JP2013168761A - 情報通信端末および情報通信システム - Google Patents

情報通信端末および情報通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013168761A
JP2013168761A JP2012030257A JP2012030257A JP2013168761A JP 2013168761 A JP2013168761 A JP 2013168761A JP 2012030257 A JP2012030257 A JP 2012030257A JP 2012030257 A JP2012030257 A JP 2012030257A JP 2013168761 A JP2013168761 A JP 2013168761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication terminal
distribution
distance
information communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012030257A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyo Oda
靖代 尾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012030257A priority Critical patent/JP2013168761A/ja
Publication of JP2013168761A publication Critical patent/JP2013168761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】無駄な情報の配信や受信を回避し、有益な情報の配信・受信を可能とする情報通信端末および情報通信システムを提供すること。
【解決手段】情報配信装置100から転送可能距離を含む配信情報を受信する受信手段201と、情報配信装置100からの実距離を検出する距離測定手段206と、実距離が転送可能距離内である場合、配信情報の転送を許可する制御手段209と、制御手段209で転送が許可された配信情報を近距離無線で送信する送信手段210と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、近距離無線通信手段を備えた情報通信端末および情報通信システムに関し、特に広告などの情報を転送可能にする情報通信端末および情報通信システムに関する。
近年、Wi−Fi(登録商標)などの近距離無線通信技術を利用することにより、店舗から近隣にいるユーザが保有する情報通信端末に、広告などの店舗情報を配信するサービスが可能となっている。
また、情報通信端末側が受け取る情報を一定条件でフィルタリングし、無駄な情報の配信を制限する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特に、特許文献1に記載の従来技術は、情報通信端末が店舗などの情報配信元から受信した配信情報を、他の情報通信端末に近距離無線で配信する際に、情報の転送回数や情報配信元から情報を得てからの時間を利用して、転送する情報に制限をかけ、不要な情報を転送することを防いでいる。
特開2003−16347号公報
しかしながら、上述の転送回数を利用した制限では、例えば、設定された転送回数が多い場合、転送回数が上限に達するまで時間がかかり、情報通信端末と情報配信元の距離が広がっても転送の制限がかからない。したがって、情報配信元が期待していない、遠方に存在する他の情報通信端末に無駄な情報が転送されてしまうおそれがある。
また、上述の情報配信元から情報を得てからの時間を利用した制限では、例えば、食事などで、ユーザが一箇所に長時間留まっている場合、配信情報が有効な場所にいても情報の転送に制限がかかることになる。逆に、情報通信端末を保有するユーザが電車などで短時間に遠距離へ移動した場合、情報配信元の店舗から距離が遠くなるにもかかわらず情報転送の制限がかからず、転送を受ける側の情報通信端末に有益ではない情報を転送することになる。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、無駄な情報の配信や受信を回避し、有益な情報の配信・受信を可能とする情報通信端末および情報通信システムを提供することを目的とする。
本発明の情報通信端末は、情報配信装置から転送可能距離を含む配信情報を受信する受信手段と、前記情報配信装置からの実距離を測定する距離測定手段と、前記実距離が前記転送可能距離内である場合、前記配信情報の転送を許可する制御手段と、前記制御手段で転送が許可された配信情報を近距離無線で送信する送信手段と、を備える。
この構成により、情報配信装置から情報通信端末までの距離により、情報配信装置から配信された情報を他の情報通信端末へ送信するべきか判断することが可能となる。したがって、例えば、情報配信装置から遠く離れた情報通信端末への無駄な情報送信を回避し、有益な情報の配信を行うことができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記配信情報が、前記情報配信装置の位置情報をさらに含み、前記距離測定手段は、当該情報通信端末の位置情報を取得し、前記情報配信装置の位置情報と、前記情報通信端末の位置情報とから前記実距離を測定する、構成を有する。
この構成により、情報配信装置から情報通信端末までの距離を正確に測定することができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記情報配信装置から受信する電波強度が一定値を下回ったことを検出する検出手段と、歩数を計測する計測手段と、をさらに備え、前記距離測定手段は、前記検出手段で電波強度が一定値を下回ったことを検出した時点から前記計測手段による歩数の計測を開始させ、前記歩数から前記情報配信装置から前記情報通信端末までの距離を推定する構成を有する。
この構成により、位置情報が取得できない場所に前記情報通信端末がいる場合でも、前記情報配信装置からの距離を歩数によって推定することが可能となり、情報配信装置から配信された情報を他の情報通信端末へ送信するべきか判断することができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記情報配信装置からの距離に応じて、配信情報の内容を増減させる転送情報選択手段をさらに備えた構成を有する。
この構成により、前記情報配信装置から配信された情報を、前記情報通信端末が他の情報通信端末に送信する際に、より広告効果もしくは配信される情報通信端末にとって重要な情報を配信することができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記転送情報選択手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、配信情報の中に時間的制限のある情報を追加する、構成を有する。
この構成により、前記情報通信端末が他の情報通信端末に対して、前記情報配信装置からの距離が近いことによる配信効果の高い、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を配信することが可能となる。これにより、配信先の情報通信端末にとって、より有益な情報の配信を行うことができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記転送情報選択手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、配信情報の中から店舗を探すために必要な情報を削除する、構成を有する。
この構成により、前記情報通信端末が他の情報通信端末に対して、前記情報配信装置からの距離が近いことにより配信が不要であると考えられる情報の配信を避けることができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記転送情報選択手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、配信情報の中に店舗を探すために必要な情報を追加する、構成を有する。
この構成により、前記情報通信端末が他の情報通信端末に対して、前記情報配信装置からの距離が遠いことより有益である考えられる情報(例えば、店舗の位置情報など)を配信することが可能となる。これにより、配信先の情報通信端末に対してより有益な情報を配信することができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記転送情報選択手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、配信情報の中に時間的制限のある情報を削除する、構成を有する。
この構成により、前記情報通信端末が他の情報通信端末に対して、前記情報配信装置からの距離が遠いことにより配信が不要であると考えられる情報(例えば、時間的制限のあるタイムセール情報など)の配信を避けることができる。
また、本発明の情報通信端末は、複数の配信情報の表示順序を指定する表示順序決定手段をさらに備え、前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離に応じて、前記複数の配信情報の表示順序を変化させる、構成を有する。
この構成により、前記情報配信装置から配信された情報を、前記情報通信端末が送信する際に、より広告効果が高い、もしくは送信先の情報通信端末にとって重要な情報と、重要度の低い情報とを優先順位をつけて表示することができる。これにより、送信先の情報通信端末を持つユーザに対して、有益な情報を優先して確認させることができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記表示順序決定手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、前記複数の配信情報のうち、時間的制限のある配信情報を表示順序の上位に設定し、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の下位に設定する、構成を有する。
この構成により、前記情報配信装置からの距離が近いことによる配信効果の高い、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を、送信先の情報通信端末の表示手段の上位に表示することができる。また、距離が近いことによる配信効果、要望の低いと考えられる情報(例えば、店舗の位置情報など)は表示手段の下位に表示することができる。これにより、送信先の情報通信端末ユーザに対して、有益な情報を優先して確認させることができる。
また、本発明の情報通信端末は、前記表示順序決定手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の上位に設定し、時間的制限のある配信情報を表示順序の下位に設定する、構成を有する。
この構成により、前記情報配信装置からの距離が遠いことによる配信効果の高い情報(例えば、店舗を探すための位置情報など)を、送信先の情報通信端末の表示手段の上位に表示することができる。また、距離が遠いことによる配信効果、要望の低いと考えられる時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を表示手段の下位に表示することができる。これにより、送信先の情報通信端末ユーザに対して、有益な情報を優先して確認させることができる。
また、情報通信システムは、第1の情報通信端末と第2の情報通信端末とからなり、前記第1の情報通信端末は、情報配信装置から転送可能距離を含む配信情報を受信する受信手段と、前記情報配信装置からの実距離を測定する距離測定手段と、前記実距離が前記転送可能距離内である場合、前記配信情報の転送を許可する制御手段と、前記制御手段で転送が許可された配信情報を近距離無線で送信する送信手段と、を備え、前記第2の情報通信端末は、前記第1の情報通信端末から複数の配信情報を受信する受信手段と、前記複数の配信情報の表示順序を前記情報配信装置からの距離に応じて変化させる表示順序決定手段と、前記表示順序決定手段で決定された表示順序にもとづき、前記複数の配信情報を表示する表示手段と、を備えた構成を有する。
この構成により、より広告効果もしくは第2の情報通信端末にとって重要な情報と、重要度の低い情報とを優先順位をつけて表示することができる。これにより、第2の情報通信端末を持つユーザに対して、有益な情報を優先して確認させることができる。
また、本発明の情報通信システムは、前記表示順序決定手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、前記複数の配信情報のうち、時間的制限のある配信情報を表示順序の上位に設定し、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の下位に設定する、構成を有する。
この構成により、第1の情報通信端末から第2の情報通信端末に送信された配信情報の中から、前記情報配信装置からの距離が近いことによる配信効果の高い、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を表示手段の上位に表示することができる。また、距離が近いことによる配信効果、要望が低いと考えられる情報(例えば、店舗を探すための位置情報など)を、第2の情報通信端末の表示手段の下位に表示することができる。これにより、第2の情報通信端末を持つユーザにとって、有益な情報を優先して確認させることができる。
また、本発明の情報通信システムは、前記表示順序決定手段が、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の上位に設定し、時間的制限のある配信情報を表示順序の下位に設定する、構成を有する。
この構成により、第1の情報通信端末から第2の情報通信端末に送信された配信情報の中から、前記情報配信装置からの距離が遠いことによる配信効果の高い情報(例えば、店舗を探すための位置情報など)を、第2の情報通信端末の表示手段の上位に表示することができる。また、距離が遠いことによる配信効果、要望の低いと考えられる時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を第2の情報通信端末の表示手段の下位に表示することができる。これにより、第2の情報通信端末を持つユーザに対して、有益な情報を優先して確認させることができる。
本発明によれば、無駄な情報の配信や受信を回避し、有益な情報の配信・受信を可能とすることができる。
本発明の実施の形態1にかかる情報配信装置および情報通信端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1にかかる情報配信装置および情報通信端末の動作の一例を示す図 本発明の実施の形態1および実施の形態2にかかる情報配信装置および情報通信端末の動作の一例を示す図 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(位置情報を利用した距離測定)を示すフローチャート 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(歩数を利用した距離測定)を示すフローチャート 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(位置情報を利用した距離測定および配信情報の一部削除)を示すフローチャート 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(歩数を利用した距離測定および配信情報の一部削除)を示すフローチャート 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(位置情報を利用した距離測定および配信情報の表示順序制御)を示すフローチャート 本発明の実施の形態1にかかる情報通信端末の動作の一例(歩数を利用した距離測定および配信情報の表示順序制御)を示すフローチャート 本発明の実施の形態2にかかる情報配信装置、第1の情報通信端末および第2の情報通信端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2にかかる情報通信端末の動作の一例(位置情報を利用した距離測定)を示すフローチャート 本発明の実施の形態2にかかる第2の情報通信端末の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2にかかる情報通信端末の動作の一例(歩数を利用した距離測定)を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報配信装置および情報通信端末の主要な構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1では、店舗に設置された情報配信装置が近距離無線通信を介して、配信情報(店舗の広告情報など)を周囲の情報通信端末に配信し、当該配信情報を受信した情報通信端末が他の情報通信端末に対して、当該配信情報を転送する場合を例にとって説明する。
なお、情報配信装置は、例えば、店舗に設置された近距離無線通信機能を備えたサーバであり、情報通信端末は、例えば、携帯電話として以下の説明を行う。
図1のとおり、情報配信装置100は、記憶手段101と配信情報送信手段102を有する。
記憶手段101は、情報配信装置100が配信する配信情報を記憶している。具体的には、店舗の広告情報のほかに、店舗または情報配信装置100の住所や緯度経度の位置情報、配信情報の転送可能距離情報、電話番号、営業時間など、店舗に関する複数の情報が含まれている。
配信情報送信手段102は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により、店舗の周辺エリアへ記憶手段101に記憶された配信情報を送信する。
また、図1のとおり、情報通信端末200は、受信手段201、記憶手段202、位置情報取得手段203、計測手段204、検出手段205、距離測定手段206、転送情報選択手段207、表示順序決定手段208、制御手段209、送信手段210を有する。
受信手段201は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により、情報配信装置100から送信された配信情報を受信する。
記憶手段202は、受信手段201で受信した配信情報を記憶する。
位置情報取得手段203は、例えば、GPS(Grobal Positioning System)を利用して、情報通信端末200の緯度経度の位置情報を得るものとする。
計測手段204は、情報通信端末200をもつユーザの歩数を計測する。例えば、情報通信端末200の加速度から所定の上下運動を検出して歩数を計測することができる。
検出手段205は、情報通信端末200をもつユーザの歩数の計測を開始するタイミングを検出する。詳細は後述する。
距離測定手段206は、位置情報取得手段203、または、計測手段204および検出手段205で得られた、情報通信端末200の位置情報や距離情報を用いて、情報配信装置100と情報通信端末200との間の距離を測定する。
転送情報選択手段207は、距離測定手段206で測定した情報配信装置100から情報通信端末200までの距離によって、記憶手段202に記憶してある配信情報のいずれを他の情報通信端末に転送するか選択する。
表示順序決定手段208は、距離測定手段206で測定した情報配信装置100から情報通信端末200までの距離によって、記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末上で表示させるときの表示順序を決定する。
制御手段209は、距離測定手段206で測定した情報配信装置100から情報通信端末200までの距離によって、記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末へ転送するかどうかを決定する。
送信手段210は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により、情報通信端末200から他の情報通信端末305に配信情報を転送する。
なお、位置情報取得手段203と、計測手段204および検出手段205とは、情報通信端末200に同時に実装してもよいし、どちらか一組のみ実装してもよい。
図2〜図9を用いて、情報通信端末200による配信情報の受信から配信情報の送信(転送)までの動作について詳細に説明する。図2および図3は、本発明の実施の形態1にかかる情報配信装置100および情報通信端末200の動作の一例を示す図である。また、図4〜9は、図2および図3に示した動作の一例を実現するための詳細処理を示すフローチャートである。
まず、図2において、情報配信装置100は、配信情報送信手段102により、店舗の周辺エリアへ配信情報を送信する。ここで、配信情報の送信は、常時行ってもよいし、予め定めた周期で行ってもよい。
次に、情報配信装置100から送信された配信情報の受信が可能な、情報受信可能エリア境界線302の内側に存在する情報通信端末200は、受信手段201を介して配信情報を受信する(図2の301、および図4のステップa001)。また、記憶手段202は、受信手段201が受信した配信情報を一旦格納する(図4のステップa002)。
ここで、例えば、情報通信端末200が図2の306のように移動した場合、位置情報取得手段203は、情報通信端末200の位置を取得する(図4のステップa003)。
次に、距離測定手段206は、配信情報に含まれる店舗の位置情報と、位置情報取得手段203で取得した情報通信端末200の位置情報とから距離を測定する(図4のステップa004)。
次に、情報通信端末200の配信可能エリア境界線304の内側に他の情報通信端末が存在する場合、情報配信装置100から情報通信端末200までの距離が、配信情報に含まれる転送可能距離以内(情報転送可能エリア境界線303の内側)であれば(図4のステップa005、Yes)、送信手段210は、記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末305に転送する(図2の308、および図4のステップa006)。
また、例えば、情報通信端末200が図2の307のように移動した場合、前述と同様に、位置情報取得手段203による情報通信端末200の位置取得(図4のステップa003)、距離測定手段206による距離測定(図4のステップa004)が行われる。
しかしながら、情報通信端末200の配信可能エリア境界線304の内側に他の情報通信端末が存在していても、情報配信装置100から情報通信端末200までの距離が、配信情報に含まれる転送可能距離以内(情報転送可能エリア境界線303の内側)でない場合(図4のステップa005、No)、送信手段210は、記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末305に転送せずに、位置の確認処理(図4のステップa003)に戻る。
この構成により、情報配信装置100から情報通信端末200までの距離で、情報配信装置100から配信された情報を他の情報通信端末305へ転送するべきか判断することが可能となる。これにより、情報配信装置100から遠く離れた、他の情報通信端末305への無駄な配信情報の送信を回避し、有益な配信情報を送信することができる。
さらに、情報配信装置100から情報通信端末200までの距離を正確に測定することが可能となるため、情報配信装置100からの距離によって情報通信端末200への配信情報の送信可否を高い精度で判断することができる。したがって、情報配信装置100から遠く離れた、他の情報通信端末305への無駄な配信情報の送信を防ぐ効果をさらに向上させることができる。
なお、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の内側にいると判断する手段としては、以下の方法を用いてもよい。図5を用いて説明する。
まず、情報通信端末200の検出手段205は、情報配信装置100からの電波受信強度を検出する(図5のステップb003)。
次に、検出された電波強度が所定値よりも低い場合(図5のステップb004)、計測手段204は、情報通信端末200をもつユーザの歩数計測を開始する(図5のステップb005)。
次に、歩数から情報配信装置100と情報通信端末200との距離を測定する(図5のステップb006)。具体的には、計測手段204で計測した歩数と、ユーザの歩幅を掛け合わせた値を、情報配信装置100と情報通信端末200の距離とする。ここで利用するユーザの歩数は、固定値でもよいし、ユーザが任意で変更できる値でも良い。
次に、配信情報に含まれる転送可能距離情報と、歩数から求めた距離とにより、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の内側にいる場合(図5のステップa005、Yes)、送信手段210は、他の情報通信端末305に配信情報を転送する(図5中のステップa006)。一方、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の外側にいる場合(図5のステップa005、No)、歩数から距離を計測する処理(図5のステップb005)に戻る。
この構成により、情報通信端末200が位置情報を取得できない場所にいる場合でも、情報配信装置100からの距離を歩数によって推定でき、情報配信装置100から配信された配信情報を他の情報通信端末305へ転送するべきか判断することができる。これにより、情報通信端末200が自身の位置情報を取得できない場合でも、情報配信装置100から遠く離れた、他の情報通信端末305への無駄な配信情報の送信を防ぐことができる。
なお、また、情報通信端末200が記憶している配信情報を他の情報通信端末305に転送する前に、実際に転送する情報を取捨選択してもよい。
この構成により、情報配信装置100から受信した配信情報を、情報通信端末200が他の情報通信端末305に転送する際に、より広告効果もしくは配信される情報通信端末にとって重要な情報を配信することができ、また、無駄な情報の配信を防ぐことができる。
図3および図6を用いて、具体的な動作について説明する。
まず、図3における内容変更境界線400について説明する。内容変更境界線400は、図2で示した情報受信可能エリア境界線302と情報転送可能エリア境界線303の間に設定される。
また、内容変更境界線400は、情報通信端末200が、情報配信装置100から受信した配信情報を他の情報通信端末305に転送するときに、内容を変化させる位置を示している。
この動作には、情報通信端末200が、情報転送可能エリア境界線303の内側にいると判断する時(図6のステップa005)に用いた距離を利用する。
この距離がさらなる所定値(例えば、図3の情報配信装置100から内容変更境界線400までの距離)を下回る場合(図6のステップc006、Yes)、転送情報選択手段207を利用して、他の情報通信端末305に転送する配信情報の内容を変化させる。つまり、情報通信端末200が、内容変更境界線400の内側にいる場合、配信情報の内容を変化させる。
具体的には、情報配信装置100から受信した配信情報のうち、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)は、他の情報通信端末305に転送すると決定する。一方、店舗のそばにいるときには不要と考えられる情報(例えば、店舗を探すために必要な住所や地図情報などの情報)は削除すると決定する(図6のステップc007)。そして、送信手段210は、転送情報選択手段207で選択した情報のみを送信する(図6のステップa006)。
この構成により、情報通信端末200が他の情報通信端末305に情報を転送する際に、情報配信装置100からの距離が近いことにより配信が不要であると考えられる情報の配信を避けることができる。これにより、配信先の他の情報通信端末305に対して無駄な情報の配信を防ぐことができる。
さらに、情報通信端末200が内容変更境界線400の外側にいる場合、転送情報選択手段207は、他の情報通信端末305に転送する情報に、前述の店舗を探すために必要な情報を含め、時間的制限のある情報は削除することに決定する(図6のステップc008)。そして、送信手段210は、転送情報選択手段207で選択した情報のみを送信する(図6のステップa006)。
この構成により、情報通信端末200が他の情報通信端末305に情報を転送する際に、情報配信装置100からの距離が遠いことにより、より有益である考えられる情報を配信することができる。
また、情報配信装置100からの距離が遠いことにより配信が不要であると考えられる情報(例えば、時間的制限のあるタイムセールなどの情報)の配信を避けることができる。これにより、配信先の他の情報通信端末305に対して無駄な情報の配信を防ぐ効果がある。
なお、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の外側に存在すると判断した場合には、上述の転送情報選択手段207を利用した配信情報の取捨選択および他の情報通信端末305への配信情報の送信は行わない。
なお、また、店舗などの情報配信装置100と、情報通信端末200との距離を測定する方法が、前述の歩数を利用した計測であり、かつ、他の情報通信端末305に転送する情報を、歩数から計測した距離を使って、前述のように取捨選択してもよい。具体的には、店舗から所定距離内にいる場合は、時間的に制限のある情報を含めて位置に関する情報を削除し、店舗から所定距離外にいる場合は、位置に関する情報を含め時間的制限のある情報を削除する。(図7のステップa001〜a006)。
この構成により、情報通信端末200がGPSなどの距離測定手段を持たない場合でも、情報配信装置100からの距離を測定することが可能となり、他の情報通信端末305に転送する配信情報を測定した距離によって増減させることができる。したがって、GPSなどの距離測定手段がない場合でも、広告効果もしくは配信される他の情報通信端末305にとって重要な情報を配信することができ、また、無駄な情報の配信を防ぐことができる。
また、前述の他の情報通信端末305に配信情報を転送する際に、店舗との距離によって情報の削除を行う代わりに、情報の表示順序の指定をしてもよい。
具体的には、情報通信端末200が、内容変更境界線400の内側にいるか外側にいるかを判断する(図8のステップc006)。その結果、情報通信端末200が内容変更境界線400の内側にいる(情報通信端末200が情報配信装置100の所定距離内にいる)場合には、距離が近いことによって有益な情報(例えば、タイムセール情報など)を他の情報通信端末305に表示する際の順序を上位に指定し、近いことによって不要と考えられる情報(例えば、店舗の位置情報など)の表示順序を下位に指定する(図8のステップe007)。一方、情報通信端末200が内容変更境界線400の外側にいる(情報通信端末200が情報配信装置100の所定距離外にいる)場合には、距離が遠いことにより必要となる情報(例えば、店舗の位置情報など)の表示順序を上位に指定し、距離が遠いことによって不要となる情報(例えば、タイムセール情報など)の表示順序を下位に指定する(図8のステップe008)。
この構成により、情報通信端末200が配信情報を転送する際に、より広告効果が高い、もしくは送信先の他の情報通信端末305にとって重要な情報を送信先の他の情報通信端末305の表示手段の上位に表示し、重要度の低い情報を表示手段の下位に表示する。したがって、送信先の他の情報通信端末305を持つユーザに、有益な情報を優先して確認させることができる。
図3および図8を用いて、具体的な動作を説明する。
まず、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の内側にいると判断するとき(図8のステップa005)に用いた距離を利用する。
次に、制御手段209は、この距離がさらなる所定値(例えば、情報配信装置100から内容変更境界線400までの距離)を下回るかどうか判定する(図8のステップc007)。
そして、情報通信端末200が情報転送可能エリア境界線303の内側にいて、かつ、店舗などの情報配信装置100の所定距離内にいる場合、表示順序決定手段208は、他の情報通信端末305に送信する情報の順序を時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を他の情報通信端末305の表示手段の上位に表示し、店舗のそばにいるときには不要と考えられる情報(例えば、店舗の位置情報など)の表示順序を下位に設定する。(図8のステップe007)。
この構成により、情報配信装置100からの距離が近いことによる配信効果の高い、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を、送信先の他の情報通信端末305の表示手段の上位に表示し、また、距離が近いことによる配信効果、要望の低いと考えられる情報(例えば、店舗の位置情報など)は表示手段の下位に表示することができる。これにより、送信先の他の情報通信端末305をもつユーザに、より有益な情報を優先して確認させることができる。
さらに、情報通信端末200が、情報転送可能エリア内(例えば、情報配信装置100である店舗に行くことが可能な範囲)にいるが、情報配信装置100である店舗などからは所定値(例えば、ある程度時間をかければいける距離)よりも離れた場所にいる場合(内容変更境界線400と情報転送可能エリア境界線303の間にいる場合)には、他の情報通信端末305に転送する情報の表示順序を変更する。
具体的には、表示順序決定手段208は、店舗から離れた場所にいるときに必要な情報(例えば、地図情報や住所など)は、他の情報通信端末305の表示手段の上位に設定し、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)は、他の情報通信端末305の表示手段の下位に設定する。(図8のステップe008)。
この構成により、情報配信装置100から距離が遠いことによる配信効果の高い情報(例えば、店舗を探すための位置情報など)を、送信先の他の情報通信端末305の表示手段の上位に表示することができる。また、距離が遠いことによる配信効果、要望の低いと考えられる時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)を他の情報通信端末305の表示手段の下位に表示することができる。これにより、送信先の他の情報通信端末305をもつユーザに、より有益な情報を優先して確認させることができる。
なお、また、情報通信端末200と店舗などの情報配信装置100の距離を測定する方法が、前述の歩数を利用した計測であり、さらに、他の情報通信端末305に転送する情報を、歩数から計測した距離を使って、取捨選択してもよい。
具体的には、情報通信端末200が店舗から所定距離内いる場合は、表示順序決定手段は、時間的に制限のある情報を他の情報通信端末305の表示手段の上位に設定し、場所に関する情報を他の情報通信端末305の表示手段の下位に設定する。
一方、情報通信端末200が店舗から所定距離外にいる場合は、表示順序決定手段は、位置に関する情報を他の情報通信端末305の表示手段の上位に設定し、時間的制限のある情報を他の情報通信端末305の表示手段の下位に設定してもよい。
この構成により、情報通信端末200がGPSなどの距離測定手段を持たない場合でも、情報配信装置100からの距離を測定することが可能となり、他の情報通信端末305に情報を転送する際に、測定した距離によって、情報の表示順序を変化させることができる。したがって、GPSなどの距離測定手段がない場合でも、送信先の他の情報通信端末305を持つユーザに、有益な情報を優先して確認させることができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る情報配信装置および第1の情報通信端末、第2の情報通信端末の主要な構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2では、店舗に設置された情報配信装置が近距離無線通信を介して、配信情報(店舗の広告情報など)を周囲の情報通信端末に配信し、当該配信情報を受信した情報通信端末が他の情報通信端末に対して、当該配信情報を転送する場合を例にとって説明する。
なお、情報配信装置は、例えば、店舗に設置された近距離無線通信機能を備えたサーバであり、情報通信端末は、例えば、携帯電話として以下の説明を行う。
図10のとおり、情報配信装置100は、記憶手段101と配信情報送信手段102を有する。
また、図10のとおり、第1の情報通信端末500は、受信手段201、記憶手段202、位置情報取得手段203、計測手段204、検出手段205、距離測定手段206、制御手段209、送信手段210を有する。
なお、情報配信装置100および第1の情報通信端末500が有する各構成要素については、実施の形態1および図1に記載の構成要素と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
さらに、図10のとおり、第2の情報通信端末600は、受信手段601、記憶手段602、表示順序決定手段603、表示手段604を有する。
受信手段601は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により、第1の情報通信端末500から送信された配信情報、および距離測定手段206で測定した情報配信装置100と第1の情報通信端末500の距離を受信する。
記憶手段602は、第1の情報通信端末500から受信した配信情報と情報配信装置100と第1の情報通信端末500の距離を記憶する。
表示順序決定手段603は、記憶手段602に記憶した、情報配信装置100と第1の情報通信端末500の距離を利用して、第2の情報通信端末の表示手段604に配信情報を表示するときの順序を決める。
表示手段604は、前記表示順序決定手段603で決定された順序で情報を表示する。
図3および図10〜13を用いて、第1の情報通信端末500が情報配信装置100から配信情報を受信し、第2の情報通信端末600に配信情報の送信(転送)をしてから、第2の情報通信端末600が情報を受信して表示手段604に情報を表示するまでの動作について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態2にかかる情報配信装置100および第1の情報通信端末500および第2の情報通信端末600の動作の一例を示す図である。
また、図11〜13は、図3に示した動作の一例を実現するための詳細処理を表したフローチャートである。
まず、図3において、情報配信装置100は、配信情報送信手段102より、店舗の周辺エリアへ配信情報を送信する。ここで、配信情報の送信は、常時行ってもよいし、予め定めた周期で行ってもよい。
次に、図10における第1の情報通信端末500に相当する情報通信端末200が、情報配信装置100から送信された配信情報の受信が可能なエリアの境界線である、情報受信可能エリア境界線302の内側に入ると、情報通信端末200は、受信手段201を使って配信情報を受信する(図3の301、および図11のステップk001)。また、記憶手段202は、受信手段201が受信した配信情報を一旦格納する(図11のステップk002)。
ここで、例えば、情報通信端末200が図3の306のように移動した場合、位置情報取得手段203は、情報通信端末200の位置を取得する。(図11のステップk003)。次に、距離測定手段206は、配信情報に含まれる店舗の位置情報と、位置情報取得手段203で取得した情報通信端末200の位置情報とから距離を測定する(図11のステップk004)。
次に、情報通信端末200の配信可能エリア境界線304の内側に第2の情報通信端末600に相当する、他の情報通信端末305が存在する場合、情報配信装置100から情報通信端末200までの距離が、配信情報に含まれる転送可能距離以内(情報転送可能エリア境界線303の内側)であれば(図11のステップk005、YES)、送信手段210は記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末305に転送する。
また、例えば、情報通信端末200が図3の307のように移動した場合、前述と同様に、位置情報取得手段203による情報通信端末200の位置取得(図11のステップk003)、距離測定手段206による距離測定(図11のステップk004)が行われる。
しかしながら、情報通信端末200の配信可能エリア境界線304の内側に他の情報通信端末が存在しても、情報配信装置100からの情報通信端末200までの距離が、配信情報に含まれる転送可能距離以内(情報転送可能エリア境界線303の内側)でない場合(図11のステップk005、NO)、送信手段210は記憶手段202に記憶してある配信情報を他の情報通信端末305に転送せずに、位置の確認処理(図11のステップk003)に戻る。
次に、第2の情報通信端末600の動作について説明する。
第2の情報通信端末600は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により第1の情報通信端末500から送信された店舗からの距離を含む情報を受信手段601で受信する(図12のステップl001)。続いて、受信した情報を記憶手段602に記憶する(図12のステップl002)。
次に、第1の情報通信端末500から受信した「店舗からの距離」を利用して情報の表示順序を決定する。
この構成により、前記情報配信装置100から受信した情報が、前記第1の情報通信端末500から第2の情報通信端末600に距離情報とともに転送された後、第2の情報通信端末600が、その画面上に、受信した情報を表示する際に、より広告効果もしくは第2の情報通信端末600にとって重要な情報を、第2の情報通信端末600をもつユーザから見易い上位に表示することができる。また、重要度の低い情報は表示画面の下位に表示することができる。これにより、第2の情報通信端末600を持つユーザにとって有益な情報を先に確認させることができる。
図3および図11および図12を用いて、具体的な動作について説明する。
まず、図3における内容変更境界線400について説明する。内容変更境界線400は、図3で示した情報受信可能エリア境界線302と情報転送可能エリア境界線303の間に設定される。
また、内容変更境界線400は、第2の情報通信端末600が、第1の情報通信端末500から受信した配信情報を表示手段604に表示するときに、内容を変化させる位置を示している。
この動作には、第1の情報通信端末に相当する情報通信端末200が、情報転送可能エリア境界線303の内側にいると判断するとき(図11のステップk005)に用いた距離を利用する。
この距離が情報配信装置100から内容変更境界線400までの距離を下回る場合(図12のステップl003、YES)、表示順序決定手段603を利用して、表示手段604に表示する情報を変化させる。つまり、第2の情報通信端末600が内容変更境界線400の内側にいる場合、表示手段604に表示する情報の内容を変化させる。
具体的には、第1の情報通信端末500から受信した配信情報のうち、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)は、第2の情報通信端末の表示手段604の上位に表示すると決定する。一方、店舗のそばにいるときには不要と考えられる情報を(例えば、店舗を探すために必要な住所や地図情報)は、表示手段604の下位に表示すると決定する。(図12のステップl004)。
そして、上記の処理で決定した順序で、第1の情報通信端末から受信した情報を表示手段604に表示する(図12のステップl006)。
この構成により、第1の情報通信端末500から第2の情報通信端末600に転送された情報の中から、前記情報配信装置からの距離が近いことによる配信効果の高い、時間的制限のある情報、例えばタイムセール情報などを第2の情報通信端末600の表示手段の上位に表示し、また、距離が近いことによる配信効果、要望が低いと考えられる情報、例えば店舗を探すための位置情報などは、第2の情報通信端末の表示手段の下位に表示する。したがって、第2の情報通信端末600を持つユーザに、より有益な情報を優先して確認させることができる。
一方、図3の内容変更境界線400よりも外側、つまり店舗から離れている場所に第2の情報通信端末600がいる場合の動作を説明する。
第1の情報通信端末500から受信した配信情報のうち、店舗から離れた場所にいるときに必要な情報(例えば、地図情報や住所など)は、第2の情報通信端末の表示手段604の上位に表示すると決定する。反対に、時間的制限のある情報(例えば、タイムセール情報など)は、第2の情報通信端末の表示手段604の下位に表示すると決定する。(図12のステップl005)。
そして、上記の処理で決定した順序で、第1の情報通信端末から受信した情報を表示手段604に表示する(図12のステップl006)。
この構成により、第1の情報通信端末500から第2の情報通信端末600に転送された情報の中から、前記情報配信装置からの距離が遠いことによる配信効果の高い、例えば店舗を探すための位置情報などを、第2の情報通信端末600の表示手段画面の上位に表示し、また、距離が遠いことによる配信効果、要望の低いと考えられる時間的制限のある情報、例えばタイムセール情報などは第2の情報通信端末の表示手段の下位に表示する。したがって、第2の情報通信端末600を持つユーザに、より有益な情報を優先して確認させることができる。
なお、上記で説明した第1の情報通信端末500で行う、店舗と第1の情報通信端末の距離測定には、第1の情報通信端末が店舗から離れ始めてからの距離を用いてもよい。
その動作について、図13を用いて説明する。
情報配信装置100からの情報を、第1の情報通信端末が受信し(図13のステップk001)記憶する(図13のステップk002)。その後、検出手段205を用いて情報配信装置100からの電波強度を検出する(図13のステップm003)。その電波強度が所定値よりも低いかどうか判定する。電波強度が高い場合は(図13のステップm004、NO)は電波強度の検出に戻る。電波強度が低い場合には(図13のステップm004、YES)、第1の情報通信端末500が情報配信装置100から離れ始めたと判断し計測手段204を使って歩数の計測を開始する(図13のステップm005)。その歩数から情報配信装置100と第1の情報通信端末500の距離を測定し(図13のステップm006)、その距離が図3の内側である場合(図13ステップk005、YES)には、その測定距離とともに情報配信装置100から受信した情報を第2の情報通信端末600に送信する(図13ステップk006)。
第2の情報通信端末600は、このときに受信した測定距離を、表示手段604への配信情報表示順序を決定する動作(図12のステップl003、l004、l005)を行う際に利用してもよい。
この構成により、第1の情報通信端末500がGPSなどの距離測定手段を持たない場合でも、情報配信装置100からの距離を測定することが可能となり、第2の情報通信端末600に情報を送信する際に、情報配信装置100と第1の情報通信端末500の距離を情報として送信することが可能となる。第2の情報通信端末600は、第1の情報通信端末500から受信した距離によって、表示順序決定手段603によって表示順序を変化させることが可能となる。このような構成により、第1の情報通信端末500がGPSなどの距離測定手段を持たない場合でも、第2の情報通信端末600を持つユーザにとって有益な情報を優先して確認させることができる。
なお、第2の情報通信端末600がもつ表示順序決定手段603では、有益ではない情報を表示手段604の下部に表示させると記載したが、有益ではない情報を表示しないという方法をとってもよい。
本発明は、無駄な情報の配信や受信を回避し、有益な情報の配信・受信することができるといった効果を有し、携帯電話、スマートフォン等の情報通信端末や、複数の情報通信端末へ情報を配信する広告配信サーバ等の情報配信装置への適用が可能である。
100 情報配信装置
101、202、602 記憶手段
102 配信情報送信手段
200 情報通信端末
201、601 受信手段
203 位置情報取得手段
204 計測手段
205 検出手段
206 距離測定手段
207 転送情報選択手段
208、603 表示順序決定手段
209 制御手段
210 送信手段
301 情報配信装置100からの情報配信を示す線
302 情報受信可能エリア境界線
303 情報転送可能エリア境界線
304 配信可能エリア境界線
305 他の情報通信端末
306 情報通信端末200の店舗情報送信許可エリア境界線303の内側への移動を示す線
307 情報通信端末200の店舗情報送信許可エリア境界線303の外側への移動を示す線
308 情報通信端末200から他の情報通信端末305への情報送信を示す線
400 内容変更境界線
500 第1の情報通信端末
600 第2の情報通信端末
604 表示手段

Claims (14)

  1. 情報配信装置から転送可能距離を含む配信情報を受信する受信手段と、
    前記情報配信装置からの実距離を測定する距離測定手段と、
    前記実距離が前記転送可能距離内である場合、前記配信情報の転送を許可する制御手段と、
    前記制御手段で転送が許可された配信情報を近距離無線で送信する送信手段と、を備えた情報通信端末。
  2. 前記配信情報は、前記情報配信装置の位置情報をさらに含み、
    前記距離測定手段は、当該情報通信端末の位置情報を取得し、前記情報配信装置の位置情報と、前記情報通信端末の位置情報とから前記実距離を測定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。
  3. 前記情報配信装置から受信する電波強度が一定値を下回ったことを検出する検出手段と、
    歩数を計測する計測手段と、をさらに備え、
    前記距離測定手段は、前記検出手段で電波強度が一定値を下回ったことを検出した時点から前記計測手段による歩数の計測を開始させ、前記歩数から前記情報配信装置から前記情報通信端末までの距離を推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。
  4. 前記情報配信装置からの距離に応じて、配信情報の内容を増減させる転送情報選択手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。
  5. 前記転送情報選択手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、配信情報の中に時間的制限のある情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末。
  6. 前記転送情報選択手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、配信情報の中から店舗を探すために必要な情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末。
  7. 前記転送情報選択手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、配信情報の中に店舗を探すために必要な情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末。
  8. 前記転送情報選択手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、配信情報の中に時間的制限のある情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末。
  9. 複数の配信情報の表示順序を指定する表示順序決定手段をさらに備え、
    前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離に応じて、前記複数の配信情報の表示順序を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。
  10. 前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、前記複数の配信情報のうち、時間的制限のある配信情報を表示順序の上位に設定し、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の下位に設定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報通信端末。
  11. 前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の上位に設定し、時間的制限のある配信情報を表示順序の下位に設定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報通信端末。
  12. 第1の情報通信端末と第2の情報通信端末とからなる情報通信システムであって、
    前記第1の情報通信端末は、
    情報配信装置から転送可能距離を含む配信情報を受信する受信手段と、
    前記情報配信装置からの実距離を測定する距離測定手段と、
    前記実距離が前記転送可能距離内である場合、前記配信情報の転送を許可する制御手段と、
    前記制御手段で転送が許可された配信情報を近距離無線で送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第2の情報通信端末は、
    前記第1の情報通信端末から複数の配信情報を受信する受信手段と、
    前記複数の配信情報の表示順序を前記情報配信装置からの距離に応じて変化させる表示順序決定手段と、
    前記表示順序決定手段で決定された表示順序にもとづき、前記複数の配信情報を表示する表示手段と、
    を備えた情報通信システム。
  13. 前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より近い場合には、前記複数の配信情報のうち、時間的制限のある配信情報を表示順序の上位に設定し、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の下位に設定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報通信システム。
  14. 前記表示順序決定手段は、前記情報配信装置からの距離が所定値より遠い場合には、店舗を探すために必要な配信情報を表示順序の上位に設定し、時間的制限のある配信情報を表示順序の下位に設定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報通信システム。
JP2012030257A 2012-02-15 2012-02-15 情報通信端末および情報通信システム Pending JP2013168761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030257A JP2013168761A (ja) 2012-02-15 2012-02-15 情報通信端末および情報通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030257A JP2013168761A (ja) 2012-02-15 2012-02-15 情報通信端末および情報通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013168761A true JP2013168761A (ja) 2013-08-29

Family

ID=49178861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012030257A Pending JP2013168761A (ja) 2012-02-15 2012-02-15 情報通信端末および情報通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013168761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100048A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社イーアールアイ 無線通信システム、無線通信装置及びプログラム
JP2016021732A (ja) * 2014-06-20 2016-02-04 株式会社バッファロー 無線接続装置、ネットワークシステム、および無線接続装置の制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100048A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社イーアールアイ 無線通信システム、無線通信装置及びプログラム
JP2016021732A (ja) * 2014-06-20 2016-02-04 株式会社バッファロー 無線接続装置、ネットワークシステム、および無線接続装置の制御方法
US10368338B2 (en) 2014-06-20 2019-07-30 Buffalo Inc. Wireless device, network system and control method of wireless device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4194643B2 (ja) 広告情報表示方法、広告情報表示システム、及び広告情報送信プログラム
JP4686491B2 (ja) 広告情報表示方法、広告情報表示システム、及び広告情報送信プログラム
US9549286B2 (en) Geo-fence notification management
EP2229016B1 (en) Communication device, communication method, program, information management device, and communication system
KR20120101244A (ko) 비콘을 이용한 가맹점 진입 자동확인및 자동주문 결제 시스템
US9648450B2 (en) Assistance techniques
CN102238472B (zh) 以移动装置的目前位置更新服务器储存的位置资讯的方法
CN103680186A (zh) 信息显示装置和移动终端装置
KR101978966B1 (ko) 랜드마크 센서를 통한 위치 기반 서비스 시스템 및 그의 제어 방법
CN108291817A (zh) 用于目的地推荐和选择的方法、装置和系统
KR101427717B1 (ko) 스마트 통신기기와 통신 가능한 화면표시기를 이용한 택시 콜 서비스 시스템 및 그 제공방법
JP2013168761A (ja) 情報通信端末および情報通信システム
US20150032544A1 (en) Apparatus and method for notifying destination based on velocity
JP5633632B2 (ja) 電子装置、情報配信システム、コンピュータプログラム及び位置依存情報提供方法
KR102477449B1 (ko) 지오펜스 기반 길안내 및 광고 서비스 시스템 및 방법
JP4962987B2 (ja) 位置情報を送信する位置情報送信システム及び位置情報送信装置
KR20130052962A (ko) 내비게이션 장치 및 그 제어방법
US9823080B2 (en) Method, system, and computer program product for providing a facility map
JP5300833B2 (ja) 情報配信装置、情報配信システム、および情報配信方法
KR20140031467A (ko) 정보를 표시하는 방법 및 디바이스
JP2014232380A (ja) 無線サービスシステム、センタ側装置、及びプログラム
KR100852356B1 (ko) 전화번호를 이용한 위치정보 제공 시스템 및 방법
JP2015005047A (ja) 広告提示システムおよび広告提示方法
JP2014178262A (ja) ログ情報公開システム、ログ情報公開装置、ログ情報公開方法及びコンピュータプログラム
JP2014178260A (ja) ログ情報公開システム、ログ情報公開装置、ログ情報公開方法及びコンピュータプログラム