JP2013058310A - 被覆活物質およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極と、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極と、を有するリチウムイオン二次電池において、構造I、構造II、構造III、構造IV、で示されるように、活物質にポリエーテル部と、カルボン酸結合部とを有するポリマ化合物を結合させたリチウムイオン二次電池。
【選択図】 図1
Description
X1−(OCR2CR2)n−Y1−OOC−Z (構造II)
X2−(OCR2)n−Y2−COO−Z (構造III)
X2−(OCR2)n−Y2−OOC−Z (構造IV)
X1は、水素、炭素数3n以下の炭化水素基、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、Z−OOC−Y1−、Z−COO−Y1−のいずれかである。X2は、水素、炭素数2n以下の炭化水素基、炭素数2n以下のハロゲン化炭化水素、Z−OOC−Y2−、あるいはZ−COO−Y2−のいずれかである。X2がZ−OOC−Y2−、あるいはZ−COO−Y2−のときは、2箇所のZで結合していることを意味する。またはY1は、炭素数3n以下の炭化水素基、エステル結合を含む炭素数3n以下の炭化水素基、または、単結合である。Y2は、炭素数2n以下の炭化水素基、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、または、単結合である。Rは水素、または、ハロゲンである。Zは、前記正極活物質または前記負極活物質粒子表面に存在する元素である。nは1以上の整数である。
X1−(OCR2CR2)n−Y1−OOC−Z (構造II)
X2−(OCR2)n−Y2−COO−Z (構造III)
X2−(OCR2)n−Y2−OOC−Z (構造IV)
X1は、水素、炭素数3n以下の炭化水素基、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、Z−OOC−Y1−、Z−COO−Y1−のいずれかである。X2は、水素、炭素数2n以下の炭化水素基、炭素数2n以下のハロゲン化炭化水素、Z−OOC−Y2−、Z−COO−Y2−のいずれかである。X2がZ−OOC−Y2−、あるいはZ−COO−Y2−のときは、2箇所のZで結合していることを意味する。Y1は、炭素数3n以下の炭化水素基または、または、エステル結合を含む炭素数3n以下の炭化水素基、または、単結合である。Y2は、炭素数2n以下の炭化水素基または、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、または、単結合である。Rは水素、または、ハロゲンである。Zは、正極活物質または、負極活物質粒子表面に存在する任意の元素である。nは1以上の整数である。
また、前記結合の形成によって、長期間にわたって被覆の状態が保持される。
200nm以上に厚膜になると、リチウムイオンの拡散距離が長くなり、充電と放電が困難になるからである。さらに200nmより薄くなるほど、急速な充電と放電が容易になり、その値は50nm以下であることが望ましい。これをnに換算すると、3〜5nmはn=7〜11であり、200nmはn=440、50nmはn=110に相当する。
炭素の一部をエーテル結合に変更したり、水素の一部をハロゲンに置換しても良い。また、炭素鎖の途中に芳香族環を挿入しても良い。
C−O−C
‖ ‖
O O
の部分である。なお、脱水剤にはP2O5などの公知の材料を用いることができる。
→ Y−(OCH2CH2)nC−O−C(CH2CH2O)n−Y+H2O (式1)
‖ ‖
O O
また、化学結合は活物質表面に形成する前に形成しても良いし、活物質表面に結合した後であっても良い。一つのポリマを2箇所の結合によって活物質表面に連結されている。よって、1箇所で連結される構造I〜IVよりも、強い結合力を発現する。そのため、より耐久性に優れたポリマ被覆層が提供される。
他に、LiMnO3、LiMn2O3、LiMnO2、Li4Mn5O12、LiMn2-xMxO2(ただし、M=Co、Ni、Fe、Cr、Zn、Taであって、x=0.01〜0.2)、Li2Mn3MO8(ただし、M=Fe、Co、Ni、Cu、Zn)、Li1-xAxMn2O4(ただし、A=Mg、B、Al、Fe、Co、Ni、Cr、Zn、Caであって、x=0.01〜0.1)、LiNi1-xMxO2(ただし、M=Co、Fe、Ga、x=0.01〜0.2)、LiFeO2、Fe2(SO4)3、LiCo1-xMxO2(ただし、M=Ni、Fe、Mnであって、x=0.01〜0.2)、LiNi1-xMxO2(ただし、M=Mn、Fe、Co、Al、Ga、Ca、Mgであって、x=0.01〜0.2)、Fe(MoO4)3、FeF3、LiFePO4、LiMnPO4などを列挙することができる。本実施例では、正極活物質にLiNi1/3Mn1/3Co1/3O2を選択した。ただし、本発明は正極材料に何ら制約を受けないので、これらの材料に限定されない。
本発明では、材質、形状、製造方法などに制限されることなく、任意の集電体を使用することができる。負極スラリの製造には、上述の既知の製法を採ることができ、手段に制限はない。
この場合は前記セパレータが不要となる。なお、電解液に使用可能な溶媒は、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、1、2−ジメトキシエタン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジメチルスルフォキシド、1、3−ジオキソラン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、リン酸トリエステル、トリメトキシメタン、ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、テトラヒドロフラン、1、2−ジエトキシエタン、クロルエチレンカーボネート、クロルプロピレンカーボネートなどの非水溶媒がある。本発明の電池に内蔵される正極あるいは負極上で分解しなければ、これ以外の溶媒を用いても良い。
〈正極の作製〉
平均粒径10μmの正極活物質LiNi1/3Mn1/3Co1/3O2と、カーボンブラックを導電剤と、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)をバインダに用いて製作した正極を用いて、以下の試験を行った。正極活物質、導電剤、バインダの重量組成は、88:7:5とした。正極スラリを塗布した電極面積は400cm×5cm、合剤厚さは50μmとした。なお、正極には本発明のポリマ化合物を用いなかった。
負極活物質として平均粒径15μmの天然黒鉛を、ポリマ化合物として[CH3−(OCH2CH2)nCO]2O(構造Iにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは200〜300)のカルボン酸無水物を、バインダとしてスチレン−ブタジエンゴム、増粘剤にとしてカルボキシメチルセルロースを用いた。天然黒鉛とポリマ化合物とバインダと増粘剤の重量組成は、95:2:1.5:1.5とした。負極スラリを塗布した電極面積は500cm×5.2cm、合剤厚さは30μmとした。
捲回電極群を電池容器113に収納した後、電解液を添加した。電解液にはエチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)を体積比1:2の混合溶媒に1M LiPF6を溶解させた溶液を用いた。微量の添加剤として、電解液の総体積に対し、1%のビニレンカーボネートを添加した。
これらの電池を4.2Vの5時間率の充電(電流値として0.4A)を行った後に、1時間率の電流(2A)で3.0Vまで放電させた。そのときの電池の容量は2±0.1Ahであった。容量ばらつきは、nが200〜300にばらついているためである。初回充電の過程で、負極上でポリマ化合物が化学反応を起こすための還元電流が流れ、固定化が終了する。この反応過程では、電解液の溶媒が還元分解され、その溶媒から脱離した酸素が酸無水物に取り込まれて、2個の−COOへ変化し、最終的に負極表面にポリマ化合物が結合した状態となる。固定化に要する電気量は、初回の充電容量から初回の放電容量の差分として見積もることができる。これらの電池を50℃の恒温槽に設定し、上述の充電・放電の条件にてサイクル試験を行った。500サイクルの試験を終えた後に、電池温度を室温に戻して同一の条件に充電・放電試験を行った。その結果は、表1の実施例1の欄に記入した。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、93±2%であった。直流抵抗は初期値に対して140±10%の増加であった。なお、容量維持率と直流抵抗のばらつきは、nが200〜300にばらついているためである。
〈負極の作製〉
実施例1において、ポリマ化合物のnを600〜700に増大させ、その他の条件を実施例1と同じとした負極を製造した。
初期エージングの後の初期容量は、1.8±0.1Ahであった。初期容量が実施例1よりも低下した理由は、初期の直流抵抗が20〜30%も増大したためであった。50℃における500サイクル経過後の容量維持率は93±2%であった。容量維持率は実施例1の結果とほぼ同じであるが、初期容量が低いため、500サイクル経過時点での容量も小さくなっている。
〈負極の作製〉
実施例1において、負極に用いたバインダ(スチレン−ブタジエンゴム)を省き、替わりに負極活物質添加量を増加させた負極を製作した。すなわち、天然黒鉛と、ポリマ化合物と、バインダと、増粘剤の重量組成は、96.5:2:0:1.5とした。
500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、91±2%であった。直流抵抗は初期値に対して160±10%の増加であった。
〈負極の作製〉
実施例1において、負極に用いたポリマ化合物を[CH3−(OCH2CH2)n(CH2)mCO]2Oのカルボン酸無水物(構造Iにおいて、XはCH3−、Yは−(CH2)m−、RはH)とした。なお、実施例1と異なる点はn=10〜100である。mは50〜300とした。その他の条件は実施例1と同様に作製、評価を行った。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、94±2%であった。また、直流抵抗も初期値に対し、140±10%の増加であった。
〈負極の作製〉
実施例1において、負極に用いたポリマ化合物を[CH3−(OCH2)nCO]2Oのカルボン酸無水物(構造IIIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは400〜500)とした。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、94±2%であった。また、50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は145±10%であった。
〈負極の作製〉
実施例1において、負極に用いたポリマ化合物を[CH3−(OCF2)nCO]2Oのカルボン酸無水物(構造IIIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはF、nは400〜500)とした。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、96±2%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、130±10%であった。
〈負極の作製〉
実施例1において、負極に用いたポリマ化合物を[CH3−(OCF2CF2)nCO]2O(構造Iにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはF、nは、400〜500)とし、さらに、ポリマ化合物同士が架橋構造を有する構造とした。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、96±2%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率も120±10%であり、実施例1のポリマ化合物よりも耐久性が向上した。
〈負極の作製〉
実施例1において、ポリマ化合物をCH3−(OCF2)nCOOLi(構造IIIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはF、nは400〜500)とした。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、95±2%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、130±10%であった。
〈正極の作製〉
平均粒径10μmの正極活物質LiNi1/3Mn1/3Co1/3O2と、カーボンブラックを導電剤と、実施例4で用いたポリマ化合物[CH3−(OCH2)nCO]2Oのカルボン酸無水物(構造IIIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは400〜500)を用いて、正極を製作した。バインダはポリフッ化ビニリデンを用いた。正極活物質、導電剤、バインダ、ポリマ化合物の重量組成は、88:7:4:1とした。正極スラリを塗布した電極面積は400cm×5cm、合剤厚さは50μmとした。
実施例1と同様に作製した。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、95±2%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、135±10%であった。
〈負極の作製〉
実施例2において、負極活物質として、Si金属粉末と黒鉛の混合物として負極を製作した。Si金属の平均粒径は10μmであった。負極組成は、天然黒鉛とSi金属とポリマ化合物と増粘剤の重量組成は、75:20:2:3とした。負極スラリ調製時に用いた溶媒は1−メチル−2−ピロリドンとし、スラリを作製した。正極の製作条件などの他の条件を変更しないで、図1の円筒形リチウムイオン電池を製作した。
初期エージングの後の初期容量は、2.2±0.1Ahであった。その電池を50℃の恒温槽に設定し、上述の充電・放電の条件にてサイクル試験を行った。500サイクルの試験を終えた後に、電池温度を室温に戻して同一の条件に充電・放電試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2.2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、88±2%であった。直流抵抗は初期値に対して190±10%の増加であった。
(正極の作製)
実施例1と同じ仕様にて正極を製作した。
実施例1において、ポリマ化合物を[CH3−(OCH2CH2)nCO]2O(構造Iにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは10〜100)とした。負極の製造方法ならびに寸法や密度などの仕様は、実施例1と同じとした。すなわち、負極活物質として平均粒径15μmの天然黒鉛を、前記ポリマ化合物と、バインダとしてスチレン−ブタジエンゴム、増粘剤にとしてカルボキシメチルセルロースを用いて、負極を製造した。天然黒鉛とポリマ化合物とバインダと増粘剤の重量組成は、95:2:1.5:1.5とした。負極スラリを塗布した電極面積は500cm×5.2cm、合剤厚さは30μmとした。
実施例1と同一の手順で、図1に示す円筒型リチウムイオン電池を5個、製作した。
これらの電池を4.2Vの5時間率の充電(電流値として0.4A)を行った後に、1時間率の電流(2A)で3.0Vまで放電させた。そのときの電池の容量は2±0.1Ahであった。これらの電池を50℃の恒温槽に設定し、上述の充電・放電の条件にてサイクル試験を行った。500サイクルの試験を終えた後に、電池温度を室温に戻して同一の条件に充電・放電試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、94±1%であった。直流抵抗は初期値に対して120±10%の増加であった。
実施例4で製作した負極と実施例7で製作した正極を用いて、図1の円筒形リチウムイオン電池を約5倍に大きくした電池を製作した。定格容量は10Ahである。これを8直列に接続し、図2のモジュール(組電池)を組み立てた。このモジュール201に充電回路210、演算処理部209、外部電源211を電力線212、信号線213、外部電力ケーブル214を用いて接続し、図2に示した構成とした。負極は実施例1と同一であり、正極は実施例8と同一仕様である。
〈正極の作製〉
実施例1と同じ仕様にて正極を製作した。
実施例1の黒鉛粉末を硝酸水溶液中にて酸化処理を行い、カルボキシ基を導入した。その後、黒鉛粉末を水洗し、ポリマ化合物として、CH3−(OCH2CH2)n−OHを添加し、黒鉛表面のカルボキシル基とポリマ化合物の水酸基を反応させ、ポリマ化合物を黒鉛表面に固定した(CH3−(OCH2CH2)n−OOC−Z(構造IIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは200〜300))。下式に、この反応を示した。この黒鉛粉末を真空中で乾燥して、吸着水を除去して、負極に用いた。その他の条件は、実施例1と同様に作製、評価を行った。
→ CH3−(OCH2CH2)n−OOC−Z
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、94±2%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、130±10%であった。
〈正極の作製〉
実施例1と同じ仕様にて正極を製作した。
実施例13において、ポリマ化合物のnを、400〜500とした(CH3−(OCH2CH2)n−OOC−Z(構造IIにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは400〜500))。その他の条件は、実施例1と同様に作製、評価を行った。
電池の初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。50℃の恒温槽中にて充放電サイクル試験を行った結果、500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、96±1%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、115±10%であった。
〈正極の作製〉
実施例1と同じ仕様にて正極を製作した。
実施例1の黒鉛粉末を硝酸水溶液中にて酸化処理を行い、カルボキシ基を導入した。その後、黒鉛粉末を水洗し、ポリマ化合物として、CH3−(OCH2)n−OHを添加し、黒鉛表面のカルボキシル基とポリマ化合物の水酸基を反応させ、ポリマ化合物を黒鉛表面に固定した(CH3−(OCH2)n−OOC−Z(構造IVにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは200〜300))。下式に、この反応を示した。この黒鉛粉末を真空中で乾燥して、吸着水を除去して、負極に用いた。その他の条件は、実施例1と同様に作製、評価を行った。
→ CH3−(OCH2)n−OOC−Z
電池の初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、95±1%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、125±10%であった。
〈正極の作製〉
実施例1と同じ仕様にて正極を製作した。
実施例15において、ポリマ化合物のnを、400〜500とした(CH3−(OCH2)n−OOC−Z(構造IVにおいて、XはCH3−、Yは単結合、RはH、nは400〜500))。その他の条件は、実施例1と同様に作製、評価を行った。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。50℃の恒温槽中にて充放電サイクル試験を行った結果、500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、97±1%であった。50℃充放電試験後の直流抵抗増加率は、115±10%であった。
〈負極の作製〉
実施例1において、ポリマ化合物の代わりに、その分をバインダに置き換えた。すなわち、天然黒鉛とバインダと増粘剤の重量組成を、95:2.5:2.5とした。その他の条件は、実施例1と同様に作製、評価を行った。
初期エージングの後の初期容量は、2±0.1Ahであった。その後、50℃の恒温槽中にて、充放電サイクル試験を行った。500サイクル経過後の容量維持率(初期の容量2±0.1Ahに対する放電容量の比率)は、82±2%まで低下した。また、500サイクルの充放電経過後の直流抵抗は、初期値に対して240%増大した。直流抵抗増大に伴い、出力特性も実施例1よりも低下した。
実施例1のポリマ化合物の末端を水素に置換し、カルボン酸結合部を省いたポリエーテルを用い、ポリマ化合物以外の構成を実施例1と同じ仕様とした電池を製作した。その電池を4.2Vの5時間率の充電(電流値として0.4A)を行った後に、1時間率の電流(2A)で3.0Vまで放電させた。そのときの電池の容量は1.6±0.1Ahに低下した。500サイクルの充放電経過後の直流抵抗は、初期値に対して300±20%増大した。充放電サイクル試験の容量維持率は50サイクル経過時点で65%を下回ったので、電池を解体した。その結果、負極の一部の面から黒鉛が脱落していることを発見した。電解液を抽出し、溶媒を蒸発させた電解液の核磁気共鳴スペクトルを測定し、ポリエーテルが電解液に溶解していることを確認した。
110 正極
111 セパレータ
112 負極
113、205 電池缶
114 正極集電タブ
115 負極集電タブ
116 内蓋
117 内圧開放弁
118 ガスケット
119 正温度係数(PTC;Positive temperature coefficient)抵抗素子
120 電池蓋
201 組電池(モジュール)
202 リチウムイオン電池(単電池)
203 正極端子
204 ブスバー
206 支持部品
207 正極外部端子
208 負極外部端子
209 演算処理部
210 充電回路
211 外部電源
212 電力線
213 信号線
214 外部電力ケーブル
Claims (12)
- リチウムイオンを吸蔵および放出する活物質と、
前記活物質に結合されたポリマ化合物と、有し、
前記ポリマ化合物は、構造I、構造II、構造III、構造IVの少なくともいずれか一種である被覆活物質。
X1−(OCR2CR2)n−Y1−COO−Z (構造I)
X1−(OCR2CR2)n−Y1−OOC−Z (構造II)
X2−(OCR2)n−Y2−COO−Z (構造III)
X2−(OCR2)n−Y2−OOC−Z (構造IV)
X1は、水素、炭素数3n以下の炭化水素基、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、Z−OOC−Y1−、Z−COO−Y1−のいずれかである。
X2は、水素、炭素数2n以下の炭化水素基、炭素数2n以下のハロゲン化炭化水素、Z−OOC−Y2−、Z−COO−Y2−のいずれかである。
Y1は、炭素数3n以下の炭化水素基、エステル結合を含む炭素数3n以下の炭化水素基、または、単結合である。
Y2は、炭素数2n以下の炭化水素基、炭素数3n以下のハロゲン化炭化水素基、または、単結合である。
Rは水素、または、ハロゲンである。
Zは、前記活物質表面に存在する元素である。
nは1以上の整数である。 - リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極と、
リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極と、
を有するリチウムイオン二次電池において、
前記正極は、正極合剤を有し、
前記負極は、負極合剤を有し、
前記正極合剤は、正極活物質を有し、
前記負極合剤は、負極活物質を有し、
前記正極活物質、または、前記負極活物質は、請求項1に記載した前記被覆活物質であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2において、
前記Zは、カルボン酸塩と結合することができる元素であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2または請求項3において、
前記Zは、C、Si、Sn、Ti、Mn、Fe、Co、Niの少なくともいずれか一種であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項4のいずれかにおいて、
前記nは、10以上、500以下であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項5のいずれかにおいて、
複数の前記ポリマ化合物は、互いに架橋構造を形成しているリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項6のいずれかにおいて、
前記負極合剤は、バインダを有し、
前記バインダと、前記ポリマ化合物との合計重量は、前記負極合剤の総重量に対して、1重量%以上、10重量%以下であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項7のいずれかにおいて、
前記正極合剤は、バインダを有し、
前記バインダと、前記ポリマ化合物との合計重量は、前記正極合剤の総重量に対して、5重量%以上、20重量%以下であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項8のいずれかにおいて、
前記バインダに対する、前記ポリマ化合物の比の値は、0以上0.75以下であるリチウムイオン二次電池。 - 請求項2ないし請求項9のいずれかにおいて、
前記リチウムイオン二次電池は、電解液を有し、
前記ポリマ化合物により、前記電解液の分解を抑制したリチウムイオン二次電池。 - 前記被覆活物質と、前記ポリマ化合物の酸無水物と、を含むスラリを作製する工程と、 前記被覆活物質と、前記酸無水物とを反応させ、結合を形成させる工程と、
を有する請求項2ないし請求項10のいずれかに記載されたリチウムイオン二次電池の製造方法。 - 前記被覆活物質と、前記ポリマ化合物のカルボン酸末端をアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩とした前記ポリマ化合物の塩と、を含むスラリを作製する工程と、
前記被覆活物質と、前記ポリマ化合物との結合を形成させる工程と、
を有する請求項2ないし請求項10のいずれかに記載されたリチウムイオン二次電池の製造方法。
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