JP2013219846A - 推定したモータ温度によりモータの過熱保護を行うモータ制御装置 - Google Patents

推定したモータ温度によりモータの過熱保護を行うモータ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】PWM周波数が条件によって変わる場合に、単一の発熱係数を使用して、温度推定するのでは、正しい推定ができないという問題が生じていた。
【解決手段】本発明のモータ制御装置は、PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータに印加する電力変換装置(1)と、モータに流れる電流を制御するモータ電流制御部(2)と、PWM周波数を設定するPWM周波数設定部(3)と、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部(4)と、モータに流れる実電流値を検出する実電流値検出部(5)と、モータの熱時定数を記憶する記憶部(6)と、発熱係数、実電流値、及びモータの熱時定数に基づいて、モータの温度を推定する温度推定部(7)と、を有し、モータ電流制御部は、温度推定部が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータに流れる電流を所定の値以下となるように減少させる、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ制御装置に関し、特にモータの温度を推定し過熱保護を行うモータ制御装置に関する。
コスト削減のためモータに温度センサを設けない場合、または、温度センサを設けていても、温度センサの動作が異常となる場合に対処するために、二重監視を行う場合等に、ソフトウエアによりモータの温度を推定することが知られている(例えば、特許文献1)。
図1は、ソフトウエアを用いてモータ温度を推定する従来の制御装置の構成図である。発熱量算出部101が、モータ電流、モータの熱時定数、発熱係数及び周囲温度に基づいて発熱量を計算し、目標電流選択部109において目標となる電流値を設定し、電流フィードバック制御部93cにてモータ82に出力する電流を制御するものである。図1に示したモータ制御装置においては、固定値の発熱係数とモータ電流値からモータの発熱量を計算し、モータ温度を推定している。
一方、電流の大小や、速度の大小等に応じて、PWM周波数を切り換えながら制御を行う場合がある。モータをPWM制御によって駆動する場合において、常時固定されたPWM周波数でモータを駆動する場合には、そのPWM周波数に応じた発熱係数と、モータに流れる実電流値からモータの温度推定が可能である。
一般的なモータ温度の上昇分Tupは、モータ実電流値をI、発熱係数をK、熱時定数をτ、時間をtとすると、式(1)にて計算できる。
Tup(今回) = K×I2×{1-exp(-t/τ)}+ Tup(前回)×exp(-t/τ) (1)
特開2007−253735号公報
ここで、PWM周波数が条件によって変わる場合に、式(1)で使用する発熱係数Kについて、PWM周波数に対して固定値として扱う場合、温度上昇Tupの計算の精度が悪化する。そのような場合には、単一の発熱係数を使用して、温度推定するのでは、正しい推定ができないという問題が生じていた。
また、電流センサ出力にノイズ成分が含まれる場合、モータ実電流はその影響を大きく受けるため、実電流ではなく、電流指令値を使用して温度推定を行う場合がある。その場合も、PWM周波数に対して、Kが固定値であると、温度上昇Tupの計算の精度が悪化する。さらには、PWM指令の変調度が1を越える場合には、高調波の影響によって、式(1)を使った温度推定では、誤差が生じるという問題がある。
本発明の一実施例によるモータ制御装置は、PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータに印加する電力変換装置と、モータに流れる電流を制御するモータ電流制御部と、PWM周波数を設定するPWM周波数設定部と、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部と、モータに流れる実電流値を検出する実電流値検出部と、モータの熱時定数を記憶する記憶部と、発熱係数、実電流値、及びモータの熱時定数に基づいて、モータの温度を推定する温度推定部と、を有し、モータ電流制御部は、温度推定部が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータに流れる電流を所定の値以下となるように減少させる、ことを特徴とする。
本発明の他の実施例によるモータ制御装置は、PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータに印加する電力変換装置と、モータに流れる電流を制御するモータ電流制御部と、PWM周波数を設定するPWM周波数設定部と、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部と、モータに流れる電流を決定するためのモータ電流指令値を検出するモータ電流指令値検出部と、モータの熱時定数を記憶する記憶部と、発熱係数、モータ電流指令値、及びモータの熱時定数に基づいて、モータの温度を推定する温度推定部と、を有し、モータ電流制御部は、温度推定部が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータに流れる電流を所定の値以下となるように減少させる、ことを特徴とする。
本発明のモータ制御装置によれば、PWM周波数に対して発熱係数Kの値を補正することによって、計算されるモータの温度推定の精度を向上させることができる。
また、電流指令値を使用して温度推定を行う場合には、PWM周波数によってKの値を補正すると共に、モータ電流指令に対して、変調度も加味した補正を行うことで、計算されるモータの温度推定の精度を向上させることができる。
従来のモータ制御装置の構成図である。 本発明の実施例1に係るモータ制御装置の構成図である。 本発明の実施例1に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係るモータ制御装置の発熱係数の計算方法を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例1に係るモータ制御装置において、PWM周波数を変えた場合のモータ実電流とモータ温度との関係を表すグラフである。 本発明の実施例2に係るモータ制御装置の構成図である。 本発明の実施例2に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係るモータ制御装置の発熱係数の計算方法を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例2に係るモータ制御装置において、PWM周波数を変えた場合のモータ電流指令値とモータ温度との関係を表すグラフである。 本発明の実施例3に係るモータ制御装置の構成図である。 本発明の実施例3に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例3に係るモータ制御装置の発熱係数の計算方法を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例3に係るモータ制御装置において、PWM指令の変調度に応じた補正がある場合と無い場合におけるPWM指令の変調度とモータ温度との関係を表すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係るモータ制御装置について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図2に本発明の実施例1に係るモータ制御装置の構成図を示す。本発明の実施例1に係るモータ制御装置100は、PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータ20に印加する電力変換装置1と、モータ20に流れる電流を制御するモータ電流制御部2と、PWM周波数を設定するPWM周波数設定部3と、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部4と、モータ20に流れる実電流値を検出する実電流値検出部5と、モータ20の熱時定数を記憶する記憶部6と、発熱係数、実電流値、及びモータ20の熱時定数に基づいて、モータ20の温度を推定する温度推定部7と、を有し、モータ電流制御部2は、温度推定部7が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータ20に流れる電流を所定の値以下となるように減少させることを特徴とする。ここで、所定の値は、例えば、モータの温度が安全なレベルを超えて上昇しないことが予め確認されている電流とすることができる。
また、電力変換装置1から出力される電流は、モータ20に入力され、モータ20が駆動される。さらに、モータ20の速度は、センサ等(図示せず)により検出され、第1加算部9において速度指令値と比較されて、比較結果が速度制御部8に伝送され速度制御が行われる。また、電力変換装置1から出力される電流は第2加算部10において速度制御部8が指定したモータ電流指令値と比較され、比較結果がモータ電流制御部2に伝送される。また、温度推定部7は、一次ローパスフィルタ(LPF)7aを備えており、時定数はτである。
次に、本発明の実施例1に係るモータ制御装置の動作方法について説明する。図3に本発明の実施例1に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートを示す。まず、ステップS101において、発熱係数算出部4が記憶部6から発熱係数Kcon1を読み出す。後述するように、発熱係数Kcon1はPWM周波数によらない定数であり、記憶部6に記憶されている。
次に、ステップS102において、PWM周波数設定部3によって設定されたPWM周波数Fに基づいて、発熱係数算出部4がそのPWM周波数Fによる補正係数Kfreq(F)を算出する。ここで、Kfreq(F)はPWM周波数Fによって変化する補正係数であって、PWM周波数Fに対して反比例するように設定することが好ましい。
次に、ステップS103において、実電流検出部5が、モータ実電流Iを検出する。
次に、ステップS104において、温度推定部7が、モータ実電流Iの2乗I2を計算する。
次に、ステップS105において、温度推定部7が、発熱係数(Kcon1 +Kfreq(F))、実電流値I、及び記憶部6に記憶されているモータの熱時定数τに基づいて、下記の式(2)に基づいて温度上昇量Tup1を計算する。
Tup1 = I2 × (Kcon1 + Kfreq(F))×{1-exp(-t/τ)}+ Tup1’×exp(-t/τ) (2)
ここで、FはPWM周波数、Tup1は温度上昇量を算出する計算ループの今回の温度上昇量、tは時間を表し、Tup1’は温度上昇量を算出する計算ループの今回の1回前の温度上昇量を表す。
上記の式(2)の導出過程を表すブロック図を図4に示す。図4に示すように、発熱係数は、PWM周波数で変化しない成分Kcon1と、PWM周波数によって変化する補正係数Kfreq(F)との和で表される。高いPWM周波数ほど、モータ実電流に含まれる高調波成分(周波数の整数倍の成分とそのサイドバンド成分)は小さくなるため、モータの発熱量としては相対的に小さくなる。そのため、発熱係数Kを式(3)のような形の発熱係数として、図4のブロック図のようにモータ温度を計算する。
K = Kcon1 + Kfreq(F) (3)
ここで、上述のように、Kcon1はPWM周波数で変化しない発熱係数、Kfreq(F)はPWM周波数によって変化する補正係数、FはPWM周波数である。
また、Kfreq(F)はPWM周波数Fに対して反比例するように設定することが好ましい。例えば、Kfreq(F)の関数として、基準となるPWM周波数F0とそのPWM周波数F0での発熱係数Kfreq0を記憶しておき、現在のPWM周波数がFであれば、式(4)のように与えられるものが考えられる。
Kfreq(F) = Kfreq0 × F0 / F (4)
PWM周波数で変化する発熱係数Kfreq(F)を用いることによって、モータ実電流の2乗とモータ温度との関係は図5のようになる。
次に、ステップS106において、温度推定部7は、モータ温度Tm1を下記の式(5)を用いて推定する。
Tm1=ΣTup1+Tm0 (5)
ここで、ΣTup1は、温度上昇量を算出する計算ループにおける積算値を表し、Tm0は、温度上昇量を算出する計算ループを開始する直前のモータ温度であって、通常は外部の環境の温度である。
次に、ステップS107において、モータ電流制御部2が、モータ温度Tm1が閾値Tthを越えているか否かを判断する。ここで、閾値Tthは、モータの動作が異常であることを検出するために予め設定した温度である。
モータ温度Tm1が閾値Tthを越えていない場合は、ステップS102に戻って、モータ温度の推定を継続する。
一方、モータ温度Tm1が閾値Tthを越えている場合は、ステップS108において、モータ電流制御部2が、モータ電流を所定の値以下となるように減少させる。ここで、モータ電流を減少させることにはモータ電流を停止させて0とすることが含まれる。
以上説明したとおり、本発明の実施例1に係るモータ制御装置によれば、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出しているので、PWM周波数を変えた場合においてもモータ温度を正確に推定することができ、モータ温度の上昇によるモータの動作の異常を防止することができる。
次に、本発明の実施例2に係るモータ制御装置について説明する。電流センサ出力にノイズ成分が含まれているような場合には、実施例1のようにモータ実電流を検出するのではなく、ノイズの影響が少ないモータ電流指令値を使用して、モータの温度推定を行うことが好ましい場合がある。その場合には、PWM指令の変調度が1を超えた領域での電流の高調波成分を考慮しないと精度のよい温度推定ができない。そのような場合には、PWM周波数、電流指令値、及びPWM指令の変調度を考慮して温度推定を行うことが有効である。
図6に本発明の実施例2に係るモータ制御装置の構成図を示す。本発明の実施例2に係るモータ制御装置200は、PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータ20に印加する電力変換装置1と、モータ20に流れる電流を制御するモータ電流制御部2と、PWM周波数を設定するPWM周波数設定部3と、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部4と、モータ20に流れる電流を決定するためのモータ電流指令値を検出するモータ電流指令値検出部11と、モータ20の熱時定数を記憶する記憶部6と、発熱係数、モータ電流指令値、及びモータ20の熱時定数に基づいて、モータ20の温度を推定する温度推定部7と、を有し、モータ電流制御部2は、温度推定部7が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータ20に流れる電流を所定の値以下となるように減少させることを特徴とする。ここで、所定の値は、モータの温度が上昇しないことが予め確認されている電流とすることができる。実施例1に係るモータ制御装置100においてはモータの実電流を用いてモータの温度を推定しているのに対して、実施例2に係るモータ制御装置200は、モータ電流指令値を用いてモータの温度を推定している点を特徴としている。実施例2に係るモータ制御装置200の構成のうち、実施例1に係るモータ制御装置100の構成と同一の構成については同一の符号で表し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例2に係るモータ制御装置の動作方法について説明する。図7に本発明の実施例2に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートを示す。まず、ステップS201において、発熱係数算出部4が記憶部6から発熱係数Kcon1を読み出す。後述するように、発熱係数Kcon1はPWM周波数によらない定数であり、記憶部6に記憶されている。
次に、ステップS202において、PWM周波数設定部3によって設定されたPWM周波数Fに基づいて、発熱係数算出部4がPWM周波数Fによる補正係数Kfreq(F)を算出する。ここで、Kfreq(F)はPWM周波数Fによって変化する補正係数であって、PWM周波数Fに対して反比例するように設定することが好ましい。
次に、ステップS203において、モータ電流指令値検出部11が、モータ20に流れる電流を決定するためのモータ電流指令値Icmdを検出する。
次に、ステップS204において、温度推定部7が、モータ電流指令値Icmdの2乗Icmd 2を計算する。
次に、ステップS205において、温度推定部7が、発熱係数(Kcon1+Kfreq(F))、モータ電流指令値Icmd、及び記憶部6に記憶されているモータの熱時定数τに基づいて、下記の式(6)に基づいて温度上昇量Tup2を計算する。
Tup2=Icmd 2×(Kcon1+ Kfreq(F))×{1-exp(-t/τ)}+Tup2’×exp(-t/τ) (6)
ここで、FはPWM周波数、Tup2は温度上昇量を算出する計算ループの今回の温度上昇量、tは時間を表し、Tup2’は温度上昇量を算出する計算ループの今回の1回前の温度上昇量を表す。
上記の式(6)の導出過程を表すブロック図を図8に示す。図8に示すように、発熱係数は、PWM周波数で変化しない成分Kcon1と、PWM周波数によって変化する補正係数Kfreq(F)との和で表される。Kfreq(F)の設定方法は実施例1の場合と同様であるので詳細な説明は省略する。
PWM周波数で変化する発熱係数Kfreq(F)を用いることによって、モータ電流指令値の2乗とモータ温度との関係は図9のようになる。
次に、ステップS206において、温度推定部7は、モータ温度Tm2を下記の式(7)を用いて推定する。
Tm2=ΣTup2+Tm0 (7)
ここで、ΣTup2は、温度上昇量を算出する計算ループにおける積算値を表し、Tm0は、温度上昇量を算出する計算ループを開始する直前のモータ温度であって、通常は外部の環境の温度である。
次に、ステップS207において、モータ電流制御部2が、モータ温度Tm2が閾値Tthを越えているか否かを判断する。ここで、閾値Tthは、モータの動作が異常であることを検出するために予め設定した温度である。
モータ温度Tm2が閾値Tthを越えていない場合は、ステップS202に戻って、モータ温度の推定を継続する。
一方、モータ温度Tm2が閾値Tthを越えている場合は、ステップS208において、モータ電流制御部2が、モータ電流を所定の値以下となるように減少させる。ここで、モータ電流を減少させることにはモータ電流を停止させて0とすることが含まれる。また、所定の値は、例えば、モータの温度が安全なレベルを超えて上昇しないことが予め確認されている電流とすることができる。
以上説明したとおり、本発明の実施例2に係るモータ制御装置によれば、モータ電流指令値を用いて、PWM周波数に基づいて発熱係数を算出しているので、モータ電流にノイズ成分が含まれている状況下で、PWM周波数を変えた場合においてもモータ温度を正確に推定することができ、モータ温度の上昇によるモータの動作の異常を防止することができる。
次に、本発明の実施例3に係るモータ制御装置について説明する。図10に本発明の実施例3に係るモータ制御装置の構成図を示す。本発明の実施例3に係るモータ制御装置300は、実施例2に係るモータ制御装置200に加えて、PWM指令の変調度を検出するPWM指令変調度検出部13と、PWM指令の変調度とモータ実電流の高調波成分との関係を示す関数を使用し、該関数から計算される高調波成分によりモータ電流指令値Icmdを補正するモータ電流指令値補正部12とをさらに有する点を特徴とする。実施例3に係るモータ制御装置300の構成のうち、実施例2に係るモータ制御装置200の構成と同一の構成については同一の符号で表し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例3に係るモータ制御装置の動作方法について説明する。図11に本発明の実施例3に係るモータ制御装置の動作方法を説明するためのフローチャートを示す。まず、ステップS301において、発熱係数算出部4が記憶部6から発熱係数Kcon1を読み出す。後述するように、発熱係数Kcon1はPWM周波数によらない定数であり、記憶部6に記憶されている。
次に、ステップS302において、PWM周波数設定部3によって設定されたPWM周波数Fに基づいて、発熱係数算出部4がPWM周波数Fによる補正係数Kfreq(F)を算出する。ここで、Kfreq(F)はPWM周波数Fによって変化する補正係数であって、PWM周波数Fに対して反比例するように設定することが好ましい。
次に、ステップS303において、PWM指令変調度検出部13が、PWM指令の変調度Mを検出する。次に、ステップS304において、モータ電流指令値補正部12が、PWM指令の変調度Mと、モータ実電流の高調波成分との関係を示す関数Kmod(M)を算出する。PWM指令の変調度Mが大きい(変調度M>1)場合には、モータ実電流に含まれる高調波成分(基本波に対して5次、7次、11次等の高調波)は大きくなるため、モータの発熱量としては相対的に大きくなる。モータ電流指令値でモータ温度の推定を行う場合、上記高調波成分の考慮が必要になるため、変調度Mから高調波成分を計算する関数Kmod(M)を用意し、図12のブロック図のようにモータ温度を計算する。Kmod(M)の関数の与え方としては、例えば変調度Mが1以下の場合は値0をとり、変調度Mが1を超える場合は0より大きい値をとる関数であって、モータ実電流の高調波成分とPWM指令の変調度の係数Gから、式(8)のように与えられるものが考えられる。
Kmod(M) = MAX (0, G(M)) (8)
即ち、
(M≦1の場合) Kmod(M) = 0 (9)
(M>1の場合) Kmod(M) = G(M) (G(M)>0) (10)
と書き換えられる。ここで、Kmod(M)はPWM指令の変調度Mの関数、G(M)はPWM指令の変調度Mの多項式、MはPWM指令の変調度である。後述するように、温度推定部7は、関数Kmod(M)を使用し、該関数から計算される高調波成分によりモータ電流指令値Icmdを補正する。
次に、ステップS305において、モータ電流指令値検出部11が、モータ20に流れる電流を決定するためのモータ電流指令値Icmdを検出する。
次に、ステップS306において、温度推定部7が、モータ電流指令値Icmdの2乗Icmd 2を計算する。
次に、ステップS307において、温度推定部7が、発熱係数(Kcon1 +Kfreq(F))、モータ電流指令値Icmd、及び記憶部6に記憶されているモータの熱時定数τに基づいて、下記の式(11)に基づいて温度上昇量Tup3を計算する。
Tup3=(Icmd 2+Kmod(M))×(Kcon1+Kfreq(F))×{1-exp(-t/τ)}+Tup3’×exp(-t/τ) (11)
ここで、FはPWM周波数、Tup3は温度上昇量を算出する計算ループの今回の温度上昇量、tは時間を表し、Tup3’は温度上昇量を算出する計算ループの今回の1回前の温度上昇量を表す。
上記の式(11)の導出過程を表すブロック図を図12に示す。図12に示すように、発熱係数は、PWM周波数Fで変化しない成分Kcon1と、PWM周波数Fによって変化する補正係数Kfreq(F)との和で表される。本実施例では、PWM指令変調度検出部13が、PWM指令の変調度Mを検出し、モータ電流指令値補正部12が、検出されたPWM指令の変調度Mとモータ実電流の高調波成分との関係を示す関数Kmod(M)を使用し、該関数から計算される高調波成分によりモータ電流指令値Icmdを補正する点を特徴としている。
PWM指令の変調度Mとモータ温度との関係を図13に示す。変調度Mが1以下の場合は、変調度Mに係らずモータ温度は一定とみなされるが、変調度Mが1以上の場合は、変調度の上昇に伴ってモータ温度が上昇することが考えられ、本発明のように補正を行うことによって、変調度Mの影響を考慮してモータ温度の推定を正確に行うことができることがわかる。
次に、ステップS308において、温度推定部7は、モータ温度Tm3を下記の式(12)を用いて推定する。
Tm3=ΣTup3+Tm0 (12)
ここで、ΣTup3は、温度上昇量を算出する計算ループにおける積算値を表し、Tm0は、温度上昇量を算出する計算ループを開始する直前のモータ温度であって、通常は外部の環境の温度である。
次に、ステップS309において、モータ電流制御部2が、モータ温度Tm3が閾値Tthを越えているか否かを判断する。ここで、閾値Tthは、モータの動作が異常であることを検出するために予め設定した温度である。
モータ温度Tm3が閾値Tthを越えていない場合は、ステップS302に戻って、モータ温度の推定を継続する。
一方、モータ温度Tm3が閾値Tthを越えている場合は、モータ電流制御部2が、ステップS310において、モータ電流を所定の値以下となるように減少させる。ここで、モータ電流を減少させることにはモータ電流を停止させて0とすることが含まれる。また、所定の値は、例えば、モータの温度が安全なレベルを超えて上昇しないことが予め確認されている電流とすることができる。
以上説明したとおり、本発明の実施例3に係るモータ制御装置によれば、PWM指令の変調度Mで変化する発熱係数Kmod(M)を用いることによって、PWM指令の変調度を変化させた場合においても、モータ温度を正確に推定することができ、モータ温度の上昇によるモータの動作の異常を防止することができる。
100、200、300 モータ制御装置
1 電力変換装置
2 モータ電流制御部
3 PWM周波数設定部
4 発熱係数算出部
5 実電流値検出部
6 記憶部
7 温度推定部
7a 一次ローパスフィルタ
8 速度制御部
9 第1加算部
10 第2加算部
11 モータ電流指令値検出部
12 モータ電流指令値補正部
13 PWM指令変調度検出部
20 モータ

Claims (5)

  1. PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータに印加する電力変換装置と、
    モータに流れる電流を制御するモータ電流制御部と、
    PWM周波数を設定するPWM周波数設定部と、
    前記PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部と、
    モータに流れる実電流値を検出する実電流値検出部と、
    モータの熱時定数を記憶する記憶部と、
    前記発熱係数、前記実電流値、及び前記モータの熱時定数に基づいて、モータの温度を推定する温度推定部と、を有し、
    前記モータ電流制御部は、前記温度推定部が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータに流れる電流を所定の値以下となるように減少させる、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. PWM制御を行うために直流電圧を所定の周波数の交流電圧に変換し、モータに印加する電力変換装置と、
    モータに流れる電流を制御するモータ電流制御部と、
    PWM周波数を設定するPWM周波数設定部と、
    前記PWM周波数に基づいて発熱係数を算出する発熱係数算出部と、
    モータに流れる電流を決定するためのモータ電流指令値を検出するモータ電流指令値検出部と、
    モータの熱時定数を記憶する記憶部と、
    前記発熱係数、前記モータ電流指令値、及びモータの熱時定数に基づいて、モータの温度を推定する温度推定部と、を有し、
    前記モータ電流制御部は、前記温度推定部が推定した温度が所定の閾値を超えた場合に、モータに流れる電流を所定の値以下となるように減少させる、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  3. PWM指令の変調度を検出するPWM指令変調度検出部と、前記PWM指令の変調度とモータ実電流の高調波成分との関係を示す関数を使用し、該関数から計算される高調波成分により前記モータ電流指令値を補正するモータ電流指令値補正部と、をさらに有する、請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記発熱係数算出部が算出する発熱係数は、PWM周波数によって変化しない発熱係数と、PWM周波数に対して反比例するように変化する補正係数との和であって、以下の式を用いて算出される、請求項1または2に記載のモータ制御装置。
    K = Kcon1 + Kfreq(F)
    Kcon1 :PWM周波数で変化しない発熱係数
    Kfreq(F):PWM周波数に対して反比例するように変化する補正係数
    F:PWM周波数
  5. 前記のモータ実電流の高調波成分を算出するための関数は、PWM指令の変調度が1以下の場合は値0をとり、変調度が1を超える場合は0より大きい値をとる関数であって、以下の式で表される、請求項3に記載のモータ制御装置。
    (M≦1の場合) Kmod(M) = 0
    (M>1の場合) Kmod(M) = G(M) (G(M)>0)
    Kmod(M) :PWM指令の変調度の関数
    G(M):PWM指令の変調度の多項式
    M:PWM指令の変調度
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