JP2013119098A - レーザ肉盛装置とレーザ肉盛方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザを伝送する光ファイバと、前記光ファイバから出射されたレーザを成形するレーザ加工ヘッドと、レーザ照射部に不活性ガスとパウダを吹き付けるパウダ供給ノズルを有し、施工対象物の表面を走査して、肉盛溶接するレーザ肉盛溶接装置において、溶融池から発生する光信号を検知する光学センサとレーザ加工ヘッドの外周に設けられた変位センサを備え、前記光信号と変位センサで計測された情報に基づいて事前に設定された光信号の制御目標値に近づけるように、溶接条件をパラメータとしてフィードバック制御する機構を備えることを特徴とするレーザ肉盛装置。
【選択図】 図1
Description
溶融池から発生する光信号を検知する光学センサと、
レーザ加工ヘッドの外周に設けられた変位センサと、
前記光信号と変位センサで計測された情報に基づいて事前に設定された光信号の制御目標値に近づけるように、溶接条件をパラメータとしてフィードバック制御する機構と、
を備えることを特徴とする。
2 パウダ供給装置
3 ガス供給源
4 変位センサ
5 制御コントローラ
6 施工対象物
11 レーザ加工ヘッド
12 パウダ供給ノズル
13 レーザ
14 光信号受信部
15 光信号
16 スタンドオフ
21 パウダ
31 シールドガス
41 計測用レーザ
61 肉盛部
62 溶融池
63 凹凸のある肉盛部
Claims (14)
- レーザを伝送する光ファイバと、前記光ファイバから出射されたレーザを成形するレーザ加工ヘッドと、レーザ照射部に不活性ガスとパウダを吹き付けるパウダ供給ノズルを有し、施工対象物の表面を走査して、肉盛溶接するレーザ肉盛溶接装置において、
溶融池から発生する光信号を検知する光学センサと、
レーザ加工ヘッドの外周に設けられた変位センサと、
前記光信号と変位センサで計測された情報に基づいて事前に設定された光信号の制御目標値に近づけるように、溶接条件をパラメータとしてフィードバック制御する機構と、
を備えることを特徴とするレーザ肉盛装置。 - 請求項1において、前記光信号と変位センサで計測された情報に基づいて溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御する機構を備えることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 請求項1において、前記変位センサで計測される情報が溶接進行方向の前方の被溶接部形状であり、前記溶接部形状に基づいて事前に設定した目標とする肉盛部との肉盛量の過不足分を算出して、前記光信号のフィードバック制御目標値を施工中に設定する機構を備え、前記光信号をモニタして溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御する機構を備えることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 請求項1において、前記変位センサで計測される情報が溶接進行方向の前方の被溶接部形状と後方の肉盛形状であり、前記溶接部形状と肉盛形状に基づいて、溶接部前後での肉盛量の過不足分を算出して、前記光信号のフィードバック制御目標値を施工中に設定する機構を備え、前記光信号をモニタして溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御する機構を備えることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、フィードバック制御される溶接条件が、レーザ出力、施工速度、パウダ供給量から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、光学センサによって検知される光信号が、熱放射光であることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記変位センサが、光学式変位センサ、静電容量センサ、差分トランス式変位センサ、磁気誘導式変位センサ、渦電流式変位センサ、超音波式変位センサから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とするレーザ肉盛装置。
- 光ファイバから出射されたレーザを成形するレーザ加工ヘッドから施工対象物に向けてレーザを照射しながら、レーザ照射部に不活性ガスとパウダを吹き付けて施工対象物の表面を走査し、肉盛部を形成するレーザ肉盛方法において、
レーザ加工ヘッドの外周に設けられた変位センサと、光学センサで検知した溶融池から発生する光信号で計測された情報に基づいて、事前に設定された光信号の目標値に近づけるように、溶接条件をパラメータとしてフィードバック制御して肉盛形状を制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。 - 請求項8において、前記光信号と変位センサで計測された情報に基づいて溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
- 請求項8において、前記変位センサで溶接進行方向の前方の被溶接部形状を計測して、前記溶接部形状に基づいて事前に設定した目標とする肉盛部との肉盛量の過不足分を算出して、前記光信号のフィードバック制御目標値を施工中に設定し、前記光信号をモニタして溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
- 請求項8において、前記変位センサで溶接進行方向の前方の被溶接部形状と後方の肉盛形状を計測して、前記溶接部形状と肉盛形状に基づいて溶接部前後での肉盛量の過不足分を算出して、前記光信号のフィードバック制御目標値を施工中に設定し、前記光信号をモニタして溶接条件と、施工対象部とパウダ供給ノズル先端の距離をパラメータとしてフィードバック制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
- 請求項8乃至11のいずれかにおいて、フィードバック制御される溶接条件が、レーザ出力、施工速度、パウダ供給から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とするレーザ肉盛方法。
- 請求項8乃至11のいずれかにおいて、光学センサによって検知される光信号が熱放射光であることを特徴とするレーザ肉盛方法。
- 請求項8乃至11のいずれかにおいて、前記変位センサが、光学式変位センサ、静電容量センサ、差分トランス式変位センサ、磁気誘導式変位センサ、渦電流式変位センサ、超音波式変位センサから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とするレーザ肉盛方法。
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