JP2012527198A - 協調セッションにおいて媒体を制御することおよび制御装置のステータスを報告すること - Google Patents

協調セッションにおいて媒体を制御することおよび制御装置のステータスを報告すること Download PDF

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Abstract

通信システムは、IMSアーキテクチャによって使用されるIETFセッション開始プロトコル(SIP)シグナリングを拡張する。基本的な使用例として、当初、第1のユーザー機器(UE1)(制御装置)は、リモートUEと、媒体セッション(たとえば、音声、映像、およびメッセージセッション)をしている。被制御装置UEに1つの媒体コンポーネントのプロバイダを転送するために、制御装置UE1は、サービスの集中化および継続化のアプリケーションサーバー(SCC AS)に対し、媒体セッション動作をトリガするために、関連するボディとともにREFERメッセージを送る。SCC ASは、1つまたは複数のUE(起点UE自身または他のUE)に対する媒体セッション操作を実行するためにREFERメッセージのコンテンツを解釈することができる。イノベーションは、ターゲットダイアログおよび(単数または複数の)媒体行番号を搬送する別個のSIPヘッダーにおいて、REFERが搬送するSDPボディにおいて、またはREFER中にあるXMLボディにおいて、何が行われる必要があるのかを伝えるREFERメッセージを提供する。

Description

[優先権の主張]
本特許出願は、2009年5月14日に出願された「協調セッションにおける媒体制御方法および装置」(代理人登録番号:092034P1)と題する米国仮出願番号第61/178,476号と、2009年5月22日に出願された「協調セッションにおける制御装置のステータスをUEに報知する方法および装置」(代理人登録番号:092285P1)と題する米国仮出願番号第61/180,556号と、2009年5月22日に出願された「IMS UITにおける媒体および被制御装置の情報を維持する方法および装置」と題する米国仮出願番号第61/180,537号の優先権を主張し、その各々は、この譲受人に譲渡され、ここでの引用によりここに明示的に組み込まれる。
[分野]
本開示は、モバイル動作環境に関し、より詳細には、ユーザー機器間転送(inter-user equipment transfer)のための協調セッション(collaborative session)に関する。
[背景]
無線通信ネットワークが、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、同報、等の通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することにより、複数のユーザーをサポートできる多元接続ネットワークであることができる。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
IPマルチメディア(IM)コアネットワーク(CN)によるサービスの集中化および継続化(SCC:Service Centralization and Continuity)は、進行中の通信セッションを、複数の媒体と、異なるアクセスネットワークにわたって、または、同一加入者の制御下にある異なるユーザー機器(UE)にわたって、継続させる能力を提供する。通信セッションが異なるUEにわたって転送される場合、そのセッションは、制御装置UEと被制御装置UEとの協調セッションになることができる。一般的に、協調セッションでは、1つの制御装置UEのみ、または一度に1つの制御装置UEのみが存在できるが、いくつかの被制御装置UEが存在することができる。
セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)、セッション記述プロトコル(SDP:Session Description Protocol)、3GPP回路交換(CS:Circuit-Switched)領域のプロトコルに基づいたプロトコルが、IMS SCC(IP Multimedia Subsystem Service Centralization and Continuity)を可能にすることができる。しかしながら、媒体を提供するソースUEにおいて生ずる変更が必要とされ、その上制御が転送され得るので、課題が残っている。
下記は、1つ以上の態様の簡潔な概要を、そのような態様の基本的な理解を提供するために、提示する。この概要は、意図される全態様の広範な概観ではなく、全態様の鍵または重要な要素を明らかにするものでも、任意のまたは全態様の範囲を明確にするものでもない。その唯一の目的は、後に提示される、より詳細な説明への前置きとして、1つ以上の態様のいくつかの概念を簡潔な形で提示することである。
一態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法が提供される。第1のユーザー機器は、データパケットセッション(data packet session)中に、リモートエンド(remote end)に通信する。第1のユーザー機器は、ネットワークエンティティ(network entity)と通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御する。第1および第2のユーザー機器のうちの1つは、第1および第2のユーザー機器のうちの1つが、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示する。
別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールは、データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信する。第2のモジュールは、ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御する。第3のモジュールは、第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示する。
さらなる態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのコンピュータプログラム製品が提供される。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、コードのセットを含む。第1のコードのセットは、コンピュータに、データパケットセッション中に第1のユーザー機器からリモートエンドに通信させるようにする。第2のコードのセットは、コンピュータに、ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中にユーザー機器間転送のために第2のユーザー機器を制御させるようにする。第3のコードのセットは、コンピュータに、第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示させるようにする。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置が提供される。データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するための手段が提供される。ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御するための手段が提供される。第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するための手段が提供される。
さらなる態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置が提供される。トランシーバは、データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信する。コンピューティングプラットフォーム(computing platform)は、トランシーバを介して、ネットワークエンティティと通信することにより協調セッション中にユーザー機器間転送のために第2のユーザー機器を制御し、第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示する。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法が提供される。ネットワークエンティティは、データパケットセッション中に、リモートエンドと第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にする。ネットワークエンティティは、協調セッション中にユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリング(signaling)を中継する。ネットワークエンティティは、第1および第2のユーザー機器のうちの1つから、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの表示を受信する。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールは、データパケットセッション中に、リモートエンドと第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にする。第2のモジュールは、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継する。第3のモジュールは、第1および第2のユーザー機器のうちの1つから、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの表示を受信する。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのコンピュータプログラム製品が提供される。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、コードのセットを含む。第1のコードのセットは、コンピュータに、データパケットセッション中に、リモートエンドと第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にさせるようにする。第2のコードのセットは、コンピュータに、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継させるようにする。第3のコードのセットは、コンピュータに、第1および第2のユーザー機器のうちの1つから、ユーザー機器間転送の制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの表示を受信させるようにする。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法が提供される。データパケットセッション中に、リモートエンドと第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にするための手段が、提供される。協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するための手段が、提供される。第1および第2のユーザー機器のうちの1つから、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの表示を受信するための手段が、提供される。
さらなる別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法が提供される。ネットワークインターフェースは、データパケットセッション中に、リモートエンドと第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にし、協調セッション中に、ユーザー機器転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継する。コンピューティングプラットフォームは、ネットワークインターフェースを介して、第1および第2のユーザー機器のうちの1つからユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの表示を受信する。
上記の、および関連する目的の達成のために、1つ以上の態様は、以下に十分に説明され、請求項の中で特に指摘されている特徴を含む。以下の説明および付属の図面は、1つ以上の態様の、ある特定の例示的な特徴を詳細に説明する。しかし、これらの特徴は、さまざまな態様の原理が用いられ得るさまざまな方法のほんの数例しか示しておらず、この説明はそのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことを意図する。
ユーザー機器の協調セッションが、コアネットワークとネットワークエンティティを介してリモートエンドに通信しながらユーザー機器間転送(IUT)を行う、通信システムの模式図である。 協調セッション中のIUT媒体接続を追跡するタイミングチャートである。 媒体セッション中の媒体コンポーネントが、協調セッション中のユーザー機器(UE)間で転送される、通信システムの模式図である。 協調セッションの間にIUTを行うユーザー機器のための方法のフローチャートである。 協調セッションの間にIUTを行うネットワークのための方法のフローチャートである。 少なくとも部分的にユーザー機器に組み込まれた、協調セッション中のIUTのための電気コンポーネントの論理グループのブロック図である。 少なくとも部分的にノードに組み込まれた、協調セッション中のIUTのための電気コンポーネントの論理グループのブロック図である。 ユーザー機器による協調セッション中のIUTのための手段を有する装置のブロック図である。 ネットワークエンティティによる協調セッション中のIUTのための手段を有する装置のブロック図である。 例示的なコンピューティング環境の図である。 多元接続無線通信システムの図である。 多入力多出力(MIMO)通信システムの図である。
詳細な説明
通信システムは、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)アーキテクチャによって使用されるインターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF:Internet Engineering Task Force)のセッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)シグナリングを拡張する。基本的な使用例として、まず、第1のユーザー機器(UE1)(制御装置)は、リモートUEと媒体セッション(media session)(たとえば、音声、映像、およびメッセージセッション)をしている。制御装置UE1は、1つの媒体コンポーネントのプロバイダまたは顧客を被制御装置UEに転送するため、媒体セッション動作をトリガするための、関連のあるボディを伴ったREFERメッセージをSCC ASに送る。サービスの集中化および継続化のアプリケーションサーバー(SCC AS:Service Centralization and Continuity Application Server)は、1つまたは複数のUE(起点UE自身または他のUE)で媒体セッション操作を行うために、REFERメッセージのコンテンツを解釈できる。このイノベーションは、ターゲットダイアログおよび媒体情報を搬送する別個のSIPヘッダーにおいて、REFERが搬送するSDPボディにおいて、またはREFERの中に存在するXMLボディにおいて、行われる必要があるものを伝えるREFERメッセージを提供する。
一態様では、協調セッションにおいて、UE1が、UE2に媒体を転送すると同時にその協調セッションの制御を転送し得る場合、本イノベーションにより、UEは、SCC ASに、それが制御装置である(すなわち、IUT制御装置の機能、たとえば、IUT動作を開始するためにSIPメッセージを送る機能に必要な手順をサポートする)か、または被制御装置であるかを報知することができる。
さらなる態様において、ユーザー機器は、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートする。ユーザー機器は、協調セッション内で、制御装置または被制御装置の役割を果たすかどうかの表示を、ネットワークエンティティ(たとえば、SCC AS)から受信できる。この表示の送信または受信は、SIP(セッション開始プロトコル)媒体特徴タグ(media feature tag)と、SIP(セッション開始プロトコル)ヘッダーと、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディ(content body)と、を含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを使用することにより、達成されることができる。
本開示のさまざまな態様が、以下にさらに説明される。ここでの教示が、広くさまざまな形態で具体化可能であること、そして、ここに開示された任意の特定の構造または機能は単に代表例であるということが、理解されるべきである。当業者は、ここでの教示に基づき、ここに開示される態様が他の態様と独立して実現可能であること、そして、これらの態様のうちの2つ以上がさまざまな方法で組み合わせ可能であることを、理解すべきである。たとえば、ここに説明される任意の数の態様を使用して、装置が実現可能であり、または方法が実施可能である。さらに、ここに説明される態様のうちの1つ以上に加え、または、それらの態様以外に、他の構造または機能を使用して、装置が実現可能であり、または方法が実施可能である。例として、ここに説明された方法、デバイス、システム、および装置の多くは、モバイル通信環境において動的なクエリーおよびレコメンデーションを提供する文脈で説明される。当業者は、同様の手法が他の通信環境および非通信環境にも適用可能であることを理解すべきである。
この開示において使用される場合、「コンテンツ」および「オブジェクト」といった用語は、任意のタイプのアプリケーション、マルチメディアファイル、イメージファイル、実行可能なファイル、プログラム、ウェブページ、スクリプト、ドキュメント、プレゼンテーション、メッセージ、データ、メタデータ、または、デバイスで翻訳(render)、処理、または実行され得る任意の他のタイプの媒体または情報を説明するために使用される。
本開示で使用される場合、「コンポーネント」、「システム」、「モジュール」、等の用語はコンピュータ関連のエンティティ、すなわち、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組み合わせ、のうちのいずれかを言うものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサで実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能なファイル、実行スレッド、プログラム、またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。1つ以上のコンポーネントが、プロセスまたは実行スレッド内に存在することができ、1つのコンポーネントが、1つのコンピュータにローカライズされることも、または、2つ以上のコンピュータ間で分散されることもできる。さらに、これらのコンポーネントは、さまざまなデータ構造が記憶されたさまざまなコンピュータ可読媒体から実行可能である。コンポーネントは、ローカルまたはリモートプロセスによって、たとえば、1つ以上のデータパケット(たとえば、信号による、ローカルシステムや分散システムにおいて、または他のシステムを有するインターネットのようなネットワークにわたって、別のコンポーネントと相互に作用しあう1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号によって、通信することができる。さらに、ここに説明されるシステムのコンポーネントは、当業者によって理解されるように、所与の図面に示す適切な構成に限定されず、それに関し説明されているさまざまな態様、目的、利点、等の達成を容易にするため、さらなるコンポーネントによって補完または再編成されることができる。
さらに、ここに開示される態様に関し説明される、さまざまな例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはここに説明される機能を実行するように設計された、それらの任意の適切な組み合わせによって、実現または実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、またはステートマシンであることができる。プロセッサは、コンピュータデバイスの組み合わせ、たとえば、DSPと1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコア併用型の1つ以上のマイクロプロセッサとの組み合わせ、または任意の他の適切な構成として実現されることもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、ここに説明される動作または行為の1つ以上を実行するように動作可能な1つ以上のモジュールを含むことができる。
さらに、ここに説明されるさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミングまたはエンジニアリングの手法を使用した方法、装置、または製造物として実現されることができる。また、ここに開示された態様に関連して説明される方法またはアルゴリズムの動作または行為は、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または、両者の組み合わせで、具体化されることができる。その上、いくつかの態様において、方法またはアルゴリズムの動作または行為は、コンピュータプログラム製品に組み込まれることができる、機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体上の、コードまたは命令のうちの少なくとも1つ、またはそれらの任意の組み合わせ、またはそれらのセットとして存在することができる。さらに、ここで使用される「製造物」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことが意図される。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ、等)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、等)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ、等)を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、ここに説明されるさまざまな記憶媒体は、情報を記憶するための1つ以上のデバイスまたは他の機械可読媒体を表すことができる。「機械可読媒体」という用語は、命令またはデータを記憶、含有、または搬送することのできる無線チャネルおよびさまざまな他の媒体を含むことができるが、それらに限定されない。
さらに、さまざまな態様が、移動デバイスに関連してここに説明される。移動デバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、移動デバイス、携帯デバイス、マルチモードデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザー端末、ユーザーエージェント、ユーザーデバイス、またはユーザー機器、等と呼ばれることもできる。加入者局は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続される他の処理デバイス、または処理デバイスとの無線通信を容易にする同様のメカニズムであることができる。
上記に加え、「例示的な」という語は、例、事例、または実例としての役割を果たすことを意味するために、ここで用いられる。「例示的な」ものとしてここで説明される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計よりも好ましい、または利点を有するものと解釈されるべきでない。そうでなく、「例示的な」という語の使用は、概念を具体的に提示することを意図する。さらに、「または(or)」という用語は、本願および付属の請求項において使用される際、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものする。すなわち、別段の指定がない限り、または文脈から明らかでない限り、「Xは、AまたはBを用いる」は、自然な包括的置換のいずれをも意味するものとする。つまり、この例において、XはAを用いることができ、またはXはBを用いることができ、またはXはAとBの両方を用いることができ、このように、「XはAまたはBを用いる」という記述は、これらの例のいずれによっても満たされる。さらに、本願および添付の請求項で使用される「1つの」(“a” and “an”)という冠詞は、別段の指定がない限り、または文脈から単数形にあてられたものであることが明らかでない限り、一般に「1つ以上の」(“one or more”)を意味するものと解釈されるべきである。
ここに使用される場合、「推論する」または「推論」という語は、一般的に、イベントまたはデータを通して捕らえられる観察のセットから、システム、環境、またはユーザーの状態について理論的に考えるプロセス、または論理的に推理するプロセスのことを言う。推論は、たとえば、具体的な文脈または行為を特定するために用いられることができ、または、状態にわたる確率分布を生成できる。推論は、見込み、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいた、問題にしている状態にわたる確率分布の計算であることができる。推論は、イベントまたはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構成するために用いられる手法を言うこともできる。そのような推論は、イベントが密接な時間的近接に相関していようとしていなかろうと、イベントおよびデータが1つまたはいくつかのイベントおよびデータソースからのものであろうと、観察されたイベントまたは記憶されたイベントデータのセットからの、新たなイベントまたは行為の構築という結果をもたらす。
さまざまな態様が、ここで図面を参照して説明される。以下の説明では、説明のために、数多くの具体的な詳細が、1つ以上の態様の完全な理解を提供するために述べられる。しかしながら、さまざまな態様はこれらの具体的な詳細なしでも実施されることができるということは明らかであり得る。他の例において、周知の構造およびデバイスは、これらの態様の説明を容易にするために、ブロック図の形態で示される。
協調セッションにおける媒体の制御
開示された例は、協調セッションにおいて媒体を制御するためのユーザー機器のための方法および装置を提供する。広く普及したインターネットの使用と数多くの有線および無線通信デバイスの激増により、個人と組織はIP接続されつつある。任意の通信デバイスを使用して、いつどこでも、音声、映像、IMといった任意のデータコミュニケーション(データコム)およびテレコミュニケーション(テレコム)サービスにアクセスすることが、現在求められており、また、将来より一層求められるであろう。ユーザーが、デバイス間を移動すること、デバイス間で媒体ストリーム(media stream)を行ったり来たり移動させること、デバイス間で媒体を操作すること、ができるようになるのを望むのは自然と想像できる。ここに開示される方法および装置は、ユーザーに、それらのユーザー機器(UE)からそのようなさまざまな媒体動作(media operation)を実行することを可能にする。
上記の媒体動作は、媒体ストリームの特徴を追加すること、削除すること、変更すること(たとえば、コーデック(コーダ−デコーダ)、方向、等を変えること)、媒体セッションを転送すること、それらを取得すること、媒体ストリームを混合および反復すること、等を含む。これらの動作は、媒体ストリームに対して、あるUEにより、そのUE自身で行われることができ、または、任意のUEおよび複数のUEが同時に提供する。
いくつかのシナリオでは、たとえば音声と映像のみといった限定された媒体のタイプに、転送動作に、または関連する媒体セッションを協調させる方法に、焦点が当てられている。ここに開示される例は、一度にまとめて、複数の動作を実行し、複数の媒体セッションを変更する能力を提供する。いくつかの開示された態様において、拡張マークアップ言語(XML:Extensible Markup Language)の使用は、将来生じ得るさらなる動作/追加に対応するように拡張可能であるという利点を提供する。
開示された例は、媒体セッションの変更を達成するための、XMLボディ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、またはセッション記述プロトコル(SDP)ボディの使用、同時に複数のデバイスへのUE間転送(IUT)を実施すること、IUTを達成するためのヘッダー(たとえば、リクエスト−URI(ユニフォームリソース識別子(Uniform Resource Identifier))、リファー・ツー・ヘッダー(Refer-To header)、ターゲット−ダイアログヘッダー(Target-Dialog header)、XMLボディの構造、等)を占めるメカニズムを提供する。開示された例は、「3GPP TS 24.237:IPマルチメディアサブシステム(IMS)サービスの継続化;ステージ3」と題する文書に関する。
いくつかの例において、IPマルチメディアサブシステム(IMS)アーキテクチャによって使用されるインターネット・エンジニアリング・タスクフォース(IETF)セッション開始プロトコル(SIP)シグナリングが、拡張される。一例が、図1に関し説明される。通信システム100が図示され、協調セッション102が、ユーザー機器(UE)間で、具体的には、制御装置として動作する第1のUE(「UE1」)104と、被制御装置として動作する第2のUE(「UE2」)106と、これもまた被制御装置として動作する第3のUE(「UE3」)108との間で確立されている。各UE104、106、108は、リモートレグ114を通ってリモートエンド116で終わるシグナリングおよび起こり得る媒体転送のために、各々のローカルレグ112を介してIMSコアネットワーク(CN)110に接続されている。協調セッション102は、これもまたIMS CN110に結合されているサービスの集中化および継続化(SCC:Service Centralization and Continuity)アプリケーションサーバー(AS:Application Server)118の動作により、シグナリングしている1つのUEから始まってリモートエンド116で終わっているように見える。UE間転送(IUT:inter-UE transfer)の制御は、UE1 104とSCC AS118間のサービス制御シグナリング120、UE2 106とSCC AS118間の媒体制御シグナリング122、UE3 108とSCC AS118間の媒体制御シグナリング124、およびリモートエンド116とSCC AS118間のリモートレグシグナリング126によって達成される。通信システム100は、協調セッション媒体接続の追跡128を行う。
一態様において、UE1 104のような装置は、協調セッション102におけるIUTのための制御装置として動作する。UE1 104のトランシーバ140は、データパケットセッション中にリモートエンド116に通信する。UE1 104のコンピューティングプラットフォーム142は、SCC AS118として図示されたネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション102におけるIUTのために、UE2 106を、トランシーバ140を介して制御する。コンピューティングプラットフォーム142は、協調セッション102のための媒体動作の変更を決定し、その媒体動作の変更のために更新された協調セッション102についての媒体コンポーネント情報を維持する。
別の態様において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置が、SCC AS118として図示される。そのネットワークインターフェース144は、UEのためのデータパケットセッション中に、リモートエンド116と、UE1 104、UE2 106、およびUE3 108の協調セッション102を、IMS CN110として図示されたネットワークにわたって、リモートで容易にする。ネットワークインターフェース144は、協調セッション102のための媒体動作の変更を受信する。SCC AS118のコンピューティングプラットフォーム146は、媒体動作の変更のために更新された協調セッション102についての媒体コンポーネント情報を維持する。
図2には、協調セッション中のIUTのための媒体接続を追跡するための動作の方法またはシーケンス200が、図示されている。まず、230で示されているように、UE1(制御装置)104は、リモートUE(リモートエンド)116と、音声、映像、およびインスタントメッセンジャー(IM)セッション中である。UE1 104は後に、その媒体セッションの映像部分をUE2(被制御装置)に、そのセッションのIM部分をUE3に転送し、なおもその制御を続ける。そのために、UE1 104は、SCC ASに対し、媒体セッション動作をトリガするために、関連するボディまたは関連するSIPヘッダーとともに、232で示されたREFERメッセージを送る。SCC ASは、1つまたは複数のUE(起点UE1 104自身または他のUE106、108)の媒体セッション操作を実行するために、REFERメッセージのコンテンツを解釈することができる(ブロック234)。IUT動作の一部として行われる必要があるものを伝達するためのREFERメッセージのいくつかの代替手段がある。これらの代替手段は、(a)REFER中のXMLボディ(ブロック236)、(b)ターゲットダイアログおよび媒体情報を搬送する別個のSIPヘッダー中(ブロック238)、または(c)REFERが搬送するSDPボディ中(ブロック240)を含む。
241で示された一例において、UEのREFERメッセージのリクエスト・ユニフォーム・リソース識別子(URL:Request Uniform Resource Identifier)は、SCC ASに向けられている。それは、ターゲットUEのURIを示すリファー・ツー・ヘッダー(Refer-To header)を有する。REFERメッセージは、ターゲット・ダイアログ・ヘッダーを使用して、その媒体または制御が変更される必要のある協調セッションのダイアログを、SCC ASに教える。
REFERメッセージは、どのタイプの動作が実行されるかについての情報を伝達するためのXMLボディを含む(ブロック242)。XMLボディは、原子的で基本的な媒体動作要素中に、下記を含む。
Figure 2012527198
ここで、
op_codeは、付加、削除、変更、転送、反復、および混合といった、行われる動作のタイプを規定する。
m_typeは、RFC4566において規定された値をとり得る媒体のタイプ、すなわち、音声、映像、テキスト、アプリケーション、およびメッセージを表す。
m_line_numberは、動作を受ける媒体ストリームの媒体の行番号(media line number)を表す。
source URIは、動作が2つのデバイスを含む場合に動作のソースデバイスを表す。
target URIは、その動作のターゲットデバイスを表す。
動作についてのさらなる詳細を規定するために含まれた、ペイロードのタイプおよび媒体の転送方向を含む他の要素があることもできる。SCC AS118は、246で図示されたようにUE2に、248で図示されたようにUE3に、シグナリングする。
例示的なXMLボディは、下記を含む。
Figure 2012527198
Figure 2012527198
さらなる同様の媒体動作のための媒体セッションの追跡を続けるために、制御装置であるUE1 104は、順番に媒体の行構造を保存する(ブロック244)。制御装置であるUE1 104が、SCC ASとのそのダイアログのSDPボディ内の媒体ストリームのすべての追跡を続ける場合には、このXMLボディで規定される媒体の行番号は、制御装置であるUE1の観点からの媒体の行の順序を表す。そうでない場合、媒体の行番号は、UEx:#y の形式をとることができ、ここで、UExは、媒体ストリームについてのUEのURIを規定し、#yは、その特定のUEの媒体の基数(cardinal number)を規定する。UE1 104がSCC AS118に一度で媒体セッションの見地から行うことを望むすべての動作をシグナリング可能であり得る。SCC AS118は、250で図示されているように、別個の通知において、これらの動作の成功および失敗をシグナリングで返すことができる。この例では、ただちに、複数の媒体コンポーネントを変更し、複数の動作を実行することが可能である。さらに、XMLを使用することは、将来起こり得る、さらなる動作/付加のための拡張に適応可能であるという利点を有する。
260で図示された別の例において、目的が別のUE106、108に対し、制御装置であるUE1 104によって開始された簡単な媒体転送を行うことである場合、これは、262で示されるように、転送されることが望まれる特定の媒体コンポーネント、媒体の行情報、および他の関連情報を表示するREFERメッセージ内のSIPヘッダーによって成し遂げられることができる。あるいは、その情報は、リファー・ツー・ヘッダーまたはターゲット・ダイアログSIPヘッダーのような既存のSIPヘッダー内のヘッダーパラメータとして提示されることもできる。
下記は、IUT動作情報がSIPヘッダーにおいて搬送される一例を示す。
Figure 2012527198
下記は、IUT動作情報がヘッダー/URIパラメータの一部として搬送される一例を示す。
Figure 2012527198
270で示されたさらなる別の例では、同一の情報が、272で図示されたように、その動作をターゲットにした媒体の行のための、動作を識別する新たな属性、ソースおよびターゲットURIとともに、REFER内で搬送されることができるSDPボディ内で伝達されることができる。
Figure 2012527198
協調セッションにおける制御装置のステータスをUEに報知すること
広く普及したインターネットの使用と数多くの有線および無線通信デバイスの激増により、個人と組織はハイパー接続されつつある。任意の通信デバイスを使用して、いつどこでも、音声、映像、IMといった任意のテレコムおよびデータコムサービスにアクセスすることが、現在求められており、また、将来より一層求められるであろう。
開示された例は、協調セッションにおける制御装置のステータスについて、特に、UEがIUT制御装置の機能、たとえば、IUT動作を開始するためにSIPメッセージを送る機能のために必要とされる手順をサポートしているかどうかについて、ユーザー機器(UE)に報知するための方法と装置を提供する。この方法は、また、それが協調セッション内で制御装置の役割を割り当てられているか否かをUEに学習させる。開示された例は、ここでの引用によりここに組み込まれた「3GPP TS 24.237:IPマルチメディアサブシステム(IMS)サービスの継続化;ステージ3」と題する文書に関する。
図3は、開示された例の態様を示す。図3を参照すると、通信システム300の一例において、UE1(制御装置)302は当初、リモートUE312と、音声部分306、映像部分308、およびIM部分310を含む媒体セッション304(たとえば、テレビ会議)をしている。314で図示されているように、UE1 302は後に、UE2(被制御装置)318に、媒体セッション304のソース映像部分316を転送する。319で、UE1 302は、UE3 322に、媒体セッション304のソースIM部分320を転送し、媒体セッション304の制御を続ける。UE1が、映像を転送しつつ、UE、たとえば、UE2 318にセッションの制御を転送するつもりであったとすると、現在それがこの協調セッション326の制御装置であるとUE2 318に報知することが、SCC AS324に必要とされる。
いくつかの例では、それが制御装置UEであるのか被制御装置UEであるのかを、媒体転送ターゲットに教えることが、IMSアーキテクチャによって使用されるIETF SIPシグナリングを拡張して、提供される。
SCC ASは、媒体転送ターゲット(この場合、UE2)に出て行くINVITEメッセージ内に、それが現在この協調セッションの制御装置(または被制御装置)であることを報知する、特徴タグ、または新たなSIPヘッダー、または新たなコンテンツボディを含む。SCC ASがその媒体ストリームをリダイレクト(re-direct)している場合、同様のタグ/ヘッダーが、それが制御装置/被制御装置(IUT動作をトリガしたUE)かどうかを報知する、UE1に戻ってくるINVITEまたは他のSIPメッセージ内に含まれることができる。同様のタグ/ヘッダーは、それが制御装置の機能をサポートしているか否かを表示するために、UE1から来るINVITEまたは他のSIPメッセージ内に含まれることができる。
いくつかの例は、下記のとおりである。
新たなSIPヘッダーの制御装置を使用すること。yesの値は、このUEが制御装置であることを意味する。
Figure 2012527198
下記の例において、application/collaborative_session_iutの新たなコンテンツタイプが定義される。UEが媒体に向けられているとの同一のINVITEにおいて、SDPが含まれるマルチパート(multipart)のMIMEボディ内で、この新たなコンテンツタイプとともに、UEが制御装置か否かの情報が伝達される。「yes」の値は、UEが制御装置であることを意味し、「no」は、それが被制御装置であることを意味する。あるいは、このコンテンツタイプは、OPTIONS、PUBLISH、等といった他のSIPメッセージボディにおいてスタンドアロンで使用されることができる。この情報は、別のイベントパッケージの一部、XMLスキーマであることもできるので、それは、暗示的または明示的なサブスクリプション(subscription)を使用して、NTFYを介して、UEに送られることができるようになっている。
Figure 2012527198
図4では、協調セッションにおけるIUTのための方法1100が図示される。第1のユーザー機器は、データパケットセッション中に、リモートエンドに通信する(ブロック1104)。第1のユーザー機器は、ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、IUTのために、第2のユーザー機器を制御する(ブロック1106)。第1および第2のユーザー機器のうちの1つが、第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示する(ブロック1108)。
図5では、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法1200が図示される。ネットワークエンティティは、IUTのために、データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたってリモートで容易にする(ブロック1204)。ネットワークエンティティは、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するため、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継する(ブロック1206)。ネットワークエンティティは、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信する(ブロック1208)。
図6を参照すると、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのシステム1300が示される。たとえば、システム1300は、ユーザー機器(UE)内に少なくとも部分的に存在できる。システム1300が、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(たとえば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックであることができる、機能ブロックを含むものとして表されていることが理解されるべきである。システム1300は、共に動作可能な電気コンポーネントの論理グループ1302を含む。たとえば、論理グループ1302は、データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するための電気コンポーネント1304を含むことができる。さらに、論理グループ1302は、ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御するための電気コンポーネント1306を含むことができる。別の例では、論理グループ1302は、第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するための電気コンポーネント1308を含むことができる。さらに、システム1300は、電気コンポーネント1304乃至1308に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1320を含むことができる。メモリ1320の外部にあるように示されているが、電気コンポーネント1304乃至1308のうちの1つ以上がメモリ1320内に存在できることが理解されるべきである。
図7を参照すると、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのシステム1400が示されている。たとえば、システム1400は、少なくとも部分的にネットワークエンティティ(たとえば、アプリケーションサーバー)内に存在できる。システム1400が、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(たとえば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックであることができる、機能ブロックを含むものとして表されていることが理解されるべきである。システム1400は、共に動作可能な電気コンポーネントの論理グループ1402を含む。たとえば、論理グループ1402は、ユーザー機器間転送のために、データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたってリモートで容易にするための電気コンポーネント1404を含むことができる。さらに、論理グループ1402は、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するための電気コンポーネント1406を含むことができる。加えて、論理グループ1402は、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信するための電気コンポーネント1408を含むことができる。さらに、システム1400は、電気コンポーネント1404乃至1408に関連づけられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1420を含むことができる。メモリ1420の外部にあるように示されているが、電気コンポーネント1404乃至1408のうちの1つ以上がメモリ1420内に存在できることが理解されるべきである。
図8において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置1502が図示されている。データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するための手段1504が提供される。ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御するための手段1506が提供される。第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するための手段1508が提供される。
図9において、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置1602が図示される。ユーザー機器間転送のために、データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたりリモートで容易にするための手段1604が提供される。協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するための手段1606が提供される。ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信するための手段1608が提供される。
図10を参照すると、特許請求の主題のさまざまな態様を実現するための例示的なコンピューティング環境1700は、コンピュータ1712を含む。コンピュータ1712は、処理ユニット1714、システムメモリ1716、およびシステムバス1718を含む。システムバス1718は、システムメモリ1716を含むがこれに限定されないシステムコンポーネントを、処理ユニット1714に結合する。処理ユニット1714は、任意のさまざまな入手可能なプロセッサであることができる。デュアルマイクロプロセッサおよび他のマルチプロセッサアーキテクチャが、処理ユニット1714として用いられることもできる。
システムバス1718は、業界標準アーキテクチャ(ISA:Industrial Standard Architecture)、マイクロチャネルアーキテクチャ(MSA:Micro-Channel Architecture)、拡張型ISA(EISA:Extended ISA)、インテリジェント・ドライブ・エレクトロニクス(IDE:Intelligent Drive Electronics)、ベサローカルバス(VLB:VESA Local Bus)、周辺コンポーネントインターコネクト(PCI:Peripheral Component Interconnect)、カードバス(Card Bus)、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)、アドバンストグラフィックスポート(AGP:Advanced Graphics Port)、パーソナルコンピュータメモリカード国際協会バス(PCMCIA:Personal Computer Memory Card International Association bus)、Firewire (IEEE 1794)、小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI:Small Computer Systems Interface)、を含むがこれらに限定されない、任意のさまざまな入手可能なバスアーキテクチャを使用した、メモリバスまたはメモリ制御装置、周辺バスまたは外付けバス、および/またはローカルバスを含む、任意のいくつかのタイプのバス構造であることができる。
システムメモリ1716は、揮発性メモリ1720および不揮発性メモリ1722を含む。スタートアップ中などにコンピュータ1712内の要素間で情報を転送するための基本的なルーティンを含む、基本入出力システム(BIOS:basic input/output system)は、不揮発性メモリ1722に記憶される。限定ではなく例として、不揮発性メモリ1722は、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラム可能なROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能・プログラム可能なROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリ1720は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含み、それは、外付けのキャッシュメモリとして動作する。限定ではなく例として、RAMは、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンスド(enhanced)SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、ラムバスダイレクトRAM(RDRAM)、ダイレクトラムバスダイナミックRAM(DRDRAM)、およびラムバスダイナミックRAM(RDRAM)のような多くの形態で入手可能である。
コンピュータ1712は、また、リムーバブル/非リムーバブル、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体を含む。図10は、たとえば、ディスク記憶装置1724を示す。ディスク記憶装置1724は、磁気ディスクドライブ、フロッピーディスクドライブ、テープドライブ、Jazドライブ、Zipドライブ、LS−100ドライブ、フラッシュメモリカード、またはメモリスティックのようなデバイスを含むが、それらに限定されない。さらに、ディスク記憶装置1724は、コンパクトディスクROMデバイス(CD−ROM)、CD記憶可能ドライブ(CD−Rドライブ)、CD書き込み可能ドライブ(CD−RWドライブ)、またはデジタル多用途ディスクROMドライブ(DVD−ROM)のような光ディスクドライブを含むが、これらに限定されない、他の記憶媒体とは別個の、または、それらとの組み合わせの記憶媒体を含むことができる。システムバス1718へのディスク記憶デバイス1724の接続を容易にするために、インターフェース1726のようなリムーバブルまたは非リムーバブルインターフェースが、一般的に使用される。
図10が、ユーザーと、適切な動作環境1700で説明された基本的なコンピュータリソース間の仲介物として動作するソフトウェアを説明することが理解されるべきである。そのようなソフトウェアは、オペレーティングシステム1728を含む。オペレーティングシステム1728は、ディスク記憶装置1724に記憶されることができるが、コンピュータシステム1712のリソースを制御および割り当てるように動作する。システムアプリケーション1730は、システムメモリ1716またはディスク記憶装置1724のいずれかに記憶されたプログラムデータ1734およびプログラムモジュール1732を通して、オペレーティングシステム1728によるリソースの管理を活用する。特許請求の主題が、さまざまなオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせによって実現可能であることが理解されるべきである。
ユーザーは、(単数または複数の)入力デバイス1736によって、コンピュータ1712にコマンドまたは情報を入力する。入力デバイス1736は、マウスのようなポインティングデバイス、トラックボール、スタイラス、タッチパッド、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナ、TVチューナーカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、等を含むが、これらに限定されない。これらの、および他の入力デバイスは、(単数または複数の)インターフェースポート1738を介して、システムバス1718によって処理ユニット1714に接続する。(単数または複数の)インターフェースポート1738は、たとえば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)を含む。(単数または複数の)出力デバイス1740は、(単数または複数の)入力デバイス1736と同一のタイプのポートのいくつかを使用する。このように、たとえば、USBポートは、コンピュータ1712に入力を供給し、出力デバイス1740にコンピュータ1712からの情報を出力するために使用されることができる。出力アダプタ1742は、特別なアダプタを必要とする他の出力デバイス1740の中には、モニター、スピーカー、およびプリンターのようないくつかの出力デバイス1740があることを示すために提供されている。出力アダプタ1742は、限定ではなく例として、出力デバイス1740とシステムバス1718間の接続手段を提供するビデオおよびサウンド・カードを含む。他のデバイスおよび/またはデバイスのシステムが、(単数または複数の)リモートコンピュータ1744のように、入力および出力能力の両方を提供することに留意すべきである。
コンピュータ1712は、(単数または複数の)リモートコンピュータ1744のような、1つ以上のリモートコンピュータへの論理接続を使用するネットワーク化された環境で動作できる。(単数または複数の)リモートコンピュータ1744は、パーソナルコンピュータ、サーバー、ルーター、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサに基づいた器具、ピアデバイス、または他の一般的なネットワークノード、等であることができ、一般的には、コンピュータ1712に関して説明された、多くの、またはすべての要素を含む。簡潔さのために、メモリ記憶デバイス1746のみが、(単数または複数の)リモートコンピュータ1744とともに示されている。(単数または複数の)リモートコンピュータ1744は、ネットワークインターフェース1748によってコンピュータ1712に論理的に接続され、そして、通信接続1750を介して物理的に接続される。ネットワークインターフェース1748は、ローカルエリアネットワーク(LAN)およびワイドエリアネットワーク(WAN)のような有線および/または無線通信ネットワークを含む。LAN技術は、光ファイバー分散データインタフェース(FDDI:Fiber Distributed Data Interface )、銅線分散データインターフェース(CDDI:Copper Distributed Data Interface)、イーサネット(登録商標)、トークンリング、等を含む。WAN技術は、ポイント・ツー・ポイント・リンク、総合デジタル通信網(ISDN:Integrated Services Digital Networks)のような回路交換ネットワークおよびその変形例、パケット交換ネットワーク、およびデジタル加入者回線(DSL)を含むが、これらに限定されない。
(単数または複数の)通信接続1750は、バス1718にネットワークインターフェース1748を接続するために用いられるハードウェア/ソフトウェアのことを言う。通信接続1750は、例示を明確にするために、コンピュータ1712の内部に示されているが、それは、コンピュータ1712の外部にあることもできる。ネットワークインターフェース1748への接続のために必要なハードウェア/ソフトウェアは、例示目的でのみ、通常の電話品質モデム(regular telephone grade modem)、ケーブルモデムおよびDSLモデム、ISDNアダプタ、およびイーサネットカードを含むモデムのような、内部および外部の技術を含む。
図11を参照すると、一態様に係る多元接続無線通信システムが示されている。アクセスポイント(AP)1800は、複数のアンテナグループ、18018および1806を含む1つのグループ、1808および1810を含む別のグループ、および、1812および1814を含むさらなるグループを含む。図11には各アンテナグループにつき2つのアンテナのみが示されているが、より多くのアンテナ、またはより少ないアンテナが、各アンテナグループのために利用されることができる。アクセス端末(AT)1816は、アンテナ1812および1814と通信しており、アンテナ1812および1814は、フォワードリンク1820でアクセス端末1816に情報を送信し、リバースリンク1818でアクセス端末1816から情報を受信する。アクセス端末1822は、アンテナ1806および1808と通信しており、アンテナ1806および1808は、フォワードリンク1826でアクセス端末1822に情報を送信し、リバースリンク1824でアクセス端末1822から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク1818、1820、1824、および1826が、通信用の異なる周波数を使用できる。たとえば、フォワードリンク1820は、リバースリンク1818によって使用されるものとは異なる周波数を使用できる。
各アンテナグループおよび/またはその中でそれらが通信するように設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクターと呼ばれる。この態様において、アンテナグループは、それぞれ、アクセスポイント1800によってカバーされるエリアの、セクター内のアクセス端末に通信するように設計されている。
フォワードリンク1820および1826の通信において、アクセスポイント1800の送信アンテナは、異なるアクセス端末1816および1822のフォワードリンクの信号対雑音比を改良するために、ビームフォーミングを利用する。また、そのカバレッジじゅうにばらばらに散らばったアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを利用するアクセスポイントは、そのアクセス端末すべてに1つのアンテナで送信するアクセスポイントよりも、隣接セル内のアクセス端末に対し、より少ない干渉を生じる。
アクセスポイントは、端末と通信するために使用される固定局であることができ、アクセスポイント、ノードB、またはある他の専門用語で呼ばれることもできる。アクセス端末は、ユーザー機器(UE)、無線通信デバイス、端末、またはある他の専門用語で呼ばれることもできる。
MIMOシステムは、データ伝送のための複数(N個)の送信アンテナおよび複数(N個)の受信アンテナを用いる。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるN個の独立チャネルに分解されることができ、ここで、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は、1つの次元(dimension)に対応する。MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナによってつくられるさらなる次元(dimensionality)が利用されると、向上した性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供できる。
MIMOシステムは、時分割デュプレックス(「TDD」)および周波数分割デュプレックス(「FDD」)をサポートできる。TDDシステムでは、フォワードリンク送信とリバースリンク送信とが同一の周波数領域にあるので、相互作用の原理により、リバースリンクチャネルからのフォワードリンクチャネルの推定が可能である。これは、アクセスポイントに、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能な場合にフォワードリンクでの送信ビームフォーミング利得を導き出すことを可能にさせる。
ここでの教示は、少なくとも1つの他のノードと通信するためのさまざまなコンポーネントを用いるノード(たとえば、デバイス)で具体化され得る。図12は、ノード間通信を容易にするために用いられることができる、例としてのいくつかのコンポーネントを図示したものである。具体的には、図12は、MIMOシステム1900の無線デバイス1910(たとえば、アクセスポイント)および無線デバイス1950(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1910では、多数のデータストリームのためのトラヒックデータが、データソース1912から送信(「TX」)データプロセッサ1914に供給される。
いくつかの態様において、各データストリームは、各々の送信アンテナで送信される。TXデータプロセッサ1914は、符号化されたデータを供給するために、各データストリームのトラヒックデータを、そのデータストリームのために選択された特定の符号化方式に基づいて、形式にしたがって作り、符号化し、そしてインターリーブする。
各データストリームのための符号化されたデータは、OFDM技術を使用して、パイロットデータとともに多重化されることができる。パイロットデータは、一般的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用されることができる。次いで、各データストリームのための、多重化されたパイロットデータと符号化されたデータは、変調シンボルを供給するために、そのデータストリームのために選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて、変調(たとえば、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1930によって実行される命令によって決定されることができる。データメモリ1932は、プロセッサ1930またはデバイス1910の他のコンポーネントによって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶できる。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルが、TX MIMOプロセッサ1920に供給され、それは、変調シンボルを(たとえば、OFDM用に)さらに処理できる。TX MIMOプロセッサ1920は、次いで、各々が送信機(TMTR)と受信機(RCVR)を有するN個のトランシーバ(「XCVR」)1922a乃至1922tに、N個の変調シンボルストリームを供給する。いくつかの態様において、TX MIMOプロセッサ1920は、データストリームのシンボルとシンボルが送信されるアンテナに、ビームフォーミング重みを適用する。
各トランシーバ1922a乃至1922tは、それぞれのシンボルストリームを受信および処理して1つ以上のアナログ信号を供給し、アナログ信号をさらに調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)してMIMOチャネルでの送信に適した変調信号を供給する。次いで、トランシーバ1922a乃至1922tからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ1924a乃至1924tから送信される。
デバイス1950では、送信された変調信号が、N個のアンテナ1952a乃至1952rによって受信され、各アンテナ1952a乃至1952rからの受信信号が、各々のトランシーバ(「XCVR」)1954a乃至1954rに供給される。各トランシーバ1954a乃至1954rは、各々の受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整信号をデジタル化してサンプルを供給し、サンプルをさらに処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
受信(「RX」)データプロセッサ1960は、次いで、特定の受信機処理技術に基づき、N個のトランシーバ1954a乃至1954rからのN個の受信シンボルストリームを受信および処理して、N個の「検出」シンボルストリームを供給する。RXデータプロセッサ1960は、次いで、各検出シンボルストリームを復調、デインターリーブ、および復号し、データストリームのトラヒックデータをリカバーする。RXデータプロセッサ1960による処理は、デバイス1910のTX MIMOプロセッサ1920およびTXデータプロセッサ1914によって実行されるものと補完的である。
プロセッサ1970は、周期的に、どのプリコーディングマトリクス(pre-coding matrix)を使用すべきか決定する。プロセッサ1970は、マトリクスインデックス部分(matrix index portion)およびランク値部分を含むリバースリンクメッセージを組み立てる。データメモリ1972は、プロセッサ1970、またはデバイス1950の他のコンポーネントによって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶できる。
リバースリンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームについてのさまざまなタイプの情報を含むことができる。そして、リバースリンクメッセージは、データソース1936から多数のデータストリームのトラヒックデータを受信するTXデータプロセッサ1938によって処理され、変調器1980によって変調され、トランシーバ1954a乃至1954rによって調整され、デバイス1910に送信される。
デバイス1910では、デバイス1950からの変調信号が、アンテナ1924a乃至1924tによって受信され、トランシーバ1922a乃至1922tによって調整され、復調器(「DEMOD」)1940によって復調され、RXデータプロセッサ1942によって処理されて、デバイス1950によって送信されたリバースリンクメッセージが抽出される。そして、プロセッサ1930は、ビームフォーミングの重みを決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用すべきか決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図12は、通信コンポーネントが干渉制御動作を実行する1つ以上のコンポーネントを含み得ることを、さらに示している。たとえば、干渉(「INTER.」)制御コンポーネント1990は、別のデバイス(たとえば、デバイス1950)に信号を送信し、別のデバイスから信号を受信するために、プロセッサ1930および/またはデバイス1910の他のコンポーネントと協調できる。同様に、干渉制御コンポーネント1992は、別のデバイス(たとえば、デバイス1910)に信号を送信し、別のデバイスから信号を受信するために、プロセッサ1970および/またはデバイス1950の他のコンポーネントと協調できる。デバイス1910と1950の各々のために、説明されたコンポーネントのうちの2つ以上の機能が、単一のコンポーネントによって供給され得るということが理解されるべきである。たとえば、単一の処理コンポーネントが、干渉制御コンポーネント1990とプロセッサ1930の機能を提供でき、単一の処理コンポーネントが、干渉制御コンポーネント1992とプロセッサ1970の機能を提供できる。
ここに説明されたものの変形、変更、および他の実現が、特許請求された開示の精神および範囲から逸脱せずに、当業者によって想到されるであろう。したがって、本開示は、上述の例示的な説明によってではなく、以下の請求項の精神および範囲によって定義される。

Claims (70)

  1. データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信することと、
    ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御することと、
    前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示することと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法。
  2. 前記第1のユーザー機器から前記リモートエンドに通信することが、セッション開始プロトコル(SIP)を使用することをさらに含み、前記協調セッション中に前記ユーザー機器間転送のために前記第2のユーザー機器を制御することが、エンハンスドセッション開始プロトコル(SIP)を使用して前記ネットワークエンティティと通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示することが、
    前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つかどうか、制御装置の機能がユーザー機器間転送のためにサポートされているかどうかを、前記ネットワークに通信することと、
    前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つが、前記協調セッション内で、前記制御装置または被制御装置の役割を果たすかどうかの前記ネットワークエンティティからの表示を受信することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示することが、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを使用することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つが前記協調セッション内で前記制御装置または前記被制御装置の前記役割を果たすかどうかの前記ネットワークエンティティからの前記表示を受信することが、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを検出することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. ユーザー機器間転送のために第2のユーザー機器を制御することが、実行される転送動作と、動作を受ける媒体コンポーネントのタイプおよび媒体コンポーネントの識別と、前記転送動作のソースおよびターゲットデバイスと、を含む転送要求における情報を表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 媒体ストリームの特徴を付加すること、削除すること、および変更すること、媒体セッションを転送すること、媒体セッションを取得すること、媒体ストリームを混合すること、および媒体ストリームを反復すること、を含むグループのうちの選択された1つを決定することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記協調セッション中に前記ユーザー機器間転送のために前記第2のユーザー機器を制御することが、サービスの集中化および継続化(SCC)のアプリケーションサーバーと通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記XMLメッセージを使用して前記変更を通信することが、前記第2のユーザー機器に前記協調セッションの制御を転送することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 協調セッションにおける簡単な媒体転送のために定義された多目的インターネットメール拡張仕様(MIME)タイプを使用することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 媒体動作を実行するためにセッション開始プロトコル(SIP)メッセージに含まれた前記拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. REFERメッセージのセッション開始プロトコル(SIP)ヘッダーに含まれたシグナリングを使用して媒体動作の変更を通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. SIPメッセージボディまたはSIPメッセージヘッダーのいずれかにおけるセッション記述プロトコル(SDP)表示に含まれたシグナリングを使用して、ユーザー機器間転送の媒体動作を通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 媒体方向属性を追跡することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 二方向性の媒体コンポーネントが、異なるユーザー機器でそれぞれ終了した複数の一方向性の媒体コンポーネントを含むことを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するための第1のモジュールと、
    ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御するための第2のモジュールと、
    前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するための第3のモジュールと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための少なくとも1つのプロセッサ。
  18. コンピュータに、データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信させるための第1のコードのセットと、
    前記コンピュータに、ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御させるための第2のコードのセットと、
    前記コンピュータに、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示させるための第3のコードのセットと
    を含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのコンピュータプログラム製品。
  19. データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するための手段と、
    ネットワークエンティティと通信することにより、協調セッション中に、ユーザー機器間転送のために、第2のユーザー機器を制御するための手段と、
    前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するための手段と
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置。
  20. データパケットセッション中に、第1のユーザー機器からリモートエンドに通信するためのトランシーバと、
    前記トランシーバを介して、ネットワークエンティティと通信することにより協調セッション中にユーザー機器間転送のために第2のユーザー機器を制御し、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つがユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示する、ためのコンピューティングプラットフォームと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置。
  21. 前記トランシーバを介したコンピューティングトランスフォームが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)を使用することにより前記第1のユーザー機器から前記リモートエンドに通信するためのものであり、さらに、エンハンスドセッション開始プロトコル(SIP)を使用して前記ネットワークエンティティと通信することにより前記協調セッション中に前記ユーザー機器間転送のために前記第2のユーザー機器を制御するためのものである、請求項20に記載の装置。
  22. 前記トランシーバを介したコンピューティングトランスフォームが、さらに、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つかどうか、制御装置の機能がユーザー機器間転送のためにサポートされているかどうかを、前記ネットワークに通信することにより、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するためのものであり、
    前記トランシーバが、さらに、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つが、前記協調セッション内で、前記制御装置または被制御装置の役割を果たすかどうかの前記ネットワークエンティティからの表示を受信するためのものである、請求項20に記載の装置。
  23. 前記トランシーバを介したコンピューティングトランスフォームが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを使用することにより、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかを表示するためのものである、請求項20に記載の装置。
  24. 前記トランシーバが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを検出することにより、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つが前記協調セッション内で前記制御装置または前記被制御装置の前記役割を果たすかどうかの前記ネットワークエンティティからの前記表示を受信するためのものである、請求項20に記載の装置。
  25. 前記トランシーバが、さらに、実行される転送動作と、動作を受ける媒体コンポーネントのタイプおよび媒体コンポーネントの識別と、前記転送動作のソースおよびターゲットデバイスと、を含む転送要求における情報を表示することにより、ユーザー機器間転送のために第2のユーザー機器を制御するためのものである、請求項20に記載の装置。
  26. 前記トランシーバを介したコンピューティングトランスフォームが、さらに、媒体ストリームの特徴を付加すること、削除すること、および変更すること、媒体セッションを転送すること、媒体セッションを取得すること、媒体ストリームを混合すること、および媒体ストリームを反復すること、を含むグループのうちの選択された1つを決定することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を決定するためのものである、請求項20に記載の装置。
  27. 前記トランシーバを介したコンピューティングトランスフォームが、さらに、サービスの集中化および継続化(SCC)のアプリケーションサーバーと通信することにより、前記協調セッション中に前記ユーザー機器間転送のために前記第2のユーザー機器を制御するためのものである、請求項20に記載の装置。
  28. 前記トランシーバが、さらに、拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を通信するためのものである、請求項20に記載の装置。
  29. 前記トランシーバが、さらに、前記第2のユーザー機器に前記協調セッションの制御を転送することをさらに含んで前記XMLメッセージを使用して前記変更を通信するためのものである、請求項28に記載の装置。
  30. 前記トランシーバが、さらに、協調セッションにおける簡単な媒体転送のために定義された多目的インターネットメール拡張仕様(MIME)タイプを使用するためのものである、請求項28に記載の装置。
  31. 前記トランシーバが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージに含まれた前記拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用するためのものである、請求項28に記載の装置。
  32. 前記トランシーバが、さらに、REFERメッセージのセッション開始プロトコル(SIP)ヘッダーに含まれたシグナリングを使用して媒体動作の変更を通信するためのものである、請求項20に記載の装置。
  33. 前記トランシーバが、さらに、SIPメッセージボディまたはSIPメッセージヘッダーのいずれかにおけるセッション記述プロトコル(SDP)表示に含まれたシグナリングを使用して、ユーザー機器間転送の媒体動作を通信するためのものである、請求項20に記載の装置。
  34. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、媒体方向属性を追跡するためのものである、請求項20に記載の装置。
  35. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、二方向性の媒体コンポーネントが、異なるユーザー機器でそれぞれ終了した複数の一方向性の媒体コンポーネントを含むことを表示するためのものである、請求項20に記載の装置。
  36. データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にすることと、
    協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、前記第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継することと、
    ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信することと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための方法。
  37. セッション開始プロトコル(SIP)およびエンハンスドセッション開始プロトコル(SIP)を使用して、前記第1のユーザー機器、前記第2のユーザー機器、および前記リモートエンドと通信することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記協調セッション内で前記制御装置または被制御装置の役割を果たすように、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つに、表示を送信することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  39. 前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかの前記表示を受信することが、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを使用することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  40. 前記協調セッション内で前記制御装置または前記被制御装置の前記役割を果たすように、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つに、前記表示を送信することが、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを検出することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  41. 実行される転送動作、動作を受ける媒体コンポーネントのタイプおよび媒体コンポーネントの識別、および前記転送動作のソースおよびターゲットデバイスを含む転送要求における情報を表示することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  42. 媒体ストリームの特徴を付加すること、削除すること、および変更すること、媒体セッションを転送すること、媒体セッションを取得すること、媒体ストリームを混合すること、および媒体ストリームを反復することを含むグループのうちの選択された1つを決定することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を決定することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  43. 前記協調セッションを容易にすることが、サービスの集中化および継続化(SCC)のアプリケーションサーバーを使用する、請求項36に記載の方法。
  44. 拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を通信することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  45. 前記XMLメッセージを使用して前記変更を通信することが、前記第2のユーザー機器に前記協調セッションの制御を転送することをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  46. 協調セッションにおける簡単な媒体転送のために定義された多目的インターネットメール拡張仕様(MIME)タイプを使用することをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  47. セッション開始プロトコル(SIP)メッセージに含まれた拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  48. REFERメッセージのセッション開始プロトコル(SIP)ヘッダーに含まれたシグナリグを使用して媒体動作の変更を通信することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  49. SIPメッセージボディまたはSIPメッセージヘッダーのいずれかにおけるセッション記述プロトコル(SDP)表示にふくまれたシグナリングを使用して、ユーザー機器間転送の媒体動作を通信することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  50. 媒体方向属性を追跡することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  51. 二方向媒体コンポーネントが異なるユーザー機器でそれぞれ終了した複数の一方向媒体コンポーネントを含むことを表示することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  52. データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にするための第1のモジュールと、
    協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、前記第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するための第2のモジュールと、
    ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信するための第3のモジュールと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための少なくとも1つのプロセッサ。
  53. コンピュータに、データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にさせるための第1のコードのセットと、
    前記コンピュータに、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、前記第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継させるための第2のコードのセットと、
    前記コンピュータに、ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信させるための第3のコードセットと
    を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のためのコンピュータプログラム製品。
  54. データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易にするための手段と、
    協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、前記第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するための手段と、
    ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を受信するための手段と
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置。
  55. データパケットセッション中に、リモートエンドと、第1のユーザー機器および第2のユーザー機器の協調セッションを、ネットワークにわたって、リモートで容易し、協調セッション中に、ユーザー機器間転送を制御するために、前記第1および第2のユーザー機器のうちの一方から他方にシグナリングを中継するためのネットワークインターフェースと、
    ユーザー機器間転送における制御装置として必要とされる機能をサポートしているとの、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つからの表示を、前記ネットワークインターフェースを介して受信するためのコンピューティングプラットフォームと
    を含む、協調セッションにおけるユーザー機器間転送のための装置。
  56. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)およびエンハンスドセッション開始プロトコル(SIP)を使用して、前記第1のユーザー機器、前記第2のユーザー機器、および前記リモートエンドと通信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  57. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、前記協調セッション内で前記制御装置または被制御装置の役割を果たすように、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つに、表示を送信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  58. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを使用することにより、前記第1および第2のユーザー機器のうちの1つが前記ユーザー機器間転送における前記制御装置として必要とされる機能をサポートしているかどうかの前記表示を受信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  59. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)媒体特徴タグ、セッション開始プロトコル(SIP)ヘッダー、およびセッション開始プロトコル(SIP)メッセージ内のコンテンツボディを含むメカニズムのグループのうちの選択された1つを検出することにより、前記協調セッション内で前記制御装置または前記被制御装置の前記役割を果たすように、前記第1および第2のユーザー機器のうちの前記1つに、前記表示を送信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  60. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、実行される転送動作、動作を受ける媒体コンポーネントのタイプおよび媒体コンポーネントの識別、および前記転送動作のソースおよびターゲットデバイスを含む転送要求における情報を表示するためのものである、請求項55に記載の装置。
  61. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、媒体ストリームの特徴を付加すること、削除すること、および変更すること、媒体セッションを転送すること、媒体セッションを取得すること、媒体ストリームを混合すること、および媒体ストリームを反復することを含むグループのうちの選択された1つを決定することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を決定するためのものである、請求項55に記載の装置。
  62. 前記協調セッションを容易にするための、サービスの集中化および継続化(SCC)のアプリケーションサーバーをさらに含む、請求項55に記載の装置。
  63. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用することにより、前記協調セッションの媒体動作の変更を通信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  64. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、前記第2のユーザー機器に前記協調セッションの制御を転送することをさらに含んで前記XMLメッセージを使用して前記変更を通信するためのものである、請求項63に記載の装置。
  65. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、協調セッションにおける簡単な媒体転送のために定義された多目的インターネットメール拡張仕様(MIME)タイプを使用するためのものである、請求項63に記載の装置。
  66. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージに含まれた前記拡張マークアップ言語(XML)メッセージを使用するためのものである、請求項63に記載の装置。
  67. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、REFERメッセージのセッション開始プロトコル(SIP)ヘッダーに含まれたシグナリグを使用して媒体動作の変更を通信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  68. 前記ネットワークインターフェースが、さらに、SIPメッセージボディまたはSIPメッセージヘッダーのいずれかにおけるセッション記述プロトコル(SDP)表示に含まれたシグナリングを使用して、ユーザー機器間転送の媒体動作を通信するためのものである、請求項55に記載の装置。
  69. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、媒体方向属性を追跡するためのものである、請求項55に記載の装置。
  70. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、二方向媒体コンポーネントが異なるユーザー機器でそれぞれ終了した複数の一方向媒体コンポーネントを含むことを表示するためのものである、請求項55に記載の方法。
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