JP2013248217A - 美容装置 - Google Patents

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JP2013248217A JP2012125724A JP2012125724A JP2013248217A JP 2013248217 A JP2013248217 A JP 2013248217A JP 2012125724 A JP2012125724 A JP 2012125724A JP 2012125724 A JP2012125724 A JP 2012125724A JP 2013248217 A JP2013248217 A JP 2013248217A
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Aya Ishihara
綾 石原
Yumi Hanato
由美 鼻戸
Shinji Tsutsui
慎治 筒井
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Abstract

【課題】使用者の身体のむくみを改善すること。
【解決手段】ハウジング2の一方側に設けられ回転軸181、191の回りを互いに相反する方向に周回動作して使用者に物理刺激を付与する並設された少なくとも一対の施術部3、4と、前記回転軸181、191を回転駆動する回転モータ6と、前記回転モータ6を制御する制御部7と、を有し、前記施術部3、4の回転位置を検知するホールICセンサ21と、使用者の皮膚の硬さを検知する変位センサ10、11と、を備え、変位センサ10、11が検知した皮膚の硬さに応じて、前記制御部7が、回転モータ6の回転速度を制御することにより、使用者の身体のリンパの滞りを解消して、身体のむくみを改善できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の身体のむくみを改善する美容装置に関するものである。
従来の美容装置においては、使用者に物理刺激を付与する少なくとも3つの施術突起を備えた施術部が、各々駆動源の動力に基づき回転される出力軸に対して連結されており、前記出力軸の回転に伴って各々の施術部が正回転または逆回転され、各々の施術部の施術突起を使用者の身体に接触させることで、様々な物理刺激を付与することが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−172628号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ひねり、さすり、またははさみなどの様々な刺激を使用者の身体に与えることができるものの、身体のむくみの原因となるリンパの滞りを検知することが困難であった。
さらに、上記リンパの滞りをリンパ節に流して身体のむくみを改善するために、使用者の身体に一定の方向性を持った物理刺激を付与することが困難であることから、使用者の身体のむくみを十分に改善することができない可能性があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者の身体のむくみを改善可能な美容装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の美容装置は、ハウジングの一方側に設けられ回転軸の回りを互いに相反する方向に周回動作して使用者に物理刺激を付与する並設された少なくとも一対の施術部と、前記回転軸を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、を有し、前記施術部の回転位置を検知する位置検知部と、使用者の皮膚の硬さを検知する皮膚検知部とを備えている。
そして、前記一対の施術部は、それぞれ対応する前記回転軸を結ぶ線分の垂直二等分線に対して互いに線対称となるように前記周回動作し、前記制御部は、前記皮膚検知部により検知された皮膚の硬さが所定の値以下の際に施術部の回転を停止するように制御するようにしたものである。
これによって、使用者の身体のリンパの滞りを確実に検知して、リンパの滞りをリンパ節に流すとともに、上記リンパの滞りが解消された時点で、施術を停止することができる。
本発明の美容装置は、使用者の身体のむくみを確実に改善することができる。
(a)本発明の実施の形態1における美容装置の、概略構成を示す断面図(b)本発明の実施の形態1における美容装置の、歯車の配列を示す概略構成図 (a)本発明の実施の形態1における美容装置の、リンパの滞りが無い場合の皮膚検知部の概略構成図(b)本発明の実施の形態1における美容装置の、リンパの滞りが有る場合の皮膚検知部の概略構成図 本発明の実施の形態1における美容装置の、施術部の回転方向を示す概略図 本発明の実施の形態2における美容装置の概略構成を示す断面図 (a)本発明の実施の形態2における美容装置の、さすり刺激時の施術部の回転方向を示す概略図(b)本発明の実施の形態2における美容装置の、揉みほぐし刺激時の施術部の回転方向を示す概略図(c)本発明の実施の形態1および2における美容装置の、揉み上げ刺激時の施術部の回転方向を示す概略図 (a)本発明の実施の形態1および2における美容装置の、皮膚検知部の変動率を示す特性図(b)本発明の実施の形態1および2における美容装置の、施術部の回転速度を示す特性図 (a)本発明の実施の形態2における美容装置の、さすり刺激による官能評価の結果を示す特性図(b)本発明の実施の形態2における美容装置の、揉みほぐし刺激による官能評価の結果を示す特性図(c)本発明の実施の形態1および2における美容装置の、揉み上げ刺激による官能評価の結果を示す特性図
第1の発明は、ハウジングの一方側に設けられ回転軸の回りを互いに相反する方向に周回動作して使用者に物理刺激を付与する並設された少なくとも一対の施術部と、前記回転軸を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、を有し、前記施術部の回転位置を検知する位置検知部と、使用者の皮膚の硬さを検知する皮膚検知部とを備えている。
そして、前記一対の施術部は、それぞれ対応する前記回転軸を結ぶ線分の垂直二等分線に対して互いに線対称となるように前記周回動作し、前記制御部は、前記皮膚検知部により検知された皮膚の硬さが所定の値以下の際に施術部の回転を停止するように制御することを特徴とする。
この発明では、使用者の身体に一方向の物理刺激、即ち揉み上げ刺激を付与することで、身体のむくみの原因となるリンパの滞りをリンパ節に流し、身体のむくみを改善するとともに、上記リンパの滞り皮膚の硬さにより検知し、検知された皮膚の硬さが所定の値以下となった際には、上記リンパの滞りが解消されたと判断して、施術部の回転を停止することが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明の制御部において、前記制御部は、前記皮膚検知部により検知された皮膚の硬さが所定の値以下の際に前記駆動部の回転速度を低下させ、前記駆動部の回転速度が低下してから所定の時間が経過した際に前記駆動部を停止するように制御することを特徴とする。
この発明では、上記リンパの滞りが解消された後に、施術部の低回転による揉み上げ刺激を使用者の身体に付与することで、使用者に沈静効果を与えて、施術後にリラックスさせることが可能となる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の制御部において、前記制御部は、前記皮膚検知部が皮膚の硬さの検知を開始する前に所定の時間の間前記一対の施術部が、互いに相反する方向かつ前記垂直二等分線に対して互いに線非対称となるように周回動作するよう制御することを特徴としている。
この発明では、使用者の身体を、上記揉み上げ刺激によりリンパの滞りをリンパ節に流す前に、使用者の身体を軽く揉みほぐす、揉みほぐし刺激を付与することにより、使用者の身体のむくみ改善効果をより高めることができる。
第4の発明は、特に第3の発明の制御部において、前記制御部は、前記一対の施術部の周回動作が変更された際に、前記駆動部の回転速度を低下するように制御することを特徴としている。
この発明では、上記揉みほぐし刺激から、上記揉み上げ刺激へと切替えられた際に、施術部の回転速度を低下させることで、それぞれの刺激に最適な施術を使用者の体に付与することが可能となり、使用者の身体のむくみ改善効果を、更に高めることができる。
第5の発明は、特に第1から第4のいずれかの発明の制御部において、前記制御部は、前記皮膚検知部が皮膚の硬さの検知を開始する前に所定の時間の間前記一対の施術部が、互いに同方向かつ略同じ位相差で正回転および逆回転を繰り返しながら周回動作するように制御することを特徴としている。
この発明では、施術の最初に、使用者の身体の表面部分をさするように刺激する、即ちさすり刺激動作を付与することで、使用者の身体の表面部分から深部にかけて、リンパの滞りを解消しやすくすることができ、むくみの改善効果を著しく高めることができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態の美容装置1は、把持可能なハウジング2と、このハウジング2の把持部と反対側に構成される2つの施術部3、4が設けられており、上記ハウジング2の頂部には、使用者が美容装置1のオンオフ操作を行う電源スイッチ5が備えられている。
ハウジング2の内部には、駆動部としての回転モータ6が収容されるとともに、この回転モータ6はハウジング2に収容された制御部7と電気的に接続されている。
この制御部7は、ハウジング2内に収容された二次電池や乾電池等からなる電源8と、回転モータ6と、前記電源スイッチ5と、コネクタ9、および施術部3、4に内蔵されている皮膚検知部としての赤外線反射式の変位センサ10と変位センサ11とに電気的に接続されている。
上記電源8が二次電池の場合は、ハウジング2の側面に設けられたコネクタ9に商用電源を接続することで、二次電池への充電を行うことが可能であり、また、上記電源8が乾電池の場合は、上記コネクタ9に商用電源を接続された際は、商用電源を電源として用いることも可能となっている。
回転モータ6はモータ軸が回転可能なものであって、モータ軸には歯車12を備えており、小径歯車と大径歯車とを備えた二段式の歯車であって、上記歯車12と前記大径歯車が噛合する2段式の歯車13が配置されている。
次に、上記歯車13の小径歯車には、2段式の歯車14の大径歯車が噛合され、前記2段式の歯車14の大径歯車には、2段式の歯車15の大径歯車が噛合されるように配置さ
れている。
そして、上記歯車15の小径歯車には、2段式の歯車16の大径歯車が噛合されるように配置し、上記歯車16の小径歯車には、歯車18が噛合されるように設けられている。
一方、上記歯車14の小径歯車には、2段式の歯車17の大径歯車が噛合されるように配置されており、上記歯車17の小径歯車には、歯車19が噛合されるように設けられている。
図1に示すように、上記歯車18と歯車19とは、上下方向の位置が一致するように、併設配置されており、上記歯車18および歯車19の回転モータ6と反対側には、ハウジング2の開口部(図1にける下方)に設けられて歯車18の回転軸181および歯車19の回転軸191を貫通する孔を有する蓋20が設けられている。
前記孔を貫通した歯車18の回転軸181および歯車19の回転軸191には、ハウジング2の開口部側から見て、各々孔を塞ぐように、それぞれ施術部3と施術部4とが設けられている。
ここで、施術部3の中心と施術部4の中心は、それぞれ回転軸181と回転軸191からずれて配置されており、施術部3と施術部4とは、それぞれ回転軸181と回転軸191の回りを周回動作可能に構成されている。
また、図1(b)に示すように、上記回転モータ6と、歯車12〜19の構成により、施術部3と施術部4とは、互いに相反する方向にそれぞれ回転軸181と回転軸191の回りを周回動作することが可能である。
一方、回転モータ6の回転速度、即ち上記施術部3および施術部4の周回動作における回転速度は、回転モータ6の上部に突出したモータ軸の端部に設けられた、磁石からなる平板の外周側に配置された位置検出部としてのホールICセンサ21により、施術部3および施術部4の回転速度を検知している。
即ち、ホールICセンサ21が、上記平板の回転位置を検知して、その位置情報が制御部7に入力されることで、制御部7が回転モータ6の回転速度を算出するとともに、前記回転速度を制御することで、施術部3および施術部4の周回動作における回転速度を制御している。
施術部3および施術部4の先端には、各々エラストマー等の弾性材料からなる半球状の施術突起22および施術突起23が設けられており、施術突起22と施術突起23の高さは、互いに等しくなるように設定されている。
施術部3と施術部4は、カバー24とカバー25に覆われており、さらに、施術部3と施術部4自体の自転を防止するため、カバー24とカバー25の周囲には、エラストマー等の弾性材料からなる伸縮変形自在の支持部材26が配置されている。なお、上記支持部材26は、カバー24、25と一体形成されてもよい。
そして、カバー24、25の内部には、各々皮膚の硬さを検知する赤外線反射式の変位センサ10、11を配置している。
図2に示すように、使用者が施術部3、4を使用者の皮膚40に接触させて押付けると、施術部3、4は押付け方向と平行かつ逆方向に移動する。このとき、施術部3、4の軸
の端部に各々設けられたストッパー242、252により、上記移動距離が規制されるように構成されている。
また、使用者が施術部3、4を使用者の皮膚40から離すと、施術部3、4の軸に各々設けられたバネ241、251により、施術部3、4は上記押付け方向と平行かつ同方向(正方向)に移動し、押付け前に位置に復帰するように構成されている。
変位センサ10、11は、上記移動距離を検知するとともに、その移動距離を制御部7に入力し、前記制御部7は、入力された移動距離から施術部3、4の移動変動率を算出し、その移動変動率に応じて、回転モータ6の回転速度を制御するように構成されている。
上記移動変動率は、施術部3、4が押付け方向と逆方向に移動した場合は、+の値となり、正方向に移動した場合は、−の値となる。
以上のように構成された美容装置1について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電源スイッチ5が使用者によってオンされると、制御部7はその電源スイッチ5からのオン操作信号の入力に基づいて、回転モータ6を回転駆動させるための電力を電源8から回転モータ6に供給する。
供給された電力により回転モータ6が回転駆動されると、回転モータ6の回転軸に設けられた歯車12が回転し、歯車12と噛合された2段式の歯車13が回転する。
次に、上記歯車13が回転することで、歯車13と噛合された2段式の歯車14が回転し、この歯車14が回転することで、歯車14と噛合された2段式の歯車15が回転する。
さらに、前記歯車15が回転することで、歯車15と噛合された2段式歯車16が回転し、歯車16が回転することで、歯車16と噛合された歯車18が回転する。
このとき同時に、上記歯車14が回転することで、歯車14と噛合された2段式の歯車17が回転し、この歯車17が回転することで、歯車17と噛合された歯車19が回転する。
その結果、図3に示すように、制御部7は、施術部3と施術部4とが、互いに相反する方向にそれぞれ回転軸181と回転軸191の回りを、回転軸181と回転軸191を結ぶ線分の垂直二等分線Lに対して互いに線対称となるように周回動作する、揉み上げモードを実行する。
上記揉み上げモード時の施術部3、4の周回動作における回転速度は、図7(c)に示すように、62RPMから108RPMとすることが望ましく、さらに望ましくは70RPMから104RPMである。
この施術部3、4の偏心回転により、施術部3、4の先端に設けられた施術突起22、23が、使用者の皮膚に対して揉み上げ刺激を施術することで、むくみの原因であるリンパの滞留やセルライト等を、リンパ節に流して、むくみを改善することが可能となる。
また、電源スイッチ5が使用者によってオンされると、変位センサ10、11に電力が供給され、変位センサ10、11が作動開始する。
使用者が、施術突起22、23を皮膚に接触させて押付けた際に、施術部3、4の押付け方向と逆方向または正方向の移動距離を変位センサ10、11が検知し、その移動距離情報を制御部7に入力する。制御部7は、入力された移動距離情報より施術部3、4の移動変動率を算出する。
このとき、使用者の皮膚に、むくみの原因であるリンパの滞留やセルライト等が存在する場合は、その部分がリンパの滞留やセルライト等が存在しない部分より硬くなっているため、上記施術部3、4を皮膚に押付けた状態で施術部3、4を周回動作させた際に、施術部3、4の移動距離が長くなることから、制御部7が算出する移動変動率も大きくなる。
一方、使用者の皮膚に、むくみの原因であるリンパの滞留やセルライト等が存在しない場合は、皮膚の硬さが概ね一定となるため、上記施術部3、4を皮膚に押付けた状態で施術部3、4を周回動作させた際に、施術部3、4の移動距離が短くなることから、制御部7が算出する移動変動率も小さくなる。
図6に示すように、制御部7は、算出された移動変動率が大きい際は、回転モータ6の回転速度、即ち施術部3、4の周回動作における回転速度を、駆動時の回転速度を維持するように制御し、施術により皮膚の硬い部分が無くなったことで、算出された移動変動率が小さくなった際は、施術部3、4の回転速度を低下させ、いわゆる沈静動作を行った後に、回転モータ6停止させて、施術を終了する。
本実施の形態においては、移動変動率が+30%以内または−30%以内となった際に、回転モータ6の回転速度を低下させるように制御している。
また、本実施の形態においては、駆動開始時の回転モータ6の回転速度を、図6(b)に示すように、90RPMに設定したが、図7(c)に示すように、62RPMから108RPMであれば良く、望ましくは70RPMから104RPMに設定すれば良い。
ここで、図7における各官能値の数値は、複数のモニターに施術した際の効果を官能値として数値化したものであり、0が効果無し、1が効果やや有り、2が効果有り、および3が効果とても有り、となっている。
一方、本実施の形態においては、沈静動作の際の回転モータ6の回転速度は、図6(b)に示すように、30RPMに設定したが、20RPMから50RPMであれば良い。
従って、使用者はスイッチを入れて身体に施術部を接触させることによって、自らのリンパの滞った部分を集中的に揉み上げる動きがなされるようになっている。
以上のように、本実施の形態では、使用者の皮膚のリンパの滞留やセルライト等の存在を、皮膚の硬さより確実に検知し、それらがリンパに流れる間では連続した施術を行い、皮膚のリンパの滞留やセルライト等がリンパに流れて皮膚の硬さが低下した際は、沈静動作を行った後に、施術を終了することができるため、使用者の皮膚のむくみを解消するとともに、沈静動作によるリラックス効果も付与することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施形態である美容装置を示している。ここでは、上記第1の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記第1の実施形態の説明を援用する。
本発明の第2の実施形態が上記第1の実施形態と異なる部分は、図4に示すように、施術部3と施術部4とをそれぞれ独立して周回動作させる回転モータ27と回転モータ28を備えていることと、前記回転モータ27、28には、回転モータ27、28の上部に突出したそれぞれのモータ軸の端部に設けられた、磁石からなる平板の外周側に配置された、ホールICセンサ35とホールICセンサ36とが設けられているところである。
また、回転モータ27、28を備えたことにより、回転モータ27、28から施術部3、4への回転駆動伝達機構としては、回転モータ27、28の回転軸の先端に固定された駆動歯車29と駆動歯車30とに、大径歯車と小径歯車とを備えた2段式の歯車31、32の小径歯車が噛合するように配置されている。
そして、前記歯車31、32の大径歯車に噛合するように歯車33、34が配置されており、上記歯車33、34には、それぞれ回転軸331および回転軸341が設けられている。
上記構成により、制御部7は、回転モータ27、28の回転速度、即ち施術部3、4の周回動作における回転速度の制御に加えて、施術部3、4の周回動作における回転の向きをそれぞれ別個に変更することができる。
さらに、施術部3と施術部4との周回動作における互いの位置についても、上記構成により、ホールICセンサ35、36が施術部3、4の回転位置を検知することで、施術部3、4を互いに任意の位置で周回動作させることが可能となっている。
上記差異をふまえて、本発明の第2の実施形態における美容装置の動作について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電源スイッチ5が使用者によってオン操作されると、制御部7はその電源スイッチ5からのオン操作信号の入力に基づいて、回転モータ27、28を回転駆動させるための電力を電源8から回転モータ27、28に供給する。
供給された電力により回転モータ27、28が回転駆動されると、回転モータ27、28の回転軸の先端に設けられた駆動歯車29、30が回転し、駆動歯車29、30と噛合された2段式の歯車31、32が回転する。
次に、上記歯車31、32が回転することで、歯車31、32と噛合された歯車33、34が回転することにより、歯車33、34の回転軸に対して偏心して設けられた施術部3、4がそれぞれ回転軸331、341の回りに周回動作する。
このとき、図5(a)に示すように、制御部7は、電源スイッチ5がオン、即ち駆動開始されてから所定の時間(本実施の形態では1分程度)、施術部3、4を互いに同方向かつ略同じ位相差で正回転および逆回転を繰り返しながら周回動作するように制御する。
この正回転および逆回転を繰り返しは、制御部7が、ホールICセンサ35、36が検知した施術部3、4の位置より、施術部3、4が所定の角度まで回転する度に、施術部3、4を正回転から逆回転、または逆回転から正回転に回転方向を切替えている。
制御部7は、上記所定の時間の間、上記回転方向の切替えを繰り返すことで、使用者の皮膚をさするように施術部3、4の周回動作を制御する、さすりモードを実行する。このとき、上記回転方向が切替えられるまでの施術部3、4の回転角度は、90度以上300度未満とすることが望ましい。
上記所定の時間が経過した際、制御部7は、さすりモードを終了させ、図5(b)に示すように、施術部3、4を所定の時間(本実施の形態では1分程度)の間、互いに相反する方向かつ回転軸181と回転軸191を結ぶ線分の垂直二等分線Lに対して互いに線非対称となるように周回動作するように制御する、揉みほぐしモード実行する。
そして、上記所定の時間が経過した際、制御部7は、揉みほぐしを終了させ、図5(c)に示すように、揉み上げモードを実行する。前記揉み上げモードについては、第1の実施形態と同様な制御を行う。
上記揉み上げモードが実行開始されると、変位センサ10、11に電力が供給され、変位センサ10、11が作動開始する。
この際、図6に示すように、制御部7は、変位センサ10、11から入力された移動距離情報から算出された移動変動率が大きい際は、回転モータ6の回転速度、即ち施術部3、4の回転速度を、駆動時の回転速度を維持するように制御する。
そして、施術により皮膚の硬い部分が無くなったことで、算出された移動変動率が小さくなった際は、施術部3、4の回転速度を低下させ、いわゆる沈静動作を行った後に、回転モータ6停止させて、施術を終了する。
以上のように、本実施の形態では、3つの異なるモードを、さすりモード、揉みほぐしモード、および揉み上げモードの順に実行することで、使用者の皮膚に、まずさすり刺激を付与し、次に揉みほぐし刺激を付与し、さらに揉み上げ刺激を付与している。
このため、皮膚の表面部分だけでなく、深部においてもリンパの滞留やセルライトをリンパに流して皮膚の硬さを低下させることができることから、むくみの改善効果をさらに向上させることができる。
なお、さすりモード時の施術部3、4の周回動作における回転速度は、図7(a)に示すように、278RPMから327RPMであれば良く、望ましくは283RPMから320RPMであれば良い。
一方、揉みほぐしモード時の施術部3、4の周回動作における回転速度は、図7(b)に示すように、158RPMから205RPMであれば良く、望ましくは163RPMから195RPMであれば良い。
また、揉み上げモード時の施術部3、4の周回動作における回転速度は、図7(c)に示すように、第1の実施形態と同様、62RPMから108RPMとすることが望ましく、さらに望ましくは70RPMから104RPMである。
さらに、本実施の形態では、上記3つの異なるモードを、さすりモード、揉みほぐしモード、および揉み上げモードの順に実行するようにしたが、例えば、さすりモード、および揉み上げモードのみを実行したり、揉みほぐしモード、および揉み上げモードのみを実行するようにしても良い。
上記したように、本実施形態の美容装置では、身体の表面部分から深部にかけて、すべてのリンパの滞りをなくすことができるようになる。すなわち、むくみ改善効果をさらに向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる美容装置は、リンパの滞りを解消することで、使用者の身体のむくみを改善することが可能となるので、美容分野以外にも、例えば医療機器等の用途にも適用できる。
1 美容装置
2 ハウジング
3、4 施術部
5 電源スイッチ
6、27、28 回転モータ
7 制御部
8 電源
9 コネクタ
10、11 変位センサ
12〜19、31〜34 歯車
181、191、331、341 回転軸
20 蓋
21、35、36 ホールICセンサ
22、23 施術突起
24、25 カバー
26 支持部材
29、30 駆動歯車
40 皮膚

Claims (5)

  1. ハウジングの一方側に設けられ回転軸の回りを互いに相反する方向に周回動作して使用者に物理刺激を付与する並設された少なくとも一対の施術部と、前記回転軸を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、を有し、前記施術部の回転位置を検知する位置検知部と、使用者の皮膚の硬さを検知する皮膚検知部と、を備え、前記一対の施術部は、それぞれ対応する前記回転軸を結ぶ線分の垂直二等分線に対して互いに線対称となるように前記周回動作し、前記制御部は、前記皮膚検知部により検知された皮膚の硬さが所定の値以下の際に施術部の回転を停止するように制御する、ことを特徴とする美容装置。
  2. 前記制御部は、前記皮膚検知部により検知された皮膚の硬さが所定の値以下の際に前記駆動部の回転速度を低下させ、前記駆動部の回転速度が低下してから所定の時間が経過した際に前記駆動部を停止するように制御する、ことを特徴とする請求項1記載の美容装置。
  3. 前記制御部は、前記皮膚検知部が皮膚の硬さの検知を開始する前に所定の時間の間前記一対の施術部が、互いに相反する方向かつ前記垂直二等分線に対して互いに線非対称となるように周回動作するよう制御する、ことを特徴とする請求項1または2記載の美容装置。
  4. 前記制御部は、前記一対の施術部の周回動作が変更された際に、前記駆動部の回転速度を低下するように制御する、ことを特徴とする請求項3記載の美容装置。
  5. 前記制御部は、前記皮膚検知部が皮膚の硬さの検知を開始する前に所定の時間の間前記一対の施術部が、互いに同方向かつ略同じ位相差で正回転および逆回転を繰り返しながら周回動作するように制御する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の美容装置。
JP2012125724A 2012-06-01 2012-06-01 美容装置 Pending JP2013248217A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019517288A (ja) * 2016-05-20 2019-06-24 チャープ プロダクツ エルエルシー デュアルモーター式洗浄ブラシ
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