JP2013256999A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Akihiro Fukuda
晃大 福田
Norihisa Kobayashi
功久 小林
Toshiro Toyoda
俊郎 豊田
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日本精工株式会社
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Abstract

【課題】連結板とポストとの位置決め構造の部分で、連結板に応力集中が生じるのを抑制できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】連結板65には、支柱61の一方の端部の球面ポスト64が取り付けられる。連結板65の球面ポスト64の取付位置には、凸部91が設けられている。球面ポスト64には、凸部91が挿入される凹部92が設けられている。球面ポスト64の凹部92に凸部91を挿入することにより連結板65と球面ポスト64とが位置決めされている。これにより、連結板65に従来のような凹部がなくなり、球面ポスト64の取付位置で連結板65に応力集中が生じるのを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
図3および図4は、自動車用変速機として用いるダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機が組み込まれたギヤード・ニュートラル型の無段変速装置を示している。この無段変速装置は、トロイダル型無段変速機47と、第1〜第3遊星歯車式変速ユニット48,49,50とを組み合わせて構成され、円管状の入力軸18と、出力軸51とを有する。これらの入力軸18と出力軸51との間には、伝達軸52を、これらの両軸18,51と同心にかつこれら両軸18,51に対する相対回転を自在に設けている。そして、第1および第2遊星歯車式変速ユニット48,49は入力軸18と伝達軸52との間に掛け渡された状態で、第3遊星歯車式変速ユニット50は出力軸51と伝達軸52との間に掛け渡された状態で、それぞれ設けられている。
このうちのトロイダル型無段変速機47は、入力軸18の周囲に、回転自在および軸方向に変位自在に支持された入力側ディスク2A,2Bおよび一体型の出力側ディスク53とを備えている。出力側ディスク53の軸方向両端部は、一対のスラストアンギュラ玉軸受57,57等の転がり軸受により、回転自在に支持されている。
図4に示すように、トロイダル型無段変速機47を納めたケーシング59の内側には、入力軸18に対し捻れの位置にある枢軸(傾転軸)5,5を中心として揺動する一対のトラニオン6,6が設けられている。各トラニオン6,6は、支持板部7の長手方向(図4において上下方向)の両端部に、この支持板部7の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部8,8を有しており、これらの折れ曲がり壁部8,8の先端部同士は、連結部材54,54により連結されている。そして、この折れ曲がり壁部8,8によって、トラニオン6には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成される。また、各折れ曲がり壁部8,8の外側面(支持板部7と反対側の面)には、各枢軸5,5が互いに同心的に設けられている。
支持板部7の中央部には円孔10が形成され、この円孔10には変位軸9の基端部9aが支持されている。そして、各枢軸5,5を中心として各トラニオン6,6を揺動させることにより、これら各トラニオン6,6の中央部に支持された変位軸9の傾斜角度を調節できるようになっている。また、各トラニオン6,6の内側面から突出する変位軸9の先端部9bの周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されており、各パワーローラ11,11は、入力側ディスク2A,2Bと出力側の両ディスク4との間に挟持されている。なお、各変位軸9,9の基端部9aと先端部9bは、互いに偏心している。
一対のトラニオン6,6の両端部はそれぞれ、一対のヨーク23A,23Bに対して揺動自在および軸方向(図4において上下方向)に変位自在に支持されている。これらのヨーク23A,23Bは、一対の支柱61,61により支持されている。すなわち、上側のヨーク23Aは、支柱61の球面ポスト64およびこれを支持する連結板65によって変位自在に支持されている。また、下側のヨーク23Bは、支柱61の球面ポスト68およびこれを支持する上側シリンダボディ60によって変位自在に支持されている。この支柱61の中央部に形成された挿通孔63には、入力軸18が挿通されている。また、前述したように、各トラニオン6,6を構成する支持板部7の中央部に形成された円孔10には、基端部9aと先端部9bとが互いに平行で且つ偏心した変位軸9の基端部9aが、回転自在に支持されている。また、各支持板部7の内側面から突出する各変位軸9の先端部9bの周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されている。
なお、一対のトラニオン6,6毎に設けられた一対の変位軸9,9は、入力軸18に対し、互いに180度反対側の位置に設けられている。また、これらの各変位軸9,9の先端部9bが基端部9aに対して偏心している方向は、入力側ディスク2A,2Bおよび出力側ディスク53の回転方向に対して同方向(図4において上下逆方向)となっている。また、偏心方向は、入力軸18の配設方向に対して略直交する方向となっている。したがって、各パワーローラ11,11は、入力軸18の長手方向に若干変位できるように支持される。その結果、後述する押圧装置23aが発生するスラスト荷重に基づく各構成部材の弾性変形等に起因して、各パワーローラ11,11が入力軸18の軸方向に変位する傾向となった場合でも、各構成部材に無理な力が加わらず、この変位が吸収される。
また、各パワーローラ11,11の外側面と各トラニオン6,6を構成する支持板部7の内側面との間には、パワーローラ11の外側面の側から順に、スラスト転がり軸受であるスラスト玉軸受24と、スラストニードル軸受25とが設けられている。このうち、スラスト玉軸受24は、各パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉26,26と、これら各玉26,26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の外輪28とから構成されている。また、各スラスト玉軸受24の内輪軌道は各パワーローラ11の外側面に、外輪軌道は各外輪28の内側面にそれぞれ形成されている。外輪28は変位軸9と一体に形成されている。
また、スラストニードル軸受25は、各トラニオン6,6を構成する支持板部7の内側面と外輪28の外側面との間に挟持されている。このようなスラストニードル軸受25は、各パワーローラ11から各外輪28に加わるスラスト荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11および外輪28が各変位軸9の基端部9aを中心として揺動変位することを許容する。
更に、各トラニオン6,6の一端部(図4において下端部)にはそれぞれ駆動ロッド(トラニオン軸)29が設けられており、各駆動ロッド29の中間部外周面に駆動ピストン(油圧ピストン)30が固設されている。そして、これら各駆動ピストン30はそれぞれ、駆動シリンダ31内に油密に嵌装されることにより油圧駆動装置を構成している。この場合、駆動シリンダ(シリンダボディ)31は、上側シリンダボディ60と下側シリンダボディ62とによって形成されている。
また、トラニオン6,6の下部の駆動ロッド29の外周には、ヨーク23Bの近傍に、ケーブルサポート100が一体に取り付けられている。また、このケーブルサポート100の外周には、一方のトラニオン6の動作を他方のトラニオン6に伝達するための同期ケーブル102が襷掛け状に掛け渡されている。
また、入力軸18の基端部(図3において左端部)には、図示しない駆動源であるエンジンのクランクシャフトが、駆動軸72を介して結合され、このクランクシャフトにより入力軸18を回転駆動するようになっている。また、両入力側ディスク2A,2Bの内側面2a,2bおよび出力側ディスク53の軸方向両側面(内側面)53a,53aと各パワーローラ11,11の周面11aとの転がり接触部(トラクション部)に、適正な面圧を付与するための押圧装置23aとして、油圧式のものを使用している。また、ケーシング59の前端壁73に内蔵した油圧源である図示しないオイルポンプにより、押圧装置23aおよび変速のためにトラニオン6,6を変位させるための駆動シリンダ31、低速用クラッチ44aおよび高速用クラッチ45aを断接させるための油圧シリンダに、圧油を供給自在としている。
また、出力側ディスク53に、中空回転軸75の基端部(図3において左側)をスプライン結合させている。そして、この中空回転軸75を、エンジンから遠い側(図3において右側)の入力側ディスク2Bの内側に挿通して、出力側ディスク53の回転力を取り出し自在としている。中空回転軸75の先端部(図3において右端部)で上記入力ディスク2Bの外側面から突出した部分に、第1遊星歯車式変速ユニット48を構成するための第1太陽歯車76を固設している。
また、入力軸18の先端部(図3において右端部)で中空回転軸75から突出した部分と入力ディスク2Bとの間に、第1キャリア77を掛けて渡すように設けて、この入力側ディスク2Bと入力軸18とが、互いに同期して回転するようにしている。そして、第1キャリア77の軸方向両側面の円周方向等間隔位置(一般的には3〜4箇所位置)に、それぞれがダブルピニオン型である第1および第2遊星歯車式変速ユニット48,49を構成するための遊星歯車78,79,80を回転自在に支持している。さらに、第1キャリア77の片半分(図3において右半分)周囲に、第1リング歯車81を回転自在に支持している。
上記各遊星歯車78,79,80のうち、トロイダル型無段変速機47寄り(図3において左寄り)で第1キャリア77の径方向の内側に設けた遊星歯車78は、第1太陽歯車76に噛合している。また、トロイダル型無段変速機47から遠い側(図3において右側)で第1キャリア77の径方向の内側に設けた遊星歯車79は、伝達軸52の基端部(図3において左端部)に固設した、第2太陽歯車82に噛合している。また、第1キャリア77の径方向の外側に設けた、残りの遊星歯車80は、内側に設けた遊星歯車78,79よりも軸方向寸法を大きくして、これら両遊星歯車78,79に噛合させている。さらには、残りの遊星歯車80と第1リング歯車81とを噛合させている。なお、径方向外寄りの遊星歯車を、第1、第2の遊星歯車式変速ユニット48,49同士の間で互いに独立させる代わりに、幅広のリング歯車をこれら両遊星歯車に噛合させる構造も採用可能である。
一方、第3遊星歯車式変速ユニット50を構成するための第2キャリア83を、出力軸51の基端部(図3において左端部)に結合固定している。そして、この第2キャリア83と第1リング歯車81とを、低速用クラッチ44aを介して結合している。また、伝達軸52の先端寄り(図3において右端寄り)部分に第3太陽歯車84を固設している。この第3太陽歯車84の周囲に、第2リング歯車85を配置し、この第2リング歯車85とケーシング59等の固定の部分との間に、高速用クラッチ45aを設けている。さらには、第2リング歯車85と第3太陽歯車84との問に配置した復数組の遊星歯車86,87を、第2キャリア83に回転自在に支持している。これら各遊星歯車86,87は、互いに噛合するとともに、第2キャリア83の径方向の内側に設けた遊星歯車86を第3太陽歯車84に、同じく外側に設けた遊星歯車87を第2リング歯車85に、それぞれ噛合している。
このように構成された無段変速装置の場合、入力軸18から一対の入力側ディスク2A,2B、各パワーローラ11,11を介して一体型の出力側ディスク53に伝わった動力は、中空回転軸75を通じて取り出される。そして、低速用クラッチ44aを接続し、高速用クラッチ45aの接続を断った状態では、トロイダル型無段変速ユニット47の変速比を変えることにより、入力軸18の回転速度を一定にしたまま、出力軸51の回転速度を、停止状態を挟んで正転、逆転に変換自在となる。
すなわち、この状態では、入力軸18とともに正方向に回転する第1キャリア77と、中空回転軸75とともに逆方向に回転する第1太陽歯車76との差動成分が、第1リング歯車81から、低速用クラッチ44a、第2キャリア83を介して、出力軸51に伝達される。この状態では、トロイダル型無段変速機47の変速比を所定値にすることで出力軸51が停止させられる他、このトロイダル型無段変速機47の変速比を上記所定値から増速側に変化させることにより、出力軸51が車両を後退させる方向に回転させられる。これに対して、トロイダル型無段変速機47の変速比を上記所定値から減速側に変化させることにより、出力紬51が車両を前進させる方向に回転させられる。
さらに、低速用クラッチ44aの接続を断ち、高速用クラッチ45aを接続した状態では、出力軸51を、車両を前進させる方向に回転させる。すなわち、この状態では、入力軸18と共に正方向に回転する第1キャリア77と、中空回転軸75とともにこの第1キャリア77と逆方向に回転する第1太陽歯車76との差動成分に応じて回転する、第1遊星歯車式変速ユニット48の遊星歯車78の回転が、別の遊星歯車80を介して、第2遊星歯車式変速ユニット49の遊星歯車79に伝わり、第2太陽歯車82を介して、伝達軸52を回転させる。そして、この伝達軸52の先端部に設けた第3太陽歯車84と、この第3太陽歯車84とともに第3遊星歯車式変速ユニット50を構成する第2リング歯車85および遊星歯車86,87との噛合に基づき、第2キャリア83およびこの第2キャリア83に結合した出力軸51を、前進方向に回転させる。この状態では、トロイダル型無段変速機47の変速比を増速側に変化させるほど、出力軸51の回転速度を速くすることができる。
このような無段変速装置に組み込まれたトロイダル型無段変速機47において、入力軸18と出力歯車との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン30,30を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピストン30,30の変位に伴って、一対のトラニオン6,6が互いに逆方向に変位する。その結果、これら各パワーローラ11,11の周面11a,11aと入力側ディスク2A,2Bの内側面2a,2bおよび出力側ディスク53の軸方向両側面53a,53aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って、各トラニオン6,6が、ヨーク23A,23Bに枢支された枢軸5,5を中心として、互いに逆方向に揺動する。
その結果、各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各内側面2a,2b,53aとの当接位置が変化し、入力軸18と出力歯車との間の回転速度比が変化する。また、これら入力軸18と出力歯車との間で伝達するトルクが変動し、各構成部材の弾性変形量が変化すると、各パワーローラ11,11およびこれら各パワーローラ11に付属の外輪28が、各変位軸9の基端部9aを中心として僅かに回動する。これら各外輪28の外側面と各トラニオン6を構成する支持板部7の内側面との間には、各スラストニードル軸受25が存在するため、前記回動は円滑に行なれる。したがって、前述のように各変位軸9,9の傾斜角度を変化させるための力が小さくて済む。
ところで、図5に示すように、上下のヨーク23A,23Bは、一対の支柱61,61により、入力軸18と平行な中心軸回りに揺動自在に支持されている。支柱61,61の上下端部には、それぞれ球面ポスト64,68が設けられている。ヨーク23A、23Bの中心軸の前後に設けられた貫通孔に前記球面ポスト64,68が嵌合され、これら球面ポスト64,68により、上述のように中心軸回りにヨーク23A,23Bが揺動自在に支持されている。
上述のように、支柱61,61の下側の球面ポスト68は、駆動シリンダ31の上側シリンダボディ60に取り付けられ、支柱61,61の上側の球面ポスト64は、連結板(アッパープレート)65に取り付けられている。
また、連結板65には、図5に示すように球面ポスト64の取り付け位置に凹部66が設けられ、球面ポスト64には、連結板65に当接する上面に凸部67が設けられ、連結板65の凹部66に球面ポスト64の凸部67を挿入することで、連結板65に対して球面ポスト64を位置決めしていた(例えば、特許文献1〜3参照)。このように位置決めした状態で、連結板65に球面ポスト64がボルトで締結される。すなわち、上述の凹部66への凸部67の挿入は、位置決めのためであって、例えば、凹部66に凸部67を嵌合させて連結板65に、球面ポスト64を取り付けるような構造にはなっていない。
なお、符号aは、球面ポスト64の凸部67の高さを示すものである。
なお、連結板65としてのアッパ−プレートは、ケーシング59に収納される前の例えば図5に示すトロイダル型無段変速機をモジュールとして組立可能にするものであり、上述のように駆動シリンダ31とアッパープレート65により一対の支柱61が支持されることで、支柱61(球面ポスト64,68)に上下のヨーク23A,23Bが支持され、これらヨーク23A,23Bにより、パワーローラ11を回転自在に支持するトラニオン6が支持されることになる。
また、入力軸18に押圧装置23a、入力側ディスク2A、2B、出力側ディスク53等が配置された状態で、上述のように支持されるトラニオン6に支持されたパラーローラ11が入力側ディスク2A、2Bと、出力側ディスク53との間に挟持されるように配置され、図5に示す状態のモジュールが作成される。
特開2004−84712号公報 特開2005−299752公報 特開2006−2791号公報
しかしながら、上述のように連結板(アッパープレート)65に支柱61の上端側の球面ポスト64を取り付ける位置に凹部66を設けた場合に、連結板65には、凹部66の位置で応力が集中するという問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、連結板とポストとの位置決め構造の部分で、連結板に応力集中が生じるのを抑制できるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のトロイダル型無段変速機は、それぞれの内側面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に挟持されたパワーローラと、前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの回転中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた一対の傾転軸を中心に傾転するとともに、前記各パワーローラを回転自在に支持するトラニオンと、前記トラニオンの前記一対の傾転軸をそれぞれ軸方向に変位自在に支持するとともに、前記トラニオンの前記変位により揺動する一対のヨークと、これらのヨークを揺動自在に支持するポストを両端部にそれぞれ有する支柱と、前記支柱の一方の端部の前記ポストが取り付けられる連結板とを備えるトロイダル型無段変速機において、
前記連結板には、前記支柱の一方の端部の前記ポストが取り付けられる位置に凸部が設けられ、前記支柱の一方の端部の前記ポストには、前記凸部が挿入される凹部が設けられ、前記凹部に前記凸部を挿入することにより前記連結板と前記ポストとが位置決めされていることを特徴とする。
本発明の上記構成において、前記連結板に前記凸部が一体に設けられていることが好ましい。
また、本発明の上記構成において、前記連結板とは別に前記凸部が設けられ、前記連結板に前記凸部が接合されていることが好ましい。
この場合に、前記連結板に取付孔が設けられ、前記凸部が前記取付孔に圧入されることにより、前記連結板に前記凸部が接合されていることが好ましい。
本発明によれば、連結板に凸部を設け、ポストに凹部を設け、連結板の凸部をポストの凹部に挿入することにより、連結板と凹部とが位置決めされるので、従来のように連結板に凹部を設けた場合のように、連結板のポストの取り付け位置で応力集中が生じるのを抑制することができる。特に、連結板に凸部を一体に設けることにより、応力集中をさらに抑制することができる。
また、連結板に対して凸部を別体として、連結板に凸部を接合する構成とすることで、平板状の連結板の凸部を設ける加工を容易にすることができる。
この場合に、溶接や圧入による接合が考えられるが、圧入を用いることで、より容易に連結板を製造することができる。
(a)は本発明の第1実施形態のトロイダル型無段変速機を示す要部断面図であり、(b)は(a)の符号Aで示される部分の要部拡大図である。 (a)は本発明の第2実施形態のトロイダル型無段変速機を示す要部断面図であり、(b)は(a)の符号Bで示される部分の要部拡大図である。 従来から知られているハーフトロイダル型無段変速機の具体的構造の一例を示す断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 図3の一部の拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。なお、第1実施形態のトロイダル型無段変速機の特徴は、連結板(アッパープレート)への支柱の上端部側の球面ポストの取付構造にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、この実施の形態の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図3から図5と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
なお、この実施形態のトロイダル型無段変速機においては、トロイダル型無段変速機のリア側に第1〜第3遊星歯車式変速ユニットが設けられておらず、第1遊星歯車式変速ユニットに繋がれるとともに入力軸が挿入された状態の中空回転軸を備えていない。それにより、図1に示すように出力側ディスク53は、入力軸18の周りにラジアルニードル軸受を介して回転自在に支持されている。また、リア側の入力側ディスク2Bは、入力軸18にスプライン結合している。なお、遊星歯車式変速ユニットの部分を除くトロイダル型無段変速機の部分においては、従来と同様の基本構造を有するものになっている。
この実施形態においては、従来と同様に支柱61の上下に設けられた球面ポスト64,68により、上下のヨーク23A、23Bが揺動自在に支持されている。また、支柱61下側は、下側の球面ポスト68が駆動シリンダ31(上側シリンダボディ60)にボルトにより締結されことで固定されている。
また、支柱61の上側では、連結板(アッパプレート)65に、支柱61の上端部の球面ポスト64がボルト93により締結されて固定されている。
なお、トロイダル型無段変速機においては、図1に示す部分が組み立てられた後に、組み立てられた部分がケーシング50に収容されるとともに、連結板65や駆動シリンダ31がケーシング50に固定される。
この実施形態においては、連結板65の球面ポスト64の取り付け位置に、凸部91が設けられている。また、支柱60の上端側の球面ポスト64の上面には、前記凸部91を挿入して位置決め可能な凹部92が設けられている。
連結板65の凸部91は、連結板に一体に設けられている。
また、凸部91は、略円筒状(または、四角筒状等の多角形筒状)にされており、その内部空間がボルト93の軸部を貫通させるボルト孔95になっている。
また、連結板65の球面ポスト64の取り付け位置となる面(下面)の反対側の面(上面)の前記ボルト孔95の上側の開口部分には、ボルト93の頭部を埋設可能な深さのザグリ94が設けられている。
また、球面ポスト64の凹部92の中央には、上述の連結板65のボルト孔95と同軸上に配置されて連通するネジ孔96が設けられている。このネジ孔には、ボルト93の軸部に形成された雄ネジが螺合する雌ネジが形成されている。
このトロイダル型無段変速機においては、連結板65に支柱61の上端部の球面ポスト64を取り付ける際に、連結板65の下面から下に突出する凸部91に、球面ポスト64の凹部92を被せるように配置して、凹部92に凸部91を挿入することにより、球面ポスト64を連結板65に対して位置決めすることができる。
この状態で、連結板65のボルト孔95にボルト93を挿通させ、ボルト93をボルト孔95に連通するネジ孔96に螺合することにより、ボルト93の締結によって、球面ポスト64を連結板65に取り付けて固定することができる。
このトロイダル型無段変速機においては、球面ポスト64の位置決めに凹部ではなく凸部91を設けているので、凹部の場合のように連結板65に力が作用した場合に、球面ポスト64の取り付け位置に応力が集中するのを抑制することができる。
また、連結板65の球面ポスト64の取り付け位置に、上述のザグリ84を設けた場合に、ザグリ94の下面側に凹部ではなく凸部91を設けているので、上述のようにこの位置での応力集中を抑制できる。また、ザグリ94を深くしても、ザグリ94の下側に凹部を有する従来の場合よりも、連結板65の厚さを確保することができる。したがって、ボルト93の頭部を十分に埋設することが可能な深さのザグリ94を形成可能にすることができる。
ここで、球面ポスト64のネジ孔96の開口が従来のよう、凸部に形成されている場合に対して、凹部92に形成する場合に、球面ポスト64内のネジ孔96の下端の位置を従来と同じにすると、ネジ孔96の上端の位置が下がった分だけ、ネジ孔96が短くなる。それに対して、連結板65のザグリ94の反対側の面を従来の凹部ではなく、凸部91としたことに基づいて、上述のようにザグリ94を深くして、ボルト93の頭部の高さを低くし、それに対応してネジ孔96を深くする(ネジ孔96の下端を下げる)ことにより、球面ポスト64のネジ孔96の長さ(深さ)を従来と頬同様とすることができる。
したがって、支柱61の上側の球面ポスト64の上下長さを、上述の図5の凸部67の高さaだけ短くすることが可能になり、連結板65と球面ポスト64との接合構造を効率的な構造にすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
なお、第2実施形態のトロイダル型無段変速機は、第1実施形態で連結板に凸部91が一体に設けられていたのに対して、図2に示すように、凸部91aを連結板65に対して別体にし、連結板65に凸部91aを後付したものであり、この凸部91aとそれに係る部分以外のついては、第1実施形態の構成及び作用と同様であるため、以下においては、この実施の形態の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図1と同一符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、連結板65の球面ポスト64の取り付け位置には、ボルト93を挿通させるとともに、連結板65に対して別体である凸部91aを取り付けるための孔である取付孔95aが設けられている。取付孔95aの位置は、第1実施形態のボルト孔95と同じであるが、取付孔95aは、凸部91aを取り付けるための孔として、ボルト孔95より大きな内径を有するものである。また、取付孔95aは、連結板65を貫通するとともに、内径が上端から下端まで同径とされ、内部に段差の無い形状となっている。
連結板65に対して別体にされた凸部91aは、取付孔95aに圧入されるものであり、取付孔95aに圧入された状態で連結板65の下面から突出する部分が凸部本体になり、取付孔95aの内部に配置される部分が取付部になっている。
また、凸部91aは、円筒形状に形成され、その外径がしめしろ分だけ取付孔95aの内径より広くされている。凸部91aの内径は、ボルト93を挿通可能な広さとされている。
この第2実施形態のトロイダル型無段変速機においても、連結板65に凹部がなく、応力集中を抑制することができる。なお、連結板65では、第1実施形態のボルト孔95の位置に取付孔95aが形成されるが、取付孔95aは、ボルト孔95の内径を広くしたものであり、従来の凹部は形成されていない。また、取付孔95aの内周に段差が形成されておらず、従来の凹部のように応力集中し易い部分がない。すなわち、凹部では、凹部の底面と内周との角となる部分で応力が集中し易くなるが、取付孔95aが上端から下端まで同径の円柱状の空間となっているので、応力集中が生じ易い部分がなく、応力集中を抑制できる。
また、取付孔95aの略全体に渡って凸部91aが圧入されることにより、取付孔95aの径が大きくなっても、それにより連結板65の強度が大きく低下するようなことがない。
したがって、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を得られるとともに、平板の側面に凸部を一体に設ける場合に対して、凸部91aを容易に形成することができ、コストの低減を図ることができる。
なお、例えば、連結板65に凸部91を溶接により接合するものとしてもよい。
本発明は、シングルキャビティ型やダブルキャビティ型などの様々なハーフトロイダル型無段変速機に適用することができる。
2A、2B 入力側ディスク
5 枢軸(傾転軸)
6 トラニオン
11 パワーローラ
23A ヨーク
23B ヨーク
53 出力側ディスク
61 支柱
64 球面ポスト
65 連結板
68 球面ポスト
91 凸部
91a 凸部
92 凹部
95a 取付孔

Claims (4)

  1. それぞれの内側面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に挟持されたパワーローラと、前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの回転中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた一対の傾転軸を中心に傾転するとともに、前記各パワーローラを回転自在に支持するトラニオンと、前記トラニオンの前記一対の傾転軸をそれぞれ軸方向に変位自在に支持するとともに、前記トラニオンの前記変位により揺動する一対のヨークと、これらのヨークを揺動自在に支持するポストを両端部にそれぞれ有する支柱と、前記支柱の一方の端部の前記ポストが取り付けられる連結板とを備えるトロイダル型無段変速機において、
    前記連結板には、前記支柱の一方の端部の前記ポストが取り付けられる位置に凸部が設けられ、前記支柱の一方の端部の前記ポストには、前記凸部が挿入される凹部が設けられ、前記凹部に前記凸部を挿入することにより前記連結板と前記ポストとが位置決めされていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記連結板に前記凸部が一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記連結板とは別に前記凸部が設けられ、前記連結板に前記凸部が接合されていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  4. 前記連結板に取付孔が設けられ、前記凸部が前記取付孔に圧入されることにより、前記連結板に前記凸部が接合されていることを特徴とする請求項3に記載のトロイダル型無段変速機。
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