JP2013044105A - フラッシュ構造パネル材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラッシュ構造パネル材をコスト、時間の両面において効率的に製造できる、フラッシュ構造パネル材の製造方法を提供する。
【解決手段】面材10間に中空空間を形成してなるフラッシュ構造パネル材1の製造方法であって、面材10間に、両面材10に対して芯材20を折り畳み展開自在に取り付けて、面材10の長手方向に沿った複数の中空連通空間23を仕切り形成してから、面材10の短手方向の両側端部11に枠材30を配設して面材10間を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、面材間に中空空間を形成してなるフラッシュ構造パネル材の製造方法に関する。
従来のフラッシュ構造パネル材は、表裏面方向(厚さ方向)に貫通する中空空間が形成されるように、面材間に芯材が配されていることが一般的である(例えば、特許文献1の図1、図2参照)。
このように中空構造とすることでパネル材の重量を小さくでき、材料コストも低減化できるうえ、表裏面方向に連通する中空空間を形成するように例えばハニカム状の芯材を設けることで、パネル材の強度も担保できる。
このような表裏面方向に連通する中空空間を有したパネル材は、まず芯材を枠材に固定してから、その表裏に面材を貼り付ける製造方法が採られている(特許文献1参照)。
特開2009−174204号公報
しかしながら、芯材を枠材に固定する工程は決して容易に実施できるものではなく、製造ミスが発生する可能性も高い。また、種々の厚さのパネル材を製造するためには、それに応じた寸法の芯材を用意しなければならならず、したがって、コストおよび時間の両面において効率的に製造することを期待することはできない。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、フラッシュ構造パネル材をコストおよび時間の両面において効率的に製造できる、フラッシュ構造パネル材の製造方法を提供することにある。
ところで、フラッシュ構造パネル材は建具や家具材等に用いられるが、そのような用途において日常、もっとも心配される点は外力等による破損よりも温度変化等により発生する長手方向の反りである。そのような反りを効果的に防止できるフラッシュ構造パネル材を製造できる製造方法を提供することを、本発明のさらなる目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るフラッシュ構造パネル材の製造方法は、面材間に中空空間を形成してなるフラッシュ構造パネル材の製造方法であって、面材間に、両面材に対して芯材を折り畳み展開自在に取り付けて、面材の長手方向に沿った複数の中空連通空間を仕切り形成してから、面材の短手方向の両側端部に枠材を配設して面材間を固定することを特徴とする。
本発明において、芯材は相互に平行に立設した複数の仕切壁を備えるようにしてもよい。
また本発明において、仕切壁の上下端部側の各々には面材と接合するための接合部が形成されるようにしてもよい。
さらに本発明において、芯材は仕切壁と接合部とが交互に連続する連成体よりなる構成としてもよい。
本発明に係るフラッシュ構造パネル材の製造方法によれば、上述の構成となっているため、フラッシュ構造パネル材をコスト、時間の両面において効率的に製造でき、特に種々の厚さ寸法のフラッシュ構造パネル材を効率的に製造できる。また、本発明に係るフラッシュ構造パネル材の製造方法によれば、面材の長手方向に沿って芯材を接合することが可能となるため、反りが発生しにくいパネル材を製することができる。
(a)(b)は、本発明の一実施形態に係るフラッシュ構造パネル材の製造方法の手順を示した概略断面斜視図、(c)は(b)図におけるX部を示す拡大部分断面図、(d)は、(b)図におけるY部を示す拡大部分断面図である。 (a)は同製造方法により製されたフラッシュ構造パネル材の外観を示した斜視図、(b)は要部を示した概略断面斜視図である。 同製造方法の一工程(枠材形成工程)を示した概略断面斜視図であり、(a)〜(c)は相互に異なる態様例を示した図である。 (a)は同製造方法の接合工程を示した概略断面斜視図であり、(b)は保管状態にある枠材取り付け前のフラッシュ構造パネル材の概略断面斜視図である。 (a)〜(e)は、同製造方法で用いられる芯材の種々の形状例を示した模式断面図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係るフラッシュ構造パネル材の製造方法の説明図である。
図1(a)(b)に製造手順を示したように、このフラッシュ構造パネル材の製造方法(以下、「製造方法」と略記する)は、次のような手順となっている。なお、フラッシュ構造パネル材については、以下では「パネル材」と略記する。
具体的には、まず、面材10、10間に、接着剤を用いて両面材10、10に対して芯材20を折り畳み展開自在に取り付けて、面材10の長手方向Lに沿った複数の中空連通空間23を仕切り形成する(図1(a)(b)参照)。
ついで、面材10の短手方向の両側端部11に、面材10、10間に枠材30を配設固定する(図1(b)参照)。なお、中空連通空間23は面材10の長手方向の一方の端部から他の端部へ連通するものでもよいし、中途に横枠材(不図示)を配設し、分離された芯材を取り付けて、連通が中途で途切れるようななったものでもよい。
このようにして製されたパネル材1は、引戸や折れ戸、開き戸等の建具、間仕切り、キッチンパネル等の内装材や、収納家具に用いられる前板、天板、側板、底板、背板等の家具材等に使用される。
ここで、面材10としては、無垢の木材を平板状に加工したものや、集成材の合板、LVL(単板積層材)、パーティクルボード、MDF等の木質繊維板を平板状に加工した木質系材料が用いられる。
枠材30としては、無垢の木材を角柱状に加工したものや、集成材や合板、LVL(単板積層材)、パーティクルボード、MDF等の木質繊維板を角柱状に加工した木質系材料が用いられる。
また芯材20としては、紙材(例えば樹脂含浸紙)を曲げ加工したものや合成樹脂材の押出成形品、金属材料を曲げ加工したものが使用される。特に、ペーパーコアとして従来用いられている紙材は長手方向に強度を発揮できるため、好適に使用できる。
このような芯材20は、図1(a)に示したように、面材10の長手方向Lに沿って形成された凹条25、凸条26が、面材10の短手方向に交互に連続形成されてなる成形品(連成体20A)である。つまり、この芯材20は、凹条25の下片および凸条26の上片が各面材10と接合するための接合部22をなし、上片と下片との間の起立片が面材10を接合させたときにできる中空連通空間23同士の仕切壁21をなす構成となっている。
また、このような芯材20は、両面材10、10と接合する前後のいずれにおいても、折り畳みおよび展開が自在となっている。つまり、仕切壁21と下片(接合部22)のなす角度θ1(図1(c)参照)および仕切壁21と上片(接合部22)のなす角度θ2(図1(d)参照)は、力を加えることで変動する。
特に、芯材20と両面材10、10とを接合した状態では、図3の各図に示したように、一方の面材10を短手方向にずらせば、芯材20全体が扁平状態に変動する。すなわち、そのように力を加えると、芯材20は、角度θ1+θ2=略180°を保ちながら、つまり全ての仕切壁21が相互に平行な関係を維持しながら同一方向に傾斜する。
そして、面材10の短手方向の両側端部11に枠材30を面材10、10間に挟まれるように配設することで角度θ1、θ2が変動しない、全体が変形しない固定状態となってパネル材1の厚さが確定する(図1(b)および図2(b)参照)。なお図3の各図では、一方の枠材の図示を省略している。
このように、この製造方法は枠材30を装着させたのちに厚さを確定できる構成であるため、パネル材1を種々の厚さに成形できる。例えば、図3の各図に示したように、厚さT1、T2、T3の異なる枠材30を用いれば、角度θ1、θ2をそれに応じて変えることができ、厚さの異なる3種のパネル材1を製造することができる。
このような製造方法によれば、面材10、10間に芯材20を取り付けたのちに、両側端部11、11に枠材30を配設固定するだけで、厚さの確定したパネル材1が形成できる。しかも、この製造方法によれば、共通の材料(面材10と芯材20)により、種々の厚さ寸法のパネル材1を形成することができる。
ところで、表裏面方向に連通する中空空間を有した従来のパネル材(特許文献1参照)は、上述したように全体的な強度については考慮されているものの、パネル材の長手方向の反りを効果的に防止できる構造とはなっていない。より具体的には、従来の構造では、面材はおもに枠材に接合されているため、その接合が面材の反りを食い止めるには不十分となるおそれがある。
これに対して、本実施形態の製造方法により製されたパネル材1は、面材10は芯材20にも接合され、特に長手方向に長く接合面積が大きくなるように接合されているため、面材10の反りを効果的に防止することができる。
また、芯材20は、面材10の長手方向に沿った長尺の凹条25および凸条26を有し、枠材30により仕切壁23の傾斜角度が固定されて凹条25および凸条26がリブとして作用するため、パネル材1全体の強度も担保することができる。
ついで、この製造方法における芯材接合工程の具体例について、図4を参照しながら説明する。
この接合工程は、図4(a)に示すように、芯材20を接着剤で面材10に貼り付けて折り畳んだ状態にして、それを複数組、積み重ねて、上下方向(白抜き矢印方向)より熱プレス機でプレスするものである。
芯材20が折り畳み展開が自在であるため、このように複数組、積み重ねた状態で接合工程を実施することができる。このような接合工程によって製された中間部材は、折り畳まれた状態のまま保管および運搬できる。そのため、枠材嵌合工程を実施するまでの中間部材の取り扱いについて、省スペース化、効率化が図れる。
以上の製造方法に用いられる芯材20は、仕切壁21と接合部22とが交互に連続する連成体20Aで構成されているため、それにより芯材20の取り扱いがしやすくなっているが、連成体でなくてもよく、分離形成されたものでもよい。
例えば、芯材20を構成する複数の分割芯材20Bのそれぞれは、図5(a)〜(d)に示したように、断面Z字状体、一方の側方が開口した凹条体、角筒体、断面I字状体でもよい。この種の分割芯材20Bは、1または2つの仕切壁21と、上下2つの接合部22とを有した構成となっている。このような分割芯材20Bによれば、中空連通空間23の幅寸法が小さくなるように分割芯材20Bを数多く配すれば、接合部22による接合面積を大きくでき、強固な反り防止が図れる。
また連成体20Aとしては、図5(e)に示したように、断面梯子状の芯材20でもよい。これらの形状の芯材20によっても、面材10を取り付けたときには面材10、10間には複数の中空連通空間23が形成され、芯材20は折り畳み展開自在となる。この芯材20によれば、接合部22の面積が大きいため面材10を強く接合できる。
図5には、分割芯材20Bとして接合部22を面で構成したものを例示したが、接合部が線(仕切壁21の上下端部)で構成され、かつ折り畳み展開が自在となったものであれば、そのような分割芯材を用いてもよい。
1 フラッシュ構造パネル材(パネル材)
10 面材
11 側端部
20 芯材
21 仕切壁
22 接合部
23 中空連通空間
20A 連成体
20B 分割芯材
25 凹条
26 凸条
30 枠材

Claims (4)

  1. 面材間に中空空間を形成してなるフラッシュ構造パネル材の製造方法であって、
    前記面材間に、両面材に対して芯材を折り畳み展開自在に取り付けて、面材の長手方向に沿った複数の中空連通空間を仕切り形成してから、前記面材の短手方向の両側端部に枠材を配設して面材間を固定することを特徴とする、フラッシュ構造パネル材の製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記芯材は、相互に平行に立設した複数の仕切壁を備えていることを特徴とする、フラッシュ構造パネル材の製造方法。
  3. 請求項2において、
    前記仕切壁の上下端部側の各々には、面材と接合するための接合部が形成されていることを特徴とする、フラッシュ構造パネル材の製造方法。
  4. 請求項3において、
    前記芯材は、前記仕切壁と前記接合部とが交互に連続する連成体よりなることを特徴とする、フラッシュ構造パネル材の製造方法。
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KR101599508B1 (ko) * 2014-10-06 2016-03-15 한국철도기술연구원 프리즈매틱 코어 금속을 적용한 도시철도차량 전동차 출입문

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