JP2013523294A - 薬物送達デバイスを識別するための方法及びシステム - Google Patents

薬物送達デバイスを識別するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

複数の薬物のタイプを投与するのに使用され得る薬物送達デバイス(100、202、302)を識別するための方法及びシステムが開示される。薬物送達システム(200、300)は、薬物送達デバイス(100、202、302)及び識別シェル(201、304)を含む。薬物送達デバイス(100、202、302)は所定の薬剤(125)を保持する。識別シェル(201、304)は薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付け可能である。識別シェル(201、304)は、薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付けるように構成される少なくとも1つのシェル型機能(204、206)及び少なくとも1つの識別機能(212)を含んでよい。識別機能(212)は薬物送達デバイス(100、202、302)中の所定の薬剤(125)を特定する。
【選択図】 図2

Description

本開示は一般に薬物送達デバイスを対象にする。特に、本開示は一般に薬物送達デバイス、例えば異なる薬物又は異なる薬物濃度を充填し得る注射器具を対象にする。代表的な薬物送達デバイスは、限定されるものではないが、注射器、ペン型注射器、ポンプ、吸入器、又は他の類似の注射又は注入器具を含む。薬物送達デバイスは少なくとも1つの薬剤を含む少なくとも1つのリザーバを必要とし得る。
アンプル、カートリッジ、又はバイアルなどの薬剤リザーバは周知となっている。そのようなリザーバは、特に患者によって自己投与され得る薬剤に用いられてよい。例えば、インスリンでは、糖尿病に罹っている患者はペン型注射器を介して注射するか又はポンプを介して注入し得る一定量のインスリンを必要とするかもしれない。特定の公知の再使用可能なペン型薬物送達デバイスでは、患者はインスリンを含むカートリッジをカートリッジホルダの近位端へ装填する(load)。カートリッジが正しく装填された後、使用者は次いで薬剤の用量を選択することを求められるかもしれない。複数回用量がカートリッジから投薬され得る。更に、異なる薬剤を含むリザーバはカートリッジホルダに装填され得る。このように、所定の薬物送達デバイスは複数の異なる薬剤を送達するのに使用されてよい。例えば、所定の薬物送達デバイスは所定の計画において短時間作用型インスリン及び別の計画において長時間作用型インスリンを送達するのに使用されてよい。別の例として、特定のタイプの第1の薬物送達デバイスは第1の薬剤を送達するのに使用されてよく、そして同じタイプの第2の薬物送達デバイスは第1とは異なる第2の薬剤を送達するのに使用されてよい
薬物送達デバイスが再使用可能デバイスを含む場合、一度装填したカートリッジが空になると、カートリッジホルダは薬物送達デバイスから連結解除されてよく、そして空のカートリッジは取り外され新しいカートリッジと交換され得る。そのようなカートリッジの大部分の供給者は空のカートリッジを適切に廃棄することを推奨する。薬物送達デバイスが使い捨てデバイスを含む場合、一度カートリッジが空になると、使用者がデバイス全部を廃棄することが推奨され得る。
所定の薬物送達デバイスが複数の異なる薬剤を送達することを可能にするそのような公知自己投与システムは特定の制限を有し得る。例えば、所定の薬物送達デバイスは複数の薬剤を送達するのに使用されてよいので、識別及びカートリッジ交差使用問題が起こり得る。例として、所定の薬物送達デバイスの使用者は、通常所定の薬物送達デバイス、特に第1の薬剤(例えば、長時間作用型インスリン)を送達するために、第1の薬物送達デバイスを使用してよい。しかしながら、予定のシナリオの下では、第1のデバイスと同じタイプ、又は所定の第1の薬物送達デバイスと類似のデバイスである第2の薬物送達デバイスは、第2の薬剤(例えば、短時間作用型インスリン)を含んでよい。使用者はこの第2のデバイスを使用してよく、そして使用者は所定の薬物送達デバイスを第1の薬剤と関連付けるので、第2の薬物送達デバイスが第1の薬剤を含むことを予期する。使用者が第1の薬剤の用量を予期するとき、使用者は次に第2の薬剤を注射し得る。
長時間作用型インスリンの代わりに短時間作用型インスリンなどの、薬剤の間違った可能性のある用量の投与が障害又は死亡をもたらし得ることから、そのような状況を回避することは非常に重要といえる。従って、複数の薬剤を送達するのに使用し得る薬物送達デバイスを識別する必要性が存在し得る。
本発明により解決されるべき一般的な問題は、使用者に対する安全性が改善される薬物送達システムを提供することである。
1つの態様では、薬物送達デバイスに取り付け可能な識別シェルが提供される。識別シェルは少なくとも1つのシェル型機能を含んでよい。シェル型機能はシェルの形状を含む。特に、シェル型機能はある程度の剛性を有してよい。それによって、シェルがデバイスに取り付けられる前にも及びシェルがデバイスに取り付けられた後にも、形状は基本的に同じである。シェルは曲線形状を含んでよい。例として、シェル型機能はスリーブの形状又はスリーブの部材の形状を含んでよい。特に、シェル型機能は円筒型スリーブ、例えば円筒スリーブの形状、又はその一部を含んでよい。シェル型機能の形状は薬物送達デバイスの形状に適合し得る。
その上、識別シェルは少なくとも1つの識別機能を含んでよく、ここで識別機能は薬物送達デバイスで用いられる、例えば薬物送達デバイスに保持される薬剤の薬物送達デバイスの機能を特定するのに好適であり得る。例として、識別機能は、少なくとも1つの触覚識別機能、光学識別機能、例えば放射光の色、又は電子識別機能を含んでよい。光学識別機能は発光材料、例えば発光プラスチックを含んでよい。識別シェルは、デバイスの取り扱いを改善するための1つ又はいくつかの人間工学的機能を含んでよい。人間工学的機能はまた識別機能としても機能し得る。
識別シェルは単一のシェル型機能又は複数のシェル型機能を含んでよい。例として、第1のシェル型機能は第1の連結手段を含んでよく、そして第2のシェル型機能は第2の連結手段を含んでよい。第1及び第2の連結手段は、第1及び第2のシェル型機能が相互に連結することができるように互いに相互作用するように構成し得る。
具体的な実施態様によれば、識別シェルは薬物送達デバイスに取り付け可能であり、そして薬物送達デバイス及び少なくとも1つの識別機能に取り付けるように構成される少なくとも1つのシェル型機能を含み、ここで識別機能は所定の薬剤を特定する。
更なる態様では、上記のように少なくとも2つの識別シェルのセットが提供され、ここで識別シェルは互いからの識別を可能にする識別機能を含む。識別シェルは薬物送達デバイスに取り付けられ得る。特に、識別シェルの1つは第1の薬物送達デバイスに取り付けられ得て、そして第2の識別シェルは第2の薬物送達デバイスに取り付けられ得る。第1及び第2の薬物送達デバイスは類似又は同一であってよく、異なる薬剤を含んでよい。識別シェルがデバイスに取り付けられるとき、識別機能は使用者がデバイス中に含まれる薬剤を特定すること、あるいはその逆にデバイスを区別することを可能にし得る。
更なる態様では、薬物送達デバイス及び薬物送達デバイスに取り付け可能な識別シェルを含んでなる薬物送達システムが提供される。例として、薬物送達デバイスは注射器具、特にペン型注射器具であり得る。識別シェルは上記の機能のいずれかを有してよい。識別シェルは、薬物送達デバイス、デバイスの機能又はデバイスで使用される、例えばその中に保持される薬剤を特定するために使用し得る。薬物送達デバイスは複数の薬物のタイプを投与するのに使用され得る。例えば、所定のタイプの第1の薬物送達デバイスは第1の薬剤、例えば短時間作用型インスリンを送達するのに使用されてよく、そして同じ所定のタイプの第2の薬物送達デバイスは第2の薬剤、例えば長時間作用型インスリンを送達するのに使用されてよい。種々の他の薬剤も同様に可能である。有利なこととして、識別機能を有する識別シェルは、所定の薬剤と異なる薬剤を保持し得る同じ又は類似のタイプの他の薬物送達デバイスから、所定の薬物送達デバイスを識別するように機能し得る。
識別シェルは、薬物送達デバイスの一部分、例えば薬物送達デバイスのボディ部分の周りに載置されてよい。この場合は、シェル型機能の形状は薬物送達デバイスのボディ部分の外側輪郭に対応してよい。例として、薬物送達デバイスはペン型デバイスであってよい。ここでは、ボディ部分は円筒形外側輪郭を有してよい。この場合は、シェル型機能は中空円筒スリーブの形状を含んでよい。識別シェルは薬物送達デバイスのボディ部分周りに包まれるように構成され得る。
1つの実施態様では、識別シェルは薬物送達デバイスへ機械的手段によって取り付けられ得て、例えば、デバイスへのスナップフィット手段によって取り付けられ得る。特に、識別シェルは、デバイスの第2のスナップフィットエレメントと相互作用するように構成される第1のスナップフィットエレメントを含んでよい。
更に、1つの実施態様では、識別シェルが薬物送達デバイスに取り付けられていないとき、又は正しい識別シェルがデバイスに取り付けられていないとき、薬物送達デバイスが用量を送達することができないように、薬物送達デバイスは構成され得る。それにより、使用者が間違った薬剤を保持しているデバイスを使用すること、例えば使用者が長時間作用型インスリンを予期しているときに短時間作用型インスリンを注射することを防止し得る。例として、薬物送達デバイスは、ロック機能、例えば少なくとも1つの機械的ロック機能及び電子ロック機能を含んでよい。デバイスがロック機能のロック状態において薬物を送達することが不可能になるように、ロック機能は構成され得る。識別シェルが薬物送達デバイスに取り付けられるとき、識別シェルはロック機能をロック解除するように構成され得る。
その上、薬物送達システムは無線自動識別(RFID)デバイスを含んでよく、ここでRFIDデバイスは薬物送達デバイスに情報を提供し得て、又は薬物送達デバイスはRFIDデバイスに情報を提供し得る。例として、RFIDデバイスは、特定の使用者に特有な情報を含んでよく、そして薬物送達デバイスへ情報を、例えば薬物関連情報を提供し得る。1つの実施態様では、RFIDデバイスは、識別シェルからの情報を提供し又は受け取り、特に識別シェルの電子識別機能からの情報を提供し又は受け取る。それにより、RFIDデバイスはデバイスに含まれる薬剤に関する情報が提供され得る。順に、RFIDデバイスは、電子的識別機能に、又は例えば用量設定若しくは用量送達手順に影響を与える可能性のあるデバイスの更なる電子的手段に情報を送り得る。例として、デバイスに提供される情報は、薬剤の最大用量、薬剤の最小用量、薬剤の必要用量又は薬剤の投与速度を含んでよい。
具体的な実施態様によれば、薬物送達システムは薬物送達デバイスを含み、ここで薬物送達デバイスは、所定薬剤;薬物送達デバイスに取り付け可能な識別シェル、薬物送達デバイスに取り付けるように構成される少なくとも1つのシェル型機能:を含む識別シェル;及び識別機能が所定の薬剤を特定する少なくとも1つの識別機能を保持する。
本明細書で使用する用語「薬物」又は「薬剤」は、好ましくは少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで1つの実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有し、及び/又は、ペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン、若しくはオリゴヌクレオチド、又は上記の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は、関節リウマチの治療、及び/又は、予防に有用であり、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の治療、及び/又は、予防のための、少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン、又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3又はエキセンジン−4、若しくはエキセンジン−3又はエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここで、B28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、そして、B29位において、Lysは、Proで代替されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と連結してもよく;
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれかのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン (ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン若しくはその誘導体、又は硫酸化された、例えば、上記多糖類のポリ硫酸化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基性塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R
4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1〜C6アルキル基、場合により置換されるC2〜C6アルケニル基、場合により置換されるC6〜C10アリール基、又は場合により置換されるC6〜C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物としては、例えば、水和物がある。
本発明の範囲は請求項の内容によって規定される。本発明は特定の実施態様に限定されるものではなく、種々の実施態様のエレメントのいずれの組み合わせをも含む。その上、本発明は請求項のいずれの組み合わせ及び請求項により開示される特徴のいずれの組み合わせをも含む。
本開示のこれら並びに本発明の種々態様の他の利点は、添付図面を適切に参照して下記の詳細な説明を読むことにより当業者に明らかになるものである。
代表的な実施態様は以下において図面を参照して本明細書に記載される:
代表的なペン型薬物送達デバイスを図示する。 代表的な薬物カートリッジを図示する。 代表的な薬物送達システムを図示する。 代表的な薬物送達システムを図示する。 図3の代表的な薬物送達システムを保持把持している使用者を図示する。 図3の代表的な薬物送達システムを保持把持している使用者を図示する。
図1Aを参照して、ペン型注射器の形態における薬物送達デバイス100が示される。本薬物送達デバイス100は、用量設定機構102、カートリッジホルダ104、及び取り外し可能キャップ106を含む。カートリッジホルダ104の近位端105及び用量設定機構102の遠位端103は取り外し可能に相互に固定される。用量設定機構102は、用量が注射されるときの回転するねじ込みピストンロッド109などのピストンロッド109を含む。
既設定用量を注射するために、両口の(double-ended)ニードル組立体がカートリッジホルダ104の遠位端108に取り付けられる。好ましくは、ホルダ104の遠位端108は、ニードル組立体がホルダ104の遠位端108に取り外し可能に取り付けられるようにねじ121(又はスナップロック、スナップフィット、フォームフィット、又はバヨネットロック機構などの他の好適な連結機構)を含む。薬物送達デバイス100が使用されていないとき、取り外し可能キャップ106はカートリッジホルダ104の向こう側に解除可能に保持することができる。
カートリッジホルダ104によって画成される内側カートリッジキャビティ111は寸法が決められ、ガラスカートリッジなどのカートリッジを安全に受け入れ保持するように構成される。図1Bは、図1Aに図示される薬物送達デバイス100で使用し得るカートリッジ119の透視図を図示する。一般的に、カートリッジ119はガラスで製作され、遠位端130から近位端132まで伸びている略管状のバレル122を含む。
遠位端130において、カートリッジ119は小さい直径のネック126を含み、このネックはバレル122のショルダ131から遠位に突き出ている。好ましくは、小さい直径のネック126には大口径の環状ビーズ123が備えられ、そしてこのビーズ123はネック126の極遠位端で周囲辺りに伸びて開口部127を画成する。穿孔可能なシール又はセプタム133は金属スリーブ又はフェルールによって開口部127を横断して安全に保持される。
薬剤125はカートリッジ119中へプレフィルドされ、そしてこのカートリッジ119内に、一部穿孔可能シール133、フェルール、及びストッパ128によって保持される。ストッパ128はバレル122の内側管状壁とスライディング流体密封係合している。用量注射又は用量投与中にストッパ128に作用する軸方向力は、カートリッジホルダ104の遠位端130上へ取り付けられる両口の針を通して及び注射部位中へ、カートリッジ119から薬剤125を排出させる。そのような軸方向力は、用量設定部材102と合わせて機能するピストンロッド109によってもたらされ得る。
カートリッジホルダキャビティ111を画成するカートリッジホルダ104の一部分は、図1AにおいてD1134で表される本質的に均一な直径からなる。この直径D1134は、好ましくは図1Bに示されるカートリッジ119の直径D2136よりもやや大きい。カートリッジホルダ104の内部は、カートリッジ119がカートリッジホルダ104内に動くことを防止するために寸法が決められる、内部に伸びる環状部分又はストッパを含む。このように、カートリッジ119がカートリッジホルダ104のキャビティ111に装填され、そして次いでカートリッジホルダ104が用量設定部材102に連結されるとき、カートリッジ組立体119はカートリッジキャビティ111内に保持され得る。
多数の用量の薬剤125はカートリッジ119から投与され得る。好ましくは、カートリッジ119は頻繁に、例えば1日に1又はそれ以上の回数投与する必要があるタイプの薬剤125を含む。1つのそのような薬剤125はインスリンである。
用量設定機構102は、用量設定機構102の近位端に用量設定器117を含む。1つの好ましい配置では、用量設定器117は用量を設定するために回転する。この設定用量を投与するために、使用者は両口の針を含んでなるニードル組立体をカートリッジホルダ104の遠位端に取り付ける。このように、ニードル組立体はカートリッジ119のシール133を穿孔し、その結果薬剤125と流体連通する。使用者は設定用量を注射するために用量設定器117を押す。同様の用量設定及び用量投与手順は、カートリッジ119中の薬剤125が使い切られ、その結果新しいカートリッジ119をデバイスに装填することが必要となるまで続けられる。
薬物送達デバイス100などの薬物送達デバイスは、複数の異なる薬物のタイプ(即ち、薬剤)を投与するのに使用してよい。例えば、所定のタイプの第1の薬物送達デバイスは第1の薬剤125(例えば、短時間作用型インスリン)を送達するのに使用されてよく、そして同じ所定のタイプの第2の薬物送達デバイスは第2の薬剤125(例えば、長時間作用型インスリン)を送達するのに使用されてよい。種々の他の薬剤125も同様に可能である。同じ又は類似のタイプの薬物送達デバイス100は異なる薬物を送達するのに使用し得ることから、異なる薬剤125を保持する同じ又は類似のタイプの薬物送達デバイス100間で識別問題が起こる可能性がある。例えば、異なる薬剤125を有するデバイス100間の取り違え問題は非常に可能性がある。そのタイプの薬物送達デバイス100を使用する患者は1つの薬剤を予期するかもしれないが、しかし知らないで間違った薬剤を注射する可能性がある。当技術分野で周知のように、間違った薬剤の注射は重大な医療問題を引き起こす可能性がある。それ故、複数の薬物のタイプを投与するのに使用され得る薬物送達デバイス100を適切に識別する必要がある。
開示した概念の実施態様によれば、識別シェルは、注射器などの薬物送達デバイス又は異なる薬物を充填し得る類似の薬物送達デバイスを識別するのに使用し得る。特に、識別シェルは、図1A及び1Bに記載される薬物送達デバイス100で使用してよい。例えば、第1の識別シェルは第1の薬剤(例えば、長時間作用型インスリン)を特定するのに使用してよく、第2の識別シェルは第2の薬剤(例えば、短時間作用型インスリン)を特定するのに使用してよい。両薬物は図1Bに示すようにカートリッジ119中に含まれてよい。
実施態様に記載の薬物送達システムは、薬物送達デバイス及び薬物送達デバイスに取り付け可能な識別シェルを含む。薬物送達デバイスは所定の薬剤125を保持し、又は薬剤125を保持するのに好適である。識別シェルは、薬物送達デバイスに取り付けるように構成される少なくとも1つのシェル型機能及び少なくとも1つの識別機能212を含み、ここで識別機能212は所定の薬剤125を特定する。シェルは薬物及び/又はデバイスを識別するのに機能する種々の機能を含んでよい。これらの機能は下記に更に詳細に記載される。
例によれば、識別シェルは薬物送達デバイスの一部分の周りに載置されてよい。好ましい実施態様では、識別シェルは薬物送達デバイスの中心ボディ部分の周りに載置される。更に、実施態様では、薬物送達デバイスは、正しい識別シェルが薬物送達デバイスに取り付けられていなければ適切に動作し得ない。例えば、薬物送達デバイスは、識別シェルが薬物送達デバイスに取り付けられていないとき、又は正しい識別シェルがデバイスに取り付けられていないとき、薬物送達デバイスは用量を送達することができないように構成され得る。有利なことに、識別シェルが又は正しく識別シェルがデバイスに取り付けられていなければ動作しないことにより、使用者は、間違った薬剤を保持しているデバイスを使用することを防止し得る(例えば、使用者が長時間作用型インスリンを予期しているときに短時間作用型インスリンを注射すること)。
薬物送達システム200の例が図2に示される。薬物送達システム200は識別シェル201及び薬物送達デバイス202を含む。識別シェル201は薬物送達デバイス202上で組み立てられ得る。この特定の例では、識別シェル201は2つのシェル型機能、即ち半殻204及び半殻206を含む。シェル型機能は部分スリーブの形状を有する。半殻204は連結機能(ここには示されていない)を、そして半殻206は連結機能210を含む。これらの連結機能は種々の形を取ってよい。この例では、連結機能は雄及び雌のスナップフィット連結機能である。特に、半殻206は雌連結機能210を含み、そして半殻204は雄の連結機能を含む(示されていない)。
識別シェル201はまた、識別機能212などの識別機能を含む。識別機能212は特定の薬物送達デバイス202中にある所定の薬剤を特定し得る。例えば、所定の薬剤が長時間作用型インスリンである場合、識別機能212はデバイスが長時間作用型インスリンを保持することを特定し得る。あるいは、薬物送達デバイス202中の所定の薬剤が短時間作用型インスリンである場合、識別機能212はデバイスが短時間作用型インスリンを保持することを特定し得る。識別シェル212はまた、例えばカットアウト214を含んでよい。そのようなカットアウト214はデータマトリックスコードに対する可視性又は他の関連セキュリティー情報を提供し得る。データマトリックスコードは薬物送達デバイス内に含まれる薬物を特定するのに使用し得る。例として、データマトリックスコードは、識別シェル201が取り付けられそしてカットアウト214を通して外側から見える、薬物送達デバイス202の一部に、例えば中心ボディ部分218に位置し得る。更に、識別シェルは、下記においてより詳細に論じる予定の更なる安全機能及び/又は人間工学的な機能などの他の機能を含んでよい。
図2の例では、識別シェル201は、薬物送達デバイス202の中心ボディ部分218周りに適合するように設計される。具体的に、この例では、中心ボディ部分218は、デバイスのボディの一部又はボディであり、そして(i)デバイスのカートリッジホルダ104と用量設定機構102間のインターフェイス220と、(ii)それを通して使用者がダイヤルした用量のユニットを見られる用量スクリーン224の下方、例えば遠位端の近くにあるポイント222との間にあってよい。しかしながら、当然のことながら、他の実施態様では、識別シェルは薬物送達デバイス202の他の部分をカバーしてよい。例えば、識別シェルはカートリッジホルダ部分223をカバーしてよい。別の例では、識別シェルはデバイス202の一部をポイント222から用量ダイヤル226までカバーしてよい。本例では、識別シェルは、使用者が用量スクリーン224を見ることができる、カットアウト又はシースルー部分(例えば、ガラス又は透明プラスチック)を有してよい。
識別シェル201中の少なくとも1つの識別機能212は、様々な形を取ってよい。更に識別機能212の位置は例を挙げるためだけのものである。識別機能212又は機能類は識別シェル201のどこに位置してもよい。更に、識別シェルそれ自体は識別機能212としての機能を果たし得る。実施態様では、識別シェルは、異なる色の識別シェルが異なる薬物を特定することを目的とするように設計され得る。例として、シェルは、Lanxess (LISA)製の発光プラスチック材料などの発光プラスチックから構成されてよく、又はそれを含んでよい。識別機能212は発光プラスチック材料からの放射光の色であってよい。異なる色は種々のタイプの薬物を示し又は特定し得る。例えば、赤色は短時間作用型インスリンを示し又は特定するのに使用してよく、そして緑色は長時間作用型インスリンを示し又は特定するのに使用し得る。他の例も同様に可能である。
別の実施態様では、識別シェルの少なくとも1つの識別機能は、触覚識別手段(例えば、触覚識別エレメント又はエレメント類)を含んでよい。代表的な触覚識別手段は点字、幾何学的機能、又は硬質/軟質材料の組み合わせ、及び/又はプラスチック/金属又はプラスチック/布地の組み合わせの配置を含み得る。そのような触覚識別手段は視覚障害の使用者にとって特に有益であり得る。
尚別の実施態様では、識別シェルは人間工学的機能を有してよい。人間工学的機能は更に薬物送達デバイスを識別するために使用し得る。例えば、人間工学的機能の識別は、左利き使用者及び右利き使用者用のシェルを区別するようなシェルに組み込まれてよい。人間工学的機能は薬物送達デバイスを有利に使い易いようにしてよく、これは関節炎に罹っている患者にとって特に有益であり得る。更に、人間工学的機能はまた視覚障害の使用者にとって特に有益であり得る。例えば、視覚障害の左利きの使用者は、右利きの患者に対して設計されている人間工学的機能を含む薬物送達を使用しないようにすることを知り得る。
他の安全機能が開示識別シェルに有利に組み込まれてよい。例えば、シェルは拡大エレメント(例えば、レンズ)を組み込んでよい。これらの拡大エレメントは、薬物カートリッジ、カートリッジホルダ、薬物送達デバイス又は識別シェルそれ自体の特定のエレメント、例えばどんな薬物が薬物送達デバイスに含まれるかを示すエレメントを拡大するのに機能し得る。例えば、そのような拡大エレメント又はエレメント類は、表示部上で示される、又はダイヤルエレメントに沿ってプリントされ得る用量数を拡大するのに使用し得る。そのような拡大エレメントは拡大できる最高の数を載置し得るか、又はラベル若しくは他の適切な手段によって提供される使用期限又はその他の安全関連情報を拡大することができるラベルと一緒の可動エレメントであってよい。これらの拡大エレメントは視覚障害使用者には特に有益であり得る。識別シェルに含まれ得る更なる安全機能は、声による警告、点滅光、警報音、又は恐らく振動表示を含む。
識別シェル201は、薬物送達デバイス202の使用に先立って教育を受けた使用者によって薬物送達デバイス202上で組み立てられてよい。例えば、教育を受けた患者、看護師、又は医師は薬物送達デバイス202上で識別シェル201を組み立ててよい。教育を受けた使用者による組み立ては正しい識別シェルだけが正しい薬物送達デバイス上に組み立てられることを有利に保証し得る。例えば、所定薬剤(例えば、短時間作用型インスリン)を有する薬物送達デバイスは、異なる薬剤(たとえば、長時間作用型インスリン)を特定することを意図している識別シェルを拒否することができる。これは、シェル/デバイスペアの電子コーディング回路及び適切な警告メッセージを備えた薬物送達デバイスを、トランスポンダ及びトランシーバの組み合わせを有するRFID技術により患者に提供することによって起こり得る。
実施態様では、薬物送達デバイスのボディ上への識別シェル連結機能(例えば、スナップ機能)の機械的コーディングは、不注意な交差使用状況を回避し得る。例えば、第1か又は第2シェル部分での雄スナップ機能は他のシェル部分での雌スナップ機能へ係合し得ない。
図2のこの例では、識別シェル201は、各々が薬物送達デバイス202の周辺部分のほぼ180度をカバーする、2つの半部材204、206の形でのシェル型機能を含む。組み合わせたとき、シェルは、デバイス202の全360度周辺の周りでデバイス202の部分をカバーする。しかしながら、当然のことながら、開示した概念による識別シェルは、シェル型機能、例えば、デバイスの周辺の異なる角度をカバーする識別シェルを含んでよい。例えば、識別シェルは、薬物送達デバイス周りで180度、薬物送達デバイス周りで240度、又は薬物送達デバイス周りで300度をカバーしてよい。他の例も同様に可能である。
更に、識別シェルは2つの部材より多くを含んでよい。例えば、識別シェルは、デバイス周りで完全シェルを形成するのに相互に連結する3つのシェル型機能を含んでよい。他の例も同様に可能である。しかしながら、当然のことながら、少ない部材が患者又は医療関係者により容易な組立工程を可能にすることから、図2に示される2つの部材204、206などの少ない部材は好ましい。
尚更に、図2の半殻は別個の部品として描写されているが、半殻は組立前にデバイスと相互に連結され得る。例えば、半殻はヒンジによって相互に連結され得る。特に、半殻は組立前にデバイスと解除不能に相互に連結し得る。そのような実施態様は、識別シェルを薬物送達デバイスの取り付ける組立工程を単純化し得る。
上述のように、実施態様では、薬物送達デバイスは、正しい識別シェルが薬物送達デバイスに取り付けられなければ適切に動作し得ない。例えば、薬物送達デバイスはロック位置及びロック解除位置が可能なロック機能を有してよい。ロック機能がロック位置にある場合、ロックは薬物送達デバイスが用量をダイヤルすること及び用量を投与することの少なくとも1つを防止し得る。例として、ロック機能は機械的ロックである。正しい識別シェルがデバイスに取り付けられるとき、正しいシェルは機械的ロックを解除し、それをロック解除位置へ動かし得る。その結果、この正しい識別シェルの取り付けは使用者が薬物送達デバイスを使用するのを許容する。しかしながら、正しくないシェルや又は識別シェルが取り付けられていない場合、機械的ロック機能はロックされた状態のままとなり、それによりデバイスの使用を妨げる。別の実施態様では、薬物送達デバイスは電子ロック機能を含んでよい。他のロック機能も同様に可能である。
開示した概念の実施態様による薬物送達デバイスはまた、無線自動識別(RFID)デバイスを含んでもよい。図3、4A、及び4Bは薬物送達システム300を描写する。具体的に、図3は薬物送達システム300の透視図を描写し、そして図4A〜4Bは使用者の手310の中の薬物送達システム300を描写する。
図3を参照して、薬物送達システム300は、薬物送達デバイス302、識別シェル304、及びRFIDデバイス306を含む。RFID技術を用いて、RFIDデバイス306は薬物送達デバイス302へ及びその逆へも情報を提供することができる。特に、識別シェル304は、RFIDデバイス306又はその逆へも情報を提供する電子識別機能を含んでよい。この例でのRFIDデバイス306は、使用者が使用者の手のひら周りにRFIDデバイス306をストラップするのに使用してよい、手のひらストラップ308を含む。例えば、図4A及び4Bは、使用者の手310の周りにストラップされるRFIDデバイス306を示す。この例では、RFIDデバイス306は、使用者がその手にデバイス302を保持するとき、薬物送達デバイス302の中心ボディ部分312と接触する。RFIDデバイス306を保持する又はRFIDデバイス306を使用者に取り付ける他の方法も同様に可能である。
例では、RFIDデバイス306は所定の患者のRFIDデバイス306であり、薬物送達デバイス302に提供された情報は所定の患者に特有な薬物関連情報である。言い換えると、RFIDデバイス306は所定の患者に特注され又はプログラミングされてよい。例えば、情報は、使用者が受けてよい所定の薬剤125の最大用量、使用者が必要とする所定の薬剤の最小用量、使用者の所定用量に対する必要用量、及び所定用量に対する投薬速度であってよい。他の例も同様に可能である。例えば、RFIDデバイス306は、使用者が受けてよい薬物タイプ及び使用者が受け入れられない薬物タイプを示す情報を含んでよい。RFIDデバイス306はまた、使用者にとって特殊な投与計画に関連した情報を含んでもよい。そのようなデバイスに鑑みて、RFIDデバイス306は薬物送達デバイス302の適正使用を容易にし得る。RFIDデバイス306は更に、使用者にそのような情報を表示する表示部を含んでよい。
更に、RFIDデバイス306を保持する使用者が、使用者が入れられない薬物を保持する薬物送達デバイス302を使用することを試みる場合、薬物送達デバイス302は使用者が用量を注射することを防止するように構成され得る。例えば、薬物送達デバイス302は、特定の使用者がデバイス302中の薬剤を受けることができないことを認識する(RFIDデバイス306からの情報に基づいて)とき、起動する電子ラッチを含んでよい。更に、使用者が間違った薬物を含む薬物送達デバイス302を使用することを試みるとき、RFIDデバイス306の表示部はそのような情報を示し得る。あるいは、薬物送達デバイス302はそのような情報を示す表示機能を含んでよい。実施態様では、識別シェルはそのような表示部を含んでよい。
別の例では、薬物送達デバイス302はRFIDデバイス306に情報を提供し得る。例えば、薬物送達デバイスは、デバイス中の薬剤、デバイスから排出される用量の数及びデバイス中の所定薬剤の残量などの情報を提供し得る。加えてこの情報は、薬物の使用期限データ、薬物の温度、最終注射日時、安全注射ミスの警告、使用者へ針替えの警告、製造業者の名称及び/又は所在地、薬物の銘柄証明及びデバイスの適正使用のための警告指示、又は使用者が薬物送達デバイス内に含まれるカートリッジの最終用量に近づいていることの警告を含むことが可能である。該情報はまた使用者が不正薬剤を特定するのを助け得る。
開示概念の実施態様による識別シェル304及びRFIDデバイス306は、現時点の薬物送達デバイス又は将来開発される薬物送達デバイスと併せて使用し得る。
主としてインスリン市場向けであるが、開示概念は他の薬物に適用可能である。本概念は以下の例を含み、種々のデバイスに適用し得る:
a.ホルダが一次パックで使い捨て可能なように、ホルダ中に保持される取り外し不能なカートリッジ(例えば、3mlの円筒ガラスカートリッジ)を備えたインジェクタペン、
b.いずれかのタイプの一次パック、例えば吸入器、パウチを備えたあらゆる薬物送達デバイス。
注射ペン型薬物送達デバイスに取り付けるカートリッジ119組立体を参照して主として記載されるが、開示実施態様は、いずれかのタイプのリザーバ又は一次パック、例えば注入器、パウチを備えたいずれの薬物送達デバイスにも適用され得る。識別シェルは異なる形状のデバイス及び異なる形状のリザーバで機能するように調整され得る。
薬物送達デバイスを識別する開示実施態様は多くのメリットをもたらす。例えば、識別シェルは、薬物送達デバイスが複数の薬物タイプを投与するのに使用され得るとき、特定の薬物送達デバイスがどの薬物を保持しているかを使用者に有効に警告するように機能し得る。更に、識別シェルがデバイスに取り付けられていないとき、又は使用者がRFIDデバイス306を保持していないときに動作を防止することにより、開示概念は使用者が間違った薬剤125を注射することを有利に防止し得る。識別シェル及びRFIDデバイス306は複数の異なる薬物タイプを投与するのに使用し得る薬物送達デバイスの適正使用を容易にする。このように、識別及び取り違え問題は開示した識別方法により減少し又は防止される。
本発明の代表的な実施態様が記載されている。しかしながら、当業者は特定の変更を認識し、又はそのような装置に対する修正はそのような装置に対して行われ得るので、しかしながら、当業者には当然のことながら、更なる変更、修正、改訂及び又は追加は、特許請求の範囲によって規定される本発明の真の範囲及び精神から逸脱することなく今回開示の装置で行われてよい。
参照番号
100 薬物送達デバイス
102 用量設定機構
103 用量設定機構の遠位端
104 カートリッジホルダ
105 カートリッジホルダの近位端
106 取り外し可能キャップ
108 カートリッジホルダの遠位端
109 ピストンロッド
111 カートリッジホルダキャビティ
117 用量設定器
119 カートリッジ
121 ねじ
122 略管状のバレル
123 直径環状ビーズ
125 薬剤
126 直径ネック
127 開口部
128 ストッパ
130 カートリッジの遠位端
131 内部集中ショルダ
132 カートリッジの近位端
133 シール/セプタム
134 直径D1
136 直径D2

200 薬物送達システム
201 識別シェル
202 薬物送達デバイス
204 半殻
206 半殻
210 連結機能
212 識別機能
214 カットアウト
218 ボディ部分
220 インターフェイス
222 用量スクリーンの下のポイント
223 カートリッジホルダ部分
224 用量スクリーン
226 用量ダイヤル

300 薬物送達システム
302 薬物送達デバイス
304 識別シェル
306 RFIDデバイス
308 手のひらストラップ
310 手
312 中心ボディ部分

Claims (14)

  1. 薬物送達システムであって:
    薬剤(125)を保持するのに適した薬物送達デバイス(100、202、302);
    識別シェル(201、304);
    を含んでなり、
    識別シェル(201、304)は:
    シェルの形状を含んでなりそして薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付けられるように構成されている少なくとも1つのシェル型機能(204、206);及び
    薬物送達デバイス(100、202、302)の又は薬物送達デバイス(100、202、302)で使用される薬剤(125)の特徴を確認するのに適した少なくとも1つの識別機能(212);
    を含んでなり、
    識別シェル(201、304)は、薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付け可能であり、そして識別機能(212)は、薬物送達デバイス(100、202、302)又は薬物送達デバイスで使用される薬剤の特徴を確認するのに適しており、
    ここで、薬物送達デバイス(100、202、302)は、識別シェル(201、304)が薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付けられていないとき、薬物送達デバイス(100、202、302)が用量を送達できないように構成される、上記薬物送達システム。
  2. 少なくとも1つのシェル型機能(204、206)がスリーブの又はスリーブの部材の形状を含む、請求項1に記載の薬物送達システム。
  3. 少なくとも1つのシェル型機能は:
    第1の連結手段を有する第1のシェル型機能(204);及び第2の連結手段(201)を有する第2のシェル型機能(206):
    を含んでなり、
    第1(204)及び第2のシェル型機能(206)が一緒に連結することができるように第1及び第2の連結手段(210)が互いに相互作用するように構成される、
    請求項1又は2に記載の薬物送達システム。
  4. 第1の連結手段は雌連結手段を含み、そして第2の連結手段(201)は雄連結手段を含む、請求項3に記載の薬物送達システム。
  5. 少なくとも1つのシェル型機能(204、206)は、少なくとも1つの識別機能(212)が発光材料からの放射された光を含む発光材料を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  6. 識別シェル(201、304)の取り扱いを改善するための1つ又はいくつかの人間工学的機能を含んでなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  7. 少なくとも1つの識別機能(212)が触覚識別機能を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  8. 識別シェル(201、304)の一部分及び薬物送達デバイス(100、202、302)の一部分の少なくとも1つを拡大するように構成される拡大機能を含んでなる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  9. 薬物送達デバイスは、薬物送達デバイス(100、202、302)がロック機能のロック状態において薬剤(125)を送達することが不可能になるように構成されるロック機能を含み、そして識別シェル(201、304)が薬物送達デバイス(100、202、302)に取り付けられたとき、識別シェル(201、304)はロック機能をロック解除するように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  10. ロック機能が少なくとも1つの機械的ロック機能及び電子ロック機能を含む、請求項9に記載の薬物送達システム。
  11. RFIDデバイス(306)が薬物送達デバイス(100、202、302)に情報を送るか、又は薬物送達デバイス(100、202、302)がRFID(306)デバイスに情報を送る、RFIDデバイス(306)を更に含んでなる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
  12. 情報が特定の使用者に特有な薬物関連情報である、請求項11に記載の薬物送達システム。
  13. RFIDデバイス(306)が薬物送達デバイス(100、202、302)に情報を送り、ここで情報は、使用者に投与してよい薬物タイプ、使用者に投与してはならない薬物タイプ、薬剤(125)の最大用量、薬剤(125)の最小用量、薬剤(125)の必要用量、及び薬剤(125)の投薬速度からなる群から選択される、請求項11又は12に記載の薬物送達システム。
  14. 薬物送達デバイス(100、202、302)がRFIDデバイス(306)に情報を送り、ここで情報は、薬物送達デバイス(100、202、302)中に保持される薬剤(125)、デバイス(100、202、302)から一掃される用量の数、及びデバイス(100、202、302)中の薬剤(125)の残量からなる群から選択される、請求項11〜13のいずれか1項に記載の薬物送達システム。
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