JP2013246485A - 電子コンテンツ表示装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子コンテンツが表示されている画面の一部の光の量を削減することによって、ユーザが電子コンテンツを楽に閲覧する。
【解決手段】電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置1であって、画面11に電子コンテンツを表示する表示部9と、画面11に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、画面11に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とするマスキング部5と、マスキング領域の大きさまたは形状の変化を制御する制御部7と、を備え、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、画面11に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置およびプログラムに関する。
従来から、複数のコンテンツを見易く表示する技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されているコンテンツ表示装置は、紙面コンテンツデータに含まれる複数の記事を予め設定されたレイアウトでテレビに表示する。そして、紙面コンテンツデータに格納されているマスク定義情報に基づいて、複数の記事の各行を被覆するマスクを表示する。これにより、複数の記事を読みやすくテレビに表示することを可能としている。
特開2008−262308号公報
電子コンテンツを閲覧する場合、画面には多くの情報が表示されるが、実際にユーザが注視する箇所は一部分である。しかし、画面からの光は、ユーザが注視していない箇所からも放射されるため、ユーザの目には必要以上の光が入り込むことになる。その結果、ユーザは、目に疲労を感じる場合がある。
しかしながら、特許文献1記載の技術では、表示しているコンテンツの一部の表示が他の領域の表示とは異なる表示となるようにマスクを表示または非表示させるものであるため、ユーザが注視していない部分の光の量を考慮していない。このため、ユーザが画面内で注視していない部分の光の量を制御することによって、電子コンテンツを楽に閲覧することができると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電子コンテンツが表示されている画面の一部の光の量を削減することによって、ユーザが電子コンテンツを楽に閲覧することができる電子コンテンツ表示装置およびプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の電子コンテンツ表示装置は、電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置であって、画面に電子コンテンツを表示する表示部と、前記画面に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とするマスキング部と、前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化を制御する制御部と、を備え、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とすることを特徴とする。
このように、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とするので、マスキングされた領域からの光を制限することができ、ユーザは、電子コンテンツを楽に閲覧することが可能となる。
(2)また、本発明の電子コンテンツ表示装置は、ユーザが前記マスキング領域に接触したことを検出する画面接触検出部を更に備え、前記制御部は、ユーザによる前記マスキング領域への接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする。
このように、ユーザによる前記マスキング領域への接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させるので、例えば、画面にタッチパネル機能がある場合は、フリック動作でマスキング領域の大きさまたは形状を変化させることができる。これにより、ユーザは、マスキングを外しながら電子コンテンツの閲覧を進めることが可能となる。
(3)また、本発明の電子コンテンツ表示装置は、前記画面の傾斜を検出する傾斜検出部を更に備え、前記制御部は、前記画面の傾斜が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする。
このように、前記画面の傾斜が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させるので、画面を傾斜させることによって、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることができる。これにより、ユーザは、マスキングを外しながら電子コンテンツの閲覧を進めることが可能となる。
(4)また、本発明の電子コンテンツ表示装置において、前記制御部は、前記画面の傾斜角度に応じて、前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化速度を決定することを特徴とする。
このように、前記画面の傾斜角度に応じて、前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化速度を決定するので、例えば、傾斜角度を大きくすれば、マスキングを速く外すことができるようになる一方、傾斜角度を小さくすれば、マスキングをゆっくりと外すことができるようになる。これにより、ユーザは、好みの速さでマスキングを外しながら電子コンテンツの閲覧を進めることが可能となる。
(5)また、本発明の電子コンテンツ表示装置は、ユーザによる接触を検出する接触検出部を更に備え、前記制御部は、ユーザによる接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする。
このように、ユーザによる接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させるので、ユーザは、接触検出部に触れることによって、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることができる。これにより、ユーザは、マスキングを外しながら電子コンテンツの閲覧を進めることが可能となる。
(6)また、本発明の電子コンテンツ表示装置は、ユーザによる前記接触検出部への接触時間を検出する接触時間検出部を更に備えることを特徴とする。
このように、ユーザによる前記接触検出部への接触時間を検出するので、電子コンテンツの閲覧時間を測定することができる。例えば、ユーザが速読を試みるような場合、電子コンテンツの閲覧時間を測定することで速読の結果を把握することが可能となる。
(7)また、本発明の電子コンテンツ表示装置は、ユーザによるマスキング領域の設定を受け付ける入力部を更に備え、前記制御部は、前記マスキング領域の設定に基づいて、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする。
このように、前記マスキング領域の設定に基づいて、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させるので、ユーザは、予め設定した条件でマスキングを利用することが可能となる。例えば、画面全体に対するマスキング領域の割合を設定し、この設定に基づいてマスキングを行ない、マスキングを外しながら電子コンテンツの閲覧をすることが可能となる。
(8)また、本発明の電子コンテンツ表示装置において、前記表示部は、前記マスキング領域が、所定の大きさまたは形状となったときに、前記画面に表示している電子コンテンツのページを遷移させることを特徴とする。
このように、マスキング領域が、所定の大きさまたは形状となったときに、前記画面に表示している電子コンテンツのページを遷移させるので、自動的に電子コンテンツのスクロールやページめくりを行なうことができる。例えば、ユーザが、マスキングを外しながら閲覧を進め、電子コンテンツのページに余白として指定されている領域が表示された場合、若しくは、マスキング領域が残り1%になった場合、電子コンテンツのページを遷移させることができる。
(9)また、本発明のプログラムは、電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置のプログラムであって、画面に電子コンテンツを表示する処理と、前記画面に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とする処理と、前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化を制御する処理と、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とする処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とするので、マスキングされた領域からの光を制限することができ、ユーザは、電子コンテンツを楽に閲覧することが可能となる。
本発明によれば、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とするので、マスキングされた領域からの光を制限することができ、ユーザは、電子コンテンツを楽に閲覧することが可能となる。
本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の外観を示す図である。 電子コンテンツとして縦書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。 電子コンテンツとして縦書きおよび横書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。 電子コンテンツとして横書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の画面表示例を示す図である。 マスキング領域をインタラクティブに変更して電子コンテンツの閲覧を継続する場合の動作を示すフローチャートである。 自動スクロール機能を有する端末において、画面(端末)の傾斜角度をユーザが設定する場合の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。 本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。
まず、本実施形態に係る電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置の概念を説明する。図1は、本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の外観を示す図である。本実施形態では、電子コンテンツ表示装置100は、筐体101と、画面103とから構成されている。画面103には、電子コンテンツ105およびマスキング領域107が表示されている。マスキング領域107は、画面103において、光の量が少なく表示することにより、電子コンテンツ105の一部を隠しているように表示される。
マスキング領域107は、ユーザの視線の範囲外にあることが望ましい。一方、例えば、電子コンテンツとしての書籍により、見出し、小見出し、広告部位、質問文の答えの部位を隠したい場合など、光の量を調節する以外の目的も付随し、また、マスキングする領域も異なっている。ユーザが電子コンテンツを読む方向は、文章の書く方向性によって担保されているので、視線の先以外の場所を固定で予め隠しておき、視線の移動によってインタラクティブに操作できることが好適である。また、電子コンテンツは画面に表示されるものであり、画面の大小によって設定する方法が異なるため、すべてを担保する“%表示”でマスキングする方法が望ましい。
図2は、電子コンテンツとして縦書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。ユーザが現在閲覧している状態を左側に示し、現在のページ内でマスキング領域が移動する状態を右側に示している。図2に示すように、マスキング領域は、右から左に移動している。図3は、電子コンテンツとして縦書きおよび横書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。ユーザが現在閲覧している状態を左側に示し、現在のページ内でマスキング領域が移動する状態を右側に示している。図3に示すように、マスキング領域は、右から左に移動している。図4は、電子コンテンツとして横書きの電子書籍をマスキングする様子を示す図である。ユーザが現在閲覧している状態を左側に示し、現在のページ内でマスキング領域が移動する状態を右側に示している。図4に示すように、マスキング領域は、上から下に移動している。
図5は、本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の概略構成を示すブロック図である。図5に示すように、電子コンテンツ表示装置1は、入力部3、マスキング部5、制御部7、表示部9、画面11、傾斜検出部13、画面接触検出部14、接触検出部15、接触時間検出部17、データベース19、およびこれらの構成要素を相互に接続するバス21から構成されている。
入力部3は、ユーザからの操作を受け付ける。制御部7は、マスキング領域の設定に基づいて、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させる。マスキング部5は、画面11に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、画面11に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とする。表示部9は、画面11に電子コンテンツを表示する。画面11は、例えば、液晶ディスプレイとタッチパネルで構成することが可能である。
傾斜検出部13は、画面11の傾斜を検出する。制御部7は、画面11の傾斜が検出された場合、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させる。なお、制御部7は、画面11の傾斜角度に応じて、マスキング領域の大きさまたは形状の変化速度を決定する。画面接触検出部14は、ユーザがマスキング領域に接触したことを検出する。制御部7は、ユーザによるマスキング領域への接触が検出された場合、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させる。接触検出部15は、ユーザによる接触を検出する。この接触検出部15は、電子コンテンツ表示装置1の筐体に設けることが可能である。制御部7は、ユーザによる接触が検出された場合、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させる。接触時間検出部17は、ユーザによる接触検出部15への接触時間を検出する。データベース19は、電子コンテンツを格納し、読み出し要求に応じて特定の電子コンテンツを出力する。
次に、以上のように構成された本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作について説明する。図6は、本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザが電子コンテンツを視聴(閲覧)しようとするときに、隠す場所を設定するメニューボタンまたは表示設定ウィンドウを表示する(ステップS1)。例えば、図7に示すように、画面103を表示する。次に、ユーザの操作を契機として、電子コンテンツの視聴方法の選択において、画面を隠して視聴する方法を選択する(ステップS2)。次に、画面をX%で隠して視聴する機能を利用するかどうかを判断し(ステップS3)、この機能を利用しない場合は、通常の電子コンテンツ閲覧方法を利用して電子コンテンツを視聴する(ステップS4)。一方、ステップS3において、画面をX%で隠して視聴する機能を利用する場合は、電子コンテンツのページやフレームに遷移があった場合でも、隠された部分が割合(%)で固定されて表示される(ステップS5)。次に、固定されてある隠された部分(マスキング領域)を、適宜ユーザの操作で変更しながら電子コンテンツを視聴する(ステップS6)。
上記ステップS5において、電子コンテンツを隠す領域(マスキング領域)の範囲を、%で指定する時、メニュー画面を呼び出して%を入力するユーザインタフェース(UI)から入力することができる。すなわち、入力する際は、左右上下、どの淵を起点にマスキング領域を発生させるのか、また、頁がめくれても固定しておくか、など細かい指定ができることが好ましい。また、インタラクティブに、マスキング領域を発生させると宣言する操作をしたのち、画面の淵をフリックした際に、その淵から発生する機能があることが望ましい。
例えば、図8の状態から、図7の状態に遷移し、隠す場所を設定する宣言をメニューボタンか、ウィンドウを呼び出して宣言する。また、%を設定するウィンドウもメニューから呼びだす時、図7のような領域を%で隠すか、またはマスキング領域を利用するかを問うようなユーザインタフェース(UI)とする。また、図9に示すように、画面の四隅の淵が操作の認識部位になり、マスキング領域を発生させたい場所を押すと指定している%で、マスキング領域が発生するようにしてもよい。ここでは、例えば、図9に示すように、左隅を指定したので、図10に示すように、左隅にマスキング領域が発生する。この図では、50%を指定していた条件となる。ここで、まだ領域を発生させる宣言を終了させていないので、ユーザが、マスキング領域をドラッグして、自由に隠す場所を変更できる。ここでは、ドラッグして左に移動させて80%くらいまで指を動かしてみるとする。ここはインタラクティブなので、憶測値で構わない。
図11に示すように、概ね80%隠された状態になったので、ユーザが、電子コンテンツが表示されている部位を触るか、タップすると。マスキング領域を指定する宣言が撤回され、処理が終了となる。なお、図12に示すように、オプションで、マスキング領域の透過をON/OFFできる仕組みを付加することにより、マスキング領域を確認する時には、より便利になる。
図13は、マスキング領域をインタラクティブに変更して電子コンテンツの閲覧を継続する場合の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザが電子コンテンツを視聴している状態で(ステップT1)、傾斜検出部13が、画面(端末)の傾きが一定のレベルを超えているかどうかを判断する(ステップT2)。この判断の結果、画面(端末)の傾きが一定のレベルを超えている場合は、傾きの角度の判定を行ない(ステップT3)、マスキング領域を変更する(ステップT4)。次に、マスキング領域のページの遷移があるかどうかを判断し(ステップT5)、マスキング領域のページの遷移がない場合は、ステップT1へ遷移する。一方、ステップT5において、マスキング領域のページの遷移がある場合は、マスキング領域の判定によって、ページを遷移し(ステップT6)、ステップT1に遷移する。
ステップT2において、画面(端末)の傾きが一定のレベルを超えていない場合は、端末の特定箇所に設けられている接触検出部がユーザに触れられているかどうかを判断する(ステップT7)。この判断の結果、接触検出部がユーザに触れられている場合は、触れられている箇所に加わる力の強弱と接触時間を判定し(ステップT8)、ステップT4へ遷移する。一方、ステップT7において、接触検出部がユーザによって触れられていない場合は、画面接触検出部が、マスキング領域がユーザに触れられているかどうかを判断する(ステップT9)。この判断の結果、マスキング領域がユーザに触れられている場合は、マスキング領域のうち、触れられた箇所を判定する(ステップT10)。なお、ユーザによるこの接触は、フリックやドラッグといった操作が該当する。その後、ステップT4へ遷移する。一方、ステップT7において、マスキング領域がユーザに触れられていない場合は、ステップT1に遷移する。
図14は、自動スクロール機能を有する端末において、画面(端末)の傾斜角度をユーザが設定する場合の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザが電子コンテンツを視聴している状態で(ステップP1)、ユーザが端末を傾斜させたとする(ステップP2)。このとき、接触検出部が、端末の特定箇所(自動スクロール角度設定用の箇所)に、触れられているかどうかを判断する(ステップP3)。この判断の結果、ユーザに触れられていない場合は、処理を終了する(ステップP4)。一方、ステップP3において、ユーザが端末の特定箇所を触れている場合は、その時の傾斜角度を、「自動スクロール角度」に設定する(ステップP5)。次に、傾斜判定部が、現在の端末の傾きが、「自動スクロール角度」であるかどうかを判断する(ステップP6)。この判断の結果、現在の端末の傾きが、「自動スクロール角度」でない場合は、処理を終了する(ステップP7)。一方、ステップP6において、現在の端末の傾きが、「自動スクロール角度」である場合は、マスキング領域の自動スクロールを行なう(ステップP8)。これは、マスキング領域の自動変更に該当する。次に、マスキング領域のページの遷移があるかどうかを判断し(ステップP9)、マスキング領域のページの遷移がない場合は、ステップP6に遷移する。一方、マスキング領域のページの遷移がある場合は、マスキング領域の判定によって、ページを遷移して(ステップP10)、ステップP6に遷移する。
図15から図23は、本実施形態に係る電子コンテンツ表示装置の動作例を示す図である。電子コンテンツでは、ユーザは、指を頁のめくりたい方向にフリックするか、頁の左隅や右隅をタップする、ドラッグしてめくる方向へ移動することによって、次の頁への画面の遷移が起こる。また、頁内での注視領域移動が、マスキング領域が存在する時は、画面上のコンテンツ表示箇所に触れて頁をめくるのではなく、マスキング領域に触れて操作する、もしくは領域を制御するアクティブ部位を触ることで、コンテンツ領域や境界を操作することができる。例えば、図15は、縦書きの電子書籍コンテンツに対し、通常の頁めくりのフリック操作で頁をめくる様子を示し、図16は、縦書きと横書きを含む電子書籍コンテンツに対し、通常のドラッグ操作でユーザがめくりたいページや場所に移動する様子を示している。また、図17は、横書きの電子書籍コンテンツに対し、通常の頁めくりのフリック操作で頁が下方にスクロールする様子を示している。
また、図18〜図20に示すように、マスキング領域が存在している場合は、そのマスキング領域内で軽くドラッグ操作、もしくはフリック操作することで、頁がめくれる方向へマスキング領域や境界が移動する。
頁がめくる方向へマスキング領域や境界が移動する際は、インタラクティブ性を保ちつつ、自動で移動することがユーザにとって便利である。「電子コンテンツ自体の見開きの進行方向側の淵」や「電子コンテンツを表示している端末部分の淵」を触っている場合は、上述したように、その触る強弱や時間などを認識し、マスキング領域や境界の移動表示スピードを変化させる。
また、1頁ずつ前後の頁に移動したいときは、図21に示すように端末の戻りたい方向の淵、もしくは図22に示すように、電子コンテンツの淵をダブルタップすることにより、タップ数だけ1頁もどることができるようにしてもよい。任意の指定頁に戻る際には、時間短縮のため、インタラクティブに、マスキング領域と境界線が自動で戻るのではなく、最初に指定した%の隠す領域で表示してもよい。また、マスキング領域や境界が画面を移動し、移動領域の末端に到達もしくは近づいた時点で頁めくりの判定が起こるようにしてもよい。
また、「ページの進行方向側に傾けている間」に、マスキング領域が次第に自動で減っていくように表示する場合は、図23に示すように、傾きの角度に正比例して速度も増すようにすることが好ましい。ページの移動方向を制御するためにユーザが触れる場所は、ユーザが自由に端末、もしくは、電子コンテンツ自体の四方の淵などに設定することができる。傾けてページがめくれる機能についても、頁がめくれる進行方向にはめくれるが、頁が戻る場合、その戻る方向に傾けた時には、ページが戻らないようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とするので、マスキングされた領域からの光を制限することができ、ユーザは、電子コンテンツを楽に閲覧することが可能となる。
1 電子コンテンツ表示装置
3 入力部
5 マスキング部
7 制御部
9 表示部
11 画面
13 傾斜検出部
14 画面接触検出部
15 接触検出部
17 接触時間検出部
19 データベース
21 バス
100 電子コンテンツ表示装置
101 筐体
103 画面
105 電子コンテンツ
107 マスキング領域

Claims (9)

  1. 電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置であって、
    画面に電子コンテンツを表示する表示部と、
    前記画面に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とするマスキング部と、
    前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化を制御する制御部と、を備え、
    前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とすることを特徴とする電子コンテンツ表示装置。
  2. ユーザが前記マスキング領域に接触したことを検出する画面接触検出部を更に備え、
    前記制御部は、ユーザによる前記マスキング領域への接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする請求項1記載の電子コンテンツ表示装置。
  3. 前記画面の傾斜を検出する傾斜検出部を更に備え、
    前記制御部は、前記画面の傾斜が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする請求項1記載の電子コンテンツ表示装置。
  4. 前記制御部は、前記画面の傾斜角度に応じて、前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化速度を決定することを特徴とする請求項3記載の電子コンテンツ表示装置。
  5. ユーザによる接触を検出する接触検出部を更に備え、
    前記制御部は、ユーザによる接触が検出された場合、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする請求項1記載の電子コンテンツ表示装置。
  6. ユーザによる前記接触検出部への接触時間を検出する接触時間検出部を更に備えることを特徴とする請求項5記載の電子コンテンツ表示装置。
  7. ユーザによるマスキング領域の設定を受け付ける入力部を更に備え、
    前記制御部は、前記マスキング領域の設定に基づいて、前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることを特徴とする請求項1記載の電子コンテンツ表示装置。
  8. 前記表示部は、前記マスキング領域が、所定の大きさまたは形状となったときに、前記画面に表示している電子コンテンツのページを遷移させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子コンテンツ表示装置。
  9. 電子コンテンツの閲覧を支援する電子コンテンツ表示装置のプログラムであって、
    画面に電子コンテンツを表示する処理と、
    前記画面に大きさまたは形状が可変であるマスキング領域を形成することによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの全部または一部を視認不能とする処理と、
    前記マスキング領域の大きさまたは形状の変化を制御する処理と、
    前記マスキング領域の大きさまたは形状を変化させることによって、前記画面に表示されている電子コンテンツの一部のみを視認可能とする処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP5696295B1 (ja) * 2014-09-03 2015-04-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2017027293A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 富士通株式会社 電子機器及び表示制御プログラム

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