JP2013254465A - 画像編集装置、制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像のデータ構造 - Google Patents

画像編集装置、制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像のデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の部品画像から構成される画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更する。
【解決手段】画像編集装置1は、部品画像キーワードおよび色制御情報を取得し、元画像に含まれる部品画像のうち、上記取得した部品画像キーワードが付与された部品画像を特定し、その色を上記取得した色制御情報に対応する色に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像の色を変更する画像編集装置、制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像のデータ構造に関する。
デジタルサイネージ(digital signage)などのデジタルコンテンツは、その使用用途に合ったデザインの画像と、その画像に挿入された文字列とで構成されることが多い。そして、そのようなデジタルコンテンツを作成する場合、まず画像検索等により文字列を挿入して画像を取得する。しかし、画像検索等によって適当な画像が取得できたとしても、挿入する文字列の色と、該文字列を挿入する場所に該当する画像領域の色とが調和しない場合がある。そのような場合、挿入する文字列の視認性を確保するために、上記画像領域の色を変更する等の画像編集が必要である。
ここで、特許文献1には、任意の自然言語を入力することにより、その内容に該当する画像を自由に生成する画像処理技術が開示されている。この画像処理では、入力文字列の形態素を、構文解析技術を用いて少なくとも名詞情報と形容詞情報とに分けて解析し、その結果、画像辞書が上記名詞に対応する画像を出力し、色テーブルが上記形容詞のうち色情報をもとに上記出力画像を該当色に変換する。
また、特許文献2には、前述の画像編集に関連して、デジタルスチルカメラなどの入力画像に付加される装飾画像を入力画像に応じて生成する技術が開示されている。この装飾画像生成技術では、装飾画像データを構成する複数の要素各々に対応する領域を指定し、該領域のカラー要素画像における、明度成分と、色相成分と、彩度成分とを必要に応じて変更することができる。
また、特許文献3には、前述の画像に挿入された文字列の視認性に関する編集に関連して、画像および文字列を含むデジタルコンテンツを編集するときの技術が開示されている。このコンテンツ編集技術では、画像に文字列を合わせることで完成するデジタルコンテンツにおいて、挿入した文字列の色、もしくは、該文字列が置かれる場所に相当する画像上の領域で、該挿入された文字列の背景となる領域の色を編集できる。
特許第3010450号公報(1999年12月10日登録) 特開2005−110159号公報(2005年4月21日公開) 特開2007−257409号公報(2007年10月4日公開)
しかし、特許文献1に記載の出力画像の色変換技術は、指示文字列が含む名詞情報に対応する画像に対して、指示文字列が含む形容詞情報に対応する色への色変換を行うため、画像全体が色変換されてしまい、画像の一部領域のみを色変換することができなかった。
また、特許文献2、3に記載の技術は、画像の一部領域のみの色変換が可能であるが、任意の画像に対して、色変換したい領域を簡便に指定することができなかった。
上記のように、従来の技術では、デザイナーの意図を尊重して、元画像からの変更をできるだけ抑えるために、元画像の一部領域を指定して、該一部領域の色のみを変更することを簡便に行うことができなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の部品画像から構成される画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更する画像編集装置、制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像のデータ構造を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像編集装置は、複数の部品画像から構成される編集対象画像の、1または複数の部品画像の色を変更する画像編集装置であって、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得手段と、指示文字列を取得する指示文字列取得手段と、上記指示文字列取得手段が取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析手段と、上記指示文字列解析手段が抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合手段と、上記指示文字列解析手段が抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理手段と、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合手段が特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理手段が決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る画像編集装置の制御方法は、複数の部品画像から構成される編集対象画像の、1または複数の部品画像の色を変更する画像編集装置の制御方法であって、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得ステップと、指示文字列を取得する指示文字列取得ステップと、上記指示文字列取得ステップにて取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析ステップと、上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合ステップと、上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理ステップと、上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合ステップにて特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理ステップにて決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記画像編集装置が処理する編集対象画像は、複数の部品画像から構成され、色を変更可能な部品画像には当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されている。そのため、画像編集装置は、編集対象画像を取得した後、取得した指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出し、部品画像キーワードが付与された部品画像を編集対象画像から特定するとともに、色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する。そして、編集対象画像に含まれる部品画像のうち、部品画像キーワードから特定した部品画像の色を、色制御情報から決定した色指定パラメータに従って変更することができる。
ここで、上記画像編集装置では、編集対象画像の編集の指示、すなわち、色変更する部品画像の指定および変更後の色の指定を、部品画像キーワードおよび色制御情報を含む指示文字列の形態で入力する。そして、部品画像キーワードは、当該部品画像を特定可能であれば任意のキーワードが設定できる。また、色制御情報は、色指定パラメータに変更可能であれば任意のキーワードが設定できる。なお、指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報の抽出には、例えば形態素解析が利用できる。
よって、指示文字列を入力するというユーザに分かりやすい操作によって、編集対象画像のうちの所望の部品画像のみの色を変更することが可能となる。すなわち、複数の部品画像から構成される画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更することができる。
また、このように部品画像のみの色を容易に変更することができるため、画像の一部領域の色を異ならせた色違いが画像をすべて用意しておく必要がなく、画像データベースの規模を小さく抑えることが可能となる。
さらに、本発明に係る画像編集装置は、上記部品画像照合手段が、上記指示文字列取得手段が取得した上記指示文字列に上記部品画像キーワードが含まれないとき、色を変更可能な部品画像のすべてを、上記色制御情報処理手段が決定した上記色指定パラメータに従って色を変更する部品画像として特定することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、指示文字列に部品画像キーワードが含まれないとき、色を変更可能な部品画像のすべてを、色を変更する部品画像として特定することができる。
したがって、色を変更可能なすべての部品画像の色を同時に変更する場合、部品画像キーワードを、すべての部品画像について指示文字列に記載する必要がない。よって、ユーザが指示文字列を容易に入力することが可能となる。
さらに、本発明に係る画像編集装置は、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から、色を変更可能な部品画像に付与された上記部品画像キーワードを抽出し、該抽出した部品画像キーワードをユーザが上記指示文字列を入力する画面に表示する指定文字列入力支援手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、色を変更可能な部品画像に付与された部品画像キーワードを、ユーザが指示文字列を入力する画面に表示することができる。
したがって、ユーザは、指示文字列を入力する際、画面に表示された部品画像キーワードを見ながら入力することができるため、部品画像に付与されている部品画像キーワードを覚えておく必要がない。よって、ユーザが指示文字列を容易に入力することが可能となる。
さらに、本発明に係る画像編集装置は、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から、色を変更可能な部品画像を特定し、該特定した部品画像の組み合わせ例をユーザが選択可能に表示し、ユーザによって選択された上記組み合わせ例の部品画像に付与された部品画像キーワードを、ユーザが上記指示文字列を入力する指示文字列入力領域に、色制御情報を追記して上記指示文字列を完成できるように表示する指定文字列入力支援手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、色を変更可能な部品画像の組み合わせ例を表示し、ユーザに選択させることができる。そして、ユーザによって組み合わせ例が選択されると、その組み合わせ例の部品画像に付与された部品画像キーワードを、ユーザが指示文字列を入力する指示文字列入力領域に、色制御情報を追記して指示文字列を完成できるように表示することができる。
したがって、ユーザは、指示文字列入力領域に指示文字列を入力する際、画面に表示された組み合わせ例から所望の組み合わせ例を選択するだけで、部品画像キーワードが記入された指示文字列を得ることができ、それに色制御情報を追記すれば指示文字列を完成させることができる。よって、ユーザが指示文字列を容易に入力することが可能となる。
また、本発明に係る画像のデータ構造は、複数の部品画像から構成され、1または複数の部品画像の色を変更可能な画像のデータ構造であって、上記画像は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されており、部品画像キーワードおよび色制御情報を取得した画像編集装置が、上記画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像キーワードが付与された部品画像の色を、上記色制御情報に対応する色に変更可能であることを特徴としている。
上記の構成によれば、画像は、複数の部品画像から構成され、色を変更可能な部品画像には当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されている。そのため、部品画像の色を変更する画像編集装置は、編集対象画像を取得した後、取得した指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出し、部品画像キーワードが付与された部品画像を編集対象画像から特定するとともに、色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する。そして、編集対象画像に含まれる部品画像のうち、部品画像キーワードから特定した部品画像の色を、色制御情報から決定した色指定パラメータに従って変更することができる。
ここで、上記画像編集装置では、編集対象画像の編集の指示、すなわち、色変更する部品画像の指定および変更後の色の指定を、部品画像キーワードおよび色制御情報を含む指示文字列の形態で入力すればよい。そして、部品画像キーワードは、当該部品画像を特定可能であれば任意のキーワードが設定できる。また、色制御情報は、色指定パラメータに変更可能であれば任意のキーワードが設定できる。なお、指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報の抽出には、例えば形態素解析が利用できる。
よって、指示文字列を入力するというユーザに分かりやすい操作によって、編集対象画像のうちの所望の部品画像のみの色を変更することが可能となる。すなわち、複数の部品画像から構成される画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更することができる。
また、このように部品画像のみの色を容易に変更することができるため、画像の一部領域の色を異ならせた色違いが画像をすべて用意しておく必要がなく、画像データベースの規模を小さく抑えることが可能となる。
なお、上記画像編集装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記画像編集装置をコンピュータにて実現させる画像編集装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像編集装置は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得手段と、指示文字列を取得する指示文字列取得手段と、上記指示文字列取得手段が取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析手段と、上記指示文字列解析手段が抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合手段と、上記指示文字列解析手段が抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理手段と、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合手段が特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理手段が決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成手段と、を備える構成である。
また、本発明に係る画像編集装置の制御方法は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得ステップと、指示文字列を取得する指示文字列取得ステップと、上記指示文字列取得ステップにて取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析ステップと、上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合ステップと、上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理ステップと、上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合ステップにて特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理ステップにて決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成ステップと、を含む方法である。
また、本発明に係る画像のデータ構造は、上記画像は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されており、部品画像キーワードおよび色制御情報を取得した画像編集装置が、上記画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像キーワードが付与された部品画像の色を、上記色制御情報に対応する色に変更可能なデータ構造である。
よって、指示文字列を入力するというユーザに分かりやすい操作によって、編集対象画像のうちの所望の部品画像のみの色を変更することが可能となるという効果を奏する。すなわち、複数の部品画像から構成される画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更することができるという効果を奏する。
また、このように部品画像のみの色を容易に変更することができるため、画像の一部領域の色を異ならせた色違いが画像をすべて用意しておく必要がなく、画像データベースの規模を小さく抑えることが可能となるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係る画像編集装置の構成の概略を示す機能ブロック図である。 図1に示した画像編集装置が処理する編集対象画像のデータ構造の概要を示す模式図である。 図2に示した編集対象画像の一例のデータ構造の詳細を示す説明図である。 図2に示した編集対象画像の一例のデータ構造の詳細を示す説明図である。 図2に示した編集対象画像の一例のデータ構造の詳細を示す説明図である。 図2に示した編集対象画像の一例のデータ構造の詳細を示す説明図である。 図1に示した画像編集装置が用いる色指定パラメータをマンセル色相環に従って指定する例を示す説明図であり、(a)は色制御情報(色名)と色指定パラメータ(角度)との対応関係を定義したテーブルを示し、(b)はマンセル色相環の概念図を示す。 図1に示した画像編集装置が行う画像編集処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した画像編集装置が、画像編集を行う際、編集対象画像を取得する前に表示する初期画面の例を示す説明図である。 (a)〜(c)は、図1に示した画像編集装置による処理の一例における表示画面の遷移を示す説明図である。 (a)〜(c)は、図1に示した画像編集装置による処理の他の例における表示画面の遷移を示す説明図である。 (a)〜(c)は、図1に示した画像編集装置による処理のさらに他の例における表示画面の遷移を示す説明図である。 図1に示した画像編集装置による処理のさらに他の例における表示画面の遷移を示す説明図である。
以下、図1〜図13を参照しながら、本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
〔画像編集装置1の概要〕
本実施の形態に係る画像編集装置1は、複数の部品画像から構成される画像の、1または複数の部品画像の色を変更するものである。詳細には、画像編集装置1は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された画像を編集対象画像として取得する。また、入力された指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報を取得する。そして、編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記取得した部品画像キーワードが付与された部品画像を特定し、その色を上記取得した色制御情報に対応する色に変更する。これにより、画像編集装置1は、複数の部品画像から構成される編集対象画像から、1または複数の部品画像を簡便に指定して、その色を変更することができる。
なお、本実施の形態では、編集対象画像を構成する部品画像のうちの、1または複数の部品画像の色を変更する処理について説明するが、指定した部品画像の形を変形したり、消去したりする機能を追加してもよい。また、本実施の形態では、編集対象画像およびそれを構成する部品画像が2次元画像である場合について説明するが、3次元画像であってもよい。
〔画像編集装置1の構成〕
図1は、画像編集装置1の構成の概略を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、画像編集装置1は、操作入力部11、画像入力部(画像取得手段)12、画像データベース部13、指示文字列入力部(指示文字列取得手段)14、指示文字列解析部(指示文字列解析手段)15、形態素辞書部16、部品画像照合部(部品画像照合手段)17、画像保持部18、色制御情報処理部(色制御情報処理手段)19、色テーブル部20、画像生成部(画像生成手段)21、出力画像表示部22、参考画像生成部(指定文字列入力支援手段)31、参考画像表示部32を備えて構成されている。
操作入力部11は、画像編集装置1のユーザによる操作入力を受け付ける。操作入力部11は、画像編集装置1のユーザが、画像編集を指示する文字列や画像編集の対象となる編集対象画像を指定する情報を入力するキーボード等の文字入力装置を備える。
画像入力部12は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する。具体的には、画像入力部12は、操作入力部11からのユーザによる操作入力に従って、画像データベース部13から1つの編集対象画像を取得し、画像保持部18に格納する。
画像データベース部13には、画像編集装置1が編集する画像が複数記憶されている。画像データベース部13に記憶されている画像のデータ構造については、後に詳述する。
指示文字列入力部14は、ユーザが編集対象画像の編集の仕方を指定した指示文字列を取得する。具体的には、指示文字列入力部14は、操作入力部11を介して入力された、部品画像キーワードおよび色制御情報を含む指示文字列を取得し、指示文字列解析部15へ出力する。
指示文字列解析部15は、指示文字列入力部14が取得した指示文字列から部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する。具体的には、指示文字列解析部15は、指示文字列入力部14から出力された指示文字列を取得し、形態素辞書部16にあらかじめ登録されているデータを参照して形態素解析を行い、該指示文字列に含まれる名詞(部品画像キーワード)および形容詞など(色制御情報を含む)を抽出する。すなわち、指示文字列解析部15は、指示文字列に含まれる名詞のうち、形態素辞書部16に記憶されている部品画像キーワードと一致するものを抽出する。同様に、指示文字列解析部15は、指示文字列に含まれる形容詞など(色制御情報を含む)のうち、形態素辞書部16に記憶されている色制御情報と一致するものを抽出する。このように、形態素辞書部16には、部品画像キーワード(帽子、ぼうし、鞄、かばん、服、人、など)および色制御情報(赤、赤い、黄、黄色い、など)があらかじめ登録されているものとする。
部品画像照合部17は、指示文字列解析部15が抽出した部品画像キーワードが付与された部品画像を、画像入力部12が取得した編集対象画像から特定する。具体的には、部品画像照合部17は、指示文字列解析部15から指示文字列に含まれていた部品画像キーワードを取得し、該部品画像キーワードに対応する部品画像番号を、画像保持部18に保持されている編集対象画像から取得する。なお、本実施の形態では、「部品画像番号」として説明するが、部品画像を特定可能であれば番号以外の符号を用いてもよい。
また、部品画像照合部17は、指示文字列入力部14が取得した指示文字列に部品画像キーワードが含まれないとき、色を変更可能な部品画像のすべてを、色制御情報処理部19が決定した色指定パラメータに従って色を変更する部品画像として特定する。これにより、色を変更可能な部品画像を特定せずに色制御情報が入力された場合には、色を変更可能なすべての部品画像の色を、色制御情報に対応する色指定パラメータに従って色を変更することができる。
なお、部品画像照合部17は、画像保持部18が部品画像ごと(あるいは、色のレイヤーごと)に保持する色変更済み情報を、個別に部品画像キーワードが指定されて色が変更された場合に「色変更済み」を示すように変更し、個別に部品画像キーワードが指定されずに色が変更された場合には変更しない。これにより、個別に部品画像キーワードを指定せずに色を変更した後で、個別に部品画像キーワードを指定してさらに色を変更することが可能となる。
色制御情報処理部19は、指示文字列解析部15が抽出した色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する。具体的には、色制御情報処理部19は、まず指示文字列解析部15から指示文字列に含まれる色制御情報を取得する。そして、指示文字列に含まれる色制御情報(赤、赤い、など)に対応する色指定パラメータを、色テーブル部20から取得する。色テーブル部20には、色制御情報(赤、赤い、など)に対応付けて、色指定パラメータがあらかじめ設定されている。なお、色テーブル部20のデータ構造については、後に詳述する。
画像生成部21は、画像入力部12が取得した編集対象画像に含まれる部品画像のうち、部品画像照合部17が特定した部品画像の色を、色制御情報処理部19が決定した色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する。すなわち、画像生成部21は、画像保持部18に保持された編集対象画像を取得し、この編集対象画像に含まれる部品画像のうち、部品画像照合部17から取得した部品画像番号に対応する部品画像の色を、色制御情報処理部19から取得した色指定パラメータに対応する色に変更する。画像生成部21は、生成した編集画像を、出力画像表示部22および画像保持部18に出力する。
出力画像表示部22は、画像生成部21で生成された編集画像を、表示装置の画面に表示する。
画像保持部18は、画像入力部12から入力された画像を初期値として保持し、画像生成部21で生成された編集画像によって更新された画像を保持する。
参考画像生成部31は、画像編集を行うユーザの利便性を考慮して、ユーザの指定文字列の入力を支援する各種の情報を生成して、提示する。例えば、参考画像生成部31は、画像入力部12が取得した編集対象画像から、色を変更可能な部品画像に付与された部品画像キーワードを抽出し、該抽出した部品画像キーワードをユーザが指示文字列を入力する画面に表示する。また、参考画像生成部31は、画像保持部18が保持している画像を取得し、1または複数の参考画像を自動的に生成し、ユーザが指示文字列を入力する画面に表示する。さらに、参考画像生成部31は、画像入力部12が取得した編集対象画像から、色を変更可能な部品画像を特定し、該特定した部品画像の組み合わせ例をユーザが選択可能に表示し、ユーザによって選択された組み合わせ例の部品画像に付与された部品画像キーワードを、ユーザが指示文字列を入力する指示文字列入力領域に、色制御情報を追記して指示文字列を完成できるように表示する。なお、参考画像生成部31の具体的な機能や表示する参考画像については、後に詳述する。
参考画像表示部32は、参考画像生成部31が生成した参考画像を、表示装置の画面に表示する。なお、参考画像表示部32は、参考画像を、画像生成部21で生成された編集画像を表示する表示装置と同じ表示装置に表示してもよいし、別個の表示装置に表示してもよい。
〔編集対象画像のデータ構造〕
画像編集装置1が編集対象とする画像は、複数の部品画像から構成され、1または複数の部品画像の色を変更可能な画像であって、少なくとも、色を変更可能な部品画像には、当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されているデータ構造を有する。このようなデータ構造を有することにより、部品画像キーワードおよび色制御情報を取得した画像編集装置1が、上記画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像キーワードが付与された部品画像の色を、上記色制御情報に対応する色に変更することができる。
以下、図2から図6を参照しながら、画像編集装置1が処理する編集対象画像のデータ構造について詳細に説明する。図2は、編集対象画像のデータ構造の概要を示す模式図である。図3〜図6は、図2に示した編集対象画像の一例のデータ構造の詳細を示す説明図である。
図2は、帽子と鞄と服とを備えた人の編集対象画像201を例示している。編集対象画像201は、4つの部品画像(帽子、鞄、服、人)の組み合わせによって構成されている。そして、そのうち3つの部品画像(帽子、鞄、服)は、輪郭線を示す輪郭線のレイヤー(211、221、231)と、色を示す色レイヤー(212、222、232)とから構成されている。
図3に示すように、「帽子」の部品画像は、輪郭線のレイヤー211と色のレイヤー212とから構成されている。そして、図3のテーブルに示すように、「帽子」の部品画像のデータは、「Parts Index」、「Parts Layer Count」、「Parts Layer」、「Keyword」の各データを含む。
「Parts Index」は、編集対象画像における、この部品画像を特定するための部品画像番号(1)を示す。
「Parts Layer Count」は、この部品画像を構成するレイヤーの数(2)を示す。
「Parts Layer」には、このレイヤーについての詳細な情報が格納される。よって、部品画像のデータには、その部品画像を構成するレイヤーの数だけ、「Parts Layer」欄が含まれる。図3の例では、「Parts Layer」が2つ含まれ、「Parts Index」が“1”の「Parts Layer」がレイヤー211に対応し、「Parts Index」が“2”の「Parts Layer」がレイヤー211に対応する。
そして、「Parts Index」が“1”の「Parts Layer」には、編集の可否を示す「Transform」と、このレイヤーの画像データを示す「Image Data」が含まれる。「Parts Index」が“1”の「Parts Layer」は、輪郭線のレイヤー211に対応するため、「Transform」に編集不可を示す“no”が設定されている。
また、「Parts Index」が“2”の「Parts Layer」には、編集の可否を示す「Transform」と、このレイヤーの画像データを示す「Image Data」に加えて、変更可能なパラメータの初期値を示す「Trans. Parameter」が含まれる。「Parts Index」が“2”の「Parts Layer」は、色のレイヤー212に対応するため、「Transform」に編集可能を示す“yes”が設定されているとともに、「Trans. Parameter」に、色の初期値を示す色指定パラメータ「H=72°,S=0,V=0」が設定されている。ここで、色指定パラメータ「H=72°,S=0,V=0」は、後述するように、“黄色”を示す。なお、本実施の形態では、色相(H)の変更のみを説明するが、彩度(S)、明度(V)についても、色相と同様の処理が可能である。具体的には、「明るい、暗い、など」、「鮮やか、くすんだ、など」の表現に対してのテーブルを、色相と同様に準備することで処理が可能である。
「Keyword」は、この部品画像と特定するための、部品画像キーワード(帽子、ぼうし)を示す。
以上のように、図3に示したテーブルから、「帽子」の部品画像は、部品画像キーワードが「帽子,ぼうし」であり、色が変更可能であり、初期値が“黄色”であることが分かる。
同様に、図4に示すように、「鞄」の部品画像は、輪郭線のレイヤー221と色のレイヤー222とから構成されている。そして、図4に示したテーブルから、「鞄」の部品画像は、部品画像キーワードが「鞄、かばん」であり、色が変更可能であり、初期値が“赤色(H=0°,S=0,V=0)”であることが分かる。
また、図5に示すように、「服」の部品画像は、輪郭線のレイヤー231と色のレイヤー232とから構成されている。そして、図5に示したテーブルから、「服」の部品画像は、部品画像キーワードが「服、ふく、上着、うわぎ」であり、色が変更可能であり、初期値が“青色(H=216°,S=0,V=0)”であることが分かる。
最後に、図6に示すように、「人」の部品画像は、輪郭線と色とを組合せたレイヤー241のみから構成されている。そして、図5に示したテーブルから、「人」の部品画像は、部品画像キーワードが「人、ひと」であるが、編集不可であることから、色の変更は不可である。
以上のように、画像編集装置1が編集対象とする編集対象画像は、1または複数の部品画像より構成されるとともに、部品画像ごとに部品画像キーワードが設定されており、かつ、色のレイヤーの色が変更可能である場合には、それを示す情報が設定されている。そして、画像データベース部13には、上記のようなデータ構造を有する画像が1または複数記憶されており、画像入力部12が1つの画像を取得し、該画像を画像保持部18に保持させる。なお、編集対象画像は、上記のようなデータ構造を有していればよく、画像データベース部13以外の、例えば外部の供給装置から取得してもよい。
なお、本実施の形態では、分かりやすいようにレイヤーを輪郭線と色とに分けて構成したが、レイヤー241のように部品画像キーワードに対してレイヤーはひとつで構成してもよいし、3つ以上のレイヤーから構成してもよい。
〔色指定パラメータ〕
図7は、画像編集装置1が用いる色指定パラメータをマンセル色相環に従って指定する例を示す説明図であり、(a)は色制御情報(色名)と色指定パラメータ(角度)との対応関係を定義したテーブルを示し、(b)はマンセル色相環の概念図を示す。
画像編集装置1における色編集では、色を指定するために用いる体系を任意に選択できる。すなわち、マンセル色相環のほか、日本色研配色体系(PCCS)、オストワルト、ナチュラル カラー システム(NCS)、XYZなどが利用できる。また、一般的に知られているカラー体系に限らず、独自の色変換テーブルにより、色指定パラメータを処理してもよい。
本実施の形態では、マンセル色相環を用いた例を示している。マンセル色相環は、5色の基本色(赤、黄、緑、青、紫)とそれらの中間色(赤黄、黄緑、青緑、青紫、赤紫)との計10色で分割し(図7(a))、それらの色の中間もさらに分割して、図7(b)のように円形に並べたものである。そして、赤色を0°とする角度により色指定パラメータを設定できる。例えば、色指定パラメータ「H=0°」で決められる色は「赤色」である。
なお、本実施の形態では、マンセル色相環に従う10分割のみについて説明するが、黄赤を橙と表現するテーブルや、その他の色に対してもテーブルを設けることで対応が可能である。
また、通常、コンピュータでは画像の画素データはRGBで表現されるため、色の変換に伴い、以下のような画像変換を行うことになる。RGB表現の入力画像→HSV表現に入力画像を変換→HSV表現で色変更された編集画像→RGB表現に変換した出力画像。
〔画像編集処理の流れ〕
次に、図8を参照して、画像編集装置1が行う画像編集処理の流れについて説明する。図8は、画像編集装置1が行う画像編集処理の流れを示すフローチャートである。
まず、画像編集装置1のユーザによる操作入力に従って、画像入力部12は画像データベース部13に記憶されている画像から1つを編集対象画像として取得し、画像保持部18に保持させる(S1;画像取得ステップ)。
次に、指示文字列入力部14が、ユーザによる画像編集の指示文字列の入力を受けると(S2;指示文字列取得ステップ)、指示文字列解析部15が、指示文字列入力部14に入力された指示文字列に対して形態素解析を行う(S3;指示文字列解析ステップ)。そして、指示文字列解析部15は、形態素解析の結果に基づいて、指示文字列に含まれる名詞(部品画像キーワード)と形容詞など(色制御情報を含む)とを抽出する。具体的には、指示文字列解析部15は、指示文字列に含まれる名詞から、形態素辞書部16に記憶されている部品画像キーワードに対応する語(帽子、ぼうし、鞄、かばん、服、人、など)と一致するものを抽出する(S4;指示文字列解析ステップ)。また、指示文字列解析部15は、指示文字列に含まれる形容詞などから、形態素辞書部16に記憶されている色制御情報に対応する語(赤、赤い、黄、黄色い、など)と一致するものを抽出する(S6;指示文字列解析ステップ)。
つづいて、部品画像照合部17が、指示文字列解析部15が抽出した部品画像キーワードに対応する部品画像番号を、画像保持部18に保持されている編集対象画像のデータから取得する(S5;部品画像照合ステップ)。
また、色制御情報処理部19が、指示文字列解析部15が抽出した色制御情報に対応する色指定パラメータを、色テーブル部20から取得する(S7;色制御情報処理ステップ)。
その後、画像生成部21は、画像保持部18から編集対象画像を取得して、部品画像照合部17から取得した部品画像番号に対応する部品画像の色を、色制御情報処理部19から取得した色制御情報に対応する色に変更することで、編集画像を生成する(S8;画像生成ステップ)。
そして、画像生成部21は、生成した画像を出力画像表示部22に出力し、表示装置に表示させる。なお、画像生成部21は、生成した画像を画像保持部18に送り、そこで保持させることで、後述するような、指示文字列の追加などに対応した画像編集が可能となる。
〔表示例〕
以下、図9〜図13を参照して、具体的な処理に伴う画面表示について説明する。
(1)初期画面
図9は、画像編集装置1が、画像編集を行う際、編集対象画像を取得する前に表示する初期画面の例を示す説明図である。
図9に示すように、初期画面には、指示文字列入力領域101、画像編集指示ボタン102、出力画像表示領域103、部品画像キーワード表示領域104、参考画像表示領域105が設けられている。
指示文字列入力領域101は、ユーザが指示文字列を入力する領域である。ユーザは、指示文字列入力領域101において、操作入力部11を用いて指示文字列を編集できる。
画像編集指示ボタン102は、指示文字列入力領域101に指示文字列の入力が行われた後、ユーザが当該指示文字列に従って画像編集を開始することを指示するボタンである。
出力画像表示領域103は、指示文字列に従って編集対象画像を編集した結果表示する。出力画像表示領域103は、出力画像表示部22から出力された画像を表示する。
部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105は、参考画像生成部31で生成された部品画像キーワードおよび参考画像を表示する領域である。部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105は、参考画像表示部32から出力されたテキストおよび部品画像キーワードおよび参考画像を表示する。部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105は、参考画像生成部31が画像保持部18が保持する編集対象画像あるいは編集対象画像から色変更された編集画像が更新されるたびに、データを取得し、次の画像編集作業をユーザが進めるときに参考となる部品画像キーワードおよび参考画像を自動生成し、表示する。
詳細には、部品画像キーワード表示領域104は、参考画像生成部31の処理により、画像保持部18に保持されている編集対象画像を構成する部品画像のうち、さらに色変更が可能な部品画像の部品画像キーワードのリストを表示する。なお、部品画像キーワードとともに、部品画像キーワードが付与された部品画像を表示してもよい。一方、参考画像表示領域105は、参考画像生成部31の処理により、画像保持部18に保持されている編集対象画像あるいは編集画像を構成する部品画像のうち、さらに色変更が可能な部品画像の組み合わせ例をユーザが選択可能に表示する。
なお、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105に表示する、部品画像キーワードのリストおよび参考画像をユーザが必要としない場合には、指示文字列入力領域101、画像編集指示ボタン102、出力画像表示領域103のみを画面に表示すればよい。
また、参考画像表示領域105には、さらに色変更が可能な部品画像の組み合わせ例が表示されるため、一部の部品画像が省略された組み合わせ例も表示される。そして、そのような組み合わせ例をユーザが選択した場合、その組み合わせ例の状態の通りに、一部の部品画像を削除した編集画像を生成して、出力画像表示領域103に表示するようにしてもよい。
(2)処理例1
図10は、画像編集装置1が「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像を編集対象画像として処理する場合の表示画面例を示す説明図である。
図10(a)は、画像編集装置1が、編集対象画像を取得後、指示文字列が入力される前の時点での表示画面例である。図10(a)に示すように、出力画像表示領域103には、「服を着て帽子と鞄を持った人」の編集対象画像が表示されている。また、部品画像キーワード表示領域104には、編集対象画像が含む部品画像のうち、現段階において色変更の対象として指定可能な部品画像に付与されている部品画像キーワードである、「服,ふく,上着,うわぎ」、「帽子,ぼうし」、「鞄,かばん」が、対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。
また、参考画像表示領域105には、編集対象画像から生成された複数の参考画像が表示されている。参考画像は、色変更可能な部品画像を組み合わせて生成された例である。例えば、現段階における編集対象画像に基づき、「服」、「帽子」、「鞄」の部品画像が色変更可能であるため、「服と帽子」、「服と鞄」、「帽子と鞄」、「服と帽子と鞄」の組み合わせ例を生成し、その画像を参考画像として表示している。
図10(b)は、画像編集装置1が、指示文字列に「赤い帽子」が入力され、画像編集指示ボタン102が押された時の表示画面例である。
指示文字列「赤い帽子」は、指示文字列解析部15において形態素解析され、部品画像キーワードとして「帽子」が、色制御情報として「赤い」がそれぞれ抽出される。そして、部品画像キーワード「帽子」から、「帽子」の部品画像の部品画像番号が特定される。また、色制御情報「赤い」から、「赤色」の色指定パラメータが決定される。
その結果、図10(b)に示すように、出力画像表示領域103には、色変更前の「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像のうち、「帽子」の部品画像の色を「赤色」に変更した画像が編集画像として表示されている。そして、生成された編集画像は画像保持部18に保持される。画像保持部18が保持する編集画像を参考画像生成部31が取得し、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105の表示を更新する。
具体的には、部品画像キーワード表示領域104には、部品画像「帽子」が色変更済みであるため、現段階における色変更の対象から除かれ、その他の指定可能な部品画像に付与されている部品画像キーワードである、「服,ふく,上着,うわぎ」、「鞄,かばん」が、対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。また、参考画像表示領域105には、部品画像「帽子」を有する画像に絞り込まれ、「帽子」の部品画像の色を「赤色」に変更した参考画像が表示されている。
図10(c)は、画像編集装置1が、指示文字列に「赤い服」が追加入力され、画像編集指示ボタン102が押された時の表示画面例である。
指示文字列「赤い服」は、先の「赤い帽子」と同様に処理され、その結果、図10(c)に示すように、出力画像表示領域103には、色変更前の「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像のうち、「服」の部品画像の色を「赤色」にさらに変更した画像が編集画像として表示されている。そして、上記と同様に、生成された編集画像は画像保持部18に保持され、参考画像生成部31が、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105の表示を更新する。
その結果、部品画像キーワード表示領域104には、部品画像「服」を現段階における色変更の対象からさらに除いて、部品画像キーワード「鞄,かばん」のみが対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。また、参考画像表示領域105には、部品画像「帽子」および「服」を有する画像に絞り込まれ、「服」の部品画像の色を「赤色」にさらに変更した参考画像が表示されている。
以上、図10(a)〜図10(c)に示すように、所望する編集画像が得られるまで、指示文字列に部品画像キーワードおよび色制御情報を追加して、上記の編集作業を繰り返し実行することができる。
(3)処理例2
図11は、画像編集装置1が「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像を編集対象画像として処理する際、最初の指示文字列として「赤い人」が入力された場合の表示画面例を示す説明図である。
指示文字列「赤い人」は、指示文字列解析部15において形態素解析され、部品画像キーワードとして「人」が、色制御情報として「赤い」がそれぞれ抽出される。そして、部品画像キーワード「人」から、「人」の部品画像の部品画像番号が特定される。また、色制御情報「赤い」から、「赤色」の色指定パラメータが決定される。しかし、部品画像「人」は、色変更が可能な部品画像ではない(図6)。そこで、上述したように、部品画像照合部17は、編集対象画像に含まれる部品画像のうち、色を変更可能な部品画像のすべてを、色指定パラメータに従って色を変更する部品画像として特定する。
その結果、図11(a)に示すように、出力画像表示領域103には、色変更前の「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像のうち、「服」、「帽子」、「鞄」の部品画像の色を「赤色」に変更した画像が編集画像として表示されている。そして、生成された編集画像は画像保持部18に保持される。画像保持部18が保持する編集画像を参考画像生成部31が取得し、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105の表示を更新する。このとき、「服」、「帽子」、「鞄」の部品画像は、色が変更されたが、図10に示した例のように、個別に部品画像キーワードが指定されて色が変更された訳ではないので、参考画像生成部31の処理としては、色変更済みとはしない。このとき、参考画像生成部31は、部品画像照合部17が更新して、画像保持部18が保持している色変更済み情報を参照する。
具体的には、部品画像キーワード表示領域104には、編集対象画像が含む部品画像のうち、現段階において色変更の対象として指定可能な部品画像に付与されている部品画像キーワードである、「服,ふく,上着,うわぎ」、「帽子,ぼうし」、「鞄,かばん」が、対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。また、参考画像表示領域105には、現段階において色変更の対象として指定可能な部品画像「服」、「帽子」、「鞄」に基づき、「服と帽子」、「服と鞄」、「帽子と鞄」、「服と帽子と鞄」の組み合わせ例が生成され、「服」、「帽子」、「鞄」の部品画像の色を「赤色」に変更した画像が参考画像として表示されている。
図11(b)は、画像編集装置1が、指示文字列に「黄色い帽子」が追加入力され、画像編集指示ボタン102が押された時の表示画面例である。
指示文字列「黄色い帽子」は、先の「赤い帽子」と同様に処理され、その結果、図11(b)に示すように、出力画像表示領域103には、「服」、「帽子」、「鞄」の部品画像の色が「赤色」に変更された編集画像のうち、「帽子」の部品画像の色を「黄色」にさらに変更した画像が編集画像として表示されている。そして、上記と同様に、生成された編集画像は画像保持部18に保持され、参考画像生成部31が、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105の表示を更新する。
その結果、部品画像キーワード表示領域104には、部品画像「帽子」を現段階における色変更の対象から除いて、部品画像キーワード「服,ふく,上着,うわぎ」、「鞄,かばん」が対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。また、参考画像表示領域105には、部品画像「帽子」を有する画像に絞り込まれ、「帽子」の部品画像の色を「黄色」にさらに変更した参考画像が表示されている。
図11(c)は、画像編集装置1が、指示文字列に「青い鞄」が追加入力され、画像編集指示ボタン102が押された時の表示画面例である。
指示文字列「青い鞄」は、先の「黄色い帽子」と同様に処理され、その結果、図11(c)に示すように、出力画像表示領域103には、「服」、「鞄」の部品画像の色が「赤色」に、「帽子」の部品画像の色が「黄色」にそれぞれ変更された編集画像から、「鞄」の部品画像の色が「青色」にさらに変更された編集画像が表示されている。そして、上記と同様に、生成された編集画像は画像保持部18に保持され、参考画像生成部31が、部品画像キーワード表示領域104および参考画像表示領域105の表示を更新する。
その結果、部品画像キーワード表示領域104には、部品画像「鞄」を現段階における色変更の対象からさらに除いて、部品画像キーワード「服,ふく,上着,うわぎ」が対応する部品画像を示す画像とともに表示されている。また、参考画像表示領域105には、部品画像「帽子」「鞄」を有する画像に絞り込まれ、「鞄」の部品画像の色を「青色」にさらに変更した参考画像が表示されている。
以上、図11(a)〜図11(c)に示すように、部品画像「人」のように色変更が不可能な部品画像の色は変更しないので、「赤い肌の人」のような画像は生成されない。また、色変更する部品画像を特定せずに色制御情報が入力された場合には、色変更が可能なすべての部品画像の色を、色制御情報に対応する色指定パラメータに従って色を変更することができる。そして、その後、部品画像キーワードを入力することで、個別に部品画像を指定した色変更をさらに行うことができる。つまり、追加された指示文字列によって色指定を加えられた部品画像の色が変更可能であれば、該部品画像の色が変更できる。
(4)処理例3
図12は、画像編集装置1が「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像を編集対象画像として処理する際、参考画像が選択された場合の表示画面例を示す説明図である。
図12(a)に示すように、参考画像表示領域105には、出力画像表示領域103に表示されている画像(すなわち、画像保持部18に保持されている編集対象画像あるいは編集画像)を構成する部品画像のうち、さらに色変更が可能な部品画像の組み合わせ例が表示され、ユーザが選択可能になる。
そして、参考画像表示領域105に表示された部品画像の組み合わせ例から1つがユーザによって選択されると、図12(b)に示すように、その組み合わせ例の部品画像に付与された部品画像キーワードが指示文字列入力領域101に表示される。このとき、指示文字列入力領域101には、部品画像キーワードが、色制御情報を追記すれば指示文字列を完成できるように表示される。例えば、図12(b)に示した指示文字列では、ユーザによって選択された参考画像に含まれるさらに色変更可能な部品画像のそれぞれについて、部品画像キーワードの1つと、その前に色制御情報の文字を記入できる空欄とが表示されている(「[ ]色の服で、[ ]色の帽子で、[ ]色の鞄の人」)。
そして、図12(c)に示すように、指示文字列入力領域101の空欄に、ユーザが色制御情報を記入すると、指示文字列が完成し(「[赤]色の服で、[黄]色の帽子で、[青]色の鞄の人」)、画像編集指示ボタン102が押されると、当該指示文字列に従って画像編集を開始する。
以上、図12(a)〜図12(c)に示すように、参考画像表示領域105に、さらに色変更が可能な部品画像の組み合わせ例を参考画像として表示しておき、ユーザが選択したとき、選択された組み合わせ例の部品画像の色を変更するための指示文字列のひな型を生成して、指示文字列入力領域101に表示する。これにより、ユーザは指示文字列入力領域101に指示文字列を入力する際、参考画像表示領域105に表示された組み合わせ例から所望の組み合わせ例を選択するだけで、部品画像キーワードが記入された指示文字列を得ることができ、それに色制御情報を追記すれば指示文字列を完成させることができる。よって、ユーザは指示文字列を容易に入力することが可能となる。
なお、図12には、指示文字列入力領域101にユーザが何も入力しない状態で、参考画像を選択する場合を示したが、いくつかの色編集を行った後、所望の参考画像が表示された段階で、参考画像を選択することもできる。
(5)処理例4
図13は、画像編集装置1が「服を着て帽子と鞄を持った人」の画像を編集対象画像として処理する際、編集対象画像の上に直接色制御情報を入力する場合の表示画面例を示す説明図である。
図13に示すように、出力画像表示領域103に表示された編集対象画像あるいは編集画像の上にユーザが色制御情報の文字列を直接入力できるようにし、文字列が重なっている色変更可能な部品画像の色を、当該文字列によって指定された色制御情報に従って色変更するようにしてもよい。例えば、図13の例では、まず、部品画像「帽子」に重ねて文字列「黄色」が入力されたため、部品画像「帽子」の色を黄色に変更する。その後、部品画像「鞄」に重ねて文字列「青色」が入力されたため、部品画像「鞄」の色を青色に変更する。
なお、上記の処理では、色を変更する部品画像を、文字列の領域に基づいて決定するが、その決定方法は適宜選択できる。具体的には、例えば、文字列の領域が重なっている部品画像のすべてを色変更の対象としてもよいし、文字列の領域が重なる部品画像のうちで、文字列の領域を最も広く含む部品画像や最も上のレイヤーである部品画像を色変更の対象としてもよい。
以上のように、画像編集装置1は、部品画像を指定する方法として、色制御情報とともに部品画像キーワードを指示文字列入力領域101に入力する操作だけではなく、出力画像表示領域103に表示された編集対象画像あるいは編集画像の上に色制御情報の文字列を直接入力する操作も備えている。ここで、上述した部品画像キーワードを用いて指定する方法では、色変更を行いたい領域の位置や大きさによらず、同じ操作で指定できるため、レイヤーが同じであれば、例えば複数の小さな領域を同時に指定することができて、効率的である。しかし、一つの大きな領域の色を変更したい場合には、画像中に直接色を指定する方が効率がよい場合もある。そこで、上記のように2つの操作方法を、特別な切り替え操作を必要とせずに利用できるようにすることで、状況に応じた最適な操作を提供することができる。その結果、ユーザはストレスなく編集操作を行うことが可能となる。
〔補足〕
最後に、画像編集装置1の各ブロック、特に、指示文字列入力部14、指示文字列解析部15、部品画像照合部17、色制御情報処理部19、画像生成部21、参考画像生成部31は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、画像編集装置1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像編集装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像編集装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像編集装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、画像の一部領域のみの色を簡便に変更することを可能とするものであるため、画像を作成あるいは編集する機器において広く利用することができる。
1 画像編集装置
12 画像入力部(画像取得手段)
14 指示文字列入力部(指示文字列取得手段)
15 指示文字列解析部(指示文字列解析手段)
17 部品画像照合部(部品画像照合手段)
19 色制御情報処理部(色制御情報処理手段)
21 画像生成部(画像生成手段)
31 参考画像生成部(指定文字列入力支援手段)
S1 画像取得ステップ
S2 指示文字列取得ステップ
S3、S4、S6 指示文字列解析ステップ
S5 部品画像照合ステップ
S7 色制御情報処理ステップ
S8 画像生成ステップ

Claims (8)

  1. 複数の部品画像から構成される編集対象画像の、1または複数の部品画像の色を変更する画像編集装置であって、
    色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得手段と、
    指示文字列を取得する指示文字列取得手段と、
    上記指示文字列取得手段が取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析手段と、
    上記指示文字列解析手段が抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合手段と、
    上記指示文字列解析手段が抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理手段と、
    上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合手段が特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理手段が決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成手段と、を備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 上記部品画像照合手段は、上記指示文字列取得手段が取得した上記指示文字列に上記部品画像キーワードが含まれないとき、色を変更可能な部品画像のすべてを、上記色制御情報処理手段が決定した上記色指定パラメータに従って色を変更する部品画像として特定することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から、色を変更可能な部品画像に付与された上記部品画像キーワードを抽出し、該抽出した部品画像キーワードをユーザが上記指示文字列を入力する画面に表示する指定文字列入力支援手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  4. 上記画像取得手段が取得した上記編集対象画像から、色を変更可能な部品画像を特定し、該特定した部品画像の組み合わせ例をユーザが選択可能に表示し、ユーザによって選択された上記組み合わせ例の部品画像に付与された部品画像キーワードを、ユーザが上記指示文字列を入力する指示文字列入力領域に、色制御情報を追記して上記指示文字列を完成できるように表示する指定文字列入力支援手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  5. 複数の部品画像から構成される編集対象画像の、1または複数の部品画像の色を変更する画像編集装置の制御方法であって、
    色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与された編集対象画像を取得する画像取得ステップと、
    指示文字列を取得する指示文字列取得ステップと、
    上記指示文字列取得ステップにて取得した上記指示文字列から上記部品画像キーワードおよび色制御情報を抽出する指示文字列解析ステップと、
    上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記部品画像キーワードが付与された部品画像を、上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像から特定する部品画像照合ステップと、
    上記指示文字列解析ステップにて抽出した上記色制御情報に対応する色指定パラメータを決定する色制御情報処理ステップと、
    上記画像取得ステップにて取得した上記編集対象画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像照合ステップにて特定した部品画像の色を、上記色制御情報処理ステップにて決定した上記色指定パラメータに従って変更することで編集画像を生成する画像生成ステップと、を含むことを特徴とする画像編集装置の制御方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像編集装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 複数の部品画像から構成され、1または複数の部品画像の色を変更可能な画像のデータ構造であって、
    上記画像は、色を変更可能な部品画像に当該部品画像を特定可能な部品画像キーワードが付与されており、
    部品画像キーワードおよび色制御情報を取得した画像編集装置が、上記画像に含まれる部品画像のうち、上記部品画像キーワードが付与された部品画像の色を、上記色制御情報に対応する色に変更可能であることを特徴とする画像のデータ構造。
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