JP2013020208A - 擬似患者体、医療用診療台、及び医療用実習装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】座部シート3aと背板シート3bの屈曲角度を調整可能な診療台3に載置可能な医療実習用の医療用実習装置1であって、座部シート3aと背板シート3bの関節機構21による屈曲に対応して可動する胴体模型2bと脚部模型2dとの間の可動部を有するとともに、診療台3における載置許容面31と当接する臀部対応部分2eに、診療台3に係着する係着手段60を備えた。
【選択図】図1
Description
しかしながら、上述の医療用シミュレータは、頭部だけであり、実際の臨床からかけ離れており臨場感がないため、実習教育としては十分な効果を得ることができなかった。
この発明により、簡易な構造かつ安価で、実際の臨床に近い臨場感のある実習をより確実に位置ズレすることなく、安心して行うことができる。また、被係止手段を構成するループ状面ファスナ、係止手段を構成するフック状面ファスナはともに、可撓性を有する面状体であるため、診療台載置許容面のクッション性を損なうことなく、医療用診療台に対して擬似患者体をしっかりと係止することができる。
なお、駆動源とは、電気的な駆動部を駆動させるための電力、あるいは、空気圧等の流体圧力によって駆動する駆動部に対する流動体とすることができる。
詳しくは、前記可動部を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えたことにより、制御部によって制御された駆動部によって可動部が駆動するため、治療に対する反応等を表現でき、さらに実際の臨床に近く、より臨場感のある実習をより確実に位置ズレすることなく、安心して行うことができる。
この発明により、実習者は緊張感を持って実習に取り組むことができる。一般的に男性より女性の方が、治療に対して、あるいは不要な接触に対して敏感に反応することが知られているため、女性を模した外観形状の擬似患者体を用いることで、実習者は緊張感を持って実習に取り組むことができる。
上記露出回避手段は、診療台載置許容面に設けた被係止手段を覆って外観上露出させない手段、診療台載置許容面に設けた被係止手段を引っ込めて外観上露出させない手段、診療台載置許容面に対して取り外し可能に被係止手段を構成し、取り外すことによって不使用時に露出させない被係止手段、あるいは被係止手段が形成され、交換可能に構成された座板または背板自体を、被係止手段を備えていない座板または背板に交換する等で構成することができる。
この発明により、簡易な構造かつ安価で、実際の臨床に近い臨場感のある実習をより確実に位置ズレすることなく、安心して行うことができる。また、被係止手段を構成するループ状面ファスナ、係止手段を構成するフック状面ファスナはともに、可撓性を有する面状体であるため、診療台載置許容面のクッション性を損なうことなく、医療用診療台に対して擬似患者体をしっかりと載置することができる。さらには、通常の施術用に医療用診療台を用いる場合においても、被係止手段を構成するループ状面ファスナによる座り心地の悪さが生じることを防止できる。
この発明により、接続状態にある診療台側コネクタと接続コネクタとが、診療台載置許容面と当接部分との間に配置され、外観上露出しないため、実習の臨場感を向上することができる。
この発明により、屈曲角度を調整可能な屈曲部を有する医療用診療台に擬似患者体を載置し、実際の臨床に近い臨場感のある実習を位置ズレすることなく、安心して行うことができる。
図1は医療用実習装置1の斜視図による説明図を示し、図2は医療用実習装置1のブロック図を示し、図3は医療用実習装置1の概略断面図による説明図を示している。
操作ボックス40の上面には、液晶モニタ等の表示手段41や、キーボード、マウス等の操作手段42を設けている。
医療用実習装置1は、制御手段(CPU)Iと各機能実現手段A〜H,J,Kとを直接信号線あるいは院内LANなどで接続し、制御手段Iによって各機能ブロックA〜H,J,Kが制御される構成である。
記憶手段Eは、受診状態検出手段Cから出力された受診状態検出信号や、実習結果評価手段で使用される評価基準情報を記憶している。
なお、図4は第2実施形態の医療用実習装置1の斜視図による説明図を示し、図5は第2実施形態の医療用実習装置1の概略断面図による説明図を示し、図6は第2実施形態における医療用実習装置1として使用しない状態の医療用診療台3の斜視図を示している。
なお、図7は第3実施形態の医療用実習装置1の概略断面図による説明図を示している。また、図7(a)は診療前ポジションにおける第3実施形態の医療用実習装置1の概略断面図を示し、図7(b)は診療前ポジションにおける第3実施形態の変形例の医療用実習装置1の概略断面図を示している。
なお、図8は第4実施形態の医療用実習装置1の斜視図による説明図を示している。詳しくは、図8は擬似患者体2を診療台3の上方に配置した状態の第4実施形態の医療用実習装置1の斜視図を示している。
この様な構成により、第4実施形態の医療用実習装置1は、擬似患者体2の背面が、粘着性を有する粘着シート80を介して、診療台3の載置許容面31に係着するため、診療前ポジションと診療中ポジションとを移行するため座部シート3aに対して背板シート3bを起こしたり、寝かしたりしても、診療台3に対して擬似患者体2が位置ズレすることなく、安心して実習することができる。
この発明の屈曲部は、座部シート3aと背板シート3bとの間、及び背板シート3bとヘッドレスト3cの間に対応し、
以下同様に、
医療用診療台は、診療台3に対応し、
擬似患者体は、擬似患者体2に対応し、
可動部は、関節機構21に対応し、
診療台載置許容面は、載置許容面31に対応し、
当接部分は、臀部対応部分2eや胴体模型2bの背面に対応し、
係着手段は、面ファスナ50、係着手段60の係着凸部61、係止手段70、粘着シート80に対応し、
当接対応部分は、載置許容面31における所定部分に対応し、
被係止手段は、被係止溝部72あるいはループ状面ファスナ52に対応し、
係止手段は、係止レール71あるいはフック状面ファスナ51に対応し、
制御部は、情報処理装置4に対応し、
診療台側コネクタは、コネクタ部43a,44aに対応し、
被係着部は、係着孔62、及び載置許容面31に対応し、
露出回避手段は、挿入ブロック63、不使用時に剥がせる粘着シート80に対応するが、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
2…擬似患者体
2b…胴体模型
2d…脚部模型
2e…臀部対応部分
3…診療台
3a…座部シート
3b…背板シート
3c…ヘッドレスト
4…情報処理装置
21…関節機構
23a,24a…接続コネクタ
31…載置許容面
43a,44a…コネクタ部
50…面ファスナ
51…フック状面ファスナ
52…ループ状面ファスナ
60…係着手段
62…係着孔
63…挿入ブロック
70…係止手段
71…係止レール
72…被係止溝部
80…粘着シート
Claims (13)
- 屈曲角度を調整可能な屈曲部を有する医療用診療台に載置可能な医療実習用の擬似患者体であって、
前記屈曲部の屈曲に対応して可動する可動部を有するとともに、
前記医療用診療台における診療台載置許容面と当接する当接部分に、前記医療用診療台に係着する係着手段を備えた
擬似患者体。 - 前記係着手段を、
前記診療台載置許容面において前記当接部分に対応する当接対応部分に備えた被係止手段と係止する係止手段で構成した
請求項1に記載の擬似患者体。 - 前記被係止手段を、ループ状面ファスナで構成し、
前記係止手段を、フック状面ファスナで構成した
請求項2に記載の擬似患者体。 - 前記可動部を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備え、
前記駆動部に対して駆動源を供給するとともに、前記制御部に対して制御信号を通信し、前記医療用診療台に備えた診療台側コネクタに対して接続許容する接続コネクタを備えた
請求項1乃至3のうちいずれかに記載の擬似患者体。 - 前記医療用診療台における前記診療台載置許容面に配置した前記診療台側コネクタに対して接続許容する前記接続コネクタを、前記当接部分に配置した
請求項4に記載の擬似患者体。 - 女性を模した外観形状で構成した
請求項1乃至5のうちいずれかに記載の擬似患者体。 - 屈曲角度を調整可能な屈曲部を有し、医療実習用の擬似患者体を載置可能な医療用診療台であって、
前記屈曲部の屈曲に対応して可動する可動部を有する前記擬似患者体において、診療台載置許容面と当接する当接部分に備えた係着手段の係着を許容する被係着部を備えた
医療用診療台。 - 前記被係着部を、
前記当接部分に備え、前記係着手段を構成する係止手段と係止する被係止手段で構成し、
該被係止手段を、前記診療台載置許容面において前記当接部分に対応する当接対応部分に配置した
請求項7に記載の医療用診療台。 - 前記被係止手段の不使用時に、
前記診療台載置許容面から前記被係止手段を露出させない露出回避手段を備えた
請求項8に記載の医療用診療台。 - 前記被係止手段を、ループ状面ファスナで構成し、
前記係止手段を、フック状面ファスナで構成した
請求項8または9に記載の医療用診療台。 - 前記擬似患者体に、前記可動部を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えるとともに、
前記駆動部に対して駆動源を供給するとともに、前記制御部に対して制御信号を通信し、前記擬似患者体に備えた接続コネクタに対して接続許容する診療台側コネクタを備えた
請求項7乃至10のうちいずれかに記載の医療用診療台。 - 前記接続コネクタを、前記当接部分に配置するとともに、前記診療台側コネクタを、前記診療台載置許容面に配置した
請求項11に記載の医療用診療台。 - 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の擬似患者体と、
請求項7乃至12のうちいずれかに記載の医療用診療台とで構成する
医療用実習装置。
Priority Applications (1)
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JP2011155668A JP5814665B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | 医療用診療台、及び医療用実習装置 |
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- 2011-07-14 JP JP2011155668A patent/JP5814665B2/ja active Active
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