JP2013256976A - 流量制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁体20が、駆動手段を介して弁ポート32の形成方向に対して直交方向に直線移動するよう構成され、弁体の端面と弁ポートの周縁部とがそれぞれ平坦面であり、さらに弁体の平坦面の下方には平坦面から連続してテーパ面24が設けられており、流体によって、弁ポートの周縁部の平坦面に弁体の平坦面が面接触で押圧されることで弁ポートの弁閉がなされ、弁ポートの弁開時には、弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させて、弁体のテーパ面と弁ポートの周縁部の平坦面との間に僅かな隙間を生じさせることにより、隙間から流体の流出を開始し、さらに弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させることにより、流体の流出量が漸次増大されるよう構成する。
【選択図】図1
Description
このような流量制御弁は、例えば特許文献1に開示されているように、モータ部のマグネットロータとロータ軸のネジ送り作用により、弁体を回転させながら弁ポートに接離させることで、弁ポートの開閉量を調整し、流体の流量を制御している。
本発明の流量制御弁は、
弁座面に設けられた弁ポートに対し、駆動手段を介して弁体を接離させることで前記弁ポートを通過する流体の流量を制御する流量制御弁であって、
前記流量制御弁は、
前記弁体が、前記駆動手段を介して前記弁ポートの形成方向に対して直交方向に直線移動するよう構成され、
前記弁体と前記弁ポートとを対向させた際に、前記弁体の端面と前記弁ポートの周縁部とがそれぞれ平坦面であり、さらに前記弁体の前記平坦面の下方には前記平坦面から連続してテーパ面が設けられており、
前記流体によって、前記弁ポートの周縁部の平坦面に前記弁体の平坦面が面接触で押圧されることで前記弁ポートの弁閉がなされ、
前記弁ポートの弁開時には、
前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させて、前記弁ポートの周縁部の平坦面に対して前記弁体の平坦面を摺動させて行き、さらに前記弁体の平坦面から連続するテーパ面の一部が前記弁ポートの周縁部の平坦面と対向する位置に差し掛かった際に、前記弁体のテーパ面と前記弁ポートの周縁部の平坦面との間に僅かな隙間を生じさせることにより、前記隙間から前記流体の流出を開始し、
さらに前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させることにより、前記流体の流出量が漸次増大されるよう構成されていることを特徴とする。
前記弁ポートが、
対向する一方側の弁座面と他方側の弁座面のそれぞれに設けられた、一方側弁ポートと他方側弁ポートであって、
前記弁体が、前記一方側弁ポートと他方側弁ポートの間に位置し、
さらに前記弁体は、
前記一方側弁ポートと対向する一方側の端面が平坦面であるとともに、前記他方側弁ポートと対向する他方側の端面が平坦面であり、
前記一方側の端面と他方側の端面のそれぞれの平坦面の下方には、前記平坦面から連続してそれぞれテーパ面が設けられていることを特徴とする。
前記弁体のテーパ面の下方には、前記弁ポートに対して前記弁体を摺動させた際に摺動安定性を向上させるために前記弁座面と面接触される安定面が設けられていることを特徴とする。
前記弁体の前記テーパ面の下端部には、前記流体の流出量を向上させる貫通穴が設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、貫通穴からたくさんの流体を流出させることができる。したがって短時間で多量の流体の移動を行うことができる。
前記弁体のテーパ面と安定面との間には、前記流体の流出量を向上させる貫通穴が設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、貫通穴からたくさんの流体を流出させることができる。したがって急に多量の流体の移動が必要となっても短時間で行うことができる。
前記弁体は、少なくとも厚み方向が線対称形状であることを特徴とする。
このように構成することにより、一方側弁ポートから他方側弁ポートへ向かって流体を流す際にも、反対に他方側弁ポートから一方側弁ポートへ向かって流体を流す際にも、同条件で本発明の流量制御弁を用いることができる。
弁座面に設けられた弁ポートに対し、駆動手段を介して弁体を接離させることで前記弁ポートを通過する流体の流量を制御する流量制御弁であって、
前記流量制御弁は、
前記弁体が、前記駆動手段を介して前記弁ポートの形成方向に対して直交方向に直線移動するよう構成され、
前記弁体と前記弁ポートとを対向させた際に、前記弁体の端面と前記弁ポートの周縁部とがそれぞれ平坦面であり、さらに前記弁ポートの下方に位置する前記弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記弁ポートと連通するテーパ部が設けられており、
前記流体によって、前記弁ポートの周縁部の平坦面に前記弁体の平坦面が面接触で押圧されることで前記弁ポートの弁閉がなされ、
前記弁ポートの弁開時には、
前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させて、前記弁ポートの周縁部の平坦面に対して前記弁体の平坦面を摺動させて行き、さらに前記弁体の平坦面が前記弁ポートと連通するテーパ部と対向する位置に差し掛かった際に、前記弁体の平坦面と前記弁ポートと連通するテーパ部との間に僅かな隙間を生じさせることにより、前記隙間から前記流体の流出を開始し、
さらに前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させることにより、前記流体の流出量が漸次増大されるよう構成されていることを特徴とする。
前記弁ポートが、
対向する一方側の弁座面と他方側の弁座面のそれぞれに設けられた、一方側弁ポートと他方側弁ポートであって、
前記一方側弁ポートの下方に位置する前記一方側弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記一方側弁ポートと連通する一方側テーパ部が設けられるとともに、前記他方側弁ポートの下方に位置する前記他方側弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記他方側弁ポートと連通する他方側テーパ部が設けられており、
前記弁体が、前記一方側弁ポートと他方側弁ポートの間に位置し、
さらに前記弁体は、
前記一方側弁ポートと対向する一方側の端面が平坦面であるとともに、前記他方側弁ポートと対向する他方側の端面が平坦面であることを特徴とする。
前記駆動手段が、電動駆動手段であることを特徴とする。
本発明の流量制御弁は、例えば冷暖房用空気調和装置などにおいて冷媒の流量制御に好適に用いられるものである。
本発明の流量制御弁10は、図1に示したように、弁室構成部材60の弁座面30に設けられた弁ポート32と、弁室構成部材60の弁体収容部62に挿入された弁体20と、この弁体20を弁ポート32に対して接離する電動駆動手段(本実施形態では、マグネットロータ40と、これとともに回転するロータ軸42)と、を少なくとも有している。
そして、ステータコイル(図示せず)にパルス電流を流すことで、マグネットロータ40を回転させ、ロータ軸42が本体46に対して回転しながら上下動するようになっている。
また弁体20の上端部にはフランジ部21が設けられ、このフランジ部21をロータ軸42下端の支持部45で支持している。
なお、弁体20のフランジ部21とロータ軸42の支持部45との間にはクリアランスが設けられており、これにより弁体20がロータ軸42に対して左右方向にわずかにスライド可能となっている。このような構造により、後述する弁体20が弁ポート32に向かって押し付けられ易くなっている。
このような流量制御弁10において、特に本発明では、弁体20と弁ポート32の構造に特徴点を有しており、以下、この特徴的な弁体20と弁ポート32の構造について説明する。
本発明の第1の実施形態における流量制御弁10で用いられる弁体20および弁ポート32は、図1に示したように、まず弁体20が、弁ポート32の形成方向(本実施形態では左右方向)に対して直交方向(本実施形態では上下方向)に直線的に移動するよう構成されている。
そして図2に示したように、弁体20と弁ポート32とを対向させた際に、それぞれの対向する端面が平坦面、すなわち対向する弁体20と弁ポート32の周縁部とが平坦面22,34となっている。
なお、第1の実施形態における弁体20は、弁ポート32と対向する平坦面22とは反対側も平坦面29としているが、こちら側の面形状は特に限定されるものではなく、後述するように流体の圧力によって、弁体20が弁ポート32に向かって押圧されることとなるため、その際に流体の圧力を受け易い形態であれば特に限定されるものではないものである。
そして図6(a),(b)に示したように、さらに弁ポート32から弁体20を離反させて行くと、弁ポート32を遮断するものがなくなり、流体をスムーズに弁ポート32内に流入させることができる。
次に本発明の第2の実施形態における流量制御弁10について、図7〜図10を用いて説明する。
図7〜図10に示した弁体および弁ポートの構造は、基本的には、図3〜図6に示した第1の実施形態と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
一方側弁ポート32aから他方側弁ポート32bに向かって流体を移動させる際には、まず図8(a),(b)に示したように、弁閉状態において他方側弁ポート32bの周縁部の平坦面34bと、弁体20の平坦面22bとが対向した状態であり、このとき弁体20が流体の圧力(本実施形態では右から左に向かう矢印)により、他方側弁ポート32bに向かって押圧された状態となり、流体の流出を確実に防止している。
次に本発明の第3の実施形態における流量制御弁10について、図11〜図14を用いて説明する。
図11〜図14に示した弁体および弁ポートの構造は、基本的には、図7〜図10に示した第2の実施形態と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
次に本発明の第4の実施形態における流量制御弁10について、図15〜図18を用いて説明する。
図15〜図18に示した弁体および弁ポートの構造は、基本的には、図11〜図14に示した第3の実施形態と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
さらに図17(a),(b)に示したように、他方側弁ポート32bから弁体20を離反させて行くと、他方側弁ポート32bの周縁部の平坦面34bに対して、弁体20のテーパ面24bが対向するようになり、他方側弁ポート32bと弁体20との間に僅かな隙間が生じ、流体の流出が開始されることとなる。
次に本発明の第5の実施形態における流量制御弁10について、図19〜図23を用いて説明する。
本発明の第5の実施形態における流量制御弁10で用いられる弁体20は、図19に示したように、弁体20の両側面が平坦面22,29となっており、第1の実施形態から第4の実施形態における弁体20には設けられているテーパ面24が、設けられていない。
そして、上記のテーパ面24の替わりとして、図20(a),(b)に示したように、弁ポート32の下方に位置する弁ポート32の周縁部の平坦面34の一部に、弁ポート32と連通するテーパ部36が設けられている。
なお、図21(b)に示した方向において、テーパ部36は、弁ポート32に向かうに従って、徐々にテーパ部36の幅が広がる、すなわち扇状の形態とすることが好ましい。
このようにテーパ部36が扇状であれば、弁開初期において流体の低流量をさらに制御し易くすることができる。
なおテーパ部36は、図22に示したように、弁ポート32に向かう幅が一定であっても良く、この形態を排除したものではないものである。
そして図23(a),(b)に示したように、さらに弁ポート32から弁体20を離反させて行くと、弁ポート32を遮断するものがなくなり、流体をスムーズに弁ポート32内に流入させることができる。
次に本発明の第6の実施形態における流量制御弁10について、図24〜図26を用いて説明する。
図24〜図26に示した弁体および弁ポートの構造は、基本的には、図19〜図23に示した第5の実施形態と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
一方側弁ポート32aから他方側弁ポート32bに向かって流体を移動させる際には、まず図24(a),(b)に示したように、弁閉状態において他方側弁ポート32bの周縁部の平坦面34bと、弁体20の平坦面22bとが対向した状態であり、このとき弁体20が流体の圧力(本実施形態では右から左に向かう矢印)により、他方側弁ポート32bに向かって押圧された状態となり、流体の流出を確実に防止している。
例えば図2に示した弁室構成部材60のように、中実円柱状の本体に、水平方向に貫通穴を開けて弁ポート32を形成するとともに、縦方向に平板状の弁体収容部62を形成する構造の他にも、図27に示したように、円筒状の本体に、水平方向に貫通穴を開け、そこに弁ポート形成部材64を螺着し、円筒状の本体の縦方向の空間を弁体収容部62として弁体20が移動するようにし、弁ポート形成部材64,64の両端面64a,64bが、弁体20との当接面となるような構造としても良いものである。
また、弁体の駆動手段として、第1の実施形態から第4の実施形態ではステッピングモータなどの電動駆動手段を用いて説明を行っているが、これについても限定されるものではなく、例えばハンドルやレバーなどの手動駆動手段を用いて弁体を上下動するようにしても良いなど、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の実施形態の組み合わせや変更が可能なものである。
20・・・弁体
21・・・フランジ部
22・・・平坦面
22a・・一方側の平坦面
22b・・他方側の平坦面
24・・・テーパ面
24a・・一方側テーパ面
24b・・他方側テーパ面
26a・・安定面
26b・・安定面
28・・・貫通穴
29・・・平坦面
30・・・弁座面
30a・・一方側の弁座面
30b・・他方側の弁座面
32・・・弁ポート
32a・・一方側弁ポート
32b・・他方側弁ポート
34・・・平坦面
34a・・一方側の平坦面
34b・・他方側の平坦面
36・・・テーパ部
36a・・一方側テーパ部
36b・・他方側テーパ部
40・・・マグネットロータ
42・・・ロータ軸
44・・・雄ネジ部分
45・・・支持部
46・・・本体
48・・・雌ネジ部分
50・・・調整部材
60・・・弁室構成部材
62・・・弁体収容部
64・・・弁ポート形成部材
64a・・端面
64b・・端面
θa〜θh・傾斜角度
100・・・弁体(ニードル弁)
102・・・円錐状部分
110・・・弁座面
112・・・弁ポート
114・・・周縁部
200・・・ニードル弁
202・・・円錐状部分
210・・・弁座面
212・・・弁ポート
214・・・周縁部
Claims (9)
- 弁座面に設けられた弁ポートに対し、駆動手段を介して弁体を接離させることで前記弁ポートを通過する流体の流量を制御する流量制御弁であって、
前記流量制御弁は、
前記弁体が、前記駆動手段を介して前記弁ポートの形成方向に対して直交方向に直線移動するよう構成され、
前記弁体と前記弁ポートとを対向させた際に、前記弁体の端面と前記弁ポートの周縁部とがそれぞれ平坦面であり、さらに前記弁体の前記平坦面の下方には前記平坦面から連続してテーパ面が設けられており、
前記流体によって、前記弁ポートの周縁部の平坦面に前記弁体の平坦面が面接触で押圧されることで前記弁ポートの弁閉がなされ、
前記弁ポートの弁開時には、
前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させて、前記弁ポートの周縁部の平坦面に対して前記弁体の平坦面を摺動させて行き、さらに前記弁体の平坦面から連続するテーパ面の一部が前記弁ポートの周縁部の平坦面と対向する位置に差し掛かった際に、前記弁体のテーパ面と前記弁ポートの周縁部の平坦面との間に僅かな隙間を生じさせることにより、前記隙間から前記流体の流出を開始し、
さらに前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させることにより、前記流体の流出量が漸次増大されるよう構成されていることを特徴とする流量制御弁。 - 前記弁ポートが、
対向する一方側の弁座面と他方側の弁座面のそれぞれに設けられた、一方側弁ポートと他方側弁ポートであって、
前記弁体が、前記一方側弁ポートと他方側弁ポートの間に位置し、
さらに前記弁体は、
前記一方側弁ポートと対向する一方側の端面が平坦面であるとともに、前記他方側弁ポートと対向する他方側の端面が平坦面であり、
前記一方側の端面と他方側の端面のそれぞれの平坦面の下方には、前記平坦面から連続してそれぞれテーパ面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。 - 前記弁体のテーパ面の下方には、前記弁ポートに対して前記弁体を摺動させた際に摺動安定性を向上させるために前記弁座面と面接触される安定面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の流量制御弁。
- 前記弁体の前記テーパ面の下端部には、前記流体の流出量を向上させる貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の流量制御弁。
- 前記弁体のテーパ面と安定面との間には、前記流体の流出量を向上させる貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の流量制御弁。
- 前記弁体は、少なくとも厚み方向が線対称形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の流量制御弁。
- 弁座面に設けられた弁ポートに対し、駆動手段を介して弁体を接離させることで前記弁ポートを通過する流体の流量を制御する流量制御弁であって、
前記流量制御弁は、
前記弁体が、前記駆動手段を介して前記弁ポートの形成方向に対して直交方向に直線移動するよう構成され、
前記弁体と前記弁ポートとを対向させた際に、前記弁体の端面と前記弁ポートの周縁部とがそれぞれ平坦面であり、さらに前記弁ポートの下方に位置する前記弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記弁ポートと連通するテーパ部が設けられており、
前記流体によって、前記弁ポートの周縁部の平坦面に前記弁体の平坦面が面接触で押圧されることで前記弁ポートの弁閉がなされ、
前記弁ポートの弁開時には、
前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させて、前記弁ポートの周縁部の平坦面に対して前記弁体の平坦面を摺動させて行き、さらに前記弁体の平坦面が前記弁ポートと連通するテーパ部と対向する位置に差し掛かった際に、前記弁体の平坦面と前記弁ポートと連通するテーパ部との間に僅かな隙間を生じさせることにより、前記隙間から前記流体の流出を開始し、
さらに前記弁体を弁ポートに対して離反方向に直線移動させることにより、前記流体の流出量が漸次増大されるよう構成されていることを特徴とする流量制御弁。 - 前記弁ポートが、
対向する一方側の弁座面と他方側の弁座面のそれぞれに設けられた、一方側弁ポートと他方側弁ポートであって、
前記一方側弁ポートの下方に位置する前記一方側弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記一方側弁ポートと連通する一方側テーパ部が設けられるとともに、前記他方側弁ポートの下方に位置する前記他方側弁ポートの周縁部の平坦面の一部には、前記他方側弁ポートと連通する他方側テーパ部が設けられており、
前記弁体が、前記一方側弁ポートと他方側弁ポートの間に位置し、
さらに前記弁体は、
前記一方側弁ポートと対向する一方側の端面が平坦面であるとともに、前記他方側弁ポートと対向する他方側の端面が平坦面であることを特徴とする請求項7に記載の流量制御弁。 - 前記駆動手段が、電動駆動手段であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の流量制御弁。
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