JP2013144604A - 用紙搬送状態検出装置、用紙搬送状態検出方法及び制御プログラム - Google Patents

用紙搬送状態検出装置、用紙搬送状態検出方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センサコストの上昇を抑制しつつ、高精度の測定を行って、用紙搬送状態をより正確に検出する。
【解決手段】用紙搬送状態検出装置は、検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、用紙搬送路を搬送される用紙により反射された二つの光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、用紙により反射された二つの光ビームを受光面に導く導光手段と、受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、用紙の有無を検出するとともに用紙の移動量を算出し、検出した用紙の有無及び算出した用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する検出手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙搬送状態検出装置、用紙搬送状態検出方法及び制御プログラムに関するものである。
従来、複写機やプリンタ等を構成している用紙搬送機構において搬送されている用紙の情報を取得することで、用紙の搬送状態等を取得する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、二つのエリアセンサを有し、複数の位置で用紙のスペックルパターンを取得し、紙の伸び量を算出する技術が開示されている。
また、特許文献2には、用紙と平行に二つの原稿検知センサを配置し、二つの原稿検知センサで搬送用紙の有無をそれぞれ検知し、二ヶ所の用紙の検知結果から用紙の傾きを検出する技術が開示されている。
特許第3820792号公報 特開平09−048540号公報
ところで、用紙の搬送速度が高速になるにつれてエリアセンサにおけるフレームレート(FPS:Frames Per Second)を上げるか、またはエリアセンサの画素数を上げる必要があるが、上述した二つの特許文献においては、二つのセンサを用いており、そのような場合には、センサコスト、ひいては、装置コストが大きく増加するという問題があった。
また、二つのセンサを用いているため、高精度の測定を行うためには、センサ間のばらつきを補正する必要も生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストの上昇を抑制しつつ、高精度の測定を行って、用紙搬送状態をより正確に検出できる用紙搬送状態検出装置、用紙搬送状態検出方法及び制御プログラムを提供するものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の用紙搬送状態検出装置は、検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光手段と、前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出するとともに前記用紙の移動量を算出し、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する検出手段と、を備える。
また、本発明の用紙搬送状態検出方法は、検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、を備えた用紙搬送状態検出装置において実行される用紙搬送状態検出方法であって、前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光過程と、前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出するとともに前記用紙の移動量を算出し、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する検出過程と、を備える。
また、本発明の制御プログラムは、検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光手段と、を備えた用紙搬送状態検出装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出する手段と、前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の移動量を算出する手段と、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する手段と、して機能させる。
本発明によれば、コストの上昇を抑制しつつ、高精度の測定を行って、用紙搬送状態をより正確に検出できるという効果を奏する。
図1は、複写機に設けられる用紙状態検出装置の概要構成図である。 図2は、用紙とレーザビームの照射位置との関係説明図である。 図3は、実施形態の動作フローチャートである。 図4は、スペックルパターン画像の取得の説明図である。 図5は、用紙判定処理の概要処理フローチャートである。 図6は、用紙判定処理の詳細処理フローチャートである。 図7は、データ処理の説明図である。 図8は、用紙判定処理の詳細処理フローチャートである。 図9は、移動量算出処理の処理フローチャートである。 図10は、逆離散フーリエ変換後の合成位相の分布図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる用紙搬送状態検出装置、用紙搬送状態検出方法及び制御プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、複写機に設けられる用紙状態検出装置の概要構成図である。
図2は、用紙とレーザビームの照射位置との関係説明図である。
用紙状態検出装置10は、用紙11の搬送方向DCに対して交差方向(副走査方向)に離間してそれぞれ配置され(図2参照)、レーザビーム光LAを出射するレーザダイオード12Aと、レーザビーム光LBを出射するレーザダイオード12Bと、を備えている。
また、用紙状態検出装置10は、レーザダイオード12Aを出射したレーザビーム光LAを平行光とするコリメートレンズ13Aと、レーザダイオード12Bを出射したレーザビーム光LBを平行光とするコリメートレンズ13Bと、用紙あるいは搬送路の構成部材により反射されたレーザビーム光LA及びレーザビーム光LBを受光して撮像を行うエリアセンサ14と、用紙あるいは搬送路の構成部材により反射されたレーザビーム光LAをエリアセンサ14に導く導光ユニット15Aと、用紙あるいは搬送路の構成部材により反射されたレーザビーム光LBをエリアセンサ14に導く導光ユニット15Bと、エリアセンサ14の出力信号に基づいて信号処理を行う信号処理部16と、を備えている。
エリアセンサ(撮像素子)14は、CCD素子を有するCCDイメージセンサやCMOS素子を有するCOMSイメージセンサ等として構成されており、受光したレーザビーム光LA、LBを光電変換し、画像信号となる電荷を蓄積する。本実施形態においては、図1に示すように、レーザビーム光LAの用紙上あるいは搬送路上への照射位置P1と、レーザビーム光LBの用紙上あるいは搬送路上への照射位置P2と、は、エリアセンサ14の撮像可能エリアの寸法よりも大きな離間距離を有しており、導光ユニット15A及び導光ユニット15Bにより、レーザビーム光LA及びレーザビーム光LBの反射光をエリアセンサ14の撮像可能エリアに導くように構成されている。
このため、エリアセンサ14としてレーザビーム光LA及びレーザビーム光LBの反射光を直接受光する場合と比較して、寸法の小さなものを用いることが可能となり、製造コストの低減を図ることができるとともに、装置の小型化が図れる。また、エリアセンサ14に比較的小型のものを用いているので、用紙の搬送速度が高速になるにつれてエリアセンサ14におけるフレームレートを上げたり、エリアセンサ14の画素数を上げたりする場合であっても、センサコストの上昇を抑制することが可能となっている。
信号処理部16は、大別すると、信号処理部全体を制御するコントローラ21と、エリアセンサ14を駆動するエリアセンサ駆動回路22と、エリアセンサ14の出力信号である撮像信号のアナログ/ディジタル変換を行い撮像データを出力するA/D変換回路23と、撮像データに対して各種信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)24と、DSP24で処理する画像データをフレーム単位で格納するフレームメモリ25と、複写機本体の本体コントローラMC等の各種装置に対するインタフェース動作を行うインタフェース(IF)部26と、を備えている。
上記構成において、コントローラ21は、MPU31、ROM32、RAM33等を備えており、MPUがROMに記録された制御プログラムを読み出して実行することにより、信号処理部16全体を制御している。
ここで、MPU31は、ROM32に格納された制御プログラムに基づいて、制御を行うとともに、RAM33は、ワーキングエリアとして用いられる。
エリアセンサ駆動回路22は、エリアセンサ14を構成しているCCD素子あるいはCMOS素子に所定のタイミングで電圧を印加し、蓄積電荷の読出タイミング(転送タイミング)等を制御する。
DSP24は、撮像データに対する信号処理の他、相関二重サンプリング(CDS)や自動利得制御(AGC)を行う。なお、相間二重サンプリングあるいは自動利得制御は、エリアセンサ14に組み込むようにすることも可能である。
ここで、用紙状態検出装置10の信号処理部16は、本体コントローラMCからの撮像指示(処理開始フラグオン)を受けると、エリアセンサ14により撮像を行い、用紙状態データを本体コントローラMCに出力する。
次に実施形態の動作を説明する。
図3は、実施形態の動作フローチャートである。
本体コントローラMCは、信号処理部16のコントローラ21に対して撮像指示(処理開始フラグオン[セット])を出力するとともに、用紙の搬送を開始する。
一方、信号処理部16のコントローラ21は、本体コントローラMCからの撮像指示があったか否か、すなわち、処理開始フラグがオン(セット)になったか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、処理開始フラグが未だオフの場合には(ステップS11;No)、コントローラ21は、待機状態となる。
ステップS11の判別において、処理開始フラグがオンになった場合には(ステップS11;Yes)、コントローラ21は、本体コントローラMCにより、用紙の搬送が完了した旨を表す搬送フラグのオン(セット)が検出されたか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、搬送フラグのオンが検出された場合には(ステップS12;Yes)、処理をステップS18及びステップS22に移行する。
ステップS12の判別において、搬送フラグが未だオフ(未セットあるいはリセット)であることが検出された場合には(ステップS12;No)、コントローラ21は、エリアセンサ14による撮像を行い、画像データを取得する(ステップS13)。
図4は、スペックルパターン画像の取得の説明図である。
続いてコントローラ21は、入力された画像データに対応する画像G0から、レーザビーム光LAの照射位置P1に対応する領域から第1スペックルパターン画像GP1を切り出す(ステップS14)。
そしてコントローラ21は、抽出した第1スペックルパターン画像GP1(に相当するデータ。以下、同様)をRAM33に蓄積(格納)する(ステップS15)。
同様にコントローラ21は、入力された撮像データに対応する画像G0から、レーザビーム光LBの照射位置P2に対応する領域から第2スペックルパターン画像GP2を切り出す(ステップS16)。
そしてコントローラ21は、抽出した第2スペックルパターン画像GP2(に相当するデータ。以下、同様)をRAM33に蓄積(格納)する(ステップS17)。
そして、信号処理部16のコントローラ21は、再び処理をステップS12に移行し、本体コントローラMCにより、用紙の搬送が完了した旨を表す搬送フラグのオン(セット)が検出されたか否かを判別する(ステップS12)。
したがって、コントローラ21は、搬送が完了するまで、繰り返し、第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2をRAM33に蓄積(格納)し続けることとなる。
その後、ステップS12の判別において、用紙の搬送が完了した旨を表す搬送フラグのオンが検出された場合には(ステップS12;Yes)、RAM33から時系列で順次第1スペックルパターン画像GP1(に相当するデータ。以下、同様)を読み出し(ステップS18)、レーザビーム光LAの照射位置P1に用紙が存在しているか否かを判別する用紙判別処理を行うとともに(ステップS19)、移動量算出処理を行う(ステップS20)。
そしてコントローラ21は、第1スペックルパターン画像GP1に基づいて算出した用紙判別結果及び移動量算出結果をそれぞれデータとしてRAM33に蓄積(格納)する(ステップS21)。
また上述した第1スペックルパターン画像GP1に対応する処理と並行して、コントローラ21は、RAM33から時系列で順次第2スペックルパターン画像GP2(に相当するデータ。以下、同様)を読み出し(ステップS22)、レーザビーム光LBの照射位置P2に用紙が存在しているか否かを判別する用紙判別処理を行うとともに(ステップS23)、移動量算出処理を行う(ステップS24)。
そしてコントローラ21は、第2スペックルパターン画像GP2に基づいて算出した用紙判別結果及び移動量算出結果をそれぞれデータとしてRAM33に蓄積(格納)する(ステップS25)。
続いてコントローラ21は、RAM33に蓄積された第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2に基づく用紙判別結果並びに移動量算出結果に基づいて、用紙搬送状態を判別し、判別結果(に相当するデータ。以下、同様)をインタフェース部26を介して本体コントローラMCに通知することとなる(ステップS26)。
この結果、本体コントローラMCは、複写機を制御して、複写動作等を行う。
図5は、用紙判定処理の概要処理フローチャートである。
まずコントローラ21は、レーザビーム光LAの照射位置P1及びレーザビーム光LBの照射位置P2における基準輝度補正値(レーザダイオード光量補正値)をそれぞれ算出する(ステップS31)。例えば、用紙未検出状態における搬送路の反射光の輝度が等しくなるように基準輝度補正値を算出する。この場合において、処理対象とする搬送路の領域の面積は、例えば、第1スペックルパターン画像GP1あるいは第2スペックルパターン画像GP2の面積に等しくし、当該領域内の輝度平均値が等しくなるように基準輝度補正値KC1、KC2をそれぞれ算出する。
次にサンプルを特定するためのカウンタnの値を1(n=1)の初期値とする(ステップS32)。
次にレーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目の第1スペックルパターン画像GP1nをRAM33から読み込む(ステップS33)。
続いて読み込んだ第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値を算出する(ステップS34)。
コントローラ21は、算出した第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値に第1スペックルパターン画像用の基準輝度補正値KC1を乗じる(ステップS35)。
そして、コントローラ21は、得られた輝度補正後の第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)を超えたか否かを判別する(ステップS36)。
ステップS36の判別において、得られた輝度補正後の第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)を超えた場合には(ステップS36;Yes)、用紙が存在するとして用紙有り判定となる(ステップS37)。
ステップS36の判別において、得られた輝度補正後の第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)以下の場合には(ステップS36;No)、用紙が存在しないとして用紙無し判定となる(ステップS38)。
上述した第1スペックルバターン画像GP1nの判定と並行して、コントローラ21は、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目の第2スペックルパターン画像GP2nをRAM33から読み込み(ステップS39)、平均輝度値を算出する(ステップS40)。
コントローラ21は、算出した第2スペックルパターン画像GP2nの平均輝度値に第2スペックルパターン画像用の基準輝度補正値KC2を乗じ(ステップS41)、得られた輝度補正後の第2スペックルパターン画像GP2nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)を超えたか否かを判別する(ステップS42)。
ステップS42の判別において、得られた輝度補正後の第2スペックルパターン画像GP2nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)を超えた場合には(ステップS42;Yes)、用紙が存在するとして用紙有りと判定し(ステップS43)、得られた輝度補正後の第2スペックルパターン画像GP2nの平均輝度値が、用紙の有無を判定するためのスレッショルド値(閾値)以下の場合には(ステップS42;No)、用紙が存在しないとして用紙無しと判定する(ステップS44)。
そして、nサンプル目の第1スペックルパターン画像GP1n及び第2スペックルパターン画像GP2nに対する用紙有無判定が完了すると、カウンタnの値に1加算(n=n+1)して(ステップS45)、格納した全Nサンプルの第1スペックルパターン画像及び第2スペックルパターン画像に対する用紙有無判定が完了したか否かを判別する(ステップS46)。
ステップS46の判別において、未だ格納した全Nサンプルの第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2に対する用紙有無判定が完了していない場合には(ステップS46;No)、処理を再びステップS33、S39に移行して、以下、同様の処理を格納した全Nサンプルの第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2に対する用紙有無判定が完了するまで繰り返すこととなる。
ステップS46の判別において、格納した全Nサンプルの第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2に対する用紙有無判定が完了した場合には(ステップS46;Yes)、処理を終了する。
上記構成によれば、レーザビーム光LAの照射位置P1及びレーザビーム光LBの照射位置P2の双方において、用紙の有無を確実に判別することができ、両照射位置P1,P2における判別結果に基づけば、用紙の有無及び用紙の傾きの状態を容易に検出して、搬送制御(印字制御)および整列制御を行うことが可能となる。
次に上述した用紙判定の詳細処理について説明する。
図6は、用紙判定処理の詳細処理フローチャートである。
まずコントローラ21は、カウンタnの値を1(n=1)の初期値とする(ステップS51)。
次にレーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目の第1スペックルパターン画像GP1nをRAM33から読み込む(ステップS52)。
続いて読み込んだ第1スペックルパターン画像GP1nの平均輝度値を算出し、RAM33に平均輝度値データABD1nとして格納する(ステップS53)。
これらステップS52及びステップS53の処理と並行して、コントローラ21は、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目の第2スペックルパターン画像GP2nをRAM33から読み込み(ステップS54)、読み込んだ第2スペックルパターン画像GP2nの平均輝度値を算出し、RAM33に平均輝度値データABD2nとして格納する(ステップS55)。
次にコントローラ21は、カウンタnの値に1加算(n=n+1)して(ステップS56)、カウンタnの値が、RAM33に格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数Nを超えたか否かを判別する(ステップS57)。
ステップS57の判別において、未だカウンタnの値が、RAMに格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数N以下である場合には(ステップS57;No)、処理を再びステップS52及びステップS54に移行し、処理を繰り返す。
図7は、データ処理の説明図である。
ステップS57の判別において、カウンタnの値が、RAM33に格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数Nを超えた場合には(ステップS57;Yes)、図7(a)に示すように、第1スペックルパターン画像GP1に対応するN個の平均輝度値データABD11〜ABD1N(平均輝度値データ列)に対してフィルタ処理を行う(ステップS58)。
ここで、フィルタ処理とは、各第1スペックルパターン画像GP1の輝度値の短期的な変動を吸収するためのローパスフィルタ処理である。
続いて、図7(b)に示すように、平均輝度値が高い第1スペックルパターン画像GP1及び平均輝度値が高い第2スペックルパターン画像GP2の双方が検出されている期間、すなわち、Δn間における第1スペックルパターン画像GP1の輝度平均値K1を算出する(ステップS59)。
続いてコントローラ21は、基準輝度補正値KC1を輝度平均値K1で除することによりレーザビーム光LAの照射位置P1における輝度補正値CBR1を算出する(ステップS60)。
次にコントローラ21は、平均輝度値データ列を構成する平均輝度値データABD11〜ABD1Nのそれぞれに対して、ステップS60で算出した輝度補正値CBR1を乗じて補正平均輝度値データCABD11〜CABD1Nである補正平均輝度値データ列を得る(ステップS61)。
続いて図7(c)に示すように、得られた補正平均輝度値データABD11〜ABD1Nの値のうち用紙有りの判定を行うための所定のスレッショルド値(閾値)Thを超えているものについて、用紙有りと判定する(ステップS62)。
上述したレーザビーム光LAの照射位置P1に対応する平均輝度値データ列に対する用紙有無の判定処理と並行して、コントローラ21は、図7(a)に示すように、第2スペックルパターン画像GP2に対応するN個の平均輝度値データABD21〜ABD2N(平均輝度値データ列)に対してフィルタ処理(ローパスフィルタ処理)を行う(ステップS63)。
続いて、平均輝度値が高い第1スペックルパターン画像GP1及び平均輝度値が高い第2スペックルパターン画像GP2の双方が検出されている期間、すなわち、Δn間(図7(b)参照)における第2スペックルパターン画像GP2の輝度平均値K2を算出する(ステップS64)。
続いてコントローラ21は、基準輝度補正値KC2を輝度平均値K2で除することにより、レーザビーム光LBの照射位置P2における輝度補正値CBR2を算出する(ステップS65)。
次にコントローラ21は、平均輝度値データ列を構成する平均輝度値データABD21〜ABD2Nのそれぞれに対して、ステップS65で算出した輝度補正値CBR2を乗じて補正平均輝度値データCABD21〜CABD2Nである補正平均輝度値データ列を得る(ステップS66)。
続いて図7(c)に示すように、得られた補正平均輝度値データCABD21〜CABD2Nの値のうち用紙有りの判定を行うための所定のスレッショルド値(閾値)Thを超えているものについて、用紙有りと判定する(ステップS67)。
以上の説明のように、上記処理によれば、各レーザビームの照射位置P1,P2において、確実に用紙の有無を判定することができる。
次に上述した移動量算出の詳細処理について説明する。
図8は、用紙判定処理の詳細処理フローチャートである。
まずコントローラ21は、カウンタnの値を1(n=1)の初期値とする(ステップS71)。
次にレーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目の双方において用紙が存在したか否かを判別する(ステップS72)。
ステップS72の判別において、レーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目のうちいずれか一方でも用紙が存在しなかった場合には(ステップS72;No)、処理をステップS78に移行する。
ステップS72の判別において、レーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目の双方において用紙が存在した場合には(ステップS;Yes)、レーザビーム光LAの照射位置P1におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目に対応する第1スペックルパターン画像GP1n、GP1(n+1)をRAM33から読み込む(ステップS73)。
そして後述する移動量算出手順に従って、照射位置P1における用紙11のX方向(主走査方向)及びY方向(副走査方向)の移動量を算出し、RAM33に記憶する(ステップS74)。
これらステップS72〜ステップS74の処理と並行して、コントローラ21は、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目の双方において用紙が存在したか否かを判別し(ステップS75)、ステップS75の判別において、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目のうちいずれか一方でも用紙が存在しなかった場合には(ステップS75;No)、処理をステップS78に移行する。
ステップS75の判別において、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目の双方において用紙が存在した場合には(ステップS75;Yes)、レーザビーム光LBの照射位置P2におけるnサンプル目及び(n+1)サンプル目に対応する第2スペックルパターン画像GP2n、GP2(n+1)をRAM33から読み込む(ステップS76)。
そして後述する移動量算出手順に従って、照射位置P2における用紙11のX方向(主走査方向)及びY方向(副走査方向)の移動量を算出し、RAM33に記憶する(ステップS77)。
その後、nサンプル目及び(n+1)サンプル目に対応するステップS72〜ステップS77の処理が完了すると、コントローラ21は、カウンタnの値に1加算(n=n+1)して(ステップS78)、カウンタnの値が、RAM33に格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数Nを超えたか否かを判別する(ステップS79)。
ステップS79の判別において、未だカウンタnの値が、RAMに格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数N以下である場合には(ステップS79;No)、処理を再びステップS72及びステップS75に移行し、処理を繰り返す。
また、ステップS79の判別において、カウンタnの値が、RAMに格納した第1スペックルパターン画像GP1及び第2スペックルパターン画像GP2の組数Nを超えた場合には(ステップS79;Yes)、移動量算出処理を終了する。
次に移動量算出処理について説明する。
図9は、移動量算出処理の処理フローチャートである。
以下においては、第1スペックルパターン画像GP1に対する処理(ステップS74)及び第2スペックルパターン画像GP2に対する処理(ステップS77)は、同一であるので、レーザビーム光LAの照射位置P1に対応する第1スペックルパターン画像GP1に対する処理を例として説明する。
移動量算出処理において、コントローラ21は、nサンプル目の第1スペックルパターン画像GP1nを取得すると(ステップS81)、nサンプル目の第1スペックルパターン画像GP1nに対して離散フーリエ変換(Discrete Fourier transform:DFT)を施し、振幅成分と位相成分とを分離する(ステップS82)。
これと並行してコントローラ21は、(n+1)サンプル目の第1スペックルパターン画像GP1(n+1)を取得すると(ステップS83)、(n+1)サンプル目の第1スペックルパターン画像GP1(n+1)に対して離散フーリエ変換を施し、振幅成分と位相成分とを分離する(ステップS84)。
続いてコントローラ21は、得られた位相成分を合成し(ステップS85)、スペクトル重み付けを行う(ステップS86)。
続いて逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier transform:IDFT)を行う(ステップS87)。
図10は、逆離散フーリエ変換後の合成位相の分布図である。
次に、コントローラ21は、図10に示すピーク点座標(Xp、Yp)における(Xp,Y)上のデータを切り出す(ステップS88)。すなわち、(Xp軸に沿って)Xp−Y平面上の合成位相データを切り出す。
そして切り出したXp−Y平面上の合成位相データのグラフに対し、位相限定相関法を用い、式(1)で示す曲線r(n)で、当該合成位相データの近似を行うサブピクセル推定を行い、第1スペックルパターン画像GP1の中心点をXp軸上に投影した位置である中心点から、曲線式で近似した後のピーク点座標(Xp’、Yp’)をXp軸上に投影した位置までのXp軸上の距離をX方向の用紙移動量として取得する(ステップS90)。
同様に、コントローラ21は、図10に示すピーク点座標(Xp、Yp)における(X,Yp)上のデータを切り出す(ステップS91)。すなわち、(Yp軸に沿って)X−Yp平面上の合成位相データを切り出す。
そして切り出したX−Yp平面上の合成位相データのグラフに対し、位相限定相関法を用い、式1で示した曲線式で、当該合成位相データの近似を行うサブピクセル推定を行い、第1スペックルパターン画像GP1の中心点をYp軸上に投影した位置である中心点から、曲線式で近似した後のピーク点座標(Xp”、Yp”)をYp軸上に投影した位置までのYp軸上の距離をY方向の用紙移動量として取得する(ステップS93)。
となる。
そして、コントローラ21は、レーザビーム光LBの照射位置P2に対応する第2スペックルパターン画像GP2に対しても同様の処理により、X方向及びY方向の用紙移動量を算出する。
これによりコントローラ21は、レーザビーム光LAの照射位置P1及びレーザビーム光LBの照射位置P2の双方において、高精度に用紙の移動量の推定を行うことが可能となる。
なお、以上の説明は、サブピクセル推定を用いて用紙移動量を算出する場合であったが、必ずしもこれに限るものでなく、他の手法により用紙移動量を算出することも可能である。
そしてコントローラ21は、レーザビーム光LAの照射位置P1及びレーザビーム光LBの照射位置P2のうちいずれか先に用紙11が検出された時点から他方の照射位置で用紙が検出されるまでにおける、先に用紙が検出された照射位置における用紙11の移動量の累積量が所定の基準累積量(=基準傾き量に相当)を超えていない場合に、用紙11の傾き量が正常であると判別する。
さらにコントローラ21は、レーザビーム光LAの照射位置P1及びレーザビーム光LBの照射位置P2の双方において、X方向移動量及びY方向移動量が予め定めた上限移動量及び下限移動量の範囲内にある場合に、正常に搬送がなされたと判断する。
したがって、本実施形態によれば、用紙の傾きを検出して、搬送制御を確実に行うことができるとともに、照射位置P1あるいは照射位置P2のみの判断では正常と判断されかねない状態でも、確実に搬送異常を判別することが出来る。さらには、高精度でショックジッターなどの搬送性評価を行うこともできる。
さらに本実施形態によれば、一つのエリアセンサで二つの位置における用紙11の有無、用紙の傾き、用紙11のX方向(主走査方向)の移動量及び用紙11のY方向(副走査方向)の移動量を検出することが出来るので、複数のエリアセンサ(カメラ、ラインセンサ)を用いる場合と比較して装置コストの低減を図ることが出来る。
さらにまた、本実施形態によれば、一つのエリアセンサで搬送制御及び用紙搬送異常を検出する構成を採っているので、複数のエリアセンサ(カメラ、ラインセンサ)を用いる場合のように、複数のエリアセンサ(カメラ、ラインセンサ)の特性(例えば、1画素当たりの距離の違い)を合わせるための補正を行う必要もない。
また、上記実施形態の用紙搬送状態検出装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施形態の用紙搬送状態検出装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上記実施形態の用紙搬送状態検出装置で実行される制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上記実施形態の用紙搬送状態検出装置で実行される制御プログラムは、受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出する手段と、前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の移動量を算出する手段と、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する手段と、を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各手段が主記憶装置上に生成されるようになっている。
10 用紙状態検出装置(用紙搬送状態検出装置)
11 用紙
12A、12B レーザダイオード
13A、13B コリメートレンズ
14 エリアセンサ(受光手段)
15A、15B 導光ユニット(導光手段)
16 信号処理部(検出手段)
21 コントローラ(検出手段)
22 エリアセンサ駆動回路
23 A/D変換回路
24 DSP
25 フレームメモリ
26 インタフェース部
31 MPU(検出手段)
32 ROM
33 RAM(記憶手段)
GP1 第1スペックルパターン画像
GP11〜GP1n 第1スペックルパターン画像
GP2 第2スペックルパターン画像
GP21〜GP2n 第2スペックルパターン画像
LA、LB レーザビーム光(光ビーム)
P1、P2 照射位置

Claims (7)

  1. 検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、
    前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、
    前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光手段と、
    前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出するとともに前記用紙の移動量を算出し、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する検出手段と、
    を備えた用紙搬送状態検出装置。
  2. 前記受光手段の受光面の幅は、前記光ビームの照射位置間の距離よりも短く設定されている、
    請求項1記載の用紙搬送状態検出装置。
  3. 前記用紙の搬送時に前記受光手段により得られるスペックルパターン画像を所定タイミング毎に時系列で記憶する記憶手段を備え、
    前記検出手段は、前記記憶手段に記憶したスペックルパターン画像を順次読み出して、前記用紙の有無を検出するとともに前記用紙の移動量を算出する、
    請求項1または請求項2記載の用紙搬送状態検出装置。
  4. 前記検出手段は、取得したスペックルパターン画像を構成している各画素における輝度の平均値である平均輝度値を算出する平均輝度値算出手段と、
    前記平均輝度値に予め定めた輝度補正値を乗算して補正平均輝度値を算出する補正値乗算手段と、
    前記補正平均輝度値が所定の基準値以上の場合に、用紙有りを検出する用紙有無検出手段と、
    を備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の用紙搬送状態検出装置。
  5. 前記検出手段は、二つの前記光ビームのうち、いずれか一方に対応する照射位置において用紙有りを検出してから、いずれか他方に対応する照射位置において用紙有りを検出するまでに前記一方に対応する照射位置における用紙の累積移動量を算出する累積移動量算出手段と、
    算出された前記累積移動量が所定の基準累積移動量を超えた場合に用紙搬送異常を検出する異常検出手段と、
    を備えた用紙搬送状態検出装置。
  6. 検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、を備えた用紙搬送状態検出装置において実行される用紙搬送状態検出方法であって、
    前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光過程と、
    前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出するとともに前記用紙の移動量を算出し、検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する検出過程と、
    を備えた用紙搬送状態検出方法。
  7. 検出対象の用紙が搬送される用紙搬送路の搬送方向と直交する方向に離間した二ヶ所に向けてそれぞれ光ビームを照射する一対の照射手段と、前記用紙搬送路を搬送される前記用紙により反射された二つの前記光ビームを受光面上の異なる領域で受光可能な一つの受光手段と、前記用紙により反射された二つの前記光ビームを前記受光面に導く導光手段と、を備えた用紙搬送状態検出装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の有無を検出する手段と、
    前記受光面に結像したスペックルパターンに基づいて、前記用紙の移動量を算出する手段と、
    検出した前記用紙の有無及び算出した前記用紙の移動量に基づいて用紙の搬送状態を検出する手段と、
    して機能させる制御プログラム。
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