JP2013235406A - 商品購入システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 食品と処方薬などの摂取による予期しない作用や薬効の増減等を防止する必要がある。
【解決手段】 消費期限を有する商品を利用者が購入可能な商品購入システムであって、利用者が前記商品を有効期限内に消費することにより利用者に不利益が生じるか否かを判定する判定手段と、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定された場合に、その旨の注意を促す注意手段と、を備える。
【選択図】 図11
【解決手段】 消費期限を有する商品を利用者が購入可能な商品購入システムであって、利用者が前記商品を有効期限内に消費することにより利用者に不利益が生じるか否かを判定する判定手段と、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定された場合に、その旨の注意を促す注意手段と、を備える。
【選択図】 図11
Description
本発明は、商品購入システムに関する。
商品購入システムとして、特開2007−4672号公報(特許文献1)の商品情報提供システムが提案されている。
食品と処方薬などの摂取による予期しない作用や薬効の増減等を防止する必要がある。
そこで、本発明は、利用者が安心して商品を購入できる商品購入システムを提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願に係る発明は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「利用者が前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じるか否かを判定する判定手段と、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定された場合に、その旨の注意を促す注意手段と、を備えること」を特徴とする。
本発明によれば、利用者が安心して商品を購入できる商品購入システムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明に係る実施例について図を用いて説明する。
本実施例では、商品購入システム(言い換えると、商品提供システム)における購入用端末を用いた商品購入処理の具体的な例について説明する。
図1は、本実施例に係る商品購入システムの構成の一例を示した図である。
図1に示すネットワーク2はインターネット・プロトコル等を使用するWAN(Wide Area Network)、LTE(Long Term Evolution)、HSPA(High Speed Packet Access)、及びWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の通信ネットワークであり、購入用端末10、商品情報サーバ20、判定情報サーバ30、個人情報サーバ40を相互に接続し、情報を送受信する。
購入用端末10は、情報を表示可能な表示手段、情報を入力可能な入力手段、他の装置や機器と通信可能な通信手段、及び情報の演算が可能な演算手段等を有した携帯型の情報端末であり、主として、ユーザ、すなわち商品の購入希望者が商品を購入するために使用する。購入用端末10はネットワーク2に接続し、情報を送受信する。
商品情報サーバ20は商品を扱う商店専用のサーバであり、ネットワーク2を介して、購入用端末10等に接続し、商品情報を送受信し、商品決済機能等を有する。なお、商品情報サーバ20は、商品データ、購入者用データ等からなる商品情報を記憶する。なお、商品情報サーバ20は、必ずしも商店内に設置されている必要はなく、データセンターなど商店外に設置されていても良い。この場合、業者による商品情報サーバ20の保守が容易となり得る。
判定情報サーバ30は品名、複数品摂取による相互作用情報等の判定情報を記憶する専用サーバであり、ネットワーク2を介し、購入用端末10と接続し、情報の送受信をする。例えば、判定情報サーバ30は、購入用端末10に判定情報を配信する。
個人情報サーバ40はユーザの個人情報を持つサーバであり、氏名、性別、住所、年齢、身長、体重、通院履歴、及び処方情報等の電子カルテ情報が記憶され、ネットワーク2を介し、購入用端末10と接続し、情報を送受信する。
また、本実施例の購入用端末10は携帯型であるとしたが、これらは必ずしも携帯型である必要はなく、据え置き型であっても良い。
図2は、購入用端末10の機能構成の一例を示す図である。
購入用端末10は、表示部1001、入力部1002、電源供給部1003、記憶部1004、制御部1005、通信部1006、認証部1007、カメラ部1008、音声入力部1009、音声出力部1010、位置情報検出部1011、加速度センサ1012、及びバス1013を備える。
表示部1001は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、及び電子ペーパー等のパネル並びにドライバ回路等から構成され、制御部1005の制御下にて任意の情報(例えば、文字、静止画、及び動画等)を表示する。なお、表示部1001は、それぞれ異なる情報を表示可能な複数のパネルを有していても良い。
入力部1002は、キーボード、マウス、カーソルキー、及びテンキー等の一または複数を備え、ユーザの操作を受け付け、当該操作に基づいた入力信号を制御部1005に入力する。なお、音声認識、画像認識、またはジェスチャ認識等によって入力信号を生成し、制御部1005に入力するようにしても良い。なお、タッチパネルのように、表示部1001と入力部1002とが一体となった構成であっても良い。
電源供給部1003は、バッテリ、ACアダプタ、及び充電回路等から構成され、購入用端末10の各部への電源供給や、バッテリへの充電を行う。購入用端末10がバッテリ駆動されているか、ACアダプタ駆動されているかといった状態確認や、バッテリの残量確認を行う。
記憶部1004は、購入用端末10に内蔵されるメモリ、または取り外し可能な外部メモリ等から構成され、各種の情報を記憶する。例えば、制御部1005が実行する動作制御用プログラムを記憶する。
制御部1005は、CPU(Central Processiong Unit)、MPU(Micro Processiong Unit)、及びDSP(Digital Signal Processor)等から構成され、所定の動作制御用プログラムを実行するなどして、購入用端末10全体の動作を制御する。
通信部1006は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、ICタグ機能、TransferJET(登録商標)、LTE、HSPA(High Speed Packet Access)、EV−DO(Evolution Data Only)、及びWiMAX等の無線通信機能、または、Ethernet(登録商標)等の有線通信機能を備え、各種の情報を送受信する。無線通信機能は、アンテナ、及び変復調回路等を含む。有線通信機能は、コネクタ、及び変復調回路等を含む。情報の送受信は、ネットワーク2を介して行われても良いし、ネットワークを介さずに各機器間で直接行われても良い。通信部1006は、複数の通信方式に対応するよう構成されても良い。
認証部1007は、パスワード認証、指紋認証、指静脈認証、筆跡認証、顔認証、声紋認証、及び虹彩認証等の認証方式により、正規のユーザか否かを認証する。認証部1007は、認証方式に応じて、ユーザが認証用に入力した情報(パスワード、指紋データ、指静脈データ、筆跡データ、顔画像データ、声紋データ、または虹彩データ等)を取り込む機能を備える。認証方式によっては、入力部1002、カメラ1008、及び音声入力部1009から認証情報を入力できるようにしても良い。また、認証部1007は、正規ユーザの認証情報を事前に記憶しておくために、記憶部1004とは別に、耐タンパ性の高い記憶領域を持つことが望ましい。
カメラ部1008は、レンズ等の光学式部品を含む撮像デバイスと画像処理デバイス等を備えている。カメラ部1008は、制御部1005の制御の下、撮像を行い、QRコード(登録商標)、及びバーコード等の静止画や動画、及び可視光通信等のデータを取得する。
音声入力部1009は、マイク等を備え、通話時等に、音声信号を収集し、通信部1006に供給する。
音声出力部1010は、スピーカ、イヤホンジャック、及びDAC(Digital Analog Converter)等を備え、例えば、通信部1006から受信した音声信号にDA変換を施し、スピーカにより放音する。
位置情報検出部1011は、GPS(Global Positioning System)、IMES(Indoor Messaging System)、または無線LAN等により、購入用端末10の現在位置を示す情報である(以下、位置情報)を取得する。
バス1013は、各部が相互に信号を伝送するための伝送路である。
図3は、商品情報サーバ20の機能構成の一例を示す図である。
商品情報サーバ20は、表示部2001、入力部2002、電源供給部2003、記憶部2004、制御部2005、通信部2006、認証部2007、及びバス2013を備える。
表示部2001は、液晶ディスプレイ等のパネルとドライバ回路等から構成され、制御部2305の制御下にて任意の情報(例えば、文字、静止画、及び動画等)を表示する。主に、サーバ管理者向けの情報を表示する。なお、表示部2001は、商品情報サーバ20本体とは別の筐体であっても良い。
入力部2002は、キーボード、マウス、及びカーソルキー等の一または複数を備え、ユーザの操作を受け付け、当該操作に基づいた入力信号を制御部2005に入力する。なお、音声認識、画像認識、またはジェスチャ認識等によって入力信号を生成し、制御部2305に入力するようにしても良い。なお、タッチパネルのように、表示部2001と入力部2002とが一体となった構成であっても良い。
電源供給部2003は、バッテリ、ACアダプタ、及び充電回路等から構成され、商品情報サーバ20の各部への電源供給や、バッテリへの充電を行う。商品情報サーバ20がバッテリ駆動されているか、ACアダプタ駆動されているかといった状態確認や、バッテリの残量確認を行う。
記憶部2004は、商品情報サーバ20に内蔵されるメモリ、または取り外し可能な外部メモリ等から構成され、各種の情報を記憶する。例えば、制御部2005が実行する動作制御用プログラムを記憶する。
制御部2005は、CPU、MPU、DSP等から構成され、所定の動作制御用プログラムを実行するなどして、商品情報サーバ20全体の動作を制御する。
通信部2006は、無線LAN等の無線通信機能、または、Ethernet等の有線通信機能を備え、各種の情報を送受信する。無線通信機能は、アンテナ、及び変復調回路等を含む。有線通信機能は、コネクタ、及び変復調回路等を含む。情報の送受信は、基本的にはネットワーク2を介して行われる。通信部2006は、複数の通信方式に対応するよう構成されても良い。
認証部2007は、パスワード認証、指紋認証、指静脈認証、筆跡認証、顔認証、声紋認証、及び虹彩認証等の認証方式により、正規のユーザか否かを認証する。認証部2007は、認証方式に応じて、ユーザが認証用に入力した情報(パスワード、指紋データ、指静脈データ、筆跡データ、顔画像データ、声紋データ、または虹彩データ等)を取り込む機能を備える。
バス2013は、各部が相互に信号を伝送するための伝送路である。
なお、判定情報サーバ30、及び個人情報サーバ40の機能構成は、商品情報サーバ20と同等の構成である。
すなわち、判定情報サーバ30は、表示部3001、入力部3002、電源供給部3003、記憶部3004、制御部3005、通信部3006、認証部3007、バス3013を備える(図4参照)。これらは各々、表示部2001、入力部2002、電源供給部2003、記憶部2004、制御部2005、通信部2006、認証部2007、及びバス2013と同様の機能を備える。
個人情報サーバ40は、表示部4001、入力部4002、電源供給部4003、記憶部4004、制御部4005、通信部4006、認証部4007、及びバス4013を備える(図5参照)。これらは各々、表示部2001、入力部2002、電源供給部2003、記憶部2004、制御部2005、通信部2006、認証部2007、及びバス2013と同様の機能を備える。
商品情報サーバ20の記憶部2004は、商品情報を記憶する。これらの情報は、認証部2007によるアクセス権の確認が可能な情報を持つ。前記アクセス権とは、情報を利用する権限の有無またはその範囲を示し、例えばアクセス対象となる情報に、所定の端末またはサーバがその編集をすることができるか、または参照のみ可能かどうかを識別するため、アクセス権に関する情報が含まれているか、付加されている。
前記商品情報の具体的な一例を、図6に示す。
商品情報とは、具体的には品名、賞味期限、消費期限、生産者、生産地、原材料、及び価格、並びに他と識別するための記号等の情報(以下、「ID」と言う場合がある)等であって商品毎に付与されるIDやバーコードなどの商品固有の情報である。当該情報に基づくことにより、その商品を特定することが可能になる。
判定情報サーバ30は判定情報を記憶する。判定情報の具体例を図7に示す。判定情報とは具体的には、品名A、品名Aを識別可能なID、品名B、品名Bを識別可能なID、及び品名Aと品名Bを摂取した場合の作用を特定し得る情報である。ここでの作用とは、複数の食品や薬物等を同時に摂取した際に、例えば、人体に対する有害な症状が生じたり、その食品の栄養素あるいは薬物の効果が減少したりするなど、人に不利益な事態が発生することである。
尚、判定情報が判定情報サーバ30により記憶されるものとするがこれに限らず、判定情報サーバ30より受信した判定情報を記憶部1004に記憶してもよいし、入力部1009により入力された判定情報を記憶してもよい。
個人情報サーバ40は個人カルテ情報を記憶する。個人カルテ情報は、ユーザID、ユーザID用パスワード、氏名、性別、年齢、血液型、通院履歴、処方歴、傷病歴、健康状態、及び処方情報など、ユーザ固有の健康に関するカルテ情報である。
前記ユーザIDとは、ユーザ個人を識別可能なIDであり、例えば保険証番号などでも良い。
前記ユーザID用パスワードとは、前記ユーザIDに対応するパスワードである。
前記健康状態とは、ユーザの健康状態に関する情報であり、例えば、健康診断結果などである。
前記処方情報の一例を図8に示す。処方情報とはユーザが医師から処方された医薬品等の詳細を示す情報であって、処方品名、処方品ID、処方開始日、処方終了日、処方期間、及び服用時間等の処方情報である。ユーザ個人で1つの情報であるが、家族や親戚等の許可の下、ある1ユーザ、例えば保護者が複数人の電子カルテ情報、及び処方情報を閲覧、記憶してもよい。
次に処方薬を処方されたユーザがインターネット上の商店、即ちネットスーパーで商品を購入する一例を示し、説明する。
図9は購入用端末が商品購入処理を行う際の電源オンから電源オフまでの処理の一例である。
購入用端末10は電源オンする(S101)。制御部1005は各部への電源供給、通信部1006はネットワーク接続設定等の起動処理を行い(S102)、判定情報サーバにログインIDやパスワード等を入力しログインする(S103)。判定情報サーバ30は判定情報を送信し、購入用端末10は記憶部1004にその判定情報を記憶する(S104)。購入用端末10は個人情報サーバ40にユーザID、ユーザID用パスワードを入力しログインする(S106)。個人情報サーバ40は購入用端末10へ該当する処方情報を送信し、購入用端末10は前記処方情報を記憶部1004へ記憶する(S107)。購入用端末10の制御部1005は判定情報内に合致する処方情報IDが存在するか検索する(S108)。該当する判定情報を該当判定情報として記憶部1004に記憶する(S109)。ここで該当判定情報の一例を図10に示す。該当判定情報には品名、作用、処方開始日、処方期間、服用時間、及び対象者の情報を有し、購入用端末10の記憶部1004に記憶される。ここで対象者情報の対象者とは主に処方薬摂取者を示し、対象者情報は、氏名、続柄、ユーザID(図10ではid1000A)等の個人を識別できる情報である。
次に図11を用いて購入動作の一連の処理の一例について説明する。
購入用端末10は、ユーザの指示に従い、購入動作を開始する(S110)。商品情報サーバ20は商品情報を購入用端末10へ送信し、購入用端末10は商品情報を記憶部1004に記憶する(S111)。前記した該当判定情報内に合致する商品情報IDが存在するか検索する(S112)。
該当判定情報内に合致する商品情報IDが存在しない場合(S113:No)、購入用端末10は、図12に示すような、ユーザが購入可能な各商品の一覧である商品表示を行う(S114)。ユーザが購入を希望する商品を選択すると(S118)、購入用端末10は、図13に示すような、選択された商品の購入数量を確認する購入画面を表示し、ユーザにより購入数量が入力されると、商品情報サーバ20と購入用端末10は購入処理を行う(S121)。該当判定情報内に合致する商品情報IDが存在する場合(S113:Yes)、商品情報IDに対応する消費期限が処方期間内であるか判定する(S115)。商品の消費期限が処方終了日より長い場合(S115:Yes)、購入用端末10は、商品の摂取により身体の異常や薬効の変化等が生じ得ることを注意する注意表示を行う(S116)。図14に注意表示の一例を示す。購入端末10の表示部1001に表示された該当判定情報内に合致する商品情報IDをもつ商品(図14では品X)にマーク201を付加し表示する。ユーザが品Xを選択すると(S118)、注意喚起了承確認画面が表示される(S120)。図15に注意喚起了承確認画面の一例を示す。領域201aは対象者と該当する処方品の処方終了日を表示する。領域201bは注意喚起の詳細であり、品名、処方品名、及び相互作用による影響等を表示する。領域201cは今回購入処理のとりやめを決定するボタンである。領域201dは、ユーザが領域201bに表示された注意喚起を了承して、購入意志があることを決定するボタンである。領域201eは領域201bに表示された注意喚起を了承して購入し、今後、領域201bに表示された内容を再度表示しないことを決定するボタンである。
商品の消費期限が処方期間内である場合(S115:No)、購入用端末10は、商品の摂取により身体の異常や薬効の変化等が生じ得ることを警告する警告表示を行う(S117)。図16に警告表示の一例を示す。購入端末10の表示部1001に表示された該当判定情報内に合致する商品情報IDをもつ商品(図16では品Z)にマーク202を付加し表示する。ユーザが品Zを選択すると(S118)、警告表示了承確認画面が表示される(S120)。図17に警告表示了承確認画面の一例を示す。領域202aは対象者と該当する処方品の処方終了日を表示する。領域202bは警告の詳細であり、品名、処方品名、及び相互作用による影響等、ユーザに不利益である旨を表示する。領域202cは今回購入処理のとりやめを決定するボタンである。領域202dは領域202bに表示された警告を了承して購入することを決定するボタンである。領域202eは領域202bに表示された警告を了承して購入し、今後、領域202bに表示された内容を再度表示しないことを決定するボタンである。
ユーザが了承すると(S121:Yes)、購入用端末10と商品情報サーバ20は購入処理を行う(S122)。ユーザが了承しないと(S121:No)、購入処理を取りやめる(S123)。購入動作を終了すると、購入用端末10はネットワーク切断や購入履歴記憶等の終了処理をし(S125)、電源オフする(S126)。
以上の構成により、商品の消費期限と薬品の処方終了日を比較し、消費期限が処方終了日以前であり、ユーザが商品と薬品の同時摂取による症状悪化や薬効の増減等の不利益を被る可能性がある場合に、ユーザが不利益を被る可能性があることを検出し、注意を促すことでより安全な消費を行うことができる。また、消費期限と処方終了日を比較し、消費期限が処方終了日後となる場合には、ユーザは処方終了日以降に商品を消費することが可能となり、同時摂取による不利益は必ずしも生じない。そのためあえてユーザに注意喚起をする必要が無い。したがって、ユーザにとってわずらわしい注意を行わないことでより利便性が向上する。
処方情報はユーザ本人の処方情報のみとは限らない。例えば、家族、親戚等の処方情報も取得することができる。図18は家族等、複数人の処方情報の一例を示す図である。対象者情報に複数の情報を記載することで対象者を判別可能である。
図19(a)は複数の対象者を選択するログイン画面の例である。図中の対象者の欄は注意及び警告表示を行うかを設定する項目である。ログイン時に対象者を選択することで、ユーザ及びユーザ以外の家族等を考慮した購入を行うことができる。また、ユーザがユーザ自身で消費する商品のみ購入する際など、ユーザ自身に対し不要な他の対象者に対する注意及び警告表示をしないことが可能になる。
図19(b)は複数の対象者を選択した際の表示画面の例であり、ここでは、父は品Xに注意、及び品Zに警告、母は品Yに注意である。以上のように家族、親戚等の複数人の処方情報を取得し適用することで、各個人に対応した警告を表示することが可能となる。また、複数人の処方情報を適用することで、購入するユーザが他のユーザの安全性に対し配慮することが可能となる。
なお、注意又は警告に該当する商品にマークを付加するとしたがこれに限らない。例えば、商品を選択した際に音声出力部1010より注意又は警告音を出力してもよいし、商品表示画面に該当する商品を表示しないとしてもよい。
なお、ユーザが了承確認にて了承しないと、購入処理を中止するとしたがこれに限らない。例えば、消費期限が処方終了日以後となる商品を予約し購入処理を行うとしてもよいし、処方終了日以後に商品をお勧め品として表示するとしてもよい。また、ユーザに不利益のない代替商品を表示するとしてもよい。
前記実施例は商品の消費期限が処方薬の処方期間内であるか、又は期間外であるかを比較し、比較結果に応じて表示方法を変更するとした。本実施例は前記実施例と一連の処理は同様だが、処方情報の処方品名と処方開始日、処方終了日、処方期間、服用時間の決定方法に特徴があるため、以下、詳細に説明する。本実施例では処方情報の処方歴、傷病歴等から、ユーザの花粉症などの季節性の症状を抽出し、花粉の飛ぶ季節(時期)に花粉症対策薬を服用していないか確認し処方情報を更新、商品の購入時に注意喚起をする例を説明する。ここでユーザが薬局等で購入した一般薬等も処方薬として説明する。
尚、本実施例における構成及び効果等は、特に断りのない限り、実施例1と同じである。このため、以下では、本実施例が実施例1と相違する点を主に説明し、説明の重複を避けるため、共通する点については極力省略する。
図20に処方情報、及び該当判定情報を更新する処理の一例を示す。購入用端末10は処方歴、傷病歴、及び処方情報を解析し、ユーザは花粉症であり、スギ花粉がリスクであることを解析する(S151)。購入用端末10の位置情報検出部1011は位置情報を取得し(S152)、リスク解析を行う(S153)。ここでリスク解析とは、ユーザのリスクであるスギ花粉がどれほど飛散しているかを解析することを示す。例えば、購入用端末10は前記位置情報と現在の日付を用いて判定情報サーバ30等から花粉飛散情報を取得する。花粉飛散情報とは花粉飛散予測と花粉飛散の度合いの情報であり、花粉が飛散されると予測される期間をリスク期間とする。購入用端末10は、リスク期間であると判断すると(S154:Yes)、処方歴から花粉症薬をリストアップし、該当がなければ判断情報サーバ30から服用していると推定される市販薬等をリストアップする(S155)。そして、購入用端末10は処方情報を更新し(S156)、該当判定情報を更新する(S157)。
図21に更新した処方情報の一例を、図22に更新した該当判定情報の一例を示す。更新した処方情報は図8の処方情報にリスク対処品名、処方情報ID、リスク開始日、リスク終了予定日、リスク期間、服用時間、リスク等の情報を追加したものである。ここでリスク期間とは、リスク、すなわち花粉飛散が予測される期間、あるいは予想されるリスク対処品の服用期間である。更新した該当判定情報は図10、又は図18の該当判定情報に処方薬品名(品名)や薬用成分等と品名との作用等を追記したものである。
次に購入時の動作について説明する。図23は注意喚起の一例である。マーク251はリスク対処品と相互作用を起こす恐れのある商品に付加されるマークである。領域251aは対象者と該当する症状、ここでは花粉症が発症する可能性のあるリスク期間を表示する。領域251bは注意の詳細であり、品名、及び相互作用による影響等を表示する。領域251cは今回購入処理のとりやめを決定するボタンである。領域251dは領域251bに表示された注意を了承して購入することを決定するボタンである。領域251eは領域251bに表示された注意を了承して購入し、今後、領域251bに表示された内容を再度表示しないことを決定するボタンである。
以上の構成により、電子カルテ情報や処方情報等に記録のない市販薬等の服用期間が記録されていなくても、日時、時刻、期間、及び場所等の情報からユーザにとって不利益のあるリスク、及び前記リスクを対処するために服用している可能性のある市販薬等の処方薬及び服用期間を推定し、処方薬情報、及び該当判定情報を更新し、食品と市販薬等の同時摂取による人体への悪影響や薬効の減少等の作用を通知し、注意喚起を行うことができる。また、花粉の時期ではないときに、注意喚起を行わないことが可能となるので、不要な注意喚起等の通知を出さないことができ、より安全性が高く、利便性のよい商品購入システムを提供することができる。
尚、注意表示及び警告表示について、数量入力時に確認するとしたがこれに限らない。例えば、商品を複数選択後、購入処理時に注意表示及び警告表示を行うとしてもよいし、注意表示及び警告表示に該当する商品の商品表示を行わないとしてもよい。
本実施例では商品の消費期限及び消費回数(内容量)と、喫食可能回数(消費量)、又は喫食不可回数、又はその両期間を比較し、比較結果に応じて表示方法を変更する一例を示す。ここでは主な商品の消費場所を自宅とし、自宅等で商品を消費することを喫食、商品を外で消費することを弁当、商品を消費せず自宅外で別の商品を消費することを外食として説明する。
尚、本実施例における構成及び効果等も、特に断りのない限り、実施例1と同じである。このため、以下では、本実施例が実施例1と相違する点を主に説明し、説明の重複を避けるため、共通する点については極力省略する。
消費回数とは消費期限内ですべて消費するのに必要な食事の回数であり、内容量とは商品の量である。例えば、焼きそばの内容量は600gで消費回数は3食分の3回などである。牛乳の内容量は1000ミリリットルで、1回の食事に200ミリリットルと1回の食事での摂取量を設け、消費回数は5回などである。摂取量の設定は判定情報サーバ30で行ってもよいし、ユーザの入力によって設定されてもよい。
喫食可能回数とは、例えば、在宅で商品を消費すること又は商品を外で消費する等、商品を消費することが可能な食事の回数である。消費量とはユーザが商品を消費することが可能な量であり、平均的な食事の量や1食分のカロリー等から算出する。
喫食不可回数とは、ユーザが自宅に不在である、外食する、またはカロリー制限等によって消費できない等、購入した商品を消費することができない食事の回数である。
図24は本実施例に係る商品購入システムの構成の一例を示した図である。ネットワーク2、商品情報サーバ20、及び購入用端末10の構成は、実施例1と同様である。
次に図25を用いて本実施例に係る購入動作の一連の処理の一例について説明する。
購入用端末10は電源オンする(S201)。制御部1004は各部への電源供給、通信部1006はネットワーク接続設定等の起動処理を行う(S202)。購入用端末10は初期情報を取得し、記憶部1004に記憶する(S203)。ここで図26に初期情報取得の一例として初期情報設定画面、図27に初期情報の一例を示し、説明する。初期情報とはユーザの喫食パターンを記憶した情報である。ユーザ名、年齢、性別、喫食時間帯、及び喫食パターン等を入力する。喫食パターンとは、例えば、曜日ごとの喫食スケジュールである。図26は父親の初期情報設定画面の例である。父の喫食パターンは平日(月曜日から金曜日)の朝食は食べず、昼食は弁当を持参、夕食について金曜日は外食、月曜日から木曜日は自宅等で喫食し、土日祝は朝食、昼食、及び夕食の全てを自宅等で喫食する予定である。購入用端末10は以上の喫食パターンと設定結果と日付から図27に示す初期情報を作成する。
購入用端末10はスケジュール情報の判定を行う(S205)。
図28にユーザのスケジュール情報及び判定結果の一例を示し説明する。日付に対するスケジュール、すなわち予定が記憶されており、購入用端末10の記憶部1004が記憶する。購入用端末10は予定の時間帯やキーワード等から自宅に在宅かどうかを判定する。例えば、3月3日(土)AM11:00から3月5日(月)PM15:30まで旅行で不在にすることが予定されているため、購入用端末10は3月3日(土)の朝食については初期情報内の喫食時間帯とスケジュール情報の出発時刻から朝食のみ喫食可能であるとし、自宅に不在となる昼食、及び夕食については‘不可’と判定する。3月4日(日)の朝食、昼食、及び夕食については旅行中で不在のため、‘不可’と判定する。3月5日(月)の夕食については初期情報内の喫食時間帯とスケジュール情報の到着時刻から夕食のみ喫食可能であるとし、朝食及び昼食については‘不可’と判定する。キーワードでの判定例として、購入用端末10は‘休日’、‘休暇’、‘有給休暇’、‘有休’、‘代休’、‘産休’等の単語をスケジュール情報内で検索し、該当する日付の喫食可否を判定する。例えば、スケジュール情報のキーワード検索結果から、3月9日(金)に休暇をとることを判断し、朝食、昼食、及び夕食について喫食可能とし、‘可’とする。別のキーワードでの判定例として、購入用端末10は‘ディナー’、‘飲み会’、‘歓送会’、‘忘年会’、‘人間ドック’等の単語をスケジュール情報内で検索し、該当する日付の夕食については喫食しないと判定する。例えば、3月12日(月)は予定に‘ディナー’が含まれ、3月14日(水)は予定に‘飲み会’が含まれるため、該当日付の夕食なしと判定し、判定結果を’不可’とする。その他のキーワードとして、これだけに限らず、例えば、‘モーニング’等が含まれれば、朝食なし、‘ランチ’等が含まれれば、昼食なしなどとしてもよい。
次に購入用端末10は喫食情報を作成する(S206)。図29に喫食情報を示す。喫食情報とは、初期情報に前記スケジュール情報の判定結果を反映させた情報であり、図中括弧で囲まれた箇所が反映箇所である。例えば、3月4日(日)は初期情報(図27)では朝食、昼食、及び夕食について全て喫食であったが、判定結果(図28)から朝食、昼食、及び夕食について全て‘不可’と判定したため、喫食情報(図29)は朝食、昼食、及び夕食について‘「×」’すなわち喫食しないとする。
3月8日(木)はスケジュール情報に予定がなく判定結果は空欄、すなわち予定なしであるため、喫食情報は初期情報を更新せず、朝食はなし、昼食は弁当を持参、夕食は喫食となる。3月9日(金)はスケジュール情報から休暇であると判断し、朝食、昼食、及び夕食について全て‘可’、すなわち喫食可能と判定したため、喫食パターンを‘休暇’に近い状況である祝日等の喫食パターン、ここでは朝食、昼食、及び夕食を全て‘「○」’に変更する。以降、喫食情報の喫食する、又は喫食できる回数を喫食可能回数あるいは消費量、喫食しない、又はできない食事の回数を消費不可回数として説明する。例を挙げ詳細に説明すると、図29において3月1日から3月5日までの喫食可能回数は、3月1日の昼食及び夕食と、3月2日の昼食、3月3日の朝食、及び3月5日の夕食の計5回である。喫食不可回数は3月1日及び2日の朝食、3月3日の昼食及び夕食、3月4日の朝食、昼食、及び夕食、3月5日の朝食及び昼食の計9回である。
購入動作の一連の処理を図30に示す。購入用端末10は購入動作を開始する(S207)。商品情報サーバ20は商品情報を購入用端末10へ送信し、購入用端末10は商品情報を記憶部1004に記憶する(S208)。購入用端末10は、商品情報の消費回数と消費期限内における喫食可能回数を比較(S209)し、前記喫食可能回数が消費回数以上の場合(S209:Yes)、図12に示す商品表示を行う(S214)。ユーザが商品を選択すると(S218)、購入用端末10は購入画面を表示し、ユーザにより購入数量が入力されると、商品情報サーバ20と購入用端末10は購入処理を行う(S222)。喫食可能回数が消費回数未満の場合(S209:No)、購入用端末10は、商品の消費期限内に前記商品を消費することができない旨の注意表示を行う(S215)。図31に注意表示の一例を示す。購入端末10の表示部1001に表示された該当判定情報内に合致する商品情報IDをもつ商品(図31では品Y)にマーク203を付加し表示する。ユーザが品Yを選択すると(S218)、注意喚起了承確認画面が表示される(S220)。
図32に注意喚起了承確認画面の一例を示す。領域203aは対象者と該当する商品の消費期限内での食事回数を表示する。領域203bは注意喚起の詳細であり、消費不可判定理由等を表示する。領域203cは今回の購入処理のとりやめを決定するボタンである。領域201dは、ユーザが領域203bに表示された注意喚起を了承して購入することを決定するボタンである。領域203eは領域203bに表示された注意喚起を了承して購入し、今後、領域203bに表示された内容を再度表示しないことを決定するボタンである。領域203fは購入を了承し、旅行後、すなわち喫食可能回数が消費回数以上となる日時に商品を送付してもらうことを決定するボタンである。ユーザが了承すると(S221:Yes)、購入用端末10と商品情報サーバ20は購入処理を行う(S222)。ユーザが了承しないと(S221:No)、購入処理は中止する(S223)。購入動作を終了すると、購入用端末10はネットワーク切断や購入履歴記憶等の終了処理をし(S225)、電源オフする(S226)。
以上の構成により、喫食パターン、あるいはスケジュールから商品の消費期限内における喫食可能回数あるいは消費量を算出し、商品を消費できないことを通知することで、無駄な購入を防ぐことができる。また、喫食可能回数が消費回数以上、あるいは内容量が消費量以上となる日時に合わせ購入することで、効率のよい消費を行うことが可能となり、利便性が向上する。
なお、本実施例では喫食可能回数と消費回数を比較したがこれに限らない。例えば、消費回数及び喫食可能回数は、それぞれ消費量及びは内容量と置き換えることができ、同様の効果を得ることができる。
本実施例では商品の消費期限とその消費期限内で必要、あるいは不必要なカロリー量を算出し、ユーザに注意を促す構成を説明する。
尚、本実施例における構成及び効果等も、特に断りのない限り、実施例1と同じである。このため、以下では、本実施例が実施例1と相違する点を主に説明し、説明の重複を避けるため、共通する点については極力省略する。
図33に消費カロリー情報作成処理の一例を示す。購入用端末10は性別年齢等の基本情報を取得し(S301)、身長、体重、性別からBMI(Body Mass Index)を算出する(S302)。次に、購入用端末10は、基礎代謝量を身長、体重、性別、年齢等の個人の身体計測値と基礎代謝基準値から算出する(S303)。ここで基礎代謝量とは普段生命活動で消費する基礎的な消費カロリーである。また、基礎代謝基準値とは、性別、年齢から算出される1日、体重1kgあたりに消費するカロリーである。購入用端末10は算出結果を表示する(S304)。図34は算出結果画面の一例であり、BMI値、理想体重等のBMI結果、基礎代謝量、及び必須カロリー等が表示される。次に、購入用端末10は、ユーザの操作に従って目標体重の設定を行い(S305)、アドバイスを表示する(S306)。図35に目標体重設定兼アドバイス表示画面の一例を示す。目標体重の+15%以上、−15%以下であると注意表示を行う。ここではユーザの現体重43kg、理想体重56kgのところ、目標体重が40kgと入力され、購入用端末10は理想体重より極端にかけ離れており、カロリー制限に注意が必要である旨を表示し、目標カロリーを算出する。
次に、購入用端末10は間食情報を入力する(S307)。ここで間食とは朝食、昼食、及び夕食以外に摂取する飲食物であり、購入用端末10は、カメラ1008による画像認識やバーコード読み取り等にて入力する。喫食情報から朝食、昼食、及び夕食等の摂取カロリーを算出する(S308)。次に、購入用端末10は運動量を入力する(S309)。運動量は年齢や趣味、スケジュール情報等から行う予定のスポーツ、運動頻度、位置情報検出部1011による移動範囲や、加速度センサ1012による歩数データ等から決定する。
次に、購入用端末10は消費カロリー情報を作成する(S310)。図36に消費カロリー情報の一例を示す。図36(a)は消費カロリー情報を示し、図36(b)は消費カロリー情報をグラフ化したものである。消費カロリー情報は必須カロリー、目標カロリー、推定摂取カロリー、過不足カロリーから成る。運動量から運動量に応じた消費カロリー分を算出し、必須カロリー、及び目標カロリーに加算し更新する。木曜日から金曜日まではウォーキングを行う予定であるため、必須カロリーは200kcal分の運動量を加算した2050kcalとする。推定摂取カロリーとは間食情報、及び喫食情報等から推定される曜日ごとの摂取カロリーである。過不足カロリーとは目標カロリーから推定摂取カロリーを減算したものである。
次に購入動作の一例を図37に示し、説明する。購入用端末10は購入動作を開始する(S351)。商品情報サーバ20は商品情報を購入用端末10へ送信し、購入用端末10は商品情報を記憶部1004に記憶する(S352)。次いで、購入用端末10は商品表示を行い(S353)、ユーザが商品を選択すると(S354)、購入用端末10は選択された商品の総カロリーを算出する(S355)。次に購入用端末10は、消費期限内におけるユーザの総過不足カロリーを算出する。総過不足カロリーから消費期限が木曜日から日曜日であると、3300kcalの過不足となり、摂取上限を+20%の3300×1.2=3960kcal、摂取下限を−20%の3300×0.8=2640kcalとする。購入用端末10は、総カロリーが摂取上限以上であると(S357:Yes)、過多注意表示を行い(S358)、総カロリーが摂取上限未満であり(S357:No)、摂取下限未満であると(S359:Yes)、過少注意表示を行う(S360)。
図38(a)に過多注意表示、図38(b)に過少注意表示の例を示す。図38(a)の過多注意表示は過不足カロリーが3300kcalのところ、購入予定品の総カロリーが6700kcalであり、過剰摂取の可能性がある旨を表示する。図38(b)の過少注意表示は過不足カロリーが3300kcalのところ、購入予定品の総カロリーが1100kcalであり、カロリー制限に注意が必要である旨を表示する。
ユーザが各注意表示(S358orS360)を了承すると(S361:Yes)、購入用端末10と商品情報サーバ20は購入処理を行う(S362)。ユーザが了承しないと(S361:No)、購入処理は中心する(S363)。
以上の構成により、消費カロリー情報の過不足カロリーと、ユーザの身長、体重、年齢、性別、運動量にあった消費期限内の商品の総カロリーを算出し、それぞれを比較することで、カロリーの過剰摂取や過剰なカロリー制限等に注意を促すことができる。さらにはカロリー摂取量にあわせた商品購入が可能となり、効率のよい消費を行うことができ、利便性が向上する。
なお、本発明は商品の量やカロリーについて比較したがこれに限らない。例えば、一日に必要な炭水化物、たんぱく質、脂質、アミノ酸、及びビタミン等の栄養素の過不足に対する注意を促してもよい。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明されたものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。なお、各機能を実現するプログラム等をサーバ等に複製し、購入用端末10、商品情報サーバ20、判定情報サーバ30、個人情報サーバ40、及びその他の端末、装置、機器等に有線または無線の通信回線等を介して提供するようにしても良い。この場合、ユーザは、端末等を操作して、サーバ等から必要なプログラム等をダウンロードし、端末等の記憶部にインストールさせることができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
2 ネットワーク
10 購入用端末
20 商品情報サーバ
30 判定情報サーバ
40 個人情報サーバ
10 購入用端末
20 商品情報サーバ
30 判定情報サーバ
40 個人情報サーバ
Claims (9)
- 消費期限を有する商品を利用者が購入可能な商品購入システムであって、
利用者が前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じるか否かを判定する判定手段と、
前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定された場合に、その旨の注意を促す注意手段と、
を備えることを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1に記載の商品購入システムであって、
前記判定手段は、前記利用者以外の消費者が前記商品を有効期限内に消費することにより前記消費者に不利益が生じるか否かを判定し、
前記注意手段は、前記消費者が前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定された場合に、その旨の注意を促すことを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1または2に記載の商品購入システムであって、
前記判定手段は、前記商品と薬品との同時摂取による不利益があるか否かを判定可能であり、前記商品と前記薬品との同時摂取による不利益があると判定し、かつ前記商品の有効期限が前記薬品の服用期間内である場合に、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定することを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の商品購入システムであって、
前記判定手段は、前記商品を消費する位置及び時期のうちのいずれか一方又はそれらの両方から、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じるか否かを判定することを特徴とすることを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1に記載の商品購入システムであって、
利用者が消費することできる消費量を算出する算出手段を有し、
前記判定手段は、前記商品の内容量と、前記商品の有効期限内における利用者の消費することができる消費量とを比較し、前記内容量が前記消費量より多いと判定した場合に、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定することを特徴とすることを特徴とする商品購入システム。 - 請求項5に記載の商品購入システムであって、
前記算出手段は利用者の予定表から消費が増加する期間、あるいは消費できない期間を検出し、前記消費量を増減させることを特徴とする商品購入システム。 - 請求項5または6のいずれかに記載の商品購入システムであって、
前記判定手段により、前記内容量が前記消費量より少ないと判定される日時に、商品を購入可能とすることを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1に記載の商品購入システムであって、
利用者の運動量を計測する計測手段と、
性別、身長、体重、年齢、及び基礎代謝基準値の少なくとも一つ以上の利用者の情報から基礎代謝量を計算し、
前記運動量、及び前記基礎代謝量から、カロリー摂取量及びカロリー過不足量を計算する計算手段を有し、
前記判定手段は、前記購入しようとする商品の総カロリー量が前記カロリー過不足量より多い、あるいは少ないと判定した場合に、前記商品を有効期限内に消費することにより不利益が生じると判定することを特徴とする商品購入システム。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の商品購入システムであって、
前記利用者に不利益が生じると判定された商品の購入時に、前記商品を表示しないことを特徴とする商品購入システム。
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