JP2013076527A - 空気調和装置用の室外機 - Google Patents

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Mamoru Okumoto
衛 奥本
Tadashi Nishimura
忠史 西村
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Daikin Industries Ltd
ダイキン工業株式会社
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Abstract

【課題】簡単かつコンパクトな構成で、噴霧装置から冷却水を噴霧することにより熱交換部における熱交換を効果的に促進できるようにする。
【解決手段】冷媒が流動する冷媒配管6を有する熱交換部1と、該熱交換部1に冷却水を噴霧する噴霧装置7と、該噴霧装置7から噴霧された冷却水を拡散させることにより熱交換部1に至る冷却水の浮遊距離を伸長させる拡散部8と、上記拡散部(8)により拡散された冷却水を熱交換部(1)に誘導する誘導部(9)とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒が流動する冷媒配管を有する熱交換部と、該熱交換部に冷却水を噴霧する噴霧装置とを備えたことを特徴とする空気調和装置用の室外機に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、冷却管を含む熱交換部と、該熱交換部に向かって液体を噴霧するための噴霧手段と、該噴霧手段と上記熱交換部との間に形成された誘電電極と、上記熱交換部から離れて配置された補助電極と、上記噴霧手段と上記誘電電極との間、および上記補助電極と上記熱交換部との間に、それぞれ電位差を発生させるための電位差供給手段とを備え、上記電位差に応じた静電吸引力に応じ、噴霧手段から噴霧された液滴を熱交換部に引き寄せて熱交換部に付着させるように構成することにより、微量の冷却水で、効率よく流体を冷却することができるようにした空気調和装置用の室外機が知られている。
特開2005−214578号公報
上記特許文献1に開示されているように噴霧手段から噴霧された液体を熱交換部に付着させるように構成した場合には、噴霧液体中に含まれるカルシウムやシリカ等のスケール成分が熱交換部に付着して腐食が促進される等の問題があった。上記噴霧液体が室外機の熱交換部に付着することに起因した弊害の発生を防止するために、噴霧手段と熱交換部との距離を充分に確保して噴霧液体が熱交換部に到達する前に気化させ、その気化熱を利用して熱交換部における熱交換を促進できるように構成することが考えられる。しかし、このように構成した場合には、噴霧手段と熱交換部とを充分に離して設置する必要があるために室外機が大型化することが避けられないとともに、上記噴霧手段から噴霧された噴霧液体が風等の影響を受けて外部に飛散することにより充分な熱交換作用が得られなくなる等の問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単かつコンパクトな構成で、噴霧装置から噴霧された冷却水を熱交換部に到達する前に気化させることにより、該熱交換部における熱交換を効果的に促進できる空気調和装置用の室外機を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置用の室外機は、冷媒が流動する冷媒配管(5)を有する熱交換部(1)と、該熱交換部(1)に冷却水を噴霧する噴霧装置(7)と、該噴霧装置(7)から噴霧された冷却水を拡散させることにより熱交換部(1)に至る冷却水の浮遊距離を伸長させる拡散部(8)とを備えたものである。
本発明では、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水を拡散部(8)で拡散させることにより熱交換部(1)に至る冷却水の浮遊距離を伸長させることができるため、室外機が大型化するのを防止しつつ、噴霧装置(7)から噴霧された冷却水の浮遊距離を確保してその蒸発を促進することができる。したがって、上記構成によれば、従来技術のように噴霧装置と熱交換部との距離を充分に確保して噴霧装置から噴霧された冷却水が熱交換部に付着するのを防止する等の手段を講じることなく、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水が熱交換部(1)に到達する前にこれを確実に気化させ、その気化熱を利用して室外機の熱交換部(1)における熱交換を効果的に促進できるという利点がある。
本発明に係る空気調和装置用の室外機においては、上記拡散部(8)により拡散された冷却水を熱交換部(1)に誘導する誘導部(7)を備えたものであることが好ましい。
かかる構成によれば、上記拡散部(8)により拡散された冷却水を誘導部(9)によって熱交換部(1)に誘導することができるため、室外機の外部に上記冷却水を散逸させることなく、熱交換部(1)に供給して、その近傍で冷却水を気化させることにより、上記冷媒配管(5)を流動する冷媒を効果的に冷却して室外機の熱交換部(1)における熱交換を効果的に促進することができる。
また、本発明に係る空気調和装置用の室外機においては、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記拡散部(8)とを同極性に帯電させる帯電装置(15)を備えたものであってもよい。
かかる構成によれば、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記拡散部(8)とを同極性に帯電させて両者の間に静電反発力を作用させることにより、上記冷却水が拡散部に付着するのを効果的に防止しつつ、該拡散部(8)を介して冷却水を適度に拡散することができる。したがって、上記室外機を、より効果的に小型化することができるとともに、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水の浮遊距離を充分に確保し、その蒸発を効果的に促進することができるという利点がある。
さらに、本発明に係る空気調和装置用の室外機において、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記誘導部(9)とを同極性に帯電させる帯電装置(15)を備えたものとすることができる。
かかる構成によれば、上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記誘導部(9)とを同極性に帯電させて両者の間に静電反発力を作用させることにより、上記拡散部8により拡散された冷却水が誘導部(9)に付着するのを効果的に防止しつつ、該誘導部(9)により上記冷却水を熱交換部(1)に向けて効率よく誘導することできるため、上記熱交換部(1)における熱交換を、さらに効果的に促進できるという利点がある。
また、本発明に係る空気調和装置用の室外機は、上記噴霧装置(7)と熱交換部(1)との間に上記拡散部(8)を配設したものであることが好ましい。
この構成によれば、上記噴霧装置(7)から熱交換部(1)に向けて噴霧された冷却水を拡散部(8)で拡散させることにより熱交換部(1)に至る冷却水の浮遊距離を効果的に伸長させることができるため、室外機が大型化するのを防止しつつ、噴霧装置(7)から噴霧された冷却水の浮遊距離を確保してその蒸発を促進することができる。
上記構成の室外機において、上記噴霧装置(7)の背面側に配設された導電性部材からなる格子状体(16)と、該格子状体(16)および上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水を同極性に帯電させる帯電装置(15)とを備えたものとしてもよい。
この構成によれば、上記拡散部(8)により噴霧装置(7)の噴霧方向と反対側に跳ね返された冷却水と上記格子状体(16)との間に作用する静電反発力に応じ、上記冷却水の浮遊経路を誘導部(9)の設置部側に反転させることにより、上記冷却水が熱交換部(1)の反対方向に飛散するのを抑制して、該冷却水を熱交換部(1)に向けて効果的に誘導することができる。
なお、本発明に係る空気調和装置用の室外機は、上記熱交換部(1)の設置部と反対方向に冷却水を噴霧する噴霧装置(17)と、該噴霧装置(17)により噴霧された冷却水を拡散させつつ、その浮遊経路を熱交換部(1)の設置部側に向けて反転させる拡散部(18)とを備えたものとしてもよい。
かかる構成によれば、上記噴霧装置(17)から熱交換部(1)の設置部と反対方向に噴霧された冷却水を上記拡散部(18)により適度に拡散させつつ、その浮遊方向を大きく反転させて熱交換部(1)に案内することができるとともに、上記噴霧装置(17)と拡散部(18)との設置間隔を変化させることにより上記冷却水の浮遊経路を伸縮することができる。したがって、室外機が大型化するのを防止しつつ、上記噴霧装置(17)から噴霧された冷却水の浮遊距離を適正に設定して、上記熱交換部(1)に冷却水が到達する直前にこれを確実に気化させることができるという利点がある。
本発明によれば、簡単かつコンパクトな構成で、噴霧装置から噴霧された冷却水を熱交換部に到達する前に気化させることにより、該熱交換部における熱交換を効果的に促進することができる。
本発明に係る空気調和装置用の室外機の第1実施形態を示す断面図である。 上記室外機の具体的構成を示す斜視図である。 噴霧ノズルの具体的構成を示す断面図である。 噴霧ノズルの配置状態の変形例を示す斜視図である。 本発明に係る空気調和装置用の室外機の第2実施形態を示す断面図である。 本発明に係る空気調和装置用の室外機の第3実施形態を示す断面図である。
図1および図2は、本発明に係る空気調和装置用の室外機の第1実施形態を示している。該室外機は、その内部に熱交換部1が配設された筺体2を有し、該筺体2の上部には送風ファン3を有する排気室4が設置されている。上記熱交換部1は、平面視でコ字状に配設された第1〜第3壁面部11〜13を備えている。
上記熱交換部1には、複数枚のフィン5および該フィン5を貫通して平行に延びる伝熱管からなる冷媒配管6が設けられている。そして、上記室外機には、熱交換部1に向けて冷却水を噴霧する噴霧装置7と、該噴霧装置7から噴霧された冷却水を拡散させる拡散部8と、該拡散部8により拡散された冷却水を熱交換部1に向けて誘導する誘導部9とが配設されている。
上記噴霧装置7は、図外の水供給機構から供給された冷却水を微粒化した状態で、円錐状または角錐状に拡散しつつ噴霧する複数個の噴霧ノズル21を有している。各噴霧ノズル21は、それぞれ上記熱交換部1を構成する第1〜第3壁面部11〜13と対向するように設置されている。
上記噴霧ノズル21は、図3に示すように、冷却水をオリフィス部24に向けて案内する水案内配管22と、図外のエア供給機構から供給される空気によって冷却水中に多数の気泡を形成するための空気案内配管23とを有している。そして、上記水案内配管22から供給された冷却水に、上記空気案内配管23から気体(本実施形態では空気)を供給することにより、上記冷却水の中に多数の気泡を含ませることができ、該冷却水が、上記水案内配管22の先端側(水の流れ方向における下流側)に設けられたオリフィス部24まで案内されるように構成されている。
このような構成により、上記水案内配管22内において多数の気泡を含有した冷却水がオリフィス部24まで案内され、多数の気泡と冷却水とが充分に混ざった状態で、各気泡がオリフィス部24から外部に噴出される際の圧力差によりはじけて、噴霧ノズル21から噴出される水が微細な霧状となる。すなわち、当該噴霧ノズル21によれば、冷却水中に多数の気泡を形成し、この気泡を圧力差ではじけさせて冷却水を霧状に噴霧するように構成したため、従来のいわゆる2流体ノズルのように高圧の空気の流れによるせん断力を利用して水を霧状にするものに比べ、使用空気量を少なくすることができるとともに、冷却水の液滴を効果的に微粒化することが可能となる。
上記水案内配管22は、水供給機構から供給された冷却水をオリフィス部24まで案内する水流路を形成するものである。この水案内配管22は、所定の内径を有するパイプ材からなり、その上流端部に水道管等からなる冷却水流路部が接続されるとともに、その下流端がオリフィス部24に当接している。また、上記水案内配管22は、先端部側に設けられた混和領域22aと、その上流側に設けられた気泡形成領域22bとを有している。
上記気泡形成領域22bは、エア供給機構から供給された空気を水案内配管22内の冷却水中に導入(供給)して、多数の気泡を冷却水の中に形成する領域である。この気泡形成領域22bの管壁面には、水案内配管22の内側と外側とを連通させる複数の連通孔22cが形成され、この連通孔22cを通じて水案内配管22内を流れる冷却水の中に空気が供給されるようになっている。本実施形態では、複数個の連通孔22cが水案内配管22の周方向に等間隔で配置された3列の連通孔22c群が、水案内配管22の軸方向に等間隔で配列されている。
上記混和領域22aは、多数の気泡が内部に形成された状態の冷却水を所定距離に亘って流動させることにより、冷却水中に多数の気泡を混入するための領域である。すなわち、上記気泡形成領域22bでは、水案内配管22の管壁面に形成された連通孔22cを介して冷却水中に空気が供給されるために、上記管壁面の近傍に気泡が集中し易いが、この状態の冷却水が混和領域22aを流動する際に気泡と冷却水とが充分に混合されることになる。このため、上記オリフィス部24から噴出される霧状の冷却水(液滴)の大きさにムラが生じるのを抑えることができる。
上記空気案内配管23は、水案内配管22の外側に配置されるパイプ材からなっている。具体的には、空気案内配管23が、水案内配管22の外径よりも大きな内径を有し、水案内配管22の中心軸と当該空気案内配管23の中心軸とが一致するように配置される。そして、空気案内配管23は、その先端部がオリフィス部24に当接し、基端部が閉塞板23aで閉塞されている。
上記空気案内配管23の閉塞板23aと、上記水案内配管22の外周面および内周面と、オリフィス部24とで囲まれた空間により、エア供給機構から供給された空気を、水案内配管22の気泡形成領域22bに設けられた連通孔22cまで案内する空気流路が構成されている。また、上記空気案内配管23には、エア供給機構が接続される接続部23bが設けられている。
上記オリフィス部24は、水案内配管22により案内された気泡を含む冷却水を外部に噴霧する噴霧口24aを有する円板状体からなっている。この噴霧口24aは、オリフィス部の裏面から先端面(冷却水の流れ方向の下流側の面)に向かって径が漸減するテーパ面と、該テーパ面の先端から延びる円筒面とにより構成されている。
上記水供給機構は、例えば水道やタンク等の水供給源(図示省略)から噴霧ノズル21まで冷却水を案内する流路を形成する冷却水用流路部(流路部)と、該流路部を流れる冷却水を噴霧ノズル21に向けて加圧する加圧ポンプとを有している。なお、水供給源から充分な圧力で冷却水を供給するように構成することにより、上記加圧ポンプを省略した構造とすることも可能である。
また、上記エア供給機構は、外気を噴霧ノズル21まで案内する流路を形成する図外のエア用流路部と、外気をエア用流路内に引き込んで噴霧ノズル21まで送り出すエア用ポンプとを有している。
図1および図2に示すように、上記噴霧ノズル21と熱交換部1の第1〜第3壁面部11〜13との間には、拡散部8がそれぞれ配設されている。該拡散部8は、冷却水の噴霧範囲に対応した大きさを有する円形または正方形等の板状体からなり、図示を省略した支持バー等を介して筺体2または誘導部9に取り付けられている。そして、噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧された冷却水の浮遊経路Bを上記拡散部8で遮ることにより、該拡散部8の外方側に冷却水を拡散させて熱交換部1に冷却水が直接、噴霧されるのを防止するとともに、上記噴霧ノズル21から熱交換部1に至る冷却水の浮遊距離を伸長させるように構成されている。
また、誘導部9は、上記第1〜第3壁面部11〜13の外周部を覆うように設置された所定幅の被覆板からなり、上記誘導部9で囲まれた範囲内に上記拡散部8が配設されている。これにより、上記誘導部9は、噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧されて拡散部8により筺体2の外周部へ拡散された冷却水の浮遊経路Bを熱交換部1側に誘導する機能と、上記室外機に吹き付ける横風等の影響を受けて上記冷却水が吹き飛ばされたり、該冷却水の浮遊経路Bが変化したりすることを防止する機能とを有している。
上記空気調和装置の室外機が作動状態となって、上記筺体2の上部に位置する排気室4に設けられた送風ファン3が回転駆動されると、図1の矢印に示すように、筺体2外の空気が熱交換部1の設置部に吸引されて筺体2の上部を通して外方に排出される空気流Aが形成され、該空気流Aと上記熱交換部1の冷媒配管6を通る冷媒との間で熱交換が行われることにより冷媒が冷却される。
上記室外機の作動時に、例えば図略の外気温度センサによって検出された外気温度と、空気調和装置の設定温度とに基づき、冷却運転の負荷が所定のレベルを超えていることが検出された場合には、上記噴霧ノズル21から熱交換部1に向けて冷却水が噴霧される。そして、上記噴霧ノズル21から噴霧された冷却水は、その浮遊経路Bが噴霧装置7と熱交換部1との間に設置された上記拡散部8により遮られているため、該拡散部8を避けるように流動する空気流Aに乗って拡散部8の外周部に向けて拡散した後、上記誘導部9により冷却水が熱交換部1に向けて誘導される。
上記噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧された冷却水が上記熱交換部1に到達する直前に気化するように、該冷却水の粒径および噴霧圧と、上記拡散部8および誘導部9により熱交換部1に案内される冷却水の浮遊経路長とが設定されている。これにより、上記噴霧装置7から噴霧された冷却水が熱交換部1に付着することに起因して、その腐食が促進されることが防止されつつ、上記冷却水が気化することにより上記冷媒配管6を通る冷媒が効果的に冷却され、上記熱交換部1における熱交換が促進されるようになっている。
上記のように空気調和装置用の室外機に、冷媒が流動する冷媒配管6を有する熱交換部1と、該熱交換部1に冷却水を噴霧する噴霧装置7と、該噴霧装置7から噴霧された冷却水を拡散させることにより熱交換部1に至る冷却水の浮遊距離を伸長させる拡散部8とを設けたため、室外機が大型化するのを防止しつつ、噴霧装置7から噴霧された冷却水の浮遊距離を充分に確保して蒸発を促進することができる。したがって、従来技術のように、上記噴霧装置7から噴霧された冷却水が熱交換部1に付着することに起因して、その腐食が促進されるのを防止するために、上記噴霧装置7と熱交換部1とを大きく離間させる等の手段を講じることなく、上記熱交換部1に冷却水が到達する前にこれを確実に気化させ、その気化熱を利用して熱交換部1における熱交換を効果的に促進できるという利点がある。
また、上記実施形態では、拡散部8により拡散された冷却水の浮遊経路Bを熱交換部1に誘導する誘導部9を設けたため、上記冷却水を散逸させることなく熱交換部1に適正に供給して、その近傍で冷却水を気化させることにより、上記冷媒配管6を流動する冷媒を効果的に冷却して上記熱交換部1における熱交換を効果的に促進することができる。
特に、上記実施形態に示すように、第1〜第3壁面部11〜13の外周部を覆うように設置された所定幅の被覆板からなる誘導部9で囲まれた範囲内に上記噴霧ノズル21および拡散部8を配設した構造とした場合には、室外機の設置部に吹き付ける横風の影響が上記冷却水に及ぶのを抑制することができるため、該冷却水が横風により吹き飛ばされたり、冷却水の浮遊経路Bが上記横風の影響を受けて変化したりすることを、簡単な構成で効果的に防止できるという利点がある。
なお、上記第1〜第3壁面部11〜13の設置部に対応する筺体2の外周部を覆うように設置された被覆板からなる誘導部9を設けた上記実施形態に代え、上記第1〜第3壁面部11〜13に対向するように設置された複数個の噴霧ノズル21の周囲をそれぞれ個別に囲繞する円筒体等からなる誘導部を設けた構造としてもよい。また、上記誘導部9を省略し、排気室4に設けられた送風ファン3が回転駆動されることにより生成された空気流Aに乗せて冷却水を熱交換部1に誘導するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、熱交換部1の第1壁面部11に対向するように12個の噴霧ノズル21を所定間隔で配設するとともに、熱交換部1の第2,第3壁面部12,13に対向するように4個の噴霧ノズル21を所定間隔で配設した例について説明したが、これに限らず、噴霧ノズル21の配設数または配設位置等を種々に変更可能である。例えば、図4に示すように、上記第1壁面部11の四隅に噴霧ノズル21を配設するとともに、上記第2,第3壁面部12,13にそれぞれ上下一対の噴霧ノズル21を配設した構造としてもよい。
図5は、本発明に係る空気調和装置用の室外機の第2実施形態を示している。該第2実施形態に係る室外機には、それぞれ金属材等の導電性部材からなる噴霧装置7の噴霧ノズル21と、該噴霧ノズル21から噴霧された冷却水を拡散させる拡散部8と、該拡散部8により拡散された冷却水を熱交換部1に誘導する誘導部9とが設けられるとともに、上記噴霧ノズル21、拡散部8および誘導部9に、例えば5000〜10000Vの高電圧を印加する電源15aを有する帯電装置15が設けられている。
上記電源15aは、プラス電極とマイナス電極の一方が噴霧ノズル21に接続されるとともに、噴霧ノズル21の上流側に絶縁流路部31を介して連結された導電性流路部32に、上記両電極の他方が接続されている。これにより噴霧ノズル21と導電性流路部32との間に高電圧が印加され、噴霧ノズル21から噴霧された冷却水の各液滴が帯電するようになっている。
本実施形態では、上記電源15aのプラス電極が噴霧ノズル21に接続され、マイナス電極が導電性流路部32に接続されている。また、上記電源15aのプラス電極が上記拡散部8および誘導部9に接続されることにより、上記噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧された冷却水と、上記拡散部8および誘導部9とがそれぞれ同極性(プラス)に帯電されるように構成されている。
さらに、上記噴霧装置7の背面側、つまり冷却水の噴霧方向と反対側部には、複数本のワイヤを格子状に配列した金網材、または金属プレート等の導電性部材を格子状に組み合わせ部材等からなる格子状体16が設置されている。そして、該導電性部材からなる格子状体16に上記電源15aのプラス電極が接続されることにより、上記噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧された冷却水と上記格子状体16とが同極性に帯電されるようになっている。
上記第2実施形態に示すように、噴霧ノズル21にプラスの電荷を印加する帯電装置15を設けて、該噴霧ノズル21から噴霧される冷却水の各液滴をそれぞれプラスに帯電させるように構成した場合には、各液滴間に作用する静電反発力に応じて上記冷却水を適度に拡散させることができる。また、上記噴霧ノズル21から噴霧された冷却水の液滴が再凝集してその粒径が大きくなると、上記冷却水を熱交換部1の近傍で適正に蒸発させることができなくなるが、上記のように冷却水の液滴を帯電させて各液滴間に静電反発力を作用させるよう構成した場合には、該冷却水の再凝集を効果的に抑制することができる。
そして、上記帯電装置15を介して、噴霧装置7から噴霧される冷却水と上記拡散部8とを同極性に帯電させることにより、上記冷却水と拡散部8との間に静電反発力を作用させるように構成したため、該静電反発力に応じて上記冷却水が拡散部8に付着するのを効果的に防止しつつ、該拡散部8に向けて噴霧された上記冷却水を適度に拡散することができる。したがって、上記のように室外機を小型化した場合においても、上記噴霧装置7から噴霧された冷却水の浮遊距離を充分に確保して、その蒸発を効果的に促進することができる。
また、上記第2実施形態に示すように、噴霧装置7から噴霧される冷却水と上記誘導部9とを帯電装置15により同極性に帯電させるように構成した場合には、上記噴霧装置7から噴霧された後に拡散部8により噴霧装置7の外方側に拡散された冷却水と上記誘導部9との間に作用する静電反発力に応じ、上記噴霧装置7から噴霧された冷却水が誘導部9に付着するのを効果的に防止することができるとともに、該誘導部9を介して上記冷却水を熱交換部1に向けて効率よく誘導することができるため、簡単かつコンパクトな構成で、上記熱交換部1における熱交換を、より効果的に促進できるという利点がある。
さらに、上記第2実施形態では、噴霧装置7の背面側に金網材等からなる格子状体16を設置するとともに、該格子状体16に上記帯電装置15のプラス電極を接続してプラスの電荷を印加することにより、噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧された冷却水と同極性に上記格子状体16を帯電させるように構成したため、上記拡散部8により噴霧ノズル21の噴霧方向と反対側に跳ね返された冷却水と上記格子状体16との間に作用する静電反発力に応じ、上記冷却水の浮遊経路を誘導部9の設置部側に反転させることにより、上記冷却水が熱交換部1の反対方向に飛散するのを抑制して、該冷却水を熱交換部1に向けて効果的に誘導できるという利点がある。
なお、上記帯電装置15により、噴霧ノズル21、拡散部8、誘導部9および格子状体16にそれぞれプラスの電荷を印加するように構成した上記第2実施形態に代え、上記噴霧ノズル21、拡散部8、誘導部9および格子状体16にそれぞれマイナスの電荷を印加することにより、上記噴霧装置7の噴霧ノズル21から噴霧される冷却水と、上記拡散部8、誘導部9および格子状体16とをそれぞれ同極性(マイナス)に帯電させるように構成してもよい。
また、上記帯電装置15に、噴霧ノズル21から所定の間隔をおいて配置されて該噴霧ノズル21を通過する水に静電誘導を生じさせるための誘導電極を設け、該誘導電極と上記噴霧ノズル21との間に所定の電圧を印加して噴霧ノズル21を通過する冷却水に静電誘導を生じさせることにより、該冷却水の各液滴を帯電させるように構成してもよい。
さらに、上記帯電装置15に、噴霧ノズル21から噴霧された水が通過する領域を挟むように配置される一対の放電電極と、当該一対の放電電極間に所定の電圧を印加する電源とを設け、該一対の放電電極間に高電圧を印加することにより放電現象を生じさせて、当該放電電極間を通過する冷却水の各液滴を帯電させるように構成してもよい。
図6は、本発明に係る空気調和装置用の室外機の第3実施形態を示している。該第3実施形態に係る室外機は、上記熱交換部1の設置部と反対方向に冷却水を噴霧する噴霧ノズル21aを有する噴霧装置17と、該噴霧ノズル21aから噴霧された冷却水を拡散させつつ、その浮遊経路を熱交換部1の設置部側に向けて反転させる拡散部18と、該拡散部18により拡散された冷却水を上記筺体2内に設けられた熱交換部1に誘導する誘導部9とを備えている。
上記拡散部18は、噴霧ノズル21aの噴霧方向に所定距離おいて設置された金網材、または金属プレート等の導電性部材を格子状に組み合わせ部材等からなる格子状体により構成されている。そして、上記噴霧ノズル21aから噴霧された冷却水と上記格子状体からなる拡散部18とを帯電装置15によってそれぞれ同極性に帯電させることにより、上記噴霧ノズル21aから拡散部8に向けて噴霧された冷却水と拡散部18との間に働く静電反発力に応じ、上記冷却水を拡散させつつ、その浮遊経路を熱交換部1の設置部側に向けて反転させるように構成されている。
上記のように熱交換部1の設置部と反対方向に冷却水を噴霧する噴霧装置17と、該噴霧装置17により噴霧された冷却水を拡散させつつ、その浮遊経路を熱交換部1の設置部側に向けて反転させる拡散部18とを設けた構成とした場合には、上記噴霧装置17から噴霧された冷却水を拡散させつつ、その浮遊方向を大きく反転させることにより熱交換部1に案内することができるとともに、上記噴霧装置17の噴霧ノズル21aと拡散部18との設置間隔を変化させることにより上記冷却水の浮遊経路を伸縮することができる。したがって、簡単かつコンパクトな構成で、上記熱交換部1に冷却水が到達する前にこれを確実に気化させることができるように、上記噴霧装置17から噴霧された冷却水の浮遊距離を設定できる等の利点がある。
なお、上記金網材等からなる格子状体に代え、冷却水の噴霧範囲に対応した大きさを有する正方形状または円形状の板状体からなる拡散部を設け、該拡散部により噴霧ノズル21aから室外機の設置部と反対方向に噴霧された冷却水を拡散させるように構成することも考えられる。しかし、このように構成した場合には、熱交換部1に向かう空気流が上記板状体からなる拡散部により阻害されるため、上記金網材等からなる格子状体により上記拡散部18を構成することが好ましい。
1 熱交換部
5 冷媒配管
7,17 噴霧装置
8,18 拡散部
9 誘導部
15 帯電装置

Claims (7)

  1. 冷媒が流動する冷媒配管(5)を有する熱交換部(1)と、該熱交換部(1)に冷却水を噴霧する噴霧装置(7)と、該噴霧装置(7)から噴霧された冷却水を拡散させることにより熱交換部(1)に至る冷却水の浮遊距離を伸長させる拡散部(8)とを備えたことを特徴とする空気調和装置用の室外機。
  2. 上記拡散部(8)により拡散された冷却水を熱交換部(1)に誘導する誘導部(9)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置用の室外機。
  3. 上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記拡散部(8)とを同極性に帯電させる帯電装置(15)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置用の室外機。
  4. 上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水と上記誘導部(9)とを同極性に帯電させる帯電装置(15)を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の空気調和装置用の室外機。
  5. 上記噴霧装置(7)と熱交換部(1)との間に上記拡散部(8)を配設したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気調和装置用の室外機。
  6. 上記噴霧装置(7)の背面側に配設された導電性部材からなる格子状体(16)と、該格子状体(16)および上記噴霧装置(7)から噴霧された冷却水を同極性に帯電させる帯電装置(15)とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和装置用の室外機。
  7. 上記熱交換部(1)の設置部と反対方向に冷却水を噴霧する噴霧装置(17)と、該噴霧装置(17)により噴霧された冷却水を拡散させつつ、その浮遊経路を熱交換部(1)の設置部側に向けて反転させる拡散部(18)とを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気調和装置用の室外機。
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