JP2013238167A - 添加弁の放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】添加弁の熱を効率よく放熱させることができる添加弁の放熱構造を提供する。
【解決手段】添加弁の放熱構造は、還元剤を内燃機関の排気管11内に添加する添加弁20と、添加弁20を収容するための収容空間32が形成されて収容空間32に添加弁20を収容するとともに添加弁20の熱を放熱する放熱部材30とを備えている。放熱部材30の収容空間32において添加弁20と放熱部材30との間には銅粉42が充填されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、還元剤を内燃機関の排気管内に添加する添加弁の放熱構造に関する。
例えば特許文献1に記載されるように、内燃機関から排出されるNOx(窒素酸化物)を選択的に還元して浄化する選択還元型NOx浄化システムが知られている。このシステムでは、排気管に設けられたNOx浄化触媒に、添加弁から尿素水溶液やアンモニアガスなどの還元剤を噴射することによって、排気に含まれるNOxを選択的に窒素や水に還元して浄化するようにしている。
特許文献1に記載のものにおいては、還元剤を噴射するための添加弁を高温の排気による熱害から保護すべく、添加弁の熱を放熱部材を通じて放熱するようにしている。具体的には、この放熱部材は、内部に添加弁を収容する収容空間が形成されており、添加弁をこの収容空間に配置することで、添加弁の熱を放熱部材を通じて外部に放熱するようにしている。
特表2009−520907号公報
特許文献1記載される添加弁の放熱構造では、放熱部材における収容空間の内周面と添加弁の外周面との間に空隙が存在している。そのため、添加弁の熱を放熱部材に効率よく伝達させることができず、ひいては添加弁の熱を効率よく放熱させることができない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、添加弁の熱を効率よく放熱させることができる添加弁の放熱構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明に係る添加弁の放熱構造は、還元剤を内燃機関の排気管内に添加する添加弁と、同添加弁を収容するための収容空間が形成されて同空間に前記添加弁を収容するとともに前記添加弁の熱を放熱する放熱部材とを備え、前記収容空間に収容された前記添加弁と前記放熱部材との間には金属粉が充填されていることを要旨とする。
上記構成によれば、収容空間に収容された添加弁と放熱部材との間に、熱伝導率が高い金属粉が充填されているため、添加弁の熱を金属粉を通じて放熱部材に効率よく伝達することができる。また、添加弁と放熱部材との間に、この空間に対応した形状の熱伝導部材を配置する場合と比べて、添加弁と放熱部材との間の空隙をなくすことができる。すなわち、上記構成によれば、添加弁と放熱部材との間に熱伝導率が高い金属粉を隙間なく充填することができるため、添加弁の熱を効率よく放熱部材に伝達させることができ、放熱部材を通じて添加弁の熱を効率よく放熱させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記添加弁は、還元剤として尿素水を噴射するものであり、前記添加弁と前記放熱部材との間において、前記添加弁の噴孔が形成される同添加弁の先端部と前記放熱部材との間の部位には、断熱材が充填されていることを要旨とする。
添加弁の噴孔近傍の温度が低いと、噴孔近傍において尿素が析出してデポジットとなり、添加弁から噴射される尿素水の分散性が低下する。この点、上記構成では、添加弁の噴孔が形成される先端部と放熱部材との間には断熱材が充填されているため、添加弁の噴孔近傍が放熱部材を通じた放熱により温度低下することを抑制して、尿素が析出することを抑制することができる。これにより、添加弁を熱害から保護しつつ、添加弁から噴射される尿素水の分散性を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記放熱部材は断熱部材を介して前記排気管に取り付けられていることを要旨とする。
上記構成によれば、排気管の熱が放熱部材に伝達されることを断熱部材により抑制することができるため、添加弁の熱を放熱部材を通じて放熱する効率が低下することを抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記金属粉がアルミニウム粉及び銅粉の少なくとも一方からなることを要旨とする。
上記構成によれば、熱伝導率が高く入手が容易な金属粉を用いることで、本発明を容易に具体化することができる。
本発明の一実施形態に係るNOx浄化システムを示す模式図。 同実施形態における放熱部材及び排気管の断面構造と添加弁を示す模式図。
以下、本発明を、内燃機関の排気中のNOxを浄化する選択還元型NOx浄化システムにおける添加弁の放熱構造として具体化した一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、内燃機関のNOx浄化システム10においては、内燃機関の燃焼室から排出された排気が排気管11を流れる。NOx浄化システム10は、排気管11に設けられて排気中のNOxを還元反応により浄化する選択還元型NOx浄化触媒(以下、「SCR(Selective Catalytic Reduction)触媒」という)12と、排気管11におけるSCR触媒12の上流側に設けられる添加弁20とを備えている。
添加弁20は、後述する放熱部材30を介して排気管11に取り付けられている。添加弁20には、尿素水供給装置13が接続されている。尿素水供給装置13は、尿素水(尿素水溶液に相当)が貯留されている尿素水タンク14と、尿素水タンク14内の尿素水を添加弁20に圧送する圧送ポンプ15と、尿素水の供給圧力を調節する調整弁16とを備えている。
制御部18は、内燃機関の各種制御を実行する。制御部18は、内燃機関の状態を検出する各種センサが出力する信号が入力され、入力される信号などに基づいて同機関の各種機器を駆動する。制御部18は、こうした制御の一つとして、添加弁20への尿素水供給路に設けられた圧力センサ17の出力信号に基づいて、尿素水の供給圧力がNOxの浄化に適した圧力となるように、圧送ポンプ15を駆動制御するとともに、調整弁16の開度を制御する。これにより、尿素水タンク14内の尿素水が圧送ポンプ15の駆動により添加弁20に圧送されるとともに、尿素水の供給圧力が適切な圧力となるように調整弁16により余剰な尿素水が尿素水タンク14に戻される。そして、制御部18が添加弁20を開弁駆動すると、添加弁20から排気管11内に尿素水が噴射される。
こうして排気中に噴射された尿素水は、排気中で加熱されることで尿素が加水分解されてアンモニアを発生する。これによりアンモニアがSCR触媒12に吸着され、排気中のNOxが同触媒12を通過する際にアンモニアによって窒素と水とに還元される。なお、アンモニアの一部は、排気中のNOxを直接還元処理する。
次に、本実施形態の添加弁20の放熱構造を図1及び図2を参照して説明する。なお、図2は、放熱部材30及び排気管11の断面構造と、放熱部材30内に配置される添加弁20の側面視を示している。
図1に示すように、排気管11には、SCR触媒12が設けられる部位の近傍において分岐部11aが接合されており、放熱部材30は後述するようにこの分岐部11aに取付けられている。分岐部11aは、図1に示すように略円筒形状でSCR触媒12に向かう方向に延びており、図2に示すように同分岐部11a内の通路は排気管11内に連通している。図2に示すように、分岐部11aの外周面には、円盤状のフランジ11bが接合されている。
放熱部材30は、ステンレス製であり、略円筒形状のハウジング31と、同ハウジング31の外周面に形成される複数の冷却フィン33と、ハウジング31を分岐部11aに取り付けるための取付部35とを備えている。
ハウジング31の内部は、添加弁20を収容するための収容空間32を形成している。ハウジング31は、排気管11側に位置する先端部31aと、先端部31aに対して拡径している基端部31bとを備えている。冷却フィン33は、円盤状に形成されており、ハウジング31の先端部31aの外周面に一体成形あるいは接合により形成されている。
取付部35は、略円筒形状の接合部36と、接合部36に対して略垂直に接続される円盤状のフランジ部37とを備えている。接合部36は、ハウジング31の先端部31aの円筒形状よりも一回り大きい円筒形状であり、先端部31aの先端を覆うようにして同先端部31aに接合されている。取付部35のフランジ部37は、排気管11の分岐部11aに接合されるフランジ11bに、断熱部材としての断熱ガスケット38を介して、ボルトにより締結されている。断熱ガスケット38は雲母からなる。
ハウジング31内の収容空間32には、上記添加弁20が配置されている。具体的には、収容空間32のうちハウジング31の先端部31aに対応する空間には、添加弁20の先端(噴孔21が形成される端部)側の部位が収容されており、噴孔21の位置がハウジング31の先端に対応している。なお、噴孔21は、添加弁20の先端側(図2の排気管11側の)側面において、同添加弁20の軸中心に形成されている。また、収容空間32のうちハウジング31の基端部31bに対応する空間には、添加弁20の基端側の部位が収容されている。
ハウジング31の収容空間32において、ハウジング31の先端部31aと添加弁20との間には、添加弁20の噴孔21が形成される先端部側とハウジング31の先端側に断熱カラー40が配置されるとともに、基端部31b側の部位にOリング41が配置されている。断熱カラー40は、断熱材としてのセラミックからなる。また、ハウジング31の収容空間32において、ハウジング31の先端部31aと添加弁20との間には、断熱カラー40とOリング41との間に金属粉である銅粉42が充填されている。
次に、排気管11に添加弁20及び放熱部材30を取り付ける方法について説明する。
まず、放熱部材30内に添加弁20を配置する。このとき、添加弁20の噴孔21が放熱部材30のハウジング31の先端に対応するように配置される。そして、添加弁20とハウジング31の先端部31aとの間であって基端部31b側の部位に、Oリング41を配置する。次に、放熱部材30においてハウジング31の先端側(取付部35側)から銅粉42を充填するこれにより、ハウジング31の収容空間32において、ハウジング31の先端部31aと添加弁20との間に銅粉42が充填される。次に、放熱部材30におけるハウジング31の先端側から断熱カラー40を挿入して圧着させる。これにより、放熱部材30に添加弁20が固定されるとともに、収容空間32内に銅粉42が充填される。そして、このようにして放熱部材30に添加弁20が収容された状態において、その取付部35のフランジ部37を、排気管11の分岐部11aに接合されたフランジ11bに断熱ガスケット38を介してボルトにより締結する。以上の工程により、排気管11に添加弁20及び放熱部材30が取り付けられる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
内燃機関の運転中には、制御部18の制御により添加弁20から尿素水が排気管11内に噴射される。これにより、排気中及びSCR触媒12において、NOxがアンモニアにより窒素と水とに還元される。排気管11には、高温の排気が流れるため、この高温の熱が添加弁20に対しその先端(噴孔21)側から伝達される。こうして、排気から添加弁20に伝達された熱は、放熱部材30のハウジング31における収容空間32に充填されている銅粉42を通じてハウジング31に伝達され、冷却フィン33を通じて外部に放熱される。また、添加弁20の噴孔21近傍においては、収容空間32に断熱カラー40が配置されているため、この部位の熱は放熱されにくく、高い温度に維持される。また、排気管11には高温の排気が流れるものの、放熱部材30は断熱ガスケット38を介して排気管11に接続されているため、放熱部材30には排気の熱が伝達されにくくなる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の(1)〜(5)の効果が得られる。
(1)本実施形態の添加弁20の放熱構造は、還元剤を内燃機関の排気管11内に添加する添加弁20と、添加弁20を収容するための収容空間32が形成されてその空間32に添加弁20を収容するとともに添加弁20の熱を放熱する放熱部材30とを備えている。そして、収容空間32に収容される添加弁20と放熱部材30との間には金属粉として銅粉42が充填されている。このように放熱部材30の収容空間32において添加弁20と放熱部材30との間に、熱伝導率が高い銅粉42が充填されているため、添加弁20の熱を銅粉42を通じて放熱部材30に効率よく伝達することができる。また、添加弁20と放熱部材30との間に、この空間32に対応した形状の熱伝導部材を配置する場合と比べて、添加弁20と放熱部材30との間の空隙をなくすことができる。すなわち、添加弁20と放熱部材30との間に熱伝導率が高い銅粉42を隙間なく充填することができるため、添加弁20の熱を効率よく放熱部材30に伝達させることができ、放熱部材30を通じて添加弁20の熱を効率よく放熱させることができる。
(2)放熱部材30の収容空間32において添加弁20と放熱部材30との間には銅粉42が充填されている。これにより、熱伝導率が高く入手が容易な材料を用いて、添加弁20の熱を効率よく放熱させることができる。
(3)添加弁20は、還元剤として尿素水を噴射するものであり、放熱部材30に形成される収容空間32において、同添加弁20の噴孔が形成される先端部と放熱部材30との間には、断熱カラー40が充填されている。添加弁20の噴孔21近傍の温度が低いと、噴孔21近傍において尿素が析出してデポジットとなり、添加弁20から噴射される尿素水の分散性が低下する。この点、本実施形態では、添加弁20の噴孔21に対応する部位には、放熱部材30との間に断熱カラー40が充填されているため、添加弁20の噴孔21近傍が放熱部材30を通じた放熱により温度低下することを抑制して、尿素が析出することを抑制することができる。これにより、添加弁20を熱害から保護しつつ、添加弁20から噴射される尿素水の分散性を確保することができる。
(4)断熱カラー40は、セラミックからなる。このように断熱カラー40を剛性の高い断熱材であるセラミックで構成するようにしたため、収容空間32に充填した銅粉42を断熱カラーで封止して圧着させる際に、断熱カラー40がその圧着処理に十分耐えることができる。
(5)放熱部材30は断熱ガスケット38を介して排気管11に取り付けられている。これにより、排気管11の熱が放熱部材30に伝達されることを断熱ガスケット38により抑制することができる。そのため、放熱部材30に排気管11の熱が伝達されることを抑制して、添加弁20の熱を放熱部材30を通じて放熱する効率が低下することを抑制することができる。また、排気管11の熱が放熱されることで、排気管11に噴射された尿素水の尿素が排気管11内で析出してデポジットが堆積することを抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にて例示した態様に限られるものではなく、以下に示すように変更して実施することができる。
・上記実施形態において例示した添加弁及び放熱部材の具体的な構成態様や、構成する材料は特に限定されない。
例えば、上記実施形態では、放熱部材のハウジングの収容空間においてハウジングの先端部と添加弁との間に銅粉が充填されていたが、ハウジングの基端部側においても、添加弁との間に銅粉を充填するようにしてもよい。また、上記実施形態では、収容空間に充填する金属粉を銅粉とした。しかしながら、金属粉は銅粉に限定されず、アルミニウム粉であってもよいし、その他の金属粉であってもよい。また、複数種類の金属粉を混合して充填するようにしてもよい。
また、断熱カラーの材料はセラミックに限定されず、断熱ガスケットの材料は雲母に限定されない。すなわち、断熱カラーや断熱ガスケットの材料として、この他の断熱材を用いるようにしてもよい。また、添加弁の放熱構造において、断熱カラーや断熱ガスケットが設けられていなくてもよく、金属粉の圧縮、固定及び排気のシールができる構造とすれば、収容空間に金属粉を充填することで、添加弁の熱を充填された金属粉を通じて放熱部材に効率よく伝達させることで、添加弁の熱を効率よく放熱させることはできる。
また、放熱部材はステンレス製でなく、アルミニウム合金などその他の材料で構成するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、添加弁から還元剤として尿素水を噴射するようにしていたが、アンモニアガスなどを噴射するようにしてもよい。
10…NOx浄化システム、11…排気管、12…選択還元型NOx触媒(SCR触媒)、11a…分岐部、11b…フランジ、13…尿素水供給装置、14…尿素水タンク、15…圧送ポンプ、16…調整弁、17…圧力センサ、18…制御部、20…添加弁、21…噴孔、30…放熱部材、31…ハウジング、31a…先端部、31b…基端部、32…収容空間、33…冷却フィン、35…取付部、36…接合部、37…フランジ部、38…断熱ガスケット、40…断熱カラー、41…Oリング、42…銅粉。

Claims (4)

  1. 還元剤を内燃機関の排気管内に添加する添加弁と、同添加弁を収容するための収容空間が形成されて同空間に前記添加弁を収容するとともに前記添加弁の熱を放熱する放熱部材とを備え、
    前記収容空間に収容された前記添加弁と前記放熱部材との間には金属粉が充填されている
    添加弁の放熱構造。
  2. 前記添加弁は、還元剤として尿素水を噴射するものであり、
    前記添加弁と前記放熱部材との間において、前記添加弁の噴孔が形成される同添加弁の先端部と前記放熱部材との間の部位には、断熱材が充填されている
    請求項1に記載の添加弁の放熱構造。
  3. 前記放熱部材は断熱部材を介して前記排気管に取り付けられている
    請求項1又は2に記載の添加弁の放熱構造。
  4. 前記金属粉がアルミニウム粉及び銅粉の少なくとも一方からなる
    請求項1〜3の何れか1項に記載の添加弁の放熱構造。
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