JP2013181390A - インペラ、及び遠心圧縮機 - Google Patents

インペラ、及び遠心圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドの低下を防止しながら、羽根の後流損失を低減して性能向上を図ったインペラを提供する。
【解決手段】正圧面11と、負圧面12と、これら正圧面11及び負圧面12を接続する後縁部13とを有する複数の羽根4を備え、軸線回りに回転されることで軸線方向から流入する流体Fを径方向外側に向かって圧送するインペラであって、正圧面11が、軸線の径方向外側に向かうに従って回転方向Rの後方側に向かって湾曲して後縁部13に接続される後縁側正圧面21を有し、負圧面12が、径方向外側に向かうに従って回転方向Rの後方側に向かって湾曲する第一負圧面22と、この第一負圧面22に接続されて、径方向外側に向かうに従って正圧面11に向かって湾曲して後縁部13に接続された第二負圧面23とを有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、遠心圧縮機におけるインペラの羽根形状に関するものである。
遠心圧縮機は、インペラを回転させて流体を径方向へ流通させることで、遠心力によって流体の昇圧を行なうものである。近年、この遠心圧縮機の市場においては、性能を確保しながらコンパクト化が要求されている。このため、インペラのさらなる性能向上が必要となってきている。
ここで、インペラの羽根の負圧面側においては、境界層が発達することで流動損失が生じ、この流動損失がインペラの性能向上を妨げる要因の一つとなっている。
また、インペラでは通常、羽根の厚さ寸法(周方向の幅寸法)は、径方向外側に向かって徐々に減少していくが、羽根の後縁側の端部では、インペラの周方向に沿って軸方向視で略直線状に切り落とされたような形状に形成されている。従って、図8に示すように、回転方向R1に向かって回転するインペラ201における羽根204の後縁204aの下流側には、流体が剥離することで後流F1が発生し、この後流F1による損失が、インペラの性能向上を妨げる他の要因として知られていた。
このような後流損失を低減するために、特許文献1には羽根の後縁の端部において、羽根の周方向の幅寸法が下流に向かう程徐々に狭まるように形成された羽根車(インペラ)が開示されている。そしてこのような羽根の後縁形状によって、後流の剥離領域の低減を図っている。
特開2009−41373号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたインペラの羽根は、回転方向の前方側を向く正圧面(圧力面)と回転方向後方側を向く負圧面とが、共に下流に向かって狭まっている。この場合には、流体が羽根の後縁部で回転方向後方へ逃げてしまい、即ち、羽根の後縁端部における流体の絶対速度のうちの回転方向前方へ向かう成分が減少し、ヘッドの低下を招いてしまう。従って、特許文献1のインペラは、後流の剥離領域の低減によってインペラの性能向上を図ることが可能となる反面で、ヘッドの低下による性能低下のおそれがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、ヘッドの低下を防止しながら、羽根の後流損失を低減して性能向上を図ったインペラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
即ち、本発明に係るインペラは、正圧面と、負圧面と、これら正圧面及び負圧面を接続する後縁部とを有する複数の羽根を備え、軸線回りに回転されることで前記軸線方向から流入する流体を前記軸線の径方向の外側に向かって圧送するインペラであって、前記正圧面が、前記径方向の外側に向かうに従って回転方向後方側に向かって湾曲して前記後縁部に接続される後縁側正圧面を有し、前記負圧面が、前記径方向の外側に向かうに従って回転方向後方側に向かって湾曲する第一負圧面と、該第一負圧面に接続されて、前記径方向の外側に向かうに従って前記正圧面に向かって湾曲して前記後縁部に接続された第二負圧面とを有することを特徴とする。
このようなインペラによると、軸線の径方向の外側に向かって流通する流体は、羽根の正圧面によって押されて圧縮される。そして後縁側正圧面においては、極端に回転方向後方側に屈曲することなく、滑らに湾曲して後縁部に接続されているため、後縁部において流体が回転方向後方に導かれて逃げてしまうことを抑制できる。即ち、後縁部における流体の絶対速度の回転方向前方に向かう速度成分を低下させることなく、流体を流通させることが可能となる。
さらに、負圧面においては、第一負圧面と第二負圧面との接続部分から正圧面に向かって第二負圧面が湾曲している。このため、流体の負圧面からの流体の剥離を抑制することができ、後流の発生を抑えることが可能となる。
また、前記第二負圧面は、前記径方向の外側に向かうに従って、曲率半径が漸次小さくなっていてもよい。
このような形状に第二負圧面を形成することで、さらに流体の剥離を抑制して後流損失を低減でき、インペラのさらなる性能向上につながる。
さらに、前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、楕円の長軸を前記羽根の中心線方向とし、短軸を前記羽根の厚み方向として、前記楕円の略4分の1に相当する楕円弧形状に形成されていてもよい。
このような楕円弧形状に第二負圧面を形成することで、第二負圧面の径方向の外側の端部の厚さ寸法、即ち、周方向の寸法を極端に小さくすることなく、滑らかに後縁部に接続することができる。このため、羽根の強度を確保しながら確実に流体の剥離を抑制でき、後流損失の低減によってインペラのさらなる性能向上につながる。
また、前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、複数の円弧によって形成されていてもよい。
このような複数の円弧を接続して第二負圧面を形成することで、流体の流動状況に合わせて複雑な曲面を形成でき、より確実に流体の剥離を抑制して後流損失の低減でき、インペラのさらなる性能向上につながる。
さらに、前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、任意の点を結んだ曲線によって形成されていてもよい。
このような曲線によって第二負圧面を形成することで、流体の流動状況に合わせてより複雑な曲面を形成でき、確実に流体の剥離を抑制して後流損失の低減でき、インペラのさらなる性能向上につながる。
さらに、本発明に係る遠心圧縮機は、上記のインペラを備えることを特徴とする。
このような遠心圧縮機においては、後縁側正圧面によって、後縁部における流体の絶対速度の回転方向前方に向かう速度成分を低下させることなく、流体を流通させることができる。さらに、正圧面に向かって湾曲して形成された第二負圧面によって、流体の負圧面からの剥離を抑制して、後流の発生を抑えることができる。
本発明のインペラ及び遠心圧縮機によると、後縁側正圧面が変曲点を有さず、また第二負圧面が正圧面に向かって湾曲していることで、ヘッドの低下を防止しながら、羽根の後流による損失を低減でき、性能向上が可能となる。
本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の全体断面図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラの拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラを軸方向から見た図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラに関し、羽根の後縁部周辺の拡大図であって、図3のA部を示すものである。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラに関し、羽根における第二負圧面の第一の変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラに関し、羽根における第二負圧面の第二の変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機におけるインペラに関し、羽根における第二負圧面の第三の変形例を示す図である。 従来の遠心圧縮機におけるインペラに関し、羽根が切り落とし形状となっている場合の、後流発生の状況を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機100について説明する。
図1に示すように、遠心圧縮機100は、ケーシング102にジャーナル軸受103及びスラスト軸受104を介して軸支され、軸線P回りに回転可能とされた回転軸101に、軸線P方向に並んで取り付けられた複数のインペラ1(本実施形態では6個)を備えている。
この遠心圧縮機100は、回転軸101とともに回転する各インペラ1の遠心力を利用し、ケーシング102に形成された吸込口105cから供給される流体Fを、上流側の流路105aから下流側の流路105bへと段階的に流通させる。そして流通する間に、流体Fを圧縮して昇圧し、排出口105dから排出するものである。
次に、それぞれのインペラ1について説明する。
図2及び図3に示すように、インペラ1は、回転軸101とともに軸線Pを中心として回転方向Rに回転可能とされている。
また、インペラ1は、軸線P方向視で略円盤状をなすディスク3と、ディスク3に設けられた複数の羽根4と、羽根4を軸線P方向から覆うシュラウド5とを備えている。
ディスク3は、軸線P方向の一方側を向く端面が小径とされ、他方側を向く端面が大径とされて、これら二つの端面が軸線P方向の一方側から他方側に向かうに従って漸次拡径する曲面3aによって接続されることで、軸線P方向視で略円盤状をなし、全体として略傘形状をなす部材である。
また、このディスク3の径方向内側には、該ディスク3を軸線P方向に貫く貫通孔3bが形成されている。この貫通孔3bに回転軸101が挿入されて嵌合されることで、インペラ1が回転軸101に一体に固定される。
羽根4は、上記ディスク3における曲面3aから軸線P方向の一方側に立ち上がるように、軸線Pの周方向、即ち、回転方向Rに一定間隔をあけて複数(本実施形態では7個)設けられている部材である。
またこれら複数の羽根4は、それぞれディスク3の径方向内側から外側に向かうに従って、回転方向Rの後方側に向かって湾曲するように形成されている。そして、隣接する羽根4同士の間は、径方向内側から外側に向かって流体Fが流通可能なインペラ流路2とされている。
シュラウド5は、複数の羽根4を軸線P方向の一方側から覆うように、これら羽根4と一体に設けられた部材である。即ちこのシュラウド5は、軸線P方向の他方側に向かうに従って漸次拡径する略傘形状をなしている。
次に、複数の羽根4のそれぞれについて、さらに詳しく説明する。
図3及び図4に示すように、それぞれの羽根4は、回転方向Rの前方側を向く正圧面11と後方側を向く負圧面12と、これら正圧面11と負圧面12とを、径方向外側の端部、即ち後縁側の端部で接続する後縁部13と、これら正圧面11と負圧面12とを、径方向内側の端部、即ち前縁側の端部で接続する前縁部14(図2、図3参照)とを有している。
正圧面11は、その径方向外側に形成されて、径方向外側に向かうに従って回転方向Rの後方側に向かって、変曲点の存在しない状態で、滑らかに湾曲するとともに、後縁部13へ接続された後縁側正圧面21を有している。
負圧面12は、その径方向外側に形成されて、径方向外側に向かうに従って回転方向Rの後方側に向かって、変曲点の存在しない状態で、滑らかに湾曲する第一負圧面22を有している。さらに、この第一負圧面22の径方向外側に接続され、径方向外側に向かうに従って正圧面11に向かって、変曲点の存在しない状態で滑らかに湾曲するとともに、後縁部13へ接続された第二負圧面23を有している。即ち、第一負圧面22と第二負圧面23との間には、変曲点Bが設けられ、互いに湾曲方向が異なっていることとなる。
さらに、この第二負圧面23は、径方向外側に向かうに従って、曲率半径が漸次小さくなっていくように形成されている。
後縁部13は、後縁側正圧面21の径方向外側の端部と、第二負圧面23の径方向外側の端部とを接続しており、本実施形態では、後縁部13の径方向外側の端部は、正圧面11側に角のある丸みを帯びた曲線形状に形成されているが、長さが非常に短い周方向に沿う略直線の切り落とし形状であってもよい。
前縁部14は、正圧面11の径方向内側の端部と、負圧面12の径方向内側の端部とを接続している。
このような遠心圧縮機100においては、インペラ1のインペラ流路2を軸線Pの径方向外側に向かって流体Fが流通し、羽根4の正圧面11によって押圧されて圧縮される。ここで、後縁側正圧面21は、極端に回転方向Rの後方側に屈曲することなく、滑らかに湾曲して後縁部13に接続されている。このため、正圧面11によって押圧される流体Fが、後縁部13で回転方向Rの後方に導かれて逃げるように流通することを防ぐことができる。即ち、後縁部13における流体Fの絶対速度のうちの回転方向Rの前方に向かう速度成分を低下させることがない。
ここで、インペラ1のヘッドは、後縁部13におけるインペラ1の周速度と、流体Fの回転方向Rへの絶対速度と、インペラ1の効率を掛け合わせて算出される。
従って、本実施形態では後縁側正圧面21によって回転方向Rの前方に向かう速度成分を低下させることがないため、インペラ1のヘッドの低下を防止することが可能となる。
また、負圧面12においては、第一負圧面22と第二負圧面23との接続部分(変曲点B)から、正圧面11に向かって第二負圧面23が湾曲しているとともに、曲率半径が径方向外側に向かって小さくなっている。換言すれば、インペラ1の周方向に沿って、軸線P方向視で略直線形状に切り落とされる領域が従来よりも小さくなっている。このため、径方向外側で流体Fが剥離してしまうことを確実に抑制して後流の発生を抑えることができ、後流損失の低減が可能となる。
ここで、後流損失は主流の動圧に比例するため、流体Fの流量が大きくなる程、後流損失が大きくなり、インペラ1の効率低下への影響が大きくなる。即ち、逆に、大流量であればある程、後流の発生を抑止した場合にはインペラ1の効率向上につながることとなる。
本実施形態の遠心圧縮機100によると、後縁側正圧面21によって回転方向Rの前方に向かう速度成分の低下の抑制を図り、また、第二負圧面23によって流体Fの剥離を抑制できる。従って、ヘッド低下を防止するとともに、羽根4の後流損失を抑えて、インペラ1の性能向上を図ることが可能となる。
なお、第二負圧面23の曲率半径は、本実施形態では径方向外側に向かうに従って漸次小さくなるように形成されているが、必ずしもそうでなくともよく、第二負圧面23が全体として径方向外側に向かって正圧面11に向かって湾曲していればよい。
次に、第二負圧面の第一の変形例について説明する。
図5に示すように、第二負圧面33は、軸線P方向から見て、楕円Oの長軸を羽根4の中心線方向とし、また楕円Oの短軸を羽根4の厚み方向として、この楕円Oの略4分の1に相当する楕円弧形状に形成されていてもよい。この場合にも、第二負圧面33の曲率半径は径方向外側に向かうに従って、漸次小さくなっている。しかしこれに加え、楕円弧形状とすることで、第二負圧面33の回転方向Rの厚さ寸法が極端に小さくなることがなく、羽根の強度を確保しながら、後流損失の低減によってインペラ1の性能向上が可能となる。
次に、第二負圧面の第二の変形例について説明する。
図6に示すように、第二負圧面43は、軸線P方向から見て、複数の円弧を接続することで形成されていてもよい。この場合には、インペラ1の寸法、形状、流体Fの流量等で異なる流体Fの流動状況に合わせてより複雑な曲面を形成でき、さらに確実に流体Fの剥離を抑制して後流損失の低減が可能となり、インペラ1の性能向上につながる。
さらに、第二負圧面の第三の変形例について説明する。
図7に示すように、第二負圧面53は、軸線P方向から見て、複数の任意の点(図7における×印の点)を結んだ曲線によって形成されていてもよい。この場合にも、インペラ1の寸法、形状、流体Fの流量等で異なる流体Fの流動状況に合わせてより複雑な曲面を形成でき、さらに確実に流体Fの剥離を抑制して後流損失の低減が可能となり、インペラ1の性能向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、本実施形態ではシュラウド5が設けられたクローズドインペラとなっているが、シュラウド5が設けられていないオープンインペラについても、本発明を適用可能である。
1…インペラ、2…インペラ流路、3…ディスク、3a…曲面、3b…貫通孔、4…羽根、5…シュラウド、11… 正圧面、12…負圧面、13…後縁部、14…前縁部、21…後縁側正圧面、22…第一負圧面、23…第二負圧面、33…第二負圧面、43…第二負圧面、53…第二負圧面、P…軸線、F…流体、R…回転方向、B…変曲点、100…遠心圧縮機、101…回転軸、102…ケーシング、103…ジャーナル軸受、104…スラスト軸受、105a、105b…流路、F1…後流、201…インペラ、204…羽根、204a…後縁、R1…回転方向

Claims (6)

  1. 正圧面と、負圧面と、これら正圧面及び負圧面を接続する後縁部とを有する複数の羽根を備え、軸線回りに回転されることで前記軸線方向から流入する流体を前記軸線の径方向の外側に向かって圧送するインペラであって、
    前記正圧面が、前記径方向の外側に向かうに従って回転方向後方側に向かって湾曲して前記後縁部に接続される後縁側正圧面を有し、
    前記負圧面が、前記径方向の外側に向かうに従って回転方向後方側に向かって湾曲する第一負圧面と、該第一負圧面に接続されて、前記径方向の外側に向かうに従って前記正圧面に向かって湾曲して前記後縁部に接続された第二負圧面とを有することを特徴とするインペラ。
  2. 前記第二負圧面は、前記径方向の外側に向かうに従って、曲率半径が漸次小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載のインペラ。
  3. 前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、楕円の長軸を前記羽根の中心線方向とし、短軸を前記羽根の厚み方向として、前記楕円の略4分の1に相当する楕円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインペラ。
  4. 前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、複数の円弧によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインペラ。
  5. 前記第二負圧面は、前記軸線方向視で、任意の点を結んだ曲線によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインペラ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のインペラを備えることを特徴とする遠心圧縮機。
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