JP2013059952A - インクジェット記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体上に、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子並びに電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマーを含有する第1のインク受容層と、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子を含有する第2のインク受容層とを前記支持体側から順に有する。
【選択図】なし
Description
<1> 支持体上に、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子並びに電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマーを含有する第1のインク受容層と、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子を含有する第2のインク受容層とを前記支持体側から順に有するインクジェット記録媒体である。
本明細書において「〜」は、その前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。また、本明細書において組成物中の各成分の量について言及する場合、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
本発明のインクジェット記録媒体は、支持体上に気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子並びに電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマーを含有する第1のインク受容層と、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子を含有する第2のインク受容層とを前記支持体側から順に有する。このような構成とすることにより、グレー色調などの中間色調について良好な色調が得られるとともに、画像記録後の色調変化(カラードリフト)を抑えることができる。これは、例えば以下のように考えられる。
本発明のインクジェット記録媒体は、支持体上に、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子並びに電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマーを含有する第1のインク受容層を有する。前記第1のインク受容層の上には、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子を含有する第2のインク受容層が積層される。前記第2のインク受容層は、最外層をなして外部から付与されたインクを受容し、着色剤の少なくとも一部を固定化して画像形成を担う層である。
前記第1のインク受容層及び第2のインク受容層は、それぞれ単層であっても、2層以上の積層構造を有していてもよい。
本発明における第1のインク受容層及び第2のインク受容層のうち、少なくとも前記第1のインク受容層は、電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマー(高カチオン密度ポリマー)の少なくとも1種を含む。これにより、インクジェットインク中の着色剤の深さ方向における定着度が制御されるため、良好な中間色調を得ることができ、また画像記録後の色調変化を抑制することができる。
前記第2のインク受容層が前記高カチオン密度ポリマーを含有する場合、前記高カチオン密度ポリマーが前記第2のインク受容層よりも前記第1のインク受容層により多く含まれる構成とされる。即ち、前記第1のインク受容層と前記第2のインク受容層におけるそれぞれの前記高カチオン密度ポリマーの含有量の差に応じたカチオン密度勾配を有する積層構造が形成される。これにより、前記第2のインク受容層上に付与されたインク中の着色剤に対して、前記カチオン密度勾配により、深さ方向に適度な誘引力が働き、定着度が良好に制御される。従って、良好な中間色調を得ることができ、また画像記録後の色調変化を抑制することができる。
なお、本明細書中、「構造単位」とは、重合体を構成するモノマー単位を意味する。
前記ポリアリルアミン系化合物の重量平均分子量(MW)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(キャリア:テトラヒドロフラン)によって測定されるポリスチレン換算質量平均分子量である。
例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル等が挙げられる。
前記他の構造単位は、1種単独で又は2種以上を組合せて使用できる。
前記高カチオン密度ポリマーを複数種混合する場合は、混合物の電荷密度が重量平均値として前記規定範囲内である必要がある。
本発明における第1のインク受容層及び第2のインク受容層(以下、総じて単に「各インク受容層」ということがある。)は、無機粒子として、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子(以下、気相法シリカ及び湿式シリカを併せて単に「特定シリカ」ということがある。)をそれぞれ含有する。これにより、良好なインク吸収性、光沢性、及び写像性が得られる。特に、気相法シリカは、比表面積が特に大きいので、インクの吸収性、保持の効率が高く、また、屈折率が低いので、適切な粒子径まで分散を行なえば各インク受容層に透明性を付与することができ、高い色濃度と良好な発色性が得られる。各インク受容層が透明であることは、OHPなど透明性が必要とされる用途のみならず、フォト光沢紙等に適用する場合でも、高い色濃度と良好な発色性、光沢が得られる。また、湿式シリカは、細孔径が小さいため、特にインク吸収を促して迅速な吸収性能を付与することができる。このため、高速記録した際におけるインク吸収性が優れたものとなり、滲みの発生が抑制される。更には、ブリーディングの発生も抑制することができる。
前記各インク受容層に含まれる気相法シリカの平均一次粒子径には特に限定はないが、画像濃度及びインク吸収性をより向上させる観点からは、10nm以下が好ましく、3nm〜10nmの範囲がより好ましい。
前記第1のインク受容層に含まれる特定シリカとしては、気相法シリカ及び湿式シリカのいずれでもよく、インク吸収性の観点から、湿式シリカが好ましい。前記第2のインク受容層に含まれる特定シリカとしては、気相法シリカ及び湿式シリカのいずれでもよく、光沢性、透明性、画像濃度の観点から、気相法シリカが好ましい。前記各インク受容層に含まれる特定シリカとしては、前記第1のインク受容層に湿式シリカが含まれ、前記第2のインク受容層に気相法シリカが含まれることがより好ましい。このような組合せにより、良好なインク吸収性を確保しつつ、優れた光沢性、透明性、画像濃度が得られる。
前記その他の無機粒子としては、従来公知のものがいずれも使用可能である。例えば、含水シリカ微粒子、コロイダルシリカ、二酸化チタン、硫酸バリウム、珪酸カルシウム、ゼオライト、カオリナイト、ハロイサイト、雲母、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベーマイト、擬ベーマイト等が挙げられる。これらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記特定シリカの含有率が50質量%を超えるとは、前記特定シリカが主たる無機粒子として含まれることを意味し、50質量%を超える含有率にすることにより、付与されたインクに対する吸収容量がより大きく確保され、光沢度が向上する。逆に該含有率が50質量%以下であると、光沢度が著しく低下する。
本発明における第1のインク受容層は、樹脂の少なくとも1種を含むことが好ましい。前記第1のインク受容層に含まれる樹脂は、後述する第2のインク受容層に含まれる水溶性樹脂と同一種のものを用いてもよいし、あるいは異なる種のものであってもよい。前記樹脂の含有により、前記無機粒子をより好適に分散含有し、塗膜強度をより向上させることができる。
なお、前記ポリビニルアルコールの詳細については、後述する水溶性樹脂の詳細において説明する。
本発明における第2のインク受容層は、水溶性樹脂の少なくとも1種を含むことが好ましい。前記第2のインク受容層に含まれる水溶性樹脂は、前記第1のインク受容層に含まれる樹脂と同一種のものを用いてもよいし、あるいは異なる種のものであってもよい。前記水溶性樹脂の含有により、前記無機粒子をより好適に分散含有し、層強度がより向上する。
前記酢酸ビニルと共重合しうる単量体としては、(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸及びそのエステル、エチレン、プロピレン等のα−オレフィン、(メタ)アリルスルホン酸、エチレンスルホン酸、スルホン酸マレート等のオレフィンスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸ソーダ、エチレンスルホン酸ソーダ、スルホン酸ソーダ(メタ)アクリレート、スルホン酸ソーダ(モノアルキルマレート)、ジスルホン酸ソーダアルキルマレート等のオレフィンスルホン酸アルカリ塩、N−メチロールアクリルアミド、アクリルアミドアルキルスルホン酸アルカリ塩等のアミド基含有単量体、N−ビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。
ポリビニルアルコールの鹸化度としては、好ましくは93〜97mol%である。
前記高鹸化ポリビニルアルコールの重合度は、1500〜3600が好ましく、より好ましくは2000〜3500である。重合度は、1500以上であるとインク受容層のひび割れをより効果的に抑制でき、また3600以下であると塗布液の粘度上昇をより効果的に抑制できる。
前記高鹸化ポリビニルアルコールと上述した水溶性樹脂とを併用する場合、高鹸化ポリビニルアルコールと水溶性樹脂との合計量に対する高鹸化ポリビニルアルコールの割合は1〜30質量%が好ましく、3〜20質量%がさらに好ましく、6〜12質量%が特に好ましい。
また、インクジェットプリンタの搬送系を通過する場合、インクジェット記録媒体に応力が加わることがあるので、前記第2のインク受容層は充分な膜強度を有していることが必要である。更にシート状に裁断加工する場合、前記第2のインク受容層の割れ及び剥がれ等を防止する上でも、前記第2のインク受容層には充分な膜強度が必要である。このような観点より、前記第2のインク受容層全体のPB比(x/y)としては10/1以下が好ましい。
本発明における第1のインク受容層及び第2のインク受容層には、ホウ素化合物を含有することができる。ホウ素化合物は、前記各インク受容層中において架橋剤として用いられることが好ましい。すなわち、前記各インク受容層が、ホウ素化合物による水溶性樹脂(例えばポリビニルアルコール)の架橋反応によって硬化された多孔質層である態様が好ましい。
他の架橋剤としては、例えば、ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタールアルデヒド等のアルデヒド系化合物;ジアセチル、シクロペンタンジオン等のケトン系化合物;ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−S−トリアジン・ナトリウム塩等の活性ハロゲン化合物;ジビニルスルホン酸、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノール、N,N'−エチレンビス(ビニルスルホニルアセタミド)、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン等の活性ビニル化合物;ジメチロ−ル尿素、メチロールジメチルヒダントイン等のN−メチロール化合物;メラミン樹脂(例えば、メチロールメラミン、アルキル化メチロールメラミン);エポキシ樹脂;1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート等のイソシアネート系化合物;米国特許第3017280号明細書、同第2983611号明細書に記載のアジリジン系化合物;米国特許第3100704号明細書に記載のカルボキシイミド系化合物;グリセロールトリグリシジルエーテル等のエポキシ系化合物;1,6−ヘキサメチレン−N,N'−ビスエチレン尿素等のエチレンイミノ系化合物;ムコクロル酸、ムコフェノキシクロル酸等のハロゲン化カルボキシアルデヒド系化合物;2,3−ジヒドロキシジオキサン等のジオキサン系化合物;乳酸チタン、硫酸アルミ、クロム明ばん、カリ明ばん、酢酸ジルコニル、酢酸クロム等の金属含有化合物、テトラエチレンペンタミン等のポリアミン化合物、アジピン酸ジヒドラジド等のヒドラジド化合物、オキサゾリン基を2個以上含有する低分子又はポリマー等である。他の架橋剤は、1種単独でも、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明における第1のインク受容層及び第2のインク受容層は、画像の滲みを抑制する観点及び気相法シリカを分散する観点より、前記高カチオン密度ポリマーに加え、電荷密度が9.0meq/g未満のカチオン性ポリマー(以下、「他のカチオン性ポリマー」と称する。)の少なくとも1種を含有していてもよい。他のカチオン性ポリマーとしては、電荷密度が9.0meq/g未満であれば特に限定はないが、第1級〜第3級アミノ基又は第4級アンモニウム塩基を有するポリマーが好適である。
上記以外のカチオン性ポリマーの中でも、滲み抑制の観点から、カチオン変性ポリウレタン、及び特開2004−167784号公報等に記載のカチオン変性ポリアクリレート等のカチオン変性された自己乳化性高分子が好ましく、カチオン変性ポリウレタンがより好ましい。
また前記カチオン変性ポリウレタンが有するカチオン性基としては、1級〜3級アミノ基、4級アンモニウム基等を挙げることができ、なかでも3級アミノ基、4級アンモニウム基が好ましい。
カチオン変性ポリウレタンの市販品としては、例えば、第一工業製薬(株)製の「スーパーフレックス650」、「F−8564D」、「F−8570D」、日華化学(株)製、「ネオフィックスIJ−150」などを挙げることができる。
前記水性エマルションとしては、共役ジエン系共重合体エマルション;アクリル系重合体エマルション;スチレン−アクリル系重合体エマルション;ビニル系重合体エマルション;ウレタン系エマルション等にカチオン基を有する化合物を用いてカチオン化したもの、カチオン性界面活性剤にてエマルション表面をカチオン化したもの、カチオン性ポリビニルアルコール下で重合しエマルション表面に該ポリビニルアルコールを分布させたもの等が挙げられる。これらのカチオン性エマルションの中でも主成分がウレタン系エマルションであるカチオン性ポリウレタンエマルションが好ましい。
上記以外のカチオン性ポリマーとしては、滲み抑制の観点から、カチオン性ポリウレタンが好ましく、カチオン性ポリウレタンエマルションがより好ましい。
本発明における前記各インク受容層は、水溶性アルミニウム化合物を含有することが好ましい。水溶性アルミニウム化合物を含有することにより、画像の耐水性及び耐経時滲みの向上を図ることができる。
〔Al2(OH)nCl6−n〕m (5<m<80、1<n<5) ・・・式1
〔Al(OH)3〕nAlCl3 (1<n<2) ・・・式2
Aln(OH)mCl(3n−m) (0<m<3n、5<m<8) ・・・式3
本発明における第1及び第2のインク受容層は、ジルコニウム化合物を含むことが好ましい。ジルコニウム化合物を用いることにより、耐水性の向上効果が得られる。
具体的には、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、硫酸カルシウム、酢酸バリウム、硫酸バリウム、リン酸バリウム、塩化マンガン、酢酸マンガン、ギ酸マンガン二水和物、硫酸マンガンアンモニウム六水和物、塩化第二銅、塩化アンモニウム銅(II)二水和物、硫酸銅、塩化コバルト、チオシアン酸コバルト、硫酸コバルト、硫酸ニッケル六水和物、塩化ニッケル六水和物、酢酸ニッケル四水和物、硫酸ニッケルアンモニウム六水和物、アミド硫酸ニッケル四水和物、臭化第一鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、臭化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、硫酸亜鉛、酢酸クロム、硫酸クロム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム九水和物、りんタングステン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムタングステン、12タングストりん酸n水和物、12タングストけい酸26水和物、塩化モリブデン、12モリブドりん酸n水和物等が挙げられる。
本発明における前記各インク受容層は、必要に応じて、各種の紫外線吸収剤、酸化防止剤、一重項酸素クエンチャー等の褪色性防止剤等のその他の添加剤を含んで構成することができる。これらを含有することにより、インクの劣化を抑制することができる。
その他の成分としては、特開2005−14593号公報中の段落番号[0088]〜[0117]に記載されている成分や、特開2006−321176号公報中の段落番号[0138]〜[0155]に記載されている成分等を、適宜選択して用いることができる。
前記高沸点有機溶剤としては、水溶性のものが好ましく、該水溶性の高沸点有機溶剤としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEGMBE)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリンモノメチルエーテル、1,2,3−ブタントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、トリエタノールアミン、ポリエチレングリコール(重量平均分子量が400以下)等のアルコール類が挙げられる。好ましくは、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEGMBE)である。
本発明のインクジェット記録媒体は、支持体上に前記各インク受容層を有するが、この他、前記支持体と前記第1のインク受容層との間に、更にインク溶媒を吸収する溶媒吸収層が設けられてもよい。また、前記溶媒吸収層以外に、例えば、最上層(例えばコロイダルシリカ層等)、中間層、クッション性、帯電防止性等の機能を付与した機能層等の他の層が必要に応じて設けられていてもよい。
前記支持体は、限定されるものではないが、画像記録に伴うカール等の変形が抑制される点で水非浸透性支持体が好ましい。ここで、「水非浸透性」とは、水を吸収しないか、又は水の吸収量が0.3g/m2以下である性質をいう。
本発明において、水非浸透性支持体表面の光沢度は特に限定はないが、40%以上であることが好ましく、45%以上95%以下であることがより好ましく、50%以上85%以下であることがより好ましい。更に、水非浸透性支持体両面の光沢度とも前記範囲であることが特に好ましい。
(実施例1)
≪インクジェット記録媒体の作製≫
−水非浸透性支持体の作製−
アカシアからなるLBKP50部及びアスペンからなるLBKP50部をそれぞれディスクリファイナーによりカナディアンフリーネス300mlに叩解し、パルプスラリーを調製した。
次いで、前記で得られたパルプスラリーに、対パルプ当たり、カチオン性デンプン(日本NSC社製、CAT0304L)1.3%、アニオン性ポリアクリルアミド(星光化学社製、ポリアクロンST−13)0.15%、アルキルケテンダイマー(荒川化学社製、サイズパインK)0.29%、エポキシ化ベヘン酸アミド0.29%、及びポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(荒川化学社製 アラフィックス100)0.32%を加えた後、さらに消泡剤0.12%を加えた。
以上のようにして、原紙の両面がポリエチレンで被覆されたポリエチレン樹脂被覆紙(水非浸透性支持体)を得た。
下記組成に示す(1)湿式シリカ粒子、(2)イオン交換水、及び(3)分散剤を混合し、ビーズミル分散機(ダイノミルKDP、シンマルエンタープライズ社製)を用いて分散させた後、この分散液に(4)ジルコゾールZA−30、(5)ポリビニルアルコール溶解液、(6)ブチセノール20P、(7)ホウ酸水溶液、(8)スーパーフレックス650、(9)界面活性剤水溶液、及び(10)高カチオン密度ポリマーとして電荷密度10.9meq/gのポリアリルアミンを20℃で加え、さらに(11)イオン交換水で濃度調整して、第1のインク受容層形成用塗布液を調製した。
(1)湿式シリカ粒子・・・8.8部
(カープレックス#80、エボニック(株)製、BET比表面積:200m2/g)
(2)イオン交換水 ・・・37.2部
(3)分散剤(51.5%)・・・0.8部
(シャロールDC-902P、電荷密度6.6meq/g、第一工業製薬(株)製)
(4)ジルコゾールZA−30・・・0.5部
(酢酸ジルコニル、第一稀元素化学工業(株)製)
(5)ポリビニルアルコール7%溶解液・・・25.7部
(PVA235、(株)クラレ製)
(6)ブチセノール20P・・・0.7部
(ジエチレングリコールモノブチルエーテル、協和発酵ケミカル(株)製)
(7)ホウ酸5%溶液・・・6.6部
(8)スーパーフレックス650(25%)・・・2.1部
(カチオン性ポリウレタン、電荷密度1.0meq/g、第一工業製薬(株)製)
(9)界面活性剤10%溶液・・・0.7部
(エマルゲン109P、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、花王(株)製)
(10)高カチオン密度ポリマー(40%)・・・0.6部
(PAA−HCl−05、ポリアリルアミン、電荷密度10.9meq/g、日東紡(株)製)
(11)イオン交換水・・・0.9部
下記組成に示す(1)気相法シリカ粒子、(2)イオン交換水、(3)分散剤、及び(4)ジルコゾールZA−30を混合し、液液衝突型分散機(アルティマイザー、スギノマシン社製)を用いて分散させた後、得られた分散液を45℃に加熱し、20時間保持した。その後、この分散液に(5)ホウ酸水溶液、(6)ポリビニルアルコール溶解液、(7)ブチセノール20P、(8)界面活性剤、(9)イオン交換水を30℃で加え、第2のインク受容層形成用塗布液を調製した。
(1)気相法シリカ粒子・・・5.7部
(AEROSIL300SF75、日本アエロジル(株)製)
(2)イオン交換水・・・22.7部
(3)分散剤(51.5%)・・・0.5部
(シャロールDC-902P、電荷密度6.6meq/g、第一工業製薬(株)製)
(4)ジルコゾールZA−30・・・0.3部
(酢酸ジルコニル、第一稀元素化学工業(株)製)
(5)ホウ酸5%溶液・・・4.2部
(6)ポリビニルアルコール8.1%溶液・・・16.5部
(PVA235 7.0%、PVA505 1.1%、(株)クラレ製)
(7)ブチセノール20P ・・・0.4部
(ジエチレングリコールモノブチルエーテル、協和発酵ケミカル(株)製)
(8)界面活性剤10%水溶液・・・0.4部
(エマルゲン109P、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、花王(株)製)
(9)イオン交換水・・・5.9部
前記で得られた水非浸透性支持体の一方の面にコロナ放電処理を行なった後、該一方の面に、前記で得られた各インク受容層形成用塗布液を、以下のようにしてエクストルージョンダイコーターにて塗布して塗布層を形成した。
・アルファイン83(大明化学工業(株)製)・・・3.7部
・イオン交換水・・・6.3部
以上により、支持体上にインク受容層を有するインクジェット記録媒体を得た。
(1)ホウ酸・・・0.7部
(2)炭酸アンモニウム(1級、関東化学(株)製)・・・5.0部
(3)AC−7・・・0.3部
(4)イオン交換水・・・93.4部
(5)ポリオキシエチレンラルリルエーテル・・・0.6部
(エマルゲン109P、花王(株)製)
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、湿式シリカ粒子として使用したカープレックス#80(エボニック(株)製、BET比表面積:200m2/g)8.8部を、カープレックス#30(エボニック(株)製、BET比表面積:240m2/g)8.8部に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、湿式シリカ粒子として使用したカープレックス#80(エボニック(株)製、BET比表面積:200m2/g)8.8部を、カープレックス#80とカープレックス#30とを、質量比7:3の割合で混合したもの(BET比表面積は重量比率換算で212m2/g)に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、湿式シリカ粒子として使用したカープレックス#80(エボニック(株)製、BET比表面積:200m2/g)8.8部を、トクシールNR(トクヤマ(株)製、比表面積195m2/g)8.8部に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、高カチオン密度ポリマーとして使用したPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を、SC505(ハイモ(株)製、ジメチルアミンエピクロロヒドリンポリアミン、電荷密度9.0meq/g)に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、湿式シリカ粒子として使用したカープレックス#80(エボニック(株)製、BET比表面積:200m2/g)8.8部を、カープレックス#80と気相法シリカ粒子であるAEROSIL300SF75(日本アエロジル(株)製)とを、質量比9:1の割合で混合したものに代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、高カチオン密度ポリマーとして使用したPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を、PAA−D11−HCl(日東紡(株)製、アリルアミンジアリルアミン共重合体、電荷密度8.6meq/g)に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、高カチオン密度ポリマーとして使用したPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を、PAS−M−1(日東紡(株)製、メチルジアリルアミン、電荷密度6.8meq/g)に代え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、高カチオン密度ポリマーとして使用したPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を無添加とし、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
実施例1における第1のインク受容層の配合組成中、高カチオン密度ポリマーとして使用したPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を無添加とし、かつ第2のインク受容層の配合組成中に、高カチオン密度ポリマーとしてPAA−HCl−05(日東紡(株)製、電荷密度10.9meq/g)を、塗布量が0.25g/m2となるように加え、それ以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
比較例3における第2のインク受容層の配合組成中、気相法シリカ粒子として使用したAEROSIL300SF75(日本アエロジル(株)製)を、湿式シリカ粒子であるカープレックス#80(エボニック(株)製)に代え、それ以外は実施例3と同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
<グレー色調>
23℃、50%RHの環境下で、インクジェットプリンターMG5130(キャノン(株)製)を用い、上記で得られた各インクジェット記録媒体のインク受容層(第2のインク受容層)上に、グレーのベタ画像をプリントした。このとき、L*値が30になるように、画像データの階調を調整した。
プリント後のインクジェット記録媒体を、23℃50%RHの環境下で24時間乾燥した後に、それぞれグレーの色調(L*a*b*)を分光光度計スペクトロリノ(グレタグマクベス社製)を用い、光源F8、視野角2°、フィルターなしの観察条件下で測定した。測定した色調を下記基準により評価した。この結果を下記表1に示す。なお、「A」及び「B」は実用上問題ないレベルであり、「C」は実用上問題となる場合があるレベルである。
(評価基準)
A:((a*)2+(b*)2)1/2が8未満
B:((a*)2+(b*)2)1/2が8以上10未満
C:((a*)2+(b*)2)1/2が10以上
デジタル変角光沢計(スガ試験機株式会社製:UGV−6P)を用い、上記で得られた印字前の各インクジェット記録媒体の表面における60度光沢度を評価した。
その後、各インクジェット記録媒体の光沢性を下記基準により評価した。この結果を下記表1に併せて示す。
(評価基準)
A:光沢度30以上
B:光沢度20以上、30未満
C:光沢度10以上、20未満
D:光沢度10未満
23℃、50%RHの環境下で、インクジェットプリンターMG5130(キャノン(株)製)を用い、上記で得られた各インクジェット記録媒体のインク受容層(第2のインク受容層)上に、グレーのベタ画像をプリントした。このとき、L*値が30になるように、画像データの階調を調整した。
プリント直後(プリント後3分以内)にプリント部分の一部をガラス板で覆い、24時間放置した。24時間後、プリント部分のうちガラスで覆った部分の色相と、プリント部分のうちガラスで覆わなかった部分の色相とをそれぞれ分光光度計で測定し、これらの色調同士の差を色差(ΔE)とした。測定した色差(ΔE)を下記基準により評価した。この結果を下記表1に併せて示す。なお、「A」及び「B」は実用上問題ないレベルであり、「C」は、実用上問題となるレベルである。
(評価基準)
A:ΔEが10未満で、ムラがほとんど目立たない
B:ΔEが10以上15未満で、ムラが少しある
C:ΔEが15以上で、ムラが目立つ
これに対して、第1のインク受容層中に電荷密度が9.0meq/gに満たないカチオン性ポリマーを含有する比較例1〜3では、表面光沢は特に問題はないが、良好なグレー色調や色調変化の防止効果を得ることはできなかった。また、第1のインク受容層中にカチオン性ポリマーを含まない比較例3〜5においては、上層側(第2のインク受容層)に高カチオン密度ポリマーが含有されても、グレー色調が劣り、インクジェット記録媒体としての実用に適さなかった。
Claims (6)
- 支持体上に、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子並びに電荷密度9.0meq/g以上のカチオン性ポリマーを含有する第1のインク受容層と、気相法シリカ及び湿式シリカから選ばれる無機粒子を含有する第2のインク受容層とを前記支持体側から順に有するインクジェット記録媒体。
- 前記第1のインク受容層中の前記カチオン性ポリマーの含有量に対する前記第2のインク受容層中の前記カチオン性ポリマーの含有量の比率〔前記第2のインク受容層中の含有量/前記第1のインク受容層中の含有量〕が1.0未満である請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記カチオン性ポリマーが、第一級アミン又はその塩に由来する構造単位を含む高分子化合物である請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記カチオン性ポリマーが、下記一般式(1)で示される構造単位を含むポリアリルアミン系化合物である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
(前記一般式(1)中、nは1以上の整数を表す。) - 前記第1のインク受容層は湿式シリカを含有し、前記第2のインク受容層は気相法シリカを含有する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記湿式シリカのBET比表面積が200m2/g以上である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のインクジェット記録媒体。
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