JP2013092222A - 固体潤滑剤埋込型軸受 - Google Patents

固体潤滑剤埋込型軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2013092222A
JP2013092222A JP2011235503A JP2011235503A JP2013092222A JP 2013092222 A JP2013092222 A JP 2013092222A JP 2011235503 A JP2011235503 A JP 2011235503A JP 2011235503 A JP2011235503 A JP 2011235503A JP 2013092222 A JP2013092222 A JP 2013092222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid lubricant
groove
bearing body
bearing
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011235503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5912413B2 (ja
Inventor
Kentaro Okubo
健太郎 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Corp
Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Corp
Oiles Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Corp, Oiles Industry Co Ltd filed Critical Oiles Corp
Priority to JP2011235503A priority Critical patent/JP5912413B2/ja
Publication of JP2013092222A publication Critical patent/JP2013092222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5912413B2 publication Critical patent/JP5912413B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】支持する回転体の相対的な回転に対して潤滑性がよく、かつ固体潤滑剤が抜け落ち難い固体潤滑剤埋込型軸受の構造を提供する。
【解決手段】固体潤滑剤埋込型軸受1は、鉄、銅合金等からなる金属製の軸受本体2と、軸受本体2に埋め込まれた複数の樹脂製の固体潤滑剤3と、を備えている。軸受本体2は、円筒状を有しており、その内周面21には、軸方向αに沿って、一方の端面23から他方の端面24に繋がる溝25が、円周方向βに所定の配列ピッチγで複数形成されている。固体潤滑剤3は、溝25の軸方向αに垂直な断面形状と整合する断面形状の棒状をしており、溝25の内部を埋めるように溝25に嵌入され、溝25の開口部26から一部露出している。これにより、軸受本体2の内周面21は、溝25の開口部26から露出した固体潤滑剤3とともに、軸受本体2に挿入された軸を支持するための摺動面を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体潤滑剤埋込型軸受に関し、特に、摺動面に対する固体潤滑剤の埋込構造に関する。
固体潤滑剤埋込型軸受は、基体となる軸受本体の摺動面に固体潤滑剤が埋め込まれたすべり軸受であり、一般的なすべり軸受に対して、高荷重条件下で使用できる、耐久性および性能安定性に優れるなどの利点を有する。このような固体潤滑剤埋込型軸受において、摺動面に対する固体潤滑剤の埋込構造としては、摺動面に対して垂直に形成された貫通孔または止まり孔にプラグ状の固体潤滑剤が嵌入されたタイプ(例えば特許文献1の図5)、摺動面に形成された螺旋溝に、流動性を有する潤滑剤を流し込み、これを硬化させて固体潤滑剤としたタイプ(例えば特許文献2)などが知られている。しかし、後者のタイプは、使用可能な潤滑剤の種類に制限があり、汎用性に欠けることや、製造コストが高くなることなどから、前者のタイプの固体潤滑剤埋込型軸受が普及している。
特開平11−166539号公報 特開平6−200946号公報
ところで、固体潤滑剤埋込型軸受に支持された軸がこの固体潤滑剤埋込型軸受に対して相対的に移動すると、軸表面と固体潤滑剤との摺動により、固体潤滑剤が軸表面をラップして潤滑する。したがって、軸表面の潤滑範囲は、軸と固体潤滑剤埋込型軸受との相対的な移動量によって決まる。例えば、固体潤滑剤埋込型軸受に対して軸が微小に回動する場合など、軸と固体潤滑剤埋込型軸受との相対的な回転量(円周方向の移動量)が円周方向における固体潤滑剤の配列ピッチよりも短いと、軸受本体の表面に固体潤滑剤でラップされない領域が生じる。このため、潤滑性が悪くなることがあり、これを防ぐには、円周方向における固体潤滑剤の配列ピッチを狭める必要がある。
しかしながら、前者のタイプの固体潤滑剤埋込型軸受において、円周方向における固体潤滑剤の配列ピッチを狭めるには限界がある。すなわち、固体潤滑剤によるラップ領域を軸方向においてオーバーラップさせるため、円周方向の固体潤滑剤列が固体潤滑剤の直径よりも短いピッチで軸方向に複数列並ぶ必要がある。このため、円周方向の固体潤滑剤列において隣り合う固体潤滑剤の間に、軸方向においてこの固体潤滑剤列の上下段にある円周方向の固体潤滑剤列の固体潤滑剤が位置しなければならない。したがって、固体潤滑剤を嵌入するための孔を円周方向に狭ピッチで打ち抜くと、近接する孔間の距離が近くなり過ぎて軸受本体の強度が低下してしまう。
また、前者のタイプの固体潤滑剤埋込型軸受では、固体潤滑剤埋込用の孔を軸受本体の摺動面に対して垂直に形成しているため、孔の内周面と固体潤滑剤の外周面との接触面積が固体潤滑剤埋込型軸受の肉厚(内周面(摺動面)から外周面までの厚み)に依存する。このため、軸受本体を薄肉化すると、固体潤滑剤との接触面積を十分に確保できずに、孔から固体潤滑剤が抜け落ち易くなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、支持する軸の相対的な微小な回転に対して潤滑性がよく、かつ固体潤滑剤が抜け落ち難い固体潤滑剤埋込型軸受の構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、軸受本体の内周面または外周面に、一方の端面から他方の端面に向かう軸方向の溝を複数形成し、これらの溝の内部を埋めるように、それぞれに溝に棒状の固体潤滑剤を嵌入した。
例えば、本発明は、回転体を支持するための摺動面を備える固体潤滑剤埋込型軸受であって、
内周面または外周面に、一方の端面から他方の端面に向かう軸方向の溝が複数形成された円筒状の軸受本体と、
前記溝の各々の内部を埋めるように、当該溝の各々に嵌入された複数の棒状の固体潤滑剤と、を有し、
前記溝が形成された前記内周面または前記外周面は、
前記溝の前記内周面側または前記外周面側の開口面に露出する前記固体潤滑剤とともに、前記摺動面を構成する。
本発明によれば、軸受本体の摺動面に軸方向の溝を複数形成し、これらの溝の内部に固体潤滑剤が嵌込されるため、軸受本体に固体潤滑剤埋込用の孔を近接して打ち抜く必要がない。このため、従来に比べて軸受本体の強度をより高く保つことができ、また、固体潤滑剤の摺動面における円周方向の配列ピッチを狭くすることが可能となる。したがって、支持する回転体の相対的な微小な回転に対して、軸受本体の表面に生じる固体潤滑剤でラップされない部分を小さくできるため、支持する回転体の相対的な微小な回転に対する潤滑性を向上させることができる。また、軸受本体の溝は、その内壁と固体潤滑剤との接触面積を軸方向に長くとることができるので、軸受本体を薄肉化した場合でも、固体潤滑剤と軸受本体との接触面積を十分に確保することができ、このため、軸受本体の溝から固体潤滑剤を抜け落ち難くすることができる。
図1(A)は、本発明の一実施の形態に係る固体潤滑剤埋込型軸受1の正面図であり、図1(B)は、図1(A)のA−A断面図である。 図2(A)、(B)は、図1(A)のB部拡大図を用いて、固体潤滑剤埋込型軸受1における固体潤滑剤3の埋込方法を説明するための図である。 図3(A)、(B)は、図1(A)のB部拡大図に相当する部分拡大図を用いて、固体潤滑剤埋込型軸受1の変形例における固体潤滑剤3aの埋込方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1(A)は、本発明の一実施の形態に係る固体潤滑剤埋込型軸受1の正面図であり、図1(B)は、図1(A)のA−A断面図である。
図示するように、本実施の形態に係る固体潤滑剤埋込型軸受1は、鉄、銅合金等からなる金属製の軸受本体2と、軸受本体2に埋め込まれた複数の樹脂製の固体潤滑剤3と、を備えている。
軸受本体2は、円筒状を有しており、その内周面21には、軸方向αに沿って、一方の端面23から他方の端面24に繋がる溝25が、円周方向βに所定の配列ピッチγで複数形成されている。各溝25は、軸受本体2の内周面21上の開口部26において、溝25の最大溝幅d2よりも小さな溝幅d1を有している(図2(B)参照)。本実施形態においては、各溝25の、軸方向αに垂直な断面は、内周面21上の開口部26によって一部が切り欠かれた円形状を有しており、開口部26における溝幅d1は、外周面22側(溝内部)27の位置における最大溝幅d2よりも狭くなっている。なお、軸受本体2の取扱いを容易にするため、軸受本体2の両側の端面23、24の内外周の縁部29を面取りしてもよい。
固体潤滑剤3は、溝25の軸方向αに垂直な断面形状と整合する断面形状の棒状に成型されており、溝25の内部を埋めるように溝25に嵌入され、溝25の開口部26から一部露出している。これにより、軸受本体2の内周面21は、溝25の開口部26から露出した固体潤滑剤3とともに、軸受本体2に挿入された軸(不図示)を支持する摺動面を構成している。なお、固体潤滑剤3には、例えば、焼成された黒鉛単体からなるもの、焼成された黒鉛を含んだ樹脂製のもの、あるいは、インジウム、亜鉛、錫等の軟質金属、ワックス等の難接着性材料、および四フッ化エチレン樹脂を含んだ樹脂製のものなどが用いられる。
つぎに、軸受本体2の内周面21に形成された各溝25への固体潤滑剤3の埋込方法について説明する。
図2(A)、(B)は、図1(A)のB部拡大図を用いて、固体潤滑剤3の埋込方法を説明するための図である。
図2(A)に示すように、軸受本体2の端面23、24のいずれか一方から溝25に円柱状の固体潤滑剤3を嵌入する。この際、冷やし嵌めにより固体潤滑剤3を溝25に嵌入するようにしてもよい。すなわち、金属の熱膨張係数よりも樹脂の熱膨張係数の方が大きいことを利用し、固体潤滑剤3を、ドライアイス等で冷却して軸受本体2の溝25に収まるよう十分に収縮させてから、溝25に挿入する。その後、常温に戻すことにより、固体潤滑剤3を膨張させて、固体潤滑剤3を溝25にしまり嵌めする。または、接着剤を使って固体潤滑剤3を溝25の内壁に接着させてもよい。
つぎに、図2(B)に示すように、軸受本体2の端面23、24を切削加工することにより、固体潤滑剤3の端面31を軸受本体2の端面23、24に揃える。それから、軸受本体2の内周面21を切削加工することにより、軸受本体2の内周面21に形成された溝25の開口部26からの固体潤滑剤3の突出部分32を除去して、溝25の開口部26からの固体潤滑剤3の露出面33が軸受本体2の内周面21の表面形状に滑らかに揃うように仕上げる。
このようにして、固体潤滑剤3が、軸受本体2の内周面21に形成された各溝25の内部を埋めるように、溝25の各々に嵌入される。
以上、本発明の実施の形態を説明した。
本実施の形態では、軸受本体2の内周面21に、一方の端面23から他方の端面24に連続して繋がる軸方向αの溝25を複数形成し、これらの溝25の内部を埋めるように、それぞれに溝25に棒状の固体潤滑剤3を嵌入している。
このため、軸受本体2に、固体潤滑剤を埋め込むための複数の孔を近接して打ち抜く必要がないので、摺動面に対して垂直に形成された複数の貫通孔に固体潤滑剤を嵌入するタイプの従来の固体潤滑剤埋込型軸受に比べて、軸受本体2の強度をより高く保つことができる。そして、摺動面(軸受本体2の内周面21)において、固体潤滑剤3は、軸受本体2の一方の端面23から他方の端面24に達しており、また、円周方向βの配列ピッチγを狭くすることができる。これにより、支持する軸の相対的な微小な回転に対して、軸受本体2の表面に生じる固体潤滑剤3でラップされない部分を小さくできるので、支持する軸の相対的な回転に対する潤滑性を向上させることができる。
また、軸受本体2と固体潤滑剤3との接触面積を軸方向αに長くとることができるので、軸受本体2を薄肉化した場合でも、固体潤滑剤3との接触面積を十分に確保することができる。このため、軸受本体2の溝25に嵌入された固体潤滑剤3を抜け落ち難くすることができる。
また、本実施の形態では、溝25の軸方向αに垂直な断面が、軸受本体2の内周面21上に形成された溝25の開口部26によって一部が切り欠かれた円形状を有しており、開口部26の溝幅d1が溝内部27の最大溝幅d2より小さくなっている。このため、固体潤滑剤3が溝25の開口部26から抜け落ちることはなく、したがって、軸受本体2の溝25に嵌入された固体潤滑剤3をさらに抜け落ち難くすることができる。
なお、本実施の形態では、一方の端面23から他方の端面24に連続して繋がる軸方向αの溝25を複数形成しているが、摺動面の軸方向中央付近にグリース溝となる凹所を作成し、両端面部から凹所端面部に向かって伸びた、凹所を介して繋ながっている溝形態であっても適用可能である。
また、軸受本体2は円筒形状に限らず、例えば、円筒形状の半分からなる半円筒形状のような、回転体の外周面または内周面相補的な形状を一部分有する摺動面を具備した形態においても適用可能である。
また、本実施の形態では、溝25の軸方向αに垂直な断面が、内周面21上に形成された溝25の開口部26によって一部が切り欠かれた円形状を有しているが、本発明はこれに限定されない。溝25は、軸受本体2の内周面21上の開口部26において、溝25の最大溝幅d2よりも小さな溝幅d1を有していればよく、溝25の軸方向αに垂直な断面形状は、円形以外の他の形状であってもよい。以下、固体潤滑剤埋込型軸受1の変形例として、円形以外の断面形状を有する溝25aが軸受本体21に形成された固体潤滑剤埋込型軸受について説明する。
図3(A)、(B)は、図1(A)のB部拡大図に相当する部分拡大図を用いて、固体潤滑剤埋込型軸受1の変形例における固体潤滑剤3aの埋込方法を説明するための図である。
この変形例に係る固体潤滑剤埋込型軸受では、溝25aの軸方向αに垂直な断面は、内周面21上の開口部26aにおける溝幅d1が溝内部27aの最大溝幅d2(溝25aの底面28における溝幅)よりも小さい台形状を有している。
この固体潤滑剤埋込型軸受を作製するには、まず、図3(A)に示すように、軸受本体2の端面23、24のいずれか一方から溝25aに台柱状の固体潤滑剤3aを挿入する。この際、上記実施の形態と同様に、冷やし嵌めにより固体潤滑剤3aを溝25aにしまり嵌めするようにしてもよい。また、接着剤を使って固体潤滑剤3aを溝25aの内壁に接着させてもよい。つぎに、図3(B)に示すように、軸受本体2の端面23、24を切削加工することにより、固体潤滑剤3aの端面31aを軸受本体2の端面23、24に揃える。さらに、軸受本体2の内周面21を切削加工することにより、軸受本体2の内周面21に形成された溝25aの開口部26aからの固体潤滑剤3aの突出部分32aを除去して、溝25aの開口部26aからの固体潤滑剤3aの露出面33aが軸受本体2の内周面21の表面形状に滑らかに揃うように仕上げる。
このようにして、固体潤滑剤3aが、軸受本体2の内周面21に形成された各溝25aの内部を埋めるように、溝25aの各々に嵌入される。
なお、以上説明した実施形態においては、軸受本体2の内周面21に形成した溝25、25aに固体潤滑剤3、3aを嵌入しているが、プーリ等の回転体を外周面で回転可能に支持する固体潤滑剤埋込型軸受については、軸受本体2の一方の端面23から他方の端面24に達する軸方向αの溝を、複数、円周方向βに所定の配列ピッチで軸受本体2の外周面22に形成し、これらの溝の内部に固体潤滑剤を埋め込めばよい。この場合においても、上記の実施形態と同様、各溝は、開口部における溝幅が溝内部の最大溝幅よりも狭い断面形状(例えば、円形状、台形状)を有している。
1:固体潤滑剤埋込型軸受、2:軸受本体、3、3a:固体潤滑剤、21:軸受本体、2の内周面、22:軸受本体2の外周面、23、24:軸受本体2の端面、25、25a:溝、26、26a:溝25、25aの開口部、27、27a:溝内部、28:溝25aの底面、29:軸受本体2の縁部、31、31a:固体潤滑剤3、3aの端面、32、32a:固体潤滑剤3、3aの突出部分(切削部分)、33、33a:溝25、25aの開口部26、26aからの固体潤滑剤3、3aの露出面

Claims (5)

  1. 回転体を支持するための摺動面を備える固体潤滑剤埋込型軸受であって、
    内周面または外周面に、一方の端面から他方の端面に向かう軸方向の溝が複数形成された円筒状の軸受本体と、
    前記溝の各々の内部を埋めるように、当該溝の各々に嵌入された複数の棒状の固体潤滑剤と、を有し、
    前記溝が形成された前記内周面または前記外周面は、
    前記溝の前記内周面側または前記外周面側の開口面に露出する前記固体潤滑剤とともに、前記摺動面を構成する
    ことを特徴とする固体潤滑剤埋込型軸受。
  2. 請求項1に記載の固体潤滑剤埋込型軸受であって、
    前記溝は、前記軸受本体の一方の端面から他方の端面まで軸方向に連続して繋がっている
    ことを特徴とする固体潤滑剤埋込型軸受。
  3. 請求項1または2に記載の固体潤滑剤埋込型軸受であって、
    前記溝は、所定の配列ピッチで、前記軸受本体の円周方向に複数配列されている
    ことを特徴とする固体潤滑剤埋込型軸受。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の固体潤滑剤埋込型軸受であって、
    前記溝の前記内周面側または前記外周面側の開口面の溝幅は、当該溝の内部最大溝幅より狭くなっており、
    前記固体潤滑剤は、前記溝の形状と整合する形状に形成されている
    ことを特徴とする固体潤滑剤埋込型軸受。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の固体潤滑剤埋込型軸受であって、
    前記溝は、前記軸方向に垂直な断面が、前記開口面により一部が切り欠かれた円形状を有しており、
    前記固体潤滑剤は、
    前記溝の各々に、前記一方の端面あるいは前記他方の端面から嵌入されており、
    前記摺動面の形状にそって削られた、前記開口面からの露出面を有する
    ことを特徴とする固体潤滑剤埋込型軸受。
JP2011235503A 2011-10-26 2011-10-26 固体潤滑剤埋込型軸受およびその製造方法 Active JP5912413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011235503A JP5912413B2 (ja) 2011-10-26 2011-10-26 固体潤滑剤埋込型軸受およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011235503A JP5912413B2 (ja) 2011-10-26 2011-10-26 固体潤滑剤埋込型軸受およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013092222A true JP2013092222A (ja) 2013-05-16
JP5912413B2 JP5912413B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=48615507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011235503A Active JP5912413B2 (ja) 2011-10-26 2011-10-26 固体潤滑剤埋込型軸受およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5912413B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137693A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 オイレス工業株式会社 滑り軸受
JP2016125658A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 Ntn株式会社 摺動部材及びその製造方法
WO2016143186A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 三菱電機株式会社 すべり軸受を有する圧縮機
EP3195958A4 (en) * 2014-09-19 2018-05-23 NTN Corporation Slide member and method for producing same
EP3581819A1 (en) 2018-06-15 2019-12-18 SGO Co., Ltd Method for manufacturing oil-less bearing with embedded solid lubricant plugs with solid lubricant composition ratio to improve oil impregnation property

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250440A (en) * 1975-10-18 1977-04-22 Oiles Ind Co Ltd Plural stratiform bearing
JPS6014320U (ja) * 1983-07-09 1985-01-31 三住商事株式会社 すべり軸受

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250440A (en) * 1975-10-18 1977-04-22 Oiles Ind Co Ltd Plural stratiform bearing
JPS6014320U (ja) * 1983-07-09 1985-01-31 三住商事株式会社 すべり軸受

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137693A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 オイレス工業株式会社 滑り軸受
WO2015111552A1 (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 オイレス工業株式会社 滑り軸受
EP3195958A4 (en) * 2014-09-19 2018-05-23 NTN Corporation Slide member and method for producing same
US10323689B2 (en) 2014-09-19 2019-06-18 Ntn Corporation Slide member and method for producing same
JP2016125658A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 Ntn株式会社 摺動部材及びその製造方法
WO2016143186A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 三菱電機株式会社 すべり軸受を有する圧縮機
EP3581819A1 (en) 2018-06-15 2019-12-18 SGO Co., Ltd Method for manufacturing oil-less bearing with embedded solid lubricant plugs with solid lubricant composition ratio to improve oil impregnation property

Also Published As

Publication number Publication date
JP5912413B2 (ja) 2016-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5912413B2 (ja) 固体潤滑剤埋込型軸受およびその製造方法
JP5870563B2 (ja) 転がり軸受用保持器、及び転がり軸受
US5803620A (en) Roller and cage assembly
JP6055357B2 (ja) 円錐ころ軸受用樹脂製保持器
EP2495464B1 (en) Support member
US8770854B2 (en) Rolling element cage
US9670958B2 (en) Rolling bearing
KR101827022B1 (ko) 미끄럼 베어링 쉘
EP2068018A1 (en) Ball bearing cage
US9562566B2 (en) Roller bearing
JP6414656B2 (ja) 転がり軸受装置および転がり軸受装置の製造方法
JP2002310167A (ja) ローラベアリング
JP2011127713A (ja) 玉軸受用保持器およびこれを備える玉軸受
JP2007100909A (ja) ころ軸受
JP6084365B2 (ja) 保持器および玉軸受
JP2009121554A (ja) 転がり部材
JP2005214259A (ja) 玉軸受及びオルタネータ用玉軸受
JP6106830B2 (ja) 転がり軸受、及びその使用方法
JP2009008213A (ja) 転がり軸受装置及びその組付方法
JP2015178865A (ja) 摺動部材
JP2009168180A5 (ja)
JP2009168180A (ja) ころ軸受用保持器
JP2007218379A (ja) 動圧軸受装置用軸部材およびその製造方法
JP2014016014A (ja) クリープ防止軸受
JP2005110482A (ja) モータの軸受構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5912413

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250