JP2013236931A - 徐放膜を備えた除臭剤、その除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫 - Google Patents

徐放膜を備えた除臭剤、その除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2013236931A
JP2013236931A JP2013100473A JP2013100473A JP2013236931A JP 2013236931 A JP2013236931 A JP 2013236931A JP 2013100473 A JP2013100473 A JP 2013100473A JP 2013100473 A JP2013100473 A JP 2013100473A JP 2013236931 A JP2013236931 A JP 2013236931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volatile component
odor removal
refrigerator
odor
deodorizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013100473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6211797B2 (ja
Inventor
Setsuei Cho
雪穎 張
Kiyoshi Kamei
清 亀井
Guoxin Yu
国新 兪
Toshinori Noda
俊典 野田
Kumiko Suzuki
久美子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Rengo Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Publication of JP2013236931A publication Critical patent/JP2013236931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6211797B2 publication Critical patent/JP6211797B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】冷蔵庫などの低温下でも設置場所を制約されず、人体に対して悪影響を及ぼさず、短時間に悪臭を消臭することができる除臭剤や、除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】揮発成分2aと、揮発成分2aの透過速度を低温下で抑制可能な徐放膜1とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、徐放膜を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫に保存した食品から放出される臭いは、もともと食品由来であるため悪臭ではないが、様々な食品を同時に保存するため、様々な臭いが混ざりあい冷蔵庫の扉を開けた際に変な臭いとして冷蔵庫ユーザーに感じる時がよくある。
この臭いを分解、除去する除臭方式としては、従来は、臭い成分を活性炭等に吸着させる吸着方式や、臭い成分そのものをオゾンや紫外線などで分解する分解方式がある。
しかしながら、活性炭等による吸着方式は、臭い成分を吸着させることによって脱臭するため、活性炭と臭い成分を直接接触させることが必要となり、積極的に空気を送り込む手段がなければ悪臭成分が自然拡散でのみ活性炭などの吸着剤と接触する機会がないため、結果として脱臭時間が長くなるといった課題を有している。
一方、分解方式では人体に対して有害なオゾンや紫外線を放出するため、直接人が触れない場所へ設置するなどの特別な配慮が必要であることや、電気的な配線が必要なことから設置場所を制限されるといった課題を有していた。
この課題を解決するために、除臭手段を従来からある吸着方式や分解方式から、マスキングによる消臭方式へとすることで、消臭効果を有する揮発成分が悪臭成分を嫌な臭いと感じさせず、その効果を実感できるため、除臭にかかる時間が短時間となる事が可能となる。さらに、活性炭などの吸着剤に対して積極的に風を送りこむ手段が必要なくなるといったことが可能となる。
さらに、オゾンや紫外線による悪臭成分を分解除去する分解方式では、オゾンや紫外線が人体に触れることによる配慮が必要となるが、マスキングによる消臭方式では、人体に対して有害性がなくなり、さらに、人が直接触れないような設置配慮が不要となる。さらに、分解方式では必要であった電気的な配線が必要ないことから、取り付け位置が限定されずに、自由に設置場所を選択することが可能となる。
従来からあるオゾンを利用した脱臭装置の技術としては、冷蔵庫にオゾン発生装置を備えた技術がある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の冷蔵庫に配置されたオゾン発生装置である。
図5に示すように、脱臭装置11は、オゾン発生装置16、オゾン分解フィルター20、ファンモーター21、ファン22を備えたものである。
脱臭装置11は、悪臭成分をオゾンにより分解除去する方式として、ファンモーター21によりファン22を駆動させて悪臭成分を含んだ空気をオゾン発生装置16へ送り込み、オゾンの酸化分解効果により悪臭成分を分解除去する。その後、人体に対して悪影響をおよぼすオゾンを放出しないように、オゾン分解フィルター20により分解除去に作用しなかった残りのオゾンを分解除去して、安全性を確保している。
実開昭64−16583号公報
しかしながら、従来のオゾンによる悪臭物質を分解除去する方式では、オゾンの発生や、ファンモーターを駆動させるための電源回路が必要であり、さらに、配線が必要なことから、設置場所が制約されるといった課題を有していた。さらに、オゾンが人体に及ぼす悪影響を少なくするために、オゾン分解フィルターを搭載するなどの配慮が必要となる課題を有していた。さらに、悪臭物質を含んだ空気をオゾンが発生する発生装置へとファンモーターにより送風することが必要なため、脱臭するのに時間がかかるといった課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するもので、冷蔵庫などの低温下でも設置場所を制約されず、人体に対して悪影響を及ぼさず、短時間に悪臭を消臭することができる除臭剤や、除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の除臭剤は、揮発成分と、前記揮発成分の透過速度を低温下で抑制可能な徐放膜とを備えたものである。
これにより、低温下でも揮発成分が徐放膜を透過する速度を制御することができるので、人体に対して安全な揮発成分を適切に拡散することができる。
本発明の除臭剤は、揮発成分と、前記揮発成分の透過速度を低温下で抑制可能な徐放膜とを備えたので、揮発成分を適切に拡散することができ、揮発成分が持つマスキング消臭効果により安全にかつ、短時間で除臭することができる。
本発明の実施の形態1における徐放膜のイメージ図 本発明の実施の形態1における徐放膜と揮発成分を配置した除臭剤のイメージ図 本発明の実施の形態1における除臭剤を配置した除臭装置のイメージ図 本発明の実施の形態2における除臭装置を配置した冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫に配置されたオゾン発生装置
第1の発明は、揮発成分と、前記揮発成分の透過速度を低温下で抑制可能な徐放膜とを備えた除臭剤であり、低温下でも揮発成分が徐放膜を透過する速度を制御することができるので、人体に対して安全な揮発成分を適切に拡散することができ、揮発成分が持つマスキング消臭効果により安全にかつ、短時間で除臭することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記徐放膜は、無延伸ポリプロピレン層、またはポリエチレン層、あるいは無延伸ポリプロピレンとポリエチレンの複合層から構成されるものであり、揮発成分が通過できる自由体積が他の合成高分子材料膜よりも大きい無延伸ポリプロピレン層や、無延伸ポリエチレン層で構成される徐放膜とすることによって、より低温下でも徐放膜を揮発成分が通過することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記徐放膜の無延伸ポリプロピレン層の厚みは20〜80μmであり、ポリエチレン層の厚みが20〜120μmとしたものであり、これにより、簡単に破れることなく、低温下でも揮発成分が消臭効果を十分満足する量を透過させることができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれか1つの発明において、前記揮発成分はメントールを含み、少なくともメントール25重量%以上としたものであり、これにより、メントールの臭いが冷たいと感じる冷感作用が作用することによって、低温下ではメントール臭を冷たい空気として感じやすくなるため、メントールの臭いが分かりにくくなり、悪臭成分のみ除臭されたと感じることができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか1つの発明において、前記揮発成分を低温下で個体となる熱可塑性樹脂からなる基材へ混合させ、徐放膜にて密封させたものであり、これにより、前記揮発成分を熱可塑性樹脂から徐々に放出させることができるので、長期間に亘り除臭効果を持続させることができる。
第6の発明は、開口部を有する容器から構成され、請求項1から5のいずれか一項に記載の除臭剤が前記容器内に配されることを特徴とする除臭装置であり、これにより、使用者が徐放膜にふれることなく取り扱うことができるので、徐放膜が破れる等の心配がなくなり、取り扱いを容易にすることができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記容器内に突起を設け、前記除臭剤と前記容器との間に前記除臭剤の揮発成分の流路を設けたものであり、これにより、より効率的に前記揮発成分を前記容器から放出させることができる。
第8の発明は、第7の発明において、容器内の突起部と除臭剤の密着面積が、除臭剤表面積の20%以下としたものであり、揮発成分の徐放速度の低下をより抑えることができる。
第9の発明は、第6から第8のいずれかに記載の除臭装置を備える冷蔵庫としたものであり、冷蔵庫に低温下で保存した様々な食品から発生した複合臭や、食品が腐敗した腐敗臭などの悪臭成分を効率よく除臭することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来性または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるわけではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における徐放膜のイメージ図であり、図2は、本発明の実施の形態1における除臭膜と揮発成分を配置した除臭剤のイメージ図であり、図3は、本発明の実施の形態1における除臭剤を配置した除臭装置のイメージ図である。
図1、図2、図3において、徐放膜1は、無延伸ポリプロピレン1a、ポリエチレン1b、不織布1cを備えている。
また、除臭剤2は、揮発成分2a、熱可塑性樹脂2b、低温以下で揮発性を有する揮発成分2aと熱可塑性樹脂2bを封入する際のシール部2cを備えている。揮発成分2aは、低温下でも揮発する性質を有している。さらに、この揮発成分2aは、悪臭成分などと混同すると、マスキング消臭として働き、悪臭成分の臭いを別の臭いが少ない臭いへと変性させ、除臭させる機能を有している。もしくは、悪臭成分よりもより快適な臭いをする揮発成分2aとすることで、悪臭成分が臭いにくくなり、除臭されたと感じることができる。また、除臭剤2は、徐放膜1を袋状にして、揮発成分2aを低温以下で固体状の熱可塑性樹脂2bの混合物を徐放膜1に充填したヒートシール部2cにより袋状にして封入している。
また、除臭装置3は、除臭剤2を配置している容器3aを備えている。容器3aには、除臭剤2から放出される揮発成分2aが容器外部へと放出するための開口部3bと、揮発成分2aが効率よく開口部3bを通過するための流路3dと、流路3dを確保するために設けた突起部3cが設けてある。
まず、合成高分子材料でできた膜の気体透過性について説明する。
合成高分子を構成している高分子は、長い分子鎖の状態で存在している。その分子鎖が集合することで常温付近では固体状態となっているが、分子鎖の鎖と鎖の間に「自由体積」と呼ばれる隙間が生じている。この自由体積の箇所を気体がすりぬけるようにして通過することで、気体透過性を有している。本発明の徐放膜はこの特徴を利用して、揮発成分の徐放量を制御している。
この自由体積は、温度が高くなると熱振動により空間体積が大きくなり、逆に温度が低くなると空間体積が小さくなる。そのため、低温下で揮発成分2aを十分透過させたい場合、できるだけこの自由体積の空間体積の大きい方が、通過させやすくなる。
特に、ポリプロピレンやポリエチレンの様に極性が同じ分子鎖であれば、お互いの分子鎖同士が反発しあい、自由体積の空間体積が大きくなる。さらに、膜を製造する際、延伸させて膜を製造すると、自由体積が引き伸ばされて空間体積は小さくなるが、無延伸のポリプロピレンやポリエチレンであれば延伸させずにそのまま使用することになるため、自由体積の空間体積は小さくならず、延伸ポリプロピレンや延伸ポリエチレンより揮発成分2aを含む気体を透過させやすくなる。そのため、揮発成分2aを徐放させる膜として、無延伸ポリプロピレンやポリエチレンが適している。
一方、揮発成分2aを徐放膜1で包装し、安価に製造することができるヒートシールでシール封入する場合、ヒートシール処理の熱を高くすると揮発成分2aが熱により変質してしまう可能性があるため、できるだけ低い温度でのヒートシール処理が望ましくなる。そのため、熱可塑性ポリプロピレン膜同士でヒートシールをするよりも、融点がより低いポリエチレンでヒートシールする方が、熱を低く抑えることができ、優れている。
そこで、本実施の形態では、徐放膜1は無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bの2層膜とし、揮発成分を封入し、ヒートシールする内面をポリエチレン1b層としている。
さらに、無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bは、引っ張り強度として延伸ポリプロピレンや延伸ポリエチレンと比較して劣っているため、徐放膜1の強化を目的として、不織布1cを無延伸ポリプロピレン1aに積層させている。
なお、無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bは積層させる方が望ましいが、無延伸ポリプロピレン1aや、ポリエチレン1bを単層膜のまま徐放膜1として使用することもできる。
さらに、本発明の揮発成分2aの揮発速度を低温下で制御する方法として、無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bの膜厚が厚くなるに従って、揮発成分2aが膜を通過する時間が必要となることを利用して、膜厚を変更することで揮発速度の制御を行っている。
われわれの測定では、徐放膜1は20〜80μm厚の無延伸ポリプロピレン1aの単層、または、20〜120μm厚のポリエチレン1bの単層が揮発成分2aを除臭に必要な量を揮発させるのに望ましい結果であった。無延伸ポリプロピレン1aは20μm未満、もしくはポリエチレン1bは20μm未満では、揮発成分2aは徐放することはできても、強度が不足し簡単に破れてしまう恐れが生じる。一方、無延伸ポリプロピレン1aが80μm超、あるいはポリエチレン1bが120μm超の単層膜での厚みであれば、低温下で揮発成分2aが徐放膜1を通過する時間が長くなり、除臭に必要となる揮発量を得ることができないといった問題が発生した。
そこで、徐放膜1は、20〜80μm厚の無延伸ポリプロピレン1aの単層、または、20〜120μm厚のポリエチレン1bの単層が適している。
さらに、無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bの複合膜の場合、複合膜の厚みは30〜100μmが、徐放膜1のヒートシール等の加工の容易性と、揮発成分の揮発量の両方の性能を確保することができるので、最適である。
また、本発明の除臭装置3は、容器3a内に除臭剤2を配置しているが、容器3aには除臭剤2から揮発した揮発成分2aが容器3a内部から外部へとつながる開口部3bが備えられている。この開口部は、揮発成分2aが空気よりも重たい成分であるため、設置した際に下向きに開口部を設ける方が効果的に揮発成分2aを放出させることができる点から望ましい。
さらに、除臭剤2と容器3aとの接触面にリブ等の突起部3cを設けており、揮発成分2aが容器3aの外部へ放出される流路となるよう工夫されている。また、除臭装置3の開口部3b近傍にも突起部3cを設けると、揮発成分2aが外部へと放出する際に、除臭剤2が開口部3bをふさがないので望ましい。
そして、容器3a内の突起部3cと除臭剤2の密着面積が、除臭剤2の表面積の20%以下としている。これにより、揮発成分2aの流路3dを確保でき、揮発成分2aの徐放速度の低下を確実に抑えることができる。
以上のように構成された除臭装置について、以下、動作を説明する。
まず、低温下の条件で臭いが気になる場所に対して、除臭装置3を設置する。このとき、除臭剤2内に封入している揮発成分2aと熱可塑性樹脂2bの混合物の内部から揮発成分2aが除々に透過し、熱可塑性樹脂2bの表面へ到達する。その後、到達した揮発成分2aが袋状にした徐放膜1内を透過し、徐放膜1を構成している無延伸ポリプロピレン1aやポリエチレン1bの自由体積を通過して、外部へと放出する。外部へと放出された揮発成分2aは、容器3aの開口部3bを通過して除臭したい悪臭成分の臭いと混ざりあう。混ざり合った混合臭は、揮発成分2aの消臭効果により、悪臭成分をより臭いレベルの小さな臭い物質へと変性させることにより、除臭させる。
また、揮発成分2aが悪臭成分を分解しない場合は、悪臭成分よりも揮発成分2aが臭気強度として強いレベルの量を徐放させる。この場合、悪臭成分の臭いのみを嗅ぐ時とは異なり、臭気強度の高い揮発成分2aの臭いを強く感じることになる。その結果、悪臭成分の量は減少していないにも関わらず、悪臭が減少したと感じることができるので、除臭することができる。
また、揮発成分2aがメントールであった場合、メントールが有する冷感作用により、悪臭成分より先にメントール臭を感じるが、嗅いだ時に鼻の嗅覚細胞がメントールの臭いと感じず、冷たい空気と感じる。そのため、メントール臭を感じることなく悪臭のみ減少したと感じることができるので、より望ましい。
このメントールのもつ冷感作用とは、メントールを皮膚など人の細胞と接触させると、皮膚の温度が低下していないにも関わらず、冷やりとした感覚を得る作用のことである。この冷感を引き起こす作用は、人が持つ涼冷刺激受容体TRPM8(CMR1)と呼ばれる受容体活性化チャネルをメントールが刺激することによって発現することとして知られている。この機構は唐辛子などを構成するカプサイシンという物質が、同じファミリーのイオンチャネルであるTRPV1を刺激して発熱感をもたらす作用に類似している。
本実施の形態では、揮発成分2aはメントールを含み、薄荷白油に少なくともメントール25重量%以上含むものである。これにより、安定した除臭効果を得ることができる。
また、本発明の不織布1cは、セルロース不織布、プラスチック繊維不織布、又は格子状のプラスチックネット等を上げることができる。
さらに、徐放膜1を無延伸ポリプロピレン1aとポリエチレン1bの複合膜とした場合、複合膜の成型方法として、ドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法などを挙げることができる。
また、揮発成分2aはメントール成分としたが、マスキング消臭として除臭効果を有する芳香剤として、薄荷油、シトラール(レモンの提出物)、リモネン(金柑の提出物)、パイナップル油、ラベンダー油、ジャスミン油、バラ油、桂油、茴油、サッサフラス油と白樟油等としてもよい。これらの中で、安全性が高いことや、コスト的に安価であること、から薄荷油、シトラール(レモンの提出物)、リモネン(金柑の提出物)が望ましい。またこれら揮発成分は1種類で単独使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもかまわない。
さらに、メントールの除臭効果という観点では、本発明の揮発成分2aと熱可塑性樹脂2bとの混合割合は、揮発成分2aは、36.2〜58.8重量%が適正割合である。さらに37.1〜41.2重量%。の範囲内とすることは、さらに望ましい。
この58.8重量%以上になった場合、揮発成分2aの放出量が多くなりすぎて、揮発成分の臭気強度が強くなりすぎ、逆効果となる。一方、36.2%を下回る場合は、徐放量が少なくなり、長期間のマスキング消臭効果を得ることができなくなる。
熱可塑性樹脂2bは、ロジンエステル、パラフィンワックス、吸水樹脂、油脂、寒天、カラギーナン等を上げることができる。その中でも、コスト的に安価であることや、安全性が高い観点から、ロジンエステルとパラフィンワックスを使用することが望ましい。また、熱可塑性樹脂2bとして、1種類で単独使用してもかまわないし、2種類以上を組み合わせる使用してもかまわない。
熱可塑性樹脂2bは、ロジンエステル、パラフィンワックスから構成されており、ロジンエステルの含有量は24.7〜32.3重量%、パラフィンワックスの含有量は16.5〜31.5重量%が揮発成分と混合する点から望ましい。
さらに、熱可塑性樹脂2bに対して、除臭効果の範囲内に影響を与えらない範囲内で、安定剤として酸化防止剤や、増粘剤(抗硬化剤)として食用油脂等を混合することが望ましい。
また、揮発成分2aと熱可塑性樹脂2bの混合剤の使用形態として、そのまま溶解させただけのゲル状とするのが、加工費が不必要となることから望ましいが、使用形態によっては、粉末状、顆粒状としてもかまわない。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における除臭装置3を配置した冷蔵庫の断面図である。
図4において、冷蔵庫100の冷蔵庫本体である断熱箱体101は、主に鋼板を用いた外箱102と、ABSなどの樹脂で成型された内箱103と、外箱102と内箱103との間の空間に発泡充填される硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材とで構成され、周囲と断熱され、仕切り壁によって複数の貯蔵室に断熱区画されている。最上部に第一の貯蔵室としての冷蔵室104、その冷蔵室104の下部に第四の貯蔵室としての切換室105と第五の貯蔵室としての製氷室106が横並びに設けられ、その切換室105と製氷室106の下部に第二の貯蔵室としての107、そして最下部に第三の貯蔵室としての野菜室108が配置される構成となっている。
冷蔵室104は冷蔵保存のために凍らない温度である冷蔵温度帯に設定されており、通常1℃〜5℃とし、野菜室108は冷蔵室104と同等の冷蔵温度帯もしくは若干高い温度設定の野菜温度帯2℃〜7℃としている。冷凍室107は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。また、野菜室108は引き出し式の扉を備えることが多い。
さらに、除臭装置3は、冷蔵室104に備えられている棚に取り付けられ、開口部3bが下になるような取り付け構造をとる工夫がなされている。
具体的には、除臭装置3は、冷蔵室104の最上段の棚の前方に着脱可能に配置される。そのため、除臭装置3には爪部を有し、冷蔵室104の最上段の棚の前端に爪部を介して除臭装置3の本体部が最上段の棚の底面(裏面)に配置するように取り付けられる。
また、除臭装置3は、幅寸法あるいは奥行寸法に比べ高さ寸法を低く抑えられたもので、最上段の棚の底面(裏面)に配置しても、棚下方の食品貯蔵部からの出し入れに邪魔にならない程度の高さ寸法としている。
また、除臭装置3は、冷蔵室104の背面に備えた冷気吐出ダクトからは一定の距離を保ち、冷気吐出ダクトからの冷たい冷気が直接、除臭装置3に当たらない位置としている。
また、冷蔵室104内において、除臭装置3は、冷蔵室扉と冷蔵室背面との奥行方向の中央部近傍に配置させている。
また、除臭装置3は、冷蔵室104に備えられている棚への取り付けに限定されることはなく、冷蔵庫扉118の冷蔵室104内のドア棚へ取り付けても同様の効果を得ることができる。
切換室105は、冷蔵温度帯、野菜温度帯、冷凍温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。切換室105は製氷室106に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
なお、本実施の形態では、切換室105を、冷蔵と冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は冷蔵室104と野菜室108、冷凍は冷凍室107に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切り換えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯に固定された貯蔵室でも構わない。
製氷室106は、冷蔵室104内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
断熱箱体101の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室101aを形成して、機械室101aに、圧縮機109、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機109を配設する機械室101aは、冷蔵室104内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
このように、手が届きにくくデッドスペースとなっていた断熱箱体101の最上部の貯蔵室後方領域に機械室101aを設けて圧縮機109を配置することにより、従来の冷蔵庫で、使用者が使いやすい断熱箱体101の最下部にあった機械室のスペースを貯蔵室容量として有効に転化することができ、収納性や使い勝手を大きく改善することができる。
冷凍サイクルは、圧縮機109と凝縮器と減圧器であるキャピラリーと冷却器112とを順に備えた一連の冷媒流路から形成されており、冷媒として炭化水素系冷媒である例えばイソブタンが封入されている。
圧縮機109はピストンがシリンダ内を往復運動することで冷媒の圧縮を行う往復動型圧縮機である。断熱箱体101に、三方弁や切替弁を用いる冷凍サイクルの場合は、それらの機能部品が機械室101a内に配設されている場合もある。
また、本実施の形態では冷凍サイクルを構成する減圧器をキャピラリーとしたが、パルスモーターで駆動する冷媒の流量を自由に制御できる電子膨張弁を用いてもよい。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて圧縮機109を配置するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。
冷凍室107の背面には冷気を生成する冷却室110が設けられ、風路(図示せず)と区画されており、その間には、断熱性を有する各室への冷気の搬送風路(図示せず)と、各貯蔵室と断熱区画するために構成された奥面仕切り壁111が構成されている。また、冷凍室吐出風路(図示せず)と冷却室110とを隔離するための仕切り板(図示せず)を備えている。冷却室110内には、冷却器112が配設されており、冷却器112の上部空間には強制対流方式により冷却器112で冷却した冷気を冷蔵室104、切換室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107に送風する冷却ファン113が配置される。
また、冷却器112の下部空間には冷却時に冷却器112やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ114が設けられ、さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン115、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブ116が構成され、その下流側の庫外に蒸発皿117が構成されている。
第二の仕切壁125は、冷凍室107と野菜室108とを隔離し、各貯蔵室の断熱性を確保するための発泡スチロールなどで構成された断熱材で構成されている。
以上のように構成された本実施の形態の冷蔵庫100と除臭装置3について、以下にその動作を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板(図示せず)からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機109の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)で、ある程度凝縮液化し、さらに冷蔵庫本体である断熱箱体101の側面や背面、また断熱箱体101の前面間口に配設された冷媒配管(図示せず)などを経由し断熱箱体101の結露を防止しながら凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機109への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却器112に至る。
ここで、低温低圧の液冷媒は、冷却ファン113の動作により搬送する冷凍室吐出風路(図示せず)などの各貯蔵室内の空気と熱交換され、冷却器112内の冷媒は蒸発気化する。この時、冷却室110内で各貯蔵室を冷却するための冷気を生成する。低温の冷気は冷却ファン113から冷蔵室104、切換室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107に冷気を風路やダンパを用いて分流させ、それぞれの目的温度帯に冷却する。特に、野菜室108は、冷気を供給する風路中のダンパ(図示せず)の開閉による冷気の配分やヒータ(図示せず)のON/OFF運転により2℃から7℃になるように調整されている。
次に、冷蔵室104に実際に食品を投入し、冷蔵庫100へ臭いが充満した場合の除臭装置3で除臭させる機能について説明する。
まず、冷蔵室104へ臭いが強い食品等の投入により、庫内に強い臭いが充満した際、冷蔵庫100の扉118を開けると、低温に冷やされた強い臭い成分が冷蔵庫100の外へ放出されるが、この際、除臭装置3から放出された揮発成分も同時に冷蔵庫100の外へと放出される。
その際、使用者はメントールなどの揮発成分の臭いが食品から発生した強い臭いよりも強く感じることにより、臭いが消臭されたと感じることができ、結果として除臭されることとなる。
具体的には、除臭装置3は、冷蔵室104の最上段の棚の前方に着脱可能に配置されている。すなわち、除臭装置3には爪部を有し、冷蔵室104の最上段の棚の前端に爪部を介して固定され、除臭装置3の本体部が最上段の棚の底面(裏面)に配置するように取り付けられる。
これにより、除臭装置3は、冷蔵室104の上方位置に取り付けているので、揮発成分2aが空気よりも重たい性質を持つことから、揮発成分2aを冷蔵室104全体へ行き届かせることが容易になる。
さらに、除臭装置3は棚の前端に爪部を介して着脱可能に固定されるので、使用者の使用状況に応じて、取り付ける位置(複数の棚の高さ方向)を変更することができる。
また、除臭装置3の爪部は棚の前端のみに対応するだけでなく、例えば、扉側の収納部(扉ポケット)の前端部にも着脱可能な構造としており、棚の前端への固定を望まない場合は扉ポケットへの取り付けも可能となる。これにより、さらに使い勝手を向上することができる。
なお、除臭装置3は、爪部を介して棚の前端に固定する際に、棚の前方より爪部を押し開き嵌め込む仕様としてもよいが、棚を前方に引き出して側方から爪部を介して棚の前端にスライド固定してもよい。この場合、食品の出し入れの際、接触して安易に除臭装置3の外れを防止することができる。
また、除臭装置3は、幅寸法あるいは奥行寸法に比べ高さ寸法を低く抑えられたもので、最上段の棚の底面(裏面)に配置しても、棚下方の食品貯蔵部からの出し入れに邪魔にならない程度の高さ寸法としているので、庫内の食品の出し入れが阻害されることなく、使い勝手を向上することができる。
また、除臭装置3は、冷蔵室104の背面に備えた冷気吐出ダクトからは一定の距離を保ち、冷気吐出ダクトからの冷たい冷気が直接、除臭装置3に当たらない位置としているので、除臭装置3内の揮発成分2aは、吐出冷気によるヒートショックや風速の影響を直接受けることなく、安定して揮発成分2aを庫内に放出することができる。
また、冷蔵室104内において、除臭装置3は、冷蔵室扉と冷蔵室背面との奥行方向の中央部近傍に配置させているので、冷蔵室扉側の収納ポケットにも、安定して揮発成分2aを放出することができる。
以上のように、除臭装置3の働きにより、冷蔵庫100内に発生した臭いをマスキング消臭することができる。
以上のように、本発明にかかる徐放膜、徐放剤、および冷蔵庫は、除臭剤、長期間鮮度を保つことができるので、家庭用又は業務用の野菜専用庫に対して実施することはもちろん、野菜等の食品流通、倉庫などの用途へも適用できる。
1 徐放膜
1a 無延伸ポリプロピレン
1b ポリエチレン
1c 不織布
2 除臭剤
2a 揮発成分
2b 熱可塑性樹脂
2c ヒートシール部
3 除臭装置
3a 容器
3b 開口部
3c 突起部
3d 流路
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
101a 機械室
102 外箱
103 内箱
104 冷蔵室
105 切換室
106 製氷室
107 冷凍室
108 野菜室
109 圧縮機
110 冷却室
111 奥面仕切り壁
112 冷却器
113 冷却ファン
114 ラジアントヒータ
115 ドレンパン
116 ドレンチューブ
117 蒸発皿
125 第二の仕切壁

Claims (9)

  1. 揮発成分と、前記揮発成分の透過速度を低温下で抑制可能な徐放膜とを備えた除臭剤。
  2. 前記徐放膜は、無延伸ポリプロピレン層、またはポリエチレン層、あるいは無延伸ポリプロピレンとポリエチレンの複合層から構成されることを特徴とする請求項1に記載の除臭剤。
  3. 前記徐放膜の無延伸ポリプロピレン層の厚みは20〜80μmであり、ポリエチレン層の厚みが20〜120μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の除臭剤。
  4. 前記揮発成分はメントールを含み、少なくともメントール25重量%以上である請求項1から3のいずれか一項に記載の除臭剤。
  5. 揮発成分を低温下で個体となる熱可塑性樹脂からなる基質へ混合させ、徐放膜にて密封した請求項1から4のいずれか一項に記載の除臭剤。
  6. 開口部を有する容器から構成され、請求項1から5のいずれか一項に記載の除臭剤が前記容器内に配されることを特徴とする除臭装置。
  7. 前記容器内に突起を設け、前記除臭剤と前記容器との間に前記除臭剤の揮発成分の流路を設けたことを特徴とする請求項6に記載の除臭装置。
  8. 容器内の突起部と除臭剤の密着面積が、除臭剤表面積の20%以下であることを特徴とする請求項7に記載の除臭装置。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載の除臭装置を備えることを特徴とする冷蔵庫。
JP2013100473A 2012-05-14 2013-05-10 除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫 Expired - Fee Related JP6211797B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201210149478 2012-05-14
CN201210149478.1 2012-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013236931A true JP2013236931A (ja) 2013-11-28
JP6211797B2 JP6211797B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=49643744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013100473A Expired - Fee Related JP6211797B2 (ja) 2012-05-14 2013-05-10 除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6211797B2 (ja)
CN (1) CN103418008B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ596078A (en) 2009-05-12 2013-06-28 Janssen Pharmaceuticals Inc 1,2,4-TRIAZOLO [4,3-a] PYRIDINE DERIVATIVES AND THEIR USE FOR THE TREATMENT OR PREVENTION OF NEUROLOGICAL AND PSYCHIATRIC DISORDERS
JO3368B1 (ar) 2013-06-04 2019-03-13 Janssen Pharmaceutica Nv مركبات 6، 7- ثاني هيدرو بيرازولو [5،1-a] بيرازين- 4 (5 يد)- اون واستخدامها بصفة منظمات تفارغية سلبية لمستقبلات ميجلور 2
KR20200126026A (ko) 2014-01-21 2020-11-05 얀센 파마슈티카 엔.브이. 대사 조절형 글루탐산 작동성 수용체 제2아형의 양성 알로스테릭 조절제 또는 오르토스테릭 작동제를 포함하는 조합 및 그 용도
EP3431106B1 (en) 2014-01-21 2020-12-30 Janssen Pharmaceutica NV Combinations comprising positive allosteric modulators of metabotropic glutamatergic receptor subtype 2 and their use
CN116019956B (zh) * 2022-12-27 2024-04-26 汉源县花椒协会 一种抑菌除臭装置

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50134880A (ja) * 1974-04-04 1975-10-25
JPS5878662A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 タカビシ化学株式会社 固型芳香組成物の製法
JPS58155861A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 株式会社白元 模様付き芳香剤の製造方法
JPS5973923A (ja) * 1982-10-21 1984-04-26 Hakugen:Kk 模様付き芳香剤シ−トの製造方法
JPS5977859A (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 長谷川香料株式会社 ゲル状芳香消臭組成物
JPS59139268A (ja) * 1983-01-31 1984-08-10 株式会社 山村化学研究所 徐放性芳香組成物
JPS61213053A (ja) * 1985-03-15 1986-09-22 積水化学工業株式会社 冷蔵庫もしくは冷凍庫用脱臭剤
JPS62227744A (ja) * 1986-03-31 1987-10-06 日本石油化学株式会社 薬剤含有積層フイルム
JPS62246369A (ja) * 1986-04-21 1987-10-27 日東電工株式会社 脱臭剤
JPS6319151A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 小林香料株式会社 徐放性揮散剤
JPH01211505A (ja) * 1988-02-18 1989-08-24 Sumitomo Chem Co Ltd 薬剤ディスペンサー
JPH10167323A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤収納体
US6346143B1 (en) * 1999-02-25 2002-02-12 Mcgowan Kimberly F. Odor adsorptive filter for refrigerators and freezers
JP2003159318A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
JP2003334239A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放装置
JP2005034187A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
JP2006212070A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 芳香放出具
JP2007169467A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Sumitomo Bakelite Co Ltd 揮散成分徐放用フィルム、揮散成分徐放用包装袋、及び包装体
JP3142142U (ja) * 2008-03-21 2008-06-05 株式会社アイ・アンド・アール 蒸散装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4236886C2 (de) * 1992-10-31 1997-11-20 Klocke Verpackungs Service Behälter zur Aufnahme von aromatischen Substanzen
JP2000279497A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Japan Pionics Co Ltd 脱臭袋及び脱臭消臭袋
KR100518358B1 (ko) * 1999-07-27 2005-10-04 마쓰시타 레키 가부시키가이샤 항균 장치 및 항균 장치를 구비한 냉장고
JP2007333261A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP5011231B2 (ja) * 2008-08-08 2012-08-29 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
CN101780290A (zh) * 2009-11-25 2010-07-21 周振坤 一种多功能芳香型矿物空气净化剂的制作方法

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50134880A (ja) * 1974-04-04 1975-10-25
JPS5878662A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 タカビシ化学株式会社 固型芳香組成物の製法
JPS58155861A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 株式会社白元 模様付き芳香剤の製造方法
JPS5973923A (ja) * 1982-10-21 1984-04-26 Hakugen:Kk 模様付き芳香剤シ−トの製造方法
JPS5977859A (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 長谷川香料株式会社 ゲル状芳香消臭組成物
JPS59139268A (ja) * 1983-01-31 1984-08-10 株式会社 山村化学研究所 徐放性芳香組成物
JPS61213053A (ja) * 1985-03-15 1986-09-22 積水化学工業株式会社 冷蔵庫もしくは冷凍庫用脱臭剤
JPS62227744A (ja) * 1986-03-31 1987-10-06 日本石油化学株式会社 薬剤含有積層フイルム
JPS62246369A (ja) * 1986-04-21 1987-10-27 日東電工株式会社 脱臭剤
JPS6319151A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 小林香料株式会社 徐放性揮散剤
JPH01211505A (ja) * 1988-02-18 1989-08-24 Sumitomo Chem Co Ltd 薬剤ディスペンサー
JPH10167323A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤収納体
US6346143B1 (en) * 1999-02-25 2002-02-12 Mcgowan Kimberly F. Odor adsorptive filter for refrigerators and freezers
JP2003159318A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
JP2003334239A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放装置
JP2005034187A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
JP2006212070A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 芳香放出具
JP2007169467A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Sumitomo Bakelite Co Ltd 揮散成分徐放用フィルム、揮散成分徐放用包装袋、及び包装体
JP3142142U (ja) * 2008-03-21 2008-06-05 株式会社アイ・アンド・アール 蒸散装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103418008B (zh) 2018-03-06
CN103418008A (zh) 2013-12-04
JP6211797B2 (ja) 2017-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6211797B2 (ja) 除臭剤を備えた除臭装置、および除臭装置を備えた冷蔵庫
JP5148112B2 (ja) 冷蔵庫
JP4742892B2 (ja) 冷蔵庫
JP4052352B2 (ja) 収納庫および冷蔵庫
US20100147003A1 (en) Refrigerator
CN105664207A (zh) 冰箱及其除菌除异味装置和控制方法
JP2008051493A (ja) 冷蔵庫
JP4179398B1 (ja) 冷蔵庫
JP2010038533A (ja) 食品貯蔵庫
JP2011226759A (ja) 冷蔵庫
JP2011058669A (ja) 冷蔵庫
JP2012220164A (ja) 冷蔵庫
JP2009264667A (ja) 冷蔵庫
JP4196128B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003148861A (ja) 冷蔵庫
JP2012078054A (ja) 冷蔵庫
JP2012078053A (ja) 冷蔵庫
WO2011121937A1 (ja) 冷蔵庫
JP2005049079A (ja) 冷蔵庫
CN1316213C (zh) 泡菜电冰箱
JP2017009237A (ja) 冷蔵庫
KR100547520B1 (ko) 냉각 장치
JP2009030916A (ja) 冷蔵庫
JP2006145081A (ja) 冷蔵庫
WO2010004724A1 (ja) 食品貯蔵庫および冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6211797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees