JP2013137970A - 乾電池の収納構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】正極端子部及び負極端子部が設けられた電極端子部材付近で乾電池の配置状態が「異常配置状態」になることを防止できる乾電池の収納構造を提供すること。
【解決手段】乾電池収納室10の側壁部13には電極端子部材15を備える。電極端子部材15には、正極端子部16と負極端子部17とが設けられる。さらに、電極端子部材15に設けられた負極端子部17と正極端子部16の中間の片側には、乾電池収納室10の側壁部13から乾電池収納室10である凹部11に向かって突出した絶縁性リブ部21が設けられる。従って、電極端子部材15の負極端子部17と正極端子部16の中間の片側には、絶縁性リブ部21が現に存在する。よって、電極端子部材15の負極端子部17と正極端子部16の中間において、乾電池収納室10にセットされる円筒型乾電池41の正極端子42が介在することは、絶縁性リブ部21により阻まれる。
【選択図】図2

Description

本発明は、正極端子部及び負極端子部が設けられた電極端子部材を有する乾電池の収納構造に関するものである。
下記特許文献1には、1段で乾電池を収納する電池収納部が記載されている。その電池収納部では、乾電池が長手方向に直列で収納される。さらに、直列に接続された接点とその接点回りの乾電池付近は、異物侵入防止部材に覆われる。従って、下記特許文献1に記載の電池収納部では、異物侵入防止部材により、接点付近に異物が挿入されるのを防いでいた。
国際公開第2006/006331号
もっとも、図8に表したように、上下の2段で乾電池をセットする乾電池収納室1001では、一つの電極端子部材1002が上段と下段とに渡って設けられる場合がある。そのような場合には、下段に位置する電極端子部材1002の正極端子部1003に乾電池1004の正極端子1005が乗り上がって、その乾電池1004が下段と上段とに渡って斜めとなる異常状態に配置されること(以下、単に「異常配置状態」という。)がある。
従って、「異常配置状態」の乾電池1004の正極端子1005の側にある外装ラベル(被覆)の上側近辺には、上段に位置する電極端子部材1002の負極端子部1006の突出部分1007が存在することになる。よって、何らかの衝撃が生じれば、上段に位置する電極端子部材1002の負極端子部1006の突出部分1007が「異常配置状態」の乾電池の外装ラベル(被覆)を傷つけるおそれがあった。
また、上下の2段で乾電池を乾電池収納室1001にセットさせるため、「異常配置状態」の乾電池1004の上側から別の乾電池が乾電池収納室1001に押し込まれると、上段に位置する電極端子部材1002の負極端子部1006の突出部分1007が当該別の乾電池の押し込みによって上から下に押し付けられる。このとき、上段に位置する電極端子部材1002の負極端子部1006の突出部分1007が、「異常配置状態」の乾電池1004と当該別の乾電池との間に介在すると、「異常配置状態」の乾電池1004の外装ラベル(被覆)を傷つけるおそれがあった。
もし、このようにして、上段に位置する電極端子部材1002の負極端子部1006の突出部分1007で「異常配置状態」の乾電池1004の外装ラベル(被覆)が傷つけられると、下段に位置する電極端子部材1002の正極端子部1003には「異常配置状態」の乾電池1004の正極端子1005が乗り上がって接続されていることから、「異常配置状態」の乾電池1004がショートすることが予想される。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、正極端子部及び負極端子部が設けられた電極端子部材付近で乾電池の配置状態が「異常配置状態」になることを防止できる乾電池の収納構造を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、乾電池の収納構造であって、開口部と側壁部と底面部とを備えた凹部である乾電池収納室と、前記乾電池収納室の側壁部に配置された電極端子部材と、前記電極端子部材に設けられ、前記乾電池収納室の底面部の側に位置するとともに前記乾電池収納室の凹部に向かって突出した正極端子部と、前記電極端子部材に設けられ、前記乾電池収納室の開口部の側に位置するとともに前記乾電池収納室の凹部に向かって前記正極端子部よりも突出した負極端子部と、を備え、前記負極端子部と前記正極端子部の中間又は中間付近の両側又は片側にて、前記乾電池収納室の側壁部から前記乾電池収納室の凹部に向かって突出した絶縁性リブ部を設けたこと、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する乾電池の収納構造であって、前記電極端子部材の両側にて、前記乾電池収納室の開口部の縁端から前記乾電池収納室の開口部に向かって張り出した一対の絶縁性フランジ部を設け、前記一対の絶縁性フランジ部の間隔は、前記乾電池収納室にセットされる円筒型乾電池の外径よりも小さいこと、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する乾電池の収納構造であって、前記負極端子部が板バネであること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する乾電池の収納構造であって、前記負電極端子部がコイルバネであること、を特徴とする。
すなわち、本発明の乾電池の収納構造では、乾電池収納室の側壁部に配置された電極端子部材を備える。当該電極端子部材には、正極端子部と負極端子部とが設けられる。さらに、当該電極端子部材に設けられた負極端子部と正極端子部の中間又は中間付近の両側又は片側には、乾電池収納室の側壁部から乾電池収納室である凹部に向かって突出した絶縁性リブ部が設けられる。従って、当該電極端子部材の負極端子部と正極端子部の中間又は中間付近の両側又は片側には、絶縁性リブ部が現に存在する。よって、当該電極端子部材の負極端子部と正極端子部の中間又は中間付近において、乾電池収納室にセットされる乾電池の正極端子が介在することは、絶縁性リブ部により阻まれる。
この点、当該電極端子部材の正極端子部は、乾電池収納室の底面部の側に位置するとともに乾電池収納室の凹部に向かって突出したものである。しかしながら、乾電池収納室にセットされる乾電池の正極端子は、絶縁性リブ部で阻止されることにより、乾電池収納室の開口部の側で当該電極端子部材の正極端子部に乗り上がる状態にはならない。よって、本発明の乾電池の収納構造では、正極端子部及び負極端子部が設けられた当該電極端子部材の付近で乾電池の配置状態が「異常配置状態」になることを防止できる。
また、当該電極端子部材の負極端子部は、乾電池収納室の開口部の側に位置するとともに乾電池収納室である凹部に向かって正極端子部よりも突出したものである。しかしながら、上述したように、乾電池収納室にセットされる乾電池の正極端子は、絶縁性リブ部で阻止されることにより、乾電池収納室の開口部の側で当該電極端子部材の正極端子部に乗り上がる状態にはならない。よって、本発明の乾電池の収納構造では、乾電池収納室の底面部の側に位置する当該電極端子部材の正極端子部に接続された乾電池に対し、正極端子の側にある外装ラベル(被覆)が当該電極端子部材の負極端子部で傷つけることもない。
また、本発明の乾電池の収納構造では、当該電極端子部材の両側にて、乾電池収納室の開口部の縁端から乾電池収納室の開口部に向かって張り出した一対の絶縁性フランジ部が設けられる。一対の絶縁性フランジ部の間隔は、乾電池収納室にセットされる円筒型乾電池の外径よりも小さい。従って、乾電池収納室にセットされる円筒型乾電池が乾電池収納室に落下しても、一対の絶縁性フランジ部が妨げとなり、乾電池収納室の開口部の側に位置する当該電極端子部材の負極端子部に対し、落下中の円筒型乾電池が衝突することはない。よって、本発明の乾電池の収納構造では、乾電池収納室の開口部の側に位置するとともに乾電池収納室である凹部に向かって正極端子部よりも突出した当該電極端子部材の負極端子部に対し、乾電池収納室にセットされる円筒型乾電池の落下等の衝突を起因した永久変形を防ぐことができる。
尚、本発明の乾電池の収納構造において、当該電極端子部材の負極端子部としては、板バネ又はコイルバネがある。
本発明の第1実施形態に係る乾電池の収納構造が備えられた筐体の平面図である。 図1の矢視Aで表された筐体の断面図である。 図1の矢視Bで表された筐体の断面図(但し、図1と比べ、4個の乾電池が収納済の図)である。 本発明の第2実施形態に係る乾電池の収納構造が備えられた筐体の平面図である。 図4の矢視Xで表された筐体の断面図である。 図4の矢視Yで表された筐体の断面図(但し、図4と比べ、4個の乾電池が収納済の図)である。 乾電池の収納形態の一例を説明するための図である。 従来技術の乾電池の収納構造が表された断面図である。
[1.第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る乾電池の収納構造について説明する。図1乃至図3に表されたように、携帯型ラベルプリンタに用いられる筐体1には、第1実施形態に係る乾電池の収納構造を備えた乾電池収納室10が設けられる。乾電池収納室10は、略直方体形状の凹部11であり、開口部12、側壁部13、及び底面部14を有する。
乾電池収納室10の側壁部13には、電極端子部材15が設けられる。電極端子部材15は、正極端子部16と負極端子部17とを有する。正極端子部16は、乾電池収納室10の底面部14の側に位置するとともに乾電池収納室10である凹部11に向かって突出するものである。負極端子部17は、乾電池収納室10の開口部12の側に位置するとともに乾電池収納室10である凹部11に向かって正極端子部16よりも突出したものである。
電極端子部材15は、板バネである。従って、電極端子部材15の負極端子部17は、板バネ部材が折り曲げられた形態をしている。そのような3個の電極端子部材15が、乾電池収納室10の側壁部13において、乾電池収納室10の底面部14に対して垂直な方向で並列に配置される。
また、乾電池収納室10の側壁部13には、3個の絶縁性リブ部21が設けられる。各絶縁性リブ部21は、電極端子部材15が有する負極端子部17と正極端子部16の中間の片側にて、乾電池収納室10の側壁部13から凹部11に向かって突出した突起状のものである。各絶縁性リブ部21の突出高さは、電極端子部材15の正極端子部16の突出高さより高く、電極端子部材15の負極端子部17の突出高さより低い。
さらに、各電極端子部材15の両側には、一対の絶縁性フランジ部31が設けられる。各絶縁性フランジ部31は、乾電池収納室10の開口部12の縁端12Aから乾電池収納室10の開口部12に向かって張り出したものである。各絶縁性フランジ部31の張出長さは、電極端子部材15の負極端子部17の突出高さより長い。また、一対の絶縁性フランジ部31の間隔S(図3参照)は、乾電池収納室10にセットされる円筒型乾電池41の外径D(図3参照)よりも小さい。
尚、円筒型乾電池41は、Ni−MH電池(ニッケル・水素充電池)である。
一方、乾電池収納室10において、側壁部13とは対向する側壁部51には、負極端子部用の電極端子部材52と正極端子部用の電極端子部材53とが設けられる。負極端子部用の電極端子部材52は、板バネの形態を有し、電極端子部材15の正極端子部16に対向する位置に設けられる。従って、負極端子部用の電極端子部材52は、3個あり、乾電池収納室10の底面部14の側に位置する。また、正極端子部用の電極端子部材53は、板バネの形態を有し、電極端子部材15の負極端子部17に対向する位置に設けられる。従って、正極端子部用の電極端子部材53は、3個あり、乾電池収納室10の開口部12の側に位置する。
[2.第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る乾電池の収納構造について説明する。図4乃至図6に表されたように、携帯型ラベルプリンタに用いられる筐体101には、第2実施形態に係る乾電池の収納構造を備えた乾電池収納室110が設けられる。乾電池収納室110は、略直方体形状の凹部111であり、開口部112、側壁部113、及び底面部114を有する。
乾電池収納室110の側壁部113には、電極端子部材115が設けられる。電極端子部材115は、正極端子部116と負極端子部117とを有する。正極端子部116は、乾電池収納室110の底面部114の側に位置するとともに乾電池収納室110である凹部111に向かって突出するものである。負極端子部117は、乾電池収納室110の開口部112の側に位置するとともに乾電池収納室110である凹部111に向かって正極端子部116よりも突出したものである。
電極端子部材115は、コイルバネである。従って、電極端子部材115の負極端子部117及び正極端子部116は、一本の線材でコイル状に形成されている。そのような3個の電極端子部材115が、乾電池収納室110の側壁部113において、乾電池収納室110の底面部114に対して垂直な方向で並列に配置される。
また、乾電池収納室110の側壁部113には、3個の絶縁性リブ部121が設けられる。各絶縁性リブ部121は、電極端子部材115が有する負極端子部117と正極端子部116の中間の片側にて、乾電池収納室110の側壁部113から凹部111に向かって突出した突起状のものである。各絶縁性リブ部121の突出高さは、電極端子部材115の正極端子部116の突出高さより高く、電極端子部材115の負極端子部117の突出高さより低い。
さらに、各電極端子部材115の両側には、一対の絶縁性フランジ部131が設けられる。各絶縁性フランジ部131は、乾電池収納室110の開口部112の縁端112Aから乾電池収納室110の開口部112に向かって張り出したものである。各絶縁性フランジ部131の張出長さは、電極端子部材115の負極端子部117の突出高さより長い。また、一対の絶縁性フランジ部131の間隔S(図6参照)は、乾電池収納室110にセットされる円筒型乾電池141の外径D(図6参照)よりも小さい。
尚、円筒型乾電池141は、Ni−MH電池(ニッケル・水素充電池)である。
一方、乾電池収納室110において、側壁部113とは対向する側壁部151には、負極端子部用の電極端子部材152と正極端子部用の電極端子部材153とが設けられる。負極端子部用の電極端子部材152は、板バネの形態を有し、電極端子部材115の正極端子部116に対向する位置に設けられる。従って、負極端子部用の電極端子部材152は、3個あり、乾電池収納室110の底面部114の側に位置する。また、正極端子部用の電極端子部材153は、板バネの形態を有し、電極端子部材115の負極端子部117に対向する位置に設けられる。従って、正極端子部用の電極端子部材153は、3個あり、乾電池収納室110の開口部112の側に位置する。
[3.まとめ]
すなわち、各実施形態に係る乾電池の収納構造では、乾電池収納室10,110の側壁部13,113に配置された3個の電極端子部材15,115を備える。各電極端子部材15,115には、正極端子部16,116と負極端子部17,117とが設けられる。さらに、各電極端子部材15,115に設けられた負極端子部17,117と正極端子部16,116の中間の片側には、乾電池収納室10,110の側壁部13,113から乾電池収納室10,110である凹部11,111に向かって突出した絶縁性リブ部21,121が設けられる。従って、各電極端子部材15,115の負極端子部17,117と正極端子部16,116の中間の片側には、絶縁性リブ部21,121が現に存在する。よって、各電極端子部材15,115の負極端子部17,117と正極端子部16,116の中間において、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141の正極端子42,142が介在することは、絶縁性リブ部21,121により阻まれる。
この点、各電極端子部材15,115の正極端子部16,116は、乾電池収納室10,110の底面部14,114の側に位置するとともに乾電池収納室10,110である凹部11,111に向かって突出したものである。しかしながら、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141の正極端子42,142は、絶縁性リブ部21,121で阻止されることにより、乾電池収納室10,110の開口部12,112の側で各電極端子部材15,115の正極端子部16,116に乗り上がる状態にはならない。よって、各実施形態に係る乾電池の収納構造では、正極端子部16,116及び負極端子部17,117が設けられた各電極端子部材15,115の付近で円筒型乾電池41,141の配置状態が「異常配置状態」になることを防止できる。
また、各電極端子部材15,115の負極端子部17,117は、乾電池収納室10,110の開口部12,112の側に位置するとともに乾電池収納室10,110である凹部11,111に向かって正極端子部16,116よりも突出したものである。しかしながら、上述したように、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141の正極端子42,142は、絶縁性リブ部21,121で阻止されることにより、乾電池収納室10,110の開口部12,112の側で各電極端子部材15,115の正極端子部16,116に乗り上がる状態にはならない。よって、各実施形態に係る乾電池の収納構造では、乾電池収納室10,110の底面部14,114の側に位置する各電極端子部材15,115の正極端子部16,116に接続された円筒型乾電池41,141に対し、正極端子42,142の側にある外装ラベル(被覆)が各電極端子部材15,115の負極端子部17,117で傷つけることもない。
また、各実施形態に係る乾電池の収納構造では、各電極端子部材15,115の両側にて、乾電池収納室10,110の開口部12,112の縁端12A,112Aから乾電池収納室10,110の開口部12,112に向かって張り出した一対の絶縁性フランジ部31,131が設けられる。一対の絶縁性フランジ部31,131の間隔Sは、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141の外径Dよりも小さい。従って、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141が乾電池収納室10,110に落下しても、一対の絶縁性フランジ部31,131が妨げとなり、乾電池収納室10,110の開口部12,112の側に位置する各電極端子部材15,115の負極端子部17,117に対し、落下中の円筒型乾電池41,141が衝突することはない。よって、各実施形態に係る乾電池の収納構造では、乾電池収納室10,110の開口部12,112の側に位置するとともに乾電池収納室10,110である凹部11,111に向かって正極端子部16,116よりも突出した各電極端子部材15,115の負極端子部17,117に対し、乾電池収納室10,110にセットされる円筒型乾電池41,141の落下等の衝突を起因した永久変形を防ぐことができる。
[4.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
[4.−1 突起の位置・個数]
例えば、絶縁性リブ部21,121は、各電極端子部材15,115に設けられた負極端子部17,117と正極端子部16,116の中間の両側に設けてもよい。また、絶縁性リブ部21,121は、乾電池収納室10,110に円筒型乾電池41,141がセットされることを妨げる位置でなければ、各電極端子部材15,115に設けられた負極端子部17,117と正極端子部16,116の中間付近に設けてもよい。
[4.−2 乾電池収納室における円筒型乾電池のセット形態]
また、各実施の形態に係る乾電池の収納構造は、図3や図6に表されたように、乾電池収納室10,110の底面部14,114に対して垂直な方向で円筒型乾電池41,141がセットされるものであるが、図7に表されたように、斜めの方向で円筒型乾電池41,141がセットされるものでもよい。
[4.−3 電極端子部材の個数]
また、各実施の形態に係る乾電池の収納構造は、3個の電極端子部材15,115が乾電池収納室10,110の側壁部13,113に並列に配置されるものであるが、2個又は4個以上の電極端子部材15,115が乾電池収納室10,110の側壁部13,113に並列に配置されるものでもよい。あるいは、1個の電極端子部材15,115が乾電池収納室10,110の側壁部13,113に配置されるものでもよい。
10,110 乾電池収納室
11,111 凹部
12,112 開口部
12A,112A 乾電池収納室の開口部の縁端
13,113 側壁部
14,114 底面部
15,115 電極端子部材
16,116 正極端子部
17,117 負極端子部
21,121 絶縁性リブ部
31,131 絶縁性フランジ部
41,141 円筒型乾電池
D 円筒型乾電池の外径
S 絶縁性フランジ部の間隔

Claims (4)

  1. 開口部と側壁部と底面部とを備えた凹部である乾電池収納室と、
    前記乾電池収納室の側壁部に配置された電極端子部材と、
    前記電極端子部材に設けられ、前記乾電池収納室の底面部の側に位置するとともに前記乾電池収納室である凹部に向かって突出した正極端子部と、
    前記電極端子部材に設けられ、前記乾電池収納室の開口部の側に位置するとともに前記乾電池収納室である凹部に向かって前記正極端子部よりも突出した負極端子部と、を備え、
    前記負極端子部と前記正極端子部の中間又は中間付近の両側又は片側にて、前記乾電池収納室の側壁部から前記乾電池収納室である凹部に向かって突出した絶縁性リブ部を設けたこと、を特徴とする乾電池の収納構造。
  2. 請求項1に記載する乾電池の収納構造であって、
    前記電極端子部材の両側にて、前記乾電池収納室の開口部の縁端から前記乾電池収納室の開口部に向かって張り出した一対の絶縁性フランジ部を設け、
    前記一対の絶縁性フランジ部の間隔は、前記乾電池収納室にセットされる円筒型乾電池の外径よりも小さいこと、を特徴とする乾電池の収納構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する乾電池の収納構造であって、
    前記負極端子部が板バネであること、を特徴とする乾電池の収納構造。
  4. 請求項1又は請求項2に記載する乾電池の収納構造であって、
    前記負電極端子部がコイルバネであること、を特徴とする乾電池の収納構造。
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