JP2013067902A - 通気性および遮光性を有する帽子 - Google Patents

通気性および遮光性を有する帽子 Download PDF

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Abstract

【課題】 通気性および遮光性を有し、製作容易で多様なデザインバリーションを実現することのできる帽子を提供する。
【解決手段】 帽体2の前部下方に開口5を有するため該開口5から外気が導入され、かつ、前記開口5の上部周縁に沿って設けられた開口鍔4により前記開口5から差し込む日光を遮ることが可能となる。本発明の帽子の構造によれば、前記開口5から流入する大量の外気は、帽子の被着者の頭部に直接接触することに加えて、開口鍔4により日差しが遮られるので、冷却効果が体感上極めて優れている。さらに前記ベルト3に設けた基本鍔6は、通常の鍔付き帽子の鍔と同様、被着者の顔面に差し込む日光を遮る役割を果たす。
【選択図】図1

Description

この発明は、通気性および遮光性を有する帽子に関するものである。
従来、通気性を有する帽子としては、帽体に通気孔を設けるもの、帽体の生地の一部または全部にメッシュ素材を用いるもの等が知られている。
帽体に通気孔を設ける方式は、直径1mm〜5mm程度の通気孔が帽体の適宜位置に数か所設けられるが、通気孔が小さいため清涼感を感じるのに十分な通気性を確保することはできなかった。また、帽体の生地の一部にメッシュ素材を用いた場合には、通気性を確保することはできるが、メッシュ素材を用いた部分において直接日光が当たるため、被着者は十分な清涼感を感じることができない。さらに、帽体に通気孔を設けたり、帽体の生地の一部にメッシュ素材を用いたりした場合は、外観上の体裁も良くない。
特許文献1には、遮光素材からなるクラウン表地と通気素材からなるクラウン裏地とでクラウンを形成した帽子であって、クラウン表地の下縁における所定区間をクラウン裏地に対して縫着せずにふらし、クラウン表地の下縁におけるふらした部分の下側からクラウン表地とクラウン裏地との隙間へ外気を導入することができるようにしたことを特徴とする帽子が開示されている。しかしながら、単に表地と裏地を縫着しないという方法のみでは、外気を導入するための隙間が十分に確保されているとはいえない。また、クラウン表地の下縁における所定区間をクラウン裏地に対して縫着しないので、十分な通気性を確保しようとするとクラウン下縁の強度が弱くなるという問題がある。
他方、特許文献2には、リング状シートを重合して構成したことを特徴とする帽子が開示されている。本発明によれば、遮光性と通気性の双方を確保することができる。しかしながら、本発明に係る帽子は、従来の帽子の製法とは全く異なる製法により製造されるものであるため、量産が困難である上、製造コストも高くなる。また、リング状シートを重合するのみであるため、構造上、頭部を保護するという帽子本来の機能を果たすことができない。
特開2008−308790号公報 特開2001−226814号公報
本発明は、通気性および遮光性を有し、製作容易で多様なデザインバリーションを実現することのできる帽子を提供することを目的とするものである。
本発明の帽子は、帽体の前部下方に開口を有し、該開口の上部周縁に沿って開口鍔が設けられる帽子であって、前記開口の下端はベルトに形成され、前記開口鍔の先端部が前記ベルトよりも高い位置に設定され、前記ベルトに基本鍔が設けられたことを特徴とする。
前記帽体の後部に開口が設けられたことが好ましい。
前記帽体の後部に開口が設けられたことが好ましい。
前記帽体の内側にスパイクが設けられ、帽子を被着した状態において、頭部に前記スパイクが接触するが前記帽体は接触しないで、頭部と前記帽体の間に隙間が形成されることが好ましい。
前記帽体の内側にハンモックが設けられ、帽子を被着した状態において、頭部に前記ハンモックが接触するが前記帽体は接触しないで、頭部と前記帽体の間に隙間が形成されることが好ましい。
前記ハンモックの頭部と接触する面にスパイクが設けられたことが好ましい。
本発明に係る帽子は、通気性および遮光性を有するため、被着者は従来の帽子では得られなかった十分な涼感を得ることができる。また、本発明の帽子は従来の帽子の製造方法と大きく異なる所がなく製作容易でコスト安である。
さらに、帽体の前部に開口を有し該開口の上部周縁に沿って鍔を設けると共に帽体の前部下端に沿って基本鍔が設けられるので、外観デザインが極めて優れている。
本発明の帽子の正面図(図1(1))と側面図(図1(2))である。 帽体、開口鍔および基本鍔を分離して示す側面図である。 本発明の帽子の別の実施形態を示す側面図である。 本発明の帽子のさらに別の実施形態を示す縦断側面図である。
以下、本発明に係る通気性を有する帽子の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(1)は、本発明に係る帽子の正面図、図1(2)はその側面図であり、帽子を構成する帽体2、開口鍔4および基本鍔6が示されている。図2は、前記帽体2、開口鍔4および基本鍔6を分離して示す側面図である。
帽体2の前部下方には開口5が設けられ、該開口5の下端はベルト3に形成される。ベルト3は前記帽体2の前部下方を繰り抜いて前記開口5を設ける際に、前記帽体2と一体となって形成される。
開口鍔4は帽体2の前部下方に設けられた開口5の上部周縁に沿って固定され、基本鍔6は前記ベルト3に固定される。前記開口鍔4および基本鍔6の固定方法としては、通常、縫製によることが好ましいが、これに限らず、両面テープ等を用いた固定方法を採用することもできる。
続いて、図1に示す帽子の作用を説明する。
帽体2の前部下方に開口5を有するため該開口5から外気が導入され、かつ、前記開口5の上部周縁に沿って設けられた開口鍔4により前記開口5から差し込む日光を遮ることが可能となる。本発明の帽子の構造によれば、前記開口5から流入する大量の外気は、帽子の被着者の頭部に直接接触することに加えて、開口鍔4により日差しが遮られるので、冷却効果が体感上極めて優れている。
さらに前記ベルト3に設けた基本鍔6は、通常の鍔付き帽子の鍔と同様、被着者の顔面に差し込む日光を遮る役割を果たす。
本発明の帽子の製法は従来の帽子の製法と大きく異なる所はなく、帽体2の前部下方に開口5を設け、従来の鍔付き帽子が帽体2の下端に沿って鍔を固定するのと同じ要領で、前記開口5の上部周縁に沿って開口鍔4を設ければ良いため、製作容易である。
また、前記開口5の上部周縁に開口鍔4を設けるため、従来の鍔付き帽子には見られなかった外観デザインを実現することができる。特に、帽体2の前部下縁の基本鍔6と合わせて帽体2に鍔が2つ備えられることになるから、例えば前記開口鍔4と基本鍔6の色彩や形状の組み合わせにより、多様のデザインバリエーションを実現することができる。
さらに、本発明の帽子は、帽体2に開口5を設けて該開口5に鍔4を設けるという点を除いては、従来の帽子の構造と変わる所はなく、頭部を保護するという帽子本来の機能を維持することも可能となる。
帽体2の前部に設けられる開口5の大きさについて格別の制限はなく、十分な通気性を確保することのできる大きさとすれば良い。
本実施形態において、開口5の外形を三日月形としたが、円形、楕円形、矩形、その他種々の形状とすることができる。
開口5の位置については帽体2の前部下方であればいずれの位置に設けても良いが、本発明の帽子を被着した状態において、被着者の額の位置に相当する部分に前記開口5を設ければ、外気が頭部において最も冷気に敏感な部位である額に直接当たることから、本発明の帽子の被着者はより一層の涼感を得ることができる。
本実施形態において前記ベルト3を帽体2と一体に形成したが、前記ベルト3を別部材として帽体2に固定することもできる。この場合、ベルト3が前記開口5の下端に位置するように帽体2に縫製等により直接固定すれば良い。
また、ベルト3を帽体2とは別部材とし、ベルト3を合成樹脂等の硬質の素材で構成すれば、前記開口3の面積を広く取った場合であっても帽子全体の形状が崩れることなく保持される。
前記ベルト3の幅に格別の制限はないが、最大限の涼感が得られるように、額に接触する面が必要最小限の幅になるように設定することが好ましい。その結果、涼感が得られると共に帽子の被り心地、特にフィット感が良くなるという効果がある。
開口鍔4の長さ、幅、厚みについては、帽体2の大きさや開口5の大きさに多分に依存するものの、格別の制限はなく、開口5から差し込む日光を有効に遮ることのできるものとすれば良い。開口鍔の先端部4aは前記ベルト3よりも高い位置に設定され、これにより、前方からの外気を頭部に受け易くしている。
開口鍔4の外形について格別の制限はなく、半円形、半楕円形、台形、矩形、その他種々の形状とすることができる。
帽体2の前部に設けられる開口5および該開口5の上部周縁に設けられる開口鍔4の大きさ、形状等は製造の容易さ等、帽子の製造条件に加えて、デザイン性が考慮される。前記開口5および開口鍔4の大きさ等は、本発明の帽子の意匠を決定づけるからである。
基本鍔6の形状、大きさについて、格別の制限はなく、通常の鍔付き帽子に設けられる鍔と同様に、被着者の顔面に差し込む日光を遮ることができるものであれば良い。但し、基本鍔6の形状、大きさは帽子全体のデザインに影響を与えるものなので、開口鍔4の大きさ、形状とのバランスを考慮して決定することが好ましい。
続いて、本発明の別の実施形態について図3を用いて説明する。
図3は本実施形態の帽子を示す側面図である。
本実施形態では、帽体2の前部に開口5Aを有することに加えて、前記帽体2の後部に開口5Bが設けられる。したがって、前記開口5A、5Bから外気が導入されるため、被着者はより一層の涼感を得ることができる。前記開口5Aから差し込む日差しについては、前記開口5Aの上部周縁に設けられた開口鍔4により遮られる。
帽体2の後部に設けられる開口5Bの形状に格別の制限はなく、半月状、円形、楕円形、矩形、その他種々の形状とすることができる。通気性や外観上のデザイン等を考慮して適宜形状を決定すれば良い。
また、開口5Bの大きさについて特別の制限はなく、十分な通気性を確保することができるものとすれば良い。
次に、本発明のさらに別の実施形態について図4を参照しながら説明する。
図4は本実施形態の帽子を示す縦断側面図であり、帽子を構成する帽体2、ベルト3、開口鍔4、基本鍔6が示されている。
本実施形態では、帽体の内側の適宜位置に所定の数量のスパイク10が設けられている。帽子を被着した状態では、スパイク10が被着者の頭部に接触し帽体2と頭部との間に隙間が形成される。
したがって、外気が帽体2の前部に設けられた開口5A、5Bから帽体2の内部に入ると、その空気は帽体2の内部に形成される前記隙間から導入される。その際、帽体2の内部に貯留する蒸れた空気も、この外気流に同伴されて瞬時に帽体2の外部に排気される。
前記帽体2の前部に設けられる開口5Aが主として外気の導入口として機能するのに対して、前記帽体2の後部に設けられる開口5Bは導入されかつ帽体2の内部に溜まった空気の排気口として機能することが求められることから、開口5Aと対向する位置、特に、帽体2の頂部後方位置とすることが好ましい。
本実施形態において、帽体2の内側に設けられるスパイク10の断面形状を半円形としたが、半楕円形、矩形、その他種々の形状とすることができる。
また、前記スパイク10の位置と数量について格別の制限はなく、開口5A、5Bから流入した外気が帽体2の内部を有効に通り抜けることのできるものとすれば良い。
スパイク10の素材については、前記隙間を形成することおよび被着者の被り心地を考慮して決定すれば良い。
また、図示しないが帽体2の内部にハンモックを設けることにより、頭部と帽体2の間に隙間を形成しても良い。この場合、帽子を被着した状態では、被着者の頭部に前記ハンモックが接触することにより、被着者の頭部と帽体2の間に隙間が形成される。
ハンモックは開口5から導入された外気の通路が確保されるように設置されれば良く、その設置位置に特に制限はない。つまり、帽子の被着状態において頭部と帽体2の間に隙間が形成されるように設ければ良い。
また、ハンモックの頭部と接触する面にスパイクを設けることにより、頭部と帽体の間に隙間を形成しても良い。
2 帽体
3 ベルト
4 開口鍔
4a 開口鍔の先端部
5 開口
6 基本鍔
10 スパイク

Claims (5)

  1. 帽体の前部下方に開口を有し、該開口の上部周縁に沿って開口鍔が設けられる帽子であって、前記開口の下端はベルトに形成され、前記開口鍔の先端部が前記ベルトよりも高い位置に設定され、前記ベルトに基本鍔が設けられたことを特徴とする帽子。
  2. 前記帽体の後部に開口が設けられた請求項1記載の帽子。
  3. 前記帽体の内側にスパイクが設けられ、帽子を被着した状態において、頭部に前記スパイクが接触するが前記帽体は接触しないで、頭部と前記帽体の間に隙間が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の帽子。
  4. 前記帽体の内側にハンモックが設けられ、帽子を被着した状態において、頭部に前記ハンモックが接触するが前記帽体は接触しないで、頭部と前記帽体の間に隙間が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の帽子。
  5. 前記ハンモックの頭部と接触する面にスパイクが設けられた請求項4記載の帽子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7397548B1 (ja) * 2023-07-03 2023-12-13 有限会社阪神グリーン経営サービス 帽子

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