JP2013170033A - エレベータの作業安全装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 乗りかご上部の作業時、点検作業中の作業員に対して釣合いおもりの接近状態を確実に警告することにある。
【解決手段】 実施の形態によれば、乗りかご4上部に設置されたかご上ブザー12と、巻上機の所定距離回転するごとにパルス信号を発生するパルス発生手段8と、巻上機に巻き掛けられたメインロープに吊下された乗りかごの上部と釣合いおもりの底部または上部との一致ラインを「0」値とし、パルス発生手段から発生する正・負パルス信号を受けてアップ・ダウン計数するカウント計数手段21と、計数されたカウント値と予め定める設定距離位置(又は設定カウント値)とから釣合いおもりの危険な接近状態と判断したとき、かご上ブザーを鳴動するエレベータ制御盤2とを備えたエレベータの作業安全装置である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施の形態は、エレベータの作業安全装置に関する。
エレベータ昇降路底部のピット内作業時、乗りかご又は釣合いおもりがピット内の所定距離まで下降したとき、ブザーなどを鳴動させることにより、ピット点検作業員に対して乗りかご又は釣合いおもりの接近状態を警告し、点検作業員の事故を未然に防止することが行われている。
ところで、昇降路における点検作業には、ピット内作業だけでなく、乗りかご上部に乗って点検作業を行う場合もある。
従来、かご上部の点検作業における釣合いおもりの接近の注意は、ステッカーのみの注意喚起であり、点検作業員に対して積極的に注意警告を促すなどの手段は採られていない。
しかしながら、昇降路の点検作業は、通常二人の点検作業員で行われ、二人とも乗りかご上部で作業する場合、1人が乗りかご上部でもう一人がかご内で作業する場合、さらに、1人が乗りかご上部でもう一人がピット内で作業する場合などがある。
その結果、複数人で作業する場合、一人の点検作業員が他者の安全に気を取られ、かご上部に乗っている自身が釣合いおもりの接近に全く気づかないことがあり、危うく釣合いおもりに接触する状態に遭遇することがある。
さらに、一人の点検作業員による点検作業であっても、その作業内容に熱中し過ぎて、釣合いおもりの接近に全く気づかないことがある。
特開平04−266374号公報
本発明が解決しようとする課題は、乗りかご上部の作業時、点検作業中の作業員に対して釣合いおもりの接近状態を確実に警告するエレベータの作業安全装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータの作業安全装置は、乗りかご上部で作業する作業員の安全を確保するエレベータの作業安全装置であって、前記乗りかご上部に設置されたかご上ブザーと、巻上機の所定距離回転するごとにパルス信号を発生するパルス発生手段と、前記巻上機に巻き掛けられたメインロープに吊下された乗りかごの上部と釣合いおもりの所定部位との一致するラインのカウント値を「0」値に設定し、前記パルス発生手段から発生する正・負パルス信号を受けてアップ・ダウン計数するパルス計数手段と、このパルス計数手段によって計数されたカウント値と予め定める設定距離位置(又は設定カウント値)とから前記釣合いおもりの接近状態と判断し、前記かご上ブザーを鳴動するエレベータ制御盤とを備えた構成である。
実施の形態に係るエレベータの作業安全装置を説明するエレベータの概略構成図。 乗りかご上部に設置されるかご上部スイッチボックスの各種スイッチ群を説明する図。 記憶装置に形成される鳴動データ設定テーブルのデータ配列例図。 実施の形態に係るエレベータの作業安全装置の要部となるエレベータ制御盤の機能ブロック図。 実施の形態に係るエレベータの作業安全装置の動作を説明するフロー図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は実施の形態に係るエレベータの作業安全装置を示す構成図である。
同図において、1は昇降路、2はエレベータ制御盤、3は巻上機、4は巻上機3に掛け渡されたメインロープ5の一端側に吊下された乗りかご、6はメインロープ5の他端側に吊下された釣合いおもり、7はエレベータ制御盤2側から乗りかご4への電力供給及びエレベータ制御盤と乗りかご4との間で相互に必要な情報のやり取りを行うテールコードである。
巻上機3の回転軸にはパルス発信器8が設けられ、巻上機3が所定距離回転するごとにパルス信号を出力し、エレベータ制御盤2に送出する。
乗りかご4の上部には、点検作業員9の作業用保護索10の他、かご上部スイッチボックス11が取り付けられている。かご上部スイッチボックス11は、点検作業員9の点検作業を補助するために必要な各種のスイッチ群を備えるスイッチボックスである。
すなわち、かご上部スイッチボックス11は、図2に示すようにそのボックス内部にはかご上ブザー12が設けられ、また、ボックス上部または一側面部にはかご上部点検スイッチ13、ブザー切離スイッチ14、かご上部安全スイッチ15、かご上部戸開スイッチ16及びかご上部照明スイッチ17が並設されている。
かご上ブザー12は、釣合いおもり6が接近したときに鳴動による警報を発し、点検作業員9に危険を知らせる。なお、かご上ブザー12は、スイッチボックス11内に取り付けたが、ボックス外部に取り付けてもよい。
かご上部点検スイッチ13は、点検作業員9が点検開始時に乗りかご4の通常運転モードを点検運転モードに切換えるスイッチである。ここで、通常運転モードは、乗りかご4が呼び登録に応じて高速運転可能なモードである。点検運転モードは、乗りかご4が点検作業員9の手動操作のもとに点検速度で走行する運転モードである。
ブザー切離スイッチ14は、点検作業員9がブザー音の発生が不必要と判断したとき、通電ラインから切り離すスイッチである。
かご上部安全スイッチ15は、乗りかご4の走行を強制的に停止させるために使用される。かご上部戸開スイッチ16は、点検作業員9による点検作業時に必要に応じてエレベータドアを開けるスイッチ、かご上部照明スイッチ17は、点検作業時に作業領域を明るく照らすための電源を投入するスイッチである。
前記エレベータ制御盤2は、乗場呼びやかご呼びの呼び登録のもとに乗りかご4を呼び登録階へ通常運転を実施する他、かご上部点検スイッチ13のオン操作を受けたときに通常運転モードから点検運転モードに変更し、点検作業員9の手動操作による点検速度で走行する機能を有する。
エレベータ制御盤2には記憶装置20が備えている。記憶装置20には、乗りかご4の運行制御に関する各種データやエレベータの各個所に設置されるセンサの計測データを格納する他、アップ・ダウンカウンタ21及び点検作業員9によるかご上部作業の安全を確保するために、かご上ブザー12を鳴動させる鳴動データ設定テーブル22が設けられている。
アップ・ダウンカウンタ21は、一定の取り決めに基づき、例えば乗りかご4上部面位置と釣合いおもり6の底部または上部の面位置とが一致する位置をカウント「0」値とし、巻上機3の上昇運転時または下降運転時に伴って一定距離回転するごとに前記パルス発信器8から発生されるパルス信号をアップ/ダウンするパルス計数機能を有する。その結果、乗りかご4の上昇運転時又は下降運転時、アップ・ダウンカウンタ21の正/負方向カウント値から乗りかご4上部から釣合いおもり6底部までの距離、乗りかご4上部から釣合いおもり6上部までの距離を容易に把握することが可能である。
鳴動データ設定テーブル22は、かご上部で作業する点検作業員9に対して釣合いおもり6の接近による危険状態を知らせる接近距離位置を設定するテーブルであって、図3に示すように、例えば上昇運転時には乗りかご4上部から釣合いおもり6底部までの設定距離位置は例えば2.5m、下降運転時には乗りかご4上部から釣合いおもり6上部までの設定距離位置は1.5mが設定されている。この設定距離位置とともに、あるいは設定距離位置に代えて設定距離位置に相当する正負のカウント値を設定してもよい。
また、鳴動データ設定テーブル22には、鳴動を停止させる目安となる鳴動停止位置あるいは鳴動停止カウント値も設定されている。
前記エレベータ制御盤2は、機能的には、通常の運行制御手段の他に、図4に示すように、かご上部点検スイッチ13のオン操作を受けたときに通常運転モードから点検運転モードに変更し、点検作業員9の手動操作による点検速度で走行する点検運転モード変更手段2Aと、上昇,下降運転時には乗りかご4上部から釣合いおもり6底部又は上部までの距離を算出し、鳴動データ設定テーブル22に設定される設定距離位置を通過するか否かを判断する設定距離位置を通過したか否かを判断する設定位置通過判断手段2Bと、鳴動データ設定テーブル22に設定される設定距離位置を通過したと判断したとき、かご上ブザー12を鳴動し、点検作業員9に対して釣合いおもり6による接近状態で危険を警告する警報出力手段2Cと、かご上ブザー12の鳴動後、所定距離走行し危険を回避されたときに鳴動を停止させる警報停止手段2Dとが設けられている。
次に、以上のような実施形態に係るエレベータの作業安全装置の作用について図5を参照して説明する。なお、点検作業員9が点検作業時にブザー音の鳴動が不必要と判断したとき、予め点検作業前にブザー切離スイッチ14のオフ操作し、通電ラインから切り離してもよい。
先ず、点検作業員9が乗りかご4の上部に上がってかご上部点検スイッチ13をオン操作すると、エレベータ制御盤2の点検運転モード変更手段2Aは、かご上部点検スイッチ13がオン状態に有ることを検知し(S1)、エレベータの運転モードを通常運転モードから点検運転モードに変更する(S2)。ここで、点検作業員9が点検運転モードに従って手動操作を行うと、点検運転モード変更手段2Aは、運転操作の有無を判断する(S3)。
ここで、エレベータ制御盤2の点検運転モード変更手段2Aは、運転操作有りと判断したとき、設定位置通過判断手段2Bを実行する。
設定位置通過判断手段2Bは、運転操作有りと判断されたときには上昇運転か、それとも下降運転かを判断する(S4)。
上昇運転のとき、パルス発生器8から所定距離回転するごとに発生する正転パルス信号を受信し、アップ・ダウンカウンタ21がアップカウントしていく。このとき、設定位置通過判断手段2Bは、アップ・ダウンカウンタ21のカウント値と鳴動データ設定テーブル22に設定された設定距離位置(例えば2.5m)あるいは設定カウント値とを比較し、乗りかご4の上部が釣合いおもり6底部との危険接近距離となる設定距離位置を通過したか否かを判断する(S5)。乗りかご4の上部が設定距離位置を通過したと判断したとき、警報出力手段2Cを実行する。
警報出力手段2Cは、かご上ブザー12を鳴動し、点検作業員9に対して頭上から釣合いおもり6が接近して危険な状態にあることを警告する(S6)。
一方、ステップS4において下降運転と判断したとき、巻上機3の回転軸に設けられるパルス発生器8から所定距離回転するごとに発生する逆転パルス信号を受信し、アップ・ダウンカウンタ21がダウンカウントしていく。このとき、設定位置通過判断手段2Bは、アップ・ダウンカウンタ21のカウント値と鳴動データ設定テーブル22に設定された設定距離位置(例えば1.5m)あるいは設定カウント値とを比較し、乗りかご4の上部が釣合いおもり6上部との危険接近距離となる設定距離位置を通過したか否かを判断する(S7)。乗りかご4の上部が設定距離位置を通過したと判断したとき、警報出力手段2Cを実行する。
警報出力手段2Cは、かご上ブザー12を鳴動し、点検作業員9に対して下側から釣合いおもり6が接近して危険な状態にあることを警告する(S8)。
しかして、かご上ブザー12からの鳴動後、警報停止手段2Dを実行する。警報停止手段2Dは、エレベータの上昇運転時にアップ・ダウンカウンタ21のカウント値と鳴動データ設定テーブル22に設定された鳴動停止位置(例えばかご上部と釣合いおもり6上部との距離0m)または鳴動停止カウント値とが一致したとき(S9)、かご上ブザー12の鳴動を停止する(S10)。
警報停止手段2Dは、エレベータの下降運転時においても上昇運転時と同様に、アップ・ダウンカウンタ21のカウント値と鳴動データ設定テーブル22に設定された鳴動停止位置(例えばかご上部と釣合いおもり6底部との距離0m)または鳴動停止カウント値とが一致したとき(S11)、かご上ブザー12の鳴動を停止する(S10)。
引き続き、処理継続か、つまりかご上部点検スイッチ13のオフ操作有りかを判断し(S12)、オフ操作無しの場合にはステップS4に戻って同様の処理を繰り返し実行し、オフ操作有りの場合にはそのまま終了する。
従って、以上のような実施の形態によれば、上昇または下降運転時、乗りかご4上部に釣合いおもり6が予め定める距離位置に接近したとき、自動的にかご上ブザー12が鳴動し、乗りかご4上部の点検作業員9に危険な状態を警告するので、点検作業員9の確実な安全を確保できる。
乗りかご4上部の点検作業員9が他の作業に熱中している場合でも、確実の警告を出力するので、安心して作業を進めることができる。
また、かご上部のかご上部スイッチボックス11にブザー切離スイッチ14を設けたことにより、ブザー音が不必要な時に停止できるので、作業効率に影響を与えることなく作業を進めることができる。
さらに、エレベータの点検運転中にかご上ブザー12が鳴動しても、点検作業員9が危険な状態から回避されたと判断したとき、自動的に鳴動を停止するので、点検作業員9が鳴動後の危険回避が確実に把握でき、常に釣合いおもり6の状態を気にすることなく点検作業を行うことができる。
さらに、メインロープ5は経年使用により伸縮することから、定期的に乗りかご4上部面位置と釣合いおもり6の底部または上部の面位置との一致を確認し、アップ・ダウンカウンタ21を「0」に設定すれば、釣合いおもり6の接近位置が変化するような状態にあっても十分対処することができる。つまり、定期的な位置補正を行うことにより、メインロープ5の伸縮の影響を受けることなく、釣合いおもり6の接近状態を監視できる。
(その他の実施の形態)
(1) 上記実施の形態では、アップ・ダウンカウンタ21は、記憶装置20の記憶領域の一部を利用しているが、エレベータ制御盤2内に一般に使用されている単機のパルス計数器を設けてもよく、また、アップ・ダウン機能を有するものであれば、加減算カウンタ、可逆カウンタ、その他のカウンタであってもよく、特に名称は拘らない。
(2) 上記実施の形態では、ブザー音を不必要とするとき、通電ラインから切り離すブザー切離スイッチ14を設けたが、例えばかご上部での点検作業時、必ずブザー切離スイッチ14にて通電ラインに接続し、点検作業時に必ずブザー切離スイッチ14にて通電ラインから切り離すことをエレベータ制御盤2に確認させつつ、図5に示す一連の処理を進めるような構成であってもよい。
(3) 上記実施の形態では、上昇運転時には乗りかご上部と釣合いおもり6の底部との距離が望ましくは2.5m、下降運転時には乗りかご上部と釣合いおもりの上部との距離が望ましくは1.5mとしたが、これは作業員がブザー12の鳴動を聞いて釣合いおもり6の接近を確実に回避出来るであろう距離を規定したものであり、これらの距離にもある程度の幅を持たせることが可能である。例えば上昇運転時には2.2〜3.0mの範囲であればよく、また下降運転時には乗りかご上部と釣合いおもりの上部との距離が1.0〜2.0の範囲であれば、ある程度釣合いおもり6の接近を回避でき、さらに2.5mを3.0m、1.5mを2.0mとすれば、十分に余裕を持った状態で釣合いおもり6の接近を回避できる。
(4) さらに、上記実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…昇降路、2…エレベータ制御盤、2A…点検運転モード変更手段、2B…設定位置通過判断手段、2C…警報出力手段、2D…警報停止手段、3…巻上機、4…乗りかご、5…メインロープ、6…釣合いおもり、8…パルス発信器、9…点検作業員、11…かご上部スイッチボックス、12…かご上ブザー、13…かご上部点検スイッチ、14…ブザー切離スイッチ、20…記憶装置、21…アップ・ダウンカウンタ、22…鳴動データ設定テーブル。

Claims (5)

  1. 乗りかご上部で作業する作業員の安全を確保するエレベータの作業安全装置において、
    前記乗りかご上部に設置されたかご上ブザーと、
    巻上機の所定距離回転するごとにパルス信号を発生するパルス発生手段と、
    前記巻上機に巻き掛けられたメインロープに吊下された乗りかごの上部と釣合いおもりの所定部位との一致ラインのカウント値を「0」値に設定し、前記パルス発生手段から発生する正・負パルス信号を受けてアップ・ダウン計数するパルス計数手段と、
    このパルス計数手段によって計数されたカウント値と予め定める設定距離位置(又は設定カウント値)とから前記釣合いおもりの接近状態と判断し、前記かご上ブザーを鳴動するエレベータ制御盤と
    を備えたことを特徴とするエレベータの作業安全装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの作業安全装置において、
    前記予め定める設定距離位置(又は設定カウント値)は、上昇運転時には前記乗りかご上部と前記釣合いおもりの底部との距離が望ましくは2.5m、下降運転時には前記乗りかご上部と前記釣合いおもりの上部との距離が望ましくは1.5mであることを特徴とするエレベータの作業安全装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエレベータの作業安全装置において、
    前記エレベータ制御盤は、
    前記乗りかご上部に設置されるかご上部点検スイッチのオン操作を受けたとき、通常運転モードから点検運転モードに変更する点検運転モード変更手段と、
    上昇運転時又は下降運転時、乗りかご上部から釣合いおもり底部又は上部までの距離を算出し、予め設定される設定距離位置(又は設定カウント値)に達したか否かを判断する設定位置通過判断手段と、
    この設定位置通過判断手段で設定距離位置(又は設定カウント値)に達したと判断したとき、前記かご上ブザーを鳴動し、前記作業員に対して前記釣合いおもりによる接近状態で警告する警報出力手段とを設けたことを特徴とするエレベータの作業安全装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータの作業安全装置において、
    前記乗りかごの上部に設置され、前記かご上ブザーのブザー音が不要であると認識したときに通電ラインから切り離しするブザー切離スイッチをさらに設けたことを特徴とするエレベータの作業安全装置。
  5. 請求項4に記載のエレベータの作業安全装置において、
    前記エレベータ制御盤は、前記鳴動出力手段によってかご上ブザーの鳴動後、前記乗りかごが予め定める鳴動停止位置を通過したときに危険回避と判断し前記かご上ブザーの鳴動を停止させる警報停止手段をさらに設けたことを特徴とするエレベータの作業安全装置。
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