JP2013169171A - 両軸受型リール - Google Patents

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Abstract

【課題】リール全体の軽量化が図れると共に、ドライブギアの歯部の強度向上、及びドラグ性能の安定化が図れる両軸受型リールを提供する。
【解決手段】本発明の両軸受型リールは、ハンドル軸12に装着されるドライブギア15が、歯面15bを含む外周部15Aと、ライニング材21に隣接する本体部15Bが一体化して形成されている。この場合、外周部15Aと本体部15Bは、異種材料で構成されると共に、外周部15Aが本体部15Bよりも高強度材料で構成されており、本体部15B、ドラグワッシャ23、ハンドル軸12は、アルミ系金属で構成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、両軸受型リールに関し、詳細には、ハンドル軸に装着されるドライブギア及びドラグ機構を改良した両軸受型リールに関する。
一般的に、両軸受型リールは、ハンドル軸に配設されたドライブギアにドラグ機構を係合させて、スプールの釣糸繰り出し方向の回転に所定の制動力を付与できるよう構成されている。前記ドライブギア及びこれに係合するドラグ機構は、例えば特許文献1に開示されているように、ハンドル軸にドライブギアを回転可能に配設するとともに、ハンドル軸にライニング材(摩擦板)を介在させてドラグワッシャを軸方向に移動可能に回り止め固定しており、ドラグワッシャをライニング材に押圧することで、ハンドル軸に対してドライブギアに所望の摩擦力を発生させるようになっている。
ところで、両軸受型リールは、軽量化を図ることが行われており、上記した構成部材についても、軽量化に寄与するように、軽比重系の金属、例えばアルミ系の合金を使用することが考えられる。しかし、ドライブギアは、歯部に大きな負荷が加わるため、軽比重系の金属で構成することは強度的に好ましくなく、したがって、ドライブギアのみを高強度材料、例えば、鉄系金属、真鍮、チタン等で構成することが可能である。
実開昭63−68774号
上記したように、ドライブギアの歯部の強度を向上する場合、ドライブギアについては高強度材料を使用する必要があり、このような高強度材料は、リール全体の軽量化を図る上で妨げとなってしまう。また、ドライブギアとドラグワッシャの構成材料が異なってしまうことから、ドラグ性能が不安定になり易いという問題がある。すなわち、ドラグ力は、ライニング材の両面にドライブギアとドラグワッシャが圧接して摩擦力を発生させるため、ライニング材の両面側は、同一の条件になっていることが好ましい。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、リール全体の軽量化が図れると共に、ドライブギアの歯部の強度向上、及びドラグ性能の安定化が図れる両軸受型リールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る両軸受型リールは、ハンドル軸に装着されるドライブギアと、前記ハンドル軸に回り止め固定されると共に軸方向に移動可能に配設されるドラグワッシャと、前記ドライブギアとドラグワッシャとの間に介在されるライニング材とを具備したドラグ機構と、を有しており、前記ドライブギアは、歯面を含む外周部と、前記ライニング材に隣接する本体部が一体化して形成されており、前記外周部と本体部は、異種材料で構成されると共に、前記外周部が本体部よりも高強度材料で構成されており、前記本体部、前記ドラグワッシャ、及び前記ハンドル軸は、アルミ系金属で構成されていることを特徴とする。
上記した両軸受型リールによれば、ドライブギアの歯面を含む外周部のみを高強度材料とし、それ以外の部分(ライニング材と隣接するドライブギアの本体部、ドラグワッシャ及びハンドル軸)については、アルミ系金属にしたことで、全体としての軽量化が図れ、ドラグ機構におけるライニング材と隣接するドライブギアの本体部とドラグワッシャを同一材料としたことで、ドラグ性能の安定化が図れ、さらには、ドライブギアの歯面を具備する外周部のみを高強度材料にしたことで、ギア部の強度向上が図れるようになり、全体として、軽量化とドラグ性能の安定化とギア部の強度向上とがバランス良く図れるようになる。
本発明によれば、リール全体の軽量化が図れると共に、ドライブギアの歯部の強度向上が図れ、更にはドラグ性能が安定化した両軸受型リールが得られる。
本発明に係る両軸受型リールの一実施形態を示す図であり、内部構成を示した図。 図1に示す構成において、ハンドル軸部分を拡大して示す図。 ドライブギアの構成を示し、(a)は断面図、(b)は平面図。 図3(a)を拡大して示す図。 ドライブギアの別の構成例を示し、(a)は断面図、(b)は平面図。 (a)は、図5(a)を拡大して示す図、(b)は図5(b)を拡大して示す図。
以下、本発明に係る両軸受型リールの実施形態について説明する。
図1から図4は、本発明に係る両軸受型リールの一実施形態を示す図であり、図1は、内部構成を示した図、図2は、図1に示す構成において、ハンドル軸部分を拡大して示す図、図3は、ドライブギアの構成を示し、(a)は断面図、(b)は平面図、そして、図4は、図3(a)を拡大して示す図である。
本実施形態に係る両軸受型リールのリール本体1は、左右フレーム2a,2bと、各フレームを覆う左右カバー3a,3bとで構成される左右側板1A,1Bを有している。前記両側板(左右フレーム)間には、スプール軸5が軸受7を介して回転自在に支持されており、スプール軸5には、釣糸が巻回されるスプール5aが一体的に装着されている。
前記右フレーム3bから突出するスプール軸5の端部には、スプール軸5の軸方向に沿って移動可能なピニオンギア8が取り付けられている。このピニオンギア8は、公知のクラッチ機構10によって、スプール軸5と係合してスプール軸5と一体に回転する係合位置(動力伝達状態;図1参照)と、スプール軸5との係合状態が解除される非係合位置(動力遮断状態)との間で移動される。また、ピニオンギア8には、右側板1B側に軸受12aを介して回転可能に支持されているハンドル軸12に対して回転可能に装着されたドライブギア15が噛合しており、ハンドル軸12の先端部に設けられたハンドル13を回転操作すると、ハンドル軸12、ドライブギア15、及びピニオンギア8を介して、スプール軸5が回転駆動され、それに伴ってスプール5aが回転される。なお、ドライブギア15は、後述するドラグ機構20によって、ハンドル軸12との間で所望の制動力が加わった状態で回転可能に装着されている。
また、前記スプール5aの前方側の左右側板間には、レベルワインド機構17が設置されており、このレベルワインド機構17は、釣糸を挿通、案内する釣糸案内体17aを備えている。釣糸案内体17aは、前記ハンドル軸12の基端部に設けられたギア17b及び右フレームに支持された入力ギア17cを介して回転駆動されるウォームシャフト17dと係合しており、前記ハンドル13を回転操作すると、ギア17b及び入力ギア17cを介してウォームシャフト17dは回転駆動され、これに係合する釣糸案内体17aは、左右側板間で往復駆動される。これにより、前記ハンドル13を回転操作すると、上記したように、スプール5aは回転駆動されることから、同期駆動する釣糸案内体17aを介して、スプール5aには釣糸が均等に巻回される。
前記ハンドル軸12とドライブギア15との間には、以下のドラグ機構20が設置されており、魚が掛かって釣糸が繰り出された場合等、回転するスプール5aに対して所望の制動力を付与する。
本実施形態におけるドラグ機構20は、前記ドライブギア15のハンドル側表面に形成された環状凹所15a内に収容される輪帯形状のライニング材21と、このライニング材21に面接すると共に、これを環状凹所15a内で挟持するドラグワッシャ23とを有しており、このドラグワッシャ23は、ハンドル軸12に沿って摺動する押圧部材25によって、ドライブギア15側に押圧されるようになっている。前記ライニング材21は、ハンドル軸12に対してフリー回転可能な状態、ドラグワッシャ23は、ハンドル軸12の断面形状に合せて内孔形状が非円形となっており、ハンドル軸12に対して軸方向に移動可能で一体回転可能な状態(回り止め固定された状態)に配設されている。なお、前記押圧部材25は、ハンドル軸12の逆回転を防止する一方向クラッチ32の内輪部材として一体化されている。
前記押圧部材25は、前記ハンドル13と併設するようにハンドル軸12に回転可能に設置されたドラグ操作部材27を回転操作することによって、ドライブギア15側に移動され、これにより、ドラグワッシャ23を介してライニング材21が押圧され、ハンドル軸と一体回転するドラグワッシャ23との間で所定の摩擦力が生じ、ドライブギア15はハンドル軸12との間で、所定のドラグ力(制動力)が発生しつつ回転する。すなわち、ドラグ操作部材27の締め付け力を緩めておくと、魚が掛かった場合等、スプール5aが釣糸繰り出し方向に回転した際、ドライブギア15は、ハンドル軸12に対してライニング材21による摩擦力が作用した状態で滑ることから、スプール5aは制動力が加わった状態で回転可能となり、この結果、急激な負荷が釣糸に作用しても糸切れが防止される。
また、本実施形態のドラグ機構20は、ドライブギア15の反対面側にも、ハンドル軸12と一体回転する部材(ここではハンドル軸12と一体回転する回転体30)を設置している。この場合、前記回転体30は、前記一方向クラッチ32に滑りが生じた場合に、ハンドル軸12の逆回転を阻止するラチェットとしての機能を有しており、このような機能を有する回転体30とドライブギア15との間にも、ライニング材21aを介在して所定の摩擦力を生じさせるようになっている。
このため、回転体30についても、前記本体部15B、ハンドル軸12、ドラグワッシャ23と同様、アルミ系金属で構成するのが好ましく、これにより、ドラグ性能をより安定化することが可能となる。
前記ドライブギア15は、その歯面15bを含む外周部15Aと、前記ライニング材21に隣接する部分(本体部と称する)15Bの二部品が一体化して形成されており、外周部15Aと本体部15Bは、それぞれ異種材料で構成されると共に、外周部15Aが本体部15Bよりも高強度材料で構成されている。また、前記本体部15B、前記ドラグワッシャ23、及び前記ハンドル軸12は、アルミ系金属(アルミ合金を含み、それぞれが系の異なる合金であっても良い)で構成されている。
具体的に、本実施形態では、本体部15B、ドラグワッシャ23、及びハンドル軸12を、共にアルミ合金(A5056)で構成し、外周部15Aについては、本体部15Bとは異なる材料であり、強度が高い真鍮で構成している。
上記した構成の両軸受型リールによれば、ドライブギア15全体を、歯面に損傷等が生じ難い高強度材料(真鍮など)で構成するのではなく、その歯面を含む外周部15Aのみを高強度材料で構成し、かつ、それよりも径方向内側の本体部15Bを、軽量化が図れるアルミ合金で構成したことから、ギア部の強度向上と軽量化を同時に図ることが可能となる。特に、ギア部の強度向上が図れることから、スプール軸に沿って摺動するピニオンギアの摺動性が低下するようなことはない。
また、ライニング材21と隣接するドライブギアの本体部15B、ドラグワッシャ23及びハンドル軸12を、アルミ合金で構成したことで、全体としての軽量化が図れると共に、本体部15Bとドラグワッシャ23を同一材料にしたことで、ドラグ性能の安定化が図れ、狙ったドラグ性能が出し易くなる。更には、これらを全て同一材料としたことで、これらの間で電食が生じ難くなり、耐久性の向上が図れるようになる。すなわち、本実施形態の構成によれば、軽量化とドラグ性能の安定化とギア部の強度向上とがバランス良く図れた両軸受型リールとなる。
また、上記したドライブギア15の構成では、外周部15Aの構成材料は、本体部15Bの構成材料と比較して高比重であるため、ギア部分における慣性モーメントが大きくなり、ピニオンギア8との噛合関係で微細な振動やコトコト音が生じても、その慣性モーメントによって吸収することができ、しっとりとした回転感覚を得ることが可能となる。また、クラッチ機構を切ってスプールをフリー回転操作したときのフリップハンドル操作が良好となる(スプール5aが長期、かつ滑らかに回転する)。
上記したように構成されるドライブギア15については、例えば、以下のようにして製造することが可能である。
外周部15Aを構成する部材として、真鍮をリング状に形成加工すると共に、本体部15Bを構成する部材として、アルミ合金を円柱状に形成加工する。そして、円柱状に形成された本体部15Bを外周部15Aの開口に対して圧入し、本体部15Bを径方向に押し広げて両者を一体化する。このため、外周部15Aの内径と、本体部15Bの外径については、両者を圧入した際、本体部15Bが径方向に拡がって開口内面に対して圧接できるように設定されていれば良い。また、この際、図4に示すように、外周部15Aの内周面に凹部15dを形成しておくことで、本体部15Bを外周部15Aに圧入する際、本体部15Bを塑性変形させて凹部15d内にかしめることが可能となり、両部材を強固に接合して一体化することが可能となる。なお、凹部15dの形成位置、形状については、特に限定されるものではなく、円周方向に沿って形成しても良いし、円周方向に沿って所定間隔毎に形成しても良い。このように、所定間隔毎に形成することで、本体部15Bが抜け難くなると共に、両者が相対的に周方向に回転することを阻止することが可能となる。
次に、両部材が一体化された円板状の部材に対して所定の機械加工を施す。この機械加工は、一体化された円板状の部材の本体部15Bに対して、ハンドル軸12が挿通される孔15eを形成すること、外周部15Aの外周面に対して、歯面15bを形成すること、及び、本体部15Bに環状凹所15aを形成すること等が該当する。
このように、本体部15Bを外周部15Aに対して圧入して両者を一体化した後、前記機械加工によって歯面15bを形成することにより、強度的に優れ、かつ全体として軽量化したドライブギア15を精度良く、容易に製造することが可能となる。
なお、ドライブギア15については、上記したような圧入方式以外にも、例えば、本体部15Bを外周部15Aに対してインパクト成形して一体化しても良い。或いは、それ以外にも、図5及び図6に示すように製造することが可能である。
すなわち、図3及び図4に示した構成と同様、真鍮をリング状に形成加工すると共に、アルミ合金を円柱状に形成加工する際、両者が圧入される境界部分Rに、図示されていない結合部材を嵌入する貫通孔15gを形成しておく。この場合、貫通孔15gは、リング状の外周部15Aの内周面に軸方向に沿って断面半円形状の長溝を形成すると共に、円柱状の本体部15Bの外周面に軸方向に沿って断面半円形状の長溝を形成し、これらを合わせることで形成される。このような貫通孔15gは、周方向に沿って複数個所(図では、90°の間隔で4箇所)形成されており、両部材を一体化した後、各貫通孔15gに結合部材であるピン(金属が好ましく、嵌入後に抜け止め処理される)、及び/又は接着剤を充填することで、両部材を固定する。そして、両者が一体化された円板状の部材に対して、上記した構成と同様、機械加工を施すことで、歯面が高強度で軽量化されたドライブギアを精度良く製造することが可能となる。
勿論、ドライブギアの製造方法は一例にすぎず、上記したような圧入、カシメ、ピンの嵌入、接着等の手法を併用することも可能である。
実際に、本発明のように構成されたドライブギアを組み込んだ両軸受型リールと、従来のドライブギアを組み込んだ両軸受型リールについて、その軽量化、耐久性(ドライブギアの耐久性)、ドラグ性能、及び、フリップハンドル性能について、試験を行った結果を以下に示す。この場合、評価については、非常に良好であったものを◎、良好であったものを○、多少劣っていたものを△、劣っていたものを×で示してある。
従来例1,2は、ドライブギアが単一の材料で構成されると共に、ドラグワッシャが異なる材料で構成されたものであり、従来例1は真鍮のドライブギアとステンレスのドラグワッシャの組み合わせ、従来例2はアルミ合金のドライブギアとステンレスのドラグワッシャの組み合わせである。また、実施例1は、上記した実施形態のように真鍮の外周部15Aとアルミ合金の本体部15Bを一体化した構成であり、実施例2は、外周部をチタン合金、本体部をアルミ合金(A5056)、ドラグワッシャを本体部と同様、アルミ合金(A6061)で構成したものである。
Figure 2013169171
この比較試験から明らかなように、本体部をアルミ系金属で構成し、外周部をそれよりも高強度材で構成したドライブギア組み込み、かつドラグワッシャ及びハンドル軸をアルミ系金属で構成した両軸受型リールでは、軽量化、耐久性、ドラグ性能を、バランス良く向上することが可能となる。また、外周部15Aを本体部15Bに対して、より高比重化することで、フリップハンドル性能を更に向上することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。例えば、ドライブギア15については、高強度材で構成される外周部15Aを、上記した真鍮以外にも、ステンレスやチタン合金で構成しても良い。
また、上記したように構成されるドライブギアにおける本体部15Bは、ドラグ機構を構成するライニング材21と当接する部分がアルミ系金属で構成されていれば良く、本体部15Bを円板状に形成し、ドライブギア15の環状凹所15aの内周面を、外周部15Aそのもので形成しても良い。
1 リール本体
5 スプール軸
12 ハンドル軸
15 ドライブギア
15A 外周部
15b 歯面
15B 本体部
20 ドラグ機構
21,21a ライニング材
23 ドラグワッシャ
また、上記したドライブギア15の構成では、外周部15Aの構成材料は、本体部15Bの構成材料と比較して高比重であるため、ギア部分における慣性モーメントが大きくなり、ピニオンギア8との噛合関係で微細な振動やコトコト音が生じても、その慣性モーメントによって吸収することができ、しっとりとした回転感覚を得ることが可能となる。また、フリップハンドル性能(店頭での評価などにおいて、ハンドルを巻き取り方向に、一度だけ手で叩いた時に、どのくらい長く回転し続けるかを評価し、長く回り続けるものを高い評価とする)が良好となる。

Claims (3)

  1. ハンドル軸に装着されるドライブギアと、
    前記ハンドル軸に回り止め固定されると共に軸方向に移動可能に配設されるドラグワッシャと、前記ドライブギアとドラグワッシャとの間に介在されるライニング材とを具備したドラグ機構と、
    を有する両軸受型リールにおいて、
    前記ドライブギアは、歯面を含む外周部と、前記ライニング材に隣接する本体部が一体化して形成されており、
    前記外周部と本体部は、異種材料で構成されると共に、前記外周部が本体部よりも高強度材料で構成されており、
    前記本体部、前記ドラグワッシャ、及び前記ハンドル軸は、アルミ系金属で構成されていることを特徴とする両軸受型リール。
  2. 前記外周部の構成材料は、前記本体部の構成材料と比較して高比重であることを特徴とする請求項1に記載の両軸受型リール。
  3. 前記ドライブギアは、リング状に形成された前記外周部に対して、円柱状に形成された前記本体部を圧入して一体化した後、前記歯面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の両軸受型リール。
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