JP2013034761A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り演出映像の見易さを高めること。
【解決手段】遊技球が始動口に入球したことで大当りと判定された場合には大当り遊技中に大当り演出映像が表示され、大当り演出映像の前方に大当り情報(おめでとうございます)が重ねて表示される。この大当り演出映像は4人の女の子が並ぶものであり、遊技者が大当り情報を視覚的に邪魔だと感じる場合には操作子を操作することで大当り情報が消去されるので、大当り演出映像の4人の女の子を見易くなる。
【選択図】図22

Description

本発明は大当り遊技中に大当り演出映像が表示される表示器を備えたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定し、大当りと判定した場合に大当り遊技を行う構成のものがある。この大当り遊技は特別入球口を開放状態とすることで遊技球が特別入球口に入球することを許容するものであり、大当り遊技中には表示器に大当り演出映像が表示されることで大当り遊技の視覚的な華やかさが高められる。
特開2001−224793号公報
特許文献1には大当り遊技中に大当り画像を表示することが記載されている。この大当り画像は大当りと判定されたことを遊技者に報知する大当りの文字および特別入球口に対する遊技球の入球個数を遊技者に報知する数字等を称するものであり、大当り演出映像の前方に重ねて表示される。このため、遊技者の目線では大当り画像が邪魔になり、大当り演出映像を見難くなることがある。
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の説明
請求項1記載のパチンコ遊技機は次の[1]始動口〜[6]大当り演出手段を備えたものである。
[1]始動口は遊技盤に設けられたものである。この始動口は遊技球が入球可能なものであり、遊技球が入球した場合に大当りであるか否かが判定される。図2の符号23は始動口に相当する。
[2]特別入球口は遊技盤に設けられたものである。この特別入球口は遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものであり、大当りと判定された場合に開放状態にされる。図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
[3]大当り遊技手段は大当りと判定された場合に特別入球口を開放状態とする大当り遊技を行うものであり、図4のステップS4は大当り遊技手段に相当する。
[4]表示器は大当り遊技中に大当り演出映像が表示されるものである。図2の装飾図柄表示器34は表示器に相当し、図20の(b)〜(g)の6つのそれぞれは大当り演出映像に相当する。
[5]操作子は遊技者が操作することが可能なものであり、図1の決定ボタン76は操作子に相当する。
[6]大当り演出手段は大当り遊技中に大当り演出映像を表示器に表示するものである。この大当り演出手段は大当り演出映像の前方に予め決められた大当り画像を重ねて表示するものであり、操作子が操作された場合に大当り演出映像の前方から大当り画像を消去する。図18のステップS205および図18のステップS206は大当り演出手段に相当し、図22の大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれは大当り画像に相当する。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機の説明
請求項2記載のパチンコ遊技機は次の[11]大当り判定手段〜[14]消去設定手段を備えたものであり、高確率モードのオン状態で大当りと判定された場合には大当り画像の消去が設定されていない場合に大当り演出映像の前方に大当り画像が表示され、大当り画像の消去が設定されている場合に大当り演出映像の前方に大当り画像が表示されない。この請求項2記載のパチンコ遊技機は実施例2にサポートされている。
[11]大当り判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定するものであり、高確率モードのオン状態ではオフ状態に比べて高い確率で大当りと判定する。図5のステップS16は大当り判定手段に相当し、確率変動モードは高確率モードに相当する。
[12]モード判定手段は大当りと判定された場合に高確率モードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかを判定するものであり、図5のステップS19はモード判定手段に相当する。
[13]モード設定手段は高確率モードをオン状態に設定すると判定された場合に高確率モードをオン状態に設定し、高確率モードをオフ状態に設定すると判定された場合に高確率モードをオフ状態に設定するものである。図7のステップS51および図8のステップS87はモード設定手段に相当する。
[14]消去設定手段は高確率モードのオフ状態で大当りと判定された場合に操作子が操作されることで大当り演出映像の前方から大当り画像を消去すると設定するものである。図29のステップS313とステップS316とステップS319のそれぞれは消去設定手段に相当する。
1.請求項1記載のパチンコ遊技機について
遊技球が始動口に入球したことで大当りと判定された場合には大当り遊技中に大当り演出映像が表示される。この大当り演出映像は前方に大当り画像が重ねて表示されるものであり、遊技者が大当り画像を視覚的に邪魔だと感じる場合には操作子を操作することで大当り演出映像の前方から大当り画像が消去される。このため、遊技者が大当り演出映像を見易くなる。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機について
高確率モードのオフ状態で大当りと判定された場合には高確率モードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかが判定され、高確率モードをオン状態に設定すると判定された場合には高確率モードがオン状態に設定される。この場合には遊技者が操作子を操作することで大当り演出映像の前方から大当り画像を消去すると設定することができ、遊技者が大当り演出映像の前方から大当り画像を消去すると設定した場合には高確率モードのオン状態で大当りと判定された場合に大当り演出映像の前方に大当り画像が表示されない。この高確率モードがオン状態に設定されている高確率モードの継続期間内には一人の遊技者が遊技を継続していることが多く、一人の遊技者が大当り遊技毎に操作子を操作することで大当り画像を消去する手間がなくなる。
実施例1を示す図(パチンコ遊技機の外観を斜め前方から示す図) 遊技盤の外観を前方から示す図 電気的な構成を示す図 メイン制御回路のタイマ割込み処理を示すフローチャート メイン制御回路の大当り判定処理を示すフローチャート メイン制御回路の特別図柄遊技処理を示すフローチャート メイン制御回路の大当り遊技開始処理を示すフローチャート メイン制御回路の大当り遊技処理を示すフローチャート 演出制御回路のメイン処理を示すフローチャート 演出制御回路のタイマ割込み処理を示すフローチャート 演出制御回路の装飾図柄遊技処理を示すフローチャート 演出制御回路の変動開始コマンド処理を示すフローチャート 演出制御回路の大当り遊技演出処理を示すフローチャート 演出制御回路のビデオコマンドテーブルを示す図 演出制御回路のデモ待ち処理を示すフローチャート 装飾図柄遊技の映像を示す図 デモンストレーションの映像を示す図 表示制御回路の大当り演出処理を示すフローチャート 表示制御回路の大当り遊技演出用のビデオデータの一覧を示す図 大当り遊技演出の背景映像を示す図 表示制御回路の初期情報表示処理を示すフローチャート 大当り遊技演出の背景映像を情報が重ねられた状態で示す図 表示制御回路の情報消去処理を示すフローチャート 大当り遊技演出の背景映像を情報が消去された状態で示す図 表示制御回路のラウンド情報コマンド処理を示すフローチャート 表示制御回路の入賞数情報コマンド処理を示すフローチャート 実施例2を示す図(図18相当図) 図21相当図 図23相当図 表示制御回路の継続消去処理を示すフローチャート 実施例3を示す図(図28相当図) 表示制御回路の継続消去確認処理を示すフローチャート 大当り遊技演出の映像を示す図
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には外枠1の前方に位置して内枠2が装着されている。この内枠2には横長な長方形状の上皿板3が装着されており、上皿板3には上皿4が固定されている。この上皿4は賞品として払出される遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。内枠2には上皿板3の下方に位置して横長な長方形状の下皿板5が装着されており、下皿板5には下皿6が固定されている。この下皿6は上皿4内から溢れた遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
下皿板5の右端部には、図1に示すように、ハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が装着されている。この発射ハンドル8は遊技者が前方から手指で操作するものであり、前後方向へ指向する軸を中心に回転可能にされている。内枠2には上皿4の後方に位置して発射ソレノイドが固定されており、発射ソレノイドの出力軸には打球槌9が連結されている。この発射ソレノイドは打球槌9の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が予め決められた発射停止位置から時計回り方向へ回転操作された状態では発射ソレノイドに駆動電源が与えられ、打球槌9が駆動することで上皿4内の遊技球を上皿4内から弾き出す。
内枠2には、図1に示すように、上皿板3の上方に位置して前枠10が装着されている。この前枠10は内枠2の前方に配置されたものであり、前枠10には透明な円形状のガラス窓11が固定されている。この前枠10には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置して網状のスピーカカバー12が固定され、両スピーカカバー12のそれぞれの後方に位置してスピーカ13が固定されており、両スピーカ13のそれぞれが再生した効果音は前方のスピーカカバー12を通して放出される。前枠10には両スピーカカバー12のそれぞれの下方に位置して複数のランプカバー14が固定され、複数のランプカバー14のそれぞれの後方に位置して複数の電飾LED15(図3参照)が固定されており、複数のランプカバー14のそれぞれは後方の電飾LED15が点灯することで照明される。
内枠2には、図2に示すように、垂直な板状の遊技盤16が固定されている。この遊技盤16は前枠10の後方に配置されたものであり、前枠10のガラス窓11は遊技盤16を前方から視覚的に認識可能に覆っている。この遊技盤16には外レール17と内レール18と球止めゴム19が固定されている。これら外レール17〜球止めゴム19のそれぞれは遊技盤16の前方に配置されたものであり、外レール17および内レール18のそれぞれは円弧状の金属板から構成され、球止めゴム19は外レール17および内レール18相互間の隙間を塞ぐゴムから構成されている。
遊技盤16には、図2に示すように、発射通路20および遊技領域21が形成されている。発射通路20は外レール17および内レール18相互間に位置する円弧状の隙間を称するものであり、遊技領域21は外レール17と内レール18と球止めゴム19で囲まれた領域のうち発射通路20を除く残りの円形状の領域を称するものであり、打球槌9が弾いた遊技球は発射通路20を通して遊技領域21内に放出される。この遊技領域21内には複数の障害釘22が固定されており、発射通路20から遊技領域21内に放出された遊技球は障害釘22に当りながら遊技領域21内を落下する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して始動口23が固定されている。この始動口23は遊技球が上面から入賞することが可能なポケット状をなすものであり、始動口23内には始動口センサ24(図3参照)が固定されている。この始動口センサ24は近接スイッチからなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には始動口センサ24が遊技球を検出することで始動信号を出力する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して特別入賞口25が固定されている。この特別入賞口25は遊技球が前面から入賞することが可能な横長な箱状をなすものであり、特別入賞口25内には特別入賞口センサ26(図3参照)が固定されている。この特別入賞口センサ26は近接スイッチからなるものであり、遊技球が特別入賞口25内に入賞した場合には特別入賞口センサ26が遊技球を検出することで特別入賞信号を出力する。
特別入賞口25には、図2に示すように、扉27が左右方向へ指向する軸28を中心に回転可能に装着されている。この扉27は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)の出力軸に連結されており、特別入賞口ソレノイド29の電気的なオフ状態では扉27が垂直な閉鎖状態となることで特別入賞口25の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉27は特別入賞口ソレノイド29の電気的なオン状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉27の開放状態では遊技球が扉27に乗って特別入賞口25内に入賞可能になる。
遊技盤16の後方には、図2に示すように、賞球払出し装置30が固定されている。この賞球払出し装置30はパルスモータからなる払出モータ31(図3参照)を有するものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合および特別入賞口25内に入賞した場合のそれぞれには払出モータ31の回転軸が回転操作されることで上皿4内に単位個数の遊技球が賞品として払出される。
遊技領域22内には、図2に示すように、表示台板32が固定されており、表示台板32には特別図柄表示器33が固定されている。この特別図柄表示器33はLED表示器からなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には賞球払出装置30から単位個数の遊技球が上皿4内に払出され、特別図柄表示器33に特別図柄として外れ図柄(1)と通常大当り図柄(2)と確変大当り図柄(3)のいずれかが表示される。
特別図柄表示器33に通常大当り図柄および確変大当り図柄のいずれかが表示された場合には大当りラウンドが開始される。この大当りラウンドは特別入賞口25を開放状態とするものであり、特別入賞口25内に限度個数(8個)の遊技球が入賞した場合または特別入賞口25の開放時間が限度時間(30×1000msec)に到達した場合には特別入賞口25が閉鎖状態となることで大当りラウンドが終了する。この大当りラウンドは一定回数(5回)だけ繰返されるものであり、一定回数の大当りラウンドの繰返しを大当り遊技と称する。
表示台板32には、図2に示すように、装飾図柄表示器34が固定されている。この装飾図柄表示器34は特別図柄表示器33に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器からなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には装飾図柄表示器34に装飾図柄遊技の映像が表示開始される。この装飾図柄遊技の映像は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、装飾図柄遊技の映像の表示中には両スピーカ13のそれぞれから効果音が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが発光する。
左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの変動表示は図柄要素をその種類を変化させながら表示するものであり、3列の図柄要素のそれぞれの変化は(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(1)・・・の循環的な一定順序に設定されている。これら左列の図柄要素〜右列の図柄要素の全てが変動停止した状態の組合せには大当りの組合せおよび外れの組合せが設定されている。外れの組合せは3列の図柄要素が相互に同一でない組合せであり、大当りの組合せは3列の図柄要素が相互に同一な組合せであり、大当りの組合せには3列の図柄要素が奇数で相互に同一な確変大当りの組合せおよび3列の図柄要素が偶数で相互に同一な通常大当りの組合せの2種類が設定されている。
装飾図柄表示器34には大当り遊技演出の映像が表示される。この大当り遊技演出の映像は大当り遊技が開始されてから終了するまでの大当り遊技中に表示されるものであり、大当り遊技演出の映像の表示中には両スピーカ13のそれぞれから効果音が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが発光する。この大当り遊技演出の映像は背景映像の前方に大当り情報とラウンド情報と入賞数情報と確変継続情報を表示するものである。大当り情報は装飾図柄が確変大当りの組合せおよび通常大当りの組合せのいずれとなったかを遊技者に文字で報知するものであり、大当り情報には(おめでとう!!確変です)(残念!?非確変)の2種類が設定されている。ラウンド情報は今回の大当り遊技での大当りラウンドの残り回数を遊技者に文字で報知するものであり、ラウンド情報には(残り5ラウンド)(残り4ラウンド)(残り3ラウンド)(残り2ラウンド)(残り1ラウンド)の5種類が設定されている。
入賞数情報は今回の大当りラウンドで遊技球が特別入賞口25に入賞することが可能な残り個数を遊技者に文字で報知するものであり、入賞数情報には(残り8個)(残り7個)(残り6個)(残り5個)(残り4個)(残り3個)(残り2個)(残り1個)の8種類が設定されている。確変継続情報は確率変動モードの継続回数を遊技者に文字で報知するものであり、確変継続情報には(1回目)(2回目)(3回目)(4回目)(5回目)の5種類が設定されている。この確率変動モードは特別図柄表示器33に確変大当り図柄が表示された場合にオン状態に設定され、通常大当り図柄が表示された場合にオフ状態に設定されるものであり、確率変動モードのオン状態では遊技球が始動口23内に入賞した場合に特別柄図柄表示器33に通常大当り図柄(2)および確変大当り図柄(3)のいずれかが一定の高確率で表示され、確率変動モードのオフ状態では一定の通常確率で表示される。
図3のメイン制御回路40は特別図柄表示器33の表示内容および大当り遊技の遊技内容を制御するものであり、CPU41とROM42とRAM43を有している。このメイン制御回路40のROM42には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU41はRAM43をワークエリアとしてROM42の制御プログラムおよびROM42の制御データに基づいて処理動作を行う。
図3の入力回路44は始動口センサ24からの始動信号および特別入賞口センサ26からの特別入賞信号のそれぞれをメイン制御回路40に出力するものであり、メイン制御回路40は入力回路44を通して始動信号を検出した場合に制御コマンドおよび賞球コマンドを設定し、特別入賞信号を検出した場合に賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路45は特別入賞口ソレノイド29を通断電するものであり、メイン制御回路40はソレノイド回路45を電気的に制御することで特別入賞口25の扉27を開閉操作する。LED回路46は特別図柄表示器33の複数のLEDのそれぞれを通断電するものであり、メイン制御回路40はLED回路46を電気的に制御することで特別図柄表示器33の表示内容を制御する。
図3の払出制御回路50は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路50のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を行う。この払出制御回路50はメイン制御回路40から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出した場合に駆動信号を出力する。モータ回路51は払出制御回路50から駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ31を駆動することで上皿4内に単位個数の賞品球を払出す。
図3の演出制御回路60は装飾図柄遊技の映像の演出内容および大当り遊技演出の映像の演出内容を制御するものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。この演出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU61はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよびROM62の制御データに基づいて処理動作を行う。この演出制御回路60はメイン制御回路40から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、制御コマンドの送信結果を検出した場合に演出コマンドを設定する。
図3の表示制御回路70は装飾図柄表示器34の表示内容を制御するものであり、表示制御回路70には演出制御回路60から演出コマンドの設定結果が送信される。この表示制御回路70は演出コマンドの設定結果を受信した場合に装飾図柄表示器34に演出コマンドの受信結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは装飾図柄遊技の映像を表示するための画像データと装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の大当り情報とラウンド情報と入賞数情報と確変継続情報のそれぞれを表示するための画像データが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、装飾図柄表示器34にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図3の左スイッチ71は自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、図1に示すように、左ボタン72を有している。この左ボタン72は有色透明な中空状をなすものであり、上皿4に装着されている。この左ボタン72は遊技者が前方から操作することが可能なものであり、左スイッチ71は左ボタン72に操作力が作用することで電気的なオン状態となる。この左スイッチ71は左ボタン72に対する操作力が消滅することで電気的なオフ状態に自己復帰するものであり、表示制御回路70は左スイッチ71の電気的な状態に応じて左ボタン72の操作状態を判断する。
図3の右スイッチ73は自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、図1に示すように、右ボタン74を有している。この右ボタン74は有色透明な中空状をなすものであり、上皿4に左ボタン72の右側に位置して装着されている。この右ボタン74は遊技者が前方から操作することが可能なものであり、右スイッチ73は右ボタン74に操作力が作用することで電気的なオン状態となる。この右スイッチ73は右ボタン74に対する操作力が消滅することで電気的なオフ状態に自己復帰するものであり、表示制御回路70は右スイッチ73の電気的な状態に応じて右ボタン74の操作状態を判断する。
図3の決定スイッチ75は自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、図1に示すように、決定ボタン76を有している。この決定ボタン76は有色透明な中空状をなすものであり、上皿4に左ボタン72および右ボタン74のそれぞれの上側に位置して装着されている。この決定ボタン76は遊技者が前方から操作することが可能なものであり、決定スイッチ75は決定ボタン76に操作力が作用することで電気的なオン状態となる。この決定スイッチ75は決定ボタン76に対する操作力が消滅することで電気的なオフ状態に自己復帰するものであり、表示制御回路70は決定スイッチ75の電気的な状態に応じて決定ボタン76の操作状態を判断する。
図3の左LED77は左ボタン72内に収納されたものである。この左LED77は電気的なオン状態となることで左ボタン72を内部から照明された点灯状態とするものであり、電気的なオフ状態となることで左ボタン72を消灯状態とする。右LED78は右ボタン74内に収納されたものである。この右LED78は電気的なオン状態となることで右ボタン74を点灯状態とするものであり、電気的なオフ状態となることで右ボタン74を消灯状態とする。決定LED79は決定ボタン76内に収納されたものである。この決定LED79は電気的なオン状態となることで決定ボタン76を点灯状態とするものであり、電気的なオフ状態となることで決定ボタン76を消灯状態とする。これら左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれは表示制御回路70が電気的に制御するものであり、表示制御回路70は左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれを電気的に制御することで左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを点灯状態および消灯状態相互間で操作する。
図3の音制御回路80は両スピーカ13のそれぞれの出力内容を制御するものであり、音制御回路80には演出制御回路60から演出コマンドの設定結果が送信される。この音制御回路80は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた音信号を設定するものであり、両スピーカ13のそれぞれを音信号の設定結果に応じて電気的に操作することで両スピーカ13のそれぞれから演出コマンドの受信結果に応じた効果音を出力する。
図3の電飾制御回路90は複数の電飾LED15のそれぞれの発光内容を制御するものであり、電飾制御回路90には演出制御回路60から演出コマンドの設定結果が送信される。この電飾制御回路90は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた電飾信号を設定するものであり、複数の電飾LED15のそれぞれを電飾信号の設定結果に応じて電気的に操作することで演出コマンドに応じて発光させる。
[1]メイン制御回路40の処理内容
[1−1]タイマ割込み処理
図4はメイン制御回路40のCPU41が実行するタイマ割込み処理である。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する4msec毎に起動するものであり、CPU41はタイマ割込み処理が起動した場合にはステップS1のカウンタ更新処理へ移行し、ステップS1のカウンタ更新処理を終えた場合にはステップS2の大当り判定処理とステップS3の特別図柄遊技処理とステップS4の大当り遊技処理のいずれかへ移行する。これらステップS2の大当り判定処理〜ステップS4の大当り遊技処理はRAM43のプロセスフラグの値の設定結果に応じて択一的に行われるものであり、RAM43のプロセスフラグの値は電源が投入されることで(0)に初期設定される。
[1−2]カウンタ更新処理
図4のステップS1のカウンタ更新処理はRAM43のカウンタMC1の値およびカウンタMC2の値のそれぞれを一定値(1)だけ更新するものである。カウンタMC1の値は大当りであるか否かを判定するためのものであり、電源が投入されることで下限値(0)に初期設定され、ステップS1で下限値(0)から上限値(100)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタMC2の値は大当りと判定された場合に通常大当り図柄および確変大当り図柄のうちから1つを選択するためのものであり、電源が投入されることで下限値(0)に初期設定され、ステップS1で下限値(0)から上限値(10)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[1−3]大当り判定処理
図5はステップS2の大当り判定処理である。この大当り判定処理はプロセスフラグの値が(0)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS11で入力回路44からの始動信号が有るか否かを判断する。ここで入力回路44からの始動信号がないと判断した場合には大当り判定処理を終え、入力回路44からの始動信号が有ると判断した場合にはステップS12でRAM43からカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値の更新結果を検出する。
CPU41はステップS12でカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値の更新結果を検出すると、ステップS13でRAM43の確変フラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。この確変フラグは電源が投入されることでオフ状態に初期設定されるものであり、CPU41はステップS13で確変フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS14でROM42から大当り値として(7)を検出し、確変フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS15でROM42から大当り値として(0)〜(9)の10を検出する。
CPU41はステップS14またはステップS15で大当り値を検出すると、ステップS16でカウンタMC1の値の検出結果を大当り値の選択結果と比較する。ここでカウンタMC1の値の検出結果が大当り値の選択結果のいずれでもないと判断した場合にはステップS24へ移行し、RAM43の大当りフラグをオフ状態に設定する。この大当りフラグは電源が投入されることでオフ状態に初期設定されるものであり、CPU41はステップS24で大当りフラグをオフ状態に設定した場合にはステップS25でRAM43のカウンタMN2の値に外れ図柄(1)を設定する。
CPU41はステップS16でカウンタMC1の値の検出結果が大当り値の選択結果のいずれかであると判断すると、ステップS17で大当りフラグをオン状態に設定する。即ち、確変フラグのオフ状態は確率変動モードのオフ状態に相当するものであり、確変フラグのオフ状態では大当りと(1/101)の通常確率で判定される。確変フラグのオン状態は確率変動モードのオン状態に相当するものであり、確変フラグのオン状態では大当りと(10/101)の高確率で判定される。
CPU41はステップS17で大当りフラグをオン状態に設定すると、ステップS18でRAM43のカウンタMN1の値がリミット回数(5)に比べて小さいか否かを判断する。カウンタMN1の値は確率変動モードの継続回数を計測するものであり、電源が投入されることで(0)に初期設定される。リミット回数はROM42に予め記録されたものであり、確率変動モードの継続回数の上限値に相当する。
CPU41はステップS18でカウンタMN1の値がリミット回数に比べて小さいと判断すると、ステップS19でカウンタMC2の値の検出結果を確変判定値(0)〜(5)の6つのそれぞれと比較する。これら6つの確変判定値のそれぞれはROM42に予め記録されたものであり、CPU41はステップS19でカウンタMC2の値の検出結果が6つの確変判定値のいずれかであると判断した場合にはステップS20でカウンタMN2の値に確変大当り図柄(3)を設定し、ステップS21でカウンタMN1の値に単位値(1)を加算する。
CPU41はステップS18でカウンタMN1の値がリミット回数であると判断した場合およびステップS19でカウンタMC2の値の検出結果が6つの確変判定値のいずれでもないと判断した場合のそれぞれにはステップS22でカウンタMN2の値に通常大当り図柄(2)を設定し、ステップS23でカウンタMN1の値を(0)にリセットする。即ち、特別図柄は確率変動モードの継続回数MN1がリミット回数に到達していない場合に(6/11)の確率で確変大当り図柄に設定され、(5/11)の確率で通常大当り図柄に設定されるものであり、確率変動モードの継続回数MN1がリミット回数に到達している場合には強制的に通常大当り図柄に設定される。
CPU41はステップS21とステップS23とステップS25のそれぞれを終えると、ステップS26で図柄コマンドを設定する。この図柄コマンドはカウンタMN2の値の設定結果が(1)である場合に図柄コマンド1に設定され、カウンタMN2の値の設定結果が(2)である場合に図柄コマンド2に設定され、カウンタMN2の値の設定結果が(3)である場合に図柄コマンド3に設定されるものであり、CPU41はステップS26で図柄コマンドを設定した場合にはステップS27で演出制御回路60に図柄コマンドの設定結果を送信する。
CPU41はステップS27で演出制御回路60に図柄コマンドの設定結果を送信すると、ステップS28で演出制御回路60に変動開始コマンドを送信する。そして、ステップS29でRAM43のタイマMTの値にROM42に予め記録された変動表示時間(10×1000msec)を設定し、ステップS30でプロセスフラグの値に(1)を設定する。
[1−4]特別図柄遊技処理
図6はステップS3の特別図柄遊技処理である。この特別図柄遊技処理はプロセスフラグの値が(1)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS31でタイマMTの値から一定値(4msec)を減算し、ステップS32でタイマMTの値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマMTの値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合には特別図柄遊技処理を終える。
CPU41はステップS32でタイマMTの値の減算結果が限度値に到達していると判断すると、ステップS33の特別図柄表示処理へ移行する。ここで特別図柄表示器33にカウンタMN2の値の設定結果を表示し、ステップS34で演出制御回路60に変動停止コマンドを送信する。即ち、外れと判定された場合には特別図柄表示器33に外れ図柄(1)が表示され、大当りと判定されたことで通常大当り図柄が設定された場合には通常大当り図柄(2)が表示され、大当りと判定されたことで確変大当り図柄が設定された場合には確変大当り図柄(3)が表示される。
CPU41はステップS34で変動停止コマンドを送信すると、ステップS35で大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS36でプロセスフラグの値に(0)を設定し、大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS37で大当りフラグをオフ状態に設定する。
CPU41はステップS37で大当りフラグをオフ状態に設定すると、ステップS38の大当り遊技開始処理へ移行する。このステップS38の大当り遊技開始処理を終えた場合にはステップS39で演出制御回路60に大当り遊技開始コマンドを送信し、ステップS40で特別入賞口25を開放状態とすることで1回目の大当りラウンドを開始し、ステップS41でプロセスフラグの値に(2)を設定する。
図7はステップS38の大当り遊技開始処理であり、CPU41はステップS51で確変フラグをオフ状態に設定し、ステップS52でRAM43のカウンタMN3の値にROM42に予め記録された大当りラウンド数(5)を設定する。このカウンタMN3の値は大当りラウンドの残り回数を計測するものであり、CPU41はステップS52でカウンタMN3の値を初期設定した場合にはステップS53でRAM43のカウンタMN4の値にROM42に予め記録された入賞個数(8)を設定する。このカウンタMN4の値は特別入賞口25に入賞可能な遊技球の残り個数を計測するものであり、CPU41はステップS53でカウンタMN4の値を初期設定した場合にはステップS54へ移行する。
CPU41はステップS54へ移行すると、タイマMTの値にROM42に予め記録された開放時間(30×1000)を設定する。このタイマMTの値は特別入賞口25を開放状態としておくことが可能な残り時間を計測するものであり、CPU41はステップS54でタイマMTの値を初期設定した場合にはステップS55で大当り情報コマンドを設定する。この大当り情報コマンドはカウンタMN2の値の設定結果が(2)である場合に大当り情報コマンド2(通常大当り図柄)に設定され、カウンタMN2の値の設定結果が(3)である場合に大当り情報コマンド3(確変大当り図柄)に設定されるものであり、CPU41はステップS55で大当り情報コマンドを設定した場合にはステップS56で大当り情報コマンドの設定結果を演出制御回路60に送信する。
CPU41はステップS56で大当り情報コマンドの設定結果を送信すると、ステップS57でラウンド情報コマンド5を設定し、ステップS58でラウンド情報コマンド5を演出制御回路60に送信する。そして、ステップS59で入賞数情報コマンド8を設定し、ステップS60で演出制御回路60に入賞数情報コマンド8を送信し、ステップS61でカウンタMN2の値の設定結果が(3)であるか否かを判断する。ここでカウンタMN2の値の設定結果が(3)でないと判断した場合には大当り遊技開始処理を終え、カウンタMN2の値の設定結果が(3)であると判断した場合にはステップS62へ移行する。
CPU41はステップS62へ移行すると、確変継続情報コマンドを設定する。この確変情報継続コマンドはカウンタMN1の値の設定結果が(1)である場合に確変情報継続コマンド1に設定され、カウンタMN1の値の設定結果が(2)である場合に確変情報継続コマンド2に設定され、カウンタMN1の値の設定結果が(3)である場合に確変情報継続コマンド3に設定され、カウンタMN1の値の設定結果が(4)である場合に確変情報継続コマンド4に設定され、カウンタMN1の値の設定結果が(5)である場合に確変情報継続コマンド5に設定されるものであり、CPU41はステップS62で確変継続情報コマンドを設定した場合にはステップS63で演出制御回路60に確変継続情報コマンドの設定結果を送信する。
[1−5]大当り遊技処理
図8はステップS4の大当り遊技処理である。この大当り遊技処理はプロセスフラグの値が(2)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS71でタイマMTの値から一定値(4)を減算し、ステップS72で入力回路44からの特別入賞信号があるか否かを判断する。ここで特別入賞信号がないと判断した場合にはステップS76へ移行し、特別入賞信号が有ると判断した場合にはステップS73へ移行する。ここでカウンタMN4の値から一定値(1)を減算し、ステップS74へ移行する。
CPU41はステップS74へ移行すると、入賞数情報コマンドを設定する。この入賞数情報コマンドはカウンタMN4の値の減算結果が(7)である場合に入賞数情報コマンド7に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(6)である場合に入賞数情報コマンド6に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(5)である場合に入賞数情報コマンド5に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(4)である場合に入賞数情報コマンド4に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(3)である場合に入賞数情報コマンド3に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(2)である場合に入賞数情報コマンド2に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(1)である場合に入賞数情報コマンド1に設定され、カウンタMN4の値の減算結果が(0)である場合に入賞数情報コマンド0に設定されるものであり、CPU41はステップS74で入賞数情報コマンドを設定した場合にはステップS75で入賞数情報コマンドの設定結果を演出制御回路60に送信し、ステップS76へ移行する。
CPU41はステップS76へ移行すると、タイマMTの値の減算結果が限度値(0)に到達しているか否かを判断する。ここでタイマMTの値の減算結果が限度値(0)に到達していると判断した場合にはステップS78へ移行し、タイマMTの値の減算結果が限度値(0)に到達していないと判断した場合にはステップS77でカウンタMN4の値が限度値(0)に到達しているか否かを判断する。ここでカウンタMN4の値が限度値(0)に到達していないと判断した場合には大当り遊技処理を終え、カウンタMN4の値が限度値に到達していると判断した場合にはステップS78へ移行する。
CPU41はステップS78へ移行すると、特別入賞口25を閉鎖状態とすることで今回の大当りラウンドを終える。そして、ステップS79でカウンタMN3の値から一定値(1)を減算し、ステップS80へ移行する。即ち、大当りラウンドは遊技球の特別入賞口25に対する入賞個数が8個に到達または特別入賞口25の開放時間が30×1000msecに到達することで終了する。
CPU41はステップS80へ移行すると、ラウンド情報コマンドを設定する。このラウンド情報コマンドはカウンタMN3の値の減算結果が(4)である場合にラウンド情報コマンド4に設定され、カウンタMN3の値の減算結果が(3)である場合にラウンド情報コマンド3に設定され、カウンタMN3の値の減算結果が(2)である場合にラウンド情報コマンド2に設定され、カウンタMN3の値の減算結果が(1)である場合にラウンド情報コマンド1に設定され、カウンタMN3の値の減算結果が(0)である場合にラウンド情報コマンド0に設定されるものであり、CPU41はステップS80でラウンド情報コマンドを設定した場合にはステップS81でラウンド情報コマンドの設定結果を演出制御回路60に送信する。
CPU41はステップS81でラウンド情報コマンドの設定結果を送信すると、ステップS82でカウンタMN3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN3の値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合にはステップS83でカウンタMN4の値に入賞個数(8)を再び設定し、ステップS84でタイマMTの値に開放時間(30×1000)を再び設定し、ステップS85で特別入賞口25を再び開放状態とすることで次回の大当りラウンドを開始する。
CPU41はステップS82でカウンタMN3の値の減算結果が限度値に到達していると判断すると、ステップS86でカウンタMN2の値の設定結果が確変大当り図柄(3)であるか否かを判断する。ここでカウンタMN2の値の設定結果が確変大当り図柄(3)でないと判断した場合にはステップS88でプロセスフラグの値に(0)を設定し、ステップS89で演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信する。
CPU61はステップS86でカウンタMN2の値の設定結果が確変大当り図柄(3)であると判断すると、ステップS87で確変フラグをオン状態に設定する。そして、ステップS88でプロセスフラグの値に(0)を設定し、ステップS89で演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信する。
[2]演出制御回路60の処理内容
[2−1]メイン処理
図9のメイン処理は演出制御回路60のCPU61が実行するものであり、CPU61は電源が投入された場合にはステップS101の電源投入処理でRAM63を初期設定し、ステップS102のカウンタ更新処理を繰返す。このカウンタ更新処理はRAM63のカウンタSC1とカウンタSC2とカウンタSC3のそれぞれの値を一定値(1)だけ更新するものである。カウンタSC1の値はステップS101で下限値(0)に初期設定されるものであり、ステップS102では下限値(0)から上限値(249)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタSC2の値はステップS101で下限値(0)に初期設定されるものであり、ステップS102では下限値(0)から上限値(162)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタSC3の値はステップS101で下限値(0)に初期設定されるものであり、ステップS102では下限値(0)から上限値(72)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[2−2]外部割込み処理
演出制御回路60のCPU61はメイン制御回路40から図柄コマンドと変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドと大当り情報コマンドとラウンド情報コマンドと入賞数情報コマンドと確変継続情報コマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPU61は外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、図柄コマンド〜確変継続情報コマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAM63に記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[2−3]タイマ割込み処理
図10は演出制御回路60のCPU61が実行するタイマ割込み処理であり、CPU61はタイマ割込み処理を起動した場合にはステップS111の装飾図柄遊技処理とステップS112の大当り遊技演出処理とステップS113のデモ待ち処理のそれぞれへ順に移行する。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する10msec毎に起動するものであり、メイン処理はタイマ割込み処理が起動する毎に中断され、タイマ割込み処理が終了する毎に再開される。
[2−4]装飾図柄遊技処理
図11はステップS111の装飾図柄遊技処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS121でRAM63に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS126へ移行し、RAM63に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS122でRAM63のデモ待ちフラグをオフ状態に設定する。このデモ待ちフラグはステップS101の電源投入処理でオン状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS122でデモ待ちフラグをオフ状態に設定した場合にはステップS123の変動開始コマンド処理へ移行する。このステップS123の変動開始コマンド処理を終えた場合にはステップS124でRAM63から変動開始コマンドを消去し、ステップS125で表示制御回路70に装飾図柄遊技用の再生開始コマンドを送信し、ステップS126へ移行する。
CPU61はステップS126へ移行すると、RAM63に変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動停止コマンドが記録されていないと判断した場合には装飾図柄遊技処理を終え、RAM63に変動停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS127へ移行する。ここでRAM63から変動停止コマンドを消去し、ステップS128で表示制御回路70に装飾図柄遊技用の再生停止コマンドを送信し、ステップS129でデモ待ちフラグをオン状態に設定する。
図12はステップS123の変動開始コマンド処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS131でRAM63から図柄コマンドを検出し、ステップS132で図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド3(確変大当り図柄)であるか否かを判断する。ここで図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド3であると判断した場合にはステップS133の大当り図柄設定処理1へ移行し、図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド3でないと判断した場合にはステップS134へ移行する。
CPU61はステップS134へ移行すると、図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド2(通常大当り図柄)であるか否かを判断する。ここで図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド2であると判断した場合にはステップS135の大当り図柄設定処理2へ移行し、図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド2でないと判断した場合にはステップS136の外れ図柄設定処理へ移行する。
大当り図柄設定処理1は装飾図柄を奇数の大当りの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS133でRAM63からカウンタSC1の値の更新結果を検出し、(1)(3)(5)(7)の4つの奇数の図柄要素のうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を奇数の大当りの組合せに設定する。
大当り図柄設定処理2は装飾図柄を偶数の大当りの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS135でRAM63からカウンタSC1の値の更新結果を検出し、(2)(4)(6)(8)の4つの偶数の図柄要素のうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を偶数の大当りの組合せに設定する。
外れ図柄設定処理は装飾図柄を外れの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS136でRAM63からカウンタSC1とSC2とSC3のそれぞれの値の更新結果を検出する。そして、(1)〜(8)の8つの図柄要素のうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。次に(1)〜(8)の8つの図柄要素のうちからカウンタSC2の値の検出結果に応じた1つを選択し、右列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。最後に(1)〜(8)の8つの図柄要素のうち左列の図柄要素の設定結果を除いた7つのうちからカウンタSC3の値の検出結果に応じた1つを選択し、中列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を外れの組合せに設定する。
CPU61はステップS133またはステップS135またはステップS136で装飾図柄の組合せを設定すると、ステップS137で左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを表示制御回路70に送信し、ステップS138でRAM63から図柄コマンドを消去する。
[2−5]大当り遊技演出処理
図13はステップS112の大当り遊技演出処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS141でRAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS156へ移行し、RAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS142へ移行する。
CPU61はステップS142へ移行すると、表示制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS143でRAM63から大当り遊技開始コマンドを消去し、ステップS144でデモ待ちフラグをオフ状態に設定する。次に、ステップS145でRAM63から大当り情報コマンドを検出し、ステップS146で大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド3(確変大当り)であるか否かを判断する。
CPU61はステップS146で大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド3でないと判断すると、ステップS147で表示制御回路70にビデオコマンド00を送信する。そして、ステップS154で表示制御回路70に大当り情報コマンドの検出結果を送信し、ステップS155でRAM63から大当り情報コマンドを消去し、ステップS156へ移行する。
CPU61はステップS146で大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド3であると判断すると、ステップS148でRAM63から確変継続情報コマンドを検出し、ステップS149でROM62からビデオコマンドテーブルを検出する。図14はビデオコマンドテーブルである。このビデオコマンドテーブルはROM62に予め記録されたものであり、確変継続情報コマンド1〜5のそれぞれにビデオコマンドを割付けることで設定されている。
CPU61はステップS149でビデオコマンドテーブルを検出すると、ステップS150でビデオコマンドテーブルから確変継続情報コマンドの検出結果に応じた1つのビデオコマンドを選択し、ステップS151で表示制御回路70にビデコマンドの選択結果を送信する。そして、ステップS152で表示制御回路70に確変継続情報コマンドの検出結果を送信し、ステップS153でRAM63から確変継続情報コマンドを消去する。次に、ステップS154で表示制御回路70に大当り情報コマンドの検出結果を送信し、ステップS155でRAM63から大当り情報コマンドを消去し、ステップS156へ移行する。
CPU61はステップS156へ移行すると、RAM63にラウンド情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63にラウンド情報コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS160へ移行し、RAM63にラウンド情報コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS157でRAM63からラウンド情報コマンドを検出する。そして、ステップS158で表示制御回路70にラウンド情報コマンドの検出結果を送信し、ステップS159でRAM63からラウンド情報コマンドを消去し、ステップS160へ移行する。
CPU61はステップS160へ移行すると、RAM63に入賞数情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に入賞数情報コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS164へ移行し、RAM63に入賞数情報コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS161でRAM63から入賞数情報コマンドを検出する。そして、ステップS162で表示制御回路70に入賞数情報コマンドの検出結果を送信し、ステップS163でRAM63から入賞数情報コマンドを消去し、ステップS164へ移行する。
CPU61はステップS164へ移行すると、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていないと判断した場合には大当り遊技演出処理を終え、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS165で表示制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS166でRAM63から大当り遊技停止コマンドを消去し、ステップS167でデモ待ちフラグをオン状態に設定する。
[2−6]デモ待ち処理
図15はステップS113のデモ待ち処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS171でデモ待ちフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでデモ待ちフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS172でRAM63のタイマSTの値に(0)を設定し、デモ待ち処理を終える。
CPU61はステップS171でデモ待ちフラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS173でタイマSTの値に一定値(10)を加算し、ステップS174でタイマSTの値の加算結果をROM62に予め記録されたデモ開始時間(30×1000)と比較する。ここでタイマSTの値の加算結果がデモ開始時間でないと判断した場合にはデモ待ち処理を終え、タイマSTの値の加算結果がデモ開始時間であると判断した場合にはステップS175へ移行する。ここで表示制御回路70にデモ開始コマンドを送信し、ステップS176でデモ待ちフラグをオフ状態に設定する。
[3]表示制御回路70の処理内容
[3−1]外部割込み処理
表示制御回路70のVDPは演出制御回路60から再生開始コマンドと再生停止コマンドと左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果と大当り遊技開始コマンドとビデオコマンドと確変継続情報コマンドと大当り情報コマンドとラウンド情報コマンドと入賞数情報コマンドと大当り遊技停止コマンドとデモ開始コマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このVDPは外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、再生開始コマンド〜デモ開始コマンドのそれぞれを外部割込み処理でVRAMに記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[3−2]装飾図柄遊技演出処理
表示制御回路70のVDPはVRAMに再生開始コマンドおよび再生停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、VRAMに再生開始コマンドが記録されていると判断した場合にはVROMから装飾図柄遊技用のビデオデータを検出する。この装飾図柄遊技用のビデオデータはVROMに予め記録されたものであり、VDPは装飾図柄遊技用のビデオデータを検出した場合には装飾図柄遊技用のビデオデータを再生開始することで装飾図柄表示器34に装飾図柄遊技の背景映像を表示開始し、装飾図柄遊技の背景映像を表示開始した場合には装飾図柄遊技の背景映像の前方に重ねて左列の図柄要素と中列の図柄要素を右列の図柄要素のそれぞれを変動状態で表示開始する(図16のa参照)。
VDPは左列の図柄要素と中列の図柄要素を右列の図柄要素のそれぞれを変動状態で表示開始すると、左列の図柄要素を変動停止状態とする(図16のb参照)。この左列の図柄要素の停止表示はVRAMの左列の図柄要素の設定結果で行われるものであり、VDPは左列の図柄要素を変動停止状態とした場合には右列の図柄要素をVRAMの右列の図柄要素の設定結果で変動停止状態とし(図16のc参照)、右列の図柄要素を変動停止状態とした場合には中列の図柄要素をVRAMの中列の図柄要素の設定結果で変動停止状態とする(図16のd参照)。この中列の図柄要素の停止表示は変動表示時間が経過する前に行われるものであり、VDPは中列の図柄要素を変動停止状態とした後でVRAMに再生停止コマンドが記録されていると判断し、VRAMに再生停止コマンドが記録されていると判断した場合には装飾図柄遊技用のビデオデータを再生停止する。
[3−3]デモ演出処理
表示制御回路70のVDPはVRAMにデモ開始コマンドが記録されているか否かを判断するものであり、VRAMにデモ開始コマンドが記録されていると判断した場合にはVROMからデモ用のビデオデータを検出する。このデモ用のビデオデータはVROMに予め記録されたものであり、VDPはデモ用のビデオデータを検出した場合にはデモ用のビデオデータを再生開始することで装飾図柄表示器34にデモンストレーションの映像を表示開始する(図17参照)。このデモンストレーションの映像は装飾図柄遊技および大当り遊技がいずれも停止した遊技停止状態であることを遊技者に報知するものであり、装飾図柄遊技または大当り遊技が停止してからデモ開始時間が経過しても装飾図柄遊技および大当り遊技がいずれも始まらない場合に表示開始され、装飾図柄遊技および大当り遊技のいずれかが始まることで表示停止される。
[3−3]大当り演出処理
表示制御回路70のVDPは図18のステップS201でVRAMに大当り遊技開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMに大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS202でVRAMから大当り遊技開始コマンドを消去し、ステップS203でVRAMからビデオコマンドを検出し、ステップS204でVROMからビデオコマンドの検出結果に応じたビデオデータを検出する。このビデオデータはVROMに予め記録されたものであり、VDPはステップS204でビデオデータを検出した場合にはステップS205でビデオデータの検出結果を再生開始する。
図19はVDPがステップS204で検出するビデオデータの一覧である。ビデオデータV00はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド00である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド00は装飾図柄が通常大当りの組合せとなった場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV00が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像00(図20のb参照)が順に表示される。大当り報知映像は無地の背景に(大当り)の文字を重ねたものであり、遊技者に大当りと判定されたことを報知するものである。大当り演出映像00は無地の背景の前方に4人の女の子を左右方向に並べて配置したものである。この大当り演出映像00は大当り遊技の視覚的な華やかさを高めるものであり、4人の女の子のそれぞれがTシャツの服装で表示される。
ビデオデータV01はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド01である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド01は装飾図柄が1回目に確変大当りの組合せとなった確変継続回数(1)の場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV01が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像01(図20のc参照)が順に表示される。この大当り演出映像01はビデオデータV00と同一の4人の女の子をビデオデータV00と同一の位置に表示したものであり、4人の女の子のそれぞれは無地の背景の前方にテニスウェアの服装で表示される。
ビデオデータV02はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド02である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド02は装飾図柄が2回目に確変大当りの組合せとなった確変継続回数(2)の場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV02が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像02(図20のd参照)が順に表示される。この大当り演出映像02はビデオデータV00と同一の4人の女の子をビデオデータV00と同一の位置に表示したものであり、4人の女の子のそれぞれは無地の背景の前方にセーラー服の服装で表示される。
ビデオデータV03はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド03である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド03は装飾図柄が3回目に確変大当りの組合せとなった確変継続回数(3)の場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV03が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像03(図20のe参照)が順に表示される。この大当り演出映像03はビデオデータV00と同一の4人の女の子をビデオデータV00と同一の位置に表示したものであり、4人の女の子のそれぞれは無地の背景の前方に浴衣の服装で表示される。
ビデオデータV04はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド04である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド04は装飾図柄が4回目に確変大当りの組合せとなった確変継続回数(4)の場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV04が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像04(図20のf参照)が順に表示される。この大当り演出映像04はビデオデータV00と同一の4人の女の子をビデオデータV00と同一の位置に表示したものであり、4人の女の子のそれぞれは無地の背景の前方にドレスの服装で表示される。
ビデオデータV05はビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド05である場合に検出されるものであり、ビデオコマンド05は装飾図柄が5回目に確変大当りの組合せとなった確変継続回数(5)の場合に演出制御回路60から表示制御回路70に送信される。このビデオデータV05が再生された場合には装飾図柄表示器34に大当り報知映像(図20のa参照)および大当り演出映像05(図20のg参照)が順に表示される。この大当り演出映像05はビデオデータV00と同一の4人の女の子をビデオデータV00と同一の位置に表示したものであり、4人の女の子のそれぞれは無地の背景の前方に着物の服装で表示される。
VDPはステップS205でビデオデータの検出結果を再生開始すると、ステップS206の初期情報表示処理へ移行する。このステップS206の初期情報表示処理を終えた場合にはステップS207へ移行し、VRAMに大当り遊技停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMに大当り遊技停止コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS208のラウンド情報コマンド処理へ移行し、ステップS208のラウンド情報コマンド処理を終えた場合にはステップS209の入賞数情報コマンド処理へ移行し、ステップS209の入賞数情報コマンド処理を終えた場合にはステップS207に復帰する。
VDPはステップS207でVRAMに大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断すると、ステップS210でVRAMから大当り遊技停止コマンドを消去する。そして、ステップS211でビデオデータを再生停止し、ステップS212でVRAMのラウンド情報消去フラグをオフ状態に設定する。このラウンド情報消去フラグは電源が投入されることでオフ状態に初期設定されるものであり、VDPはステップS212でラウンド情報消去フラグをオフ状態に設定した場合には大当り演出処理を終える。
[3−3−1]初期情報表示処理
図21はステップS206の初期情報表示処理であり、VDPはステップS221でVRAから大当り情報コマンドを検出し、ステップS222で装飾図柄表示器34に大当り情報(おめでとうございます)を表示する。この大当り情報はVROMから画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することで装飾図柄表示器34の表示領域内の一定の大当り情報表示位置に表示されるものである。この大当り情報は装飾図柄表示器34に大当り演出映像00〜05のそれぞれが表示開始された後に表示されるものであり、大当り情報表示位置は大当り情報が4人の女の子のそれぞれに前方から重なる位置に設定されている(図22参照)。
VDPはステップS222で大当り情報を表示すると、ステップS223で大当り情報コマンドの検出結果が確変大当り(3)であるか否かを判断する。ここで大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド(3)でないと判断した場合にはステップS226へ移行し、大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド(3)であると判断した場合にはステップS224へ移行する。ここでVRAMから確変継続情報コマンドを検出し、ステップS225で装飾図柄表示器34に確変継続情報を表示し、ステップS226へ移行する。
確変継続情報はVROMから確変継続情報コマンドの検出結果に応じた画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することで装飾図柄表示器34の表示領域内の一定の確変継続情報表示位置に表示されるものであり(図22参照)、直前の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が通常大当りの組合せとなった場合には表示されない。この確変継続情報表示位置は確変継続情報が左端の女の子に前から重なる位置に設定されており、確変継続情報コマンド1が検出された場合には確変継続情報(確変継続回数1)が表示され、確変継続情報コマンド2が検出された場合には確変継続情報(確変継続回数2)が表示され、確変継続情報コマンド3が検出された場合には確変継続情報(確変継続回数3)が表示され、確変継続情報コマンド4が検出された場合には確変継続情報(確変継続回数4)が表示され、確変継続情報コマンド5が検出された場合には確変継続情報(確変継続回数5)が表示される。
VDPはステップS226へ移行すると、VRAMからラウンド情報コマンド5を検出する。そして、ステップS227でVROMからラウンド情報コマンド5に応じた画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することで装飾図柄表示器34にラウンド情報(残り5ラウンド)を表示し、ステップS228へ移行する。このラウンド情報は装飾図柄表示器34の表示領域内の一定のラウンド情報表示位置に表示されるものであり(図22参照)、ラウンド情報表示位置はラウンド情報が右端の女の子に前から重なる位置に設定されている。
VDPはステップS228へ移行すると、VRAMのタイマLTの値に操作待ち時間(4×1000msec)を設定する。この操作待ち時間はVROMに予め記録されたものであり、大当り遊技が開始されてから1回目の大当りラウンドが終了するまでの最短時間に比べて短く設定されている。この最短時間は(1回目の大当りラウンドで特別入賞口25内に入賞することが可能な遊技球の総数)/(1秒間で特別入賞口25内に入賞することが可能な遊技球の個数)から算出されたものであり、VDPは一定時間(10msec)が経過する毎にタイマ割込み処理を起動し、タイマ割込みを起動する毎にタイマLTの値から一定値(10)を減算することでタイマLTの値を1回目の大当りラウンドが終了する前に限度値(0)に減算する。
VDPはステップS228でタイマLTの値を初期設定すると、ステップS229で左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれをオン状態とすることで左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを点灯状態とする。そして、ステップS230で装飾図柄表示器34にメッセージ(ボタン操作で情報を消去できます!!)を表示する(図22参照)。このメッセージは操作待ち時間に比べて短い一定時間(2×1000msec)が経過することで消去されるものであり、VDPはステップS230でメッセージを表示した場合にはステップS231で装飾図柄表示器34の大当り情報を点滅状態とする。この大当り情報の点滅表示は大当り情報を一定時間(0.4×1000msec)が経過する毎に消去することで行われるものであり、VDPはステップS231で大当り情報を点滅状態とした場合にはステップS232でVRAMのカウンタLNの値に(1)を設定する。
VDPはステップS232でカウンタLNの値を初期設定すると、ステップS233でVRAMに入賞数情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMに入賞数情報コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS237へ移行し、VRAMに入賞数情報コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS234でVRAMから入賞数情報コマンドを検出する。
VDPはステップS234で入賞数情報コマンドを検出すると、ステップS235で入賞数情報を表示する。そして、ステップS236でVRAMから入賞数情報コマンドを消去し、ステップS237へ移行する。この入賞数情報はVROMから入賞数情報コマンドの検出結果に応じた画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することで装飾図柄表示器34の表示領域内の一定の入賞数情報表示位置に表示されるものである(図22参照)。この入賞数情報表示位置は入賞数情報が4人の女の子のいずれにも前方から重ならない位置に設定されたものであり、入賞数情報コマンドの検出結果が入賞数情報コマンド8である場合には入賞数情報として(残り8個)が表示され、入賞数情報コマンド7である場合には(残り7個)が表示され、入賞数情報コマンド6である場合には(残り6個)が表示され、入賞数情報コマンド5である場合には(残り5個)が表示され、入賞数情報コマンド4である場合には(残り4個)が表示され、入賞数情報コマンド3である場合には(残り3個)が表示され、入賞数情報コマンド2である場合には(残り2個)が表示され、入賞数情報コマンド1である場合には(残り1個)が表示され、入賞数情報コマンド0である場合には(おしまい)が表示される。
VDPはステップS237へ移行すると、左スイッチ71がオン状態にあるか否かを判断する。ここで左スイッチ71がオフ状態にあると判断した場合にはステップS239へ移行し、左スイッチ71がオン状態にあると判断した場合にはステップS238のカウンタ減算処理へ移行する。このカウンタ減算処理は大当り情報コマンド(3)が検出されている状態ではカウンタLNの値が(1)である場合にカウンタLNの値を(3)に設定し、カウンタLNの値が(2)(3)のいずれかである場合にカウンタLNの値から一定値(1)を減算するものであり、大当り情報コマンド(2)が検出されている状態ではカウンタLNの値が(1)である場合に(2)に設定され、カウンタLNの値が(2)である場合に(1)に設定される。
VDPはステップS239へ移行すると、右スイッチ73がオン状態にあるか否かを判断する。ここで右スイッチ73がオフ状態にあると判断した場合にはステップS242へ移行し、右スイッチ73がオン状態にあると判断した場合にはステップS240のカウンタ加算処理へ移行する。このカウンタ加算処理は大当り情報コマンド(3)が検出されている状態ではカウンタLNの値が(3)である場合にカウンタLNの値を(1)に設定し、カウンタLNの値が(1)(2)のいずれかである場合にカウンタLNの値に一定値(1)を加算するものであり、大当り情報コマンド(2)が検出されている状態ではカウンタLNの値が(2)である場合に(1)に設定され、カウンタLNの値が(1)である場合に(2)に設定される。
VDPはステップS238のカウンタ減算処理またはステップS240のカウンタ加算処理を終えると、ステップS241の情報点滅処理へ移行する。このステップS241の情報点滅処理はカウンタLNの値の更新結果が(1)である場合に装飾図柄表示器34の大当り情報のみを点滅状態とし、カウンタLNの値の更新結果が(2)である場合にラウンド情報のみを点滅状態とし、カウンタLNの値の更新結果が(3)である場合に確変継続情報のみを点滅状態とするものであり、VDPはステップS241の情報点滅処理を終えた場合にはステップS242へ移行する。
即ち、装飾図柄が直前の装飾図柄遊技の映像で確変大当りの組合せとなった場合には左ボタン72が左ボタン72の点灯状態で操作される毎にカウンタLNの値が(1)(3)(2)(1)(3)・・・の順序で減算されることで(大当り情報)(確変継続情報)(ラウンド情報)(大当り情報)の順序で点滅状態となり、右ボタン74が右ボタン74の点灯状態で操作される毎にカウンタLNの値が(1)(2)(3)(1)・・・の順序で加算されることで(大当り情報)(ラウンド情報)(確変継続情報)(大当り情報)の順序で点滅状態となる。装飾図柄が直前の装飾図柄遊技の映像で通常大当りの組合せとなった場合には左ボタン72が左ボタン72の点灯状態で操作される毎および右ボタン74が右ボタン74の点灯状態で操作される毎のそれぞれにカウンタLNの値が(1)(2)(1)・・・の順序で更新されることで(大当り情報)(ラウンド情報)(大当り情報)の順序で点滅状態となる。
VDPはステップS242へ移行すると、決定スイッチ75がオン状態にあるか否かを判断する。ここで決定スイッチ75がオフ状態にあると判断した場合にはステップS244へ移行し、決定スイッチ75がオン状態にあると判断した場合にはステップS243の情報消去処理へ移行し、ステップS243の情報消去処理を終えた場合にはステップS244へ移行する。
VDPはステップS244へ移行すると、タイマLTの値が(0)に減算されているか否かを判断する。ここでタイマLTの値が(0)に減算されていないと判断した場合にはステップS233に復帰し、タイマLTの値が(0)に減算されていると判断した場合にはステップS245へ移行する。ここで左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれをオフ状態とすることで左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを消灯状態とし、ステップS246でVRAMから大当り情報コマンドと確変継続情報コマンドとラウンド情報コマンドのそれぞれを消去し、初期情報表示処理を終える。
図23はステップS243の情報消去処理であり、VDPはステップS251でカウンタLNの値が(1)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(1)に設定されていないと判断した場合にはステップS253へ移行し、カウンタLNの値が(1)に設定されていると判断した場合にはステップS252で装飾図柄表示器34から大当り情報を消去し、ステップS253へ移行する。即ち、遊技者が左ボタン72〜決定ボタン76のそれぞれの点灯状態で左ボタン72および右ボタン74の一方または双方を操作することで装飾図柄表示器34の大当り情報を点滅状態とし、大当り情報の点滅状態で決定ボタン76を操作した場合には大当り情報が消去される(図24のa参照)。
VDPはステップS253へ移行すると、カウンタLNの値が(2)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(2)に設定されていないと判断した場合にはステップS256へ移行し、カウンタLNの値が(2)に設定されていると判断した場合にはステップS254で装飾図柄表示器34からラウンド情報を消去する。そして、ステップS255でVRAMのラウンド情報消去フラグをオン状態に設定し、ステップS256へ移行する。即ち、遊技者が左ボタン72〜決定ボタン76のそれぞれの点灯状態で左ボタン72および右ボタン74の一方または双方を操作することで装飾図柄表示器34のラウンド情報を点滅状態とし、ラウンド情報の点滅状態で決定ボタン76を操作した場合にはラウンド情報が消去される(図24のb参照)。
VDPはステップS256へ移行すると、カウンタLNの値が(3)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(3)に設定されていないと判断した場合には情報消去処理を終え、カウンタLNの値が(3)に設定されていると判断した場合にはステップS257で装飾図柄表示器34から確変継続情報を消去する。即ち、遊技者が左ボタン72〜決定ボタン76のそれぞれの点灯状態で左ボタン72および右ボタン74の一方または双方を操作することで装飾図柄表示器34の確変継続情報を点滅状態とし、確変継続情報の点滅状態で決定ボタン76を操作した場合には確変継続情報が消去される(図24のc参照)。
[3−3−2]ラウンド情報コマンド処理
図25はステップS208のラウンド情報コマンド処理であり、VDPはステップS271でVRAMにラウンド情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMにラウンド情報コマンドが記録されていないと判断した場合にはラウンド情報コマンド処理を終え、VRAMにラウンド情報コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS272へ移行する。
VDPはステップS272へ移行すると、ラウンド情報消去フラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここでラウンド情報消去フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS273でVRAMからラウンド情報コマンドを検出し、ステップS274で装飾図柄表示器34のラウンド情報表示位置にラウンド情報を表示し、ステップS275でVRAMからラウンド情報コマンドを消去する。このラウンド情報はVROMからラウンド情報コマンドの検出結果に応じた画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することで表示されるものであり、ラウンド情報コマンドの検出結果がラウンド情報コマンド4である場合にはラウンド情報として(残り4ラウンド)が表示され、ラウンド情報コマンド3である場合には(残り3ラウンド)が表示され、ラウンド情報コマンド2である場合には(残り2ラウンド)が表示され、ラウンド情報コマンド1である場合には(残り1ラウンド)が表示され、ラウンド情報コマンド0である場合には(おしまい)が表示される。
VDPはステップS272でラウンド情報消去フラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS275でVRAMからラウンド情報コマンドを消去する。即ち、遊技者が1回目の大当りラウンド中に装飾図柄表示器34の最初のラウンド情報(残り5ラウンド)を消去した場合にはラウンド情報消去フラグがオン状態に設定され、2回目〜最終の5回目のそれぞれの大当りラウンドでラウンド情報が表示されない。
[3−3−3]入賞数情報コマンド処理
図26はステップS209の入賞数情報コマンド処理であり、VDPはステップS281でVRAMに入賞数情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMに入賞数情報コマンドが記録されていないと判断した場合には入賞数情報コマンド処理を終え、VRAMに入賞数情報コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS282でVRAMから入賞数情報コマンドを検出する。
VDPはステップS282で入賞数情報コマンドを検出すると、ステップS283でVROMから入賞数情報コマンドの検出結果に応じた画像データを検出する。そして、画像データの検出結果を再生することで装飾図柄表示器34の表示領域内の入賞数情報表示位置に入賞数情報を表示し、ステップS284でVRAMから入賞数情報コマンドを消去する。即ち、入賞数情報は1回目〜5回目の大当りラウンドのそれぞれで必ず表示されるものであり、遊技者が左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76を操作することで消去することが不能にされている。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
遊技球が始動口23に入賞したことで大当りと判定された場合には大当り遊技中に大当り演出映像00〜05の6つのいずれかがが表示される。これら大当り演出映像00〜05のそれぞれは前方に大当り情報とラウンド情報と確変継続情報と入賞数情報のそれぞれが重ねて表示されるものであり、遊技者が大当り情報を視覚的に邪魔だと感じる場合には大当り情報の点滅状態で決定ボタン76を操作することで大当り情報が消去され、遊技者がラウンド情報を視覚的に邪魔だと感じる場合にはラウンド情報の点滅状態で決定ボタン76を操作することでラウンド情報が消去され、遊技者が確変継続情報を視覚的に邪魔だと感じる場合には確変継続情報の点滅状態で決定ボタン76を操作することで確変継続情報が消去される。このため、遊技者が大当り演出映像の特に4人の女の子の服装を見易くなる。
図27の大当り演出処理は表示制御回路70のVDPが図18の大当り演出処理に換えて実行するものであり、VDPはステップS207でVRAMに大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS210でVRAMから大当り遊技停止コマンドを消去し、ステップS211でビデオデータを再生停止し、大当り演出処理を終える。
図28の初期情報表示処理は表示制御回路70のVDPが図21の初期情報表示処理に換えて実行するものであり、VDPはステップS301でVRAMのカウンタLNoの値にVRAMのカウンタLNnの値を設定する。これらカウンタLNoおよびカウンタLNnのそれぞれの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、VDPはステップS301でカウンタLNoの値を設定した場合にはステップS302へ移行する。
VDPはステップS302へ移行すると、VRAMに確変継続情報コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでVRAMに確変継続情報コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS305でカウンタLNnの値に(0)を設定し、ステップS306へ移行する。
VDPはステップS302でVRAMに確変継続情報コマンドが記録されていると判断すると、ステップS303でVRAMから確変継続情報コマンドを検出し、ステップS304で確変継続情報コマンドの検出結果に応じてカウンタLNnの値を設定する。このカウンタLNnの値は確変継続情報コマンドの検出結果が確変継続情報コマンド1である場合に(1)に設定され、確変継続情報コマンド2である場合に(2)に設定され、確変継続情報コマンド3である場合に(3)に設定され、確変継続情報コマンド4である場合に(4)に設定され、確変継続情報コマンド5である場合に(5)に設定されるものであり、VDPはステップS304でカウンタLNnの値を設定した場合にはステップS306へ移行する。即ち、カウンタLNoの値は確率変動モードのオフ状態で大当りと判定された場合に(0)に設定されるものであり、確率変動モードのオン状態で大当りと判定された場合には大当りと判定された時点での確変継続回数に応じた値に設定される。
VDPはステップS306へ移行すると、カウンタLNoの値が(0)であるか否かを判断する。ここでカウンタLNnの値が(0)であると判断した場合にはステップS307でVRAMの大当り情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS308でVRAMのラウンド情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS309でVRAMの確変継続情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS221へ移行する。これら大当り情報消去フラグとラウンド情報消去フラグと確変継続情報消去フラグのそれぞれは電源が投入されることでオフ状態に初期設定されるものであり、VDPは確率変動モードのオフ状態で装飾図柄が通常大当りの組合せとなった場合および確変大当りの組合せとなった場合のそれぞれにはステップS221へ移行する。
図29の情報消去処理は表示制御回路70のVDPが図28のステップS243で実行するものであり、VDPはステップS311でカウンタLNの値が(1)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(1)に設定されていないと判断した場合にはステップS314へ移行し、カウンタLNの値が(1)に設定されていると判断した場合にはステップS312で装飾図柄表示器34から大当り情報を消去する。そして、ステップS313で大当り情報消去フラグをオン状態に設定し、ステップS314へ移行する。
VDPはステップS314へ移行すると、カウンタLNの値が(2)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(2)に設定されていないと判断した場合にはステップS317へ移行し、カウンタLNの値が(2)に設定されていると判断した場合にはステップS315で装飾図柄表示器34からラウンド情報を消去する。そして、ステップS316でラウンド情報消去フラグをオン状態に設定し、ステップS317へ移行する。
VDPはステップS317へ移行すると、カウンタLNの値が(3)に設定されているか否かを判断する。ここでカウンタLNの値が(3)に設定されていないと判断した場合には情報消去処理を終え、カウンタLNの値が(3)に設定されていると判断した場合にはステップS318で装飾図柄表示器34から確変継続情報を消去する。そして、ステップS319で確変継続情報消去フラグをオン状態に設定し、情報消去処理を終える。
VDPはステップS306でカウンタLNoの値が(0)でないと判断すると、ステップS310の継続消去処理へ移行する。図30はステップS310の継続消去処理である。このステップS310の継続消去処理は確率変動モードのオン状態で装飾図柄が確変大当りの組合せとなった場合および通常大当りの組合せとなった場合のそれぞれに行われるものであり、VDPはステップS321で大当り情報消去フラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当り情報消去フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS324でVRAMから大当り情報コマンドを消去し、ステップS325へ移行する。
VDPはステップS321で大当り情報消去フラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS322でVRAMから大当り情報コマンドを検出する。そして、ステップS323で装飾図柄表示器34の大当り情報表示位置に大当り情報を表示し、ステップS324でVRAMから大当り情報コマンドを消去し、ステップS325へ移行する。
VDPはステップS325へ移行すると、ラウンド情報消去フラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここでラウンド情報消去フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS328でVRAMからラウンド情報コマンドを消去し、ステップS329へ移行する。
VDPはステップS325でラウンド情報消去フラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS326でVRAMからラウンド情報コマンドを検出する。そして、ステップS327で装飾図柄表示器34のラウンド情報表示位置にラウンド情報を表示し、ステップS328でVRAMからラウンド情報コマンドを消去し、ステップS329へ移行する。
VDPはステップS329へ移行すると、確変継続情報消去フラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここで確変継続情報消去フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS332でVRAMから確変継続情報コマンドを消去し、継続消去処理を終える。
VDPはステップS329で確変継続情報消去フラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS330でVRAMから確変継続情報コマンドを検出する。そして、ステップS331で装飾図柄表示器34の確変継続情報表示位置に確変継続情報を表示し、ステップS332でVRAMから確変継続情報コマンドを消去し、継続消去処理を終える。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
確率変動モードのオフ状態で大当りと判定された場合には確率変動モードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかが判定され、確率変動モードをオン状態に設定すると判定された場合には確率変動モードがオン状態に設定される。この場合には遊技者が決定ボタン76を操作することで大当り演出映像の前方から大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれを個別に消去すると設定することができ、遊技者が大当り情報を消去すると設定した場合には確率変動モードのオン状態で大当りと判定された場合に大当り演出映像の前方に大当り情報が表示されず、遊技者がラウンド情報を消去すると設定した場合には大当り演出映像の前方にラウンド情報が表示されず、遊技者が確変継続情報を消去すると設定した場合には大当り演出映像の前方に確変継続情報が表示されない。この確率変動モードがオン状態に設定されている確率変動モードの継続期間内には一人の遊技者が遊技を継続していることが多く、一人の遊技者が大当り遊技毎に決定ボタン76を操作することで大当り情報またはラウンド情報または確変継続情報を消去する手間がなくなる。
図31の初期情報表示処理は表示制御回路70のVDPが図28の初期情報表示処理に換えて行うものであり、VDPは確率変動モードのオフ状態で装飾図柄が通常大当りの組合せとなった場合および確変大当りの組合せとなった場合のそれぞれにはステップS306からステップS341の継続消去確認処理へ移行する。
図32はステップS341の継続消去確認処理であり、VDPはステップS351で大当り情報消去フラグの設定結果に応じて大当り情報の消去設定を表示する(図33参照)。この大当り情報の消去設定は大当り報知映像の表示状態でVROMの画像データに応じて表示されるものであり、大当り情報消去フラグのオフ状態では大当り情報の消去設定として(「おめでとうございます」を表示する)が表示され、大当り情報消去フラグのオン状態では大当り情報の消去設定として(「おめでとうございます」を表示しない)が表示される。
VDPはステップS351で大当り情報の消去設定を表示すると、ステップS352でラウンド情報消去フラグの設定結果に応じてラウンド情報の消去設定を表示する(図33参照)。このラウンド情報の消去設定は大当り報知映像の表示状態でVROMの画像データに応じて表示されるものであり、ラウンド情報消去フラグのオフ状態ではラウンド情報の消去設定として(ラウンド数を表示する)が表示され、ラウンド情報消去フラグのオン状態ではラウンド情報の消去設定として(ラウンド数を表示しない)が表示される。
VDPはステップS352でラウンド情報の消去設定を表示すると、ステップS353で確変継続情報消去フラグの設定結果に応じて確変継続情報の消去設定を表示する(図33参照)。この確変継続情報の消去設定は大当り報知映像の表示状態でVROMの画像データに応じて表示されるものであり、確変継続情報消去フラグのオフ状態では確変継続情報の消去設定として(確変継続回数を表示する)が表示され、確変継続情報消去フラグのオン状態では確変継続情報の消去設定として(確変継続回数を表示しない)が表示される。
VDPはステップS353で確変継続情報の消去設定を表示すると、ステップS354で確認キーを表示し(図33参照)、ステップS355でクリアキーを表示する(図33参照)。これら確認キーおよびクリアキーのそれぞれはVROMの画像データに応じて表示されるものであり、VDPはステップS355でクリアキーを表示した場合にはステップS356でタイマLTの値にVROMに予め記録された待機時間(4×1000msec)を設定し、ステップS357で左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれをオン状態とすることで左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを点灯状態とする。
VDPはステップS357で左ボタン72〜決定ボタン76のそれぞれを点灯状態とすると、ステップS358でカウンタLNの値に(1)を設定する。そして、ステップS359で確認キーを一定時間(0.4×1000msec)毎に消去することで点滅状態とし、ステップS360で左スイッチ71がオン状態にあるか否かを判断する。ここで左スイッチ71がオン状態にあると判断した場合にはステップS362のカウンタ変更処理へ移行し、左スイッチ71がオフ状態にあると判断した場合にはステップS361で右スイッチ73がオン状態にあるか否かを判断する。ここで右スイッチ73がオン状態にあると判断した場合にはステップS362のカウンタ変更処理へ移行し、右スイッチ73がオフ状態にあると判断した場合にはステップS364へ移行する。
VDPはステップS362のカウンタ変更処理へ移行すると、カウンタLNの値の設定結果が(1)であるか否かを判断する。ここでカウンタLNの値の設定結果が(1)であると判断した場合にはカウンタLNの値に(2)を設定し、カウンタLNの値の設定結果が(2)であると判断した場合にはカウンタLNの値に(1)を設定する。
VDPはステップS362のカウンタ変更処理を終えると、ステップS363の情報点滅処理へ移行する。このステップS363の情報点滅処理はカウンタLNの値の設定結果が(1)である場合に確認キーのみを点滅状態とし、カウンタLNの値の設定結果が(2)である場合にクリキーのみを点滅状態とするものであり、VDPはステップS363の情報点滅処理を終えた場合にはステップS364へ移行する。即ち、遊技者が左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれの点灯状態で左ボタン72または右ボタン74を操作した場合にはカウンタLNの値が(1)(2)(1)・・と交互に変更されることで確認キーおよびクリアキーが交互に点滅状態となる。
VDPはステップS364へ移行すると、決定スイッチ75がオン状態にあるか否かを判断する。ここで決定スイッチ75がオフ状態にあると判断した場合にはステップS368へ移行し、決定スイッチ75がオン状態にあると判断した場合にはステップS365でカウンタLNの値の設定結果が(2)であるか否かを判断する。ここでカウンタLNの値の設定結果が(1)であると判断した場合にはステップS366で左LED77と右LED78と決定LED79のそれぞれをオフ状態とすることで左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを消灯状態とし、ステップS367で大当り情報の消去設定とラウンド情報の消去設定と確変継続情報の消去設定と確認キーとクリアキーのそれぞれを消去し、ステップS307へ移行する。
VDPはステップS365でカウンタLNの値の設定結果が(1)であると判断すると、ステップS369で左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを消灯状態とし、ステップS370で大当り情報の消去設定とラウンド情報の消去設定と確変継続情報の消去設定と確認キーとクリアキーのそれぞれを消去する。そして、ステップS371で大当り情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS372でラウンド情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS373で確変継続情報消去フラグをオフ状態に設定し、ステップS221へ移行する。
VDPはステップS368へ移行すると、タイマLTの値が(0)であるか否かを判断する。ここでタイマLTの値が(0)でないと判断した場合にはステップS360に復帰し、タイマLTの値が(0)であると判断した場合にはステップS369へ移行する。ここで左ボタン72〜決定ボタン76のそれぞれを消灯状態とし、ステップS370〜ステップS373を経てステップS221へ移行する
遊技者が確認キーの点滅状態で決定ボタン76を操作した場合には大当り情報消去フラグとラウンド情報消去フラグと確変継続情報消去フラグのそれぞれの設定結果が変更されず、今回の大当り遊技で大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれの表示および非表示が前回の大当り遊技と同一に行われる。遊技者がクリアキーの点滅状態で決定ボタン76を操作した場合には大当り情報消去フラグとラウンド情報消去フラグと確変継続情報消去フラグのそれぞれがオフ状態に設定される。この場合には大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれを消去するか否かを選択することが可能となり、今回の大当り遊技で大当り情報〜確変継続情報のそれぞれの表示および非表示が選択結果で行われる。
上記実施例2〜3のそれぞれにおいては、メイン制御回路40が大当りと判定した場合には大当り遊技を終えるときに電チューサポートモードをオン状態に設定する構成としても良い。この電チューサポートモードのオン状態は電チューサポートモードのオフ状態に比べて電チュータイプの始動口に多数個の遊技球が入賞可能となるように電チュータイプの始動口を制御する状態であり、確率変動モードがオン状態に設定される場合には新たに大当りと判定されるまで電チューサポートモードがオン状態とされ、確率変動モードがオフ状態に設定される場合には外れと設定回数だけ連続して判定されるまで電チューサポートモードがオン状態とされる。この構成の場合には確率変動モードがオン状態からオフ状態に切換わった状態では少なくとも電チューサポートモードがオフ状態となるまで一人の遊技者が遊技を継続する傾向にあるので、確率変動モードがオン状態からオフ状態に切換わった状態で電チューサポートモードがオフ状態に設定された場合に大当り情報消去フラグとラウンド情報消去フラグと確変継続情報消去フラグのそれぞれをオフ状態とすることで大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれを消去するか否かを遊技者が個別に設定可能とすることが好ましい。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、表示制御回路70がスイッチの操作を検出することで大当り情報とラウンド情報と確変継続情報の全てを消去する構成としても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、表示制御回路70が大当り遊技中に図柄情報および払出し情報のそれぞれを4人の女の子の少なくとも1人に重ねて表示する構成としても良い。図柄情報は装飾図柄が(1)〜(8)のいずれで大当りの組合せとなったかを遊技者に報知するものであり、払出し情報は今回の大当り遊技で賞球払出し装置から上皿4内に賞品として払出された遊技球の総数を遊技者に報知するものであり、図柄情報および払出し情報のそれぞれは表示制御回路70がスイッチの操作を検出することで消去することが好ましい。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、表示制御回路70が大当り遊技中に入賞数情報を4人の女の子の少なくとも1人に重ねて表示する構成としても良い。この構成の場合には表示制御回路70が入賞数情報をスイッチの操作に応じて消去することが好ましい。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、表示制御回路70が大当り情報表示位置とラウンド情報表示位置と確変継続情報表示位置のそれぞれを左スイッチ71の操作内容に応じて現在位置から左へ移動し、右スイッチ73の操作内容に応じて現在位置から右へ移動し、決定スイッチ75の操作内容に応じて現在位置から上または下へ移動する構成としても良い。この構成の場合には遊技者が左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76のそれぞれを操作することで4人の女の子の映像が見易くなるように大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれの表示位置を変更できる。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、遊技者がデモンストレーションの映像の表示中に左ボタン72と右ボタン74と決定ボタン76を操作することで大当り情報とラウンド情報と確変継続情報のそれぞれを表示するか否かを設定する構成としても良い。
23は始動口、25は特別入賞口(特別入球口)、40はメイン制御回路(大当り遊技手段,大当り判定手段,モード判定手段,モード設定手段)、34は装飾図柄表示器(表示器)、76は決定ボタン(操作子)、70は表示制御回路(大当り演出手段,消去設定手段)である。

Claims (2)

  1. 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能なものであって遊技球が入球した場合に大当りであるか否かが判定される始動口と、
    前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものであって大当りと判定された場合に開放状態にされる特別入球口と、
    大当りと判定された場合に前記特別入球口を開放状態とする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
    大当り遊技中に大当り演出映像が表示される表示器と、
    遊技者が操作することが可能な操作子と、
    大当り遊技中に大当り演出映像を前記表示器に表示するものであって、当該大当り演出映像の前方に予め決められた大当り画像を重ねて表示する大当り演出手段を備え、
    前記大当り演出手段は、
    前記操作子が操作された場合に大当り演出映像の前方から大当り画像を消去するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 遊技球が前記始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定するものであって、高確率モードのオン状態ではオフ状態に比べて高い確率で大当りと判定する大当り判定手段と、
    大当りと判定された場合に高確率モードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかを判定するモード判定手段と、
    高確率モードをオン状態に設定すると判定された場合に高確率モードをオン状態に設定し、高確率モードをオフ状態に設定すると判定された場合に高確率モードをオフ状態に設定するモード設定手段と、
    高確率モードのオフ状態で大当りと判定された場合に前記操作子が操作されることで大当り演出映像の前方から大当り画像を消去すると設定する消去設定手段を備え、
    前記大当り演出手段は、
    高確率モードのオン状態で大当りと判定された場合には前記消去設定手段が大当り画像の消去を設定していない場合に大当り演出映像の前方に大当り画像を表示し、大当り画像の消去を設定している場合に大当り演出映像の前方に大当り画像を表示しないことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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