸方向の加工を一度にできるので、上記開口部の形成も、成形加工段階にて形成することが好ましい。
容器本体5には、さらに、フランジ205の外側に伸びたトロイダル(環状、toroidal)構造リブ215が設けられている。このリブの存在により、フランジ205による抽出室と供給ユニット4の締付け効果を一層高めることが出来る。
容器本体5を備える上記カプセルの抽出室内部での振舞いは、本発明の第一の実施態様の容器本体を備えるカプセルと同一である。実際、抽出液は開口部345を通り、次いで受け溝122と管212を経由して、排出口203に到達することができる。
したがって、封入カプセルを以上のようにデザインすることにより、抽出が容器本体の内部に形成される圧力によって制御されながら行われる結果、最適品質の抽出液が得られるのである。さらに、上記に述べた解決法により、抽出液出口開口部とコーヒー粉末自体の間には、フィルター手段を設けることが実質的に不要となる。基本的には、カプセルの容器本体の底壁を上記に述べたように形成することにより、抽出液排出開口部とフィルター手段とを、各々の機能を干渉することなく設けることができる。
1,5 容器本体(カプセル)
101,105 側壁
102 底壁
103 供給管
112 シール
114 スパイク
122 環状溝(環状受け溝)
2 抽出室
3 管(排出管)
201,205 フランジ
202 切頭円錐状レリーフ
203 排出口
204 シール手段
212 管
215 環状リブ
301,305 底壁
302 外縁
311,315 空隙部(レリーフ)
321,325 側壁
331 ノッチ
335 段差ステップ部
341 開口部(スリット)
345 開口部
351 環状空隙部
355 小底面
361 天面
365 環状空隙部
375 天面
4 供給ユニット
401 封止面
































Claims (10)

  1. エスプレッソコーヒーメーカー用のコーヒー粉末封入カプセルであって、
    当該カプセルは、実質的に水不透過性材料からなるほぼ切頭円錐状の容器本体(1;5)を備え、その容器本体はその外縁部より底壁(301;305)に向かってテーパー形状となっており、
    容器本体(1;5)は、前記外縁部から、共に放射状に延びている、フランジ(201;205)及びフランジ(201;205)に合わさる封止面(401)とを備えており、さらに
    前記容器本体の底壁(301;305)には、底の外側に向かって拡がる軸方向切頭円錐状空隙部(311;315)が設けられており、それにより容器本体(1;5)の内側にテーパー形状に軸方向に浮き上がったレリーフが形成されており、
    空隙部(311;315)の側壁(321;325)には、コーヒー粉末の通過を実質的に遮断するが、抽出液を通過させ、かつ前記容器本体に通じる複数の開口部(341;345)が設けられている、
    ことを特徴とする封入カプセル。
  2. 開口部(341;345)は互いに等角度に配置されている、請求項1に記載の封入カプセル。
  3. 前記開口部は軸方向のスリット(341)である、請求項2に記載の封入カプセル。
  4. スリット(341)は前記空隙部に設けられ、かつ容器本体(1)の外側に向かうノッチ(331)の端部に形成されている、請求項3に記載の封入カプセル。
  5. 前記ノッチがV字型形状を有する、請求項4に記載の封入カプセル。
  6. 開口部(345)は切頭四角錐であり、かつその切頭四角錐の小底面(355)が側壁(325)に関して内側にある、請求項2に記載の封入カプセル。
  7. 側壁(325)は少なくとも二段以上の段差を有しており、開口部(345)は側壁(325)の段差ステップ部(335)に設けられている、請求項2から6のいずれか一項に記載の封入カプセル。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコーヒー粉末封入カプセル(1;5)と協動するよう調整されたエスプレッソコーヒーメーカー用の調製ユニットであって、当該調製ユニットは、フィルター支持手段と、抽出液を排出するための管(3)と、を備え、
    前記フィルター支持手段は、ほぼ切頭円錐状の抽出室(2)を備え、その抽出室の底壁(102)はカプセル(1;5)の底壁(301;305)上に形成された空隙部(311;315)と嵌合するようになっている切頭円錐状レリーフ(202)を有しており、前記管は好ましくは、前記切頭円錐状レリーフ(202)の近傍に軸方向に設けられている、
    ことを特徴とする調製ユニット。
  9. 前記抽出室(2)の底部分の当該抽出室の側壁近傍には、シール手段(112)が設けられている、請求項8に記載の調製ユニット。
  10. 排出管(3)に通じる環状受け溝(122)が切頭円錐状レリーフ(202)の近傍に設けられている、請求項8または9に記載の調製ユニット。
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