JP2013537390A - ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善 - Google Patents

ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善 Download PDF

Info

Publication number
JP2013537390A
JP2013537390A JP2013529338A JP2013529338A JP2013537390A JP 2013537390 A JP2013537390 A JP 2013537390A JP 2013529338 A JP2013529338 A JP 2013529338A JP 2013529338 A JP2013529338 A JP 2013529338A JP 2013537390 A JP2013537390 A JP 2013537390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
macro
zone
signature
access terminal
femto
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013529338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5766809B2 (ja
Inventor
ダス、スーミャ
ソリマン、サミア・エス.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013537390A publication Critical patent/JP2013537390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5766809B2 publication Critical patent/JP5766809B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

ワイヤレス通信システムにおけるフェムトセルカバレージエリア情報の改善のためのシステム、方法、デバイスおよびコンピュータプログラム製品を、特にフェムトプロキシアーキテクチャのコンテキストにおいて説明する。ビーコンソースを使用して、フェムトセルカバレージエリア内にゾーンが確定され得、それらのゾーン内で検出されるマクロシグネチャに応じて、フェムトセルカバレージエリアの各ゾーンに対して、ゾーンシグネチャのゾーンマップが確定され得る。低減された電力レベルでのフェムトセルの発見および関連づけ、増強されたネットワークプランニング、改善されたフェムトセルのトラブルシューティングなどを含む機能を提供するために、ゾーンマップが、アクセス端末、フェムトプロキシシステム、および/またはマクロネットワークによって使用され得る。
【選択図】図2

Description

本開示は、一般に、ネットワーク通信に関し、より詳細には、フェムトセルカバレージエリア内で情報および機能の精度(granularity)を増すためなど、フェムトセル動作を増強するために帯域外通信を使用することに関する。
様々な形態のネットワークによって行われる情報通信は、今日、世界中で広く使用されている。たとえば、ボイスおよび/またはデータを搬送するために、ワイヤレスおよびワイヤラインリンクを使用して通信している複数のノードを有するネットワークが使用される。そのようなネットワークのノードは、コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、電話、サーバ、ルータ、スイッチ、マルチプレクサ、モデム、無線、アクセスポイント、基地局などであり得る。セルラーフォン、PDA、ラップトップコンピュータなど、(ユーザ機器(UE)またはアクセス端末(AT)とも呼ばれる)多くのクライアントデバイスノードはモバイルであり、したがって、いくつかの異なるインターフェースを通してネットワークと接続し得る。
モバイルクライアントデバイスは、最寄りの基地局、アクセスポイント、ワイヤレスルータなど(本明細書では一括してアクセスポイントと呼ぶ)を介してワイヤレスにネットワークと接続し得る。モバイルクライアントデバイスは、比較的長い時間期間の間そのようなアクセスポイントのサービスエリア内に残り得る(アクセスポイントに「留まって」いると呼ばれる)か、またはアクセスポイントサービスエリアを比較的迅速に移動し得、アクセスポイントとの関連づけが変更されたとき、通信セッションを維持するためまたはアイドルモード動作のために、セルラーハンドオフ技法または再選択技法が使用される。
利用可能なスペクトル、帯域幅、容量などに関する問題により、特定のクライアントデバイスとアクセスポイントとの間のネットワークインターフェースが利用不可能または不適切になり得る。その上、シャドーイング、マルチパスフェージング、干渉など、ワイヤレス信号伝搬に関する問題により、特定のクライアントデバイスとアクセスポイントとの間のネットワークインターフェースが利用不可能または不適切になり得る。セルラーネットワークは、サービスエリア内で所望の帯域幅と容量とワイヤレス通信カバレージとを与えるために、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、およびフェムトセルなど、様々なセルタイプの使用を採用した。たとえば、フェムトセルの使用は、しばしば、ネットワークカバレージが不十分なエリア(たとえば、建築物の内部)においてワイヤレス通信を行うこと、増加したネットワーク容量を与えること、バックホールのためにブロードバンドネットワーク容量を利用することなどのために望ましい。
モバイルクライアントデバイスは、概して、それらの高度モバイル動作を可能にするために、小さいバッテリなど、内部電リソースを使用して動作する。しかしながら、フェムトセルシステム選択を行うための一般的な動作は、モバイルクライアントデバイスによって利用される電力にかなりの影響を及ぼす。一般的な使用シナリオにおいて、レンジ内で利用可能なフェムトセル、交渉リンクなどを探索することは、しばしば、内部電リソースから利用可能なモバイルクライアントデバイスの待機時間動作をほぼ10%削減することをもたらす。たとえば、フェムトセルに対して、モバイルクライアントデバイスが適切なフェムトセルがモバイルクライアントデバイスのレンジ内にあるか否かを探索し続ける結果として、内部電リソースは、相当消耗する可能性がある。
本開示は、フェムトセル動作を増強するために帯域外(OOB)通信を使用するシステムおよび方法を対象とする。実施形態は、フェムトセルとOOBフェムトプロキシ(femto-proxy)とを有するフェムトプロキシシステムのコンテキストにおいて動作する。たとえば、OOBフェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムに登録されたアクセス端末(AT)と通信するためにブルートゥース(登録商標)を使用し得る。フェムトセルを介してワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)の通信サービスと対話するために、フェムトセルは、登録されたATがフェムトセルに「接続する」ことができる(たとえば、ユーザの建物にわたる)カバレージエリアを提供する。
一般的には、(たとえば、フェムトプロキシシステムに加えて)いくつかのビーコンリソースが、フェムトセルカバレージエリア全体に配置され得、ビーコンリソースのそれぞれは、識別子とともにビーコン信号を送信するように構成される。これらのビーコンリソースは、フェムトセルカバレージエリアをゾーンに効果的に区分する。たとえば、ATがフェムトセルカバレージエリア内のあるロケーションにあるとき、ATのロケーションに対するビーコンリソースの位置に応じて、ATは特定のビーコンシグネチャを検出する。ATはまた、1つまたは複数の近接するマクロセルから検出されているマクロ信号によって、そのロケーションからマクロシグネチャを検出し得る。マクロシグネチャが、ゾーンマップの一部としてゾーンシグネチャを生成するために、ゾーンと(たとえば、ビーコンシグネチャと)関連づけられ得る。
ゾーンマップは、様々なタイプの機能を提供するために、フェムトプロキシシステムによっておよび/またはATによって使用され得る。たとえば、ATは、ホームフェムトセルへの近接性を(たとえば、それらのOOBトランシーバによって)検出するためにゾーンシグネチャを使用し得る。それによって、ATは、フェムトセルが近接するまで、フェムトセルに対するスキャンを開始するのを待つことができる。別の例では、本来ならフェムトセルのネットワークリッスン(network listen)機能を使用することだけが利用可能であるが、フェムトプロキシシステムは、マクロネットワークに対するネットワーク状態について、より高い精度の情報(たとえば、干渉マップ)を提供するために、ゾーンマップを使用し得る。
フェムトセルを発見するための例示的な方法は:各マクロ信号が、通信サービスをアクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部であってマクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられた、いくつかのマクロ信号を、アクセス端末において検出することと、検出されたマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算することと、ゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャであって、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、いくつかのゾーンシグネチャのうちの1つと、現在のマクロシグネチャが相関するか否かを判断することと、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出を開始することとを含む。
そのような方法の実施形態は、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトプロキシシステムの一部としてフェムトセルと統合されている帯域外フェムトプロキシを検出するためにアクセス端末内で帯域外サブシステムをアクティベートすることによって、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出を開始することを含み得る。そのような方法の実施形態はまた:帯域外フェムトプロキシがアクセス端末によって検出された後、フェムトプロキシシステムのフェムトセルを検出するためにアクセス端末においてスキャンを開始することと、フェムトセルがアクセス端末によって検出されると、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続することとを含み得る。代替として、そのような方法の実施形態は、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルを検出するためにアクセス端末内でWWANサブシステムをアクティベートすることによって、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出を開始することを含み得る。
同じくまたは代替的に、そのような方法の実施形態は、アクセス端末がフェムトセルカバレージエリア内で配置される状態で、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続することと、アクセス端末がフェムトセルと通信可能に接続されかつフェムトセルカバレージエリア内で配置される間に、検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じてアクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算することと、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンのうちの1つであって、アクセス端末が配置されるゾーンを決定することと、現在のマクロシグネチャを現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成することと、アクセス端末においてローカルに記憶された(またはフェムトプロキシシステムからダウンロードされた)ゾーンマップを生成されたゾーンシグネチャで更新することとを含み得る。ビーコン信号のうちの少なくとも1つはブルートゥース信号であってよく、かつ/またはビーコンソースのうちの少なくとも1つは帯域外フェムトプロキシであってよい。
同じくまたは代替的に、そのような方法の実施形態は、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続することと、フェムトセルからアクセス端末に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードすることと、アクセス端末においてローカルに記憶されたゾーンマップをダウンロードされたゾーンシグネチャで更新することとを含み得る。同じくまたは代替的に、そのような方法の実施形態は、以下の:検出された複数のマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算することが、マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することを含み、マクロシグネチャが、それぞれの信号強度に応じて順序づけられたマクロ識別子のセットを有すること、帯域外サブシステムが、ブルートゥース通信リンクを介して帯域外フェムトプロキシと通信するように構成されること、または各マクロセルが、イントラ周波数、隣接するフェムトセルでないフェムトセルのインター周波数近傍(inter-frequency neighbor of the femtocell that is not a neighboring femtocell)であること、の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。
これらの環境で使用するため、および本明細で説明する機能のいくつかを実施するための例示的なアクセス端末は:フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つと関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、複数のゾーンシグネチャを有するゾーンマップを含むデータ記憶装置と、マクロ通信サブシステムと、フェムト通信サブシステムとを含む。マクロ通信サブシステムはデータ記憶装置と通信可能に接続され:各マクロ信号が、マクロ通信ネットワークの一部であってマクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられた、いくつかのマクロ信号を検出し、検出されたマクロ信号に応じて現在のマクロシグネチャを計算し、現在のマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否かを判断するように構成される。フェムト通信サブシステムは、マクロ通信サブシステムと通信可能に接続されて、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときにフェムトセルの検出をアクティベートするように構成され、フェムトセルが検出されるとフェムトセルとの通信が利用可能になる。
そのようなアクセス端末のいくつかの実施形態によれば、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、WWANリンクを介してフェムトセルのスキャンを開始することによって、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトプロキシサブシステムの検出をアクティベートするようにフェムト通信サブシステムが構成される。他の実施形態によれば、アクセス端末は、帯域外(OOB)通信サブシステムを含み、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトプロキシシステムの一部としてフェムトセルと統合されている帯域外フェムトプロキシすなわちOOBフェムトプロキシを検出するためにOOB通信モジュールをアクティベートすることによって、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出をアクティベートするように構成される。
そのようなアクセス端末の実施形態はまた、ゾーンマッピングサブシステムを含み:フェムト通信サブシステムがフェムトセルカバレージエリア内で配置される間にフェムトセルと通信可能に接続されるときに、近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号を検出し、検出されたビーコン信号の組合せに応じて現在のビーコンシグネチャを計算し、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンを決定し、現在のマクロシグネチャをマクロ通信サブシステムから受信し、受信された現在のマクロシグネチャを、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成し、生成されたゾーンシグネチャに応じてゾーンマップを更新するように構成される。代替として、ゾーンマッピングサブシステムは:フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置からアクセス端末に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードし、ダウンロードされたゾーンシグネチャに応じてゾーンマップを更新するように構成され得る。
同じくまたは代替的に、マクロ通信サブシステムは、マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することによって、検出された複数のマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するように構成され得、マクロシグネチャは、それぞれの信号強度に応じて順序づけられたマクロ識別子のセットを備える。
上記で説明したアクセス端末など、アクセス端末内でフェムトセルを発見するための例示的なプロセッサは、マクロ通信コントローラとフェムト通信コントローラとを含む。マクロ通信コントローラは:マクロ通信ネットワークの一部であってマクロ識別子に対応するマクロセルに、各マクロ信号が関連づけられた、複数のマクロ信号を検出し、検出されたマクロ信号に応じて現在のマクロシグネチャを計算し、マクロ通信コントローラに対してローカルに通信可能に接続されたゾーンマップ内に記憶されたゾーンシグネチャであって、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つと関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、いくつかのゾーンシグネチャのうちの1つと、現在のマクロシグネチャが相関するか否かを判断するように構成される。フェムト通信コントローラはマクロ通信コントローラと通信可能に接続され:現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときにフェムトセルの検出をアクティベートさせ、フェムトセルが検出されるとフェムトセルとの通信が利用可能になるように構成される。
そのようなプロセッサは、ゾーンマッピングコントローラをさらに含み得:フェムト通信サブシステムがフェムトセルカバレージエリア内で配置される間にフェムトセルと通信可能に接続されるときに、近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号を検出し、検出されたビーコン信号の組合せに応じて現在のビーコンシグネチャを計算し、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンを決定し、現在のマクロシグネチャをマクロ通信サブシステムから受信し、受信された現在のマクロシグネチャを、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成し、生成されたゾーンシグネチャに応じてゾーンマップを更新するように構成される。代替として、ゾーンマッピングコントローラは:フェムトプロキシシステムからアクセス端末に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードし、ダウンロードされたゾーンシグネチャに応じてゾーンマップを更新するように構成され得る。
同じくまたは代替的に、マクロ通信コントローラは、マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することによって、検出された複数のマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するように構成され得、マクロシグネチャは、それぞれの信号強度に応じて順序づけられたマクロ識別子のセットを備える。
例示的なコンピュータプログラム製品は、プロセッサ可読媒体上に常駐してプロセッサ可読命令を含み、プロセッサ可読命令は、実行されると、プロセッサに:通信サービスをアクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部であってマクロ識別子に対応するマクロセルと各マクロ信号が関連づけられた、いくつかのマクロ信号を、アクセス端末において検出するステップと、検出されたマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するステップと、ゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャであって、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、複数のゾーンシグネチャのうちの1つと、現在のマクロシグネチャが相関するか否かを判断するステップと;現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出をアクティベートするステップとを含むステップを実行させる。
同じくまたは代替的に、プロセッサ可読命令は、実行されると、プロセッサにさらに、アクセス端末がフェムトセルカバレージエリア内で配置される状態で、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続するステップと、アクセス端末がフェムトセルと通信可能に接続されかつフェムトセルカバレージエリア内で配置される間に、検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じてアクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算するステップと、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つであって、アクセス端末が配置されるゾーンを決定するステップと、現在のマクロシグネチャを現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成するステップと、アクセス端末においてローカルに記憶されたゾーンマップを、生成されたゾーンシグネチャで更新するステップとを含むステップを実行させ得る。同じくまたは代替的に、プロセッサ可読命令は、実行されると、プロセッサにさらに:アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続するステップと、フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置からアクセス端末に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードするステップと、アクセス端末においてローカルに記憶されたゾーンマップをダウンロードされたゾーンシグネチャで更新するステップとを含むステップを実行させ得る。
同じくまたは代替的に、そのようなコンピュータプログラム製品の実施形態は、マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することによって、検出された複数のマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算し得、マクロシグネチャは、それぞれの信号強度に応じて順序づけられたマクロ識別子のセットを備える。
フェムトセルを発見するための別の例示的なシステムは:各マクロ信号が、通信サービスをアクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部であってマクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられた、いくつかのマクロ信号を、アクセス端末において検出するための手段と、検出されたマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するための手段と、ゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャであって、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、いくつかのゾーンシグネチャのうちの1つと、現在のマクロシグネチャが相関するか否かを判断するための手段と、現在のマクロシグネチャが複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、フェムトセルの検出をアクティベートするための手段とを含む。
同じくまたは代替的に、そのようなシステムの実施形態は:フェムトプロキシシステムの一部としてフェムトセルと統合される帯域外フェムトプロキシがアクセス端末によって検出された後、フェムトセルを検出するためにアクセス端末においてスキャンを開始するための手段と、フェムトセルがアクセス端末によって検出されると、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続するための手段とを含み得る。
同じくまたは代替的に、そのようなシステムの実施形態は、アクセス端末がフェムトセルカバレージエリア内で配置される状態で、アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続するための手段と、アクセス端末がフェムトセルと通信可能に接続されかつフェムトセルカバレージエリア内で配置される間に:検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じてアクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算し、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つであって、アクセス端末が配置されるゾーンを決定し、現在のマクロシグネチャを現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成するための手段と、アクセス端末においてローカルに記憶されたゾーンマップを、生成されたゾーンシグネチャで更新するための手段とを含み得る。同じくまたは代替的に、そのようなシステムの実施形態は:アクセス端末をフェムトセルと通信可能に接続するための手段と、フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置からアクセス端末に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードするための手段と、アクセス端末においてローカルに記憶されたゾーンマップを、ダウンロードされたゾーンシグネチャで更新するための手段とを含み得る。
同じくまたは代替的に、検出された複数のマクロ信号に応じてアクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するための手段は、マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定するための手段を含み得、マクロシグネチャは、それぞれの信号強度に応じて順序づけられたマクロ識別子のセットを備える。
上記から諒解され得るように、実施形態による動作は、フェムトセルカバレージエリアの情報の精度を増す。より高い精度の情報が、低減された電力レベルのフェムトセルの発見および関連づけ、増強されたネットワークプランニング、改善されたフェムトセルのトラブルシューティングなどを含む機能を提供し得る。
上記では、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示の実施形態の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および特定の実施形態は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者は諒解されたい。また、そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨または範囲から逸脱しないことを、当業者は理解されたい。さらなる目的および利点とともに、本概念の編成と動作の方法の両方に関して、本明細書で開示する概念を特徴づけると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。ただし、図の各々は、例示および説明のみの目的で提供され、本特許請求の範囲の限界を定めるものではないことを明白に理解されたい。
本明細書の残りの部分および図面を参照すれば、本発明の性質および利点がさらに理解され得る。複数の図面全体にわたって同様の構成要素を指すのに同様の参照番号を使用する。場合によっては、複数の同様の構成要素のうちの1つを示すためにサブラベルを参照番号に関連づける。既存のサブラベルの特定なしに参照番号を参照するとき、参照番号はすべてのそのような複数の同様の構成要素のすべてを指すことが意図されている。
ワイヤレス通信システムのブロック図。 図1の通信システムと同様の通信システムの一部分を例示的に示す図。 フェムトプロキシシステムを含む例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 図3Aに示したアーキテクチャとは異なるフェムトプロキシシステムのアーキテクチャを含む例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 CDMA 1X回線交換サービスネットワークと同様のレガシー回線サービスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す図。 1xEV−DO(HRPD)パケットデータサービスネットワークと同様のレガシーインターフェースを使用するパケットデータサービスアクセスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す図。 図1〜図4Bの通信システムおよびネットワークのコンテキストにおいて図3Aおよび図3Bのフェムトプロキシシステムとともに使用する例示的なモバイルアクセス端末のブロック図。 図1〜図4Bの通信システムおよびネットワークのコンテキストにおいて図3Aおよび図3Bのフェムトプロキシシステムとともに使用する例示的なモバイルアクセス端末のブロック図。 ゾーンマップを生成するための方法のフローチャート。 ゾーンシグネチャを生成するための例示的な方法のフローチャート。 ゾーンシグネチャを生成するための例示的な方法のフローチャート。 区分されたフェムトセルカバレージエリア情報を使用するアクセス端末OOB無線の選択的アクティベートのための例示的な方法のフローチャート。 現在のマクロシグネチャを計算するための例示的な方法のフローチャート。 図8の方法に続く例示的な方法のフローチャート。
ワイヤレス通信システムにおけるフェムトセルカバレージエリア情報の改善を、特にフェムトプロキシアーキテクチャのコンテキストにおいて説明する。フェムトセルカバレージエリア内にビーコンソースを使用して、ゾーンが確定され得、それらのゾーン内で検出されたマクロシグネチャに応じて、フェムトセルカバレージエリアの各ゾーンに対して、ゾーンシグネチャのゾーンマップが確定され得る。低減された電力レベルでのフェムトセルの発見および関連づけ、増強されたネットワークプランニング、改善されたフェムトセルのトラブルシューティングなどを含む機能を提供するために、ゾーンマップが、アクセス端末(AT)、フェムトプロキシシステム、および/またはワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)によって使用され得る。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用できる。
したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲において記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本特許請求の範囲の本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々な動作が追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
最初に図1を参照すると、ブロック図に、ワイヤレス通信システム100の例が示されている。システム100は、セル110中に配設された送受信基地局(BTS)105と、モバイルアクセス端末115(AT)と、基地局コントローラ(BSC)120とを含む。アクセス端末(AT)、移動局(MS)などのような用語は、本明細書では互換的に使用され、特定のネットワークトポロジーまたは実装形態を暗示するものではないことは注目に値する。たとえば、「AT」という用語は、一般に回線交換(たとえば、CDMA 1X)ネットワークに対して使用され得、「MS」という用語は、一般にパケットデータサービス(たとえば、EV−DO、HRPD)ネットワークに対して使用され得るが、本明細書で説明する技法は、これらまたは他のネットワークのいずれかのコンテキストにおいて適用され得る。
システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。各被変調信号は、CDMA信号、TDMA信号、OFDMA信号、SC−FDMA信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、パイロット、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。システム100は、ネットワークリソースを効率的に割り振ることが可能なマルチキャリアLTEネットワークであり得る。
BTS105は、基地局アンテナを介してAT115とワイヤレス通信することができる。BTS105は、複数のキャリアを介してBSC120の制御下でAT115と通信するように構成される。BTS105の各々は、それぞれの地理的エリア、ここではセル110−a、110−b、または110−cに対する通信カバレージを提供し得る。システム100は、異なるタイプのBTS105、たとえばマクロ、ピコ、および/またはフェムト基地局を含み得る。
AT115は、セル110全体に分散され得る。AT115は、移動局、モバイルデバイス、ユーザ機器(UE)、または加入者ユニットと呼ばれることがある。ここで、AT115は、セルラーフォンとワイヤレス通信デバイスとを含むが、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータなどをも含むこともできる。
本明細書での説明のために、AT115は、複数の「マクロ」BTS105によって可能にされるマクロネットワークまたは同様のネットワーク上で動作する(上に「留まる」)。各マクロBTS105は、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にし得る。AT115はまた、「フェムト」または「ホーム」BTS105によって可能にされる少なくとも1つのフェムトネットワーク上で動作するように登録される。マクロBTS105は、一般に(たとえば、図1に示す例示的な六角形セル110を生じる)ネットワークプランニングに従って展開され得るが、フェムトBTS105は、一般に個々のユーザ(またはユーザ代表)によって展開されて、ローカライズドフェムトセル(localized femtocell)を作り出し得ることを諒解されたい。ローカライズドフェムトセルは、一般にマクロネットワークプランニングアーキテクチャ(たとえば、六角形セル)に従わないが、それは、様々なマクロレベルネットワークプランニングおよび/または管理決定の一部(たとえば、負荷分散など)として考慮され得る。
たとえば、フェムトセルは、レジデンス、オフィスビルなどのユーザの建物内に配置されるフェムトアクセスポイント(FAP)として実装される。そのロケーションは、(たとえば、窓の近くでの)地球測位衛星(GPS)信号へのアクセス、および/または他の有用なロケーションにおけるアクセスを可能にするために、(たとえば、集中型ロケーションにおける)最大カバレージのために選定され得る。明瞭のために、本明細書の開示では、AT115のセットが、実質的にユーザの建物全体にわたってカバレージを与える単一のFAPに(たとえば、その単一のFAPのホワイトリスト上に)登録されると仮定する。「ホーム」FAPは、セルラーネットワークを介して通信サービスへのアクセスをAT115に提供する。同様の技法は、本開示または本特許請求の範囲から逸脱することなく他のタイプのネットワーク環境に適用され得る。
セルラーネットワークまたはWWANが、マクロネットワーク100(たとえば、マクロBTS105を含む無線ネットワーク)および(たとえば、それぞれ、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどによって可能にされるような)フェムトネットワーク、ピコネットワーク、マイクロネットワークなどの他のネットワークを含むものとみなされ得ることは注目に値する。たとえば、フェムトネットワークおよび/または他のタイプのネットワークが、少なくとも、マクロネットワークの有効レンジを拡大して、より偏在的で有効なWWANサービスまたはセルラーサービスを提供するために使用され得る。しかしながら、説明を簡略にするために、「マクロネットワーク」、「ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)」、および「セルラーネットワーク」は、本明細書では実質的に互換的に使用される。同様に、いくつかの説明は、任意の帯域内タイプの信号(たとえば、WWANに対して帯域内である信号)を含むことを一般に意図する、「マクロ信号」、他に言及し得る。したがって、これらのネットワークまたは信号のタイプの1つへの言及が、本開示の範囲または特許請求の範囲を制限するものと解釈すべきでない。
図2は、図1の通信システム100と同様の通信システム200の一部分の一例を示す。通信システム200の一部分は、図1を参照して説明したBTS105など、いくつかのBTS105のコンテキストにおけるユーザの建物210を含む。たとえば、BTS105は、すべて、通信サービスをAT115に提供するマクロ通信ネットワークのマクロBTS105であってよい。特に、通信システム200の例示的な一部分は一定の縮尺で図示されておらず、BTS105ははるかに遠く離れて広がる可能性があることが諒解されよう。したがって、図2に示す相対的な位置および距離は、例示的な通信システム200のいくつかの特徴を示すことだけを意図している。
図示のように、フェムトアクセスポイント(FAP)230は、ユーザの建物210の中で配置される。そのロケーションは、(たとえば、窓の近くでの)地球測位衛星(GPS)信号へのアクセス、および/または他の有用なロケーションにおけるアクセスを可能にするために、(たとえば、集中型ロケーションにおける)最大カバレージのために選定され得る。FAP230は、上述のようにフェムトBTS105であってよく、本開示のためにユーザの建物210を効果的にカバーすることが仮定された特定のフェムトセルカバレージエリアをカバーするように設置され、構成される。さらに、FAP230は、少なくとも、図2に示すAT115による限定アクセスを可能にする。たとえば、FAP230は、AT115の「ホーム」フェムトセルとみなされ得る。
特に、フェムトセルカバレージエリア(たとえば、ユーザの建物210)は、ゾーン220に効果的に区分される。図示のように、ゾーン220は、複数のビーコンソース250の配置に応じて画定され得る。一般的には、FAP230は、ビーコンソース250のうちの1つとして構成される。AT115が特定のゾーン220内に設置されると、AT115は、ゾーン220に近接する様々なビーコンソース250から受信されている様々なビーコン信号に応じて特定のビーコンシグネチャを検出する。たとえば、「ゾーンA」220a内で配置されるときは、AT115は、ビーコンソース250a、250bおよび250d、ならびにFAP230から比較的強いビーコン信号を検出し得る。
検出されたビーコン信号のいくつかまたはすべてが、ビーコンシグネチャを生成(たとえば、計算)するために使用され得る。たとえば、ビーコンシグネチャは、検出されている3つの最強のビーコン信号(たとえば、それぞれ固有のビーコンソース250識別子によって識別される)の順序づけられていないリスト、信号強度によって順序づけられた検出されたビーコン信号のリスト、組み合わされた検出された信号の関数として定式化された信号などであってよい。ビーコンシグネチャは、ゾーン220を特徴づけるために使用され得る。たとえば、AT115は、現在のビーコンシグネチャを異なるゾーン220に対応して予測されるビーコンシグネチャのリストと関連づけることによって、その現在のゾーン220のロケーションを知ることができる。
ビーコン信号は、一般的には帯域外信号である。たとえば、ビーコンソース250は、ブルートゥース送信機またはZigbee(登録商標)送信機であってよい。特に、ビーコン通信のために使用される帯域、プロトコルなどは、以下に説明する帯域外プロキシ通信のために使用されるものとは異なってよい。さらに、ゾーン220は、画定された境界を有するように図示されるが、一般的には、単なる近似的な境界の定義を有する不均質なものであってよいことが諒解されよう。したがって、AT115がゾーンの「中」にあるという言及は、AT115が、特定のゾーン220を特徴づける(たとえば、そのそれぞれのビーコンシグネチャが確実に検出され得る)ロケーションの中に存在していることを示すことが意図されている。
ビーコンソース250からのビーコン信号を検出することに加えて、AT115はまた、マクロネットワークの近接するマクロBTS105のうちの1つまたは複数からマクロ信号を検出する。たとえば、マクロBTS105は、それぞれ、イントラ周波数、FAP220のインター周波数近傍(たとえば、隣接するフェムトセル以外)であってよい。AT115は、信号が通信されているマクロBTS105(たとえば、関連づけられたマクロセル)に対応する識別子に関連するマクロ信号を検出し得る。
検出されたマクロ信号のいくつかまたはすべてが、マクロシグネチャを生成(たとえば、計算)するために使用され得る。たとえば、マクロシグネチャは、検出されている3つの最強のマクロ信号の順序づけられていないリスト(たとえば、それぞれ固有のマクロBTS105識別子によって識別される)、信号強度によって順序づけられた検出されたマクロ信号のリスト、組み合わされた検出された信号の関数として定式化された信号などであってよい。マクロシグネチャは、ゾーンシグネチャとしてゾーン220に関連づけられ得る。たとえば、各ゾーン220は、そのゾーン内でAT115を有効に配置した1つまたは複数のビーコンシグネチャと関連づけられ得、さらに、それぞれのゾーン220において以前に検出された(または、たとえば検出されたものと推定される)マクロシグネチャを示す1つまたは複数のゾーンシグネチャと関連づけられ得る。
近接するマクロBTS105の密度が低いとき、またはフェムトセルカバレージエリアのサイズが小さい(たとえば、小さなユーザの建物210と同様の実際のサイズもしくは有効サイズ)とき、AT115によって検出されるマクロ信号は、フェムトセルカバレージエリア内のAT115のロケーションにかかわらず、非常に小さい可能性があることが諒解されよう。たとえば、AT115がユーザの建物210全体を移動するときに、AT115は、実質的に同様のマクロ信号を検出する。検出されたマクロ信号はまた、FAP230の「ネットワークリッスン」機能によって検出されるものと実質的に同様であり得る。したがって、これらの低密度または小環境においては、フェムトセルカバレージエリア全体を単一のゾーンシグネチャを有する単一ゾーンとして特徴づけることが可能であり、望ましくさえあり得る。
マクロセルの密度(たとえば、近接するマクロBTS105の密度、明確な検出されたマクロ信号の数など)が増加するかまたはカバレージエリアのサイズが増大するにつれて、検出されるマクロ信号および生成されるマクロシグネチャは、フェムトセルカバレージエリア内のロケーションに応じて変化し得る。フェムトセルカバレージエリア内のこれらの差異を考慮し、かつ/または利用するために、ゾーン220が、フェムトセルカバレージエリアを有効に区分するために使用され得る。たとえば、例示的な通信システム200において、AT115は、ゾーンA220aにあるときにマクロBTS105aおよび105bから比較的強いマクロ信号を検出し得る一方で、AT115がゾーンD220dにあるときにマクロBTS105eおよび105fから比較的強いマクロ信号を検出し得る。
上記で説明した技法などによるフェムトセルカバレージエリアのゾーンレベルの知識は、いくつかの特徴を生じ得る。いくつかの実施形態では、通信システム200は、WWAN(すなわち、セルラー)機能を増強するために、FAP230を使用する。たとえば、AT115がユーザの建物210内にあるとき、FAP230のフェムトセルは、望ましくないカバレージを有するユーザの建物210の領域にWWANカバレージを提供することに役立ち得、またはFAP230は、AT115が接続されると、ネットワークがいくつかのリソースをFAP230にオフロードすることを可能にする。したがって、AT115は、可能なときにFAP230に接続することが望ましく、そのことは、AT115がFAP230をスキャンすることを伴う。
AT115は、概して、高度モバイル動作を可能にするために、小さいバッテリなど、内部電リソースを使用して動作し得る。フェムトセルなど、ネットワークデバイスの戦略的展開は、モバイルデバイス電力消費をある程度まで緩和することができる。たとえば、フェムトセルは、(たとえば、容量制限、帯域幅制限、信号フェージング、信号シャドーイングなどのために)場合によっては十分なサービスまたはいかなるサービスをも経験しないことがあるエリア内でサービスを提供するために利用され得、それにより、クライアントデバイスが探索時間を低減し、送信電力を低減し、送信時間を低減することなどが可能になる。フェムトセルは、(たとえば、家屋または建築物内の)比較的小さいサービスエリア内でサービスを提供する。したがって、クライアントデバイスは、一般に、サービスされているとき、フェムトセルの近くに配設され、クライアントデバイスが低減された送信電力を用いて通信することをしばしば可能にする。
しかしながら、フェムトセルシステム選択を行うための一般的な動作は、AT115によって利用される電力にかなりの影響を及ぼす。一般的な使用シナリオにおいて、レンジ(たとえば、FAP230)内で利用可能なフェムトセル、交渉リンクなどを探索することは、しばしば、内部電リソースから利用可能なAT115の待機時間動作をほぼ10%削減することを生じる。たとえば、AT115が、適切なFAP230がAT115のレンジ内にあるか否かを、FAP230に対して探索し続ける結果として、内部電リソースが相当消耗する可能性がある。その上、FAP230の使用は、しばしば、フェムトセル送信によって通信ネットワーク内で他のデバイスに対して干渉を生じる(すなわち、しばしば、干渉とFAP230の確実な検出との間にトレードオフが存在する)。
したがって、AT115に、FAP230の近くにあるときだけFAP230をスキャンさせることが望ましい。FAP230への近接性を検出するための1つの技法は、AT115が所定のマクロシグネチャを探すことである。マクロネットワークにキャンプオンしている間に、AT115は、たとえばマクロネットワークおよび/またはWWANの他の部分との確実な通信を維持するために、様々なマクロBTS105からの信号を(たとえば、一定の閾値に応じて)リッスンし得る。いくつかの実施形態では、これらのマクロ信号が検出されるのにつれて、マクロシグネチャが生成されて、FAP230への近接性を示している1つまたは複数のマクロシグネチャ(すなわち、AT115がフェムトセルカバレージエリアにある間に検出し得る1つまたは複数のマクロシグネチャ)と相関させられる。たとえば、AT115は、FAP230に接近するにつれて、そのネットワークリッスン機能に応じてFAP230によって生成された(および、たとえば以前にAT115にダウンロードされた)シグネチャかまたは、AT115がFAP230のカバレージエリア内に存在した間にAT115によって以前に観測されたシグネチャのいずれかと相関するマクロシグネチャを検出し得る。
AT115によって検出されたマクロシグネチャがFAP230に近接していることを示すと、AT115内の比較的低電力の帯域外無線が、いまだアクティブでない場合に、アクティベートし得る(たとえば、オンになり得る)。以下でより十分に説明するように、FAP230はまた、互換性のある帯域外無線(帯域外フェムトプロキシとして以下に説明する)と統合され得る。ひとたびアクティブになると、AT115の帯域外無線は、FAP230と統合された帯域外無線を探索することを開始し得る。発見した場合は、このAT115の帯域外無線は、AT115がそのホームFAP230に近接していることを高い信頼度で示し得、AT115は、FAP230をスキャンすることを開始し得る。たとえば、FAP230と統合された帯域外無線は、クライアントデバイスアクセスのためにFAP230を「起動させる」などのために、FAP230に、AT115関連のための送信電力を増加させ得る。
追加または代替として、FAP230と統合された帯域外無線は、フェムトセルの選択および関連づけに関してAT115の支援を行い得る。たとえば、FAP230と統合された帯域外無線は、AT115が関連づけるべきFAP230を識別し得、または場合によってはFAP230とAT115との間の関連づけを可能にするように動作し得る。場合によっては、FAP230と統合された帯域外無線は、FAP230の選択および関連づけに関してAT115に直接何らかの支援を行うように動作し得ない。
特に、上述のように、いくつかの環境は、AT115によって検出されたマクロシグネチャを、フェムトセルカバレージエリアの異なる部分において異ならしめ、かつFAP230によって(たとえば、そのネットワークリッスン機能を介して)検出されたマクロシグネチャとは異ならしめる。たとえば、AT115がユーザの建物210に一定の方向から接近する場合、AT115は、FAP230のネットワークリッスンによって検出されたマクロシグネチャとは異なるマクロシグネチャを検出し得る。したがって、AT115は、FAP230へのその近接性を認識し得ず、その帯域外無線をアクティベートすることに失敗し、FAP230をスキャンすることに失敗する可能性がある。このことは、AT115がフェムトセルカバレージエリアに入り、FAP230に接続しないので、望ましくない。
上述のようにゾーン220を使用することによって、AT115は、単一のフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーン220に対する複数のゾーンシグネチャを含むゾーンマップを活用し得る。このゾーンレベルの精細度(definition)は、AT115、FAP230、WWANなどによる使用に対してより高い情報の精度を生じ得る。以下でより十分に説明するように、これらのゾーンシグネチャは、アプリオリ(a priori)および/または動的に生成され得、より大きいまたはより高いマクロセル密度のカバレージエリア環境においてさえ、AT115のFAP230への近接性を認識するために使用され得る。たとえば、図2に示すように、FAP230は、マクロBTS105d、105eおよび105fからの信号を含むマクロシグネチャを見得る。AT115は、同じマクロ信号のいくつかまたはすべてが検出不可能であるかまたは低強度であるゾーンA220aの方向からユーザの建物210に接近する場合でも、FAP230へのその接近性を認識し得る。
次に、フェムトセルカバレージエリアを区分するためにゾーン220を使用することで、フェムトセルカバレージエリア内のいくつかのタイプの情報により高い精度が提供され得、より高い精度の情報がいくつかの特徴を生じ得ることが諒解されよう。上述のように、より高い精度の情報が、ある場合には、フェムトセルを発見しかつ/または関連づけるために必要な電力を低減するために使用され得る。さらに、増大した精度は、向上したネットワークプランニングを提供し得る。たとえば、一般的なセルラーネットワークは、単に、ネットワーク分析、負荷分散および/またはセルレベルの精度に対する他のマクロレベル機能(たとえば、様々なBTS105からのネットワークリッスンデータを使用すること)を実行することが可能であり得る。本明細書で説明するような技法は、WWANがデータにアクセスし、ゾーンレベルの情報に応じてサブセルレベルにおける機能を実行することを可能にする。なおさらに、増大した精度は、向上したトラブルシューティング機能を可能にする。たとえば、オペレータは、より容易に、フェムトセルカバレージエリア内の低カバレージゾーン220を識別して決定し、より高い密度のエリア内でセルの信号強度を再レベリングの機会、干渉管理などを識別することが可能であり得る。
上記のように、一定の機能が、FAP230の機能を1つまたは複数のタイプの帯域外(OOB)機能と統合することによって可能にされる。1つのタイプのそのような機能を、OOBビーコンソース250の使用に関連して上で説明している。さらなる機能は、FAP230を、1つまたは複数の帯域外フェムトプロキシサブシステムを同様に含むフェムトプロキシシステムの一部として実装することによって実現される。本明細書で使用する「帯域外」または「OOB」は、WWANに対して帯域外である任意のタイプの通信を含むことが意図されている。たとえば、帯域外フェムトプロキシサブシステム、AT115、ビーコンソース250などは、ブルートゥース(たとえば、クラス1、クラス1.5、および/またはクラス2)、Zigbee(たとえば、IEEE802.15.4−2003ワイヤレス規格に従う)、および/またはWWAN帯域外の任意の他の有用なタイプの通信を使用して動作するように構成され得る。
図3Aは、フェムトプロキシシステム390aを含む例示的なワイヤレス通信システム300aのブロック図を示す。フェムトプロキシシステム390aは、フェムトプロキシモジュール340aと図2のFAP230であってよいFAP230aとを含む。フェムトプロキシシステム390aはまた、アンテナ305と、トランシーバモジュール310と、メモリ315と、プロセッサモジュール325とを含み、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール310は、アンテナ305を介してAT115と双方向に通信するように構成される。トランシーバモジュール310(および/またはフェムトプロキシシステム390aの他の構成要素)はまた、マクロ通信ネットワーク100a(たとえば、上で説明したようなWWANの一部として)と双方向に(たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスのリンクを介して)通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール210は、バックホールネットワークを介してマクロ通信ネットワーク100aと通信するように構成される。マクロ通信ネットワーク100aは図1の通信システム100であり得る。
メモリ315は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ315は、実行されるとプロセッサモジュール325に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード320を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア320は、プロセッサモジュール325によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール325は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール325は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール310に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール310に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
トランシーバモジュール310は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ305に供給し、アンテナ305から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。いくつかの実施形態は単一のアンテナ305を含み得るが、実施形態は、一般に、複数のリンクのための複数のアンテナ305を含む。たとえば、AT115とのWWAN通信をサポートするために1つまたは複数のリンクが使用され得る。また、(上で説明したような)1つまたは複数の帯域外リンクが、同じかまたは異なるアンテナ305によってサポートされ得る。
メモリ315は、FAPゾーンマップ350を記憶するように構成され得る。上述のようにFAPゾーンマップ350は、フェムトセルカバレージエリアの様々なゾーンに対するゾーンシグネチャを含み得る。フェムトセルカバレージエリアは、フェムトプロキシシステム390aのFAP230aによってサポートされるカバレージエリアであり得る。もちろん、メモリ315はまた、通信およびまたはフェムトプロキシシステム390aの他の機能を可能にするための情報を記憶し得る。たとえば、メモリ315は、帯域外ピコネット、ネットワークセッティング、タイミングパラメータ、ネットワークリッスン情報などに対するホッピングパターンを記憶し得る。
特に、フェムトプロキシシステム390aは、FAP230aとフェムトプロキシモジュール340aの両方の機能を与えるように構成される。たとえば、上述のように、AT115がフェムトセルカバレージエリアに接近すると、AT115のOOB無線はOOBフェムトプロキシモジュール340aの探索を開始し得る。発見されると、AT115は、それがフェムトセルカバレージエリアの近傍にあるという高いレベルの確信を有し得、FAP230aのスキャンが開始することができる。
FAP230aのスキャンは異なる方法で実装され得る。たとえば、AT115のOOB無線によるフェムトプロキシモジュール340aの発見のために、AT115とフェムトプロキシシステム390aの両方は互いの近接を認識していることがある。いくつかの実施形態では、AT115はFAP230aをスキャンする。他の実施形態では、FAP230aは、(たとえば、個々に、またはすべての登録されたAT115のラウンドロビンポーリングの一部として)AT115についてポーリングし、AT115はポールについてリッスンする。FAP230のスキャンが成功すると、AT115はFAP230に接続し得、それによりAT115は、マクロ通信ネットワーク100aへの新しい通信リンクを与えられ得る。
FAP230aの実施形態は、様々な構成の基地局またはワイヤレスアクセスポイントの機器を有する。本明細書で使用するFAP230aは、様々な端末(たとえば、クライアントデバイス(AT115など)、近傍エージェントデバイスなど)と通信するデバイスであり得、基地局、ノードB、および/または他の同様のデバイスと呼ばれることもあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。本明細書ではFAP230aと呼ぶが、本明細書でのその概念は、フェムトセル構成以外のアクセスポイント構成(たとえば、ピコセル、マイクロセルなど)に適用可能であることを諒解されたい。FAP230aの実施形態は、FAP230aに関連するフェムトセルカバレージエリア内での通信を可能にするために(たとえば、エリアのカバレージの改善を与えるために、容量の増加を与えるために、帯域幅の増加を与えるためになど)対応するセルラーネットワーク(たとえば、マクロ通信ネットワーク100a、またはその一部分)に対してネイティブな通信周波数およびプロトコルを利用する。
FAP230aは、図3Aに明示的に示していない他のインターフェースと通信し得る。たとえば、FAP230aは、ネイティブセルラーワイヤレスリンク(たとえば、「帯域内」通信リンク)を介して、AT115など、様々な適宜に構成されたデバイスと通信するためのトランシーバモジュール310の一部としてのネイティブセルラーインターフェース(たとえば、動作中に比較的大きい電力量を消費し得るセルラーネットワーク通信技法を利用する特殊なトランシーバ)と通信していることがある。そのような通信インターフェースは、限定はしないが、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、CDMA2000、global system for mobile telecommunication(GSM)、worldwide interoperability for microwave access(WiMax)、およびワイヤレスLAN(WLAN)を含む、様々な通信規格に従って動作し得る。同じくまたは代替的に、FAP230aは、様々なデバイスまたは他のネットワークと通信するためのトランシーバモジュール310の一部としての1つまたは複数のバックエンドネットワークインターフェース(たとえば、インターネット、パケット交換ネットワーク、交換ネットワーク、無線ネットワーク、制御ネットワーク、ワイヤードリンクなどを介して通信を行うバックホールインターフェース)と通信していることがある。
上記で説明したように、FAP230aはさらに、トランシーバモジュール310および/またはフェムトプロキシモジュール340aの一部として1つまたは複数のOOBインターフェースと通信していることがある。たとえば、OOBインターフェースは、動作中に比較的低い電力量を消費するトランシーバを含み得、および/または帯域内トランシーバに対して帯域内スペクトル中に生じる干渉が小さくなり得る。そのようなOOBインターフェースは、AT115のOOB無線など、様々な適宜に構成されたデバイスに対して低電力ワイヤレス通信を行うために、実施形態に従って利用され得る。OOBインターフェースは、たとえば、ブルートゥースリンク、超広帯域(UWB)リンク、IEEE802.11(WLAN)リンクなどを与え得る。
本明細書で使用する「高電力」および「低電力」という用語は相対語であり、電力消費の特定のレベルを暗示しないことは明らかである。したがって、OOBデバイス(たとえば、OOBビーコン、OOBフェムトプロキシモジュール340aなどに関連づけられる)は、所与の動作時間の間、(たとえば、マクロネットワークまたは他のWWAN通信のための)ネイティブセルラーインターフェースよりも少ない電力を消費するにすぎない。いくつかの実装形態では、OOBインターフェースはまた、マクロ通信インターフェースと比較して、比較的より低い帯域幅の通信、比較的より短い距離の通信を行い、および/または比較的より低い電力を消費する。しかしながら、OOBデバイスおよびインターフェースが低電力、短距離、および/または低帯域幅であるという制限はないことを諒解されたい。実施形態は、IEEE802.11、ブルートゥース、PEANUT、UWB、Zigbee、IPトンネル、ワイヤードリンクなど、ワイヤレスまたはそれ以外にかかわらず、任意の好適な帯域外リンクを使用し得る。その上、実施形態は、仮想OOBリンクとして働くWWANリンクを介するIPベースの機構(たとえば、WWANリンクを介するIPトンネル)などの使用によって、仮想OOBリンクを利用し得る。
例示的なフェムトプロキシモジュール340aは、様々なタイプのOOB機能を与え得、様々な方法で実装され得る。フェムトプロキシモジュール340aは、スタンドアロンプロセッサベースシステム、ホストデバイスと統合されたプロセッサベースシステム(たとえば、アクセスポイント、ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、リピータ、ハブ、コンセントレータなど)など、様々な構成のデバイスを有し得る。たとえば、フェムトプロキシモジュール340aは、様々なタイプの通信を可能にするための様々なタイプのインターフェースを含み得る。
いくつかのフェムトプロキシモジュール340aは、本明細書ではワイヤレスリンクを介して干渉緩和および/またはフェムトセル選択を行うために、他の適宜に構成されたデバイス(たとえば、AT115)と通信するためのトランシーバモジュール310の一部としての1つまたは複数のOOBインターフェース(たとえば、動作中に比較的低い電力量を消費し得、および/または帯域内スペクトル中よりも生じる干渉が少なくなり得るトランシーバ)を含む。好適な通信インターフェースの一例は、時分割複信(TDD)方式を使用するブルートゥース対応トランシーバである。
いくつかのフェムトプロキシモジュール340aはまた、様々なデバイスまたはネットワークと通信するために、トランシーバモジュール310の一部として1つまたは複数のバックエンドネットワークインターフェース(たとえば、パケット交換ネットワークインターフェース、交換ネットワークインターフェース、無線ネットワークインターフェース、制御ネットワークインターフェース、ワイヤードリンクなど)を含み得る。たとえば、フェムトプロキシモジュール340aは、FAP230a、および/またはバックエンドネットワークインターフェースを介してマクロ通信ネットワーク100aの他のマクロBTS105と通信していることができる。フェムトプロキシモジュール340aがFAP230aなどのホストデバイス内と統合される実施形態は、所望される場合、フェムトプロキシモジュール340aと他のネットワークもしくはデバイスとの間の通信を行うために、バックエンドネットワークインターフェースの代替として内部バスまたは他のそのような通信インターフェースを利用し得る。追加または代替として、実施形態によれば、フェムトプロキシモジュール340aとFAP230aおよび/または他のデバイスもしくはネットワークとの間の通信を行うために、OOBインターフェース、ネイティブセルラーインターフェースなど、他のインターフェースが利用され得る。
様々な他のアーキテクチャが、図3Aで示すもの以外のフェムトプロキシシステム390aの実施形態によって可能である。FAP230aとフェムトプロキシモジュール340aは、コロケートされ、単一のデバイス中に統合され、構成要素などを共有するように構成されることもされないこともある。たとえば、図3Aのフェムトプロキシシステム390aは、アンテナ305とトランシーバモジュール310とメモリ315とプロセッサモジュール325とを含む、構成要素を少なくとも部分的に共有する統合されたFAP230aとフェムトプロキシモジュール340aとを示す。
図3Bは、図3Aに示したアーキテクチャとは異なるフェムトプロキシシステム390bのアーキテクチャを含む例示的なワイヤレス通信システム300bのブロック図を示す。図3Aにおけるように、フェムトプロキシシステム390bは、フェムトプロキシモジュール340bとFAP230bとを含む。しかしながら、図3Aとは異なり、フェムトプロキシモジュール340bおよびFAP230bの各々は、それ自体のアンテナ305と、トランシーバモジュール310と、メモリ315と、プロセッサモジュール325とを有する。両方のトランシーバモジュール310は、それらのそれぞれのアンテナ305を介してAT115と双方向に通信するように構成される。さらに、フェムトプロキシモジュール340bとFAP230bの両方は、FAPゾーンマップ350と通信しているように図示される。
図4Aおよび図4Bは、様々なサービスを提供するための通信ネットワークにおけるフェムトセルアーキテクチャに関してさらなる詳細を示す。詳細には、図4Aは、レガシー回線サービスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す。たとえば、図4AのネットワークはCDMA1X回線交換サービスネットワークであり得る。図4Bは、レガシーインターフェースを使用するパケットデータサービスアクセスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す。たとえば、図4Bのネットワークは1xEV−DO(HRPD)パケットデータサービスネットワークであり得る。これらの例示的なアーキテクチャは、図1〜図3Bの通信システムおよびネットワークの部分を示し得る。
上記で説明したように、フェムトプロキシシステム390は、AT115を含むクライアントデバイスと通信するように構成される。図5Aおよび図5Bは、図1〜図4Bの通信システムおよびネットワークのコンテキストにおいて図3Aおよび図3Bのフェムトプロキシシステム390とともに使用する例示的なモバイルアクセス端末(AT)115のブロック図500を示す。AT115の実施形態は、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダーなど、様々な構成のデバイスを有し得る。考察のために、AT115は、モバイル動作を可能にするために、小さいバッテリなど、内部電リソース(図示せず)を有するモバイル構成で与えられると仮定する。
図5Aおよび図5BのAT115は、類似または同等の機能を提供するための2つの例示的なアーキテクチャを表す。各AT115は、アンテナ505と、トランシーバモジュール510と、メモリ515と、プロセッサモジュール525とを含み、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール510は、上記で説明したように、アンテナ505ならびに/あるいは1つまたは複数のワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール510は、マクロ通信ネットワーク(たとえば、図1の通信システム100)のBTS105と、また、特に、少なくとも1つのFAP320と双方向に通信するように構成される。
上記で説明したように、トランシーバモジュール510は、1つまたは複数のOOBリンクを介してさらに通信するように構成され得る。たとえば、実施形態は、FAP230への帯域内(たとえば、WWAN)リンクと、フェムトプロキシモジュール340への少なくとも1つのOOBリンクの両方を介して(たとえば、図3Aおよび図3Bを参照しながら説明したように)フェムトプロキシシステム390と通信する。トランシーバモジュール510は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ505に供給し、アンテナ505から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。いくつかの実施形態は単一のアンテナ505を含み得るが、実施形態は、一般に、複数のリンクのための複数のアンテナ505を含む。
メモリ515は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ515は、実行されるとプロセッサモジュール525に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード520を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア520は、プロセッサモジュール525によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール525は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール525は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール510に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール510に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
メモリ515は、ATゾーンマップ530を記憶するように構成され得る。上述のように、ATゾーンマップ530は、フェムトセルカバレージエリア、たとえばAT115のホームFAP230カバレージエリアの様々なゾーンのいくつかのまたはすべてに対するゾーンシグネチャを含み得る。もちろん、メモリ515はまた、通信およびまたはAT115の他の機能を可能にするための情報を記憶し得る。たとえば、メモリ515は、帯域外ピコネット、ネットワークセッティング、タイミングパラメータ、ネットワークリッスン情報などに対するホッピングパターンを記憶し得る。
図5Aの例示的なアーキテクチャによれば、AT115aは、ゾーンマッピングサブシステム535aと、マクロ通信サブシステム540aと、OOB通信サブシステム545aと、フェムト通信サブシステム550aとをさらに含む。これらの様々なサブシステムを、AT115の構成要素として示す。たとえば、構成要素サブシステムは、バスを介してAT115aの他の構成要素の一部または全部と通信している別々の構成要素であり得る。
AT115の一例では、構成要素サブシステムは以下のように動作し得る。上述のように、ATゾーンマップ530は、ホームFAP230カバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つに関連づけられたマクロシグネチャを各ゾーンシグネチャが表す、ゾーンシグネチャを含む。マクロ通信サブシステム540aは、近接するマクロBTS105からのマクロ信号を検出し、検出されたマクロ信号に応じてマクロシグネチャを計算し、マクロシグネチャがATゾーンマップ530内のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否かを判断するように構成される。OOB通信サブシステム545aは、検出されたマクロシグネチャがゾーンシグネチャのうちの1つと相関すると、OOBフェムトプロキシ(たとえば、フェムトプロキシシステム390)を検出するためにスキャンを開始するように構成される。フェムト通信サブシステム550aは、OOBフェムトプロキシがOOB通信サブシステム545aによって検出されると、FAP230との通信が利用可能になるように構成される。
ゾーンマッピングサブシステム535aは、ATゾーンマップ530(および/またはFAPゾーンマップ350)を生成し、更新し、改善し、検証し、かつ/または場合によってはATゾーンマップ530に影響を及ぼすように構成され得る。1つの例示的なゾーンマッピングサブシステム535aは、AT115がフェムトプロキシシステム390に接続されると、近接して配置されるビーコンソース(図2のビーコンソース250)から発生しているビーコン信号を検出する。ゾーンマッピングサブシステム535aは、検出されたビーコン信号の組合せに応じて現在のビーコンシグネチャを計算し得、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンを決定し得る。ゾーンシグネチャは、(たとえば、マクロ通信サブシステム540aから)検出されたマクロシグネチャを、現在のビーコンシグネチャに対応するフェムトセルカバレージエリアのゾーンに関連づけることによって生成され得る。ATゾーンマップ530(および/またはFAPゾーンマップ350)が、それに応じて更新され得る。代替として、ゾーンマッピングサブシステム535aは、フェムトプロキシシステム390からAT115に少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードし得、それに応じてATゾーンマップ530を更新し得る。
特に、構成要素サブシステムの機能は、他の方法で実装され得る。たとえば、図5Bの例示的なアーキテクチャによれば、AT115bは、ゾーンマッピングコントローラ535bと、マクロ通信コントローラ540bと、OOB通信コントローラ545bと、フェムト通信コントローラ550bとを含む。これらの様々なコントローラは、プロセッサモジュール525の一構成要素(たとえば、ハードウェア要素および/またはソフトウェア要素)として示され、それぞれ、図5Aのゾーンマッピングサブシステム535aと、マクロ通信サブシステム540aと、OOB通信サブシステム545aと、フェムト通信サブシステム550aとの機能を実行し得る。代替として、構成要素サブシステムまたはコントローラのいくつかのもしくはすべての機能が、コンピュータプログラム製品の一部として、または何らかの他の方法で実装され得る。
AT115が、マクロ(たとえば、セルラー)ネットワークと、1つまたは複数のOOBネットワーク(たとえば、フェムトプロキシモジュール340リンク)の両方とインターフェースするための通信機能を含むことは、注目に値する。たとえば、いくつかのAT115は、ネイティブセルラーワイヤレスリンクを介して他の適宜に構成されたデバイスと通信するために(たとえば、FAP230を介したマクロ通信ネットワークとのリンクを確立するために)トランシーバモジュール510、マクロ通信サブシステム540a、および/またはフェムト通信サブシステム550aの一部としてネイティブセルラーインターフェース(たとえば、動作中に比較的大きい電力量を消費するセルラーネットワーク通信技法を利用するトランシーバ)を含む。ネイティブセルラーインターフェースは、限定はしないが、W−CDMA、CDMA2000、GSM、WiMax、およびWLANを含む1つまたは複数の通信規格に従って動作し得る。
さらに、AT115は、ワイヤレスリンクを介して他の適宜に構成されたデバイスと通信するためのトランシーバモジュール510および/またはOOB通信サブシステム545aの一部として実装されたOOBインターフェース(たとえば、動作中に比較的低い電力量を消費し得、および/または帯域内スペクトル中よりも生じる干渉が少なくなり得るトランシーバ)をも含み得る。好適なOOB通信インターフェースの一例は、時分割複信(TDD)方式を使用するブルートゥース対応トランシーバである。Zigbee準拠トランシーバのような他の例が、上述されている。
AT115が(たとえば、ロケーションシグネチャを分析することによって)好ましいユーザゾーン内で配置されていること、AT115のロケーションがしばらくの間変わっていないことなど、様々な測定、決定などを含む実施形態による照会またはページをフェムトプロキシモジュール340に送るために、様々なタイプのトリガ条件が、AT115に、OOBインターフェース(たとえば、ブルートゥース無線)をアクティベートさせ得ることが諒解されよう。1つまたは複数のトリガ条件を確立することにおいて、AT115は、フェムトプロキシモジュール340および/またはFAP230と関連しながら、ロケーションシグネチャ(たとえば、上述のようなビーコンシグネチャ、マクロシグネチャ、ゾーンシグネチャなど)を収集し得る。追加または代替として、FAP230のネットワークリッスン(NL)が、ネットワーク環境測定を実行し得、それによりネットワークプランニングタスクが、FAP230および/またはフェムトプロキシモジュール340のサービスエリア内のシグネチャを予測するために実行され得る。
上記のシグネチャは、フェムトプロキシモジュール340が要求されるべきロケーションの中にAT115が存在することを判断することにおいて後で使用するために、所定のフォーマット(たとえば、PNオフセット、Cell ID、NID、SID、Ec/Io、他)などにおいて、レコードで提供され得る。たとえば、上記で説明したように、AT115は、おそらく、近接エージェントリソースロケーション(PARL:proximity agent resource location)シグネチャなどのシグネチャをマーキングするかまたは場合によっては指定して、AT115のメモリ内(たとえば、ATゾーンマップ530内)にそのシグネチャを記憶し得る。もちろん、PARLシグネチャは、PSC、RSCPなど、上記の例示的なパラメータの追加または代替としてパラメータを利用し得る。複数のそのようなPARLシグネチャは、複数のロケーション(ホーム、オフィス、頻繁に訪問するロケーションなど)においてフェムトプロキシモジュール340の動作を可能にするなどのために記憶され得る。さらに、本明細書で論じるように、複数のゾーン固有のPARLシグネチャが、(たとえば、FAP230に対する単一のPARLを使用するのではなく)フェムトセル検出を改善するために使用され得る。
AT115がPARLシグネチャによって潜在的に表されるロケーションの中または近くにある(たとえば、クライアントデバイスが対応するマクロBTS105のいずれかにキャンプオンしている)ときはいつでも、AT115は、現在の測定されたシグネチャを記憶されているPARLシグネチャと比較して、一致が発見されるとOOB探索プロセスを始動するように動作し得る(たとえば、一致は、マクロBTS105パイロットのいずれかが、たとえばPARLシグネチャ値の±xの中にあることを意味し得る)。しかしながら、シグネチャまたはトリガ条件が一致するが、フェムトプロキシモジュール340が数個の試行で発見されない場合は、AT115のいくつかの実施形態の動作は、従来型または他のリソース選択技法(たとえば、伝統的なフェムトセル発見手法)に頼る。
実施形態によるフェムトプロキシモジュール340のサービスを要求する動作は、フェムトプロキシモジュール340とともに動作するようになされたAT115によって、トリガ条件を使用して不必要な背景探索を回避することを介して、電力消費にほとんど影響を及ぼさない(たとえば、クライアントデバイスの待機時間にほとんど影響を及ぼさない)ことを生じ得ることを諒解されたい。すなわち、フェムトプロキシモジュール340が上記で説明したようなトリガ条件の存在に基づいてOOBリンクを介して検出することは、より多くの従来型のフェムトセル探索よりも少ない電力を消費し得る。その上、フェムトプロキシモジュール340とともに動作するようになされたAT115は、FAP230に近接しているとき(たとえば、フェムトプロキシモジュール340を検出しているとき)だけFAP230に対する背景探索を実行するように動作し得、それにより省電力がもたらされる。上記は、ネットワークのマクロセルと関連して動作している他のAT115への干渉を生じることなく、行われ得ることを諒解されたい。
上記で説明したように、いくつかの追加の特徴が、フェムトセルカバレージエリアを複数のゾーン(たとえば、図2を参照して説明したゾーン220)に区分することによって可能にされ得る。図6〜図10で、追加のAT115および/またはフェムトプロキシシステム390の機能を提供するためのゾーンを作成し使用するための様々な技法について論じる。最初に図6を参照すると、ゾーンマップを生成するための方法600のフローチャートが示される。生成されたゾーンマップは、ATゾーンマップ530および/またはFAPゾーンマップ350として記憶され得る。
方法600は、ステージ605で、ユーザの建物の中にフェムトセルを配置することによって開始する。たとえば、フェムトプロキシシステム390が、ユーザのホームまたはオフィス内にインストールされ、それにより有効なフェムトセルカバレージエリアが作成される。ステージ610で、ビーコンソースは、ゾーンを確立するためにフェムトセルのロケーションに関連する様々なロケーションにおいて配置される。たとえば、図2に示すように、ビーコンソース250は、複数のゾーン220を作成するためにユーザの建物210全体に分散され得る。ステージ615で、マクロシグネチャが各ゾーンに対して検出(たとえば、および/または計算)され、ゾーンマップ内に記憶される。生成されたゾーンマップは、それぞれ、AT95および/またはFAP230において、ATゾーンマップ530および/またはFAPゾーンマップ350として記憶され得る。
生成されたゾーンマップは、様々な方法でFAP230においてFAPゾーンマップ350として記憶され得る。いくつかの実施形態によれば、生成されたゾーンマップは、それぞれのATゾーンマップ530としてAT95において記憶され、ATゾーンマップ530は、FAPゾーンマップ350を更新し、検証し、または置き換えるためにFAP230に周期的に(またはそれ以外で)アップロードされる。他の実施形態によれば、FAP230のネットワークリッスン機能が、様々なゾーンに対するマクロシグネチャを決定するために使用され、マクロシグネチャは、次いで、FAP230においてFAPゾーンマップ350として記憶される。
ステージ615におけるように、ゾーンに対するマクロシグネチャを検出するために(すなわち、ゾーンシグネチャを生成するために)、多くの方法が存在することが上記の説明から諒解されよう。図7Aは、たとえば図6のステージ615による、ゾーンシグネチャを生成するための例示的な方法615aのフローチャートを示す。方法615aは、ステージ705で、アクセス端末をフェムトプロキシシステムのフェムトセルと通信可能に接続することによって開始する。たとえば、方法615aの開始時に、AT95がフェムトプロキシシステム390のFAP230に接続され、FAP230は、フェムトプロキシシステム390と接続するように登録、または場合によっては認可される(たとえば、ホームフェムト、オフィスフェムトなど)。
ステージ710で、現在のビーコンシグネチャが、検出された近接して配置されたビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じて、(たとえば、アクセス端末を使用して)計算される。たとえば、図2を参照して説明したように、(たとえば、フェムトプロキシシステム390内のビーコンソース250から発生するビーコン信号を含み得る)いくつかのビーコンソース250から発生するOOBビーコン信号が、AT115によって検出される。AT115は、ビーコン信号、および/またはそれらの検出されたビーコン信号が発生しているビーコンソース250の識別子に応じてビーコンシグネチャを生成し得る。
ステージ715で、アクセス端末が現在配置されているフェムトセルカバレージエリアのゾーンの決定が、(たとえば、AT115またはフェムトプロキシシステム390によって)なされる。ステージ715での決定は、ビーコンシグネチャに応じてなされる。たとえば、各ゾーンは、そのゾーン内(たとえば、そのゾーン内のいくつかの中央ロケーション内)で検出されたビーコンシグネチャと有効に相関され得る。ステージ710および715の場合のように、以前に画定されたゾーンを定義および/または認識するためにビーコンシグネチャを使用することは、ゾーンの定義は静的であっても動的であってもよいことを示唆することが諒解されよう。たとえば、ゾーンは、アプリオリに定義されてよく、静的のままであるものと仮定されてよい。代わりに、ゾーンは、検出されたビーコンシグネチャによって継続的に更新(たとえば、または検証など)されてよい。ビーコンソース250が障害に遭遇するか、移動されるか、または追加もしくは削除されるなどの場合、ゾーンの定義は適切に修正され得る。
ステージ720で、マクロ信号が、マクロ通信ネットワークからアクセス端末によって検出され得る。たとえば、AT115が現在キャンピングしているマクロネットワーク上のマクロBTS105の信号強度を、AT115は常時または周期的に測定し得る。マクロBTS105の識別子および検出されたマクロ信号に関連する信号強度は、アイドルハンドオフを決定すること、好ましいBTS105のノードを探索することなどにおいて、いくつかの標準的機能のために、AT115によって使用され得る。したがって、ステージ720での検出は、マクロネットワーク上にある間のAT115の標準的動作の一部であってよく、またはなくてもよい。場合によっては、ステージ725で、現在のマクロシグネチャが、検出されたマクロ信号に応じて(たとえば、AT115によって)計算される。
ステージ730で、ゾーンシグネチャが、ステージ725で計算された現在のマクロシグネチャを、現在のビーコンシグネチャと対応するためにステージ715で決定されたフェムトセルカバレージエリアのゾーンに関連づけることによって生成される。ステージ735で、ゾーンマップが、生成されたゾーンシグネチャに応じて更新され得る。たとえば、生成されたゾーンシグネチャと現在記憶されているゾーンシグネチャとの間の差分が計算され得る。いくつかの実施形態では、ゾーンマップに対する過剰な更新を回避するために、たとえば差分が顕著である(かまたは、たとえばある所定の閾値を超える)ときだけ、ステージ735でゾーンマップが更新される。
上記で説明したように、更新されたゾーンマップは、AT115のATゾーンマップ530であってよく、かつ/あるいはFAP230のFAPゾーンマップ350であってよい。たとえば、ATゾーンマップ530は、AT115において更新され得、その後、FAPゾーンマップ350を更新するためにフェムトプロキシシステム390にアップロードされ得る。代わりに、(たとえば、ステージ715、725および730の)シグネチャ生成のいくつかまたはすべては、必要な場合にFAPゾーンマップ350の更新において使用するためにフェムトプロキシシステム390において実施され得る。情報は、その後、ATゾーンマップ530の更新または生成において使用するために、全体的にまたは部分的にAT115にダウンロードされ得る。
たとえば図6のステージ615による、ゾーンシグネチャを生成するための別の例示的な方法615bのフローチャートを、図7Bに示す。方法615bのいくつかのステージは、図7Aを参照して説明したステージと実質的に同等であり得、方法615bの記載に対する追加のコンテキストと明快さとを与えるために、破線の囲みで示される。たとえば、図7Aにおけるように、方法615bは、ステージ705でアクセス端末をフェムトプロキシシステム390のフェムトセルと通信可能に接続することによって開始する。
ひとたびアクセス端末がフェムトセルと接続すると、様々なパスが方法615bを介してトラバースされ得る。1つのパスによれば、アクセス端末は、ステージ745で、単に、フェムトプロキシシステムのゾーンマップ(たとえば、FAPゾーンマップ350)に応じてアクセス端末ゾーンマップ(たとえば、ATゾーンマップ530)をダウンロードし得る。たとえば、ATゾーンマップ530を、ダウンロードによって(たとえば、「オンザフライで」)生成し、AT115とフェムトプロキシシステム390とのゾーンのビューを周期的に同期させるために使用し、ATゾーンマップ530を検証および/または更新するために使用することなどができる。
異なるパスによれば、方法615bは、検出された近接して配置されたビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じて、現在のビーコンシグネチャが(たとえば、アクセス端末を使用して)計算されるステージ710に進み得る。ステージ715で、アクセス端末が現在配置されているフェムトセルカバレージエリアのゾーンの決定がなされる。このステージで、方法615bは、再び分岐し得る。1つのパスによれば、各ゾーンシグネチャは、図7Aのステージ720〜730を参照しながら説明するように生成される。詳細には、マクロ信号が、ステージ720でマクロ通信ネットワークからアクセス端末によって検出され得、ステージ725で計算される現在のマクロシグネチャを生成するために使用され得、ステージ730で対応するゾーンシグネチャを生成するためにステージ715で決定された現在のゾーンと相関させられ得る。別のパスによれば、ステージ715で決定された現在のゾーンに対応するゾーンシグネチャが、ステージ740でフェムトプロキシシステム390から(たとえば、FAPゾーンマップ350から)ダウンロードされる。
生成またはダウンロードされたゾーンシグネチャは、1つまたは複数のゾーンマップを更新または改善するために使用され得る。ステージ735aで、アクセス端末内のゾーンマップが、ステージ730または740からのゾーンシグネチャに応じて更新される。ステージ735bで、フェムトプロキシシステム390内のゾーンマップが、ステージ730または740からのゾーンシグネチャに応じて更新される。ゾーンマップからの情報は、場合によっては共有され得る。たとえば、ATゾーンマップ530が、FAPゾーンマップ350を更新するために使用され得、かつ/またはFAPゾーンマップ350が、ATゾーンマップ530を更新するために使用され得る。ある例示的な場合には、ATゾーンマップ530およびFAPゾーンマップ350が、ブロック745で同期される。
ゾーンが確立され、部分的または完全なゾーンマップが生成され、それらは、様々なタイプの機能を提供するために使用され得る。この機能のいくつかを、図8〜図10の方法によって示す。図8は、区分されたフェムトセルカバレージエリアの情報を使用するアクセス端末OOB無線の選択的アクティベートのための例示的な方法800のブロック図を示す。
方法800は、ステージ805で、マクロ通信ネットワークからのマクロ信号をアクセス端末において検出することによって開始する。たとえば、AT115が現在キャンピングしているマクロネットワーク上のマクロBTS105の信号強度を、AT115は常にまたは周期的に測定し得る(たとえば、閾値に基づいて周期的にまたはそれ以外で)。したがって、ステージ720での検出は、マクロネットワーク上にある間、AT115の標準的動作の一部であってよく、またはなくてもよい。場合によっては、ステージ810で、現在のマクロシグネチャが、検出されたマクロ信号に応じて(たとえば、AT115によって)計算される。
現在のマクロシグネチャを計算するための1つの例示的な方法900を、図9に示す。図示のように、図8のステージ805(参照のために破線の囲いで示す)でマクロ通信ネットワークからのマクロ信号をアクセス端末において検出した後、ステージ905で、N個の最強の検出されたマクロ信号およびそれぞれのマクロ識別子が決定され得る。たとえば、ステージ810で、マクロシグネチャの生成に使用するために3つの最強のマクロ信号だけを選択することが望ましい。
N個の最強のマクロ信号は、マクロ信号を生成するために、たとえばゾーン毎にマクロ信号内に見られる変化の量に応じて、異なる方法で使用され得る。図示のように、ステージ910で、マクロシグネチャは、マクロ識別子それぞれの信号強度に応じて順序づけられても順序づけられなくてもよいN個のマクロ識別子のセットとして構築され得る。たとえば、3つのマクロBTS105(A、BおよびC)からのマクロ信号が検出される場合、1つの例示的なマクロシグネチャは、順序づけられないセット「[A B C]」を含む。別の例示的なマクロシグネチャは、同じセットであるが、信号強度に応じて順序づけられたセット(たとえば、「[B C A]」、ここでBはCより強く、CはAより強い)を含み得る。もちろん、多くの他のタイプのマクロシグネチャが生成され得る。たとえば、マクロシグネチャとして使用するために組み合わされた信号を生成するために、式またはアルゴリズムが、マクロ識別子、信号強度などに適用され得る。
図8の方法800に戻ると、ステージ815で、ステージ810による現在のマクロシグネチャがゾーンマップ(たとえば、ATゾーンマップ530)内にローカルに記憶されたいくつかのゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否かについて判断がなされる。たとえば、ゾーンマップ内のゾーンシグネチャが、フェムトセルカバレージエリアのいくつかのゾーンのうちの1つに以前に関連づけられたマクロシグネチャを表す。以前の関連が、それぞれ、図7Aの方法615aもしくは図7Bの方法615b、または何らかの他の方法に応じていくつかの場合において実施され得る。たとえば、ゾーンマップが、アプリオリおよび/または動的に生成され得る。
ブロック815で、現在のマクロシグネチャがゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャのいずれとも相関しないという決定がなされる場合、方法800は、ブロック810に戻り得る。上記で説明したように、AT115が現在キャンプされているマクロネットワーク上のマクロBTS105の信号強度を、AT115は測定することを継続し得る(たとえば、閾値に基づいて周期的にまたはそれ以外で)。たとえば、方法800が実施されるときにAT115のOOB無線がオフである場合、OOB無線はアクティベートされ得ない。方法800が実施されるときにAT115のOOB無線がオンである場合、OOB無線はフェムトプロキシシステム390のOOBフェムトプロキシ(フェムトプロキシモジュール340)を探索するように指示され得ない。
いくつかの実施形態では、ブロック815で、現在のマクロシグネチャが、ゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャのうちの少なくとも1つと相関するという決定がなされる場合、方法800は、フェムトプロキシシステムの帯域外フェムトプロキシを検出するために、アクセス端末内のOOBサブシステムをアクティベートし得る。たとえば、AT115内のブルートゥース無線がアクティベートされ得る。図5Aを参照して上記で説明したように、例示的なAT115において、AT115aのOOB通信サブシステム545aが、フェムトプロキシシステム390のフェムトプロキシモジュール340を探索するために、アクティベートされ得、かつ/または指示され得る。
他の実施形態では、ブロック815で、現在のマクロシグネチャが、ゾーンマップ内にローカルに記憶されたゾーンシグネチャのうちの少なくとも1つと相関するという決定がなされる場合、方法800は、フェムトプロキシシステムのフェムトセルを検出するために、アクセス端末内のWWANサブシステムをアクティベートし得る。たとえば、AT115内のWWAN無線がアクティベートされ得る。次いで、フェムトセルページングプロシージャが開始し得、それによってAT115が、フェムトプロキシシステム390のFAP230を検出し得る。
ある場合には、ステージ825で、アクセス端末のOOBサブシステムがアクティベートされると、他の機能が実施され得る。図10は、図8の方法800に続く例示的な方法1000のフローチャートを示す。図8のステージ825(参照のため破線の囲いで示す)でアクセス端末のOOBサブシステムをアクティベートした後、方法1000は、ステージ1005で帯域外フェムトプロキシをスキャンするためにアクセス端末のOOBサブシステムを使用し得る。
ステージ1005で、OOBフェムトプロキシのスキャンが成功する場合、フェムトプロキシシステム390のフェムトセルを検出するために、ステージ1010でさらなるスキャンが開始され得る。説明したように、このことは、AT115、FAP230などの動作に影響を及ぼすことを伴い得る。たとえば、FAP230は、送信電力を増加することによってフェムトセルカバレージエリアを広げ(bloom)得、かつ/またはAT115は、そのホーム(またはいくつかの他の登録された)FAP230を探索することを開始し得る。もしフェムトセルがアクセス端末によって検出されるときは、アクセス端末は、ステージ1015でフェムトセルと通信可能に接続(たとえば、接続)し得る。
本開示の実施形態は、特に、既存のネットワーク内での配備に好適であり得ることを諒解されたい。たとえば、実施形態は、クライアントデバイスプロビジョニングなしに、かつ無線アクセスネットワーク(RAN)構成なしに配備され得る。その上、実施形態による動作において、OOB近接エージェントが発見されない場合、クライアントデバイスは、必要な場合、既存のフェムトセル発見および選択技法に頼り得る。たとえば、マクロセル信号強度がそのような閾値の下に低下する(たとえば、インター周波数探索に対してCPICH Ec/Io<Sintersearch、およびイントラ周波数探索に対してCPICH Ec/Io<Sintersearch)とき、たとえクライアントデバイスの帯域外技法がOOBフェムトプロキシを検出しなくても、クライアントデバイスが、再選択するためにセルを探索するように、通常の探索閾値(たとえば、Sintersearch閾値)が保持され得る。したがって、実施形態は、フェムトセル選択技法を置き換えるのではなく補助し得る。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールか、またはその2つの組合せで実施できる。ソフトウェアモジュールは、任意の形態の有形記憶媒体中に常駐し得る。使用できる記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令であり得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合できる。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換することができる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は本開示の範囲または特許請求の範囲から逸脱することなく変更できる。
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は1つまたは複数の命令として有形コンピュータ可読媒体に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な有形媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の有形媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示する動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を有形に記憶(および/または符号化)したコンピュータ可読有形媒体であり得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信できる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書に記載の方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で取得できることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局がストレージ手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、ストレージ手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなど物理記憶媒体など)によって提供できる。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の適切な技法を利用することができる。
本教示およびそれらの利点について詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって規定される本教示の技術から逸脱することなく様々な変更、置換および改変を本明細書で行うことができることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書で説明するプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法およびステップの特定の態様に限定されるものではない。当業者なら本開示から容易に諒解するように、本明細書で説明する対応する態様と実質的に同じ機能を実行するか、または実質的に同じ結果を達成する、現存するかまたは後で開発される、プロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはステップは本教示に従って利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、それらの範囲内にそのようなプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはステップを含むものとする。

Claims (41)

  1. フェムトセルを発見するための方法であって、
    アクセス端末で複数のマクロセルを検出することと、ここで、各マクロ信号は、マクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられ、前記マクロセルは、通信サービスを前記アクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部である、
    前記検出された複数のマクロ信号に応じて、前記アクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算することと、
    前記現在のマクロシグネチャがゾーンマップ内にローカルに記憶された複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否かを判断することと、ここで、各ゾーンシグネチャは、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを表す、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることと
    を備える、方法。
  2. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることは、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルを検出するために前記アクセス端末内のフェムト通信サブシステムをアクティベートすることを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることは、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、帯域外フェムトプロキシを検出するために前記アクセス端末内の帯域外サブシステムをアクティベートすることを備え、前記帯域外フェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合されている、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記帯域外フェムトプロキシが前記アクセス端末によって検出された後、前記フェムトプロキシシステムの前記フェムトセルを検出するために前記アクセス端末においてスキャンを開始することと、
    前記フェムトセルが前記アクセス端末によって検出されると、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記帯域外サブシステムおよび前記帯域外フェムトプロキシは、ブルートゥース通信リンクを介して通信するように構成される、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記アクセス端末が前記フェムトセルカバレージエリア内に配置される状態で、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと、
    前記アクセス端末が、前記フェムトセルと通信可能に接続され、前記フェムトセルカバレージエリア内で配置される間に、
    検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じて、前記アクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算することと、
    前記アクセス端末が配置されるゾーンを決定することと、ここで、前記ゾーンは、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記複数のゾーンのうちの1つである、
    前記現在のマクロシグネチャを、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記ゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成することと、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記生成されたゾーンシグネチャで更新することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビーコン信号のうちの少なくとも1つがブルートゥース信号である、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記ビーコンソースのうちの少なくとも1つは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合された帯域外フェムトプロキシである、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと、
    前記フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置から前記アクセス端末に、少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードすることと、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記ダウンロードされたゾーンシグネチャで更新することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記検出された複数のマクロ信号に応じて前記アクセス端末を使用して前記現在のマクロシグネチャを計算することは、
    前記マクロ識別子と、各マクロ信号に対する信号強度とを決定することを備え、
    前記マクロシグネチャは、前記それぞれの信号強度に応じて順序づけられた前記マクロ識別子のセットを備える、
    請求項1に記載の方法。
  11. 各マクロセルは、イントラ周波数、隣接するフェムトセルでない前記フェムトセルのインター周波数近傍である、
    請求項1に記載の方法。
  12. 複数のゾーンシグネチャを有するゾーンマップを備えるデータ記憶装置と、ここで、各ゾーンシグネチャがフェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと関連づけられたマクロシグネチャを表す、
    前記データ記憶装置と通信可能に接続され、
    複数のマクロ信号を検出し、ここで、各マクロ信号は、マクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられ、前記マクロセルは、マクロ通信ネットワークの一部である、
    前記検出された複数のマクロ信号に応じて、現在のマクロシグネチャを計算し、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否かを判断する
    ように構成された、マクロ通信サブシステムと、
    前記マクロ通信サブシステムと通信可能に接続され、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートし、
    前記フェムトセルが検出されると、前記フェムトセルとの通信が利用可能になる
    ように構成された、フェムト通信サブシステムと
    を備える、アクセス端末。
  13. 前記フェムト通信サブシステムは、前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記現在のマクロシグネチャがワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)リンクを介して前記フェムトセルのスキャンを開始することによって前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関する場合、前記フェムトセルの検出をアクティベートするように構成される、
    請求項12に記載のアクセス端末。
  14. 前記フェムト通信サブシステムと通信可能に接続された帯域外(OOB)通信サブシステムをさらに備え、
    前記フェムト通信サブシステムは、前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記現在のマクロシグネチャがOOBフェムトプロキシを検出するために前記OOB通信サブシステムをアクティベートすることによって前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関する場合、前記フェムトセルの検出をアクティベートするように構成され、前記OOBフェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合されている、
    請求項12に記載のアクセス端末。
  15. 前記フェムト通信サブシステムは、
    前記帯域外フェムトプロキシが前記OOB通信サブシステムによって検出された後、前記フェムトプロキシシステムの前記フェムトセルを検出するためにスキャンを開始し、
    前記フェムトセルが検出されると、前記アクセス端末と前記フェムトセルとの間に通信リンクを確立する
    ようにさらに構成される、請求項14に記載のアクセス端末。
  16. 前記フェムト通信サブシステムが前記フェムトセルカバレージエリア内で配置される間に前記フェムトセルと通信可能に接続されるときに、近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号を検出し、
    前記検出されたビーコン信号の組合せに応じて、現在のビーコンシグネチャを計算し、
    前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアのゾーンを決定し、
    前記現在のマクロシグネチャを前記マクロ通信サブシステムから受信し、
    前記受信された現在のマクロシグネチャを、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記ゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成し、
    前記生成されたゾーンシグネチャに応じて前記ゾーンマップを更新する
    ように構成されたゾーンマッピングサブシステムをさらに備える、請求項12に記載のアクセス端末。
  17. 前記ビーコン信号のうちの少なくとも1つがブルートゥース信号である、
    請求項16に記載のアクセス端末。
  18. 前記ビーコンソースのうちの少なくとも1つが、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合された帯域外フェムトプロキシである、
    請求項16に記載のアクセス端末。
  19. 前記フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置から前記アクセス端末に、少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードし、
    前記ダウンロードされたゾーンシグネチャに応じて前記ゾーンマップを更新する
    ように構成されたゾーンマッピングサブシステムをさらに備える、請求項12に記載のアクセス端末。
  20. 前記マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することによって、
    前記マクロ通信サブシステムは、前記検出された複数のマクロ信号に応じて前記アクセス端末を使用して前記現在のマクロシグネチャを計算するように構成され、
    前記マクロシグネチャは、前記それぞれの信号強度に応じて順序づけられた前記マクロ識別子のセットを備える、
    請求項12に記載のアクセス端末。
  21. アクセス端末内でフェムトセルを発見するためのプロセッサであって、
    マクロ識別子に対応するマクロセルに、各マクロ信号が関連づけられた、複数のマクロ信号を検出し、ここで、前記マクロセルは、マクロ通信ネットワークの一部である、
    前記検出された複数のマクロ信号に応じて、現在のマクロシグネチャを計算し、
    前記現在のマクロシグネチャが前記マクロ通信コントローラに対してローカルに通信可能に接続されたゾーンマップ内に記憶された複数のうちの1つと相関するか否かを判断する
    ように構成されたマクロ通信コントローラと、ここで、各ゾーンシグネチャは、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと関連づけられたマクロシグネチャを表す、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートし、
    前記フェムトセルが検出されると、前記フェムトセルとの通信が利用可能になる
    ように構成された、フェムト通信コントローラと
    を備える、プロセッサ。
  22. 前記フェムト通信コントローラは、前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記現在のマクロシグネチャがワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)リンクを介して前記フェムトセルのスキャンを開始することによって前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関する場合、前記フェムトセルの検出をアクティベートするように構成される、
    請求項21に記載のプロセッサ。
  23. 前記フェムト通信コントローラと通信可能に接続される、帯域外(OOB)通信コントローラをさらに備え、
    前記フェムト通信コントローラは、前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記現在のマクロシグネチャがOOBフェムトプロキシを検出するために前記OOB通信コントローラをアクティベートすることによって前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関する場合、前記フェムトセルの検出をアクティベートするように構成され、前記OOBフェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合されている、
    請求項21に記載のプロセッサ。
  24. 前記フェムト通信コントローラは、
    前記帯域外フェムトプロキシが前記帯域外通信コントローラによって検出された後、前記フェムトプロキシシステムの前記フェムトセルを検出するためにスキャンを開始し、
    前記フェムトセルが検出されると、前記アクセス端末と前記フェムトセルとの間に通信リンクを確立する
    ようにさらに構成される、請求項23に記載のプロセッサ。
  25. 前記フェムト通信コントローラが、前記フェムトセルカバレージエリア内で配置される間に前記フェムトセルと通信可能に接続されるときに、近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号を検出し、
    前記検出されたビーコン信号の組合せに応じて、現在のビーコンシグネチャを計算し、
    前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアのゾーンを決定し、
    前記現在のマクロシグネチャを前記マクロ通信コントローラから受信し、
    前記受信された現在のマクロシグネチャを、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記ゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成し、
    前記生成されたゾーンシグネチャに応じて前記ゾーンマップを更新する
    ように構成されたゾーンマッピングコントローラをさらに備える、請求項21に記載のプロセッサ。
  26. 前記フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置から前記アクセス端末に、少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードし、
    前記ダウンロードされたゾーンシグネチャに応じて前記ゾーンマップを更新する
    ように構成されたゾーンマッピングコントローラをさらに備える、請求項21に記載のプロセッサ。
  27. 前記マクロ識別子と各マクロ信号に対する信号強度とを決定することによって、
    前記マクロ通信コントローラは、前記検出された複数のマクロ信号に応じて前記アクセス端末を使用して前記現在のマクロシグネチャを計算するように構成され、
    前記マクロシグネチャは、前記それぞれの信号強度に応じて順序づけられた前記マクロ識別子のセットを備える、
    請求項21に記載のプロセッサ。
  28. プロセッサ可読媒体上に常駐し、プロセッサ可読命令を備えるコンピュータプログラム製品であって、プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
    複数のマクロ信号をアクセス端末で検出することと、ここで、各マクロ信号は、マクロ識別子に対応するマクロセルと関連づけられ、前記マクロセルは、通信サービスを前記アクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部である、
    前記検出された複数のマクロ信号に応じて、前記アクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算することと、
    前記現在のマクロシグネチャがゾーンマップ内にローカルに記憶された複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するか否か判断することと、ここで、各ゾーンシグネチャは、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを表す、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることと
    を備えるステップを実行させる、コンピュータプログラム製品。
  29. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることは、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルを検出するために、前記アクセス端末内のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)サブシステムをアクティベートすることを備える、
    請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  30. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートすることは、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、帯域外フェムトプロキシを検出するために前記アクセス端末内の帯域外サブシステムをアクティベートすることを備え、
    前記帯域外フェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合されている、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  31. 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
    前記帯域外フェムトプロキシが前記アクセス端末によって検出された後、前記フェムトセルを検出するために前記アクセス端末においてスキャンを開始することと、
    前記フェムトセルが前記アクセス端末によって検出されると、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと
    をさらに備えるステップを実行させる、請求項30に記載のコンピュータプログラム製品。
  32. 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
    前記アクセス端末が前記フェムトセルカバレージエリア内で配置されると、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと、
    前記アクセス端末が、前記フェムトセルと通信可能に接続され、前記フェムトセルカバレージエリア内で配置される間に、
    検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じて、前記アクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算することと、
    前記アクセス端末が配置されるゾーンを決定することと、ここで、前記ゾーンは、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記複数のゾーンのうちの1つである、
    前記現在のマクロシグネチャを、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記ゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成することと
    を行うことと、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記生成されたゾーンシグネチャで更新することと
    をさらに備えるステップを実行させる、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  33. 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
    前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続することと、
    前記フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置から前記アクセス端末に、少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードすることと、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記ダウンロードされたゾーンシグネチャで更新することと
    をさらに備えるステップを実行させる、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 前記検出された複数のマクロ信号に応じて、前記アクセス端末を使用して前記現在のマクロシグネチャを計算することは、
    前記マクロ識別子と、各マクロ信号に対する信号強度とを決定することを備え、
    前記マクロシグネチャが、前記それぞれの信号強度に応じて順序づけられた前記マクロ識別子のセットを備える、
    請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  35. フェムトセルを発見するためのシステムであって、
    複数のマクロ信号をアクセス端末において検出するための手段と、ここで、各マクロ信号は、前記マクロ識別子に対応するマクロセルと関連付けられ、前記マクロセルは、通信サービスをアクセス端末に提供するように構成されたマクロ通信ネットワークの一部である、
    前記検出された複数のマクロ信号に応じて、前記アクセス端末を使用して現在のマクロシグネチャを計算するための手段と、
    前記現在のマクロシグネチャがゾーンマップ内にローカルに記憶された複数のゾーンシグネチャうちの1つと相関するか否か判断するための手段と、ここで、各ゾーンシグネチャは、フェムトセルによって提供されるフェムトセルカバレージエリアの複数のゾーンのうちの1つと以前に関連づけられたマクロシグネチャを表す、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートするための手段と
    を備える、システム。
  36. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートするための前記手段は、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルを検出するために、前記アクセス端末内のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)サブシステムをアクティベートするための手段を備える、
    請求項35に記載のシステム。
  37. 前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、前記フェムトセルの検出をアクティベートするための前記手段は、
    前記現在のマクロシグネチャが前記複数のゾーンシグネチャのうちの1つと相関するときに、帯域外フェムトプロキシを検出するために、前記アクセス端末内の帯域外通信サブシステムをアクティベートするための手段を備え、前記帯域外フェムトプロキシは、フェムトプロキシシステムの一部として前記フェムトセルと統合されている、
    請求項35に記載のシステム。
  38. 前記帯域外フェムトプロキシが前記アクセス端末によって検出された後、前記フェムトプロキシシステムの前記フェムトセルを検出するために前記アクセス端末においてスキャンを開始するための手段と、
    前記フェムトセルが前記アクセス端末によって検出されると、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続するための手段と
    をさらに備える、請求項37に記載のシステム。
  39. 前記アクセス端末が前記フェムトセルカバレージエリア内で配置されるときに、前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続するための手段と、
    前記アクセス端末が前記フェムトセルと通信可能に接続され、前記フェムトセルカバレージエリア内で配置される間に、
    検出された近接して配置されるビーコンソースから発生するビーコン信号の組合せに応じて、前記アクセス端末を使用して現在のビーコンシグネチャを計算するための手段と、
    前記アクセス端末が配置されるゾーンを決定するための手段と、ここで、前記ゾーンは、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記複数のゾーンのうちの1つである、
    前記現在のマクロシグネチャを、前記現在のビーコンシグネチャに対応する前記フェムトセルカバレージエリアの前記ゾーンと関連づけることによってゾーンシグネチャを生成するための手段と、
    を行う手段と、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記生成されたゾーンシグネチャで更新するための手段と
    をさらに備える、請求項35に記載のシステム。
  40. 前記アクセス端末を前記フェムトセルと通信可能に接続するための手段と、
    前記フェムトセルと通信可能に接続されたデータ記憶装置から前記アクセス端末に、少なくとも1つのゾーンシグネチャをダウンロードするための手段と、
    前記アクセス端末においてローカルに記憶された前記ゾーンマップを、前記ダウンロードされたゾーンシグネチャで更新するための手段と
    をさらに備える、請求項35に記載のシステム。
  41. 前記検出された複数のマクロ信号に応じて前記アクセス端末を使用して前記現在のマクロシグネチャを計算するための前記手段は、
    前記マクロ識別子と、各マクロ信号に対する信号強度とを決定するための手段を備え、
    前記マクロシグネチャは、前記それぞれの信号強度に応じて順序づけられた前記マクロ識別子のセットを備える、
    請求項35に記載のシステム。
JP2013529338A 2010-09-16 2011-09-15 ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善 Expired - Fee Related JP5766809B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/883,532 2010-09-16
US12/883,532 US8630640B2 (en) 2010-09-16 2010-09-16 Refining femtocell coverage information with beacon transmitters
PCT/US2011/051813 WO2012037387A1 (en) 2010-09-16 2011-09-15 Refining femtocell coverage information with beacon transmitters

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015075943A Division JP2015159572A (ja) 2010-09-16 2015-04-02 ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013537390A true JP2013537390A (ja) 2013-09-30
JP5766809B2 JP5766809B2 (ja) 2015-08-19

Family

ID=44721081

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529338A Expired - Fee Related JP5766809B2 (ja) 2010-09-16 2011-09-15 ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善
JP2015075943A Pending JP2015159572A (ja) 2010-09-16 2015-04-02 ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015075943A Pending JP2015159572A (ja) 2010-09-16 2015-04-02 ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8630640B2 (ja)
EP (1) EP2617227B1 (ja)
JP (2) JP5766809B2 (ja)
KR (1) KR101527790B1 (ja)
CN (1) CN103109559B (ja)
WO (1) WO2012037387A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9072032B2 (en) 2010-10-15 2015-06-30 Qualcomm Incorporated Femtocell indication of mobile device proximity and transmission of mobile identity to assist in resolving femtocell disambiguation
JP5505262B2 (ja) * 2010-11-05 2014-05-28 富士通株式会社 負荷分散方法、基地局
US10111104B2 (en) 2012-12-26 2018-10-23 Lg Electonics Inc. Method for measuring subband in wireless communication system, and apparatus therefor
US9603065B2 (en) * 2013-04-03 2017-03-21 Google Technology Holdings LLC Methods and devices for cell discovery
CN103297975B (zh) * 2013-05-24 2016-07-06 上海交通大学 宏蜂窝毫微蜂窝共存网络频谱与接入许可的分配方法
US9491691B2 (en) 2014-09-11 2016-11-08 Laird Technologies, Inc. Bluetooth assisted cooperative WiFi scan and roam
US10206129B2 (en) * 2014-09-16 2019-02-12 Empire Technology Development Llc Cellular range expansion of base station
IN2015CH01606A (ja) * 2015-03-28 2015-04-24 Wipro Ltd
US9363784B1 (en) * 2015-04-30 2016-06-07 Mist Systems Inc. Methods and apparatus relating to the use of real and/or virtual beacons
US9955440B2 (en) * 2015-06-26 2018-04-24 Cisco Technology, Inc. Jointly managed access point transmit power control
US10659971B2 (en) 2016-12-22 2020-05-19 Dell Products, Lp Method and apparatus for optimizing selection of radio channel frequency and geographic location for WLAN access points

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009120902A1 (en) * 2008-03-27 2009-10-01 Qualcomm Incorporated Power efficient small base station scanning and acquisition
WO2009125208A1 (en) * 2008-04-09 2009-10-15 Ubiquisys Limited Access point
JP2009536808A (ja) * 2006-05-08 2009-10-15 スカイフック ワイヤレス,インク. Wlan測位システムにおいてユーザ移動の属性を推定する方法およびシステム
JP2010187138A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Kddi Corp 移動局、通信方法および通信プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101536587A (zh) * 2006-09-07 2009-09-16 爱尔瓦纳股份有限公司 为进行无线联网的私有接入点配置优选的用户区列表
US8078165B2 (en) * 2006-09-07 2011-12-13 Airvana, Corp. Configuring preferred user zone lists for private access points for wireless networking
EP2060130A4 (en) * 2006-10-31 2010-03-10 Kineto Wireless Inc METHOD AND APPARATUS FOR PERMITTING TRANSMISSION FOR FEMTOCELLS
US8351901B2 (en) * 2007-06-21 2013-01-08 Airwalk Communications, Inc. System, method, and computer-readable medium for user equipment registration and authentication processing by a femtocell system
KR100883268B1 (ko) * 2007-08-30 2009-02-17 에스케이 텔레콤주식회사 펨토셀 기지국 커버리지 설정 시스템 및 그 방법
US8594663B2 (en) * 2007-09-24 2013-11-26 Airvana Llc Selecting embedded cells in wireless networks
WO2009055827A1 (en) * 2007-10-25 2009-04-30 Starent Networks, Corp. Interworking gateway for mobile nodes
US20090219888A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Yong Chen System and Method for Providing Connection Handoffs in Wireless Networks
CN101626608B (zh) * 2008-07-07 2012-07-04 中兴通讯美国公司 在无线通信系统中使用认证序列

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536808A (ja) * 2006-05-08 2009-10-15 スカイフック ワイヤレス,インク. Wlan測位システムにおいてユーザ移動の属性を推定する方法およびシステム
WO2009120902A1 (en) * 2008-03-27 2009-10-01 Qualcomm Incorporated Power efficient small base station scanning and acquisition
JP2011516009A (ja) * 2008-03-27 2011-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド 電力効果的小型基地局走査及び取得
WO2009125208A1 (en) * 2008-04-09 2009-10-15 Ubiquisys Limited Access point
JP2011523245A (ja) * 2008-04-09 2011-08-04 ユビキシス リミテッド アクセスポイント
JP2010187138A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Kddi Corp 移動局、通信方法および通信プログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014010152; Edward G. Tiedemann: Femtocell Activities in 3GPP2 TSG-C , 20090331 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2617227A1 (en) 2013-07-24
EP2617227B1 (en) 2019-02-27
KR20130090901A (ko) 2013-08-14
US8630640B2 (en) 2014-01-14
JP5766809B2 (ja) 2015-08-19
WO2012037387A1 (en) 2012-03-22
KR101527790B1 (ko) 2015-06-16
CN103109559A (zh) 2013-05-15
CN103109559B (zh) 2016-06-22
JP2015159572A (ja) 2015-09-03
US20120071160A1 (en) 2012-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5766809B2 (ja) ビーコン送信機を用いたフェムトセルカバレージ情報の改善
US9781659B2 (en) Proximity detection for femtocells using out-of-band links
JP5675990B2 (ja) フェムトセル動作のための近隣エージェント・ベースの帯域外通信
JP6339122B2 (ja) フェムト支援アクティブハンドインを可能にするためにターゲットフェムトセルを一意に識別すること
KR101561581B1 (ko) 펨토셀들 내에서의 불연속적인 송신
US8838117B2 (en) Active macro-femto hand-in with help from out-of-band proxy
JP6092239B2 (ja) フレキシブル帯域幅小型セル
US20120214494A1 (en) Proxied user equipment wake up using cell change mechanism
US8706146B2 (en) Out-of-band paging with group identifier to reduce mobile detection latency
JP5694567B2 (ja) 帯域外リンクによるフェムトセルビーコン干渉の軽減
JP2017153149A (ja) フェムトアクセスポイントの検出のための帯域外スキャニング
JP2015510742A (ja) 帯域外リンクを用いた近接指示
JP5859647B2 (ja) アクティブなハンドインを可能にするためにターゲットフェムトセルを一意に識別すること
US20120182966A1 (en) Out-of-band paging for proximity detection in a femto deployment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150402

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5766809

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees