JP2013542144A - 液状食品の保存用樽 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、液状食品の保存用樽に関する。
【解決手段】その目的は、松脂の溶液で表面塗布(coating)したり、内部の導管(vessel)と孔隙を充填させたおけ板を樽の前面リム、後面リム及び連結バーにそれぞれ挟んで液状食品を保存できる樽を作製することで、従来のオーク樽の短所を解消し、おけ板固有の木材とマツ属の香りと風味を有しながら、漏れを防止して、長期保存が可能になるようにすることにあり、このような目的は、リング状の断面を有する前面リムと後面リムが連結バーを介して連結されて備えられる樽用枠と、上記樽用枠の前面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用前面おけ板と、上記樽用枠の後面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用後面おけ板と、上記前面リムの後面と後面リムの前面に一端と他端が漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられ、いずれか一つには液状食品を保存用樽の内側に注入できるように注入ホールが形成されて備えられる複数の樽用側面おけ板と、上記複数の樽用側面おけ板の外周面の両端をそれぞれ囲んで液状食品の保存による複数の樽用側面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように固定可能に備えられるフープと、上記前後面リムの前面にそれぞれ位置することにより両端はスクリューを介して前後面リムに固定されて液状食品の保存による複数の樽用前後面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように備えられる前面支持バー及び後面支持バーで構成されるが、上記複数の樽用前面おけ板と樽用後面おけ板及び樽用側面おけ板は、木材の香りと風味を有しながら、漏酒が防止できるようにアルコールに溶解させた松脂溶液が表面に塗布されるか、または内部導管に充填させて備えられることを含んでなることにより達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液状食品の保存用樽に関するもので、さらに詳しくは、木材で作ったおけ板(stave)をアルコールに溶解させたマツ属(松、チョウセンゴヨウなど)の松脂の溶液で表面塗布(coating)したり、内部の導管(vessel)と孔隙を充填させたおけ板を利用して液状食品の保存用樽を作製することで、おけ板固有の木材と松の香りと風味を有しながら、漏れを防止して長期保存のできる液状食品の保存用樽に関する。
一般的に、蒸留酒は、原料から由来する異臭、発酵中に発生する異臭及び蒸留の段階で生成される異臭を補完したり、香味の増進またはアルコールと水の調和のために保存して熟成を行っている。
また、醸造酒、醸造酢、醸造醤油及び魚醤などは、原料と発酵中に生じる雑味と異臭を減少させたり、香味を増やすために保存して熟成させている。
このような酒類、酢、醤油及び魚醤などの液状食品の熟成のために様々な容器と方法が利用されてきたが、現在は、主にステンレススチールタンクやオーク樽(oak barrel)が用いられる。
上記のステンレススチールタンクの熟成は、品質の向上が小さく、ブランデー、ウイスキー、ワイン、ビールなどの高級酒類と高級醸造酢の熟成には大体オーク樽を使用して熟成を行っている。
このようなオーク樽は、韓国実用新案登録出願第20−2006−0013701号の図1に図示されたとおり、ナラの木で作られ、コナラ属(genus)には250ほどの種(species)があるが、米国の1種とヨーロッパの2種のみオーク樽(oak barrel)として使用されてきた。
酒類の保存と熟成に使用されてきた木の種類には、ホワイトオーク(white oak)、レッドオーク(red oak)、アカシアなどがあるが、保存中に漏れたり、または保存された酒から変な臭いを生じる物質が浸出されるため、ホワイトオーク(white oak)のみ酒の保存と熟成に広く利用されている。
樽を酒類の保存容器として使うための前提条件として“酒が漏れないこと”と“味を良くすること”が求められている。米国産のホワイトオークは古木になるほど水管がチロース(tylosis)という粒のような細胞にて完全に詰まるようになるが、米国産のレッドオーク(red oak)はそうではない。韓国にも、クヌギ、アベマキのようなナラの木類があるが、水管がちゃんと詰まらない。
オーク樽の材料としてアジア産ナラの木が殆ど使われない理由である。ヨーロッパ産ナラの木は米国産よりチロースが少なく、水管と同じ方向に木を製材しないと保存酒類が漏れてしまう。
水管がチロースで詰まっていることだけをみると、アカシアもホワイトオークに決して劣らないが、酒類の保存中にその風味を改善するという効果に劣るため酒たるとして使用しない。
オーク木が酒の保存と熟成に適しているのは、木質が硬くて保存している酒の損失が少なく、曲げて加工することもでき、腐りにくいうえに、オーク木独特の香りが保存された酒と調和しているためである。
ナラの木で作ったオーク樽に熟成させた蒸留酒は、色と香りを増して酒の味を柔らかくし、特有の色を帯びて、蒸留したアルコールとは香味で確実な差がある。
ナラの木には渋い味を出すタンニン、苦いアーモンド香りのフルフラル化合物、キャラメル香りのマリトールとサイクロチンなどのような数多くの種類の化合物が含まれている。
特に、オーク樽に保存したウイスキー、ブランデーは香りは良いものの、樽から由来する渋い味が強く残るため、新しいオーク樽は3〜4年間他の酒類を保存した後、ウイスキー、ブランデーの保存用として使用する。おけ板の厚さが1インチ程度である200lオーク樽の保存期間による蒸発にて損失する量は、樽の材料及び容量、保存庫の温湿度によって差があるが、一般的にアルコール60%のウイスキーの原液は3年保存の際におよそ8%が減少する。
ところが、このような従来の一般的なオーク樽は次のような短所がある。
その一番目は、原木に比べて樽の製造効率が低い。1mの原木において、ヨーロッパ産オーク(チロース厚さ;0.1〜0.5μm)では木目に沿って切っておけ板(stave)を作る際に、25%のみ使用して2個の樽(barrel)を、米国産ホワイトオーク(チロース厚さ;13μm)では鋸で製材しておけ板を作る際に50%のみを使用して4個の樽(barrel)だけ作ることができない。
二番目には、100年以上の古木を使用しなければならないため、樽材料であるオーク原木の手配が難しい。
三番目には、切った丸太を木目方向に約10cmの厚さに切って長期である2〜3年間自然乾燥しなければならない。
四番目には、およそ34個のおけ板をつなぎ合わせて球形の樽を作製することが難しい。
五番目には、新規で作製された樽(new barrel)に熟成させた原酒は過度に苦くて渋い味、強い匂い及び濃い色を有するため、高級酒類の保存オーク樽として使用することが難しい。特に、樽から滲み出る濃い色と渋い味は清澄さを主な特徴とする希釈式焼酎、蒸留式焼酎、一般蒸留酒には短所となる。
六番目には、樽はそれごとに酒質が異なるが、樽が小容量であるため、酒質の均質化が難しい。
七番目には、フープ(hoop)の取替え、樽欠片の歪み、内部に微生物の発生、害虫による樽欠片の侵害防止のための空き樽の修理と保管が難しい。
八番目には、樽の使用前に湯で24時間以上樽を浸した後、漏れ検査をしてから保存する酒類を充填する前処理が難しい。
韓国実用新案登録出願第20−2006−0013701号、出願日2006年5月22日
これに、本発明は上述の問題点を解決するために成されたもので、木材の香りと風味は良いものの、漏れの発生で樽のおけ板として使用が困難である、松、チョウセンゴヨウ、モミ、杉、チョウセンシラベ、ヒノキ、朱木、イブキ、カラマツ、ネズ、ツタモミジ、ケンポナシ、クワ、ナラの木、栗の木、ニセアカシア、イチョウ、シラカンバ、ハリギリ、アキグミ、ケヤキなどの木材で作ったおけ板(stave)を、アルコールに溶解させたマツ属(松、チョウセンゴヨウ等)松脂の溶液で表面塗布(coating)したり、内部の導管(vessel)と孔隙を充填したおけ板を樽の前面リム、後面リム及び連結バーにそれぞれ挟んで液状食品を保存することができる樽を作製することで、従来のオーク樽の短所を解消し、おけ板固有の木材とマツ属の香りと風味を有しながら、漏れを防止して、長期保存が可能な液状食品の保存用樽を提供することにその目的がある。
上述の目的を達成するための本発明は、液状食品の保存用樽において、リング状の断面を有する前面リムと後面リムが連結バーを介して連結されて備えられる樽用枠と、上記樽用枠の前面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用前面おけ板と、上記樽用枠の後面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用後面おけ板と、上記前面リムの後面と後面リムの前面に一端と他端が漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられ、いずれか一つには液状食品を保存用樽の内側に注入できるように注入ホールが形成されて備えられる複数の樽用側面おけ板と、上記複数の樽用側面おけ板の外周面の両端をそれぞれ囲んで液状食品の保存による複数の樽用側面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように固定可能に備えられるフープと、上記前後面リムの前面にそれぞれ位置することにより両端はスクリューを介して前後面リムに固定されて液状食品の保存による複数の樽用前後面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように備えられる前面支持バー及び後面支持バーで構成されるが、上記複数の樽用前面おけ板と樽用後面おけ板及び樽用側面おけ板は、木材の香りと風味を有しながら、漏酒が防止できるようにアルコールに溶解させた松脂溶液が表面に塗布されるか、または内部導管に充填させて備えられることを含んでなることを特徴とする。
また、上記の前面リムと後面リムとの間には複数の連結バー内側面と外周面が溶接により固定されて樽用枠が曲がることを防ぐように補強用リングがさらに備えられたことを特徴とする。
上記のように、本発明による液状食品の保存用樽によると、香味は良いが、漏れの発生により樽の材料として使用できない木材を樽の材料として使用することができ、おけ板を樽の前面リム、後面リム及び複数の連結バーに分けられるように組立てて樽の作製が容易となり、原木に比べて樽の製造効率を高めることができ、樽材料の原木の手配が容易で、球形ではなく、角柱にて樽を作製することができ、液状食品の保存の際に液状食品から苦いか渋い味の生成が調節され、樽の容量を大きくすることができるため品質の均質化が容易であり、樽の修理と保管が簡単で、樽使用の際に漏れ検査の後に保存する液状食品を充填する前処理が容易になるという効果と、松脂とおけ板の木材の香りと風味を有することで液状食品の添加物の使用量を減らすことができ、漏れを防止して長期保存できるという効果がある。
本発明による液状食品の保存用樽を図示した斜視図である。 本発明による液状食品の保存用樽の樽用枠を図示した斜視図である。 本発明による液状食品の保存用樽を図示した断面である。
以下では、本発明による液状食品の保存用樽の一実施例を挙げて詳しく説明する。
先ず、図面のうち、同じ構成要素または部品は可能な限り同じ参照符号で示している。本発明を説明するにおいて、関連の公知機能或いは構成についての具体的な説明は発明の要旨を明確にするたに省略する。
添付の図1乃至図3に図示されたとおり、本発明による液状食品の保存用樽100は、リング状の断面を有する前面リム111と後面リム112が連結バー113を介して連結されて備えられる樽用枠110と、上記樽用枠110の前面リム111に漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用前面おけ板120と、上記樽用枠110の後面リム112に漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用後面おけ板130と、上記前面リム111の後面と後面リム112の前面に一端と他端が漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられ、いずれか一つには液状食品を保存用樽100内側に注入できるように注入ホール141が形成されて備えられる複数の樽用側面おけ板140と、上記複数の樽用側面おけ板140の外周面の両端をそれぞれ囲んで液状食品の保存による複数の樽用側面おけ板140の体積膨張によって前後面リム111,112から離脱することを防ぐように複数の釘を介して固定可能に備えられるフープ150と、上記前後面リム111,112の前面にそれぞれ位置することにより両端はスクリューを介して前後面リム111,112に固定されて液状食品の保存による複数の樽用前後面おけ板120,130の体積膨張によって前後面リム111,112から離脱することを防ぐように備えられる前面支持バー160及び後面支持バー(未図示)で構成されるが、上記複数の樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130及び樽用側面おけ板140は、木材の香りと風味を有しながら、漏酒が防止できるようにアルコールに溶解させた松脂溶液が表面に塗布されるか、または内部導管(水管)に充填させて備えられることを含んでなる。
ここで、上記の前面リム111と後面リム112との間には、複数の連結バー113内側面と外周面が溶接により固定されて樽用枠110が曲がることを防ぐように補強用リング170がさらに備えられる。
また、上記の複数の樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130及び樽用側面おけ板140は、松、チョウセンゴヨウ、モミ、杉、チョウセンシラベ、ヒノキ、朱木、イブキ、カラマツ、ネズ、ツタモミジ、ケンポナシ、クワ、ナラの木、栗の木、ニセアカシア、イチョウ、シラカンバ、ハリギリ、アキグミ、ケヤキのうちいずれか一つの木を切断して乾燥した後、断面が四角形の板または角木状に製材されて備えられる。
以下で、上記の本発明による液状食品の保存用樽をより詳しく説明すると次のとおりである。
先ず、本発明による液状食品の保存用樽の樽用枠は、図1乃至図3に図示されたとおり、液状食品の保存用樽の枠を構成するように備えられる。
即ち、上記の樽用枠110は、リング状の断面を有する前面リム111及び後面リム112と、上記前面リム111の上部面に各一端が溶接により連結され、他端は後面リム112の上部面に溶接によりそれぞれ連結されて上記前面リム111と後面リム112を連結するように一定間隔円周方向に複数個備えられる連結バー113で構成される。
ここで、上記の前面リム111と後面リム112は、図1に図示されたとおり、複数の樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130がそれぞれ一面が互いに接するように備えられるとき、前面リム111と複数の樽用前面おけ板120の両端面の間、そして後面リム112と複数の樽用後面おけ板130の両端面の間で漏れることを防止し、複数の樽用前面おけ板120と複数の樽用後面おけ板130が前面リム111と後面リム112の内側にそれぞれ押されることを防止すると共に、複数の樽用側面おけ板140がそれぞれ一面が互いに接するように備えられるとき、漏れることが防止できるように備えられる。
即ち、上記の前面リム111と後面リム112は、ドーナツ状の断面に形成されて備えられる前後面用リング111a,112aと、上記前後面用リング111a,112aの各一面の下段部に一端が溶接にて固定されるが、外周面には複数の樽用側面おけ板140が一面が互いに接するように備えられるによる漏れることを防ぐように一定間隔複数の前後段側面漏れ防止用突起111b’,112b’が円周方向に突出形成されると共に、内周面には複数の樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130がそれぞれ一面が互いに接するように備えられることによる、両端面からそれぞれ漏れることを防ぐように一定間隔複数の前後面用漏れ防止用突起111b”、112b”が円周方向に突出形成された前後面用漏れ防止リング111b,112bと、上記前後面用漏れ防止リング111b,112bの各他端に一面の上部がそれぞれ溶接により固定されて複数の樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130がそれぞれ一面が互いに接するように備えられるによる前面リム111と後面リム1112内側にそれぞれ押されることが防止できるように備えられる前後面用押され防止リング111c,112cと、で構成される。
また、上記の連結バー113は、図2及び図3に図示されたとおり、一側の端部は前面リム111の前面用漏れ防止リング111bの上部面に溶接にてそれぞれ固定され、他側の端部は後面リム112の後面漏れ防止用リング112bの上部面に溶接にてそれぞれ固定され、両側面にはそれぞれの一面が連結される樽用側面おけ板140の間から漏れることを防ぐように複数の外周面漏れ防止用突起113aが長さ方向に突出形成されて備えられる。
上記の本発明による液状食品の保存用樽の作製を段階別に詳しく説明すると次のとおりである。
第1段階:樽用前面おけ板、樽用後面おけ板、樽用側面おけ板を作製する段階
上記の樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140(以下、おけ板と称する)は、松、チョウセンゴヨウ、モミ、杉、チョウセンシラベ、ヒノキ、朱木、イブキ、カラマツ、ネズ、ツタモミジ、ケンポナシ、クワ、ナラの木、栗の木、ニセアカシア、イチョウ、シラカンバ、ハリギリ、アキグミ、ケヤキなどの原木を乾燥して断面が四角形の板または角木状のおけ板に製材する。
上記の断面が四角形である板、または角木状をおけ板と称する。
製材したおけ板を乾燥した後、樽に合う長さにおけ板を切った後、粗いおけ板の表面を樽に必要な断面になるように鉋にて削り取る。必要に応じて、液状食品の必要品質の水準や、微生物と害虫に対して殺菌と殺虫効果を与える目的で、鉋で削ったおけ板をおけ板の材質と同じ木材やナラの木を火木としてバケツ状の容器に入れて火をつけ、樽の液状食品に接触するおけ板の一面を10分乃至20分間おけ板の外部面が暖かくなるほどに焼く(toasting)。
第2段階:おけ板の表面と内部の導管と孔隙を松脂にて密閉する段階
おけ板の表面と内部の導管と孔隙を松脂にて密閉する第2段階は、おけ板の外部を松脂エタノール溶液で表面に塗布するか、松脂エタノール溶液に浸す常圧処理方法、またはおけ板の内部組織に圧力差によって松脂が充填されるようにする減圧処理方法及び加圧処理方法を選択的に、または並行処理することができる。
常圧処理方法は、常圧で鉋にて削ったおけ板の導管を密閉するために松脂エタノール溶液をおけ板の表面に数回筆で塗ったり、松脂エタノール溶液に浸して塗布した後乾燥し、再塗布は30分乃至3時間乾燥後、塗ったり浸したりしてから乾燥する。
松脂は、防腐、殺菌、防虫、防水効果を与え、松脂の溶媒であるエタノールは、水より表面張力が小さいため、浸透性に優れ、松脂溶液をおけ板の内部に深く拡散させ、殺菌力があって表面の微生物と害虫に対して殺菌と殺虫効果を与える。
減圧処理方法は、上記常圧処理方法を経た松脂が表面に塗布されて乾燥した板、または角木状のおけ板を圧力タンクに入れて500mmHg以上の真空状態でおけ板内部の導管及び孔隙にある水分と空気を20分乃至40分間除去した後、上記真空状態で松脂エタノール溶液に4時間乃至6時間浸水させて毛細管現象と圧力差により松脂エタノール溶液がおけ板の内部組織に吸入及び拡散させる。以後、溶媒であるエタノールを揮発させて濃縮した松脂がおけ板の内部の導管及び孔隙を密閉するようにする方法である。
減圧処理方法は、粗いおけ板を通常の木材が有する導管の通水性、吸湿、変色及び腐敗するという短所を防止して歪み、裂け、害虫やカビの樽侵害を防止して保存容器の漏れ及び蒸発を防止する効果がある。より大きい効果を得ようとすると、加圧処理方法を選択すれば良い。
加圧処理方法は、おけ板を先に乾燥させた後、おけ板を圧力タンクに入れ、タンク内の空気を取り除きながら、真空(500mmHg〜700mmHg)で20分乃至40分間保持しておけ板の内部組織を脱気し、圧力タンクを真空状態に保ちながら、松脂エタノール溶液を投入しておけ板を浸水させる。
圧力タンクに圧力を上げて加圧(14kg/cm〜16kg/cm)状態で4時間乃至6時間保持して松脂エタノール溶液がおけ板の内部に深く浸透するようにする。次は、圧力タンクの内部の空気を取り除きながら、おけ板の内部に浸透した残りの松脂エタノール溶液を保存タンクへ送り、真空(500mmHg〜700mmHg)で20分乃至40分間保持して排気させる。最後に、圧力タンクの弁を開けると、大気圧とおけ板の中の低い気圧の圧力差によっておけ板の表面にある松脂をおけ板の内部の木材組織が吸収するようにする。
その後は、圧力タンクから取り出して加圧処理方法の松脂が充填されたおけ板を養生させる。
第2段階を通った板または角木状のおけ板は、松脂が表面に塗布され、おけ板の内部の導管にも吸入及び浸透した後、養生されて表面が乾燥することとなる。
特に、第2段階の加圧処理方法を経た松脂が充填されたおけ板は、おけ板の導管と孔隙を松脂にて満たして、松脂のように導管を封鎖しておけ板の通水、吸湿、変色、腐敗を防止し、歪み、裂け、害虫やカビの樽への侵害を防止して保存容器の漏れ及び蒸発の防止効果が大きい。
第3段階:液状食品の保存用樽を作製する段階
上記の第3段階は、おけ板の表面と内部の導管と孔隙が松脂にて密閉されたおけ板を、前面リム111と後面リム112の各内側面と樽の側面となる前面リム111と後面リム112の各外側面と連結バー113の各内側面に、漏れ防止が可能であるように一面が互いに接するように並列に配列して固定させて嵌め、おけ板が挟まれた連結バー113の上部にフープ(hoop)を挟んで樽を作製する段階である。
上記のように、漏れ防止が可能な本発明の液状食品の保存用樽となる原理は、おけ板自体を松脂にて導管と孔隙を封鎖して漏れを防止し、おけ板の水分含量によるおけ板の長さと体積変化を用いて、乾燥して体積の小さい四角形のおけ板を、断面が円形の前面リム111と後面リム112の内側面及び連結バー113に漏れ防止可能に一面が互いに接するように並列に配列させて固定し、前面リム111と後面リム112の中に並列に配列されたおけ板が液状食品と接触しておけ板の体積膨張によって、おけ板と、おけ板は勿論、おけ板と前面リム111と後面リム112との接触面が加圧されて、結果として、液状食品の漏れを防止し、フープ150がおけ板と前面リム111と後面リム112は勿論、おけ板とおけ板の接触面をさらに加圧する効果を奏する。
第3段階をより詳しく説明すると、前面リム111と後面リム112の内側面には、中央部が貫通されて空き空間があっておけ板を嵌めることができ、この内側面には、嵌められたおけ板が外部の圧力により樽内部へ押し込まれることが防止できる前後面用押され防止リング111c,112cが内側面の内部面にそれぞれ備えられている。
上記前面リム111と後面リム112の各外側面は、おけ板の長さ方向の端部分が引っかかることにより、おけ板が前面リム111と後面リム112の外側面を外れることを防止できるように、おけ板の長さ方向の切断面が接する前後面用押され防止リング111c,112cが備えられている。
上記の連結バー113は、前面リム111と後面リム112の外側面と連結バー113の内部面と連結して樽100の枠を成し、各連結バー113の内側面が前面リム111と後面リム112の各外側面の前後面用リング111a,112aと空き空間を形成して、この空き空間が樽100の側面を構成するおけ板を嵌めることのできるリムを成す。
上記連結バー113は、2つ以上で構成されて樽側面を2分割または多分割する。
上記の空き空間である前面リム111、後面リム112及び連結バー113に、上記の松脂を充填して乾燥したおけ板を漏れ防止ができるように一面が互いに接するように並列に配列して固定させる。
また、上記の前面リム111と後面リム112及び連結バー113には、複数の上記おけ板がおけ板の長さ方向に配列し、おけ板と前面リム111、後面リム112及び連結バー113が接触する部分には、おけ板の最外側面と上下切断断面が液状食品や水でおけ板がぬれたとき、長さ膨張と体積膨張によって加圧させることによって漏れが防止できるように、前面リム111と後面リム112の各内側面と前面リム111と後面リム112の前後面用漏れ防止リング111b,112bの外周面と内周面、そして連結バー113の両側面には、複数の前後面用漏れ防止用突起111b’,112b’,111b”,112b”と外周面漏れ防止用突起113aがそれぞれ突出形成される。
前面リム111と後面リム112の内側面に上記のおけ板を漏れ防止ができるように一面が互いに接するように並列に配列して固定させた後、前面リム111と後面リム112の各外部切断面には、おけ板が内部の圧力によって樽の外部へ押し出されることが防止できる前面支持バー160と後面支持バーがおけ板の長さ方向の垂直方向にそれぞれ固定されて備えられている。
上記前面支持バー160及び後面支持バーは、おけ板の取替えが容易であるように、簡単に締結し分離できる締結方法と大容量の樽に備えることが好ましい。前後面支持バーは、断面が四角い板形状であり、前面リム111と後面リム112の外部切断面と接する部位に固定ホールがあり、上記固定ホールに一致するように前面リムと後面リムの各外部切断面に形成された固定ねじ溝と、上記固定ホールを一端が貫通して固定ねじ溝にねじ結合するようにねじ部が形成されることが好ましい。
上記の樽100の側面に加わる樽内容物の重量、フープ150の締め、搬送時の衝撃、樽積載などの外部圧力にて連結バー113とおけ板の反り及び変形を防止することのできる補強用リング170がそれぞれの連結バー113と連結されている。
補強用リング170は、各連結バー113の内部面と補強用リング170の外部面が溶接により連結されており、連結バー113の上下、そして左右の反りと変形を防ぐことができるだけでなく、樽100の側面を成すおけ板の内部面もまた支持する。
上記連結バー113に固定されるおけ板中には、液状食品を樽100の内側に充填させて塞いだり、時間経過による保存した液状食品を排出するための注入ホール141が形成される。
上記の注入ホール141には、注入ホール141を開閉する木材やシリコン材質からなる蓋を備えている。
上記おけ板が挟まれた連結バー113の上部にフープ150を挟み、フープ150をおけ板の一定部位に固定するためのフープ釘(未図示)をフープ150の長さ方向に一定間隔おきにおけ板に打って本発明の液状食品の保存用樽の作製が完成する。
上記の前面リム111と後面リム112の断面は円形の断面に形成されるが、これに限定するのではなく、例えば、四角形、六角形または多角形に形成されて樽が円筒、四角柱、六角柱または多角柱の形状に形成することもできる。
上記の連結バー113の断面は、連結バーとおけ板の接触面を考慮して四角形状が好ましく、連結バーの高さは、フープによっておけ板が前面リムと後面リムの外側面と密着するようにおけ板の高さより小さいことが好ましい。
また、上記の補強用リング170の外部面の形状と大きさは、前面リム111と後面リム112の外側面の形状と同じで、大きさは大きいことが好ましい。
上記のフープ150は、樽の容量と形状によって2つ以上に構成され、フープの断面形状は前面リム111と後面リム112の外側面の形状と同じで、大きさは乾燥したおけ板上に容易に嵌められ、かつ液状食品におけ板が塗れたとき、おけ板とたがが密着できる大きさが好ましい。
また、上記の前面リム111、後面リム112、連結バー113、フープ150、フープ釘、前後面支持バー160、ねじ及び補強用リング170は、長期使用による錆の発生を防ぐことができるようにステンレススチール材で備えることが好ましい。
第3段階による樽の形状と大きさは、液状食品の保管、発酵、剤盛、熟成などの保存用途によって任意で調節することができる。また、小さい木材及び曲がった木材も樽の木材として使用できるように、おけ板の規格と、おけ板の規格に適するように前面リム111と後面リム112及び連結バー113の規格を任意で調整することができる。
また、上記おけ板の取り替えや修理も該当たがのみ分離して取替えや修理を行うため容易であり、所望の液状食品の品質に合わせておけ板の材質及び厚さを容易に調整することができる。
一方、本発明による液状食品の保存用樽のおけ板の材料になり得る木材であり、かつ松脂の生成木材である松について詳しく説明すると、次のとおりである。
松類(pine)は、松科(pinaceae)に属し、全世界に亘り100種余り以上からなるマツ属(−屬Pinus)の常緑針葉樹として北半球の温帯地方が原産地であり、最も多く分布する地域は東アジアと東南アジア、メキシコと中央アメリカの山岳地代である。
松は干ばつにも良く耐えるが、生殖と成長のために、キレイな空気と十分な日を必要とする。針のような光合成をする成長した葉は、2つ以上の樹脂道を有しており、短い枝の頂端部には成長した葉2〜5個が束でついている。
成長した葉は2〜17年間付いている。多くの植物学者は、マツ属植物を軟らかい松の針葉に1つの繊維性管束を有するチョウセンゴヨウ、ハイマツ、ストローブマツ、白皮松などの マツ属単維管束亜属(Haploxylon)と硬い松で針葉に2つの繊維性管束を有する松、クロマツ、リギダマツ、テーダマツ、バンクスマツ、ヨーロッパアカマツ、テーブル山マツなどのマツ属複維管束類(Diploxylon)に分ける。
軟らかい松は針葉が5個(たまには1〜4)ずつ束を形成し、木材は細く木目が細かく、殆どが白色の辺材となっており、木には松脂が殆ど無い。硬い松は針葉が2〜3(たまには5〜8)ずつ束を形成し、木材は木目が粗く、厚い辺材で、暗い色を帯びており、木には松脂が多い。
韓国木の42%を占める松は、2010年山林庁の山林に対する国民意識アンケートにおいて、67.7%が最も好む木が“松”とされている。針葉樹、特に、松(チョウセンゴヨウ)から主に発散するフィトンチッド(phytoncide)は植物系において外部の有害成分から自分を保護するために使用する物質であって、“山林の香り”として揮発性であり、テルペン(terpene)が主成分である。
このフィトンチッドは、人に快適な気持ちを与え、心身を癒し、有害な最近の繁殖を抑制し、悪臭を消して、爽快な香りを出すものと知られている。テルペンはイソプレン単位体の数によって分類するが、イソプレン(C)2個が集まったモノテルペン(C1016)、イソプレン4個が集まったジテルペン(C2032)、イソプレン6個が集まったトリテルペン(C3048)、イソプレン8個が集まったテトラテルペン(C4064)などに分類することができる。モノテルペン、ジテルペンは植物の精油に多く、ビタミンAとロジン酸はジテルペンに属し、サメの肝油に入っているスクアレンはトリテルペンに属し、カロチノイド色素はテトラテルペンに属する。
松の旬、枝、内皮、花粉、葉、種は、食用または薬用として使用されている。一般的に知られている松の効能は、血液浄化作用及び胆汁分泌促進、悪性コレステロールを除去して動脈硬化を予防したり、痛風の予防、白髪を黒くし発毛効果、活性酸素除去、新陳代謝促進、消炎、陣痛、落ち着きの効能、口臭の除去、ニコチン解毒作用などがあり、東医宝鑑にも松脂:松脂、松實:種、松花など、松それぞれの成分をその効果と共に紹介している。
松の心材は春陽木が87%、一般松は52%である。辺材は吸湿、変色、腐敗が容易なため、歪み、避け、カビの繁殖及び害虫の侵食が受けやすい。松の円周材や製材表面の割れはチョウセンゴヨウとは逆に左上から右下繊維方向に傾斜して割れる。材の構成比率は仮導管95.9%、放射組織3.5%、垂直樹脂溝0.7%であり、仮導管の長さは1.5〜6.0mmである。仮導管は木を真っ直ぐに立つようにする役割と、根から葉まで水分を供給する役割をし、放射組織は栄養分が木材内部から外部へ移動する通路である。放射組織は放射柔細胞と放射仮導管となっており、水平樹脂溝があるものもある。樹脂溝は垂直及び水平樹脂溝を有しており、樹脂溝にはチロースが発達している。ナラの木が属する広葉樹は仮導管が無く、木繊維が40〜65%、導管20〜40%、柔細胞は10〜20%を占め、松が属する針葉樹は仮導管がおよそ95%、柔細胞がおよそ5%である反面、針葉樹を構成する主な細胞である仮導管は長さが3〜5mmと長く、中が空いており、両端が詰まっているチューブ状であり、細胞幅は30〜50μmほどである。広葉樹を構成する木繊維の長さは1mmほどであり、細胞幅は狭く、両端は尖っている。
松の化学的な組成は、セルロース49〜58%、α−セルロース36〜44%、ペントサン10〜12%、マンナン2〜8%、ガラクタン0.3〜0.6%、リグニン26〜31%、温水抽出物2〜4%、1%NaOH抽出物11〜24%、アルコール、ベンゼン抽出物2〜4%、灰分0.2〜0.4%である。松の加工性は、切削性、含熱性、乾燥性は良好であり、反り加工性と表面仕上げは不良である。樹脂は比較的に多く、未乾燥材は樹脂が浸出する場合が多い。松の用途は、食生活の道具として、まな板、米びつ、膳、しゃもじ、木器、祭床 、餅つき板、餅つき杵などとして使用され、建築材、農機具材、木炭、薪炭材などで用いられる。松は木材の他に松茸、ボクリョン(漢方材)、松脂(木工製品)、松花粉(茶食、健康飲料)、松葉(健康飲料)、松脂(薬品、香料)、松かさ(薬酒、木工芸品)などの副産物を生産する高付加価値の木である。
松脂(pine resin)は松の傷などから流れ出たねばねばした樹脂であり、主に樹皮から分泌されて樹脂酸から出る白い固体を析出する。エタノール、アセト酸に溶けるが、水には溶けず、水蒸気で蒸留してテレビン油を得た後は、ロジン(rosin)が残る。成分はロジンが70〜75%、テレビン油は18〜22%、水と他の不純物が5〜7%である。松脂は暖かいとねばねばして松の匂いがし、松の吸湿、腐敗を防止する役割をする。
松脂は松の枝から分泌される松脂が枝に発達した細胞間道に絡んで生成され、主に枝と節に多く、成分はロジンとテレビン油である。松脂は松脂によって古木でも松脂部分は腐らず、避け、変形が殆ど無く、松の強度と耐候性を高める。
松の収縮程度は、接線方向が最も大きく、その次が半径方向、線維方向が最も小さい。大体の収縮比は10:5:1ほどであり、含水率1%当たりの収縮率は接線方向が0.2〜0.4%、半径方向が0.1〜0.2%程度である。
本発明による液状食品の保存用樽を用いて液状食品を製造するにおいて、特に酒類がアルコールによる浸透性が高いため、漏酒がよく発生するため酒類を実施例とした。
本発明に使用される松、チョウセンゴヨウを用いた溝樽酒類製造
溝樽の製造用の原木は、伐木の後、松は60日、チョウセンゴヨウは45日乾燥し、外皮を取り除き、下の表1のような原木の規格で原木を切断した後、6日乾燥しており、切断原木を木工芸業者にて溝を掘ってから13日乾燥した。切断原木の樹齢は松が23年、チョウセンゴヨウは19年であり、心材の直径は松が7cm、チョウセンゴヨウが9cmであった。溝樽の溝がある上部面はガラス板で密封できるように鉋にて表面を滑らかに処理した。松脂は韓国の京畿道驪州郡の小山の松から採取して、85%エタノールに松脂を30%(w/v)に溶解させた後、残りかすを沈ませた後、清澄液を使用した。溝樽の表面塗布は30%松脂エタノール溶液(w/v)を松溝樽とチョウセンゴヨウ溝樽の表面に十分塗布した後に乾燥して保存実験として使用した。松脂表面塗布実験は松とチョウセンゴヨウの材質による比較、同じチョウセンゴヨウの松脂表面塗布の有無に対する比較を行い、実験に使用した原木の規格と溝樽規格は下の表1に示した。
Figure 2013542144
<実験例1>
本発明の液状食品の保存用樽に使用される松、チョウセンゴヨウを用いて松脂を表面塗布した松とチョウセンゴヨウの溝樽を作製し、保存中に漏酒を分析して酒質の改善効果が判別しやすい異臭の少ない48.42%(v/v)エタノール溶液を保存用酒類として使用した。保存酒類の溝樽注入量は溝樽自体の吸収で最初注入した後、30分後に空間部分(headspace)深さ(溝樽の溝の入口から保存酒類水位までの距離)が1cmになるように保存酒類を注入した。
保存酒類を注入後、溝樽の溝がある上部面は、パラフィンでガラス板と密閉されるようにした後、ガラス板の上に重たい物体を置いて密封した。保存期間による分析は、酒類の漏酒量は空間部分の深さを測定し、溝樽の酒類漏れ部位は目視で観察し、官能検査は溝樽に酒類を6日間保存した後、試料を酒質評価の専門家によって官能的特性を香りと風味とで示す描写分析法で記述して下の表2に示した。松脂表面塗布の有無によるチョウセンゴヨウ溝樽の漏酒は、6日間保存した後およそ81%の差が生じ、松脂表面塗布は漏酒防止に効果が大きいことが認められた。溝樽の漏酒目視観察において、溝樽は溝の側面より溝の底面から殆ど漏酒していた。
Figure 2013542144
本発明に使用される松おけ板の導管充填
本発明に使用される松おけ板の内部導管への水とエタノールの拡散程度を比べるために、松角木を2つの水槽の上にそれぞれ立て、インクの色素を水と80%エタノール溶液にそれぞれ混合した後、角木の端から1cmの高さまで色素水と色素エタノール溶液を水槽に注いで3時間おけ板の内部導管に拡散する程度を調べた。内部導管への拡散は鋸で一定高さを段階的に切って切断面の50%が色素にて染色された高さを拡散距離とした。下の表3に示したとおり、角木の外部の色素拡散距離とは違って、内部の色素拡散距離は短く、水に比べて80%エタノール溶液は3.5倍拡散距離が長かった。
松脂エタノール溶液の圧力差による導管充填を調べるために、比較試料の常圧試料は、長さ;32cm、横;2.8cm、縦;2.8cmの角木を立て、減圧試料は長さ;32cm、横;2.8cm、縦;2.9cmの角木の上部の端部から約2cmを端が徐々に細くなるように(tapering)切った後、直径が2.8cmの円形にして角木の導管に減圧が伝達されるように、パラフィンフィルムを巻いて減圧が450mmHgに保たれるように減圧ポンプに連結して立て、それぞれの試料下部の角木の端から1cmの高さまで80%エタノールに松脂を30%(w/v)に溶解させた30%松脂エタノール溶液を、底が広い容器に注いで3時間おけ板の内部導管に拡散される程度を調べた。拡散程度はそれぞれの試料を1日乾燥した後、鋸で一定高さを段階的に切って切断断面の50%が松脂に拡散された距離を切断面上昇距離とした。下の表3に示したとおり、常圧に比べて減圧は2.4倍拡散距離が長かった。
上記のおけ板を約15kg/cm(約14.5気圧)の圧力タンクで約5時間保持する加圧処理方法では、松脂エタノール溶液がおけ板の導管及び孔隙に多く注入される。
Figure 2013542144
本発明による液状食品の保存用樽にて酒類熟成
本発明によるおけ板をリムに挟んだ液状食品の保存用樽100を、添付の図1乃至図3に図示されたとおり作製し、液状食品として焼酎を選定して熟成を行った。
木材所から松板を購入し、4週間乾燥して、板の断面が前面リム111と後面リム112に使用するものは直四角形状、連結バー113に使用するものは台形に鉋で切った後、一定長さに切断して複数の樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140をそれぞれ作る。樽作製の際に樽の内周面をなす樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140の一面は松を火木とした火に樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140の表面が黒色が現れるように火を通す。火が通った樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140を上記の常圧処理方法に該当する85%エタノールに松脂を30%(w/v)に溶解させた30%松脂エタノール溶液(w/v)を樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140表面にそれぞれ数回筆で塗って乾燥する。
添付の図1乃至図3のように、断面が円形の前面リム111と後面リム112は樽用前面おけ板120と樽用後面おけ板130をそれぞれ挟むことができ、この内側面にはおけ板が外部の圧力により樽の内部へ押し込まれることを防止することのできる前後面用押され防止リング111c,112cが備えられており、前面リム111と後面リム112の外側面はおけ板の長さ方向の端部に引っかかっておけ板がたがの外側面を外れることを防ぐことができるように、おけ板の長さ方向の切断面が接する前後面用リング111a,112aが備えられている。
断面が直四角形状の連結バー113の3つが前面リム111と後面リム112の前後面用漏れ防止リング111b,112bの上部面に両端がそれぞれ溶接にて連結されており、3つの連結バー113を支える円形の補強用リング150は連結バー113の内周面に外周面が溶接にて連結されて樽の枠をなしている。
各連結バー113の内側面が前面リム111と後面リム112の各外側面の前後面用リング111a,112aと空き空間を形成して、この空間に樽の側面を構成する樽用側面おけ板140を挟むことができるように空間を有するステンレススチール材で作られた樽の枠に、上記の松脂を表面塗布して乾燥した複数の樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130、樽用側面おけ板140をそれぞれ漏れ防止できるように、一面が互いに接するように並列に配列させて前面リム111と後面リム112及び連結バー113に固定させる。
円形のフープ1502個を連結バー113に固定されているおけ板の両端部の上に挟み、フープ150を固定するためにフープ150の長さ方向に一定間隔おきにおけ板にフープ釘を打った。
上記樽100の連結バー140に固定されるおけ板110中には液状食品を樽100の内側に充填して塞いだり、時間経過による保存された液状食品を排出するための注入ホール141が形成されており、注入ホール141には注入ホール141を開閉するシリコン材質で作った蓋を備えている。
前面リム111と後面リム112の内側面に上記の複数の樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130をそれぞれ漏れ防止できるように一面が互いに接するように並列に配列して固定させた次には、前面リム111と後面リム112の外部切断面に樽用前面おけ板120が内部の圧力により樽の外部へ押し出されることを防ぐように前面支持バー160及び後面支持バーを樽用前面おけ板120、樽用後面おけ板130の長さ方向の垂直方向に固定させる。上記前面支持バー160及び後面支持バーは板状であり、前面リム111と後面リム112の外部切断面と接する部位に固定ホール(未図示)があり、固定ホールに一致するように前面リム111と後面リム112の外部切断面に形成された固定ねじ溝(未図示)と、固定ホールを一端が貫通して固定ねじ溝にねじ結合するようにねじ部が形成されている。
上記のおけ板がたがと接触する前面リム111と後面リム112の各内側面と前面リム111と後面リム112の各外側面及び各連結バー113の両内側面にはたがの長さ方向に前後段側面漏れ防止用突起111b’,112b’と前後面用漏れ防止用突起111b”、112b”、そして外周面漏れ防止用突起113aを複数突出形成しておけ板とリムが漏れを防ぐように堅固に接触するようにした。
上記実施例では、連結バー113が3つで構成されているが、これに限定されるものではなく、2つ以上で構成される。
このように作製された液状食品の保存用樽100に常温の水を注入ホール141で樽に充填して5時間放置して樽用前面おけ板、樽用後面おけ板、樽用側面おけ板を膨張(swelling)させた後、水を排出した。
上記樽の水を排出した後、市販の19.5%希釈式焼酎を注入ホール141を通じて注入して充填し、シリコン材質の蓋で塞いだ。
樽に焼酎を充填した後、漏酒が発生しなかった。
図1及び図3に図示されたとおり、前面リム、後面リム及び連結バーにそれぞれ形成された複数の前後段側面漏れ防止用突起と、複数の前後面用漏れ防止用突起、そして外周面漏れ防止用突起により漏れの発生を防止することができる。
<実験例2>
上記の実施例3において、おけ板をたがに挟むとき、漏酒防止のための松おけ板の乾燥前後の長さ変化に関する資料を確保するために<実験例2>を行った。木材所から購入した角木状の松おけ板3個を8時間水に浸した後出して表面の水分を取り除き、2時間常温乾燥後に、重量と長さを測定し、5日間自然乾燥した後重量と長さを測定しておけ板の水分含量1%当たりの各方向の長さ変化を下の表4に示した。水分1%変化によるおけ板の長さ方向である繊維方向は長さの変化が殆ど無く、接線方向は0.395%、半径方向は0.178%の変化があった。この分析結果によって、おけ板をリムに挟むときには、おけ板の長さ方向にはたがに密着させ、おけ板とおけ板との間には距離が少しあってもおけ板を保存する液状食品や、水に浸したり噴霧しておけ板を膨張(swelling)させるとき、体積が大きく増えるため、漏酒の恐れがない。
Figure 2013542144
以上で説明した本発明は、前述の実施例及び添付の図面により限定されるものではなく、本発明の技術的思想を外れない範囲内で、様々な置換、変形及び変更ができることは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者において自明である。

Claims (4)

  1. 液状食品の保存用樽において、リング状の断面を有する前面リムと後面リムが連結バーを介して連結されて備えられる樽用枠と、
    前記樽用枠の前面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用前面おけ板と、
    前記樽用枠の後面リムに漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられる複数の樽用後面おけ板と、
    前記前面リムの後面と後面リムの前面に一端と他端が漏れ防止可能に一面が互いに接するように多角状の断面に形成されて備えられ、いずれか一つには液状食品を保存用樽の内側に注入できるように注入ホールが形成されて備えられる複数の樽用側面おけ板と、
    前記複数の樽用側面おけ板の外周面の両端をそれぞれ囲んで液状食品の保存による複数の樽用側面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように固定可能に備えられるフープと、
    前記前後面リムの前面にそれぞれ位置することにより両端はスクリューを介して前後面リムに固定されて液状食品の保存による複数の樽用前後面おけ板の体積膨張によって前後面リムから離脱することを防ぐように備えられる前面支持バー及び後面支持バーで構成されるが、
    前記複数の樽用前面おけ板と樽用後面おけ板及び樽用側面おけ板は、木材の香りと風味を有しながら、漏酒が防止できるようにアルコールに溶解させた松脂溶液が表面に塗布されるか、または内部導管に充填させて備えられることを含んでなることを特徴とする液状食品の保存用樽。
  2. 前記前面リムと後面リムとの間には、複数の連結バーの内側面と外周面が溶接により固定されて樽用枠が曲がることを防ぐように補強用リングがさらに備えられたことを特徴とする請求項1に記載の液状食品の保存用樽。
  3. 前記前面リムと後面リムは、
    中央部が貫通されて備えられる前後面用リングと、前記前後面用リングの各一面の下段部に一端が溶接にて固定されるが、外周面には複数の樽用側面おけ板が一面が互いに接するように備えられるによる漏れることを防ぐように一定間隔複数の前後段側面漏れ防止用突起が円周方向に突出形成されると共に、内周面には複数の樽用前面おけ板と樽用後面おけ板がそれぞれ 一面が互いに接するように備えられるによる両端面においてそれぞれ漏れることを防ぐように一定間隔複数の前後面用漏れ防止用突起が円周方向に突出形成された前後面用漏れ防止リングと、
    前記前後面用漏れ防止リングの各他端に一面の上部がそれぞれ溶接により固定されて複数の樽用前面おけ板と樽用後面おけ板がそれぞれ一面が互いに接するように備えられるによる前面リムと後面リムの内側にそれぞれ押されることが防止できるように備えられる前後面用押され防止リングと、で構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の液状食品の保存用樽。
  4. 前記連結バーは、一側の端部は前面リムの前面用漏れ防止リングの上部面に溶接にてそれぞれ固定され、他側の端部は後面リムの後面用漏れ防止リングの上部面に溶接にてそれぞれ固定され、両側面にはそれぞれの一面が連結される樽用側面おけ板の間での漏れることを防ぐように複数の外周面漏れ防止用突起が長さ方向に突出形成されて備えられたことを特徴とする請求項1または2に記載の液状食品の保存用樽。
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