JP2013172830A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似連演出の態様と大当り発生との関係の固定化を抑制する。
【解決手段】ぱちんこ遊技機10のパターン記憶手段130は、単一の変動表示時間に対応する複数の擬似連続変動演出パターンを保持する。これら複数の擬似連続変動演出パターンは内包する個別変動演出の数が複数通りに設定されたものであり、各擬似連続変動演出パターンでは、個別変動演出の数が多いほど、複数回の個別変動演出終了後に実行される演出であって前記当否抽選の結果を最終的に示すための特殊演出の表示時間が短く設定されている。演出決定手段132は、複数の擬似連続変動演出パターンそれぞれの選択頻度の差を所定の許容範囲に収めるように定められた基準にしたがっていずれかの擬似連続変動演出パターンを選択する。
【選択図】図3

Description

遊技機に関し、特に演出の制御に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当りと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当りとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、キャラクタ画像や背景画像等を用いて図柄の変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行効率を高める確率変動および変動時間短縮、始動入賞口への入球容易性を高める入球容易状態へ移行したりする制御によっても遊技者の期待感を高めている。
また、遊技者の大当りに対する期待感を高める演出として擬似連続変動演出(以下、「擬似連」「擬似連演出」とも呼ぶ)がなされることがある(例えば、特許文献1参照)。擬似連演出は、1回の当否抽選の結果の表示中に外観上擬似的に複数回の図柄変動が行われているように見せる変動パターンである擬似連続変動パターン(以下、「擬似連変動パターン」とも呼ぶ)を用いた演出である。例えば擬似連演出では、標準的な1回の図柄変動が、図柄の半停止状態を挟みつつ、擬似的に複数回なされているかのように表示される。
特開2010−000109号公報
これまでの擬似連演出は、その演出内での擬似的な図柄変動の回数(以下、「擬似連回数」とも呼ぶ。)が多いほど、大当りになる可能性が高いことを示唆する演出として提供されてきた。例えば、外れの場合に擬似連回数が多い擬似連演出が表示されることはまれであり、逆に大当りの場合には擬似連回数が多い擬似連演出が表示されやすかった。その結果、擬似連回数が少ない=大当りの可能性が低い、擬似連回数が多い=大当りの可能性が高いという傾向が固定し、遊技の単調化を招くことがあった。
本願発明は上記課題に鑑みたもので、遊技機における擬似連演出の態様と当り発生との関係の固定化を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動口と、始動口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果が特別遊技への移行を示す当りとなった場合に特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、当否抽選の結果を示す図柄の変動表示を含む演出内容が表示される演出表示装置と、当否抽選の結果に応じて図柄の変動表示時間を決定する変動時間決定手段と、図柄の変動表示における変動開始から停止までの態様が定められた複数の演出パターンを保持し、図柄の所定の変動表示時間に対応する演出パターンとして、始動口への1回の入球に対応する図柄の変動表示の間に、図柄を停止させたように表示する半停止状態に一時的にすることにより図柄を擬似的に複数回変動表示させたように見せる複数回の個別変動演出を含む擬似連続変動演出パターンを保持するパターン記憶手段と、図柄の変動表示時間に応じて複数の演出パターンの中からいずれかの演出パターンを選択し、図柄の変動表示時間が所定の変動表示時間に決定された場合に擬似連続変動演出パターンを選択する演出決定手段と、演出決定手段により選択された演出パターンによる演出を実行する演出表示制御手段と、を備える。パターン記憶手段は、単一の変動表示時間に対応する複数の擬似連続変動演出パターンを保持し、複数の擬似連続変動演出パターンは内包する個別変動演出の数が複数通りに設定されたものであり、各擬似連続変動演出パターンでは、個別変動演出の数が多いほど、複数回の個別変動演出終了後に実行される演出であって当否抽選の結果を最終的に示すための特殊演出の表示時間が短く設定され、演出決定手段は、図柄の変動表示時間が所定の変動表示時間に決定された場合に、複数の擬似連続変動演出パターンそれぞれの選択頻度の差を所定の許容範囲に収めるように定められた基準にしたがっていずれかの擬似連続変動演出パターンを選択する。
なお、以上の構成要素に関する任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、擬似連演出の態様と当り発生との関係の固定化を抑制して遊技の単調化を抑制できる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 第1実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 当否判定テーブルを模式的に示す図である。 事前当否判定で参照される事前当否判定テーブルを模式的に示す図である。 図柄判定テーブルを模式的に示す図である。 事前図柄判定で参照される事前図柄判定テーブルを模式的に示す図である。 変動パターンテーブルを模式的に示す図である。 事前パターン判定で参照される事前パターン判定テーブルを模式的に示す図である。 外れ用の変動パターンテーブルを詳細に示す図である。 パターン記憶手段が保持する擬似連変動演出パターンを示す図である。 パターン記憶手段が保持する予告演出パターンを示す図である。 選択履歴記憶手段が保持する選択履歴を示す図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図14におけるS10の入賞処理を詳細に示すフローチャートである。 図15におけるS28の事前判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図14におけるS14の通常遊技制御処理の全体的な過程を示すフローチャートである。 図18は、図17におけるS250の先読み処理を詳細に示すフローチャートである。 図17におけるS252の特別図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。 図17におけるS254の装飾図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。 図20の続きの動作を示すフローチャートである。 図14におけるS16の特別遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである 図22におけるS100の開放処理を詳細に示すフローチャートである。 図22におけるS102の閉鎖処理を詳細に示すフローチャートである。 図14におけるS17の小当り遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図25におけるS160の開放処理を詳細に示すフローチャートである。 図25におけるS162の閉鎖処理を詳細に示すフローチャートである。 第2実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 パターン記憶手段が保持する擬似連変動演出パターンを示す図である。 パターン記憶手段が保持する擬似連変動演出パターンを示す図である。 擬似連変動演出パターンを選択するためのパターンテーブルを示す図である。 擬似連変動演出パターンを選択するためのパターンテーブルを示す図である。 操作促進メッセージの表示態様を模式的に示す図である。 図17におけるS254の装飾図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。 図34のS306の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。
実施の形態では、擬似連演出の態様と当り発生との関係が固定化することを抑制し、この関係をより柔軟にすることにより遊技の興趣を高めた弾球遊技機を提案する。以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。詳細は後述するが、第1実施例として、互いに擬似連回数が異なる複数種類の擬似連演出の実行頻度を平準化し、言い換えれば、複数種類の擬似連演出の実行頻度の偏りを抑制したぱちんこ遊技機を提案する。また第2実施例として、遊技者に擬似連回数を選択させて、複数種類の擬似連演出の中から遊技者の選択結果に整合する擬似連演出を実行するぱちんこ遊技機を提案する。
(第1実施例)
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等をする機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、後述する演出を制御する手段によって遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。
始動口62は、遊技球の入球が当否抽選を実行する契機となる入球口であって、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口62に設けられた拡開機構63(いわゆる電動チューリップ)を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。拡開機構63は、始動口62の開口部上部に設けられた二つの羽根部材で構成され、閉鎖時は始動口62の真上から落下する遊技球だけが入球できる程度の狭い開口幅となる。一方、拡開機構63が拡開された開放時は始動口62の開口幅が拡がることとなり、始動口62の真上だけでなくその近傍を落下する遊技球も始動口62へ誘導でき入球容易性が向上する。当否抽選は、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定する抽選であり、始動口62へ入球があるたびに実行される。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。
一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。
大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を開放させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに開始される特別遊技において「大当り」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66は、例えばアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の設置個数としては、一つだけ設置する構成に限らず、複数個の大入賞口66を設置してそれぞれを遊技状態等に応じて使い分ける構成としてもよい。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の左方に設けられた特別図柄表示装置61および遊技領域52の略中央に設けられた演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動を表示する。以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という。
特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示装置である。特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄である。特別図柄192の変動表示が停止したときの図柄態様が、あらかじめ当りと定められた図柄であった場合に、その停止図柄が表示されたタイミングが大当り発生タイミングとなる。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。本実施例における特別図柄192は、当りの図柄態様である「0」〜「9」といった数字、文字、記号、または外れの図柄態様である「−」の記号で表される。これらの数字または記号が高速で次々に入れ替わって特別図柄表示装置61へ表示されることにより、特別図柄192の図柄変動表示が実現される。なお、特別図柄192の態様は上記の数字または記号に限られず、英字などの文字であってもよいし、7セグメントLEDを構成する各セグメントの組合せで形成される一般に意味を持たない記号であってもよい。また、7セグメントLEDは、「8の字」を形成する7個のセグメントおよび「ドット」を表す1個のセグメントからなる8個のセグメントで構成されてもよい。この場合、8個のセグメントを組み合わせることにより8ビット分の数値を表現できる。さらに、特別図柄表示装置61を7セグメントLEDではないLEDドットアレーを用いて、その点灯パターンや点灯色の組合せで複数種類の特別図柄192を表現してもよい。
演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイで構成される表示装置である。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄を変動させる動画像を画面の中央領域に表示する。本実施例においては、「0」〜「9」の数字で構成される図柄を3列に表示して変動させ、最終的に停止表示される3個の図柄組合せによって当りまたは外れを示す。装飾図柄190を構成する複数図柄のそれぞれは、色彩や模様の装飾が施された数字、文字、または記号で構成されるが、これら数字、文字、記号に対して全図柄に共通する絵柄または図柄ごとに異なる絵柄を加えて一体化させる形で構成されてもよい。この絵柄は、ぱちんこ遊技機10の当該機種に設定された装飾または演出のテーマに関連するモチーフが描かれた絵柄であり、例えば人物や動物のキャラクターが描かれた絵柄であってもよい。装飾図柄190は、絵柄が一体的に含まれる図柄が変動表示される場合と、絵柄が分離して数字、文字、記号の部分のみが変動表示される場合とが、演出の展開に沿って切り替えられる構成であってもよい。装飾図柄190の変動表示の背景には、ぱちんこ遊技機10の当該機種に設定された装飾または演出のテーマに関連する演出的効果を有する動画像が図柄変動と連動して表示される。
演出表示装置60は、本実施例では液晶ディスプレイなどの高精細なドットマトリクス型表示装置で構成されるが、ドラム回転式などの機械的表示手段やLEDマトリクス式などの表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させる。ただし、特別図柄自体に演出的な役割をもたせることで装飾図柄を用いずに表現する手法を採用する場合には、特別図柄を7セグメントLEDではなく液晶ディスプレイに表示させる構成としてもよい。
作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は拡開機構63を拡開させるか否かを決定する開放抽選の契機となる。作動口68を遊技球が通過すると、開放抽選の結果を示す図柄である普通図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。したがって、開放抽選は「普通図柄抽選」とも呼ぶ。本実施例における普通図柄表示装置59は、便宜上、二つのランプで構成されるとともに、それらのうちいずれのランプが点灯しているかによって普通図柄の表示状態が表現される。例えば、第1のランプの点灯が外れを示し、第2のランプが当りを示すとき、それらが交互に点灯と消灯を繰り返すことによって普通図柄の変動表示が表現され、最終的にいずれかの点灯状態にて停止されることで普通図柄の停止図柄が表現される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右下方に設けられる。変動開始から所定時間の経過後に、普通図柄の変動表示が停止する。このとき、通常状態では例えば1/256程度の低確率にて普通図柄が当りの図柄で停止し、後述する入球容易状態では例えば250/256程度の高確率にて普通図柄が当りの図柄で停止する。普通図柄が当りの図柄で停止すると、拡開機構63が所定時間拡開される。拡開機構63の開放時間は、例えば通常状態では0.1秒間であり、入球容易状態では6秒間である。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。遊技領域52の左下部には、特別図柄保留表示装置20が設けられ、その対称位置である遊技領域52の右下部には、普通図柄表示装置59の下に普通図柄保留表示装置22が設けられている。
特別図柄保留表示装置20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。当否抽選の保留数が3個になると、遊技効率を高めるために外れの場合の図柄変動時間が通常より短縮される(以下、「短縮変動」ともいう)。同様に、当否抽選の保留数が4個になると、さらに遊技効率を高めるために外れの場合の図柄変動時間が上記3個の場合よりもさらに短縮される(以下、「超短縮変動」ともいう)。
普通図柄保留表示装置22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。
演出表示装置60の上方および下方には、それぞれ遊技効果ランプ90が設けられている。操作ボタン82は、遊技者が遊技機へ所定の指示を入力するために操作する操作入力手段であり、その操作入力の内容に応じて演出内容等に変化が加えられる。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。本実施例における操作ボタン82は一つのボタンで構成されるが、複数のボタンや十字キーなどの方向指示ボタンで構成されてもよい。可動役物140は、演出に連動して動作が制御される可動物であり、その動作によって演出的役割を果たす。例えば可動役物140は、遊技者による操作ボタン82を介した操作入力に応じて動作する。
以上のような構成においてなされる遊技の方法および制御の流れを概説する。遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当りながらその当り方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された変動表示時間の経過後に停止される。特別図柄192は、その変動開始から停止までの変動態様が定められた変動パターンにしたがって変動表示される。装飾図柄190は、その変動開始から停止までの変動態様が定められた変動演出パターンにしたがって変動表示される。変動パターンおよび変動演出パターンはそれぞれ複数種ずつ用意され、それぞれが長短様々な変動時間をもつ。変動パターンにしたがって特別図柄192が変動表示される間、同じ変動時間をもつ変動演出パターンにしたがって装飾図柄190が変動表示される。変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄192および装飾図柄190の変動が停止される。
装飾図柄190の変動表示としては、まず変動開始とともにスロットマシンのリール回転のように3列とも図柄を変動させ、変動終了タイミングへ近づいたときに一列ずつ停止させることで最終的な停止態様としての図柄組合せを表示する。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当りを示す停止態様となった場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。大当りを示す装飾図柄190の停止態様は、例えば3つの図柄の種類が一致する組合せの態様である。
変動演出パターンには、通常外れ演出パターン、リーチ外れ演出パターン、リーチ大当り演出パターンが含まれる。通常外れ演出パターンは、通常の外れの図柄組合せを表示するときの演出パターンである。リーチ外れ演出パターンは、あと一つ図柄が揃えば大当りとなる状態であるリーチ状態を経て外れの図柄組合せを表示するときの演出パターンである。リーチ大当り演出パターンは、リーチ状態を経て大当りの図柄組合せを表示するときの演出パターンである。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれ、相対的に変動時間の短いリーチパターンを「ノーマルリーチ」と称し、変動時間の長いリーチパターンを「スーパーリーチ」と称する。
特別遊技は、開始デモ時間と呼ばれる演出画面の表示によって開始される。開始デモ時間の画面表示後に大入賞口66が開放され、その開放が約30秒間続いた後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。このような大入賞口66の開放から閉鎖までが、基本的には単位遊技と呼ばれるが、1回の単位遊技の間に複数回の短時間の開放を繰り返す場合があってもよい。大入賞口66の開閉ないし単位遊技が所定の複数回数、例えば15回繰り返された後、終了デモ時間と呼ばれる演出画面の表示によって特別遊技が終了される。これに対し、当否抽選が小当りと呼ばれる結果に該当した場合は小当り遊技が実行される。小当りは、当否抽選の結果としては外れに含まれる結果である。小当り遊技は、一部の種類の特別遊技と類似の態様にて実行される単位遊技である。ただし、小当り遊技として実行される単位遊技は1回だけであり、複数回数の単位遊技が実行される特別遊技とは異なる。
特別遊技が終了した後の通常遊技においては特定遊技の一つである特別図柄192および装飾図柄190の変動時間短縮(以下、適宜「時短」という)が開始される。特別図柄192および装飾図柄190の時短は、特別図柄192および装飾図柄190の変動時間が通常状態よりも短縮される状態である。特別図柄192および装飾図柄190の変動時間は、所定の変動回数、例えば100回の変動表示がなされた後で元の変動時間に戻されるが、その変動回数に達する前に大当りが発生すれば時短も終了する。時短により特別図柄192および装飾図柄190の変動時間が短縮されるため、通常の変動時間のまま図柄変動がなされる通常状態の場合と比べて、大当りが発生するまでの時間を短縮することができ、大当りの獲得容易性を相対的に高めることができる。
特別図柄192および装飾図柄190の時短中は、特定遊技の一つである入球容易状態が実施される。入球容易状態は、普通図柄の時短、開放抽選の確率変動、拡開機構63の開放延長が実施されることにより始動口62への入球容易性が高められる状態である。普通図柄の時短は、普通図柄の変動時間が通常状態より短縮される状態である。開放抽選の確率変動は、開放抽選の当り確率を通常状態より高める状態である。拡開機構63の開放延長は、拡開機構63の開放時間を通常状態よりも長くする状態である。このように、入球容易状態においては、一定時間あたりの普通図柄の変動回数が通常状態よりも増加する可能性が高まる上、始動口62への入球容易性も増すため、始動口62への入球数が増加する可能性も高い。したがって、特別図柄192および装飾図柄190の時短および入球容易状態により、その期間中は始動口62への入球による賞球を得られる機会が増加する結果、持ち玉をほとんど減らさずに遊技し続けることが可能となる。
なお、本実施例における入球容易状態は、普通図柄の時短、開放抽選の確率変動、拡開機構63の開放延長という3つの機能を用いて始動口62への入球容易性を高める。ただし、変形例としては、これら3つの機能のうち、1つまたは2つの機能を用いて始動口62への入球容易性を高める構成としてもよい。このように3つの機能のうち一部だけを用いても始動口62への入球容易性を高めることは可能である。また、3つの機能のうち少なくともいずれかを、実施する期間と実施しない期間とで遊技状態に応じて切り替える構成としてもよい。
特別遊技が発生した場合であってそのときの当り停止図柄が特定の態様であった場合、特別遊技の終了後に特定遊技の一つである当否抽選の確率変動遊技(以下、適宜「確変」という)がさらに開始される。当否抽選の確変中は、通常の確率状態より当りの確率が高い当否抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生し得る。当否抽選の確変は次の大当りが発生するまで継続されるが、変形例として、所定の限定的な回数の図柄変動がなされたときに終了する構成であってもよい。本実施例においては、確変が開始されるときに同時に特別図柄192および装飾図柄190の時短や入球容易状態も開始されるが、変形例として時短や入球容易状態の開始を伴わない確変が実行される場合があってもよい。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140や遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。裏セット機構39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、第1実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
本実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、変動パターン決定手段115、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、開閉制御手段124を備える。本実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、図柄態様決定手段131、演出決定手段132、演出表示制御手段134、役物制御手段136、選択履歴記憶手段137、選択履歴更新手段138を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
ただし、メイン基板102とサブ基板104の間におけるデータの送受信はメイン基板102からサブ基板104への一方向であるため、そのような一方向でのデータ送受信にて全体動作が実現されるよう各構成がメイン基板102とサブ基板104に配置される。このようにメイン基板102からサブ基板104へのデータ送信の一方向性が保たれるため、サブ基板104に含まれる構成からメイン基板102に含まれる構成へはデータを送信することができず、データ送信の要求もできない。したがって、メイン基板102で生成された情報は、メイン基板102がサブ基板104へ一方的に送信しない限りサブ基板104から参照することはできない。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への入球を契機に、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112が当否抽選値として取得する値は、保留制御手段116により一時的に保留される。ただし、所定の保留上限数を超えない範囲で当否抽選値が保留される。
当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、大当り、小当り、外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた大当りの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当りの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当りであるか否かを判定する。
当否抽選手段112は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための開放抽選として抽選値を取得する。当否抽選手段112は、開放抽選の抽選値と当否結果の対応関係が定められた当否テーブルを保持し、その当否テーブルを参照して開放抽選の当否結果を決定する。通常状態においては1/256の確率で当りとなる当否テーブルを参照し、入球容易状態においては250/256の確率で当りとなる当否テーブルを参照する。普通図柄の抽選値は、保留制御手段116により一時的に保留される。ただし、保留制御手段116により保留される所定の保留上限数を超えない場合にだけ抽選値が保留される。
当否抽選手段112は、当否抽選値に基づき、特別遊技または小当り遊技へ移行するか否かを判定する当否判定と、当否抽選値が当否判定におけるいずれの抽選値範囲に該当するかの事前当否判定を実行する。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否判定テーブルと事前当否判定テーブルを保持する。なお、図柄変動を開始するにあたって実行する当否判定を、特に事前当否判定と区別するために、適宜「本判定としての当否判定」とも呼ぶ。
図4は、当否判定テーブルを模式的に示す図である。本図の当否判定テーブルには、大当り、小当り、外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられたそれぞれの範囲設定に応じて大当り当否確率や小当りの当否確率が定まる。当否抽選手段112は、本判定としての当否判定において本図の当否判定テーブルを参照する。当否抽選手段112による当否抽選においては、通常時には図4(a)の通り、当否抽選値が0〜399の範囲に該当したときのみ大当りとなる。確変時には図4(b)の通り、大当りの範囲が拡大され、当否抽選値が0〜399の範囲に該当する場合だけでなく、400〜2999の範囲に該当する場合にも大当りとなる。このように、大当りに該当する範囲は遊技状態に応じて変化する。大当りに該当した場合、15R大当りと2R大当りのいずれとなるか、および、確変を伴うか否かは、特別図柄の停止図柄に応じて別途決定される。なお、本図では単一の当否判定テーブルによって通常時と確変時の双方の大当り範囲を示したが、当否判定テーブルは通常時用と確変時用とで別個に用意してもよい。
本実施例においては、当否抽選値が大当り範囲に該当しない、いわゆる外れとなった場合であっても、所定の範囲に該当した場合には小当りとなる。本図の例では、当否抽選手段112が取得する当否抽選値が65000〜65535の範囲に該当した場合に小当りとなる。このように、大当りに該当しなかった場合、本来はすべて「外れ」であるが、本図の例では大当りに該当しなかった場合のうち小当りにも該当しなかった場合の当否抽選値範囲を特に「外れ」と表現している。なお、本図では大当りか否かの判定テーブルと小当りか否かの判定テーブルとを単一の当否判定テーブルの形で実現する例を示したが、それぞれを別個のテーブルとして実現してもよい。
図3に戻り、当否抽選手段112による判定結果は、特別図柄表示装置61において特別図柄のかたちで変動表示される。また、当否抽選手段112による判定結果を演出的に示す装飾図柄が演出表示装置60において変動表示される。当否抽選手段112は、図柄変動を開始するタイミングにおいて、その図柄変動に対応する抽選の結果を図柄変動の制御コマンドとともに図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信する。
当否抽選手段112は、始動口62への入球タイミングにおいては、事前判定処理として抽選値が当否判定におけるいずれの抽選値範囲に該当するかの事前当否判定を実行し、その判定結果を抽選結果として図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信する。事前判定処理の結果は一時的に保存された後、その抽選に対応する図柄変動表示が直ちに開始されるか否かにかかわらず図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信される。そのため、サブ基板104の側にとっては図柄変動開始の順番が巡ってくる前にあらかじめ当否結果を推測的に認識できる、いわゆる「先読み」と呼ばれる処理が実現される。先読みの処理としては、後述するように当否判定、図柄判定、パターン判定の判定結果のすべての情報をサブ基板104に送信して先読み処理として使用する構成としてもよい。または、サブ基板104が、受信した情報のうち一つまたは二つの判定結果のみを使用する構成としてもよい。その他、確変や時短、入球容易状態などの遊技状態に応じて、受信した情報の使用有無や使用する情報の種類を決定してもよい。また、メイン基板102での処理として、遊技の状態に応じて、事前判定の可否、事前判定結果送信の有無、事前判定または事前判定結果送信を行なう情報の種類を適宜設定してもよい。
図5は、事前当否判定で参照される事前当否判定テーブルを模式的に示す図である。当否抽選手段112は、この事前当否判定テーブルを参照し、当否抽選値が「0〜399」の場合は大当りを示す「1」の値を判定結果としての当否範囲に設定する。当否抽選値が「400〜2999」の場合は通常状態であれば外れであるが確変状態であれば大当りであることを示す「2」の値を判定結果としての当否範囲に設定する。当否抽選値が「3000〜64999」の場合は外れを示す「3」の値を判定結果としての当否範囲に設定する。当否抽選値が「65000〜65535」の場合は小当りを示す「4」の値を判定結果としての当否範囲に設定する。当否抽選手段112は、以上のように当否範囲を設定するたびにその値を保留の個数とともに図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信する。なお、変形例として、当否抽選値の範囲と判定結果の対応関係として、一つの当否抽選値の範囲に複数の判定結果が対応付けられる関係が定義されてもよい。この場合、実際の当否結果とは異なる判定結果となる可能性があるが、必ずしも実際の当否結果とは一致しない不正確な判定結果を意図的に設定することがある対応関係としてもよい。
図3に戻り、図柄決定手段114は、別途取得する図柄抽選値と当否判定の結果に基づいて、図柄の変動開始にあたってその停止図柄を決定するとともに、図柄抽選値がいずれの図柄範囲に該当するかの事前図柄判定を実行する。図柄決定手段114は、特別図柄の停止図柄を決定するために参照する複数の図柄判定テーブルと事前図柄判定テーブルを保持する。図柄決定手段114は、当否判定結果に応じて異なる図柄判定テーブルを参照する。なお、図柄変動を開始するにあたって実行する図柄判定を、特に事前図柄判定と区別するために、適宜「本判定としての図柄判定」とも呼ぶ。
図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を、当否抽選手段112による開放抽選の結果に応じて決定する。図柄決定手段114は、開放抽選の結果を普通図柄のかたちで普通図柄表示装置59に変動表示させるために、開放抽選の結果に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。決定された停止図柄が所定の図柄となった場合に普通図柄が当りに該当したと判定され、その停止図柄にて普通図柄の変動表示が停止された後に開閉制御手段124が始動口62の拡開機構63を所定時間拡開する。
図柄決定手段114は、決定した停止図柄を示すデータをメイン表示制御手段118、図柄態様決定手段131、演出決定手段132へ送出する。
図6は、図柄判定テーブルを模式的に示す図である。図6(a)は当否判定結果が大当りであった場合に参照するテーブルであり、図6(b)は当否判定結果が外れであった場合に参照するテーブルであり、図6(c)は当否判定結果が小当りであった場合に参照するテーブルである。図柄決定手段114は、本判定としての図柄判定において本図の図柄判定テーブルを参照する。各図柄判定テーブルには、「0」〜「9」の数字および「−」の記号で表される特別図柄と図柄抽選値との対応関係が定められている。特別図柄の種類はそれぞれ大当り、小当り、外れの当否判定結果と対応付けられており、奇数の数字が大当りに対応し、偶数の数字が小当りに対応し、「−」の記号が外れに対応する。
図6(a)に示す通り、特別図柄「0」〜「9」のうち奇数の数字である特別図柄「1」「3」「5」「7」「9」が大当りに対応付けられている。そのうち、特別図柄「7」は確変を伴う15R大当りを示し、図柄抽選値の範囲「0〜99」に対応付けられる。特別図柄「3」は確変を伴う2R大当りを示し、図柄抽選値の範囲「100〜149」に対応付けられる。特別図柄「1」「5」「9」は確変を伴わない15R大当りを示し、図柄抽選値の範囲「150〜189」に特別図柄「1」が対応付けられ、「190〜229」に特別図柄「5」が対応付けられ、「230〜255」に特別図柄「9」が対応付けられる。
図6(b)に示す通り、特別図柄「−」は当否判定結果が外れの場合における全範囲の図柄抽選値に対応付けられている。
図6(c)に示す通り、特別図柄「0」〜「9」のうち偶数の数字である特別図柄「0」「2」「4」「6」「8」が小当りに対応付けられている。特別図柄「0」は図柄抽選値の範囲「0〜49」に対応付けられ、特別図柄「2」は図柄抽選値の範囲「50〜99」に対応付けられる。特別図柄「4」は図柄抽選値の範囲「100〜149」に対応付けられ、特別図柄「6」は図柄抽選値の範囲「150〜199」に対応付けられ、特別図柄「8」は図柄抽選値の範囲「200〜255」に対応付けられる。
図7は、事前図柄判定で参照される事前図柄判定テーブルを模式的に示す図である。図柄決定手段114は当否抽選値が大当りに該当する場合にこの事前図柄判定テーブルを参照する。図柄抽選値が「0〜99」の場合はその旨を示す「1」の値を判定結果としての図柄範囲に設定し、図柄抽選値が「100〜149」の場合はその旨を示す「2」の値を判定結果としての図柄範囲に設定する。図柄抽選値が「150〜255」の場合はその旨を示す「3」の値を判定結果としての図柄範囲に設定する。図柄決定手段114は、以上のように図柄範囲を設定するたびにその値を保留の個数とともに図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信する。なお、当否抽選値が外れまたは小当りに該当する場合は本図のテーブルは参照せず、外れまたは小当りを示す値として例えば「4」の値を図柄範囲に設定してもよい。または、当否抽選値が外れまたは小当りに該当する場合でも本図のテーブルにより図柄範囲を設定し、のちにサブ基板104側で当否範囲の設定に基づいて判定結果を参酌すべきか判定してもよい。または、何も設定しないこととしてもよい。
図3に戻り、変動パターン決定手段115は、特別図柄表示装置61および演出表示装置60に表示させる図柄変動の表示過程が定められた変動パターンを、別途取得するパターン抽選値に基づいて複数の変動パターンの中から決定してメイン表示制御手段118へ送る。変動パターン決定手段115は、図柄変動を開始する際に変動パターンテーブルを参照してその図柄変動の変動パターンを決定する。また、変動パターン決定手段115は、パターン抽選値がいずれの変動パターン範囲に該当するかの事前パターン判定を実行する。変動パターン決定手段115は、変動パターンを決定するために参照する変動パターンテーブルと事前パターン判定テーブルを保持する。変動パターンには、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動時間が定められており、その種類によって長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。したがって、変動パターン決定手段115は、当否抽選の結果に応じた図柄変動の表示時間(言い換えれば演出表示装置60における演出表示時間)を決定するとも言える。なお、図柄変動を開始するにあたって実行する変動パターン判定を、特に事前パターン判定と区別するために、適宜「本判定としての変動パターン判定」とも呼ぶ。
図8は、変動パターンテーブルを模式的に示す図である。変動パターン決定手段115は、本判定としての変動パターン判定において本図の変動パターンテーブルを参照する。変動パターン決定手段115は、当否判定結果が外れのときは図8(a)に示される外れ用の変動パターンテーブルを参照する。当否判定結果が15R大当りのときは図8(b)に示される15R大当り用の変動パターンテーブルを参照する。当否判定結果が2R大当りまたは小当りのときは図8(c)に示される2R大当りおよび小当り用の変動パターンテーブルを参照する。
図8(a)においては、パターン抽選値0〜2には「スーパー1」というスーパーリーチが対応付けられ、パターン抽選値3〜5には「スーパー2」というスーパーリーチが対応付けられている。パターン抽選値6〜13には「擬似連長」という相対的に長時間(例えば2分)に亘り実行される擬似連演出用の擬似連変動パターンが対応づけられている。擬似連変動パターン「擬似連長」は、擬似連演出を相対的に長時間に亘り実行するための時間枠を確保するための変動パターンであり、擬似連演出とともになされる図柄変動を相対的に長時間に亘り実行することを示す変動パターンであると言える。パターン抽選値14〜21には「擬似連短」という相対的に短時間(例えば1分)実行される擬似連演出用の擬似連変動パターンが対応づけられている。擬似連変動パターン「擬似連短」は、擬似連演出を相対的に短時間実行するための時間枠を確保するための変動パターンであり、擬似連演出とともになされる図柄変動を相対的に短時間実行することを示す変動パターンであると言える。
パターン抽選値22〜255には「ノーマル1」「ノーマル2」「リーチなし」のいずれかの変動パターンが対応付けられている。このように、当否判定結果が外れの場合、スーパーリーチ、擬似連、ノーマルリーチ、リーチなしのいずれも選択される可能性がある。なお、外れ用の変動パターンテーブルにおいて、特に「リーチなし」の変動パターンを選択するとき、時短状態においては通常状態よりもさらに変動時間が概ね短い変動パターンが選択されるよう異なるテーブルを参照する。また、外れ用の変動パターンテーブルは保留数ごとに参照すべき欄が異なるように規定されるが、通常状態を例とするその詳細は後述する図10において説明する。
図8(b)においては、パターン抽選値0〜40には「スーパー1」のスーパーリーチが対応付けられ、パターン抽選値41〜80には「スーパー2」のスーパーリーチが対応付けられている。パターン抽選値81〜160には「擬似連長」の擬似連変動パターンが対応づけられ、パターン抽選値161〜240には「擬似連短」の擬似連変動パターンが対応づけられている。パターン抽選値241〜250には「ノーマル1」のリーチが対応付けられ、パターン抽選値251〜255には「ノーマル2」のリーチが対応付けられている。このように、当否判定結果が15R大当りの場合はリーチ付きの変動パターンが選択される。
図8(c)においては、パターン抽選値0〜60には「スーパー3」というスーパーリーチが対応付けられ、パターン抽選値61〜120には「擬似連長」の擬似連変動パターンが対応づけられ、パターン抽選値121〜180には「擬似連短」の擬似連変動パターンが対応づけられ、パターン抽選値181〜255には「ノーマル3」というノーマルリーチが対応付けられている。なお、図8(a)〜(c)で示す変動パターンのうち、スーパー1〜3、ノーマル1〜3、リーチなしは、擬似連変動パターンを内包しない。その一方、擬似連長および擬似連短は、スーパーリーチやノーマルリーチを内包してもよい。
図9は、事前パターン判定で参照される事前パターン判定テーブルを模式的に示す図である。変動パターン決定手段115は、当否結果が外れの場合に図9(a)のテーブルを参照し、パターン抽選値が「0〜2」の場合はその旨を示す「1」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「3〜5」の場合はその旨を示す「2」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「6〜13」の場合はその旨を示す「3」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「14〜21」の場合はその旨を示す「4」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「22〜255」の場合はその旨を示す「5」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。
変動パターン決定手段115は、当否結果が15R大当りの場合に図9(b)のテーブルを参照し、パターン抽選値が「0〜40」の場合はその旨を示す「6」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「41〜80」の場合はその旨を示す「7」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「81〜160」の場合はその旨を示す「8」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「161〜240」の場合はその旨を示す「9」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「241〜250」の場合はその旨を示す「10」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「251〜255」の場合はその旨を示す「11」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。
変動パターン決定手段115は、当否結果が2R大当りまたは小当りの場合に図9(c)のテーブルを参照し、パターン抽選値が「0〜60」の場合はその旨を示す「12」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「61〜120」の場合はその旨を示す「13」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「121〜180」の場合はその旨を示す「14」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。パターン抽選値が「181〜255」の場合はその旨を示す「15」の値を判定結果としてのパターン範囲に設定する。変動パターン決定手段115は、以上のようにパターン範囲を設定するたびにその値を保留の個数とともに図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信する。
図10は、外れ用の変動パターンテーブルを詳細に示す図である。本図の変動パターンテーブル210においては、保留数ごとにそれぞれ変動パターンに対応付けられたパターン抽選値の範囲が異なる。具体的には、保留数が少ないほど変動時間が相対的に長い変動パターンに割り当てられたパターン抽選値の範囲が広くされており、それら変動時間の長い変動パターンが選択される確率を高めている。そのため、保留制御手段116による保留数が少ないほど平均的な変動時間が長くなる。したがって、保留制御手段116による保留数が所定数、例えば1〜2個より少なくなった場合に、変動時間の長い変動パターンの選択確率が通常より高くなり、変動時間が比較的長くなりやすい。
第1欄212には、保留制御手段116による当否抽選の結果保留数が1の場合のパターン抽選値範囲と変動パターンとの対応関係が示される。同様に、第2欄214、第3欄216、第4欄218に、保留制御手段116による当否抽選の結果保留数がそれぞれ2、3、4の場合のパターン抽選値範囲と変動パターンとの対応関係が示される。すなわち、第1欄212、第2欄214、第3欄216、第4欄218が保留数ごとの変動パターンテーブルを示すと考えることができる。本図では、外れのときに選択され得る複数の変動パターンを変動時間別に5種類に分類した例を説明するが、実際にはそれらの分類ごとに複数の変動演出パターンが用意されており、全体で数十種類の変動演出パターンがその分類ごとの抽選値範囲に対応付けられていることに等しい。なお、本図の第2欄214、第3欄216、第4欄218の各パターン抽選値範囲の割合と第1欄212におけるパターン抽選値範囲の割合を比較するために、第1欄212のパターン抽選値範囲の割合を示す破線を第2欄214、第3欄216、第4欄218に描いている。
第1範囲222には、抽選値が0から10までのパターン抽選値に該当する場合の変動パターンとして、第1欄212、第2欄214、第3欄216、第4欄218のいずれにも「スーパー1」というスーパーリーチの変動パターンが対応付けられる。第2範囲224には、抽選値が11から20までのパターン抽選値に該当する場合の変動パターンとして、第1欄212、第2欄214、第3欄216、第4欄218のいずれにも「スーパー2」というスーパーリーチの変動パターンが対応付けられる。このように、抽選値が0から10までのパターン抽選値と抽選値が11から20までのパターン抽選値の場合には、保留数にかかわらず同じ変動時間の変動パターンが選択される。
第3範囲226には、抽選値が21から255までのパターン抽選値に該当する場合の変動パターンとして、第1欄212、第2欄214、第3欄216、第4欄218にはそれぞれノーマルリーチである「ノーマル1」「ノーマル2」と「リーチなし外れ」の3種類の変動パターンが対応付けられる。ただし、それぞれの変動パターンが対応付けられるパターン抽選値の範囲は保留数によって異なる。第1欄212では、「ノーマル1」「ノーマル2」「リーチなし」のそれぞれが対応付けられる抽選値範囲の大きさがそれぞれほぼ等しく、21から255をほぼ3等分した範囲が対応付けられている。これに対し、第2欄214では、「ノーマル1」「ノーマル2」のそれぞれに対応付けられる抽選値範囲の大きさが「リーチなし」に対応付けられる抽選値範囲より小さい。また、第3欄216および第4欄218では「ノーマル1」「ノーマル2」のそれぞれに対応付けられる抽選値範囲の大きさがさらに小さくなっている。
「ノーマル1」「ノーマル2」の変動時間は「リーチなし外れ」の変動時間より長くてもよく、また「リーチなし外れ」のときは時短状態のように変動時間が短縮される場合もあるため、上記の第3範囲226の設定内容に応じて平均的な変動時間が異なることとなる。保留数が0から1、2、3、4と多くなるにつれて「ノーマル1」および「ノーマル2」のパターン抽選値範囲は小さくなり、逆に「リーチなし外れ」のパターン抽選値範囲が大きくなる。したがって、保留数が多いほど平均的な変動時間は短くなり、逆に保留数が少ないほど平均的な変動時間は長くなる。このように保留数ごとにパターン抽選値範囲と変動パターンの対応関係が異なる変動パターンテーブルを用いることにより、保留数が少なくなったときに変動時間の長い変動パターンが選択されやすくなる制御を実現することができる。
第3欄216に対応付けられた「リーチなし外れ」の変動パターンは、第1欄212、第2欄214に対応付けられた「リーチなし外れ」よりも変動時間が短い、いわゆる「短縮変動」の変動パターンである。また、第4欄218に対応付けられた「リーチなし外れ」の変動パターンは、第1欄212、第2欄214に対応付けられた「リーチなし外れ」よりも変動時間が短く、第3欄216の「短縮変動」よりもさらに変動時間が短い、いわゆる「超短縮変動」の変動パターンである。
図3に戻り、変動パターン決定手段115は、普通図柄の変動表示時間を決定する。通常状態においては変動表示時間を60秒に決定し、入球容易状態においては変動表示時間を6秒に決定する。
保留制御手段116は、始動口62へ新たな入球があって新たに当否抽選が実行されるときにそれ以前の入球ないし抽選に対応する図柄変動が表示されている場合、新たな入球に基づく当否抽選の結果をその抽選に対応する図柄の変動表示開始まで保留する。本実施例では当否抽選の結果として4個を上限として当否抽選値を保留球として保持する。ここでいう当否抽選値は、当否抽選値、図柄抽選値、変動パターン抽選値を含む。保留制御手段116は、事前判定結果としての当否範囲、図柄範囲、パターン範囲の設定を保留球としてさらに保持してもよい。ただし、当否抽選値とは別の領域に事前判定の結果を保持してもよい。保留制御手段116はさらに、当否抽選手段112により取得された普図抽選値を保留球として保持する。これらの保留数がそれぞれ特別図柄保留表示装置20、普通図柄保留表示装置22の点灯数または点滅数により表される。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、変動パターン決定手段115により決定された変動パターンにしたがって特別図柄192の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、それ以前になされた当否抽選に対応する図柄の変動表示が終了していることを新たな図柄変動の開始条件とする。メイン表示制御手段118は、特別図柄192の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信する。変動開始コマンドを送信するとき、本判定として判定された当否判定結果、停止図柄、変動パターンのそれぞれを示す値を変動開始コマンドとともに演出表示制御手段134へ送信する。変動停止コマンドを送信するとき、あらためて停止図柄を示す値を変動停止コマンドとともに演出表示制御手段134へ送信する。これにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄抽選の結果を普通図柄の変動表示として普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112による当否抽選が特別遊技への移行を示す結果となった場合、特別図柄192が所定の大当り態様で停止されたときに特別遊技作動条件が成立したと判定し、大入賞口66を開放させることにより特別遊技を実行する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。特別遊技には、単位遊技を15回繰り返す15R大当りと、15R大当りより開放時間が短い単位遊技を2回だけ繰り返す2R大当りがある。15R大当りにおいては、1回の単位遊技において大入賞口66を原則として約30秒間開放させる。2R大当りにおいては、1回の単位遊技において大入賞口66を約0.5秒間だけ開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の設定ラウンド数を消化したときに特別遊技を終了させる。なお、2R大当りとなった場合においても、所定の条件を満たした場合には、15R大当りと同様の開放態様で大入賞口66を開放させてもよい。
特定遊技実行手段122は、確変状態、時短状態、および入球容易状態における通常遊技を制御する。特定遊技実行手段122は、特別遊技の終了後に遊技状態を時短状態および入球容易状態へ移行させる。一方、特別遊技の終了後に確変状態へ移行させるのは、図柄決定手段114により決定された図柄が確変への移行を伴う大当り図柄であった場合に限られる。時短状態および入球容易状態は、特別図柄192の変動表示回数が特別遊技の終了時点から数えて所定の終了条件回数、例えば100回に達するまで継続される。ただし、同時に確変状態へ移行した場合は確変状態が続く限り時短状態および入球容易状態も継続される。すなわち、次の大当りが発生するまで継続される。このように時短状態および入球容易状態の終期は遊技状態に応じて定まる。時短状態においては、特別図柄192の変動表示時間が概ね短くなるよう、変動パターン決定手段115が変動時間の短い変動パターンを選択する。ただし、通常状態においては、保留制御手段116による当否抽選結果の保留数に応じた変動パターンテーブルを参照し、保留制御手段116による保留数が少なくなるほど変動時間の長い変動パターンが出現しやすくなる。入球容易状態においては、普通図柄の時短、普通図柄の確変、拡開機構63の開放延長が実施される。一方、確変状態は、次の大当りによる特別遊技が実行されるまで継続される。確変状態の間は当否抽選手段112による当否判定結果が大当りとなる確率が高い値のまま維持される。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄190の変動において演出表示装置60に表示させる演出的な画像内容とその表示過程が定められた複数の演出パターンを保持する。演出パターンには、装飾図柄190の変動表示における変動開始から停止までの変動過程と演出過程が定められた複数の変動演出パターンと、装飾図柄の変動表示とは別に表示されて大当りへの期待度の高さを変動表示の停止前に予告的に示唆する複数の予告演出パターンとが含まれる。
演出決定手段132は、当否抽選手段112から受け取る当否抽選の結果に応じて、演出表示制御手段134によって演出表示装置60へ表示させる演出内容を決定する。演出決定手段132は、変動パターン決定手段115により決定された特別図柄の変動パターンに対応する複数の変動演出パターンデータからいずれかを選択してパターン記憶手段130から読み出し、その変動演出パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。演出決定手段132は、変動演出パターンを選択するために参照すべきパターンテーブルを保持する。
各変動演出パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。演出決定手段132は、特別図柄の変動パターンに応じて、変動時間が等しい演出画像の変動演出パターンを選択する。
図柄態様決定手段131は、装飾図柄190の停止図柄の組合せとその配置を、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターン、装飾図柄の変動演出パターンに応じて決定する。図柄態様決定手段131は、決定した停止図柄の組合せを示す情報を演出表示制御手段134へ送信する。図柄態様決定手段131は、装飾図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
装飾図柄190の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、例えば当否抽選手段112による当否判定結果が15R大当りの特別遊技への移行を示す場合には特定の組合せ、例えば「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄190として揃える数字には、特別図柄192と同じ数字が選ばれるのが好ましいが、必ずしも同じ数字でなくともよい。例えば、特別図柄192が「7」の場合は装飾図柄190が「777」となる。当否判定結果が2R大当りの場合や小当りの場合もまた特定の組合せ、例えば「357」のような所定の組合せが選択されるが、それらの特定の組合せは必ずしも3つの図柄が揃った組合せでなくてもよい。当否判定結果が大当りでも小当りでもない場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せであって、2R大当りや小当りのときに選択される特定の組合せに該当しない組合せが選択される。当否判定結果が15R大当りではない場合であって、リーチ付きの外れを示す変動パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。
予告演出パターンは、特定のキャラクタやモチーフの画像、アニメーション、映像などを一時的に画面表示させる演出パターンや、特定の音声を出力する演出パターンである。予告演出パターンによる演出は、図柄変動と並行して実行され、その図柄変動が大当り態様にて停止する期待度が高いことを予告的に示唆する。例えば、キャラクタの画像を一つだけ画面に表示させるだけの通常予告演出や、多数のキャラクタの群れを画面の一端から他端へ通過させるように表示させる群予告演出がある。また、予告演出の表示過程を複数段階に分け、表示させる段階数を可変にして段階数が多いほど大当りへの期待度が高くなるように設定されるステップアップ予告演出がさらに含まれる。
予告演出パターンには、装飾図柄190の表示態様がリーチ状態となった後のタイミングで演出が実行されて図柄の最終的な停止態様を予告するパターンと、装飾図柄190が一つも停止していないタイミングで演出が実行されてリーチ状態となることを同時に予告するパターンとがある。
演出決定手段132は、当否抽選の結果に応じて演出表示装置60に予告演出を表示させるか否かを所定の予告抽選により決定して事前演出設定をするとともに、表示させるべき予告演出パターンを決定する。演出決定手段132は、予告演出を表示させるか否かを決定するために参照すべき予告決定テーブルと、予告演出パターンの種類を選択するときに参照すべき予告種類テーブルとを保持する。予告決定テーブルは、当否抽選の結果に応じて異なる欄が参照されるように設定されており、当否抽選が当りの場合は外れの場合よりも高い確率で予告演出を表示させるよう、当否抽選の結果と予告演出を表示するか否かの対応関係が定められる。これにより、予告演出が表示されること自体で大当りへの期待度の高さを示唆することができる。
演出表示制御手段134は、当否抽選手段112による当否抽選の結果として、選択された変動演出パターンデータにしたがって演出表示装置60へ装飾図柄を含む演出画像を変動表示させる。演出表示制御手段134は、装飾図柄190の変動開始コマンドを受け取ったときに新たな図柄変動を開始させる。
演出表示制御手段134は、予告演出を表示させる旨が演出決定手段132により決定された場合、選択された予告演出パターンにしたがった予告演出を図柄変動の演出に重畳させる形で演出表示装置60へ表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。
役物制御手段136は、演出表示制御手段134から受け取る指示にしたがい、演出表示装置60における演出内容や遊技効果ランプ90の点滅過程に沿って、可動役物140を演出的に動作させる。
以下、第1実施例のぱちんこ遊技機10における特徴的な構成を説明する。
パターン記憶手段130は、変動パターン決定手段115において擬似連変動パターンが選択された場合に表示されるべき変動演出パターン(以下、「擬似連変動演出パターン」とも呼ぶ。)を保持する。パターン記憶手段130は、擬似連変動パターン「擬似連長」に対応する複数の擬似連変動演出パターンと、擬似連変動パターン「擬似連短」に対応する複数の擬似連変動演出パターンを保持し、言い換えれば、単一の図柄変動表示時間に対応する複数の擬似連変動演出パターンを保持する。
擬似連変動演出パターンは、保留制御手段116の保留数が所定の上限数未満のときに始動口62へ入球がなされて、始動口62へのその1回の入球に対応する特別図柄192の変動表示中に、装飾図柄190を停止させたように表示する半停止状態に一時的にすることにより装飾図柄190を擬似的に複数回変動表示させたように見せる複数回の個別変動演出を含む。個別変動演出は、擬似連演出において擬似的な複数回の装飾図柄190の変動表示がなされる場合の1回の装飾図柄190の変動表示に該当する。以下、擬似連変動演出パターンにおける個別変動演出終了後(第1実施例ではリーチ成立後)の演出であり、当否抽選の結果(例えば当りか外れか)を最終的に示すための演出を「擬似連後演出」と呼ぶこととする。
パターン記憶手段130は、擬似連変動演出パターンにおける図柄変動表示中に表示させるべき予告演出パターンとして、個々の個別変動演出において表示させるべき複数種類の個別変動予告演出のデータを保持する。またパターン記憶手段130は、擬似連変動演出パターンにおける図柄変動表示中に表示させるべき擬似連後演出として、複数種類のリーチ演出のデータを保持する。さらに擬似連後演出として、大当り発生の期待度や可能性がそれまでより高まったことを遊技者に示唆するための複数種類のチャンスアップ演出のデータ(例えばチャンスアップムービー)を保持する。このチャンスアップ演出は、擬似連変動演出パターンに特有の演出であり、後述するように、擬似連での個別変動演出の数に応じて擬似連後演出内に追加される演出の意味で追加演出とも言える。また、擬似連演出での個別変動演出の数が相対的に少なくても、大当りの期待度が個別変動演出の数が相対的に多い場合と同様になるよう調整するための調整演出とも言える。
図11は、パターン記憶手段130が保持する擬似連変動演出パターンを示す。同図は、擬似連変動パターン「擬似連長」に対応する4つの擬似連変動演出パターンを示している。同図の擬似連変動演出パターン1は、擬似連が1回設けられており、2つの個別変動演出(開始演出・擬似1)と、3つのチャンスアップ演出(チャンスアップムービーA〜C)を含む。擬似連変動演出パターン2は、擬似連が2回設けられており、3つの個別変動演出(開始演出・擬似1・擬似2)と、2つのチャンスアップ演出(チャンスアップムービーA,B)を含む。
擬似連変動演出パターン3は、擬似連が3回設けられており、4つの個別変動演出(開始演出・擬似1・擬似2・擬似3)と、1つのチャンスアップ演出(チャンスアップムービーA)を含む。擬似連変動演出パターン4は、擬似連が4回設けられており、5つの個別変動演出(開始演出・擬似1・擬似2・擬似3・擬似4)を含む一方、チャンスアップ演出を含まない。各擬似連変動演出パターンにおける各個別変動演出の間、すなわち開始演出・擬似1〜4の境界では、装飾図柄190の変動が半停止状態で表示される。
図11で示すように、擬似連変動演出パターンにおいて、少なくとも擬似連演出に係る各個別変動演出の実行時間と、各チャンスアップ演出の実行時間は同じ長さに設定される。例えば、擬似1の実行時間=擬似2の実行時間=擬似3の実行時間=擬似4の実行時間=チャンスアップムービーAの実行時間=チャンスアップムービーBの実行時間=チャンスアップムービーCの実行時間に設定される。
また図11で示すように、第1実施例において特定の擬似連変動パターンに対応する複数の擬似連変動演出パターンは、内包する個別変動演出の数が少ないほど、内包するチャンスアップ演出の数が多く設定される。すなわち、擬似連回数が少ないほど、擬似連後演出の実行時間が長くなるよう設定される。これにより、単一の擬似連変動パターンに対応する複数の擬似連変動演出パターンの実行時間(装飾図柄190の変動表示時間)は同一に設定される。例えば、擬似連変動パターン「擬似連長」が規定する特別図柄192の変動時間と、擬似連変動演出パターン1〜4のそれぞれが規定する装飾図柄190の変動時間は同じ長さに設定される。したがって、変動パターン決定手段115により擬似連変動パターン「擬似連長」が選択された場合、演出決定手段132は擬似連変動演出パターン1〜4のいずれを選択することもできる。
図12は、パターン記憶手段130が保持する予告演出パターンを示す。図12の(a)〜(e)は、擬似連変動演出パターンの個別変動演出で表示される予告演出と、擬似連変動演出以外の通常の変動演出パターンで表示される予告演出を示している。パターン記憶手段130は、プレイヤーの手札を所定の手順を踏んでステップアップさせていき手役の成立を目指すゲームをモチーフとして、プレイヤーの手札を複数通りに表示させる複数の予告演出パターンを保持する。例えば予告演出パターンには、ツモを繰り返してプレイヤーの手牌をテンパイヘ近づけていきアガリを目指す麻雀をモチーフとして、3シャンテンの手牌を示す絵柄の予告演出パターン〜テンパイを示す絵柄の予告演出パターンが含まれる。なお図12の(e)は、大当り発生時、すなわち擬似連変動演出パターンの最後に装飾図柄190が大当りの態様で停止するとともに表示される絵柄を示している。
図3に戻り、選択履歴記憶手段137は、複数種類の擬似連変動演出パターンのそれぞれが演出決定手段132により選択された実績、言い換えれば、複数種類の擬似連変動演出パターンのそれぞれによる擬似連演出が表示された実績を示す選択履歴を保持する。図13は、選択履歴記憶手段137が保持する選択履歴を示す。同図の選択履歴は、図11の擬似連変動演出パターン1〜4のそれぞれが選択されて表示された回数を示す情報である。
選択履歴更新手段138は、複数種類の擬似連変動演出パターンのいずれかが演出決定手段132により選択された場合、選択された事実を選択履歴記憶手段137が保持する選択履歴へ反映させるよう選択履歴を更新する。具体的には、演出決定手段132が擬似連変動演出パターン3を選択した場合、選択履歴において擬似連変動演出パターン3と対応づけられた選択回数をインクリメントする。
演出決定手段132は、複数種類の擬似連変動演出パターンのそれぞれを選択した回数の差の許容範囲を示す基準(以下、「許容基準」とも呼ぶ)を予め保持する。演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択した場合に、パターンテーブルにおいてその擬似連変動パターンに対応づけられた複数種類の擬似連変動演出パターンの中からいずれかを選択する。例えば、擬似連変動パターン「擬似連長」が選択された場合に、擬似連変動演出パターン1〜4のいずれかを選択する。その際、演出決定手段132は、選択履歴記憶手段137が保持する選択履歴を参照して、複数種類の擬似連変動演出パターンのそれぞれが選択された回数の差を許容基準に収めるように、いずれかの擬似連変動演出パターンを選択する。
本実施例において許容基準は「2」とする。演出決定手段132は、最も選択回数が多い擬似連変動演出パターンと、最も選択回数が少ない擬似連変動演出パターンとの間の、選択回数の差が3以上とならないように擬似連変動演出パターンを選択する。例えば図13に示す選択履歴である場合、演出決定手段132は、擬似連変動演出パターン1・3・4のいずれかを選択する。このように複数の擬似連変動演出パターンを選択可能な場合、演出決定手段132は、それら複数の擬似連変動演出パターンの中から抽選によりいずれかのパターンを選択してもよく、等確率でいずれかのパターンを選択してもよい。
変形例として、演出決定手段132は、最も選択回数が少ない擬似連変動演出パターンを常に選択してもよい。この場合も、複数の擬似連変動演出パターンを選択可能な場合(選択回数が最小のパターンが複数ある場合)は、演出決定手段132は、それら複数の擬似連変動演出パターンの中から抽選によりいずれかのパターンを選択してもよい。
擬似連変動演出パターンによる演出内容を説明する。ここでは、図11の擬似連変動演出パターン4による演出内容の例を、図12の予告演出を参照して説明する。例えば演出決定手段132は、個別変動演出「開始演出」で図12(a)の個別変動予告演出、個別変動演出「擬似1」で図12(b)の個別変動予告演出、個別変動演出「擬似2」で図12(c)の個別変動予告演出を選択する。また演出決定手段132は、個別変動演出「擬似3」で図12(d)の個別変動予告演出、個別変動演出「擬似4」で図12(e)の個別変動予告演出、以降リーチ演出、最終的に図柄変動が停止する終了演出として図12(f)の予告演出(当否抽選結果が大当りの場合)を選択する。
演出表示制御手段134は、擬似連変動演出パターン4で規定された順序にしたがって、演出決定手段132により選択された予告演出を演出表示装置60に順次表示させるとともに、半停止状態を含む装飾図柄190の変動を演出表示装置60に表示させる。また図12(f)の表示時には、装飾図柄190を大当りの態様で停止表示させる。
次に図11の擬似連変動演出パターン1による演出内容の第1の例を、図12の予告演出を参照して説明する。例えば演出決定手段132は、個別変動演出「開始演出」で図12(c)の個別変動予告演出、個別変動演出「擬似1」で図12(d)の個別変動予告演出、以降リーチ演出を選択する。また、「チャンスアップムービーA〜C」として、他家の相手との会話やリーチ後のツモ等を表示するムービー、最終的に図柄変動が停止する終了演出としてピンフでのアガリを示す予告演出(当否抽選結果が大当りの場合)を選択する。演出表示制御手段134は、擬似連変動演出パターン4で規定された順序にしたがって、演出決定手段132により選択された予告演出を演出表示装置60に順次表示させるとともに、半停止状態を含む装飾図柄190の変動を演出表示装置60に表示させる。
次に図11の擬似連変動演出パターン1による演出内容の第2の例を、図12の予告演出を参照して説明する。例えば演出決定手段132は、個別変動演出「開始演出」で図12(a)の個別変動予告演出、個別変動演出「擬似1」で図12(b)の個別変動予告演出をそれぞれ表示するよう予告演出を選択する。また、「チャンスアップムービーA」として図12(c)の個別変動予告演出、「チャンスアップムービーB」として図12(d)の個別変動予告演出、「チャンスアップムービーC」で図12(e)の個別変動予告演出をそれぞれ表示するよう予告演出を選択する。そして最終的に図柄変動が停止する終了演出として図12(f)の予告演出(当否抽選結果が大当りの場合)を表示するよう予告演出を選択する。
このように擬似連変動演出パターンは、麻雀をモチーフとし、プレイヤーの手牌がステップアップしていく状況を擬似連演出やチャンスアップ演出により示す。例えば、演出決定手段132は、当否抽選結果が大当りの場合はプレイヤーがアガリとなる予告演出を選択して表示させる一方、外れの場合は他家がアガリとなる予告演出を選択して表示させる。個別変動予告演出やチャンスアップ演出には、有効な牌をツモしたこと、有効でない牌をツモしたこと、より高得点の手役の成立を目指して回すこと等を示すムービーが含まれてもよい。
また既述したように、パターン記憶手段130は、麻雀をモチーフとして、アガリまでの近さ(シャンテン数)を複数通りに示す絵柄を含む複数種類の予告演出を保持する。図12で示すように、この予告演出は、ユーザの手牌が擬似連の中でアガリに近づいていき、装飾図柄190のリーチ状態を麻雀のテンパイ〜リーチで模擬し、また、大当りになった場合に麻雀の手役が成立してアガリとなることを示す演出である。言い換えれば、実行可能もしくは選択可能な個別変動演出の回数、および/または、特別遊技への移行期待度(大当りの可能性)を遊技者へ示唆する示唆演出であると言える。この示唆演出を個別変動演出において表示させることで、示唆演出の内容に応じて、実行可能もしくは選択可能な個別変動演出の回数、および/または、特別遊技への移行期待度(大当りの可能性)を遊技者へ示唆することができる。
なお図12では不図示であるが、擬似連変動演出パターンの実行時、装飾図柄190は、麻雀をモチーフとした予告演出とは別演出として、予告演出と同時並行的に変動表示される。擬似連演出における各個別変動演出終了時、すなわち装飾図柄190を半停止状態で表示する態様としては、いわゆるズレ目(例えば装飾図柄190の並びが223や556)であってもよく、いわゆる順目(例えば装飾図柄190の並びが234や567)であってもよく、装飾図柄190のうちいずれかの図柄を、擬似連を示唆もしくは報知する特殊図柄、例えば数字等の通常の装飾図柄190とは異なる図柄とする態様(例えば4△4や55×)であってもよい。
第1実施例のぱちんこ遊技機10によると、複数通りの擬似連回数を含む複数の擬似連演出の選択頻度の差を小さくし、各擬似連演出の表示頻度を平準化することができる。言い換えれば、擬似連回数が少ない=大当りの可能性が低い、擬似連回数が多い=大当りの可能性が高いという傾向が固定することを防止できる。これにより、これまでのように少ない擬似連回数の擬似連演出ばかりが表示されて、擬似連演出が単調化することを抑制できる効果、言い換えれば、少ない擬似連回数であっても大当りとなることがあり、多い擬似連回数であっても外れることがあるため、遊技者のとって意外性のある遊技を実現でき、遊技の興趣を高めることができる。
また、図柄変動表示時間が同じ複数種類の擬似連変動演出パターンを設け、各擬似連変動演出パターンを、個別変動演出の数が少ないほど、チャンスアップ演出の数が多くなるよう設定した。これにより、複数種類の擬似連変動演出パターンのそれぞれは個別変動演出の数が異なるものの、同程度の大当り発生の期待度や可能性を遊技者へ示唆する演出を提供できる。
次に先読みによる演出について説明する。本実施例の先読み演出は、将来時点で実行される擬似連変動の保留(以下、「トリガ保留」とも呼ぶ。)に至るまでの1以上の保留に係る1以上の変動における演出であり、トリガ保留で実行可能もしくは選択可能な個別変動演出の回数、および/または、特別遊技への移行期待度(すなわち大当りの可能性)を擬似連変動に亘って連続的に遊技者へ示唆する演出である。なお、トリガ保留に近づくほど、より示唆内容が明確化された示唆演出を表示させてもよい。例えば、当該変動とトリガ保留までの距離が3変動(すなわちトリガ保留の位置が先頭から3番目)のときには、擬似連演出での擬似連回数を1〜4と示唆し、当該変動とトリガ保留までの距離が2変動(すなわちトリガ保留の位置が先頭から2番目)のときには、擬似連演出での擬似連回数を1〜3と示唆し、当該変動とトリガ保留までの距離が1変動(すなわちトリガ保留の位置が先頭)のときには、擬似連演出での擬似連回数を1〜2と示唆するように、徐々に範囲を絞り込んで示唆してもよい。
本実施例の演出決定手段132は、事前判定結果として受け付けたパターン範囲が、擬似連変動パターンを示すか否か、具体的には図9のパターン範囲「3,4,8,9,13,14」に該当するか否かを判定する。該当する場合、擬似連変動の先に実施すべき図柄変動であり、変動開始コマンド(すなわち本判定結果)を受け付けた図柄変動における演出パターン(以下、「本変動演出パターン」とも呼ぶ)を、擬似連変動演出パターンでの演出内容に整合するように選択する。
具体的には、演出決定手段132は、事前判定結果が示す擬似連変動パターンに対応する擬似連変動演出パターンと、各個別変動演出で表示させる予告演出パターンとを、本変動演出パターンより先に決定する。そして、先読み演出における本変動演出パターンとして、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出(例えば開始演出)で表示される手牌におけるアガリへの近さ(いわゆるシャンテン数)に対応する手牌を表示させる予告演出を選択する。例えば、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示される手牌のシャンテン数より多いシャンテン数を示す予告演出を選択してもよい。
さらに具体的には、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示される手牌が2シャンテンの場合、本変動演出パターンとして3シャンテンの手牌を表示させる予告演出を選択してもよい。また、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出が有効牌をツモって2シャンテンを示す予告演出の場合に、本変動演出パターンとして、3シャンテンの手牌を表示させる予告演出を選択してもよい。その一方、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出がいわゆる無駄ヅモの結果、2シャンテンを示す予告演出の場合は、本変動演出パターンとして、2シャンテンの手牌を表示させる予告演出を選択してもよい。
この態様によると、擬似連演出の内容を事前に把握して、その内容と整合する演出を先の図柄変動で表示することができる。例えば、先の図柄変動と擬似連変動との間の予告演出の内容に一貫性・整合性を維持し、先の図柄変動から擬似連変動の個別演出に亘って手牌が順次ステップアップしていく状況を遊技者に提示でき、遊技の興趣を高めることができる。
以上の構成によるぱちんこ遊技機10の動作を説明する。
図14は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入球した場合の処理を実行し(S10)、通常遊技中であれば(S12のY)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、通常遊技中でなければ(S12のN)、特別遊技の制御処理(S16)や、小当り遊技の制御処理を実行し(S17)、S10の入賞処理においてセットされた賞球数により各種の入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図15は、図14におけるS10の入賞処理を詳細に示すフローチャートである。始動口62に入球があった場合(S20のY)、始動口62に対応する賞球数をセットし(S22)、保留制御手段116による保留数が4未満であるか否かを参照してさらなる保留が可能な状態であれば(S24のY)、当否抽選値を取得する(S26)。その当否抽選値に基づいて当否判定する事前判定処理を実行し(S28)、当否抽選値を保留制御手段116に保留する(S30)。S20において始動口62への入球がない場合はS22からS30までの処理をスキップする(S20のN)。S24において保留数が上限に達していてさらなる保留が不可能な場合はS26からS30までの処理をスキップする(S24のN)。
一般入賞口72に入球があった場合は(S32のY)、一般入賞口72に対応する賞球数をセットし(S34)、一般入賞口72への入球がないときはS34をスキップする(S32のN)。大入賞口66に入球があった場合は(S36のY)、大入賞口66に対応する賞球数をセットし(S38)、大入賞口66への入球がないときはS38をスキップする(S36のN)。
図16は、図15におけるS28の事前判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、事前当否判定テーブルを参照して事前当否判定を実行し(S40)、その判定結果として当否範囲を示す値を設定し(S42)、事前図柄判定テーブルを参照して事前図柄判定を実行し(S44)、その判定結果として図柄範囲を示す値を設定し(S46)、事前パターン判定テーブルを参照して事前パターン判定を実行し(S48)、その判定結果としてパターン範囲を示す値を設定する(S50)。以上のように設定された事前判定結果の値が、保留の個数とともに一時的に保存され、サブ基板104の図柄態様決定手段131および演出決定手段132へ送信される(S52)。
図17は、図14におけるS14の通常遊技制御処理の全体的な過程を示すフローチャートである。この通常遊技制御処理は、サブ基板104における先読み処理が実行され(S250)、メイン基板102における特別図柄変動処理の実行(S252)、サブ基板104における装飾図柄変動処理の実行(S254)が、繰り返し処理されることとなる。
図18は、図17におけるS250の先読み処理を詳細に示すフローチャートである。いわゆる先読みによって得られる情報に基づいてどのような演出をサブ基板104において実行するか、また事前判定結果がどのような結果の場合にその結果に応じた演出を実行するかといった基準は、ぱちんこ遊技機10における遊技性の設計に応じて種々考えられる。本実施例においては、「擬似連長」の変動パターンが選択されたことを事前判定処理の結果に基づいてあらかじめサブ基板104側でも認識し、予告演出により大当りの期待度が高いことを、擬似連演出にて示唆することとする。
サブ基板104の演出決定手段132がメイン基板102から事前判定結果を受信した場合(S260のY)、その事前判定結果に応じて事前演出設定を適宜オンにする。具体的には、演出表示制御手段134は事前判定結果とともに受信した当否範囲、パターン範囲および保留数の情報に基づいて、その時点での保留数が予告演出の実行に必要な回数以上の図柄変動が確保される保留数となっており(S264のY)、事前判定により設定されたパターン範囲の値が「3」「4」「8」「9」「13」「14」の場合、すなわち擬似連変動パターンを示すパターン範囲である場合(S266のY)、事前演出設定をオンにする(S272)。一方、パターン範囲の値がこれら以外の場合は(S266のN)、S272をスキップする。保留数が所定数に満たない場合は(S264のN)、S266からS272までの処理をスキップする。事前判定処理の結果を受信していない場合は本図のフロー全体をスキップする(S260のN)。
なお、本図の例では、事前判定により設定された当否範囲とパターン範囲に基づいて事前演出設定をオンすべきか否かを決定する。変形例としては事前判定結果として送られる当否範囲およびパターン範囲のいずれかの情報を用いて事前演出設定をオンすべきか否かを決定してもよいし、事前演出設定をオンするか否かを別途抽選で決定してもよい。本実施例では、通常時か確変時かを問わず当否判定の結果が大当りとなる値の場合、すなわち大当り確定の場合に事前演出設定をオンにする例を示したが、確変時にのみ大当りとなる場合、あるいは小当りとなる場合に事前演出設定をオンにするようにしてもよい。あるいは、15R大当りまたは2R大当りのときに、事前演出設定をオンにするようにしてもよい。
図19は、図17におけるS252の特別図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。まだ図柄変動表示が開始されていない場合(S60のN)、保留制御手段116により当否抽選値の保留がなされている場合(S70のY)、当否抽選手段112が保留制御手段116から当否抽選値を読み出してあらためて特別図柄192の当否を判定し(S72)、図柄決定手段114が特別図柄192を決定し(S74)、変動パターン決定手段115が特別図柄192の変動パターンを決定し(S76)、決定した結果とともに変動開始コマンドをサブ基板104へ送信して特別図柄192の図柄変動を開始する(S77)。保留制御手段116により抽選値の保留がなされていない場合はS72からS77までの処理をスキップする(S70のN)。
すでに図柄変動表示が開始されている場合(S60のY)、特別図柄の図柄変動表示を処理し(S78)、所定の変動時間が経過して図柄表示の停止タイミングに達したときは(S80のY)、変動停止コマンドをサブ基板104へ送信して表示中の図柄変動をあらかじめ決定された停止図柄にて停止し(S82)、本図のフローを終了する。図柄表示の停止タイミングに達していない場合はS82の処理をスキップして本図のフローを終了する(S80のN)。
図20は、図17におけるS254の装飾図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。サブ基板104の演出決定手段132がメイン基板102から変動開始コマンドを受信した場合(S280のY)、受信した特別図柄の停止図柄、変動パターン、当否判定結果に応じて装飾図柄の停止態様を決定する(S282)。ここで特別図柄の変動パターンが擬似連変動パターンに該当しなければ(S284のN)、演出決定手段132は本変動演出パターンとして、擬似連変動演出パターン以外の変動演出パターンを選択する(S294)。
その一方、特別図柄の変動パターンが擬似連変動パターンに該当し(S284のY)、事前演出設定がオンになっていた場合(S286のY)、演出決定手段132は事前演出設定をオフに戻す(S288)。事前演出設定がオフであれば(S286のN)、S288をスキップする。演出決定手段132は、選択履歴記憶手段137が保持する選択履歴を参照して、複数種類の擬似連変動演出パターンの中から、各擬似連変動演出パターンの選択頻度を平準化するように、いずれかのパターンを選択する(S290)。後述するように、擬似連変動演出パターンを事前選択済みの場合には、事前選択済みの擬似連変動演出パターンを選択する。選択履歴更新手段138は、演出決定手段132による擬似連変動演出パターンの選択結果にしたがって、選択履歴記憶手段137の選択履歴を更新する(S292)。
図21は、図20で示した動作の続きを示すフローチャートである。演出決定手段132は、事前演出設定がオンの場合(S296のY)、選択履歴記憶手段137が保持する選択履歴を参照して、複数種類の擬似連変動演出パターンの中から、各擬似連変動演出パターンの選択頻度を平準化するように、いずれかのパターンを事前選択する。そして擬似連変動演出パターンの各個別変動演出における予告演出パターンを事前選択する(S298)。演出決定手段132は、いわゆる先読み演出としての本変動演出パターンとして、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出での予告演出パターンに整合する予告演出を選択する(S300)。これにより擬似連演出に至る先読み演出として、擬似連変動演出パターンにおける個別変動演出に整合する内容の予告演出を、擬似連変動より前の図柄変動において表示させることができる。なお、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出で選択されうる予告演出パターン(個別変動予告演出)と、それらの個別変動予告演出のそれぞれに整合する予告演出との対応関係が、所定のテーブルにて予め定められていてもよい。演出決定手段132は、当該テーブルで定義された対応関係にしたがって、本変動演出パターンとして、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出での予告演出パターンに整合する予告演出を選択してもよい。事前演出設定がオフであれば(S296のN)、S298およびS300をスキップする。
その後、装飾図柄の変動表示を開始するとともに予告演出が決定されているときは予告演出を開始する(S302)。図20において、メイン基板102から変動開始コマンドを受信しなかった場合はS282からS302をスキップする(S280のN)。すでに装飾図柄の変動表示が開始済みであれば(S304のY)、その図柄変動や予告演出の表示処理を実行し(S306)、メイン基板102から変動停止コマンドを受信したときは(S308のY)、S282で決定された停止態様にて装飾図柄を停止表示させることで変動表示を停止する(S310)。変動停止コマンドをメイン基板102から受信していないときはS310をスキップし(S308のN)、変動表示が開始済みでないときはS306からS310をスキップする(S304のN)。
図22は、図14におけるS16の特別遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。当否抽選の結果が大当りであった場合(S90のY)、すでに特別遊技が開始済みであって(S92のY)、大入賞口66が開放済でなければ(S98のN)、大入賞口66の開放処理を実行する(S100)。このとき、設定された大当り演出の表示も開始する。大入賞口66が開放済みであれば(S98のY)、大入賞口66の閉鎖処理を実行する(S102)。その結果、大入賞口66が閉鎖状態になっていれば(S104のY)、S106へ移行する。閉鎖状態でなければ(S104のN)、S106以降の処理をスキップして本処理を一旦終了する。一方、S92において特別遊技が開始済みでない場合は(S92のN)、特別遊技を開始して(S94)、その開始デモ演出の表示を開始し(S96)、本処理を一旦終了する。
S106においては、特別遊技中の演出であるデモ演出中であるか否かを判定する。なお、ここでいう「デモ演出」は、開始デモ演出および終了デモ演出を含む。デモ演出中でなければ(S106のN)、後述する終了フラグを参照して特別遊技終了条件が満たされるか否かを判定し(S110)、特別遊技終了条件が満たされていれば(S110のY)、その終了フラグをオフにしたうえで(S112)、終了デモ演出の表示を開始する(S114)。特別遊技終了条件が満たされていなければ(S110のN)、本処理を一旦終了する。S106にてデモ演出中であると判定され(S106のY)、終了デモ演出が終了した場合(S116のY)、特別遊技を終了し(S118)、特定遊技、すなわち確変、時短、および入球容易状態を開始する(S120)。終了デモ演出が終了していない場合は(S116のN)、S118およびS120の処理をスキップする。大当りでない場合は(S90のN)、本図のS92以降のフローをスキップする。
図23は、図22におけるS100の開放処理を詳細に示すフローチャートである。設定された開閉パターンに基づく大入賞口66の開放タイミングとなったとき(S122のY)、開閉制御手段124は、通過フラグを一律にオフにするとともに開閉パターンの動作を設定し(S124)、大入賞口66を開放させる(S126)。また、現在の単位遊技の繰り返し回数に対応した大当り演出、または繰り返し回数が異なる回数になることに対応した大当り演出を設定して開始する。開放タイミングでないときは(S122のN)、S124およびS126の処理をスキップする。
図24は、図22におけるS102の閉鎖処理を詳細に示すフローチャートである。設定された開閉パターンに基づく大入賞口66の閉鎖タイミングとなったとき、開閉制御手段124は大入賞口66を閉鎖させる。すなわち、特別遊技中において、入球数による終了条件が満たされるか(S130のY)、入球数による終了条件が満たされなくとも(S130のN)、開放時間による終了条件が満たされれば(S132のY)、大入賞口66を閉鎖する(S134)。開放時間による終了条件も満たされなければ(S132のN)、S134以降のフローをスキップする。
なお、15R大当りにおける入球数による終了条件は大入賞口66への10球以上の入球であり、開放時間による終了条件は、大入賞口66の開放開始から開閉パターンに沿った設定時間の経過である。15R大当りの場合は、その開放開始から30秒の経過であり、2R大当りの場合は、その開放開始から0.5秒の経過である。ただし、0.5秒の開放は極めて短いため、10球以上の入球はもちろん、入球そのものが困難である。その大入賞口の開放と同時に遊技球を打ち出したとしても入球困難であるため、大入賞口66の極短開放が行われる2R大当りについては、大入賞口66の開放前にその開放を予測して遊技球を打ち出す必要がある。一方、15R大当りにおける入球数による終了条件は大入賞口への10球以上の入球であり、開放時間による終了条件は、大入賞口66の開放開始から30秒の経過である。このとき、継続上限回数に達していれば(S136のY)、終了フラグをオンにする(S138)。継続上限回数に達していなければ(S136のN)、S138の処理をスキップする。本実施例においてこの継続上限回数は15回である。入球数による終了条件および開放時間による終了条件のいずれも満たされていなければ(S130のN,S132のN)、S134以降の処理をスキップする。
図25は、図14におけるS17の小当り遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。当否抽選の結果が小当りであった場合(S150のY)、既に小当り遊技が開始済みであって(S152のY)、大入賞口66が開放済でなければ(S158のN)、大入賞口66の開放処理を実行し(S160)、開放済みであれば(S158のY)、大入賞口66の閉鎖処理を実行する(S162)。その結果、大入賞口66が閉鎖状態になっていれば(S164のY)、S166へ移行する。閉鎖状態でなければ(S164のN)、S166以降の処理をスキップして本処理を一旦終了する。一方、S152において小当り遊技が開始済みでない場合は(S152のN)、小当り遊技を開始して(S154)、2R大当りと同様の開始デモ演出の表示を開始し(S156)、本処理を一旦終了する。
S166においては、小当り遊技中の演出であるデモ演出中であるか否かを判定する。デモ演出中でなければ(S166のN)、小当り遊技終了条件が満たされたか否かを判定する。ここでは、後述する終了フラグがオンになっていれば、小当り遊技終了条件が満たされることになる。小当り遊技終了条件が満たされていれば(S170のY)、その終了フラグをオフにしたうえで(S172)、終了デモ演出の表示を開始する(S174)。小当り遊技終了条件が満たされていなければ(S170のN)、本処理を一旦終了する。S166にてデモ演出中であると判定され(S166のY)、終了デモ演出が終了した場合(S176のY)、小当り遊技を終了する(S178)。終了デモ演出が終了していない場合は(S176のN)、S178の処理をスキップする。小当りでない場合は(S150のN)、本図のS152以降のフローをスキップする。
図26は、図25におけるS160の開放処理を詳細に示すフローチャートである。設定された開閉パターンに基づく大入賞口66の開放タイミングとなったとき(S180のY)、開閉制御手段124は、開閉パターンの動作を設定し(S182)、大入賞口66の開放を開始する(S184)。開放タイミングでないときは(S180のN)、S182およびS184の処理をスキップする。
図27は、図25におけるS162の閉鎖処理を詳細に示すフローチャートである。設定された開閉パターンに基づく大入賞口66の終了タイミングとなったとき(S190のY)、終了フラグをオンにし(S192)、大入賞口66を閉鎖する(S194)。なお、この閉鎖タイミングは、大入賞口66の開放開始から0.5秒の経過したタイミングである。閉鎖タイミングでなければ(S190のN)、S192およびS194の処理をスキップする。
(第2実施例)
第2実施例では、遊技者に擬似連回数を選択させて、複数種類の擬似連演出の中から遊技者の選択結果に整合する擬似連演出を実行するぱちんこ遊技機を提案する。以下、第1実施例のぱちんこ遊技機10と重複する記載は適宜省略し、第1実施例のぱちんこ遊技機10と異なる構成と動作を主に説明する。
図28は、第2実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10は、第1実施例における選択履歴記憶手段137および選択履歴更新手段138を含まない代わりに、操作受付手段139を備える。操作受付手段139は、操作ボタン82を介して入力された遊技者の操作内容を受け付ける。詳細は後述するが、演出表示装置60に表示された操作促進メッセージに対する遊技者の選択結果、すなわち擬似連を継続させるか否かを指定するための、操作ボタン82に対する押下操作を検出する。
図29と図30は、パターン記憶手段130が保持する擬似連変動演出パターンを示す。両図は、擬似連変動パターン「擬似連長」に対応する14種類の擬似連変動演出パターンを示している。擬似連変動演出パターン1−A〜1−Eは、擬似連が1つ設けられている点で共通する。擬似連変動演出パターン1−A〜1−Dは、リーチが成立する点でも共通するが、チャンスアップ演出数が互いに異なる。擬似連変動演出パターン1−Eはリーチが成立しないまま外れとなるパターンである。擬似連変動演出パターン2−A〜2−Dは、擬似連が2つ設けられている点で共通する。擬似連変動演出パターン2−A〜2−Cは、リーチが成立する点でも共通するが、チャンスアップ演出数が互いに異なる。擬似連変動演出パターン2−Dはリーチが成立しないまま外れとなるパターンである。
擬似連変動演出パターン3−A〜3−Cは、擬似連が3つ設けられている点で共通する。擬似連変動演出パターン3−Aと3−Bは、リーチが成立する点でも共通するが、チャンスアップ演出数が互いに異なる。擬似連変動演出パターン3−Cはリーチが成立しないまま外れとなるパターンである。擬似連変動演出パターン4−Aと4−Bは、擬似連が4つ設けられている点で共通するが、擬似連変動演出パターン4−Aはリーチが成立する一方、擬似連変動演出パターン4−Bはリーチが成立しないまま外れとなる点で異なる。
第1実施例と同様に、演出表示制御手段134は、擬似連変動演出パターンにおける個別変動演出間で、装飾図柄190があたかも停止したかのように見せるよう装飾図柄190を半停止状態で表示させる。第2実施例の演出表示制御手段134は、個別変動演出の終了直前、例えば装飾図柄190を半停止状態で表示させてから個別変動演出が終了するまでの間に、擬似連演出における擬似連回数を遊技者に指定させるための操作を促すメッセージ(以下、「操作促進メッセージ」とも呼ぶ)を演出表示装置60に表示させる。すなわち、擬似連変動演出パターンで規定された個別変動演出の中で、装飾図柄190の変動演出と個別変動予告演出と操作促進メッセージとを演出表示装置60に表示させる。
第2の実施例では、「擬似連演出における擬似連回数を遊技者に指定させる」こととして、ある個別変動演出において次の個別変動演出へ移行するか、もしくは、次の個別変動演出へ移行せずに擬似連後演出へ移行するかを遊技者に選択させる。例えば遊技者は、「擬似1」の次に「擬似2」へ移行させたい場合、言い換えれば、擬似連そのものを楽しみたい場合に、操作促進メッセージに応じて操作ボタン82を押下する。その一方、「擬似1」の次に擬似連後演出へ移行させたい場合、言い換えれば、擬似連後の演出内容(例えばリーチ演出やチャンスアップ演出の推移)を楽しみたい場合は、操作ボタン82を押下しない。前者の場合、遊技者は擬似連回数として2回以上を指定したこととなり、後者の場合、遊技者は擬似連回数として1回を指定したこととなる。
演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択した場合に、パターン記憶手段130が保持する複数種類の擬似連変動演出パターンのうち、内包する個別変動演出の数が、遊技者により選択された擬似連回数に整合するパターンを選択する。この詳細な方法については後述する。
図31と図32は、擬似連変動演出パターンを選択するためのパターンテーブルを示す。演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択した場合および遊技者が擬似連回数を指定した場合に、複数の擬似連変動演出パターンの中からいずれかのパターンを選択するためにこれらのパターンテーブルを参照する。また、当否判定結果が外れの場合に図31のパターンテーブルを参照し、当否判定結果が大当りの場合に図32のパターンテーブルを参照する。
例えば図31は、当否判定結果が外れ、擬似連の指定回数が1であるとき、擬似連変動演出パターン1−A〜1−Eを、それぞれ20%の確率で選択することを示している。なお、実際には図8等と同様に抽選値の範囲が設定されてもよく、擬似連変動演出パターン1−A〜1−Eのそれぞれに対して全抽選値のうち20%を示す値範囲を割り当ててもよいことはもちろんである。演出決定手段132が、擬似連変動演出パターン1−A〜1−Dのいずれかを選択すると、擬似1終了後にリーチ演出を含む擬似連後演出へ移行する。その一方、擬似連変動演出パターン1−Eを選択すると、擬似1後にリーチが未発生のまま外れとなる擬似連後演出へ移行する。
また図31は、当否判定結果が外れ、擬似連の指定回数が2であるとき、擬似連変動演出パターン2−A〜2−Dおよび1−Eを、それぞれ20%の確率で選択することを示している。演出決定手段132が、擬似連変動演出パターン2−A〜2−Cのいずれかを選択すると、擬似2終了後にリーチ演出を含む擬似連後演出へ移行する。その一方、擬似連変動演出パターン2−Dを選択すると、擬似2後にリーチが未発生のまま外れとなる擬似連後演出へ移行する。また、擬似連変動演出パターン1−Eを選択すると、擬似2を開始することなく外れとなる。この場合、演出決定手段132は、擬似1から擬似2への移行に失敗することを示す予告演出を選択して表示させる。
ここで第2実施例における演出決定手段132の詳細な処理内容を説明する。演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択し、本判定としての当否判定結果が外れの場合に、図31のパターンテーブル(指定回数1)を参照して擬似連変動演出パターン1−A〜1−Eのいずれかを一旦選択する。その一方、本判定としての当否判定結果が大当りの場合に、図32のパターンテーブル(指定回数1)を参照して擬似連変動演出パターン1−A〜1−Dのいずれかを一旦選択する。
そして演出決定手段132は、個別変動演出「擬似1」において、演出表示制御手段134が操作促進メッセージを表示させてから、2秒等の所定期間内に操作受付手段139が操作ボタン82に対する遊技者による押下操作を受け付けたか否かを検出する。所定期間内に操作ボタン82の押下操作が受け付けられない場合は、選択済みの擬似連変動演出パターン1−A〜1−Eのいずれかによる演出を継続する。本判定としての当否判定結果が外れの場合は、80%の確率で(すなわち擬似連変動演出パターン1−A〜1−Dを選択した場合に)リーチ演出を表示させるものの最終的には外れを表示させる。本判定としての当否判定結果が大当りの場合は、100%の確率でリーチ演出を表示させて最終的に大当りを表示させることになる。
操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が外れの場合、演出決定手段132は、図31のパターンテーブル(指定回数2)を参照して擬似連変動演出パターン2−A〜1−Eのいずれかを改めて選択する。このとき20%の確率で擬似連変動演出パターン1−Eを選択した場合は、擬似2への移行に失敗したことを示す予告演出を選択して表示させる。すなわち擬似2への移行に成功する確率は80%である。操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が大当りの場合、演出決定手段132は、図32のパターンテーブル(指定回数2)を参照して擬似連変動演出パターン2−A〜2−Cのいずれかを改めて選択する。
そして演出決定手段132は、2−A〜2−Dの個別変動演出「擬似2」から演出を再開させる。演出決定手段132は、個別変動演出「擬似2」において、演出表示制御手段134が操作促進メッセージを表示させてから、2秒等の所定期間内に操作受付手段139が操作ボタン82に対する遊技者による押下操作を受け付けたか否かを検出する。所定期間内に操作ボタン82の押下操作が受け付けられない場合は、選択済みの擬似連変動演出パターン2−A〜2−Dのいずれかによる演出を継続する。本判定としての当否判定結果が外れの場合は、60%の確率で(すなわち擬似連変動演出パターン2−A〜2−Cを選択した場合に)リーチ演出を表示させるものの最終的には外れを表示させる。本判定としての当否判定結果が大当りの場合は、100%の確率でリーチ演出を表示させて最終的に大当りを表示させることになる。
操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が外れの場合、演出決定手段132は、図31のパターンテーブル(指定回数3)を参照して擬似連変動演出パターン3−A〜2−Dのいずれかを改めて選択する。このとき30%の確率で擬似連変動演出パターン2−Dを選択した場合は、擬似3への移行に失敗したことを示す予告演出を選択して表示させる。すなわち擬似3への移行に成功する確率は70%である。操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が大当りの場合、演出決定手段132は、図32のパターンテーブル(指定回数3)を参照して擬似連変動演出パターン3−Aまたは3−Bを改めて選択する。
そして演出決定手段132は、3−A〜3−Cの個別変動演出「擬似3」から演出を再開する。演出決定手段132は、個別変動演出「擬似3」において、演出表示制御手段134が操作促進メッセージを表示させてから、2秒等の所定期間内に操作受付手段139が操作ボタン82に対する遊技者による押下操作を受け付けたか否かを検出する。所定期間内に操作ボタン82の押下操作が受け付けられない場合は、選択済みの擬似連変動演出パターン3−A〜3−Cのいずれかによる演出を継続する。本判定としての当否判定結果が外れの場合は、40%の確率で(すなわち擬似連変動演出パターン3−Aまたは3−Bを選択した場合に)リーチ演出を表示させるものの最終的には外れを表示させる。本判定としての当否判定結果が大当りの場合は、100%の確率でリーチ演出を表示させて最終的に大当りを表示させることになる。
操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が外れの場合、演出決定手段132は、図31のパターンテーブル(指定回数4)を参照して擬似連変動演出パターン4−A〜3−Cのいずれかを改めて選択する。このとき40%の確率で擬似連変動演出パターン3−Cを選択した場合は、擬似4への移行に失敗したことを示す予告演出を選択して表示させる。すなわち擬似4への移行に成功する確率は60%である。操作ボタン82の押下操作が受け付けられた場合で、本判定としての当否判定結果が大当りの場合、演出決定手段132は、図32のパターンテーブル(指定回数4)を参照して擬似連変動演出パターン4−Aを改めて選択する。
図33は、操作促進メッセージの表示態様を模式的に示す。図33(a)は、個別変動演出「擬似1」において表示されるメッセージであり、「擬似2」へ移行させるか否かの選択操作を遊技者に入力させるための操作促進メッセージを示している。図33(b)は、個別変動演出「擬似2」において表示されるメッセージであり、「擬似3」へ移行させるか否かの選択操作を遊技者に入力させるための操作促進メッセージを示している。図33(c)は、個別変動演出「擬似3」において表示されるメッセージであり、「擬似4」へ移行させるか否かの選択操作を遊技者に入力させるための操作促進メッセージを示している。遊技者はこのメッセージを確認して、次の擬似連への移行にチャレンジするか、もしくは擬似連を終了して擬似連後演出(例えばリーチ演出)を表示させるかを選択することができる。
なお、パターン記憶手段130は、擬似連演出の複数段階で表示させるべき複数種類の操作促進メッセージを保持してもよい。擬似連変動演出パターンのデータには操作促進メッセージを表示させるべきタイミング(例えば演出開始から表示開始までの時間)および表示対象とする操作促進メッセージの識別情報が予め設定されてもよい。演出表示制御手段134は、擬似連変動演出パターンにしたがって擬似連演出を表示させるときに、操作促進メッセージを表示させるべきタイミングとなったことを検出すると、パターン記憶手段130から操作促進メッセージを取得して演出表示装置60に表示させてもよい。
第2実施例のぱちんこ遊技機10によると、擬似連演出での擬似連回数を遊技者が任意に選択することができる。これにより、これまでのように少ない擬似連回数の擬似連演出ばかりが表示されて、擬似連演出が単調化することを抑制できる。また、遊技者が少ない擬似連回数を選択しても大当りとなることがあり、多い擬似連回数を選択しても外れることがあるため、遊技者のこれまでの固定観念を打破する意外性のある遊技を実現でき、遊技の興趣を高めることができる。また、遊技者の指定した擬似連回数に応じてその回数に整合する擬似連変動演出パターンへ切り替えることにより、遊技者の指定内容を擬似連演出へ反映させることができる。
また、本判定としての当否判定結果が外れの場合、遊技者による擬似連回数の指定が1であればリーチ演出の表示確率は80%である一方、遊技者による擬似連回数の指定が4であればリーチ演出の表示確率は20%となる。すなわち演出決定手段132は、遊技者により指定された擬似連回数が大きいほど、リーチ演出に至らない(リーチ無しの)擬似連変動演出パターンを高確率で選択し、リーチ演出を含む(リーチ有りの)擬似連変動演出パターンを低確率で選択する。これにより、遊技者が相対的に大きな擬似連回数を指定する場合は、リーチ演出の表示頻度を低減させつつリーチ演出での大当りの発生頻度を高める。その一方、遊技者により指定された擬似連回数が小さいほど、リーチ演出に至らない擬似連変動演出パターンを低確率で選択し、リーチ演出を含む擬似連変動演出パターンを高確率で選択する。これにより、遊技者が相対的に小さな擬似連回数を指定する場合は、リーチ演出の表示頻度を高めつつリーチ演出での大当りの発生頻度を低減させる。
この態様によると、リーチ演出までは滅多に至らないもののリーチ演出に至れば大当りの期待度が高い遊技と、とりあえずリーチ演出は表示されて、大当りになるか否かはリーチ成立後の演出(擬似連後演出)次第の遊技とを、遊技者自身が個別変動演出数(擬似連回数)を調整して選択できる。例えば、遊技者が擬似連回数4を指定する場合は、4回に至らず途中で擬似連が終了してしまうことがあり、また擬似連が4回になってもリーチにならないことがあるが、リーチ演出に至ればその特典として大当りの期待度が高いリーチ演出を提供することができる。第1実施例と同様に、第2実施例の予告演出も麻雀をモチーフとするが、擬似連回数を多く指定するとリーチ演出までは滅多に至らないもののリーチ演出に至れば大当りの期待度が高い遊技性とすることで、麻雀におけるいわゆる回し打ち、他家が先にあがってしまう等のリスクがあるものの高得点の手役を狙うことを模擬できる。また、とりあえずリーチ演出は表示されて、大当りになるか否かはリーチ成立後の演出次第の遊技性とすることで、麻雀におけるいわゆるテンパイ即リーチを模擬できる。このように、遊技者に広く知られたギャンブルを模擬して遊技の興趣を高めることができる。
また図29および図30で示すように、パターン記憶手段130が保持する複数種類の擬似連変動演出パターンは、内包する個別変動演出数が少ないほど、内包するチャンスアップ演出数が多く設定された擬似連変動演出パターンを含む。例えば、擬似連変動演出パターン1−A,2−A,3−A,4−A等が該当する。
また図32で示すように、本判定としての当否判定結果が大当りの場合、演出決定手段132は、遊技者により指定された擬似連回数が小さいほど、内包するチャンスアップ演出の数がより多く設定された擬似連変動演出パターンを高確率で選択する。例えば、指定された擬似連回数が4のときは、擬似連回数が4でチャンスアップ演出数が0の擬似連変動演出パターン4−Aを100%で選択し、指定された擬似連回数が3のときは、擬似連回数が3でチャンスアップ演出数が1の擬似連変動演出パターン3−Aを70%で選択する。その一方、指定された擬似連回数が2のときは、擬似連回数が2でチャンスアップ演出数が2の擬似連変動演出パターン2−Aを70%で選択し、指定された擬似連回数が1のときは、擬似連回数が1でチャンスアップ演出数が3の擬似連変動演出パターン1−Aを70%で選択する。
この態様によると、遊技者が相対的に大きい擬似連回数(例えば4)を指定する場合と、遊技者が相対的に小さい擬似連回数(例えば1)を指定する場合とで、同様の大当りの期待度を遊技者に示唆することができる。例えば、遊技者が相対的に小さい擬似連回数を指定した場合は、擬似連後演出としてチャンスアップ演出が何回表示されるかにより遊技者の期待感を煽って遊技の興趣を高めることができる。
以上の構成によるぱちんこ遊技機10の動作を説明する。以下のフローチャートでは、第1実施例のぱちんこ遊技機10の動作と同一もしくは対応する動作には同一の符号を付している。以下、第2実施例のぱちんこ遊技機10の動作のうち、第1実施例のぱちんこ遊技機10の動作と異なる動作を主に説明し、重複する動作は適宜省略する。
図34は、図17におけるS254の装飾図柄変動処理を詳細に示すフローチャートである。サブ基板104の演出決定手段132がメイン基板102から変動開始コマンドを受信した場合(S280のY)、受信した特別図柄の停止図柄、変動パターン、当否判定結果に応じて装飾図柄の停止態様を決定する(S282)。ここで特別図柄の変動パターンが擬似連変動パターンに該当しなければ(S284のN)、演出決定手段132は、擬似連変動演出パターン以外の変動演出パターンを選択する(S294)。その一方、特別図柄の変動パターンが擬似連変動パターンに該当する場合(S284のY)、演出決定手段132は、個別変動演出を1つ内包する擬似連変動演出パターンを選択する(S290)。
その後、装飾図柄の変動表示を開始するとともに予告演出が決定されているときは予告演出を開始する(S302)。図20において、メイン基板102から変動開始コマンドを受信しなかった場合はS282からS302をスキップする(S280のN)。すでに装飾図柄の変動表示が開始済みであれば(S304のY)、後述の変動表示処理を実行し(S306)、メイン基板102から変動停止コマンドを受信したときは(S308のY)、S282で決定された停止態様にて装飾図柄を停止表示させることで変動表示を停止する(S310)。変動停止コマンドをメイン基板102から受信していないときはS310をスキップし(S308のN)、変動表示が開始済みでないときはS306からS310をスキップする(S304のN)。
図35は、図34のS306の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。演出表示制御手段134は、装飾図柄190の変動や予告演出の表示処理を実行する(S320)。擬似連演出における(言い換えれば、擬似連変動演出パターンにしたがった演出表示中に)個別変動演出の終了直前、例えば個別変動演出が終了する2秒前になり(S322のY)、擬似連回数が4回未満である場合(S324のY)、演出表示制御手段134は、次の擬似連へ移行するか否かを遊技者に選択操作させるための操作促進メッセージを表示させる(S326)。演出表示制御手段134が選択メッセージを表示させてから所定時間内、例えば個別変動演出が終了するまでの間に、操作受付手段139が操作ボタン82の押下操作を検出した場合(S328のY)、演出決定手段132は、それまでの擬似連変動演出パターンより内包する個別変動演出数が1つ多い擬似連変動演出パターンを新たに選択する(S330)。このとき、演出決定手段132は新たに選択した擬似連変動演出パターンにあわせて、各個別変動演出やチャンスアップ演出のための予告演出を選択する。
演出表示制御手段134は、新たに選択された擬似連演出パターンにしたがって擬似連演出を再開する(S332)。具体的には、新たに選択された擬似連演出パターンに含まれる個別変動演出のうち、既に表示済みの個別変動演出の次の個別変動演出および予告演出から表示処理を開始する。演出表示制御手段134が操作促進メッセージを表示させてから所定時間内に、操作受付手段139が操作ボタン82の押下操作を未検出であれば(S328のN)、S330をスキップする。擬似連演出における個別変動演出の終了直前でなく(S322のN)、もしくは、擬似連回数が4回目である場合(S324のN)、移行の処理をスキップして本図のフローを終了する。
尚、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜組合せにより種々の発明を形成しても良いし、上記実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。更に、複数の実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせることも可能である。
第1の変形例を説明する。パターン記憶手段130は、当否抽選の結果が当りとなって特別遊技へ移行される期待度を異なる態様で示唆する、例えば大当りの期待度小・中・大のそれぞれを示す複数の示唆演出パターンを保持してもよい。また、擬似連変動演出パターンにおいて現在以降に実行される個別変動演出数を異なる態様で示唆する、例えば3回・2回・1回のそれぞれを示す複数の示唆演出パターンを保持してもよい。また、大当りの期待度と擬似連回数とを一体的に示唆する複数の示唆演出パターンを保持してもよい。これら複数の示唆演出パターンは、所定の手順を踏んで当りまでステップアップしていく過程の各ステップを示すものであってもよい。具体例は後述するが、麻雀のアガリまでの近さ、すなわち異なるシャンテン数を示すものであってもよい。
演出決定手段132は、擬似連変動でない通常の図柄変動が選択された場合に、示唆演出パターンを選択してもよい。そして擬似連変動が選択された場合に、擬似連変動より前の事前変動で表示させた示唆演出が示すステップと所定ステップとの近さに対応するステップを示す示唆演出パターンを、最初の個別変動演出で表示させるよう決定してもよい。例えば、擬似連変動より前の事前変動で表示させた示唆演出が示すステップと所定ステップとの距離が3ステップある場合に、所定ステップとの距離が2ステップを示す示唆演出を最初の個別変動演出で表示させるよう決定してもよい。この所定ステップは、大当りの一つ手前を示すステップであってもよく、モチーフとしたゲームにおいてアガリの一つ手前を示すステップであってもよく、装飾図柄190のリーチ状態を表示するステップであってもよい。所定ステップとの近さは、距離ともいえ、所定のステップに至るまでに存在する段階・手順の数であってもよい。
演出決定手段132は、擬似連演出の各個別変動演出で示唆演出を表示させてもよく、上記の所定ステップに到達した場合に、所定の擬似連後演出、典型的にはスーパーリーチ等を実行可能としてもよい。なお、表示させることを決定するとは、表示させることが予め定められた擬似連変動演出パターンを選択することであってもよい。同様に、演出を実行可能にするとは、演出の実行が予め定められた擬似連変動演出パターンを抽選により選択すること、すなわち所定確率で演出を実行させることであってもよい。例えばパターン記憶手段130は、擬似連変動演出パターンとして、所定ステップを示す個別変動演出を含むものである場合はリーチ演出が設定されたパターンを保持し、所定ステップを示す個別変動演出を含まないものである場合はリーチに至らず外れとなる演出のパターンを保持してもよく、演出決定手段132はパターン記憶手段130に保持されたパターンのいずれかを抽選により選択してもよい。
第1の変形例によると、擬似連変動の最初の個別変動演出において、その擬似連変動より前の事前変動で示した当り(また演出のモチーフにおけるアガリ)までの近さに整合する内容の演出を表示することができる。結果として、事前変動の示唆演出により将来の擬似連変動での擬似連回数や当りの期待度を遊技者に示唆することができる。また、事前変動と擬似連変動における演出の一体感や連続感を醸成し、遊技の興趣を高めることができる。
第1の変形例の具体例を説明する。演出決定手段132は、先の図柄変動(例えば擬似連でない通常の外れ変動)において、所定のシャンテン数の手牌を示す予告演出を表示させてもよい。この場合、演出決定手段132は、この図柄変動に続く擬似連変動において、直前の図柄変動に伴う予告演出(以下、「直前変動の予告演出」とも呼ぶ)で表示したシャンテン数に整合するシャンテン数の予告演出を、最初の個別変動演出(例えば開始演出)にて表示させてもよい。例えば、直前変動の予告演出が3シャンテンを示すものであった場合、最初の個別変動演出の予告演出として、有効牌をツモって2シャンテンを示す予告演出を選択してもよい。または無駄ヅモにより3シャンテンを示す予告演出を選択してもよい。直前変動の予告演出のパターンと、最初の個別変動演出の予告演出のパターンの対応関係は、所定のテーブルに予め定められていてよい。演出決定手段132は、当該テーブルで定められた対応関係にしたがって、擬似連演出における最初の個別変動演出の内容を決定してもよい。
なお、擬似連変動演出パターンは、第1実施例で記載したように複数の擬似連変動演出パターン間での選択頻度を平準化するように選択されてもよく、第2実施例で記載したように遊技者による擬似連回数の指定にしたがって選択されてもよい。演出決定手段132は、最初の個別変動演出の予告演出の内容を、直前変動の予告演出の内容に応じて決定した場合、演出決定手段132は他の個別変動演出の内容を、擬似連変動演出パターンと最初の個別変動演出の予告演出の内容と、当否結果とに応じて決定してもよい。なお、この決定基準は所定のテーブルに保持されてもよく、演出決定手段132により参照されてもよい。
例えば、当否結果が大当り、擬似連変動演出パターン4で、最初の個別変動演出(開始演出)の予告演出の内容を2シャンテンの手牌とした場合、擬似1として無駄ヅモで2シャンテンの予告演出、擬似2として有効ヅモで1シャンテンの予告演出、擬似3として無駄ヅモで1シャンテンの予告演出、擬似4として有効ヅモでテンパイの予告演出を表示させてもよい。また当否結果が外れであれば、リーチ演出は不要であるため、擬似1として無駄ヅモで2シャンテンの予告演出、擬似2として有効ヅモで1シャンテンの予告演出、擬似3として無駄ヅモで1シャンテンの予告演出、擬似4として無駄ヅモで1シャンテンの予告演出を表示させ、以降、リーチにならずに外れとなる演出を表示させてもよい。また、当否結果が大当り、擬似連変動演出パターン1で、最初の個別変動演出(開始演出)の予告演出の内容を2シャンテンの手牌とした場合、擬似1として無駄ヅモで2シャンテンの予告演出、以降のチャンスアップ演出Aとして有効ヅモで1シャンテンの予告演出、チャンスアップ演出Bとして有効ヅモで1シャンテンの予告演出を表示させてもよい。
第1の変形例に関するさらなる変形例として先読み演出の変形例を説明する。演出決定手段132は、将来時点の擬似連変動を示す事前判定結果を受け付けた場合に、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示する示唆演出パターンを予め決定してもよい。そして、擬似連変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示する示唆演出パターンが示すステップと、上記の所定ステップとの近さに対応するステップを示す示唆演出パターンを、擬似連変動より前の当該変動の演出パターンとして選択してもよい。
また演出決定手段132は、将来時点の擬似連変動を示す事前判定結果を受け付けた場合に、擬似連変動演出パターンにおける最初の示唆演出で取り得る上記所定のステップまでの近さの範囲(以下、「許容範囲」とも呼ぶ。)、言い換えれば、複数種類の近さ(例えば2シャンテンから4シャンテン)であり、上記所定のステップまで複数種類の近さを示す複数の示唆演出を選択候補として決定してもよい。そして演出決定手段132は、擬似連変動より前の当該変動(以下、「事前変動」とも呼ぶ。)と擬似連変動までの距離(すなわち図柄変動の回数)と、許容範囲と、事前変動の演出パターンが取り得る上記所定のステップまでの近さの範囲(以下、「可能範囲」とも呼ぶ。)とを予め対応づけたテーブルを参照して、擬似連変動までの距離と許容範囲とに対応づけられた可能範囲のステップの中から抽選により特定のステップを選択して、選択したステップを示す示唆演出パターンを事前変動の演出パターンとして選択してもよい。このテーブルは、事前変動より前の変動で選択したステップ数をさらに対応づけたものでよいことはもちろんである。
例えば、許容範囲が2〜4シャンテンの場合、擬似連変動の2つ前の事前変動では、許容範囲が2〜4シャンテン、距離2に対応づけられた可能範囲3〜5シャンテンの中から特定のシャンテン数を示唆する示唆演出を抽選により選択してもよく、ここで4シャンテンの示唆演出を選択したとする。擬似連変動の1つ前の事前変動では、許容範囲が2〜4シャンテン、距離1、前回変動4シャンテンに対応づけられた可能範囲3〜4の中から特定のシャンテン数を示唆する示唆演出を抽選により選択してもよく、ここでも4シャンテンの示唆演出を選択したとする。このとき、演出決定手段132は、擬似連変動演出パターンの1回目の個別変動演出で許容範囲が2〜4シャンテンの中から、前回の示唆演出でのシャンテン数に対応する3シャンテンもしくは4シャンテンの示唆演出を抽選により選択してもよい。具体的な演出内容としては、擬似連変動2つ前の変動における示唆演出では4シャンテンの手牌を表示し、擬似連変動1つ前の変動における示唆演出では無駄ヅモの結果、4シャンテンの手牌を表示し、擬似連変動の最初の個別変動演出における示唆演出では有効牌をツモった結果、3シャンテンの手牌を表示してもよい。
第2の変形例を説明する。
上記の第1実施例では、演出決定手段132は選択履歴を参照して、各擬似連変動演出パターンの選択回数が許容基準以内に収まるようにいずかのパターンを選択することとした。変形例では、演出決定手段132は、特定の擬似連変動演出パターンの選択確率を他の擬似連変動演出パターンよりも高めた複数種類のパターンテーブル、例えば擬似連変動演出パターン1の選択確率を高めたテーブル・擬似連変動演出パターン2の選択確率を高めたテーブル・・・を保持してもよい。そして演出決定手段132は、選択履歴の内容に応じて複数種類のパターンテーブルを切り替えて参照し、それまでの選択実績が少ない擬似連変動演出パターンを高確率で選択してもよい。他の態様として、演出決定手段132は、直前の擬似連演出時に選択した擬似連変動演出パターンを示す情報を保持しておき、次の擬似連演出時には直前の擬似連演出時に選択した擬似連変動演出パターン以外のパターンを選択してもよい。また、前回の大当り発生時であって擬似連演出時に選択した擬似連変動演出パターンを示す情報を選択済みパターンとして保持しておき、次の大当り発生時であって擬似連演出時には、選択済みパターンとは異なる擬似連変動演出パターンを選択してもよい。
第3の変形例を説明する。
上記の第1実施例について、演出決定手段132は、将来的に擬似連変動(擬似連演出)が実行されることを遊技者に事前に示唆する演出として、擬似連変動より前の変動において、将来的な擬似連演出における擬似連回数を示唆する予告演出を選択してもよい。例えば、演出決定手段132は、将来的な擬似連演出の擬似連変動演出パターンを事前選択することにより擬似連回数を事前に決定し、その擬似連回数を示す予告演出を擬似連変動より前の変動の予告演出として表示させてもよい。第1の実施例でも一部記載したように、擬似連回数そのものを報知する予告演出であってもよく、擬似連回数の近傍値を報知することにより擬似連回数を示唆する予告演出であってもよい。この変形例によると、将来の擬似連変動における擬似連回数を先読み演出として遊技者に示唆することにより、将来の擬似連変動における擬似連回数を遊技者が推測しやすくなり遊技の興趣を向上させることができる。
第4の変形例を説明する。
上記の第2実施例では、遊技者による擬似連回数の指定を、個別変動演出中に、次の個別変動演出へ移行するか否かを指定する形で受け付け、演出決定手段132は、遊技者の指定内容に応じて擬似連変動演出パターンを選択し直すこととした。変形例として、パターン記憶手段130は、擬似連における個別変動演出毎の変動演出パターンおよび予告演出パターンを保持してもよい。演出決定手段132は、個別変動演出の回数を予め定めた擬似連変動演出パターンを選択するのではなく、遊技者の選択結果に応じて、個別変動演出および擬似連後演出を随時決定して演出表示制御手段134により表示させてもよい。例えば、演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択した場合に、開始演出+擬似1のための変動演出パターンおよび予告演出パターンを選択して表示させてもよい。そして、擬似1において擬似連の継続が指定された場合に、擬似2の個別変動演出のための変動演出パターンおよび予告演出パターンを選択して表示させてもよい。その一方、擬似1において擬似連の終了が指定された場合は、その時点における擬似連変動パターンの残り時間に合致する擬似連後演出のための変動演出パターンおよび予告演出を選択して表示させてもよい。擬似2以降についても同様である。
第5の変形例を説明する。
上記の第2実施例では、遊技者による擬似連回数の指定を、個別変動演出中に、次の個別変動演出へ移行するか否かを指定する形で受け付けた。変形例では、擬似連演出の実行中以外のタイミング(例えば擬似連演出開始前等)において、遊技者による擬似連回数の指定を操作ボタン82への入力操作を介して予め受け付けてもよい。演出決定手段132は、変動パターン決定手段115が擬似連変動パターンを選択した場合に、予め受け付けていた擬似連回数に整合する擬似連変動演出パターンを選択してもよい。例えば、図31および図32のパターンテーブルにおいて定められた確率にしたがって、遊技者が指定する擬似連回数に対応づけられた擬似連変動演出パターンを選択してもよい。
第5の変形例に関するさらなる変形例として、演出表示制御手段134は、擬似連演出の開始時に何回の擬似連回数(個別変動演出数)にチャレンジするかを遊技者に選択させるメッセージを表示させてもよい。操作受付手段139は、操作ボタン82を介して遊技者が選択した擬似連回数を受け付け、演出決定手段132は、遊技者が選択した擬似連回数に整合する擬似連変動演出パターンを選択してもよい。例えば演出決定手段132は、図31および図32のパターンテーブルで規定された、遊技者の選択結果(指定回数)に対応づけられた選択確率にしたがって、選択パターン候補の中からいずれかのパターンを選択してもよい。
第6の変形例を説明する。
上記の第1実施例および第2実施例における予告演出は麻雀をモチーフとするものであった。変形例では、予告演出は、プレイヤーの手札を所定の手順を踏んでステップアップさせていき手役の成立を目指す他のゲームをモチーフとするものであってもよい。例えば、花札を用いたゲーム(例えばこいこい)やトランプを用いたゲーム(例えばポーカー)をモチーフとするものであってもよい。
第7の変形例を説明する。
上記の第1実施例および第2実施例両方の特徴を備えるぱちんこ遊技機10が提供されてもよく、このぱちんこ遊技機10は選択履歴記憶手段137、選択履歴更新手段138、操作受付手段139を同時に備えてもよい。例えば、変動パターン決定手段115において擬似連変動パターンが選択されるたびに、複数の擬似連変動演出パターンの中から、選択頻度を平準化するようにいずれかのパターンを選択するか、遊技者による擬似連回数の指定を受け付けて擬似連回数に反映させるかを決定してもよい。例えば、選択確率50%の抽選により、第1実施例の方法で擬似連変動演出パターンを選択するか、第2実施例の方法で擬似連変動演出パターンを選択するかを決定してもよい。この場合、第1実施例と第2実施例のそれぞれに記載の効果を併せ持つ遊技機を実現することができる。
第8の変形例を説明する。
上記の第1実施例および第2実施例では、擬似連演出に係る各個別変動演出の実行時間と、各チャンスアップ演出の実行時間が同じ長さに設定されることとした。変形例では、通常の個別変動演出(例えば実施例の擬似1等)2回分の実行時間が設定された長時間の個別変動演出や、通常のチャンスアップ演出(例えば実施例のチャンスアップムービーA)2回分の実行時間が設定された長時間のチャンスアップ演出を含む擬似連変動演出パターンが予め設定されてもよい。また、演出決定手段132は、擬似連演出において、長時間の個別変動演出や長時間のチャンスアップ演出を選択し実行させてもよい。2回分に限らず、3回分や4回分・・・等であってよいことはもちろんである。なお、この変形例において、長時間の個別変動演出(チャンスアップ演出)の実行時間は、通常の個別変動演出(チャンスアップ演出)の実行時間の倍数に設定されることが望ましい。また、個別変動演出やチャンスアップ演出の実行時間が長いほど、大当りの期待度が高いことを示唆する演出内容が設定されてもよい。この変形例によると、個別変動演出やチャンスアップ演出の実行回数と大当りの期待度とを連動させる代わりに、個別変動演出やチャンスアップ演出の実行時間と大当りの期待度とを連動させる擬似連演出を実現できる。
本明細書に記載したぱちんこ遊技機10の技術思想は、以下のように表現することもできる。
[付記1]
上記当否抽選の結果を所定の保留個数を上限にその当否抽選に対応する図柄変動の表示開始まで保留する保留制御手段をさらに備え、上記変動時間決定手段は、上記始動口への入球があったときに、その入球に対応する図柄変動の表示が直ちに開始されるか否かにかかわらず、その入球に対応する上記図柄の変動表示時間を示す情報を前記演出決定手段へ通知し、上記パターン記憶手段は、プレイヤーの手札を所定の手順を踏んでステップアップさせていき手役の成立を目指すゲームをモチーフとして、上記図柄の変動表示中に上記プレイヤーの手札を複数通りに表示させる複数の演出パターンを保持し、上記複数の擬似連続変動演出パターンは、上記複数回の個別変動演出のそれぞれで上記プレイヤーの手札を表示させ、個別変動演出を経るたびに、上記プレイヤーの手札がステップアップしていく過程を複数通りに表示させるものであり、上記演出決定手段は、第1の入球より後の第2の入球に対応する上記図柄の変動表示時間が上記所定の変動表示時間である場合、上記第1の入球に対応する図柄変動の演出パターンとして、擬似連続変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示されるプレイヤーの手札における上記手役の成立までの近さに対応する手札を表示させる演出パターンを選択する弾球遊技機。
[付記2]
上記パターン記憶手段は、プレイヤーの手札を所定の手順を踏んでステップアップさせていき手役の成立を目指すゲームをモチーフとして、上記図柄の変動表示中に上記プレイヤーの手札を複数通りに表示させる複数の演出パターンを保持し、上記複数の擬似連続変動演出パターンは、上記複数回の個別変動演出のそれぞれで上記プレイヤーの手札を表示させ、個別変動演出を経るたびに、上記プレイヤーの手札がステップアップしていく過程を複数通りに表示させるものであり、上記演出決定手段は、上記図柄の変動表示時間が上記所定の変動表示時間に決定された場合に、上記複数の擬似連続変動演出パターンの中から、それまでの図柄変動で表示させたプレイヤーの手札における上記手役の成立までの近さに対応する手札を表示させる個別変動演出を最初に実行する擬似連続変動演出パターンを選択する弾球遊技機。
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 115 変動パターン決定手段、 116 保留制御手段、 120 特別遊技制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 演出決定手段、 134 演出表示制御手段、 137 選択履歴記憶手段、 138 選択履歴更新手段、 139 操作受付手段。

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動口と、
    前記始動口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果が前記特別遊技への移行を示す当りとなった場合に前記特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
    前記当否抽選の結果を示す図柄の変動表示を含む演出内容が表示される演出表示装置と、
    前記当否抽選の結果に応じて前記図柄の変動表示時間を決定する変動時間決定手段と、
    前記図柄の変動表示における変動開始から停止までの態様が定められた複数の演出パターンを保持し、前記図柄の所定の変動表示時間に対応する演出パターンとして、前記始動口への1回の入球に対応する前記図柄の変動表示の間に、前記図柄を停止させたように表示する半停止状態に一時的にすることにより前記図柄を擬似的に複数回変動表示させたように見せる複数回の個別変動演出を含む擬似連続変動演出パターンを保持するパターン記憶手段と、
    前記図柄の変動表示時間に応じて前記複数の演出パターンの中からいずれかの演出パターンを選択し、前記図柄の変動表示時間が前記所定の変動表示時間に決定された場合に前記擬似連続変動演出パターンを選択する演出決定手段と、
    前記演出決定手段により選択された演出パターンによる演出を実行する演出表示制御手段と、
    を備え、
    前記パターン記憶手段は、単一の変動表示時間に対応する複数の擬似連続変動演出パターンを保持し、
    前記複数の擬似連続変動演出パターンは内包する個別変動演出の数が複数通りに設定されたものであり、各擬似連続変動演出パターンでは、個別変動演出の数が多いほど、複数回の個別変動演出終了後に実行される演出であって前記当否抽選の結果を最終的に示すための特殊演出の表示時間が短く設定され、
    前記演出決定手段は、前記図柄の変動表示時間が前記所定の変動表示時間に決定された場合に、前記複数の擬似連続変動演出パターンそれぞれの選択頻度の差を所定の許容範囲に収めるように定められた基準にしたがっていずれかの擬似連続変動演出パターンを選択することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記複数の擬似連続変動演出パターンのいずれかが前記演出決定手段により選択された場合に、その事実を前記複数の擬似連続変動演出パターンのそれぞれが選択された実績を示す選択履歴に反映させる選択履歴更新手段と、
    前記演出決定手段は、前記選択履歴における前記複数の擬似連続変動演出パターンそれぞれが選択された実績の差を所定の許容範囲に収めるように定められた基準にしたがっていずれかの擬似連続変動演出パターンを選択することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記当否抽選の結果を所定の保留個数を上限にその当否抽選に対応する図柄変動の表示開始まで保留する保留制御手段をさらに備え、
    前記変動時間決定手段は、前記始動口への入球があったときに、その入球に対応する図柄変動の表示が直ちに開始されるか否かにかかわらず、その入球に対応する前記図柄の変動表示時間を示す情報を前記演出決定手段へ通知し、
    前記パターン記憶手段は、当りとなる期待度および/または擬似連続変動演出パターンにおいて実行される個別変動演出の数を異なる態様で示唆する複数の示唆演出パターンを保持し、
    前記複数の示唆演出パターンのそれぞれは、所定の手順を踏んで当りまでステップアップしていく過程での各ステップを示すものであり、
    前記演出決定手段は、前記擬似連続変動演出パターンの複数回の個別変動演出において前記複数の示唆演出パターンを表示させるよう決定し、所定ステップを示す示唆演出パターンを表示させる場合に所定の特殊演出を実行可能とし、
    前記演出決定手段は、第1の入球より後の第2の入球に対応する前記図柄の変動表示時間が前記所定の変動表示時間である場合、前記第1の入球に対応する図柄変動の演出パターンとして、擬似連続変動演出パターンの最初の個別変動演出で表示する示唆演出パターンが示すステップと前記所定ステップとの近さに対応するステップを示す示唆演出パターンを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記パターン記憶手段は、当りとなる期待度および/または擬似連続変動演出パターンにおいて実行される個別変動演出の数を示唆する複数の示唆演出パターンを保持し、
    前記複数の示唆演出パターンのそれぞれは、所定の手順を踏んで当りまでステップアップしていく過程での各ステップを示すものであり、
    前記演出決定手段は、前記擬似連続変動演出パターンの複数回の個別変動演出において前記複数の示唆演出パターンを表示させるよう決定し、所定ステップを示す示唆演出パターンを表示させる場合に所定の特殊演出を実行可能とし、
    前記演出決定手段は、前記擬似連続変動演出パターンを選択する場合に、それまでの図柄変動での示唆演出パターンが示すステップと前記所定ステップとの近さに対応するステップを示す示唆演出パターンを、最初の個別変動演出で表示させるよう決定することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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