JP2013203412A - 包装充填装置 - Google Patents

包装充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013203412A
JP2013203412A JP2012072421A JP2012072421A JP2013203412A JP 2013203412 A JP2013203412 A JP 2013203412A JP 2012072421 A JP2012072421 A JP 2012072421A JP 2012072421 A JP2012072421 A JP 2012072421A JP 2013203412 A JP2013203412 A JP 2013203412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edges
roller
drum
shaped
packaging material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012072421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5925008B2 (ja
Inventor
Daisuke Sagawa
大輔 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP2012072421A priority Critical patent/JP5925008B2/ja
Publication of JP2013203412A publication Critical patent/JP2013203412A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5925008B2 publication Critical patent/JP5925008B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

【課題】端部成形ローラの外周面に、包装材料の小片や複合物が付着しない、成形ローラを備える包装充填装置を提供する。
【解決手段】包装充填装置は、上部サポートローラ6、下部サポートローラ7を備え、上部サポートローラ6が、ウェブ状包装材料1を、その両縁部で内側に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第1鼓状端部成形ローラ6aを備え、下部サポートローラ7は、両縁部で内側に湾曲するウェブ状包装材料を、その両縁部で更に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第2鼓状端部成形ローラ7aを備え、鼓状端部成形ローラ6a,7aの外周面を構成する材料が、四フッ化エチレン樹脂又は超高分子量ポリエチレンからなり、実質的に成形ローラ本体を構成し、鼓状端部成形ローラ6a,7aは、端面エッジが、各成形ローラの回転軸とズレた下方に移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ウェブ状包装材料をチューブ状に成形するために取り付けられる液体紙容器用ウェブ状包装材料の成形用ローラを有する包装充填装置に関する。
柔軟性に富んだ紙製包装材料は多年にわたって液体食品を包装するために用いられてきた。牛乳、果汁ジュース、野菜ジュース、豆乳、ワイン、清酒、焼酎、ミネラルウォーター、スープ及びその他飲料のための図5に示すような包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/プラスチック積層体に折目線が付けられたウェブ状包装材料を、その長手方向の縦線シールによりチューブ状に成形し、チューブ状に成形された包装材料内に液体食品を充填し、チューブ状包装材料を横断方向に横線シールし、枕状の包装体(一次形状容器)に成形する。
枕状の包装体を横シール部分で容器1個分ごとに切断し、最終成形工程で、折目線に沿って山折り若しくは谷折に、フィン及びフラップを折畳んで、図5に示すレンガ状の容器5が成形される。
図1に示される包装充填装置例では、ウェブ状の包装材料1は、リール状で包装充填装置に収容される。包装材料1は、少なくとも、紙基材、及び紙基材の両面にポリエチレンが積層された可撓性の積層体から成り、必要に応じて、紙基材とポリエチレンとの間にアルミニウム箔などの導電バリア層が形成され、包装容器の表面に相当する部分に模様や文字が印刷される。
包装材料1は、搬送手段によって連続的に搬送される。包装材料1は、ストリップ接合手段によって包装材料1の一方の縁部に沿ってストリップが接合される。
包装材料1は、殺菌ステーション2に送られ、殺菌される。殺菌された包装材料1が無菌室に送られる。包装材料1は、数段の成形ローラ群によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形される。
チューブ状に成形された包装材料の両縁部が重ねられ、縦シール装置3によってストリップと共に押し当てて縦シールされる。更に、充填パイプを介して供給された液体食品がチューブ状包装材料1内に充填される。
チューブ状包装材料は、下方に案内されて、横方向に横シール装置(図示せず)によって横シールされる。横シールされた包装材料は、横シール帯域でナイフなどで切断されて個々の枕状包装体4に分離される。
枕状包装体4は、最終形状成形装置(図示せず)で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器5(図5に示す)が得られる。
図1に示す装置例では、4段の成形ローラ群からなり、上から上部サポートローラ6、下部サポートローラ7、上部成形リング8及び下部成形リング9がある。(例えば、特許文献1参照)
上部サポートローラ6は、図1及び図4に示すように、平坦なウェブ状包装材料1を、その両縁部1a,1aで、内側に湾曲する形状に変形するために、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの鼓状(hourglass-shaped)端部成形ローラ6a,6aと、その他の部分を支持する鼓状(hourglass-shaped)サポート用成形ローラ6b,6bとからなる。
下部サポートローラ7は、図1及び図4に示すように、両縁部で、内側に湾曲するウェブ状包装材料を、その両縁部で更に湾曲する形状に変形するために、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの鼓状(hourglass-shaped)端部成形ローラ7a,7aと、その他の部分を支持する鼓状(hourglass-shaped)サポート用成形ローラ7bとからなる。
上部成形リング8では、図1及び図6に示すように、ウェブ状包装材料をほぼチューブ状に成形するように成形ローラ8a,8b,8c,8d,8e,8f,8gが配置され、内側の端面エッジは、成形ローラの表面に接触することがない。
図6の概略平面図に示す上部成形リングは、7つの異なる形状の成形ローラを略環状に配置して構成されている。
その略環状の外周側面によって1つの略円が形成されるように配置されている。この上部成形リングは、下部成形リングよりも上流に取り付けられ、その内部にウェブ状包装材料を貫通させることによって、ウェブ状包装材料をチューブ状に成形する。
下部成形リング9では、同時に縦シール装置3によって、両縁部の重なり部でシールされる。
通常、個々の成形リングは、その成形リングの本体が鼓状(hourglass-shaped)の形状を持ち、その本体が回転軸の周りを回転自在に配置され、本体と回転軸との間にブッシングが嵌合されている。
成形リングの外周面には、被搬送材料が接触するために、種々の材料が提案されている。例えば、紙粉等の異物が付着し難いゴム状弾性体(超高分子量ポリエチレンパウダーを含む)のロール、外周面に架橋樹脂(超高分子量ポリエチレン粉末含有)の表面層が形成されてなローラなどがある。(例えば、特許文献2及び3参照)
特開平07−329216号公報 特開2001−348793号公報 特開2006−177468号公報
成形リングの外周面に、運転中、絶えず、包装材料が接触する。特に、包装材料の端部断面には、紙層及びプラスチック層が露出し、紙粉やプラスチック屑が付着することもある。これらの紙粉とプラスチックとの複合物が長期間の接触と、チューブへの成形による応力及び押圧とにより、鼓状(hourglass-shaped)端部成形ローラの外周面の一部に集中して、紙粉とプラスチックとの小片又は複合物が付着し堆積する恐れがある。
本発明の目的は、端部成形ローラの外周面に、包装材料の小片や複合物が付着たい積しない、液体紙容器用ウェブ状包装材料の成形ローラを備える包装充填装置を提供することである。
この発明の包装充填装置は、紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層された積層体であって両縁部の端面エッジが露出したウェブ状包装材料が搬送手段によって連続的に搬送され、ストリップ接合手段によって包装材料の一方の縁部に沿ってストリップが接合され、殺菌ステーションで殺菌され、包装材料が、複数段の成形ローラ群によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形され、包装材料の両縁部が重ねられ、縦シール手段によってストリップと共に押し当てて縦シールされ、充填パイプを介して液体食品がチューブ状包装材料内に充填され、チューブ状包装材料が、下方に案内されて、横方向に横シール装置によって横シールされ、横シール帯域で切断されて個々の枕状包装体に分離され、枕状包装体が、最終形状成形装置で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器が得られる包装充填装置であって、
複数段の成形ローラ群が、少なくとも、上から上部サポートローラ、下部サポートローラ、上部成形リング及び下部成形リングからなり、
上部サポートローラが、平坦なウェブ状包装材料を、その両縁部で、内側に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第1鼓状端部成形ローラと、その他の部分を支持する第1鼓状サポート用成形ローラとからなり、下部サポートローラは、両縁部で、内側に湾曲するウェブ状包装材料を、その両縁部で更に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第2鼓状端部成形ローラと、その他の部分を支持する第2鼓状サポート用成形ローラとからなり、
上部成形リングでは、ウェブ状包装材料をほぼチューブ状に成形するように成形ローラが配置され、
下部成形リングでは、同時に縦シール装置によって、両縁部の重なり部でシールされ、
個々の成形ローラは、その成形ローラの本体が鼓状若しくは部分的鼓状の形状を持ち、その本体が回転軸の周りを回転自在に配置され、本体と回転軸との間にブッシングが嵌合され、
第1鼓状端部成形ローラ及び第2鼓状端部成形ローラの外周面を構成する材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)又は超高分子量ポリエチレン(UHPE)からなり、実質的に成形ローラ本体を構成し、
第1鼓状端部成形ローラ及び第2鼓状端部成形ローラは、ウェブ状包装材料の端面エッジが、各成形ローラの回転軸と垂直な方向からズレた下方方向に移動する、
ことを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、成形ローラ本体が、ステンレス母材に、0.2〜0.3mm厚の四フッ化エチレン樹脂が接着剤層を介して積層されている。
この発明の好ましい態様において、成形ローラ本体が、ブッシングを介して回転軸に嵌合され、超高分子量ポリエチレン(UHPE)で一体成形されている。
上記構成の本発明によれば、以下の作用機能を発揮し、有利な効果が得られる。
この包装充填装置で使用されるウェブ状包装材料は、紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層された積層体であって両縁部の端面エッジが露出する。
紙基材の断面には、その断面形成時に生じた紙微細粉やサイジング粉、それらを生じるヒビ、割れ目などが存在する。また、両面の熱可塑性樹脂は熱や機械力により小片、凹凸を生じることもある。
搬送手段は、ウェブ状包装材料を連続的に包装充填装置内で搬送する。
ストリップ接合手段が、包装材料の一方の縁部に沿ってストリップを接合し、殺菌ステーションで殺菌する。
本発明における特徴が存する複数段の成形ローラ群が、包装材料を徐々にチューブ状の形状に下方に垂直方向に成形する。
包装材料をチューブ状に成形することによって、被充填の液体製品を充填包装可能にする。
包装材料の両縁部を重ね、縦シール手段によってストリップと共に押し当てて縦シールする。縦シールされたチューブは、包装材料の両縁部から被充填の液体が漏れることがない。
充填パイプを介して液体食品をチューブ状包装材料内に流し込み充填する。
チューブ状包装材料を、下方に案内し、横方向に横シール装置が横シールする。横シールは液体食品の液面下でチューブ状包装材料を外から挟み強く押圧して包装材料内面の熱可塑性樹脂内層同士でシールされる。この横シールによって、充填された液体がチューブ状包装材料内から下に落下することがない。
次いで、横シール帯域で切断して個々の枕状包装体に分離し、枕状包装体を、最終形状成形装置が最終の形状に成形し、流動性食品を収容する包装容器を得る。
本発明における特徴が存する複数段の成形ローラ群が、少なくとも、上から上部サポートローラ、下部サポートローラ、上部成形リング及び下部成形リングからなる。
上部サポートローラは、両サイドの第1鼓状端部成形ローラと第1鼓状サポート用成形ローラとからなる。第1鼓状端部成形ローラは、両縁部及び端面エッジと接触し、平坦なウェブ状包装材料を、その両縁部で、内側に湾曲する形状に変形する。第1鼓状サポート用成形ローラは、その他の部分を支持する。
下部サポートローラは、第2鼓状端部成形ローラと第2鼓状サポート用成形ローラとからなる。
両サイドに配置された第2鼓状端部成形ローラは、両縁部及び端面エッジと接触する。
第2鼓状端部成形ローラは、両縁部で、内側に湾曲するウェブ状包装材料を、その両縁部で更に湾曲する形状に変形する。他方、第2鼓状サポート用成形ローラは、その他の部分を支持する。
第1、第2端部成形ローラは、端面エッジと接触するので、上述の紙微細粉やサイジング粉、それらのヒビ、割れ目など、熱可塑性樹脂の小片、凹凸と遭遇する恐れがある。
第1鼓状端部成形ローラ及び第2鼓状端部成形ローラは、ウェブ状包装材料の端面エッジが、各成形ローラの回転軸と垂直な方向からズレた下方方向に移動する。ウェブ状包装材料の搬送方向のズレによって、ウェブ状包装材料の端面エッジに応力がかかり、上述の紙微細粉の離脱、ヒビ、割れ目の拡大、熱可塑性樹脂の小片の落下の恐れが拡大する。
上部成形リングでは、複数個の成形ローラを配置し、その内周面でウェブ状包装材料をほぼチューブ状に成形する。
下部成形リングでは、複数個の成形ローラを配置し、その内周面でウェブ状包装材料を円形、チューブ状に成形する。同時に縦シール装置が、両縁部の重なり部でシールする。
この発明において、個々の成形ローラは、その成形ローラの本体が鼓状若しくは部分的鼓状の形状を持ち、その本体が回転軸の周りを回転自在に配置され、本体と回転軸との間にブッシングが嵌合されている。
この回転軸によって、個々の成形ローラが容易に回転される。また、ブッシングによって成形ローラと回転軸とが連動する。
この発明の特徴において、第1鼓状端部成形ローラ及び第2鼓状端部成形ローラの外周面を構成する材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)又は超高分子量ポリエチレン(UHPE)からなり、実質的に成形ローラ本体を構成する。
ところで、鼓状端部成形ローラは、端面エッジが、成形ローラの回転軸とズレた下方方向に移動し、包装材料の搬送方向のズレによって、ウェブ状包装材料の端面エッジに応力がかかり、上述の紙微細粉の離脱、ヒビ、割れ目の拡大、熱可塑性樹脂の小片の落下の恐れが拡大する。
端部成形ローラの四フッ化エチレン樹脂及び超高分子量ポリエチレンは、自己潤滑性、低摩擦性及び非粘着性を有するので、端部成形ローラが、端面エッジと接触し、紙微細粉やサイジング粉、それらの割れ目など、熱可塑性樹脂の小片などと遭遇しても、端部成形ローラの外周面を汚染することがない。また、鼓状端部成形ローラが、包装材料の搬送方向がズレ、端面エッジに応力がかかっても、紙微細粉の離脱、ヒビ、割れ目の拡大、熱可塑性樹脂の小片の落下もない。
上述のように、端部成形ローラの外周面に、包装材料の小片や複合物が付着たい積しない、液体紙容器用ウェブ状包装材料の成形ローラを備える包装充填装置を提供することができる。
この発明で使用することができる包装充填装置の概略図である。 この発明による第1実施例の鼓状端部成形ローラを示す断面図である。 この発明による第2実施例の鼓状端部成形ローラを示す断面図である。 この発明で使用することができる上部サポートローラ及び下部サポートローラの斜視図である。 この発明で使用することができるレンガ状包装容器を示す斜視図である。。 この発明で使用することができる上部成形リングの部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示される包装充填装置例によって、この形態を説明する。この装置例では、ウェブ状の包装材料1は、リール状で包装充填装置に収容される。包装材料1は、紙基材、及び該紙基材の両面にポリエチレン樹脂が積層された可撓性の積層体から成り、紙基材とフィルムとの間にアルミニウム箔などの導電層が形成され、包装容器の表面に相当する部分にあらかじめ外装用の印刷が施される。
ウェブ状包装材料は、紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層された積層体であって両縁部の端面エッジが露出する。紙基材の断面には、その断面形成時に生じた紙微細粉やサイジング粉、それらを生じるヒビ、割れ目などが存在する。また、両面の熱可塑性樹脂は熱や機械力により小片、凹凸を生じることもある。
繰り出された包装材料1は、搬送手段によって連続的に搬送され、包装充填に供される。
包装材料1は、ストリップ接合手段(図示せず)に送られ、ストリップ接合手段によって包装材料1の一方の縁部に沿ってストリップが接合される。
包装材料1は、殺菌ステーション2に送られ、殺菌ステーション2において殺菌される。包装材料1は、数段の成形ローラ群によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形される。
チューブ状に成形された包装材料の両縁部が重ねられ、縦シール装置3によってストリップと共に押し当てて縦シールされる。更に、充填パイプを介して供給された液体食品がチューブ状包装材料1内に充填される。
チューブ状包装材料は、下方に案内されて、横方向に横シール装置(図示せず)によって横シールされる。横シールされた包装材料は、横シール帯域でナイフなどで切断されて個々の枕状包装体4に分離される。
枕状包装体4は、最終形状成形装置(図示せず)で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器5(図5に示す)が得られる。
実施例において、図1に示すように、4段の成形ローラ群が、上から上部サポートローラ6、下部サポートローラ7、上部成形リング8及び下部成形リング9からなる。
上部サポートローラ6は、図4に示すように、両サイドの第1鼓状端部成形ローラ6a,6aと第1鼓状サポート用成形ローラ6b,6bとからなる。第1鼓状端部成形ローラ6aは、両縁部1a,1b及び端面エッジと接触し、平坦なウェブ状包装材料1を、その両縁部1a,1bで、内側に湾曲する形状に変形する。第1鼓状サポート用成形ローラ6b,6bは、その他の部分を支持する。
下部サポートローラは、図4に示すように、第2鼓状端部成形ローラ7a,7aと第2鼓状サポート用成形ローラ7bとからなる。
両サイドに配置された第2鼓状端部成形ローラ7a,7aは、両縁部1a,1b及び端面エッジと接触する。
第2鼓状端部成形ローラ7a,7aは、両縁部1a,1bで、内側に湾曲するウェブ状包装材料1を、その両縁部1a,1bで更に湾曲する形状に変形する。他方、第2鼓状サポート用成形ローラ7bは、その他の部分を支持する。
第1、第2端部成形ローラ6a,7bは、端面エッジと接触するので、紙粉やサイジング粉、それらのヒビなど、熱可塑性樹脂の小片、凹凸と遭遇する恐れがある。
また、第1鼓状端部成形ローラ6a及び第2鼓状端部成形ローラ7aは、包装材料1の端面エッジが、成形ローラ7a,6aの回転軸と垂直な方向からズレた下方方向に移動する。このズレによって、ウェブ状包装材料の端面エッジに応力がかかり、紙粉の離脱、割れ目の拡大、熱可塑性樹脂の小片の落下の恐れが拡大する。
上部成形リングで8は、図6に示すように、7個の成形ローラ8a,8b,8c,8d,8e,8f,8gを配置し、その内周面でウェブ状包装材料をほぼチューブ状に成形する。
下部成形リング9では、複数個の成形ローラを配置し、その内周面でウェブ状包装材料を円形、チューブ状に成形する。同時に縦シール装置が、両縁部の重なり部でシールする。
この実施例において、図2、図3、図4に示すように、個々の成形ローラは、その成形ローラの本体が鼓状若しくは部分的鼓状の形状を持ち、その本体が回転軸Aの周りを回転自在に配置され、本体と回転軸との間にブッシングBが嵌合されている。
この回転軸Aによって、個々の成形ローラが容易に回転される。また、ブッシングBによって成形ローラと回転軸とが連動する。
この実施例において、第1鼓状端部成形ローラ及び第2鼓状端部成形ローラの外周面を構成する材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)又は超高分子量ポリエチレン(UHPE)からなり、実質的に成形ローラ本体を構成する。
端部成形ローラの四フッ化エチレン樹脂及び超高分子量ポリエチレンは、自己潤滑性、低摩擦性及び非粘着性を有するので、端部成形ローラが、端面エッジと接触し、紙微細粉やサイジング粉、それらの割れ目など、熱可塑性樹脂の小片などと遭遇しても、端部成形ローラの外周面を汚染することがない。また、鼓状端部成形ローラが、包装材料の搬送方向がズレ、端面エッジに応力がかかっても、紙微細粉の離脱、ヒビ、割れ目の拡大、熱可塑性樹脂の小片の落下もない。
この発明による第1の実施例において、図2に示すように、成形ローラ7a,6aは、その本体が、ステンレス母材7d,6dに、0.2〜0.3mm厚の四フッ化エチレン樹脂7c,6cが接着剤層7e,6eを介して積層されている。
この発明による第2の実施例において、図3に示すように、成形ローラ7a,6aは、その本体7f,6fが、ブッシングBを介して回転軸Aに嵌合され、超高分子量ポリエチレンで一体成形されている。
上述のように、包装充填装置は、端部成形ローラの外周面に、包装材料の小片や複合物が付着たい積しない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明は、液体食品の包装充填の製造に適用することができる。
1 ウェブ状包装材料
6 上部サポートローラ
7 下部サポートローラ
7a,6a 鼓状端部成形ローラ
7b,6b 鼓状サポート用成形ローラ
8 上部成形リング
9 下部成形リング
A 回転軸
B ブッシング

Claims (3)

  1. 紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層された積層体であって両縁部の端面エッジが露出したウェブ状包装材料が搬送手段によって連続的に搬送され、ストリップ接合手段によって該包装材料の一方の縁部に沿ってストリップが接合され、殺菌ステーションで殺菌され、該包装材料が、複数段の成形ローラ群によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形され、該包装材料の両縁部が重ねられ、縦シール手段によって該ストリップと共に押し当てて縦シールされ、充填パイプを介して液体食品が該チューブ状包装材料内に充填され、該チューブ状包装材料が、下方に案内されて、横方向に横シール装置によって横シールされ、横シール帯域で切断されて個々の枕状包装体に分離され、該枕状包装体が、最終形状成形装置で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器が得られる包装充填装置であって、
    複数段の該成形ローラ群が、少なくとも、上から上部サポートローラ、下部サポートローラ、上部成形リング及び下部成形リングからなり、
    該上部サポートローラが、平坦な該ウェブ状包装材料を、その両縁部で、内側に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第1鼓状端部成形ローラと、その他の部分を支持する第1鼓状サポート用成形ローラとからなり、該下部サポートローラは、両縁部で、内側に湾曲する該ウェブ状包装材料を、その両縁部で更に湾曲する形状に変形するように、両縁部及び端面エッジと接触する両サイドの第2鼓状端部成形ローラと、その他の部分を支持する第2鼓状サポート用成形ローラとからなり、
    該上部成形リングでは、該ウェブ状包装材料をほぼチューブ状に成形するように成形ローラが配置され、
    該下部成形リングでは、同時に該縦シール装置によって、該両縁部の重なり部でシールされ、
    個々の該成形ローラは、該成形ローラの本体が鼓状若しくは部分的鼓状の形状を持ち、該本体が回転軸の周りを回転自在に配置され、該本体と該回転軸との間にブッシングが嵌合され、
    該第1鼓状端部成形ローラ及び該第2鼓状端部成形ローラの外周面を構成する材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)又は超高分子量ポリエチレン(UHPE)からなり、実質的に成形ローラ本体を構成し、
    該第1鼓状端部成形ローラ及び該第2鼓状端部成形ローラは、該ウェブ状包装材料の端面エッジが、各成形ローラの該回転軸と垂直な方向からズレた下方方向に移動する、
    ことを特徴とする包装充填装置。
  2. 該成形ローラ本体が、ステンレス母材に、0.2〜0.3mm厚の四フッ化エチレン樹脂が接着剤層を介して積層されている、請求項1記載の包装充填装置。
  3. 該成形ローラ本体が、該ブッシングを介して該回転軸に嵌合され、超高分子量ポリエチレン(UHPE)で一体成形されている、請求項1記載の包装充填装置。
JP2012072421A 2012-03-27 2012-03-27 包装充填装置 Active JP5925008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072421A JP5925008B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 包装充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072421A JP5925008B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 包装充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013203412A true JP2013203412A (ja) 2013-10-07
JP5925008B2 JP5925008B2 (ja) 2016-05-25

Family

ID=49522947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012072421A Active JP5925008B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 包装充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5925008B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020511368A (ja) * 2017-03-23 2020-04-16 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 案内装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07329216A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Nippon Tetrapack Kk 液体収納容器用包装材料ウエブの成形用又はサポート用ローラ
JP2007269365A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nippon Paper-Pak Co Ltd 紙容器用縦シール接着機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07329216A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Nippon Tetrapack Kk 液体収納容器用包装材料ウエブの成形用又はサポート用ローラ
JP2007269365A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nippon Paper-Pak Co Ltd 紙容器用縦シール接着機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020511368A (ja) * 2017-03-23 2020-04-16 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 案内装置
JP7202295B2 (ja) 2017-03-23 2023-01-11 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 案内装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5925008B2 (ja) 2016-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5461531B2 (ja) 包装機械
RU2535256C2 (ru) Сгибающий узел для машин упаковки текучего пищевого продукта
CN103261034B (zh) 用于形成可倾倒食品的密封包装盒的折叠单元
CN101992859A (zh) 纸板打包机的最后折叠
JP5705476B2 (ja) 二重袋及びその製造方法
US3498019A (en) Method and apparatus for forming sealed packages
JP5396488B2 (ja) チューブ状のパッケージ材内に注ぎ込むことができる食品のパッケージに嵌め込まれる開口装置に圧力をかけるための加圧装置
JP2001199429A (ja) 材料が弱体化した部分を有する包装素材
JP5925008B2 (ja) 包装充填装置
US9809342B2 (en) Device and a method for improved folding of a container
TWI680080B (zh) 用於提供可撓性塑膠包裝材料之網狀物及可撓性袋包裝之方法及裝置
JP4863481B2 (ja) 包装充填装置
WO2010011168A1 (en) Means and method to provide embossments on packaging containers
JP6004771B2 (ja) 包装充填装置
JP6062446B2 (ja) 注入可能食品の封止済みパッケージを移送するための移送デバイスおよび転倒した封止済みパッケージを移送デバイスから除去する方法
JP2015024839A (ja) 包装充填装置
JP7050699B2 (ja) 加圧ユニット
JP5656450B2 (ja) 包装充填装置
JP2014156343A (ja) ガイド及びガイドの製造法
JP2012071870A (ja) 複合容器の製造方法
JP6352698B2 (ja) 包装材料及び包装充填装置
RU2575034C2 (ru) Сгибающее устройство для формования герметичных упаковок текучих пищевых продуктов
WO2024027992A1 (en) Packaging blank for forming a package and package formed from a packaging blank
JP6112651B2 (ja) 紙容器の製造方法及びストロー孔被覆装置
JP5828753B2 (ja) 包装充填装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140807

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5925008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250