JP2013108863A - 端子検査装置及び端子検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】二股形状端子の側面の状態が変化した場合であっても高精度に先端部の間の隙間距離を測定することが可能な端子検査装置、及び端子検査方法を提供する。
【解決手段】二股形状端子の長手方向に対して平行となる軸方向から、該二股形状端子に向けて青色光を照射し、且つ、軸方向に対して所定角度傾斜した方向から二股形状端子に向けて赤色光を照射する。そして、二股形状端子に照射された青色光、及び赤色光をカメラ14にて撮影し、撮影した画像から青色光、赤色光を抽出する。この抽出結果に基づいて、二股形状端子の側面状態に応じた適切な隙間演算プログラムを選択し、この隙間演算プログラムを用いて二股形状端子の隙間距離dを求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コネクタ等に設けられる二股形状端子の隙間が正常であるか否かを検査する端子検査装置及び端子検査方法に関する。
例えば、車両に搭載するコネクタに搭載する端子として、従来より二股形状端子が用いられている(例えば、特許文献1参照)。図10に示すように、該二股形状端子11(以下、「端子11」と略す)は、先端が2方向に分岐しており、その先端部11a,11bは丸みを有している。更に、2つの先端部11a,11bは、隙間距離dだけ隔てて設けられている。
また、端子11はプレス抜き加工により製造されており、端子11をコネクタハウジングに取り付ける際に、先端部11a,11bの隙間距離(図10に示すd)が正常であるか否かを検査する必要がある。このような検査は、多数の端子を短時間で検査する必要があるので、従来より、端子検査装置を用いた検査が行われている。
図11は、従来における端子検査装置の構成を模式的に示す説明図であり、図示のように、測定対象となる端子11の長手方向(軸方向)から該端子11に向けて(矢印r1)青色光を照射する青色光発光部12と、端子11の長手方向に対して所定の角度を有する方向(矢印r2,r3)から赤色光を照射する2つの赤色光発光部13a,13bと、撮影方向が端子11の長手方向を向き、端子11にて反射した光(矢印r4)を撮影するカメラ(撮影手段)14と、を有している。なお、図11に示す端子11は、二股形状端子11を側面方向から見た図であり、符号「A」の方向から見ると、図10に示すように二股形状をなしている。そして、コントローラ101に設けられる光照射部111の制御により、各発光部12,13a,13bが制御される。
また、カメラ14で撮影された画像は、画像解析部112にて青色、赤色の領域が解析され、隙間演算部113では、画像解析部112による解析結果に基づいて端子11の先端部11a,11bの隙間距離dを測定する。そして、良否判定部114は、測定された隙間距離dが所定の範囲内の数値である場合には良品であると判定し、所定の範囲内の数値でない場合には不良品であると判定する。この判定結果は、表示器121に表示される。更に、コントローラ101は、電力を供給するための電源部115を備えている。
次に、図11に示す画像解析部112、及び隙間演算部113における処理について説明する。上述したように、青色光発光部12は、端子11の軸方向から該端子11の先端方向に向けて青色光を照射し、2つの赤色光発光部13a,13bは、それぞれ端子11の軸方向に対して傾斜した方向から光を照射する。従って、丸みを有する先端部11a,11b(図10参照)では光が多方向に反射するので、カメラ14にて撮影される先端部11a,11bの画像は赤色となる。また、先端部11a,11b以外の領域では軸方向から照射した青色光が反射してカメラ14に取り込まれるので、その画像は青色となる。
その結果、画像解析部112では、例えば図2(a)に示すように、端子11の先端部11a,11bが赤色で、その周囲が青色となる画像を取得することができ、隙間演算部113は、赤色の領域を抽出することにより、隙間距離dを求めることができる。
ところで、上述したように、端子11はプレス抜き加工で製造されるので、プレス抜き加工時の板厚や型の状況により断面状態(端子11の側面の状態)が変化することが多々あり得る。以下、プレス抜き加工の動作と、断面状態との関係について説明する。
図12は、プレス抜き加工で材料をプレス抜きするときの様子を示す説明図であり、ダイの上に平板金属の材料を載置し、更に、パンチを下降させることにより、材料を打ち抜く。即ち、図12(a)、(b)、(c)の順に材料が打ち抜かれる。
図13は、プレス抜き加工により加工された端子11の断面の様子を示す説明図である。図示のように、平板形状の金属をプレス抜き加工したときの断面は、滑らかな曲率を有するダレa1、光沢があり縦筋を有するせん断面a2、材料をむしりとった形状の破断面a3、及びギザギザを有するバリa4、の4層構造となる。
ここで、せん断面a2は、表面が平坦であるから照射された光は正反射する。即ち、端子11の軸方向から照射される青色光は直線的に反射してカメラ14に入光する。他方、破断面a3は表面にムラがあるので照射され光は拡散反射する。即ち、端子11に対して傾斜した方向から照射される赤色光は多方向に乱反射し、このうちの一部がカメラ14に入光する。従って、カメラ14で撮影される画像は、せん断面a2の部分は青色成分が多く含まれ、破断面a3の部分は赤色成分が多く含まれる画像として撮影されることとなる。
一方、プレス抜き加工機では、ダイとパンチとの間のクリアランス(ダイの周面とパンチの周面との間の距離)の大きさに応じて、上記の4層構造が大きく変化することが知られている。具体的には、クリアランスが適正な場合には上述した図13に示した4層構造となるが、クリアランスが過小の場合には、図14(a)に示すように2次せん断面a5が発生する。この際、2次せん断面a5は、表面に凹凸が多く発生するので、赤色、青色共に集光されず、カメラ14で撮影される画像は全体が暗くなってしまう。また、クリアランスが過大の場合には、図14(b)に示すように破断面a3の領域が広くなり、カメラ14で撮影される画像は赤色の領域が多くなってしまう。
従って、図14(a),(b)のように、端子11の断面の状態によって、カメラ14で撮影される画像の青色、赤色の領域が変化してしまい、一定の基準で赤色領域、青色領域を判別して先端部11a,11bの隙間距離dを求めると、測定精度に大きな誤差を含む場合が発生し、状況によっては測定ができなくなるという問題が発生する。なお、図14(a),(b)に示した側面状態は、共に端子11としては良品であり、実用上何等問題は生じない。
また、図12に示したダイとパンチクリアランスを一定に保持すれば上記の問題は軽減されるが、クリアランスは工作機械のメンテナンスが行われる毎に変化してしまい、一定に保持することは容易でない。
特開2009−245605号公報
上述したように、従来における端子検査装置では、端子11の側面の状態に応じて、光の反射特性が変化するので、同一の基準で先端部11a,11b間の隙間距離dを測定すると、測定精度が低下することや、測定自体ができなくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、二股形状端子の側面の状態が変化した場合であっても高精度に先端部の間の隙間距離を測定することが可能な端子検査装置、及び端子検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の端子検査装置は、二股形状端子の隙間を検査する端子検査装置において、前記二股形状端子の長手方向に対して平行となる軸方向から、該二股形状端子に向けて第1の色彩光(例えば、青色光)を照射する第1の照射手段と、前記軸方向に対して所定角度傾斜した方向から前記二股形状端子に向けて第2の色彩光(例えば、赤色光)を照射する第2の照射手段と、前記二股形状端子に照射された第1の色彩光、及び第2の色彩光の反射光を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影された画像から、第1の色彩光、及び第2の色彩光を抽出し、この抽出結果に基づいて前記二股形状端子の隙間距離を求める隙間演算手段と、を備え、前記隙間演算手段は、前記二股形状端子の側面状態に応じた複数の隙間演算プログラムが記憶される記憶部を含み、前記第1の色彩光、及び第2の色彩光の抽出結果に基づいて、前記側面状態を判定し、判定された側面状態に対応する前記隙間演算プログラムを用いて、前記二股形状端子の隙間距離を求めることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記隙間演算プログラムは、前記側面状態に応じて、前記二股形状端子の先端部のエッジ部分であると判定する閾値となる色相が設定され、この色相に基づいて前記先端部のエッジを検出し、2つの先端部のエッジ間距離を求めることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記隙間演算手段は、前記撮影手段にて撮影される画像の、前記二股形状端子の各先端部の間となる隙間領域の画像に含まれる前記第1の色彩光の色彩成分、及び第2の色彩光の色彩成分の量に応じて、前記側面状態を分類することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記隙間演算手段は、前記隙間領域を、2つの前記先端部どうしを結ぶ線に対して平行となる方向の中心線により上側領域、下側領域に区分し、上側領域の色彩成分、及び下側成分の色彩成分に基づいて、上側領域または下側領域を選別エリアとして選択し、選択された選別エリアの色彩成分に基づいて前記側面状態を判定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記第1の色彩光は青色光であり、前記第2の色彩光は赤色光であることを特徴とする。
請求項6に記載の端子検査方法は、二股形状端子の隙間を検査する端子検査方法において、前記二股形状端子の長手方向に対して平行となる軸方向から、該二股形状端子に向けて第1の色彩光を照射する第1の色彩光照射工程と、前記軸方向に対して所定角度傾斜した方向から前記二股形状端子に向けて第2の色彩光を照射する第2の色彩光照射工程と、前記二股形状端子に照射された第1の色彩光、及び第2の色彩光の反射光を撮影手段にて撮影する撮影工程と、前記撮影手段で撮影された画像から、第1の色彩光、及び第2の色彩光を抽出し、この抽出結果に基づいて、前記二股形状端子の側面状態に応じた複数の隙間演算プログラムが記憶される記憶部から、適切な隙間演算プログラムを選択し、この隙間演算プログラムを用いて前記二股形状端子の隙間距離を求める隙間演算工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1,6の発明では、二股形状端子の軸方向から第1の色彩光を照射し、軸方向に対して傾斜した方向から第2の色彩光を照射し、これらの反射光を撮影した画像に基づいて二股形状端子の先端部のエッジを検出し、2つの先端部のエッジに基づいて先端部の隙間を求める。この際、撮影された画像から先端部の側面形状を推定し、推定した側面形状に応じた隙間演算プログラムを用いて隙間を算出する。従って、二股形状端子の側面状態が異なる場合であっても先端部のエッジを高精度に求めることができ、良品、不良品の判断を高精度に行うことが可能となる。
請求項2の発明では、各隙間演算プログラムに閾値となる色相が設定され、この色相を基準として先端部のエッジを求めるので、エッジ間距離を高精度に求めることが可能となる。
請求項3の発明では、二股形状端子の2つの先端部の間である隙間領域の画像に含まれる色彩成分に基づいて側面状態を分類する。即ち、二股形状端子の側面状態に応じて、隙間領域の色彩成分が変化するので、この色彩成分を用いることにより、側面状態を高精度に分類することが可能となる。
請求項4の発明では、隙間領域を上側領域と下側領域に区分し、各領域の色彩成分に基づいて、側面状態を判定する際の選別エリアを選択するので、より一層高精度な側面状態の分類が可能となる。
請求項5の発明では、第1の色彩光を青色光とし、第2の色彩光を赤色光とするので、両者のコントラストの関係から、先端部のエッジを高精度に検出することができ、ひいては端子先端部の隙間距離を高精度に求めることが可能となる。
本発明の実施形態に係る端子検査装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る端子検査装置で撮影される、A状態〜D状態の各端子画像を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態に係る端子検査装置で撮影される、A状態〜D状態の各端子画像の色相分布を示す図である。 本発明の実施形態に係る端子検査装置で撮影される端子、及び隙間の画像を模式的に示す説明図である。 本発明の第1,第2実施形態に係る端子検査装置の、処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る端子検査装置の、端子選別処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る端子検査装置の、色検査処理を行う際の画像領域を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る端子検査装置の、端子選別処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る端子検査装置の、色検査処理を行う際の画像領域を示す説明図である。 従来における端子検査装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る端子検査装置で検査する端子の先端部を示す説明図である。 プレス抜き加工で端子を製造する様子を示す説明図である。 プレス抜き加工で製造される端子の、通常の断面を示す説明図である。 プレス抜き加工機のクリアランスが大きい場合及び小さい場合の、端子断面の様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の構成説明]
図1は、本発明の実施形態に係る端子検査装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この端子検査装置は、測定対象となる端子11の長手方向(軸方向)から該端子11に向けて青色光(第1の色彩光)を照射する青色光発光部(第1の照射手段)12と、端子11の長手方向に対して所定の角度を有する方向から赤色光(第2の色彩光)を照射する2つの赤色光発光部(第2の照射手段)13a,13bと、端子11にて反射した光を導入して撮影するカメラ(撮影手段)14と、を備えている。そして、これらはコントローラ21により制御される。
コントローラ21は、青色光発光部12及び各赤色光発光部13a,13bに制御信号を出力して光の照射を制御する光照射部22と、カメラ14で撮影された画像を解析して青色光、及び赤色光が存在する領域を検出する画像解析部23と、画像解析部23で検出された赤色光領域、及び青色光領域に基づいて、端子の側面状態(詳細は後述する)を選別する端子選別部24と、を有している。
更に、各端子状態毎の隙間演算プログラムを記憶する記憶部を含み、端子選別部24にて端子状態が選別された際に、この選別された端子状態に対応する隙間演算プログラムを読み出し、この隙間演算プログラムを実行して先端部11a,11b間の隙間距離dを算出する隙間演算部(隙間演算手段)25と、隙間演算部25で求められた隙間距離dの大きさに応じて、この端子11が良品であるか、或いは不良品であるかを判定する良否判定部26と、を備えている。また、コントローラ21を作動させるための電力を供給する電源部27を備えている。
更に、コントローラ21は、表示器31に接続され、カメラ14で撮影された画像、及び良否判定部26による判定結果は、該表示器31に表示される。なお、図1に示すコントローラ21は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
[端子の側面状態について]
次に、端子11の側面状態と、カメラ14で撮影される画像に含まれる青色領域、及び赤色領域との関係について説明する。端子11の側面状態は、前述の図13に示した正常な状態(以下、「A状態」という)、図14(a)に示した2次せん断面a5が存在する状態(以下、「B状態」という)、図14(b)に示した破断面a3が多い状態(以下、「C状態」という)、及び、端子11の先端がえぐれている状態(以下、「D状態」という)に大別される。なお、A状態、B状態、C状態は、側面の状態が異なるのみであるので、全て良品であり、また、D状態についても先端部がえぐられているものの、端子としては実用上問題無いので良品として取り扱う。
図2(a)は、端子11の側面がA状態である場合の、カメラ14で撮影された画像を示す説明図であり、先端部11a,11bの部分が赤色(但し、上側の一部に青みかかった部分が存在する)とされ、その他の部分が青色とされている。
図2(b)は、端子11の側面がB状態である場合の、カメラ14で撮影された画像を示す説明図であり、各先端部11a,11bの中央部が暗みかかった画像となり、また、各先端部11a,11bの隙間領域についても同様に暗みかかった画像となっている。即ち、B状態では2次せん断面a5(図14(b)参照)が存在するものの、この表面には凹凸が多く発生しているので、全体的青色、及び赤色がカメラ14に集光されず、全体が暗みかかった画像となる。
図2(c)は、端子11の側面がC状態である場合の、カメラ14で撮影された画像を示す説明図であり、先端部11a,11bが赤色とされ、更に、隙間領域についても同様に赤みかかった画像となっている。
図2(d)は、端子11の側面がD状態である場合の、カメラ14で撮影された画像を示す説明図であり、先端部11a,11bのえぐれた部分が青色で表示されている。
そして、本実施形態に係る端子検査装置では、画像全体の色相から端子の側面状態が上述したA状態、B状態、C状態、D状態のうちのいずれに属するかを推定し、推定した側面状態に基づいて、それぞれの隙間演算プログラムを用いて、先端部11a,11b間の隙間距離d(図10参照)を算出する。具体的には、先端部11a,11bのエッジを検出する際の色抽出条件を側面状態毎に変更して隙間距離dを算出する。
[色抽出条件の説明]
次に、A状態、B状態、C状態及びD状態の、色抽出条件について図3,図4を参照して説明する。図3は、カメラ14で撮影された画像に含まれる色相の分布と、色相環との関係を示す説明図であり、図4は、反射光を取得する領域を示す説明図である。
図3(a)は、端子11の先端部11a,11bがA状態のときの、カメラ14で撮影される画像に含まれる色相分布を示しており、曲線p1は図4に示す領域q2の光分布である端子反射光分布を示し、曲線p2は図4に示す領域q1の光分布である隙間反射光分布を示している。また、横軸は色相環を示しており、左端から右端に向けて「緑」「黄色」「赤」「紫」「青」「水色」「緑」の順に変化しており、実際には左端と右端が繋がる円環状である。そして、図3(a)では、曲線p1は色相が「赤」となる領域にピークが存在しており、曲線p2は色相が「青」となる領域にピークが存在している。従って、先端部11aのエッジ部e(先端部11aと隙間部となる領域q1との境界)は、図3(a)の符号e1に示す色相となる。
図3(b)は、端子11の先端部11a,11bがB状態のときの、カメラ14で撮影される画像に含まれる色相分布を示しており、曲線p3は領域q2の光分布である端子反射光分布を示し、曲線p4は領域q1の光分布である隙間反射光分布を示している。上述したように、B状態では先端部11a,11bで反射する光が暗くなる傾向があるので、曲線p3は、色相が「赤」から若干「青」側にシフトした領域にピークが存在している。また、曲線p4は、色相が「青」から若干「赤」側にシフトした領域にピークが存在している。そして、この場合には先端部11aのエッジ部eは、図3(b)の符号e2に示す色相となる。
図3(c)は、端子11の先端部11a,11bがC状態のときの、カメラ14で撮影される画像に含まれる色相分布を示しており、曲線p5は領域q2の光分布である端子反射光分布を示し、曲線p6は領域q1の光分布である隙間反射光分布を示している。上述したように、C状態では先端部11a,11bで反射する光がより赤くなる傾向があるので、曲線p5は、色相が「赤」から若干「黄色」側にシフトした領域にピークが存在している。また、曲線p6は、色相が「青」から「赤」側にシフトした領域にピークが存在している。そして、この場合には先端部11aのエッジ部eは、図3(c)の符号e3に示す色相となる。
図3(d)は、端子11の先端部11a,11bがD状態のときの、カメラ14で撮影される画像に含まれる色相分布を示しており、曲線p7は領域q2の光分布である端子反射光分布を示し、曲線p8は領域q1の光分布である隙間反射光分布を示している。上述したように、D状態では先端部11a,11bで反射する光が青くなる傾向があるので、曲線p7は、色相が「赤」から若干「青」側にシフトした領域にピークが存在している。また、曲線p8は、色相が「青」から「緑」側にシフトした領域にピークが存在している。そして、この場合には先端部11aのエッジ部eは、図3(d)の符号e4に示す色相となる。
そして、各端子状態毎に、上記したe1〜e4に示した色相を基準として、先端部11aのエッジを認識することができる。即ち、本実施形態では、上記の4状態の特徴を踏まえて、端子11の色抽出条件を各状態毎に変更することにより、端子状態に応じたエッジ検出を行う。そして、検出したエッジに基づく隙間測定処理を実行する。
[第1実施形態の動作説明]
次に、本発明の第1実施形態にかかる端子検査装置の処理動作を、図5,図6に示すフローチャートを参照して説明する。
端子11の隙間検査が開始されると、図1に示す光照射部は、青色光発光部12より端子11に向けて青色光を照射させ、且つ、2つの赤色光発光部13a,13bより端子11に向けて赤色光を照射させる。
そして、カメラ14は、端子11で反射した光を撮影し、撮影した画像データを画像解析部23に出力する。この画像は表示器31に表示される。また、画像解析部23は、画像中に含まれる色相を検出し、更に、隙間演算部25は、検出した色相と基準となる色相との関係から端子11の2つの先端部11a,11bのエッジを検出する。この処理では、隙間演算部25は、図3(a)に示したエッジe1が設定されているので、このエッジe1を用いて各先端部11a,11bのエッジを検出し、この隙間距離dを求める(図5のステップS11)。
そして、求められた隙間距離dが予め設定している良品の範囲内となるか否かを判定し(ステップS12)、良品の範囲内であると判定された場合には(ステップS12でYES)、良否判定部26は、この端子11は良品であるものと判定する。この判定結果は表示器31に表示される。
他方、ステップS11で求められた隙間距離dが良品の範囲内でないと判定された場合には(ステップS12でNO)、ステップS14において、端子選別処理を実行する。
以下、端子選別処理の詳細な処理手順を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。初めに、画像解析部23は、端子11の各先端部11a,11bの隙間領域(図7に示すR1の領域)の画像の色相を検査する(ステップS31)。
次いで、画像解析部23は、隙間領域R1に含まれる色相の「青」成分を評価し、「青」の色相が閾値よりも多いか否かを判定する(ステップS32)。そして、「青」の色相が閾値以上であると判定された場合には(ステップS32でHi)、端子選別部24は、端子11の側面はD状態であるものと判断する(ステップS34)。従って、図4(d)に示したエッジe4の色相を用いて、端子11の先端部11a,11bを検出する。
一方、ステップS32の処理において、「青」の色相が閾値未満であると判定された場合には(ステップS32でLow)、画像解析部23は、隙間領域R1に含まれる色相の「赤」成分を評価し、「赤」の色相が閾値よりも多いか否かを判定する(ステップS33)。そして、「赤」の色相が閾値以上であると判定された場合には(ステップS33でHi)、端子選別部24は、端子11の側面はC状態であるものと判断する(ステップS35)。従って、図4(c)に示したエッジe3の色相を用いて、端子11の先端部11a,11bを検出する。
また、ステップS33の処理において、「赤」の色相が閾値未満であると判定された場合には(ステップS33でLow)、端子選別部24は、端子11の側面はB状態であるものと判断する(ステップS36)。従って、図4(b)に示したエッジe2の色相を用いて、端子11の先端部11a,11bを検出する。
そして、ステップS34,S35,S36の処理で決定した各状態に基づいて、エッジe2〜e4のうちのいずれかを選択し、隙間演算部25は、選択したエッジを用いて先端部11a,11b間の隙間距離dを求める(図5のステップS15)。その後、求めた隙間距離dが良品の範囲内であるか否かを判定し(ステップS16)、この範囲内であれば、この端子11は良品であると判定し(ステップS13)、この範囲内でなければ、この端子11は不良品であると判定する(ステップS17)。
こうして、端子の側面の状態に応じた条件に基づいて、隙間を検査することにより、高精度な隙間測定ができるのである。
このようにして、第1実施形態に係る端子検査装置では、基準となる閾値を用いて端子11の隙間距離dを測定した結果、良品でないと判定された場合には、そのまま不良品とするのではなく、端子11の側面の状態に応じて、隙間距離dを演算する条件を設定して再度隙間距離dを計算している。従って、良品を不良品と誤判定する確率を低減させ、より高精度に端子11の先端部の状態を検査することが可能となる。
また、プレス抜き加工機での加工条件によらず、良品、不良品の判定ができるので、作業者による頻繁な設定調整が不要となる。更に、画像を誤判定することによるラインの停止を削減でき、作動効率を向上させることができる。
[第2実施形態の説明]
次に、本実施形態に係る端子検査装置の第2実施形態について説明する。装置構成は、前述した図1と同一であり、第2実施形態では、図5に示したフローチャートのステップS14の処理手順のみが相違する。以下、第2実施形態に係る端子検査装置の処理手順を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
初めに、画像解析部23は、端子11の各先端部11a,11bの隙間領域を上下に分類し(図9に示す上部隙間領域R2a、下部隙間領域R2b)、それぞれの隙間領域において画像の色相を検査する(ステップS51)。
次いで、画像解析部23は、上部隙間領域R2a、及び下部隙間領域R2bに含まれる「青」成分、及び「赤」成分を検出する。ここで、「青」の色相は、0〜255の256段階で規定され、同様に「赤」の色相は、0〜255の256段階で規定されることとする。
そして、ステップS52の処理において、各色相の成分評価を行い、評価の結果に基づいて、選別エリアを選定する(ステップS54)。具体的には、上部隙間領域R2aに含まれる青色の成分量が「220」を上回った場合にはこの上部隙間領域R2aを選別エリアとして選定する。また、上部隙間領域R2aに含まれる青色の成分量が「220」以下であり、且つ、下部隙間領域R2bに含まれる青色の成分量が「220」を上回った場合には下部隙間領域R2bを選別エリアとして選択する。
更に、上下共に青色の成分量が「220」以下であり、且つ、上部隙間領域R2aに含まれる赤色の成分量が「80」を上回った場合には、上部隙間領域R2aを選別エリアとして選択し、上部隙間領域R2aに含まれる赤色の成分量が「80」以下であり、且つ、下部隙間領域R2bに含まれる赤色の成分量が「80」を上回った場合には、下部隙間領域R2bを選別エリアとして選択する。
更に、上記以外の場合には、上部隙間領域R2aに含まれる青色の成分量と、下部隙間領域R2bに含まれる青色の成分量とを比較し(ステップS53)、青色の成分量が大きい方を選別エリアとして選択する(ステップS54)。その後、選択された選別エリアの画像を用いて、下記のステップS55〜S61の処理により、端子11の側面状態がB状態、C状態、D状態のいずれであるかを判別する。
まず、ステップS55において、第1選別処理を実行する。この処理では、選別された領域(R2aまたはR2b)の画像(以下、単に「画像」という)中の青色の成分量が「210」を上回っているか否かを判定する。そして、「210」を上回っている場合には、端子11の側面はD状態であるものと判断する(ステップS62)。即ち、画像中の青色の度合いが大きい場合には、図2(d)に示したように、端子11にえぐれが生じている可能性が高いのでD状態であるものと判断する。
ステップS56において、第2選別処理を実行する。この処理では、画像中の赤色の成分量が「95」を上回っているか否かを判定する。そして、「95」を上回っている場合には、端子11の側面はC状態であるものと判断する(ステップS63)。即ち、画像中の赤色の度合いが大きい場合には、図14(b)、図2(c)に示したように、破断面の領域が大きい可能性が高いのでC状態であるものと判断する。
ステップS57において、第3選別処理を実行する。この処理では、画像中の青色の成分量が「160」を上回っているか否かを判定する。即ち、赤色成分が「95」以下という条件下で、青色の成分量が「160」を上回っているか否かを判定する。そして、「160」を上回っている場合には、端子11の側面はD状態であるものと判断する(ステップS62)。
ステップS58において、第4選別処理を実行する。この処理では、画像中の赤色の成分量が「60」を上回っているか否かを判定する。即ち、青色成分が「160」以下という条件下で、赤色の成分量が「60」を上回っているか否かを判定する。そして、「60」を上回っている場合には、端子11の側面はB状態であるものと判断する(ステップS64)。即ち、画像中の赤色成分がある程度存在し、且つ青色の成分量が低い場合には、画像全体が暗いものと判断できるので、図14(a)、図2(b)に示したように、せん断面の領域が大きい可能性が高いのでB状態であるものと判断する。
ステップS59において、第5選別処理を実行する。この処理では、画像中の青色の成分量が「140」を上回っているか否かを判定する。即ち、赤色成分が「60」以下という条件下で、青色の成分量が「140」を上回っているか否かを判定する。そして、「140」を上回っている場合には、端子11の側面はD状態であるものと判断する(ステップS62)。
ステップS60において、第6選別処理を実行する。この処理では、画像中の青色の成分量が「80」を上回っているか否かを判定する。そして、「80」を上回っている場合には、端子11の側面はB状態であるものと判断する(ステップS64)。
ステップS61において、第7選別処理を実行する。この処理では、画像中の赤色の成分量が「40」を上回っているか否かを判定する。即ち、青色成分が「80」以下という条件下で、赤色の成分量が「40」を上回っているか否かを判定する。そして、「40」を上回っている場合には、端子11の側面はC状態であるものと判断する(ステップS63)。他方、「40」以下である場合には、端子11の側面はB状態であるものと判断する(ステップS64)。
こうして、選別された領域(R1aまたはR1b)の画像に含まれる青色の成分量、及び赤色の成分量に基づいて、複数段階に亘って弁別することにより、より高精度にB状態、C状態、或いはD状態の分類を行うことができるのである。その後の処理については、前述した図5で示したステップS15〜S17の処理と同一であるので説明を省略する。
このようにして、第2実施形態に係る端子検査装置では、基準となる閾値を用いて端子11の隙間距離dを測定した結果、良品でないと判定された場合には、そのまま不良品とするのではなく、端子11の側面の状態に応じて、隙間を演算する条件を設定して再度隙間距離dを計算するので、良品を不良品であると誤判定する確率を低減させ、より高精度に端子11の先端部の状態を検査することが可能となる。
また、プレス抜き加工機での加工条件によらず、良品、不良品の判定ができるので、作業者による頻繁な設定調整が不要となる。更に、画像を誤判定することによるラインの停止を削減でき、作動効率を向上させることができる。
以上、本発明の端子検査装置及び端子検査方法を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、第1の色彩光として青色光を用い、第2の色彩光として赤色光を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、色彩のコントラストを用いて識別可能な色彩であれば、他の色彩光を用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、端子11の側面状態をA状態、B状態、C状態、D状態の4つに分類する例について説明したが、これらの分類は一例を示したものであり、5以上に分類することも可能であり、また、2つ、3つの状態に分類することも可能である。
本発明は、端子の側面状態によらず高精度に隙間距離を測定することに利用することができる。
11 二股形状端子(端子)
11a,11b 先端部
12 青色光発光部
13a,13b 赤色光発光部
14 カメラ
21 コントローラ
22 光照射部
23 画像解析部
24 端子選別部
25 隙間演算部
26 良否判定部
27 電源部
31 表示器
R1 隙間領域
R2a 上部隙間領域
R2b 下部隙間領域

Claims (6)

  1. 二股形状端子の隙間を検査する端子検査装置において、
    前記二股形状端子の長手方向に対して平行となる軸方向から、該二股形状端子に向けて第1の色彩光を照射する第1の照射手段と、
    前記軸方向に対して所定角度傾斜した方向から前記二股形状端子に向けて第2の色彩光を照射する第2の照射手段と、
    前記二股形状端子に照射された第1の色彩光、及び第2の色彩光の反射光を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段で撮影された画像から、第1の色彩光、及び第2の色彩光を抽出し、この抽出結果に基づいて前記二股形状端子の隙間距離を求める隙間演算手段と、
    を備え、
    前記隙間演算手段は、
    前記二股形状端子の側面状態に応じた複数の隙間演算プログラムが記憶される記憶部を含み、前記第1の色彩光、及び第2の色彩光の抽出結果に基づいて、前記側面状態を判定し、判定された側面状態に対応する前記隙間演算プログラムを用いて、前記二股形状端子の隙間距離を求めることを特徴とする端子検査装置。
  2. 前記隙間演算プログラムは、前記側面状態に応じて、前記二股形状端子の先端部のエッジ部分であると判定する閾値となる色相が設定され、この色相に基づいて前記先端部のエッジを検出し、2つの先端部のエッジ間距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の端子検査装置。
  3. 前記隙間演算手段は、前記撮影手段にて撮影される画像の、前記二股形状端子の各先端部の間となる隙間領域の画像に含まれる前記第1の色彩光の色彩成分、及び第2の色彩光の色彩成分の量に応じて、前記側面状態を分類することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の端子検査装置。
  4. 前記隙間演算手段は、前記隙間領域を、2つの前記先端部どうしを結ぶ線に対して平行となる方向の中心線により上側領域、下側領域に区分し、上側領域の色彩成分、及び下側成分の色彩成分に基づいて、上側領域または下側領域を選別エリアとして選択し、
    選択された選別エリアの色彩成分に基づいて前記側面状態を判定することを特徴とする請求項3に記載の端子検査装置。
  5. 前記第1の色彩光は青色光であり、前記第2の色彩光は赤色光であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の端子検査装置。
  6. 二股形状端子の隙間を検査する端子検査方法において、
    前記二股形状端子の長手方向に対して平行となる軸方向から、該二股形状端子に向けて第1の色彩光を照射する第1の色彩光照射工程と、
    前記軸方向に対して所定角度傾斜した方向から前記二股形状端子に向けて第2の色彩光を照射する第2の色彩光照射工程と、
    前記二股形状端子に照射された第1の色彩光、及び第2の色彩光の反射光を撮影手段にて撮影する撮影工程と、
    前記撮影手段で撮影された画像から、第1の色彩光、及び第2の色彩光を抽出し、この抽出結果に基づいて、前記二股形状端子の側面状態に応じた複数の隙間演算プログラムが記憶される記憶部から、適切な隙間演算プログラムを選択し、この隙間演算プログラムを用いて前記二股形状端子の隙間距離を求める隙間演算工程と、
    を備えたことを特徴とする端子検査方法。
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