JP2013509822A - ブルートゥース対応のデバイス上に共存する他の無線技術により使用不可能である周波数を交換するブルートゥースイントロダクションシーケンス - Google Patents

Abstract

ブルートゥース対応のデバイス上に共存する他の無線技術からの干渉は、ブルートゥースイントロダクションシーケンスに使用不可能な1つまたは複数のブルートゥース周波数を提供しうる。この場合、1つまたは複数の使用可能な周波数は、イントロダクションシーケンスを進めることを可能にするために1つまたは複数の使用不可能な周波数の代わりに用いられうる。1つまたは複数の使用可能な周波数は、現在のブルートゥース周波数トレーンにおける使用可能な周波数の既知のセットから選択されうる。代替的に、周波数リマッピング処理は、現在のブルートゥース周波数トレーンから１つまたは複数の使用可能な周波数を選択するために使用されうる。

Description

[関連出願の参照]
本願は、２００９年１０月２９日付けで出願された仮出願番号61/256,198に基づいて優先権を主張するものであって、譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明白に組み込まれる。

本願は、一般に、無線通信に関係し、より詳細には、ブルートゥース製品において共存する他の無線通信技術からの周波数干渉を回避することに関係する。

以下の文献は、参照によって本願に組み込まれる：米国特許番号、7 035 314;およびブルートゥースシステム(ｖ３．０＋ＨＳ)の仕様書。

ブルートゥース技術は、世界的に利用可能な２．４ＧＨｚの産業的、科学的、および医学的（ＩＳＭ）帯域を使用する。他の技術は、２．４ＧＨｚの帯域より上のまたは２．４ＧＨｚより下の帯域を直ちに使用する。これらの他の技術（例えばＬＴＥ、ＷｉＭＡＸ、４Ｇ技術）は、ブルートゥース技術と同じ物理的製品へ追加されうる。したがって、追加された技術からの送信によって引き起こされる干渉からブルートゥース受信機を保護するために分離が必要でありうる。関連するフィルタ特性に依拠して、追加された技術が送信している間隔の間、いくつかの周波数は、ブルートゥース受信には使用できない場合がある。その結果、ブルートゥースページングまたは問合せ失敗の発生率は、エンドユーザに対して容認できないほど高くなる場合がある。

いくつかの既知の解決策は、ブルートゥース受信機のオペレーションにともなう干渉を回避するために、追加された技術送信機（単数または複数）を不能にするためにプライオリティシグナリングを使用する。しかしながら、ブルートゥースページスキャニングは、１％のデューティサイクルを必要とし、対応する追加された技術を不能にすることは、その技術のスループットおよび潜在的にセルサイト全体のスループットを劣化させる。他の既知の解決策は、ブルートゥースページングおよび／または問合せのためのタイムアウト期間を、通常の期間の４倍の期間まで拡張する。

前述の観点から、既知の解決策の不都合を回避しつつ、追加された技術に関連した送信によって引き起こされる干渉からブルートゥース受信機を保護する技術に備えることが望ましい。

本願の典型的な実施形態は、ブルートゥース対応のデバイス上で共存する他の無線技術のオペレーションのためブルートゥースイントロダクションシーケンスには使用不可能になる１つまたは複数のブルートゥース周波数を識別する。次に、イントロダクションシーケンスが進むことを可能にするために１つまたは複数の使用不可能な周波数の代わりに１つまたは複数の使用可能な周波数が用いられる。いくつかの実施形態は、現在のブルートゥース周波数トレーンにおける使用可能な周波数の既知のセットから１つまたは複数の使用可能な周波数を選択する。いくつかの実施形態は、現在のブルートゥース周波数トレーンから１つまたは複数の使用可能な周波数を選択するために周波数リマッピング処理を使用する。

図１は、従来のブルートゥースデバイスによって使用されるＡ周波数トレーンに関する周波数ペアを例示する。 図２は、従来のブルートゥースページングシーケンスのステップを例示する。 図３は、本願の例示的な実施形態にしたがって無線通信システムを図式的に例示する。 図４は、本願の典型的な実施形態にしたがって、図３の問合せ処理部分によって実行されうるオペレーションを例示する。 図５は、本願の更なる典型的な実施形態にしたがって、図３の問合せ処理部分によって実行されうるオペレーションを例示する。 図６は、本願の典型的な実施形態にしたがって、周波数ホッピングリマッパーを図式的に例示する。 図７は、本願の典型的な実施形態にしたがって、図３のページング処理部分によって実行されうるオペレーションを例示する。 図８は、本願の典型的な実施形態にさらにしたがって、図３のページング処理部分によって実行されうるオペレーションを例示する。 図９は、本願の典型的な実施形態にさらにしたがって、図３のページング処理部分によって実行されうるオペレーションを例示する。

発明の詳細な説明

添付の図面と関係して以下で述べられる詳細な説明は、本願の様々な実施形態の説明として意図され、本願が実施されうる実施形態のみを表わすようには意図されない。詳細な説明は、本願の完全な理解を提供する目的のために特定の詳細を含む。しかしながら、本願がこれらの特定の詳細によらずに実施されうることは当業者に明白であろう。いくつかの実例では、既知の構造および構成要素は、本願の概念を不明瞭にすることを回避するためにブロック図の形式で示される。「典型的（exemplary）」という単語は、本明細書において、「事例、実例、または例示として役立つ（serving as an example, instance, or illustration）」ことを意味するために用いられる。「典型的（exemplary）」として本明細書において説明されるいずれの実施形態も、必ずしも他の実施形態に対して望ましいまたは有利なものとして解釈される必要はない。

当業者に既知であるように、ブルートゥース技術は、近隣のデバイスを発見するために問合せ（inquiry）と呼ばれるメカニズムを使用する。問合せは、問合せをするブルートゥースデバイス（問合せを実行するデバイス）のクロックから導き出される固定の周波数ホッピングパターン（３２個の周波数を含む）および汎用問合せアクセスコード（ＧＩＡＣ：General Inquiry Access Code）を使用する。問合せをするデバイスは、２つのＩＤパケットを２つの問合せ周波数上で送信し、次に、２つの問合せ応答周波数上で応答についてリッスンする。問合せスキャニングを実行するデバイス（発見可能なデバイス（discoverable device））は、問合せ周波数の完全なセットからの周波数上でＩＤパケットについて逆にリッスンし、リスニングに使用される問合せ周波数に対応する問合せ応答周波数上で応答する。発見可能なデバイスによって使用される問合せ周波数および問合せ応答周波数は、したがって、周波数ペアとして関係付けられる。その周波数ペアの問合せ周波数および問合せ応答周波数はまた、本願において、第１の周波数および第２の周波数のペアとそれぞれ呼ばれる。

図１は、ブルートゥース技術におけるＡ周波数トレーンに関する周波数ペアを図示する。周波数の値は、略記形式で図示され、ＧＨｚでの実際の値は、図示されている値に２４００をプラスしたものである。上の行における各周波数は、発見可能なデバイスが、ＩＤパケットについてリッスンする問合せ周波数（つまり前述の第１の周波数）である。下の行における各周波数は、発見可能なデバイスがＩＤパケットを受信する場合に応答する問合せ応答周波数（つまり前述の第２の周波数）である。第１の周波数２４５７ＧＨｚが第２の周波数２４３６ＧＨｚとペアにされ、第１の周波数２４７３ＧＨｚが第２の周波数２４６４ＧＨｚとペアにされるなどのように、第１の周波数（Ｒｘ周波数とも呼ばれる）および第２の周波数（Ｔｘ周波数とも呼ばれる）がペアにされる。

２．４ＧＨｚ帯域内のいくつかの周波数が他の常駐する無線技術からの干渉により使用可能でない場合、使用不可能な周波数の数が増加するにつれて問合せ処理が次第に信頼できなくなるだろう。例えば、２４５４ＧＨｚより上の全てのＲｘ周波数（図１における上の行）が使用不可能である場合、Ａトレーンにおける１６個の周波数ペアのうちの８個の周波数ペアのみが使用可能なペアでありうることが図１から見受けられうる。これは、問合せ処理によって多くのデバイスが成功裡に発見されることができない場合があるので、ユーザをいらだたせる結果となる。使用可能な周波数の範囲は、ペアのうちの１つの周波数が使用可能でありうるのに対し、他の周波数が使用不可能であるように、Ｔｘ周波数およびＲｘ周波数に、異なるように影響を与える。例えば、Ｔｘ周波数の全てが使用可能でありうるのに対し、Ｒｘ周波数のうちのいくつかは使用可能ではない。

図２を参照して、従来のブルートゥースページングシーケンス(接続セットアップ用)は、ページングスキャニングデバイスによって実行される初期のリッスンおよび応答イントロダクションサブシーケンス（ステップ１および２として図示される）に加えて、ページングシーケンスが、ページスキャニングデバイスによって実行される第２のリッスンおよび応答サブシーケンス（ステップ３および４として図示される）を含むこと以外は、ブルートゥース問合せシーケンスと類似している。また、ページングでは、周波数ホッピングパターン（３２個の周波数を含む）は、ページングデバイスのクロックおよびページされたデバイスのブルートゥースデバイスアドレス（ＢＤ＿ＡＤＤＲ：Bluetooth（登録商標） device address）から導き出され、したがって、問合せにおいて全てのデバイスについて同じであるよりもむしろ、そのデバイスアドレスに基づいてデバイスごとに固定される。問合せと同様に、図１に関係して上で説明されたように、使用不可能な周波数ペア状況によって、ページングが著しく害されるだろう。特に、図２におけるステップ１乃至４の成功裡な完了のために２つの使用可能な周波数ペアが必要とされる。図２のステップ３において送信されるパケットは、周波数ホッピング同期（ＦＨＳ：Frequency Hopping Synchronization）パケットとして知られている。

図３は、本願の典型的な実施形態にしたがって、無線通信システムを図式的に例示する。図３のシステムは、本願の典型的な実施形態にしたがってブルートゥース部分３２、および一般に３３に示される１つまたは複数の他の無線技術（例えば、ＬＴＥ、またはＷｉＭａｘあるいは他の４Ｇ）部分を有する無線通信デバイス３１を含む。３２および３３の部分は、一般に３５に示される１つまたは複数の他の無線通信デバイスとの無線通信のために、一般に３４に図示されるトランシーバ機能に結合される。デバイス３１のブルートゥース部分３２は、改善された問合せ処理部分３６および改善されたページング処理部分３７を含む。下記に述べられるように、これらの処理部分３６および３７は、上で説明されたようないくつかの周波数が使用不可能である状況での問題を緩和する。

様々な実施形態では、３５において示されるデバイス（単数または複数）は、固定またはモバイルのいずれかであるデバイス３１の１つまたは複数の更なる実例、固定またはモバイルのいずれかである１つまたは複数の従来のブルートゥース対応のデバイス、およびこれらのものの様々な組み合わせを様々に含みうる。３５におけるデバイス（単数または複数）はまた、ブルートゥース対応型を備えていないが、３３における他の無線技術部分のうちの１つまたは複数と通信することができる１つまたは複数の（固定またはモバイル）デバイスを含みうる。

図４は、デバイス３１が、本願の典型的な実施形態にしたがって問合せスキャニングを実行する場合に、問合せ処理部分３６によって実行されうるオペレーションを例示する。４１において、問合せのためのＲｘ／Ｔｘ周波数ペアは、従来の方法で計算される。次に、４２において、このペアがデバイスの現在の作動状況の下で使用可能なペアかどうかが決定される。使用可能なペアは、現在作動しているデバイスの任意の他の無線技術部分（単数または複数）についての既知の情報から容易に識別される。計算された周波数ペアが４２において使用可能であると決定される場合、問合せは従来の方法で４２から生じる。計算された周波数ペアが４２において使用可能でない場合、４３において同じ周波数トレーン内から使用可能な周波数ペアが選択される。その後、問合せシーケンスは、従来通り進む。いくつかの実施形態は、４３において、周波数トレーンにおける使用可能なペアの中から使用可能なペアをランダムに選択する。いくつかの実施形態は、周波数トレーンにおいて次の使用可能なペアを選択する。いくつかの実施形態は、次の使用可能なペアよりも後で利用可能な使用可能なペアを周波数トレーンにおいて故意に選択する。

図５は、デバイス３１が本願の更なる典型的な実施形態にしたがって問合せスキャニングを実行する場合に、問合せ処理部分３６によって実行されうるオペレーションを例示する。５１において、Ｒｘ周波数は、従来の方法で計算される。計算されたＲｘ周波数が５２において使用可能であると決定される場合、対応するＴｘ周波数が５３において決定される。そのＴｘ周波数が５５において使用可能である場合、問合せは従来の方法で進む。

計算されたＲｘ周波数が５２において使用可能でない場合、Ｒｘ周波数は、例えば、図６に関して下記に述べられる技術を使用して、５４において使用可能な周波数にリマップされる。次に、オペレーションは、５３へ進む。

５５においてＴｘ周波数が使用不可能であると決定される場合、５６において、次に使用可能なＴｘ周波数がトレーンにおける使用可能な周波数のセットから選択され、問合せに進むために、決定されたＲｘ周波数と一緒に使用される。

いくつかの実施形態(図５において破線によって例示される)では、Ｔｘ周波数が、５５において使用不可能である場合、Ｔｘ周波数は、例えば、図６に関して下記に述べられる技術を使用して、５７において、使用可能な周波数へリマップされる。次に、問合せは決定されたＲｘおよびＴｘ周波数により進む。

図６は、本願の典型的な実施形態にしたがって周波数ホッピングリマッパーを図式的に例示する。いくつかの実施形態では、図３の問合せならびにページング処理部分３６および３７は、図６のリマッパーを含む。いくつかの実施形態では、問合せおよびページ部分は、リマッパーを共有する。Ｍｏｄ Ｍ_ＡおよびＭｏｄ Ｍ_Ｂセクション６１および６２は、デバイスのクロック(ＣＬＫ)信号の現在のデジタル値をモジュロＭ_Ａ値およびモジュロＭ_Ｂ値にそれぞれ変換する。この場合、Ｍ_Ａは、Ａ周波数トレーンに関するＣＬＫの使用可能な値の数であり、Ｍ_Ｂは、Ｂ周波数トレーンに関するＣＬＫの使用可能な値の数である。モジュロＭ_Ａ値およびモジュロＭ_Ｂ値は、それぞれ、ＡおよびＢ周波数トレーンに関するＣＬＫの既知の使用可能な値のそれぞれのルックアップテーブル６３および６４へ指標付けするためのポインターとして役に立つ。ＣＬＫのこれらの使用可能な値は、周波数とＣＬＫ値との間の従来の関係により、既知の使用可能な周波数から容易に決定される。Ａ周波数トレーンとＢ周波数トレーンのどちらが現在使用されているかに依拠して、対応するテーブルから得られた使用可能なＣＬＫ値、ＣＬＫ_Ａ’またはＣＬＫ_Ｂ’は、従来のブルートゥースホップ選択器６６への入力のために選択器６５によって選択される。ホップ選択器６６は、（ＣＬＫに応答する（通常そうしうる）代わりに）ＣＬＫ_Ａ’またはＣＬＫ_Ｂ’のうちの選択された１つに応じて作動し、それによって、リマップされる使用可能な周波数ｆ’_ｋを決定する。信号ＵＡＰ／ＬＡＰは、デバイスアドレスの上部および下部を示す従来のブルートゥース信号である。(リコールブルートゥースページスキャン周波数は、ＣＬＫおよびデバイスアドレスに基づく。)
図７は、本願の典型的な実施形態にしたがって、デバイス３１がページングを実行する場合、ページング処理部分３７によって実行されうるオペレーションを例示する。７１において、例えば、問合せスキャンオペレーションに関して図４または図５に関係して上で説明されたように、ページスキャニングのための使用可能なＲｘ／Ｔｘ周波数ペアが決定される。決定された周波数ペアは、次に、７２において、ページスキャンのために使用される。その後、ページングシーケンス(つまり、図２におけるステップ３−６)は、７３において従来の方法で継続する。

上で示されるように、ブルートゥース活動中に常駐の干渉を不能にするためにプライオリティシグナリングを使用することが一般に当該技術分野において知られている。本願の典型的な実施形態は、図８および９に関して以下で説明されるようなプライオリティシグナリングの新規な使用を提供する。

図８は、本願の典型的な実施形態にさらにしたがって、デバイス３１がページングを実行する場合に、ページング処理部分３７によって実行されうるオペレーションを例示する。図８は、ページスキャンが図７における７２において完了した後、オペレーションが８１に進むことを図示している。ここで、ＦＨＳパケットが成功裡に受信されるかが決定される(図２におけるステップ３も参照)。そうであるならば、ページング応答シーケンスは、８２において従来の方法で(つまり図２におけるステップ４から)継続する。ＦＨＳパケットが８１において受信されていない場合、８３において、試みの限界に達したかどうかが決定される。そうでなければ、８１において、ＦＨＳパケットを受信するために次の試みが生じる。８３におい試みの限界に達した場合、すなわち、１回、２回、または３回(様々な実施形態において)の受信の試みが失敗する場合、プライオリティ信号（図３における３９も参照）が８４において行使される。プライオリティ信号は、既知の干渉を不能にし、それによって、８５におけるＦＨＳパケットの成功裡な受信を可能にする。その後、ページングシーケンスは、８２に継続する。

図９は、本願の実施形態にさらに典型的にしたがって、デバイス３１がページングを実行する場合に、ページング処理部分３７によって実行されうるオペレーションを例示する。図９は、ページスキャンが図７における７２において完了した後、オペレーションが９１に進むことを図示している。ここで、ＦＨＳパケットのためのＲｘ周波数(図２も参照)が従来の方法で決定される。次に、９２において、Ｒｘ周波数が使用可能であるかどうかが決定される。そうであるならば、ページングシーケンスは、９３において従来の方法で(つまり、図２におけるステップ３から)継続する。Ｒｘ周波数が９２において使用可能でない場合、プライオリティ信号(図３における３９も参照)が９４において行使される。プライオリティ信号は、既知の干渉を不能にする。その後、ページングシーケンスは、９３に（図２におけるステップ３から）継続する。

当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するだろう。例えば、上記の説明の全体を通して示されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁粒子、光波動場もしくは光粒子、またはこれらのものの任意の組み合わせによって表されうる。

当業者はさらに、本願において開示された実施形態に関係して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実装されうることをさらに認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明白に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップがそれらの機能性の観点から一般に上で説明された。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実装されるかどうかは、システム全体に課される特定のアプリケーションおよび設計の制約に依拠する。当業者は、各々の特定のアプリケーションについて様々な方法で、説明された機能性を実装することができるが、そのような実装決定は、本発明の範囲から逸脱していると解釈されるべきではない。

本願において開示された実施形態と関連して説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはこれらのものの任意の組み合わせであって、本願において説明された機能を実行するように設計されたものによって実装または実行されうる。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替的に、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械でありうる。プロセッサはまた、コンピュータ計算デバイスの組み合わせ（例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと結合した１つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成）として実装されうる。

本願において開示された事例と関係して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、またはその２つの組み合わせにおいて直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、または当該技術分野において既知の記憶媒体の任意の他の形式に存在してもよい。記憶媒体の事例は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出す、または記録媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されていてもよい。その代わりに、記録媒体は、プロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ＡＳＩＣに存在してもよい。ＡＳＩＣは、ユーザ端末に存在してもよい。その代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に離散コンポーネントとして存在してもよい。

本開示の以前の説明は、当該技術分野の技術者の誰もが本願の原則を具体化する製品を作るまたは使用することができるように提供される。これらの実施形態に対する様々な修正は、当該技術分野の技術者に直ちに明確となり、本願において定義された一般原則は、本開示の要旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されることができる。したがって、本願は、本願において示された実施形態に制限されるよう意図されないが、本願において開示された原則および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられる。

Claims (26)

1. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の無線技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を交換するための前記ブルートゥース対応のデバイスのための方法であって、
   現在の周波数トレーンにおける周波数ペアを決定することと、ここにおいて、前記周波数ペアは、リッスン周波数および応答周波数からなる、
   前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるかどうかを決定することと、
   前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるとの決定に応答して、前記イントロダクションシーケンスに使用可能である前記周波数ペアのセットの中から他の前記周波数ペアを前記現在の周波数トレーンから選択することと、
   を備える方法。
2. 前記選択することは、前記セットから前記他の周波数ペアをランダムに選択することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記選択することは、前記現在の周波数トレーンにおける前記セットの次の前記周波数ペアとなる前記他の周波数ペアを選択することを含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記選択することは、前記現在の周波数トレーンにおける前記セットの次の前記周波数ペアに時間的に続く前記周波数ペアの前記セットのうちの１つとなる前記他の周波数ペアを選択することを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記イントロダクションシーケンスは、ブルートゥース問合せシーケンスである、請求項１に記載の方法。
6. 前記イントロダクションシーケンスは、ブルートゥースページングシーケンスの一部である、請求項１に記載の方法。
7. 前記他の無線技術のオペレーションを不能にすることによって前記ブルートゥースページングシーケンスにおける周波数ホッピング同期（ＦＨＳ）パケットを受信するために、不成功な試みに応答することを含む、請求項６に記載の方法。
8. 前記応答することは、ＦＨＳパケットを受信するために、繰り返された不成功な試みに応答することを含む、請求項７に記載の方法。
9. 前記ブルートゥースページングシーケンスにおいてＦＨＳパケットが受信されることとなる周波数が使用不可能であるとの決定に応答して、前記他の無線技術のオペレーションを不能にすることを含む、請求項６に記載の方法。
10. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の無線技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を交換するための前記ブルートゥース対応のデバイスのための方法であって、
    リッスン周波数および応答周波数のうちの１つの周波数として使用可能な周波数を現在の周波数トレーンから決定することと、
    前記使用可能な周波数に対応する前記現在の周波数トレーンからの周波数が、前記リッスンおよび応答周波数のうちのもう一方の周波数として使用可能であるかどうかを決定することと、
    前記対応する周波数が前記もう一方の周波数として使用不可能であるとの決定に応答して、前記もう一方の周波数として使用可能である前記現在の周波数トレーンにおける周波数のセットから前記もう一方の周波数として使用可能な周波数を選択することと
    を備える方法。
11. 前記１つの周波数として使用可能な周波数を前記決定することは、前記１つの周波数として使用可能でない周波数の初期の選択に応答して、前記１つの周波数として使用可能な前記周波数を決定するために前記現在の周波数トレーンに関連する周波数リマッピング処理を実行することを含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記選択することは、前記もう一方の周波数として使用可能な前記周波数を決定するために前記現在の周波数トレーンに関連する周波数リマッピング処理を実行することを含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記選択することは、前記セットのメンバーである前記現在の周波数トレーンから次の周波数を選択することを含む、請求項１１に記載の方法。
14. 前記選択することは、前記もう一方の周波数として使用可能な前記周波数を決定するために前記現在の周波数トレーンに関連する周波数リマッピング処理を実行することを含む、請求項１０に記載の方法。
15. 前記選択することは、前記セットのメンバーである前記現在の周波数トレーンから次の周波数を選択することを含む、請求項１０に記載の方法。
16. 前記イントロダクションシーケンスは、ブルートゥース問合せシーケンスである、請求項１０に記載の方法。
17. 前記イントロダクションシーケンスは、ブルートゥースページングシーケンスの一部である、請求項１０に記載の方法。
18. 前記他の無線技術のオペレーションを不能にすることによって前記ブルートゥースページングシーケンスにおける周波数ホッピング同期（ＦＨＳ）パケットを受信するために不成功な試みに応答することを含む、請求項１７に記載の方法。
19. 前記応答することは、ＦＨＳパケットを受信するために、繰り返された不成功な試みに応答することを含む、請求項１８に記載の方法。
20. 前記ブルートゥースページングシーケンスにおいてＦＨＳパケットが受信されることとなる周波数が使用不可能であるとの決定に応答して、前記他の無線技術のオペレーションを不能にすることを含む、請求項１７に記載の方法。
21. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を前記ブルートゥース対応のデバイスが交換することを可能にするための装置であって、
    現在の周波数トレーンにおいて周波数ペアを決定するための手段であって、前記周波数ペアは、リッスン周波数および応答周波数から成る、手段と、
    前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるかどうかを決定するための手段と、
    前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるとの決定に応答して、前記イントロダクションシーケンスに使用可能である前記周波数ペアのセットの中から他の前記周波数ペアを前記現在の周波数トレーンから選択するための手段と
    を具備する装置。
22. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の無線技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を前記ブルートゥース対応のデバイスが交換することを可能にするための装置であって、
    リッスン周波数および応答周波数のうちの１つの周波数として使用可能な周波数を現在の周波数トレーンから決定するための手段と、
    前記使用可能な周波数に対応する前記現在の周波数トレーンからの周波数が、前記リッスンおよび応答周波数のうちのもう一方の周波数として使用可能であるかどうかを決定するための手段と、
    前記対応する周波数が前記もう一方の周波数として使用不可能であるとの決定に応答して、前記もう一方の周波数として使用可能である前記現在の周波数トレーンにおける周波数のセットから前記もう一方の周波数として使用可能な周波数を選択するための手段と
    を備える装置。
23. ブルートゥース部分と、
    ブルートゥース以外の無線技術を実装する更なる部分と、
    前記ブルートゥース部分および前記更なる部分に結合された無線トランシーバ設備と
    を備える無線通信装置であって、
    前記ブルートゥース部分は、前記更なる部分のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を前記ブルートゥース部分が交換することを可能にするのに適したプロセッサを含み、前記プロセッサは、現在の周波数トレーンにおける周波数ペアを決定するように構成され、前記周波数ペアは、リッスン周波数と応答周波数とから成り、前記プロセッサは、前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるかどうかを決定し、前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスに使用不可能であるとの決定に応答して、前記イントロダクションシーケンスに使用可能である前記周波数ペアのセットの中から他の前記周波数ペアを前記現在の周波数トレーンから選択するようにさらに構成されている、装置。
24. ブルートゥース部分と、
    ブルートゥース以外に無線技術を実装する更なる部分と、
    前記ブルートゥース部分および前記更なる部分に結合された無線トランシーバ設備と
    を備える無線通信装置であって、
    前記ブルートゥース部分は、前記更なる部分のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を前記ブルートゥース部分が交換することを可能にするのに適したプロセッサを含み、前記プロセッサは、リッスン周波数および応答周波数のうちの１つの周波数として使用可能な周波数を現在の周波数トレーンから決定し、前記使用可能な周波数に対応する前記現在の周波数トレーンからの周波数が、前記リッスンおよび応答周波数のうちのもう一方の周波数として使用可能であるかどうかを決定し、前記対応する周波数が前記もう一方の周波数として使用不可能であるとの決定に応答して、前記他の周波数として使用可能である前記現在の周波数トレーンにおける周波数のセットから前記もう一方の周波数として使用可能な周波数を選択するように構成されている、装置。
25. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の無線技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数をブルートゥース対応のデバイスが交換することを可能にするためのコンピュータプログラムプロダクトであって、
    現在の周波数トレーンにおける周波数ペアを少なくとも１つのデータプロセッサに決定させるためのコードであって、前記周波数ペアは、リッスン周波数および応答周波数から成る、コードと、
    前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスのために使用可能であるかどうかを決定させることと、前記周波数ペアが前記イントロダクションシーケンスのために使用不可能であるとの決定に応答して、前記イントロダクションシーケンスのために使用可能である前記周波数ペアのセットの中から他の前記周波数ペアを前記現在の周波数トレーンから選択させることとを前記少なくとも１つのデータプロセッサにさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクト。
26. ブルートゥース対応のデバイスにおける他の無線技術のオペレーションによりブルートゥースイントロダクションシーケンスにおいて使用不可能である周波数を前記ブルートゥース対応のデバイスが交換することを可能にするためのコンピュータプログラムプロダクトであって、
    リッスン周波数および応答周波数のうちの１つの周波数として使用可能な周波数を現在の周波数トレーンから決定することを少なくとも１つのデータプロセッサにさせるためのコードと、
    前記使用可能な周波数に対応する前記現在の周波数からの周波数が、前記リッスンおよび応答周波数のうちのもう一方の周波数として使用可能であるかどうかを決定することと、前記対応する周波数が前記もう一方の周波数として使用不可能であるとの決定に応答して、前記もう一方の周波数として使用可能である前記現在の周波数トレーンにおける周波数のセットから前記もう一方の周波数として使用可能である周波数を選択することとを前記少なくとも１つのデータプロセッサにさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクト。

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