JP2012520006A - 第2のローカルネットワーク内のサーバからローカルネットワーク内のレンダラへのメディア転送 - Google Patents

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Abstract

第1のローカルネットワーク(300)に存在する第1の装置(300c、d)において第2のローカルネットワーク(302)内のメディアサーバ(302b)から第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラ(300b)へのメディアの転送を可能にする方法及び構成。第1の装置と第2のローカルネットワーク内のゲートウェイ(302a、c)との間に接続が確立され(3:1)且つ第1の装置はゲートウェイでメディアサーバに関してポートマッピングを作成する(3:3)。次に、第1の装置は、作成されたポートマッピング及びメディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照から構成されるURLを作成し(3:4)且つ作成されたURLをメディアレンダラヘ送出する(3:5)。これにより、メディアレンダラはそのURLを使用してメディアサーバからメディアコンテンツをプルできる。

Description

本発明は、リモート制御装置による制御に従って2つのローカルネットワークにある装置の間のメディアの転送を可能にする方法及び構成に関する。
プライベートネットワーク又はホームネットワーク、LAN(ローカルエリアネットワーク)、レジデンシャルネットワーク又はオフィスネットワークとも呼ばれる内部アドレス指定転送手段を使用する限定型ローカルネットワーク内の装置が関与するマルチメディア通信の技術の開発が進められている。本明細書において使用される場合の「ローカルネットワーク」はそのようなあらゆるネットワークを表し且つ「装置」はローカルネットワークにおいてメディア通信を実行可能なあらゆるエンティティを表す。ローカルネットワーク内の装置は、固定電話及び無線電話、コンピュータ、メディアプレイヤー又はメディア「レンダラ」、メディアサーバ及びテレビジョンボックス(「STB(セットトップボックス)」とも呼ばれる)などのあらゆる種類のエンティティを含んでもよい。
ローカルネットワーク内の装置はそれぞれ異なるアクセス技術、異なるオペレーティングシステム、異なるプログラミング言語、異なるフォーマット規格及び異なる通信プロトコルを使用する場合があるが、UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)は、そのような異なる装置の間で通信のための標準化装置プロトコルを確立する技術である。更に、DLNA(デジタルリビングネットワークアライアンス)は、ローカルネットワークの装置においてデジタルメディアコンテンツを収集し、記憶し且つアクセスする技術である。UPnPプロトコルは、ローカルネットワーク内のDLNA化装置の間で通信を実行するための基礎プロトコルとしてDLNAにより利用される。そのようなDLNA装置は、ローカルネットワーク内におけるメディア転送の基本転送機構としてHTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を一般に使用可能である。更に、ローカルネットワークにおけるメディア転送のためにRTP(リアルタイムプロトコル)も使用可能である。
UPnPは、装置がローカルネットワークに参加し、ローカルIPアドレスを取得し、その装置の装置名及びIPアドレスを告知し且つそのネットワークの他の装置との間で能力及びサービスをやり取りすることが可能になる「発見」と呼ばれる処理をサポートする。本明細書において、メディアの転送、通信、符号化/復号化、記憶及び再生のために装置にインストールされるあらゆる機能及びプロトコルをまとめて「能力」と呼ぶ。
マルチメディアサービス及びマルチメディアセッションを処理制御するためのプラットフォームとして、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によりIMS(IPマルチメディアサブシステム)と呼ばれるネットワークアーキテクチャが開発された。限定型ローカルネットワークの装置に対してIMS利用サービスを提供し且つローカルネットワーク外のエンティティとの間のマルチメディア通信を可能にするように、外部エンティティとの間のセッションを確立するためにIMSネットワークを使用する解決策として、「HIGA(ホームIMSゲートウェイ)」と呼ばれるゲートウェイが提案された。
UPnPは、ローカルネットワーク外に配置されたリモートUPnP装置とローカルネットワーク内に配置されたUPnP装置との通信を可能にするリモートアクセスアーキテクチャ RAAを更に定義する。更に詳細には、RAAは、リモートアクセスサーバRASを有するエンティティとリモートアクセスクライアントRACを有するエンティティとの間のリモートアクセス接続を可能にするために必要とされるパラメータを規定し且つ構成する方法を指定する。これは一般にUPnP RA手順とも呼ばれる。
図1は、UPnP RA手順に従ってローカルネットワーク(図示せず)内のローカル装置に対するリモートアクセスを可能にするためのリモート装置100及びローカルネットワークのローカルゲートウェイ102の各々における典型的な論理構造を示す。ローカルゲートウェイ102はRGW(レジデンシャルゲートウェイ)及び/又はHIGAであってもよい。リモート装置100においてリモートアクセスクライアント「RAC」100aが構成され且つローカルゲートウェイ102において対応するリモートアクセスサーバ「RAS」102aが構成されている。RAC100a及びRAS102aは互いに整合するプロファイルで構成され且つ同期化されるべきであるので、この構成はRAC100a及びRAS102aが共にローカルネットワークに存在する場合に実現可能である。
RAC100aはリモートアクセスディスカバリエージェント「RADA」100bを備え且つRAS102aは対応するリモートアクセスディスカバリエージェント「RADA」102bを備える。2つのRADAは、2つのエンティティ100及び102の間で発見メッセージ又は「ペアリング」メッセージをやり取りするように構成される。RAC100aはリモートアクセス転送エージェント「RATA」100cを更に備え且つRAS102aは対応するリモートアクセス転送エージェント「RATA」102cを更に備える。2つのRATAは、2つのエンティティ100及び102の間にメディアの転送チャネルを確立するように構成される。RATA100c、102cは、リモートアクセスの信号の送受信及びメディア通信のための接続先エンドポイントとして動作するという効果を有する。
更に、第1の装置がローカルネットワーク内で第2の装置から第3の装置へのメディアの転送を制御することを可能にするための方法も開発されている。この方法は「3−ボックスシナリオ」と呼ばれる場合が多い。例えば、再生容量が限定されている小型ハンドヘルド無線電話及びラップトップコンピュータと比較して大型で高画質の画面にコンテンツを表示するために、メディアレンダラとして使用される大型フラットスクリーンTVへビデオメディアをストリーミングすることをラップトップコンピュータ又はメディアサーバに指示するための制御装置として無線電話が使用されてもよい。
国際公開第2008/108699号(特許文献1)は、上記の3−ボックスシナリオに従った2つのローカルネットワーク間のメディア転送のための方法を開示する。この方法によれば、第1のローカルネットワーク内の装置と第2のローカルネットワーク内の別の装置との間のセッション中に各ローカルネットワークのゲートウェイによってメディアの通信が可能になり、この通信は、第1のローカルネットワークに存在するリモート制御装置を使用してIMSネットワークを介する制御メッセージの送受信によって開始される。リモート制御装置は2つのローカルネットワークのうち一方にしか存在しないが、リモート制御装置はメディア通信自体には関与しない。この方法では、リモート制御装置がIMSクライアントを有し且つ有効にIMSに加入していること及び少なくとも第2のローカルネットワークにHIGAがインストールされていることが必要である。
この方法の基礎を説明する。図2は、第1のローカルネットワーク200、第2のローカルネットワーク202及びIMSネットワーク204を示す。ネットワーク200はレジデンシャルゲートウェイ200aを備え且つネットワーク202はレジデンシャルゲートウェイ202aを備える。少なくとも第2のネットワーク202は、IMSネットワーク204と通信するためのHIGA202bを更に備える。
リモート制御装置200bは第1のローカルネットワーク200を訪問している。第1のローカルネットワークはテレビ200cを更に含み、第2のローカルネットワーク202はメディアサーバ202cを含む。リモート制御装置200bのユーザは、ユーザ自身のホームネットワークであってもよい第2のネットワーク202内のサーバ202cにメディアコンテンツが記憶されているという知識を有する。図2に概略的に示されるように、メディアサーバ202cからテレビ200cへのメディア転送を実現し且つ制御するために、IMSネットワーク204を介するリモート制御装置200bとHIGA202bとの間のIMS信号の送受信が必要とされる。従って、リモート制御装置は有効IMSアイデンティティを有するIMSクライアントでなければならず且つHIGA202bも同様に少なくとも第2のローカルネットワークにインストールされたIMSクライアントでなければならない。そのため、上記のIMSクライアントが利用可能でない限り、3−ボックスシナリオに従った2つのローカルネットワーク間のそのようなメディア転送は不可能であるという制限がある。
この従来の方法のもう1つの制約は、現在のUPnP RA(リモートアクセス)仕様自体が異なるネットワーク間のメディア転送、例えば3−ボックスシナリオに従った遠隔地からのコンテンツのレンダリングを規定しておらず、リモート装置とローカルネットワークとの間のメディア転送のみを規定していることである。
国際公開第2008/108699号パンフレット
本発明の目的は、以上概略的に説明した制約、課題及び問題点のうち少なくともいくつかに対処することである。本発明の別の目的は、IMSクライアント及びIMSネットワークを使用する必要なく3−ボックスシナリオに従った異なるローカルネットワーク間のメディア転送を可能にすることである。添付の独立請求の範囲において定義される方法及び構成を使用することにより、これらの目的及び他の目的を達成することが可能である。
1つの態様によれば、第1の装置において第2のローカルネットワーク内のメディアサーバから第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラへのメディアの転送を可能にする方法が提供される。この方法において、第1の装置と第2のローカルネットワーク内のゲートウェイとの間に接続が確立され、そのゲートウェイにおいて、メディアサーバに関してのポートマッピングが作成される。第1の装置は、作成されたポートマッピング及びメディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照を備えるURLを更に作成し、次に、作成されたURLをメディアレンダラヘ送出する。これにより、メディアレンダラは、そのURLを使用してメディアサーバからメディアコンテンツをプルできる。
別の態様によれば、第1のローカルネットワークに存在し、第2のローカルネットワーク内のメディアサーバから第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラへのメディアの転送を可能にする第1の装置における構成が提供される。この構成によれば、第1の装置は、第1の装置と第2のローカルネットワーク内のゲートウェイとの間に接続を確立する接続モジュールと、ゲートウェイにおける、メディアサーバに関するポートマッピングを作成するポートマッピングモジュールとを備える。また、第1の装置は、作成されたポートマッピング及びメディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照を備えるURLを作成するURLモジュールと、作成されたURLをメディアレンダラへ送出する送出モジュールとを更に備える。
上記の方法及び構成は、異なる実施形態に従って構築され、実現されてもよい。一実施形態において、URL中のポートマッピングは、メディアサーバのローカルIPアドレス及びポート番号をゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号でマッピングする。メディア参照はメディアサーバのメディアファイルのファイル名及び経路を含んでもよい。確立された接続は、第1の装置のユーザによるメディアコンテンツの選択を可能にするようにメディアサーバのコンテンツを閲覧するために使用できる。また、確立された接続はVPNトンネルであってもよい。
更なる可能な実施形態においては、第1の装置のリモートアクセスクライアントRACとゲートウェイのリモートアクセスサーバRASとの間に接続が確立され、これらRAC及びRASは事前にペアリング処理により対を形成している。RAC及びRASは更にUPnP RAアーキテクチャバージョン1に準拠してもよい。更に、第1の装置はUPnP AV手順に基づいてURLをメディアレンダラヘ送出してもよい。その場合、第1の装置は、メディアサーバからメディアコンテンツを取り出すためのHTTP GETメッセージに変換可能なUPnP AVT Playコマンドをメディアレンダラへ送出可能である。
第1の装置が移動電話である場合、VPNトンネルを経てセルラネットワークを介して信号メッセージを通信可能であり、その一方で実際のメディアは固定ネットワークを介して、例えばストリーミング技術を使用してメディアサーバからメディアレンダラへ送出可能である。このように、利用可能な通信リンク及び帯域幅を高い効率で利用可能である。
この方法の更なる可能な特徴及び利点は以下の詳細な説明から明らかになる。
以下、添付の図面を参照して、例示的な実施形態によって本発明を更に詳細に説明する。
従来の技術に従ってローカルネットワーク内の装置に対してリモートアクセスを実行するように構成されたリモート装置及びローカルゲートウェイを示すブロック図である。 既知の方法に従った2つのローカルネットワークの間のメディア転送に関与する3ボックススキームの通信の概要を示す図である。 可能な実施形態に係る2つのローカルネットワークの間のメディア転送に関与する3ボックススキームの通信の概要を示す図である。 別の可能な実施形態に係る第1の装置により実行されるステップを示すフローチャートである。 更なる例示的な実施形態に係る本発明を実施可能にする方法の一実施例を示す信号フロー図である。 更なる例示的な実施形態に係る第1の装置の構成を更に詳細に示すブロック図である。
簡単に説明すると、第1の装置が第1のローカルネットワークに存在する場合に接続先である第2のローカルネットワーク内のメディアサーバのメディアコンテンツを第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラで再生するために第1の装置のユーザがメディアサーバからのメディアコンテンツの転送を制御することを可能にする方法が提供される。従って、ユーザは、第1のネットワークを訪問する際にメディアサーバに記憶されているメディアコンテンツを遠隔地からアクセスし且つメディアコンテンツをメディアレンダラで再生すること、すなわち上記の3−ボックスシナリオに従って再生することを要求することができる。本発明は、特にIMS加入又はIMSメッセージ交換をまったく必要とせずにこれを可能にする。
第1の装置は、第1のローカルネットワーク内のゲートウェイとの接続を確立し、それにより、少なくとも接続先ネットワークから見て接続先ネットワークにおける仮想の「ローカル」装置にもなる。従って、基本的に図1に示されるように第1の装置のRACとゲートウェイのRASとの間で例えばVPNトンネルなどのそのような接続を取得することが可能である。この接続により、特にメディアサーバのメディアを閲覧し且つメディアサーバから所望のメディアを選択するために、ユーザは第2のネットワークのローカル装置と通信可能である。
次に、第1の装置はゲートウェイでメディアサーバに関してポートマッピングを作成し、更に、そのポートマッピング及びユーザにより選択されたメディアサーバに記憶されているメディアコンテンツに対する参照から構成されるURLを作成する。作成されたURLを第1の装置がメディアレンダラヘ送出すると、メディアレンダラは、例えばHTTP GETメッセージなどに含まれる形で受信されたURLを使用してメディアサーバから対応するメディアコンテンツをプルできる。
例えばゲートウェイを介してインターネットに接続されているユーザのホームネットワークの中にビデオなどのメディアコンテンツを有するメディアサーバをユーザが有している場合などにこの方法を使用できる。ユーザが移動電話を操作し、そのようなメディアコンテンツを再生するのに有用なメディアレンダラを備えた別のローカルネットワークを訪問した場合、移動電話のRACは家のゲートウェイのRASとの間で信号の送受信を実行するためのリモートアクセス接続を確立することができる。従って、これは無線インタフェース又はセルラインタフェースを介して実行され且つUPnP RA信号送受信のためにRACとRASとの間に安全なトンネルを確立できる。
上記のような使用例の場合、訪問先ローカルネットワークのゲートウェイ装置は非リモートアクセス装置になるが、訪問先ネットワークでホームネットワークからのメディアをユーザが共有するための安全な経路を次のように提供する。ユーザの移動電話はローカルインタフェースを介して、例えばWiFiを使用して訪問先ローカルネットワークに接続する。移動電話にはいわゆる「AV CP(オーディオビデオコントロールポイント)」が更に組み込まれている。従って、移動電話のAV CPは双方のローカルネットワークの一部として動作可能である。ユーザの移動電話、家のメディアサーバ及び訪問先メディアレンダラは基本的に上記の3−ボックスシナリオを形成する。RACをホームネットワークに接続することにより、AV CPはその接続を介してメディアサーバのコンテンツを閲覧し且つ選択することが可能である。
AVセットアップ段階において、AV CPは、RACとRASとの間のVPNトンネルを介するUPnP RA信号送受信を使用してメディアサーバから訪問先インターネットゲートウェイのパブリックIPアドレスへメディアストリームを送出させることができる。しかし、コンテンツは大量のデータを含むことがあるので、実際のメディアは同じトンネルを介してストリーミングされるのではなく、コンテンツのデータをストリーミングする場合、通常はコストが高く且つ限定されている移動電話の無線接続を使用せずに、ゲートウェイの固定接続を介してデータをストリーミングすることができる。前述のように、訪問先ゲートウェイの背後に存在するメディアレンダラ、すなわちNAT(ネットワークアドレス変換器)にストリームを到達させるために、関連ポートマッピングがゲートウェイで作成されなければならない。従って、訪問先メディアレンダラにおいてメディアストリームが再生される一方、移動電話のAV CPはメディアストリームのレンダリングを制御できる。
次に、図3を参照して、2つのローカルネットワークの間で典型的な3−ボックスシナリオに従ってこの方法を使用するための例示的な一実施例を説明する。第1のローカルネットワーク300は「RGW」と示されるゲートウェイ300aと、例えば大画面テレビなどのメディアレンダラ300bとを含む。移動電話などの第1の装置300cは現在第1のローカルネットワーク300にあり、第1のローカルネットワーク300は特にRAC300dを更に含む。第1の装置300cのユーザは自身の家のローカルネットワーク、すなわち図示される第2のローカルネットワーク302とも関連している。第2のローカルネットワーク302は、同様に「RGW」と示されるゲートウェイ302aと、メディアサーバ302bとを更に備える。
ゲートウェイ302aはRAS302cを更に備え、第1の装置300cのRAC300d及びゲートウェイ302aのRAS302cは、第1の装置300cが実際に第2のローカルネットワーク302に存在していた時点で事前に正規の発見処理又はペアリング処理により対を形成していたと仮定する。従って、第1の装置300cは既にわかっており、第2のネットワーク302の信頼できるメンバーになっている。更に、第1の装置300cは、先に図1に関して説明したように例えば正規の発見処理又はペアリング処理において訪問先ローカルネットワーク300に既に接続していると仮定する。この処理はSSDP(シンプルサービスディスカバリプロトコル)と呼ばれる既存のプロトコルに基づいてもよい。
図示される第1の動作3:1において、第1の装置300cのRAC300dとゲートウェイ302aのRAS302cとの間にRA接続が確立される。この接続はVPNトンネル又はそれと同等の接続であるのが好ましい。従って、次に説明するように2つのネットワーク300及び302の間でメディア転送を開始するために、信号の送受信及び閲覧にこの接続を使用できる。次の動作3:2において、第1の装置300cのユーザはメディアサーバ302bのメディアを閲覧し且つ後に実行されるべき転送及びメディアレンダラ300bにおける再生に備えてメディアサーバ302bからメディアコンテンツを選択する。基本的には、ユーザがメディアサーバのある特定のメディアコンテンツを選択した場合、第1の装置300cはそのメディアコンテンツに対する適切な参照を取得し且つ保存する。この処理の後の段階の動作で実行されるメディアサーバ302bからの実際のコンテンツのアクセスのために参照を使用できる。
次の動作3:3において、第1の装置300cは接続先ゲートウェイ302aでメディアサーバ302bに関してポートマッピングを取得又は作成する。この動作はゲートウェイ302aにおける「ピンホール作成」と呼ばれてもよい。有用な一実施例において、この動作で作成されるポートマッピングは、メディアサーバ302bのローカルIPアドレス及びポート番号をメディアサーバ302bと関連するゲートウェイ302aの外部パブリックIPアドレス及びポート番号でマッピングする。このポートマッピングを参照することにより、ネットワーク302外のエンティティからメディアサーバ302bにアクセスできる。
続く動作3:4において、第1の装置300cは図中では「URL」と示される特定のURLを作成する。このURLは、作成されたポートマッピング及び事前に取得されていたメディアサーバ302bのメディアコンテンツに対する参照から構成される。次の動作3:5において、第1の装置300cは、作成されたURLをローカルネットワーク300内のメディアレンダラ300bへ送出する。例えば、URLはUPnP AV手順に基づいて、例えばメッセージ「AVT:SetAVTransportURL(URL)」に含まれる形で送出されてもよい。
次の動作3:6において、メディアレンダラ300bは、受信したURLによってメディアサーバからメディアコンテンツを取り出す、すなわち「プルする」ことができる。従って、URLは、メディアサーバ302bと関連するゲートウェイ302aにおけるポートマッピング及び先に選択されていた参照に従ったメディアサーバのメディアコンテンツの双方を表す。別の有用な実施例において、メディアレンダラ300bは、URLを使用してHTTP GETメッセージをメディアサーバ302bへ送出するのが好ましい。その場合、最終動作3:7に示されるように、メディアコンテンツはメディアサーバ302bからメディアレンダラ300bへコンテンツストリームとして転送されるだろう。
このように、上述の方法を使用することにより、3−ボックスシナリオに従って2つのローカルネットワークの間でIMSを使用する必要なくメディアを転送可能である。尚、メディア転送の準備段階として実行されるネットワーク300、302間の信号送受信動作は当初の動作3:1で確立された接続を介して実行されるが、その結果として実行される動作3:6及び3:7に従ったメディア転送は、ゲートウェイ300a及び302aにより使用される通常は固定アクセス機構である外部機構によって別の接続を介して実現されることになる。従って、第1の装置が移動電話である場合、移動電話はVPNトンネルを経てセルラネットワークを介して信号メッセージを通信するが、実際のメディアは固定ネットワークを介してメディアサーバからメディアレンダラへ送出される。
次に、図4のフローチャートを参照して、第2のローカルネットワーク内のメディアサーバから第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラへのメディアの転送を可能にするために第1のローカルネットワーク内に存在する第1の装置により実行される手順を説明する。第1のステップ400において、第1の装置は第2のローカルネットワーク内のゲートウェイとの間の接続を確立する。この動作は基本的には図3の動作3:1に相当する。遠隔地の第1の装置からメディアサーバのメディアを閲覧するためにこの接続を使用できる。次のステップ402において、第1の装置は第2のローカルネットワークのゲートウェイでメディアサーバに関してポートマッピングを作成する。この動作は基本的には図3の動作3:3に相当する。
次に、ステップ404において、第1の装置は、作成されたポートマッピング及びメディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照から構成されるURLを作成する。この動作は基本的には図3の動作3:4に相当する。先に説明したように、確立された接続を使用して第1の装置のユーザがメディアサーバのメディアを閲覧したときに既にメディアコンテンツはユーザにより選択されているものと仮定する。最終ステップ406において、第1の装置は作成されたURLをメディアレンダラへ送出する。これにより、メディアレンダラは受信したURLを使用してメディアサーバからそのメディアコンテンツをプルできる。
図5の信号フロー図を参照して、本発明の方法を実際にどのようにして実現できるかを示す一実施例を説明する。本実施例に関連するノード及びエンティティは次の通りである。第1の装置500はこの場合には移動電話であり、第1のローカルネットワーク内にある。この場合、第1のネットワークのゲートウェイ機能502は、このようなローカルゲートウェイ機能を表すために使用されることが多い用語である「IGD(インターネットゲートウェイデバイス)」として示される。第1のローカルネットワークにはメディアレンダラ504も存在する。第2のローカルネットワーク「2」にはホームゲートウェイノード506及びメディアサーバ508がある。
移動電話500は、先に説明した第1の装置の可能な実現形態として、基本的に先の実施例において説明した通りに動作するように構成される。更に詳細には、移動電話500はAV CP500a、IGD CP500b及びRAC500cを含むように構成される。更に、ホームゲートウェイノード506はゲートウェイ機能IGD’506a及びRAS506bを含むように構成される。移動電話500及びホームゲートウェイ506の上記の機能は、正規のUPnPの実施仕様に従って構成されるか、又は本明細書で説明されるように本発明を実現するための新規な方法において利用可能な他の任意の同等の仕様又は類似の規格及びプロトコルに従って構成されてもよい。
次に、種々の概略的なステップ又は動作によって図5の手順を説明する。各ステップは、使用されるプロトコルに応じて双方向に転送される1つ以上の特定の機能及びメッセージを表してもよい。第1の動作5:1は、例えば移動電話500が実際にネットワーク2に存在していたときに正規の発見処理又はペアリング処理のいずれかの時点でRAC500c及びRAS506bが対を形成していたことを示す。これは、次に続く手順の前提条件とみなされてもよい。次の動作5:2において、移動電話500のIGD CP500bは第1のネットワーク1にローカルに接続し且つ発見処理又はペアリング処理を実行する。この処理において、IGD CP500bは例えば正規のプロトコルSSDPに従ってローカルゲートウェイIGD502を発見する。
次の動作5:3は、例えばUPnP RA手順に従って接続先ネットワーク2においてもRAC500cとRAS506bとの間にRA接続が確立されることを示す。更に、動作5:4においてRAC500cとRAS500bとの間で正規のRA同期化メッセージがやり取りされる。これにより、接続先ネットワーク2の装置に関する知識が移動電話500に効果的に提供される。RA同期化は図1に示されるようなRADAエンティティの間で実行されてもよく、これは「RADA同期化」と呼ばれてもよい。
概略的に示される動作5:5aは、例えば正規のプロトコルSSDPに従ってメディアを再生するために第1のネットワーク1のメディアレンダラ504及びその能力を移動電話500のAV CP500aが発見することを示す。これに対し、概略的に示される別の動作5:5bは、AV CP500aが第2のネットワーク2のメディアサーバ504も発見することを示す。概略的に示される更に別の動作5:6は、動作5:4において実行された事前のRA同期化によって、移動電話500のIGD CP500bがRAC500cからネットワーク2のゲートウェイIGD’506aを発見することを更に示す。
次に、続く動作5:7において、動作5:3で確立された接続によって、移動電話500のユーザはメディアサーバ508のメディアを閲覧し且つメディアサーバ508からメディアコンテンツを選択する。動作5:7におけるメディアの閲覧は移動電話500のAV CP500aにより実行される。次に、動作5:8において、ゲートウェイIGD’506aでメディアサーバ508に関してポートマッピングが作成される。先に示した実施例に関して基本的に説明したように、ポートマッピングは、メディアサーバ508のローカルIPアドレス及びポート番号をIGD’506aの外部パブリックIPアドレス及びポート番号でマッピングする。概略的に示される動作5:9は、移動電話500のIGD CP500bがゲートウェイIGD’506aからポートマッピングを取得することを示す。
次の動作5:10は、移動電話500でURLが作成されることを示す。これはAV CP500aで実現され、URLは、上記のポートマッピング及びメディアサーバ508の選択されたメディアコンテンツに対する参照から構成される。次の動作5:11において、移動電話500のAV CP500aは、作成されたURLを例えばメッセージ「AVT:SetAVTransportURL(URL)」に含まれる形でメディアレンダラ504へ送出し、メディアサーバ508からプルされるべき選択されたメディアコンテンツのアドレスをメディアレンダラ504に効果的に報知する。
概略的に示される次の動作5:12は、例えば「AV CM(オーディオ/ビデオコネクションマネージメント)サービス」と呼ばれる方法を使用して、実行されるべきメディア転送に備えた接続のためにAV CP500aとメディアサーバ508との間の通信の準備がされることを示す。このサービスは、メディアストリームを送出するという目的のためにメディアサーバ508自体にネットワークへの接続の準備をさせる。更に詳細には、この動作により、メディアサーバ508は例えばメディアサーバの現在の状態及び/又はネットワークの現在の状態に基づいて接続を確立可能か否かを指示できる。
次の動作5:13において、移動電話500のAV CP500aは、メディアレンダラ504へ再生コマンドを送出することにより、続く動作5:14においてメディアサーバ508からのURLに含まれる参照に従ってコンテンツをプルするためにメディアレンダラ504をトリガする。最後に、最終動作5:15に示されるように、メディアコンテンツをストリームの形でメディアサーバ508からメディアレンダラ504へ転送可能である。
次に、図6のブロック図を参照して第1の装置の構成を更に詳細に説明する。第1のローカルネットワーク「1」に存在する場合、第1の装置600は、第2のローカルネットワーク「2」内のメディアサーバ606からローカルネットワーク1内のメディアレンダラ602へのメディアの転送、すなわち3−ボックスシナリオに従ったメディア転送を可能にし且つ制御するように構成される。ローカルネットワーク2はゲートウェイ604を更に備える。第1の装置600は先に説明した手順及び実施形態のうちいずれかを実現するために使用されてもよい。本明細書において、第1の装置の種々の機能は「モジュール」と呼ばれるが、ユニット、ブロック、要素又は構成要素とみなされてもよい。
この構成によれば、第1の装置600は、第1の装置とローカルネットワーク2内のゲートウェイ604との間に接続を確立するように構成された接続モジュール600aと、ゲートウェイでメディアサーバに関してポートマッピングを作成するように構成されたポートマッピングモジュール600bとを備える。第1の装置600は、作成されたポートマッピング及びメディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照から構成されるURLを作成するように構成されたURLモジュール600cと、作成されたURLをメディアレンダラ602へ送出するように構成された送出モジュール600dとを更に備える。これにより、メディアレンダラは受信したURLを使用してメディアサーバからメディアコンテンツをプルできる。
尚、図6は論理的な意味で第1の装置の種々の機能ユニット又はモジュールを示しているに過ぎないが、当業者は実際には適切なソフトウェア手段及びハードウェア手段を使用してそれらの機能を自由に実現できる。従って、本発明は図示されている第1の装置600の構造には限定されず、第1の装置の機能モジュール600a〜600dは、図3〜図5に関して先に説明した方法及び手順に従って適宜動作するように構成されてもよい。
第1の装置600は種々のいずれかの実施形態に従って構成されてもよい。例えば、接続モジュール600aは、第1の装置のリモートアクセスクライアントRACとゲートウェイのリモートアクセスサーバRASとの間に接続を確立するように更に構成されてもよく、その場合、RAC及びRASは事前にペアリング処理により対を形成している。別の例示的な実施形態において、送出モジュール600dは、UPnP AV手順に基づいて上記のURLをメディアレンダラへ送出するように更に構成される。
送出モジュール600dは、メディアサーバからメディアコンテンツを取り出すためのHTTP GETメッセージに変換可能なUPnP AVT Playコマンドをメディアレンダラへ送出するように更に構成されてもよい。前述のように、第1の装置は移動電話であってもよい。
例えば先に説明した実施形態のうちのいずれかに従って本発明を使用する場合、IMS機能又はIMS加入をまったく必要とせずに3−ボックスシナリオによって2つのローカルネットワーク間のメディア転送を実現可能である。本発明の方法において、関連するノードへの影響を最小限に抑えて、先に説明した方式でUPnP AV仕様を使用できる。特に、第1の装置における上述のRACアプリケーション及び第2のローカルネットワークのゲートウェイにおけるRASアプリケーションがUPnP RAアーキテクチャバージョン1に準拠している場合に本発明の方法を使用できる。更に、第1の装置として移動電話が使用される場合、メディア転送の準備のための信号メッセージは、通常は帯域幅が限定されているセルラネットワークを介して通信されるが、実際のメディアは、メディアのストリーミングに通常必要とされる更に高いデータ通信速度により適する固定ネットワークを介して転送可能である。
特定の例示的な実施形態を参照して本発明を説明したが、本明細書の説明は一般に本発明の概念を例示することのみを目的とし、本発明の範囲を限定するとみなされるべきではない。例えば、本明細書を通して「装置」、「メディアサーバ」、「メディアレンダラ」、「ゲートウェイ」、「URL」及び「ポートマッピング」などの用語が使用されているが、本明細書において説明される機能性及び特性を有する他の任意の対応する機能、パラメータ、ノード及び/又はユニットが使用されてもよい。実施形態を説明する際にUPnP、IGD、RAC及びRASの概念も使用されているが、他のあらゆる類似の又は同等の規格、プロトコル及びネットワーク要素が基本的に本明細書に説明されるように使用されてもよい。本発明は添付の請求の範囲により定義される。

Claims (20)

  1. 第1のローカルネットワーク内に存在する第1の装置において第2のローカルネットワーク内のメディアサーバから前記第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラへのメディアの転送を可能にする方法であって、
    −前記第1の装置と前記第2のローカルネットワーク内のゲートウェイとの間の接続を確立するステップと、
    −前記ゲートウェイにおいて、前記メディアサーバに関してポートマッピングを作成するステップと、
    −作成された前記ポートマッピング及び前記メディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照を備えるURLを作成するステップと、
    −作成された前記URLを前記メディアレンダラへ送出するステップとを有し、
    前記メディアレンダラが前記URLを使用して前記メディアサーバから前記メディアコンテンツをプルすることを可能にする、ことを特徴とする方法。
  2. 前記URLの前記ポートマッピングは、前記メディアサーバのローカルIPアドレス及びポート番号を前記ゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号でマッピングすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記メディアへの参照は前記メディアサーバのメディアファイルのファイル名及び経路を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 確立された前記接続は、前記第1の装置のユーザによる前記メディアコンテンツの選択を可能にするように前記メディアサーバのコンテンツを閲覧するために使用されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 確立された前記接続はVPNトンネルであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記接続は前記第1の装置のリモートアクセスクライアントRACと前記ゲートウェイのリモートアクセスサーバRASとの間で確立され、前記RAC及び前記RASは事前にペアリング処理により対を形成していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記RAC及び前記RASはUPnP RAアーキテクチャバージョン1に準拠することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の装置はUPnP AV手順に基づいて前記URLを前記メディアレンダラヘ送出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1の装置は、前記メディアサーバから前記メディアコンテンツを取り出すためのHTTP GETメッセージに変換可能なUPnP AVT Playコマンドを前記メディアレンダラへ更に送出することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の装置は移動電話であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1の装置は前記VPNトンネルを経てセルラネットワークを介して信号メッセージを通信し、前記メディアは前記メディアサーバから固定ネットワークを介して前記メディアレンダラへ送出されることを特徴とする請求項5または10に記載の方法。
  12. 第1のローカルネットワークに存在し、第2のローカルネットワーク内のメディアサーバから前記第1のローカルネットワーク内のメディアレンダラへのメディアの転送を可能にする第1の装置の構成であって、前記第1の装置は、
    −前記第1の装置と前記第2のローカルネットワーク内のゲートウェイとの間に接続を確立する接続モジュールと、
    −前記ゲートウェイにおいて前記メディアサーバに関してポートマッピングを作成するポートマッピングモジュールと、
    −作成された前記ポートマッピング及び前記メディアサーバに記憶されたメディアコンテンツに対する参照を備えるURLを作成するURLモジュールと、
    −作成された前記URLを前記メディアレンダラへ送出する送出モジュールと、を備え、
    前記メディアレンダラが前記URLを使用して前記メディアサーバから前記メディアコンテンツをプルすることを可能にする、ことを特徴とする構成。
  13. 前記URLの前記ポートマッピングは、前記メディアサーバのローカルIPアドレス及びポート番号を前記ゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号でマッピングすることを特徴とする請求項12に記載の構成。
  14. 前記メディアの参照は前記メディアサーバのメディアファイルのファイル名及び経路を含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の構成。
  15. 確立された前記接続は、前記第1の装置のユーザによる前記メディアコンテンツの選択を可能にするように前記メディアサーバのコンテンツを閲覧するために使用できることを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の構成。
  16. 確立された前記接続はVPNトンネルであることを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の構成。
  17. 前記接続モジュールは、前記第1の装置のリモートアクセスクライアントRACと前記ゲートウェイのリモートアクセスサーバRASとの間に前記接続を確立するように更に構成され、前記RAC及び前記RASは事前にペアリング処理により対を形成していることを特徴とする請求項12から16のいずれか1項に記載の構成。
  18. 前記送出モジュールは、UPnP AV手順に基づいて前記URLを前記メディアレンダラへ送出するように更に構成されることを特徴とする請求項12から17のいずれか1項に記載の構成。
  19. 前記送出モジュールは、前記メディアサーバから前記メディアコンテンツを取り出すためのHTTP GETメッセージに変換可能なUPnP AVT Playコマンドを前記メディアレンダラヘ送出するように更に構成されることを特徴とする請求項18に記載の構成。
  20. 前記第1の装置は移動電話であることを特徴とする請求項12から19のいずれか1項に記載の構成。
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