JP2012531542A - 電動式家具のための電子開ループまたは閉ループ制御装置 - Google Patents

Abstract

家具または家具の部分に配置された電気部品（１）のための開ループまたは閉ループ制御装置であって、開ループまたは閉ループ制御機能をそれぞれ作動時に実行するマイクロプロセッサ（２）と、外部との開ループまたは閉ループ制御装置の無線通信のためのインターフェース（３）と、を含んでおり、
マイクロプロセッサ（２）とインターフェース（３）は、共通のハウジング（１０）内に配置されており、互いに解放可能に固定されているプリント回路ボード（４、５）上に配置されているか、または、開ループまたは閉ループ制御装置に互いに離れて配置されているプリント回路ボード（４、５）上に配置されていることを特徴とする制御装置。
【選択図】図１

Description

本発明は、家具または家具の部分に配置された電気部品のための開ループまたは閉ループ制御装置に関する。
本装置は、開ループまたは閉ループ制御機能をそれぞれ作動時に実行するマイクロプロセッサと、外部との開ループまたは閉ループ制御装置の無線通信のためのインターフェースと、を含んでいる。

近年、家具に可動式に取り付けられた家具または家具部分を照明するため家具産業において、電気部品が多く使用されるようになってきている。
開ループまたは閉ループ制御装置は、電気部品がそれぞれ提供する機能の開ロープまたは閉ループ制御のために提供されており、それら装置は、通常、プリント回路ボードに配置されたマイクロプロセッサを有しており、電気部品の作動時に開ループまたは閉ループ制御機能を実行する。開ループまたは閉ループ制御装置と外部とを通信させるため、例えば無線通信とを提供するように構成されている少なくとも一つのインターフェースが存在する。

従来、開ループまたは閉ループ制御機能をそれぞれ実行するマイクロプロセッサと、インターフェースとは、共通の回路ボード上に配置されている。そのために回路ボードは大型であり、マイクロプロセッサかインターフェースを交換するときに別の問題が存在する。すなわち、それぞれの国内無線基準に従って分類された別の部品を有することも必要となり、これは相当なコスト高要因となっている。

よって、特許文献１などは、外部との無線通信のためのプロセッサとインターフェースを有する電気部品のための開ループ制御装置を開示している。この場合、マイクロプロセッサとインターフェースとは、それぞれのハウジング内に設置されるので、当然ながら構造サイズは増加する。

ドイツ特許出願公開第４３１２６１３号公報

本発明の目的は、上述した問題を回避するため、一般的な開ループまたは閉ループ制御装置を提供することにある。

これは、請求項１の特徴を有する開ループまたは閉ループ制御装置によって達成される。この解決策は、従来技術よりも有利な次の特徴を有する。

交換がプリント回路ボード（以降、電子部品の配線を備えたプリント回路ボードは、時に‘プリントボード’と称する。）のうちの一つだけでされた場合、他の部品を変換する必要がない。これは、電子部品への交換の際にコスト的に大きな利益を提供する。
・マイクロプロセッサとインターフェースのモジュール構造のため、異なる電気部品のために開ループまたは閉ループ制御装置に一つの同じインターフェースを使用することが可能である。例えば可能な電気部品は、家具または家具の部品のための電気家具駆動装置や電気照明配置である。
・別のプリント回路ボードの提供により、追加のデジタル出力が利用可能である。利用形態が開ループまたは閉ループ制御可能なデジタル出力を与えるため、それ自体がマイクロプロセッサ（例えば照明用）を有さない利用形態にとって特に有利である。
・必要な部品取り付け表面積は、２体のプリント回路ボード用に分割されるため、多様な平面の空間利用（高さ方向の移動、積み重ねの高さ）または互いに任意の位置関係での利用の提供が可能なため、空間の要求が減少する。
・無線通信のためのマイクロプロセッサとインターフェースとは、一つの同じハウジングに設置されているため、非常にコンパクトな構造を許容する。

インターフェースのおかげで、開ループまたは閉ループ制御装置のマイクロプロセッサを、個々の電気部品を通信させることが可能であるだけでなく、異なる電気部品を互いにそのインターフェースを介して通信させることもできる。

プリント回路ボードの互いに解放可能な固定は、例えばボード間コネクタを使用する方法で実行できる。

一般的には、インターフェース自体もマイクロプロセッサを装着している。異なるプリント回路ボード上に配置されたマイクロプロセッサ同士の通信は、ＳＰＩインターフェース（データバス）と追加のＤＩＯ（デジタルインプット／アウトプット）を介して実行できる。

好ましくは、インターフェースは、無線インターフェースの形態ある。

本発明の別の利点および詳細は、図面および関連する特定の説明から明らかになるであろう。

この点で、図１から図４は、フラップ扉駆動装置の形態である電気部品を備えた本発明の一実施例を示す多様な図である。

この電気部品は、数字１によって表わされている。電気部品１は、家具駆動装置の形態である。プリント回路ボード４と５の特殊な設計は、除いて、家具駆動装置は、従来のものであるため、ここでは詳細に説明する必要はないであろう。

本発明において重要なことは、ここでは無線インターフェースの形態であるインターフェース３が、マザーボードの形態であるプリント回路ボード４とは別に提供されたプリント回路ボード５上に配置されており、インターフェース３、マイクロプロセッサ２およびプリント回路ボード４と５は、一つの同じハウジング内に設置されていることである。プリント回路ボード４と５は、コンタクト部６によって互いに接続されている。
インターフェース３のための電源は、ここではコンタクト部６とマザーボードの形態であるプリントボード４によって提供される。あるいは電源は、機械式固定状態ではなく、プリント回路ボード５のための別の電源を提供することもできる。

図１は、特に家具（扉）部分を（非図示）駆動させる電動モータ７を示している。マザーボードのインターフェース３またはマイクロプロセッサ２へのオペレータの手によるアクセスを可能にしている多様な操作ボタン８がプリントボード５上に配置されている。プリント回路ボード４には、そのような操作ボタン８も設置されている。

Claims (2)

1. 家具または家具の部分に配置された電気部品（１）のための開ループまたは閉ループ制御装置であって、
   開ループまたは閉ループ制御機能をそれぞれ作動時に実行するマイクロプロセッサ（２）と、
   外部との開ループまたは閉ループ制御装置の無線通信のためのインターフェース（３）と、
   を含んでおり、
   前記マイクロプロセッサ（２）と、前記インターフェース（３）とは、共通のハウジング（１０）内に配置されており、互いに解放可能に固定されているプリント回路ボード（４、５）上に配置されているか、または、前記開ループまたは閉ループ制御装置に互いに離れて配置されているプリント回路ボード（４、５）上に配置されていることを特徴とする制御装置。
2. 前記インターフェース（３）は、無線インターフェースの形態であることを特徴とする請求項１記載の開ループまたは閉ループ制御装置。

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