JP2012512613A - 無線通信デバイスによる半永久的なリソースの解放 - Google Patents

無線通信デバイスによる半永久的なリソースの解放 Download PDF

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Abstract

移動通信システムにおいて、ユーザエージェント(UA)に、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースの少なくとも1つを解放させる方法であって、前記方法は、前記UAにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと、DCI形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含む、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、前記デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、前記DCIフィールドの少なくとも1つからのデータが固定SPS解放値と同一である場合、前記上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つを解放するステップとを含む。

Description

本発明は、概して無線通信デバイスに関し、より詳細には、無線通信デバイスに半永久的な上りリンク通信リソースおよび下りリンク通信リソース、もしくはその一方を解放させる方法および装置に関する。
本明細書で用いる用語「ユーザエージェント」および「UA」とは無線デバイスを意味し、これには例えば、移動電話、パーソナル・デジタル・アシスタント、ハンドヘルド型またはノート型コンピュータ、そして電気通信機能を備えた類似のデバイスが含まれる。いくつかの実施形態では、ユーザエージェントは移動式の無線デバイスを意味してもよい。用語「UA」はまた、類似の機能を備えているが移動不能な、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、ネットワークノードのようなデバイスを意味することもできる。
従来の無線電気通信システムでは、基地局またはアクセスデバイス内の送信機器が、セルとして知られている地理的領域全体にかけて信号を伝送する。技術の発展と共に、以前は無理であったサービスを提供できるより進化した機器が導入されてきた。この進化した機器には、例えば、E−UTRAN(発展型汎用地上無線アクセスネットワーク)ノードB(eNB)、基地局、または、従来の無線電気通信システムにおける同等の機器よりも高度に進化したその他のシステムおよびデバイスが含まれる。本明細書ではこのような進化型または次世代型の機器を長期発展型(LTE)機器、また、こうした機器を使用するパケットベースのネットワークを、発展型パケットシステム(EPS)と呼ぶ。ここで用いる用語「アクセスデバイス」とは、電気通信システム内で、ユーザエージェントに他コンポーネントへのアクセスを提供できるあらゆるコンポーネント、例えば従来の基地局やLTEeNB(発展型ノードB)を意味する。
発展型汎用地上無線アクセスネットワークのような移動通信システムでは、アクセスデバイスが1または複数のユーザエージェントへの無線アクセスを提供する。アクセスデバイスは、アクセスデバイスに通信中の全てのユーザエージェントにおいて上りリンクおよび下りリンクデータ伝送リソースを割当てるパケットスケジューラを備えている。スケジューラはとりわけ、使用可能なエア・インターフェースのキャパシティをユーザエージェント間で分割する機能、パケットデータ伝送を行う各ユーザエージェントに対してリソース(例えば、サブキャリア周波数およびタイミング)の使用を決定する機能、パケット割当およびシステム負荷を監視する機能を含んでいる。スケジューラは、下りリンク共有チャネル用物理層リソース(PDSCH)と、上りリンク共有チャネル用物理層リソース(PUSCH)データ伝送を割当て、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介してユーザエージェントにスケジューリング情報を送信する。ユーザエージェントは、上りリンクおよび下りリンク伝送のタイミング、周波数、データブロックサイズ、変調、符号化について、このスケジューリング情報を参照する。
リソース割当をユーザエージェントに通信するために、いくつかの異なるデータ制御情報(DCI)メッセージ形式が使用されるが、この形式にはとりわけ、上りリンクリソースを指定するDCI形式0と、下りリンクリソースを指定するDCI形式1、1A、2、2Aとが含まれる。上りリンク指定DCI形式0はいくつかのDCIフィールドを含んでおり、その各々は、割当てられた上りリンクリソースの異なるアスペクトを指定するための情報を含む。例証的なDCI形式0のDCIフィールドには、伝送電力制御(TPC)フィールド、周期シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド、リソースブロック割当フィールド、ホッピングフラグ・フィールドが含まれる。下りリンク指定DCI形式1、1A、2、2AはそれぞれいくつかのDCIフィールドを含んでおり、さらに各DCIフィールドは、割当てられた下りリンクリソースの異なるアスペクトを指定するための情報を含む。例証的なDCI形式1、1A、2、2AのDCIフィールドは、HARQ(ハイブリッド自動再送要求)プロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド、リソースブロック割当フィールド、冗長バージョンフィールドを含む。各DCI形式0、1、2、1A、2Aは、割当てられたリソースを指定するための追加のフィールドを含んでいる。アクセスデバイスは、リソースを、ユーザエージェントおよびアクセスデバイスの機能、1つのユーザエージェントが伝送すべきデータ量、1つのセル内の通信トラフィック量などを含むいくつかの要素の関数としてユーザエージェントに割当てるために、下りリンクDCI形式から1つを選ぶ。
アクセスデバイスは、データ制御情報(DCI)形式のメッセージを生成した後に、そのメッセージに巡回冗長検査(CRC)を生成し、DCI形式のメッセージに添付する。次に、アクセスデバイスは、ユーザエージェントと一意に関連付けられた、セル無線ネットワーク端末識別子(C−RNTI)または半永久的スケジューリング無線ネットワーク端末識別子(SPS−RNTI)を使用して、メッセージをユーザエージェントに伝送する前に、巡回冗長検査にスクランブルをかけることができる。ユーザエージェントは、メッセージを受信すると、このメッセージから巡回冗長検査を計算し、C−RNTIまたはSPS−RNTIを使用して巡回冗長検査にスクランブルをかけ、さらに、このスクランブルがかかった巡回冗長検査を使用して、メッセージが正確に受信されたかどうかを確認する。CRCチェックでメッセージがユーザエージェント向けでないと示された場合には(つまり、ユーザエージェントで導出した巡回冗長検査が、受信したメッセージに添付されている巡回冗長検査に一致しない場合には)、ユーザエージェントはそのメッセージを無視する。
アクセスデバイスとユーザエージェントの間で制御情報の伝送を行う必要がある場合は常に、その伝送の完了に必要なリソースを、音声またはアプリケーション情報といった他の情報を伝送するために使用することはできない。この理由のために、通信業界は、通信制御に必要な制御データの量を低減する方法を常に模索している。
2つの一般的なタイプの通信スケジューリングには、永久的なものと半永久的なものがある。永久的スケジューリングでは、その名が意味するとおり、スケジューリングされた期間中ずっとリソースが使用状態にあるか否かに関係なく、特定のユーザエージェントに通信リソースが事前に割当てられ、リソース解除までこの状態が続く。これは、単純な永久的スケジューリングの場合には、永久的リソースを割当てられたユーザエージェントがたとえそのリソースを使用していない時にでも、永久的にスケジューリングされたリソースを他のユーザエージェントが通信に使用することはできないということである。
半永久的スケジューリングでは、リソースはユーザエージェントに割当てられた後、アクセスデバイスがリソース使用の停止を決定し、ユーザエージェントにリソース使用の停止を指示するまで、継続して使用される。したがって、例えばボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)の場合、典型的な通信シーケンスは、インターリーブされた「有音状態」と「無音状態」を含んでいてよく、ここで、有音状態中にはUAユーザの会話に対応したデータが通信され、無音状態中には快適雑音情報以外のデータは通信されない。ユーザエージェントの不活発時には(例えば無音状態)、1つのユーザエージェントに関連して割当てられた上りリンクおよび下りリンクリソースを解放し、他のユーザエージェントリソースを割当てられるようにしてもよい。ここでは、リソースが情報を通信するべく、活発に使用されている限り、そのリソースは割当てられた状態を維持するという意味で、上りリンクおよび下りリンクリソースは永久的に割当てられている。リソースは、その使用が停止すると解放される。リソース解放後の次の有音発生時に、アクセスデバイスが、1または複数の追加のデータ制御情報(DCI)形式メッセージをユーザエージェントに伝送し、新規の半永久的スケジューリングリソース割当を開始して、この有音をサポートする。これ以降、「半永久的スケジューリングリソース」という表現は、半永久的にスケジューリングされたリソースを意味するべく用いられる。半永久的スケジューリングリソース割当を制御するために、SPS−RNTI(半永久的スケジューリング無線ネットワーク端末識別子)を使用する。
国際公開第2009/134196号
半永久的スケジューリングリソースのケースでは、通信業界が、半永久的スケジューリングリソースを高い信頼性で再活発化、再構成する方法を定めた。しかし残念なことに、通信業界は、ユーザエージェントに半永久的スケジューリングリソースを解放させる信頼性の高い方法を開発できていない。
データ制御情報(DCI)フィールド値を半永久的スケジューリングリソース解放値として、または上りリンクリソース、下りリンクリソース、上り・下り両リンクのリソースの表示として認識するようユーザエージェントをプログラミングできる場合には、特定の半永久的スケジューリング値を複数のDCI形式メッセージフィールド内に含むことができると理解されてきた。例えば、少なくともいくつかの実施形態において、DCI形式メッセージ内のリソースブロック割当フィールドはオールゼロに設定することができる。ここで、ユーザエージェントは、ユーザエージェント宛てのDCI形式メッセージを受信・認識した後に、リソースブロック割当DCIフィールドがオールゼロに設定されており、したがって、そのユーザエージェントに割当てられたリソースはなく、現在割当てられている上りリンクおよび下りリンクリソースを解放すべきである、と示し、判断することができる。半永久的スケジューリング解放値の受信の信頼性を高めるために、半永久的スケジューリング解放値に他のDCI形式フィールド内のデータを含めたり、半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると示したデータの確認を他のDCIフィールドにも行うように、ユーザエージェントをプログラムすることもできる。
上記の説明と一致するが、少なくともいくつかの実施形態は、アクセスデバイスを含む移動通信システムにおいて、ユーザエージェントに上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも一方を解放させる方法を含み、この方法は、ユーザエージェント側で、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介したアクセスデバイスからの下りリンク通信を受信するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含むことができる、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、このデバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、この複数のDCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータを、固定された半永久的スケジューリング(SPS)解放値と比較するステップと、この少なくとも1つのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合には、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも一方を解放するステップとを含む。
いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)フィールドの1つはリソースブロック割当フィールドを含み、ここで、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータを比較するステップは、リソースブロック割当フィールドからのデータを比較するステップを含んでいる。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースにおいて、DCIフィールドの少なくとも1つからのデータを比較するステップは、複数のDCIフィールドの各々からのデータを、各フィールド用の固定された半永久的スケジューリング解放値と比較するステップを含み、また、通信リソースを解放するステップは、複数のDCIフィールドの各々からのデータがこれに関連した固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合、リソースを解放するステップを含む。
いくつかの実施形態では、データ制御情報(DCI)フィールドの少なくとも1つが、リソースブロック割当フィールド、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドを少なくとも含む。いくつかのケースでは、DCI形式がDCI形式0である場合、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータをこれと関連する半永久的スケジューリング値と比較するステップは、TPCコマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、MCSおよび冗長バージョンフィールド、NDIフィールドの各々からのデータを比較するステップを含む。いくつかのケースにおいて、MCSおよび冗長フィールド、NDIフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は、それぞれ11111と0である。
いくつかの実施形態では、データ制御情報(DCI)形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aのうちの1つである場合、少なくとも1つのDCIフィールドは、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドのうちの少なくとも1つである。いくつかのケースでは、DCI形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aのうちの1つである場合に、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータをこれと関連する半永久的スケジューリング値と比較するステップは、それぞれHARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドからのデータを比較するステップを含む。いくつかのケースでは、HARQプロセス数フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。
いくつかのケースでは、データ制御情報(DCI)形式が1Aである場合、変調および符号化方式(MCS)フィールド用の半永久的スケジューリング解放値はオール1を含む。いくつかのケースでは、DCI形式が1と1Aのどちらか一方である場合に、冗長バージョンフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定され、また、DCI形式が2と2Aのどちらか一方である場合に、11に設定された有効なトランスポートブロックを含む。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値はリソースブロック割当フィールド値を含んでおり、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみが、リソース割当を示すために使用され、また、半永久的スケジューリング解放値は、サブセット内の値のうちの1つ以外のリソースブロック割当フィールド値を含む。いくつかのケースにおいて、解放ステップは、全てのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に解放を行うステップを含む。
別の実施形態は、アクセスデバイスを含む移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも一方の非活性の妥当性をユーザエージェントに確認させる方法を含み、この方法は、ユーザエージェントにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介してアクセスデバイスから下りリンク通信を受信するステップと、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために使用するステップと、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータが半永久的スケジューリング解放値に一致することを確認するステップと、この確認が失敗した場合に、受信したメッセージは不一致巡回冗長検査と共に受信されたものとして考慮するステップとを含む。
さらに別の実施形態は、アクセスデバイスを含む移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つをユーザエージェントに解放させる装置を含み、この装置は、以下のステップを実行するように構成されたプロセッサを備えており、そのステップには、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介してアクセスデバイスから下りリンク通信を受信するステップと、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために使用するステップと、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータを固定された半永久的スケジューリング(SPS)解放値と比較するステップと、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つを解放するステップとが含まれる。
いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)フィールドのうちの1つはリソースブロック割当フィールドを含み、プロセッサは、リソースブロック割当フィールドからのデータを比較することで、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータを比較するステップを実行する。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースでは、プロセッサは、複数のDCIフィールドの各々からのデータを各フィールド用の固定された半永久的スケジューリング解放値と比較することで、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータを比較するステップを実行し、また、通信リソースを解放するステップは、複数のDCIフィールドの各々からのデータがこれと関連する固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合に、リソースを解放するステップを含む。
いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)フィールドのうち少なくとも1つは、リソースブロック割当フィールド、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、新規データインジケータフィールドを少なくとも含む。いくつかの実施形態では、DCI形式がDCI形式0である場合に、プロセッサが、TPCコマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、MCSおよび冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドの各々からのデータを比較することによって、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータをこれと関連する半永久的スケジューリング値と比較するステップを実行する。いくつかのケースにおいて、MCSおよび冗長フィールド、NDIフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は、それぞれ11111と0である。いくつかのケースでは、DCI形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aのうちの1つである場合、少なくとも第2DCIフィールドは、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドのうちの少なくとも1つである。
いくつかの実施形態では、データ制御情報(DCI)形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aの1つである場合に、プロセッサが、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドの各々からのデータを比較することによって、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータをこれと関連する半永久的スケジューリング値と比較するステップを実行する。いくつかの実施形態では、HARQプロセス数フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかの実施形態では、DCI形式が1Aの場合に、MCSフィールド用の半永久的スケジューリング解放値はオール1を含む。
いくつかのケースでは、データ制御情報(DCI)形式が1と1Aのいずれか1つである場合に、冗長バージョンフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定され、DCI形式が2と2Aのいずれか1つである場合に、11に設定された有効なトランスポートブロックを含む。いくつかの実施形態では、半永久的スケジューリング解放値はリソースブロック割当フィールド値を含み、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみが、リソース割当を示すために使用され、また、半永久的スケジューリング解放値は、サブセット内の1つの値以外のリソースブロック割当フィールド値を含む。いくつかの実施形態では、プロセッサは、全てのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に解放を行うことによって、解放ステップを実行する。
さらに別の実施形態は、アクセスデバイスを含む移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つの非活性の妥当性をユーザエージェントに確認させる装置を含み、この装置は、ユーザエージェントにおいて、プロセッサを使用して以下のステップを実行するステップを含み、すなわち、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介してアクセスデバイスから下りリンク通信を受信するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータが半永久的スケジューリング解放値に一致することを確認するステップと、この確認が失敗した場合に、受信したメッセージは不一致巡回冗長検査と共に受信されたものと考慮するステップとを含む。
いくつかの実施形態は、移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つをユーザエージェントに解放させる方法を含み、この方法は、ユーザエージェントにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つを解放するステップとを含む。
いくつかのケースでは、データ制御情報(DCI)フィールドのうちの1つは、リソースブロック割当フィールドを含む。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースにおいて、通信リソースを解放するステップは、複数のDCIフィールの各々からのデータがこれに関連する固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合に、リソースを解放するステップを含む。いくつかのケースにおいて、DCIフィールドのうち少なくとも1つは、少なくともリソースブロック割当フィールド、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールドを含む。
いくつかのケースでは、データ制御情報(DCI)形式がDCI形式0である場合に、少なくとも1つのDCIフィールドは、TPCコマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールドのうち少なくとも1つである。いくつかのケースでは、MCSおよび冗長フィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は、それぞれ11111と0である。いくつかのケースにおいて、DCI形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aのうちの1つである場合に、少なくとも1つのDCIフィールドは、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドのうちの少なくとも1つである。いくつかのケースでは、HARQプロセス数フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。
いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)形式が1Aである場合に、変調および符号化方式(MCS)フィールド用の半永久的スケジューリング解放値はオール1を含む。いくつかのケースでは、DCI形式が1と1Aのいずれか1つである場合に、冗長バージョンフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値はリソースブロック割当フィールド値を含み、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみがリソース割当を示すために使用され、また、半永久的スケジューリング解放値は、サブセット内の値のうちの1つ以外のリソースブロック割当フィールド値を含む。いくつかのケースでは、解放ステップは、全てのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に解放を行うステップを含む。
いくつかの実施形態は、移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つの非活性の妥当性を確認するユーザエージェントであり、この方法は、ユーザエージェントにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータが半永久的スケジューリング解放値に一致することを確認するステップと、この確認が失敗した場合に、受信したメッセージは不一致巡回冗長検査と共に受信されたものと考慮するステップとを含む。
いくつかの実施形態は、移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つをユーザエージェントに解放させる装置を含み、この装置は、以下のステップを実行するように構成されたプロセッサを備え、そのステップには、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、DCIフィールドのうち少なくとも1つからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つを解放するステップとが含まれる。
いくつかのケースでは、データ制御情報(DCI)フィールドのうちの1つはリソースブロック割当フィールドを含む。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースにおいて、プロセッサは、複数のDCIフィールドの各々からのデータがこれと関連する固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合にリソース解放を行うことによって、通信リソースを解放するステップを実行する。いくつかのケースでは、DCIフィールドの少なくとも1つが、少なくともリソースブロック割当フィールド、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、新規データインジケータフィールドを含む。いくつかのケースでは、DCI形式がDCI形式0である場合、少なくとも1つのDCIフィールドは、TPCコマンドフィールド、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、MCSおよび冗長バージョンフィールドのうち少なくとも1つである。
いくつかのケースでは、変調および符号化方式(MCS)および冗長フィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は、それぞれ11111と0である。いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)形式がDCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aの1つである場合に、少なくとも第2DCIフィールドは、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールドのうち少なくとも1つである。いくつかのケースでは、HARQプロセス数フィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定される。いくつかのケースでは、DCI形式が1Aの場合、MCSフィールド用の半永久的スケジューリング解放値はオール1を含む。
いくつかのケースにおいて、データ制御情報(DCI)形式が1と1Aのいずれか1つである場合に、冗長バージョンフィールド用の半永久的スケジューリング解放値は固定値に設定され、また、DCI形式が2と2Aのいずれか1つである場合に、11に設定された有効なトランスポートブロックを含む。いくつかのケースでは、半永久的スケジューリング解放値はリソースブロック割当フィールド値を含み、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみがリソース割当を示すために使用され、また、半永久的スケジューリング解放値は、サブセット内の値のうちの1つ以外のリソースブロック割当フィールド値を含む。いくつかのケースでは、プロセッサは、全てのDCIフィールドからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に解放を行うことによって、解放ステップを実行する。
さらに別の実施形態は、移動通信システムにおいて、上りリンクおよび下りリンクの半永久的通信リソースのうち少なくとも1つの非活性の妥当性をユーザエージェントに確認させる装置を含み、この装置は、ユーザエージェントにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップを実行するためにプロセッサを使用するステップと、データ制御情報(DCI)形式にアレンジされた複数のDCIフィールド内に下りリンク制御情報(DCI)を含んでいてよい、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号するために、デバイスに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用するステップと、少なくとも1つのDCIフィールドからのデータが半永久的スケジューリング解放値に一致することを確認するステップと、この確認が失敗した場合に、受信したメッセージは不一致巡回冗長検査と共に受信されたものと考慮するステップとを含む。
そこで本開示は、前述した、およびそれに関連する結果を達成するために、以降で十分に記述している特徴を備える。以下の記述と添付の図面は、本発明の特定の例証的態様を詳細に説明するものである。しかし、これらの態様は、本開示の原理を採用できる様々な方法のほんのいくつかでしかない。本開示のこれ以外の態様、利点、新規特徴は、図面と関連付けて検討した場合、以下の本開示の詳細な記述から明白になるだろう。
ユーザエージェント(UA)、アクセスデバイス、サーバを含んだ無線通信システムの1つの例証。 アクセスデバイスに半永久的スケジューリング(SPS)解放値をデータ制御情報(DCI)形式メッセージにて生成させる方法の1つの例証。 図1のユーザエージェントがデータ制御情報(DCI)形式のメッセージを受信し、半永久的スケジューリング(SPS)解放値を含んでいるか否か判断し、条件に適合する場合にはリソースを解放するプロセスを示す1つの例証。 特定の半永久的スケジューリング(SPS)解放値を採用している場合でも、図2のプロセスの一部として代用できるサブプロセス。 図3のプロセスの一部として代用できるサブプロセス。 図5と類似しているが、図3のプロセスの一部として代用できる別のサブプロセス。 図4のプロセスの一部として代用できるサブプロセス。 図3のプロセスの一部として代用できるサブプロセス。 本開示の様々な実施形態のいくつかで動作できるユーザエージェントを備える無線通信システムの1つの例証。 本開示の様々な実施形態のいくつかで動作できるユーザエージェントの1つの例証。 本開示の様々な実施形態のいくつかで動作できるユーザエージェント上で実現可能なソフトウェア環境の1つの例証。 本開示の様々な実施形態のいくつかに適した汎用コンピュータシステムの1つの例証。
本開示の様々な態様を、添付の図面を参照しながら説明するが、全図面をとおし、同様または対応する要素は同じ符号で示されている。しかし、図面とこれに関連した詳細な記述は、請求された発明の主題を、開示された特定の形態に限定するものではないことが理解されるべきである。むしろ、本発明は、請求された発明の主題の精神と範囲内に入る全ての変更、同等物、代替物を網羅することを意図している。
本明細書で用いている用語「コンポーネント」、「システム」などは、コンピュータ関連のエンティティ、つまり、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれをも意味するものとする。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、およびコンピュータ、もしくはそのいずれかであってよいが、これらに限定されるものではない。例証の方法によって、コンピュータ上で実行中のアプリケーションとコンピュータの両方がコンポーネントであってよい。1つのプロセスおよび実行スレッド内、もしくはその両方に1または複数のコンポーネントが常駐していてよく、コンポーネントは1台のコンピュータに局在していてもよく、および2台以上のコンピュータ間に分散していてもよく、もしくはその両方でもよい。
本明細書で用いている用語「例証的」とは、1つの例、場合、例証となることを意味する。ここで「例証的」として説明されたあらゆる態様または意匠は、必ずしも他の態様または意匠よりも好適または有利であると解釈されるものではない。
次に図面を参照するが、複数の図面をとおして、同様の要素は同様の参照符号に関連しており、より具体的には、図1は、図1はユーザエージェント(UA)10、アクセスデバイス12、サーバ14を含む通信システムを示す。ユーザエージェント10はプロセッサ22、トランシーバ20、メモリ24、符号26で集合的に示した入出力デバイスを含んでいる。ユーザエージェント10は他のコンポーネントを含んでいてよく、これ以降で、例証的なより詳細なユーザエージェントを図10、図11に関連して説明する。メモリ24は、ここで説明され、本開示を備えている通信機能を含んだ様々な通信機能を実施するためにプロセッサによって実行されるプログラムを記憶する。入出力デバイス26はディスプレイ画面、マイクロホン、スピーカ、電話またはポータブルコンピュータなどに装備された入力用キーを含んでいてよい。
ユーザエージェント10は、様々な上りリンクおよび下りリンク通信チャネルを介して、アクセスデバイス12(つまり、発展型ノードB(eNB))に通信する。ユーザエージェントとアクセスデバイスは多様なチャネルを使用して通信を促進するが、説明を単純にするために、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を含む4本のチャネルのみを例証する。
アクセスデバイス12は複数の機能をホストする。これらの機能には、無線ベアラ制御、無線許可制御、接続移動性制御、上りリンクおよび下りリンク(スケジューリング)両方におけるユーザエージェントへのリソースの動的割当を含む無線リソース管理と、ユーザデータ・ストリームのIPヘッダ比較および暗号化と、移動性およびスケジューリングのための配信情報、測定値、測定値報告構成のスケジューリングおよび伝送とが含まれるが、これらの機能に限定されるものではない。
さらに図1を参照すると、本開示の少なくともいくつかの実施形態では、アクセスデバイス12は、いくつかの異なる理由のどれについても、半永久的にスケジューリングされたまたはスケジューリングする(SPS)通信リソースを解放するステップを取るようプログラムされる。例えばいくつかのケースでは、ユーザエージェント10のデータバッファがアクセスデバイス12に伝送するデータを切らしたため、ユーザエージェント10に割当てられた通信リソースが不要となり、このリソースを他の目的のために解放することが可能になる。
本開示の少なくともいくつかの実施形態に一致する、アクセスデバイス12にユーザエージェントが半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると認識させる何らかのイベントが生じた場合には、ユーザエージェント10に伝送され、ユーザエージェント10によって半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであるという信号として認識されるメッセージまたはデータパケットを生成するようにアクセスデバイス12をプログラムすることができる。少なくともいくつかの実施形態では、ユーザエージェントにリソースを割当てるために通常使用されるメッセージを用いて、既に割当てられている半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると示すことができる。例えば、少なくともいくつかの実施形態では、半永久的スケジューリング解放パケットは、データ制御情報(DCI)形式のメッセージの形態であってよく、また、半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであることを示すインジケーションとしてユーザエージェント10が認識できる特定の値を、複数のDCIフィールドに投入する。半永久的スケジューリング解放値は、メッセージの形成に用いるDCI形式によって異なる。
数種の異なるデータ制御情報(DCI)形式が通信プロトコルにルーチン的に使用される。本開示の目的のために、重要なDCI形式は、DCI形式0、DCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aを含むものとする。通常、DCI形式0はPUSCHのスケジューリングに使用され、DCI形式1は1つのPDSCHコードワードのスケジューリングに使用され、DCI形式1Aは1つのPDSCHコードワードのコンパクトスケジューリングに使用され、また、DCI形式2および2Aは通常、空間多重化モードで構成されたユーザエージェントへのPDSCHのスケジューリングに使用される。3GPP TS36.212の5.3.3.1.1〜5.3.3.2.5節によれば、DCI形式0、1、2、1A、2Aは、フィールドの中でもとりわけ、次の表1に示すフィールドを含む。
Figure 2012512613
いくつかの実施形態では、半永久的スケジューリング解放値、あるいは1または複数の半永久的スケジューリング解放値(つまり、解放値を備えるデータの組合せ)は、特定のデータ制御情報(DCI)形式について、上の表1に示すDCI形式フィールドの各々に関連したデータを含むことができる。したがって、例えば、ユーザエージェントに上りリンク半永久的スケジューリングリソース解放の信号を発信するためにDCI形式0メッセージを使用する場合、半永久的スケジューリング解放値は、TPCフィールド、復調基準信号(DM−RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド、ホッピングフラグ・フィールド、リソースブロック割当フィールド内のデータを含むことができる。別の実施形態では、上述したフィールドのサブセット(例えば、DCI形式0の場合には、TPCフィールドとリソースブロック割当フィールドのみ)を、半永久的スケジューリング解放を示すために使用できると考えられる。
上述したように、少なくともいくつかの実施形態では、半永久的スケジューリング解放インジケーションは、ユーザエージェントに上りリンクおよび下りリンクリソースの各々を解放させる。別の実施形態では、半永久的スケジューリング解放インジケーションは、ユーザエージェントに上りリンク半永久的スケジューリングリソースまたは下りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放させるだけであってよい。また別の実施形態では、異なるデータ制御情報(DCI)形式フィールド値を用いて、ユーザエージェントに、上りリンク半永久的スケジューリングリソース、下りリンク半永久的スケジューリングリソース、または上りリンクおよび下りリンク半永久的スケジューリングリソースの両方を解放させられると考えられる。これ以降、この説明を簡素化する目的で、特に記載がある場合を除いて、システムは、例証的な半永久的スケジューリング解放値がユーザエージェント10に上りリンクリソースのみを解放させるシステムとして説明される。
次に図2は、アクセスデバイス12に関連したプロセッサによって実行される例証的なプロセス100を示す。ここで、プロセス100は本開示の少なくともいくつかの態様と一致する。また、図1を参照すると、ブロック102にて、アクセスデバイス12は、ユーザエージェント10について半永久的スケジューリングリソース解放イベントが生じたか否か判断するために、システム30に関連した情報を監視する。ここで、解放イベントは、いくつかの異なる形式のうちいずれの形式であってもよい。例えば、1つのタイプの解放イベントは、ユーザエージェント10がアクセスデバイス12に伝送するデータがなくなるというイベントであってよい。ここで、いくつかのケースでは、ユーザエージェント10は、伝送するデータが無い旨を表示したり、あるいは、アクセスデバイス12がユーザエージェント10がデータの伝送を停止したことを単に知得するだけであってもよい。ブロック104では解放イベントの発生によって半永久的スケジューリングリソースが解放され、次に制御はプロセスブロック106に進む。
プロセスブロック106で、アクセスデバイス12は、半永久的スケジューリング解放値を含んだデータ制御情報(DCI)形式メッセージを形成する。これ以降では、表2を参照しながら、DCI形式0、DCI形式1、DCI形式1A、DCI形式2、DCI形式2Aのそれぞれについての例証的な半永久的スケジューリング解放値を例証する。既に示したように、少なくともいくつかの実施形態では、表中の6個のDCI形式0フィールドの各々は半永久的スケジューリング解放値を指定するために用いられる。同様に、6個のDCIフィールドは、DCI形式1、1A、2、2Aのそれぞれに半永久的スケジューリング解放値を指定するために用いられる。表に示すように、半永久的スケジューリング解放値を示すために用いる6個のフィールドから成るセットの内容は、どのDCI形式を用いて解放を示すかによって異なる。各々のDCI形式は、半永久的スケジューリング解放値を示す6個のDCIフィールドのうちの2個として、リソースブロック割当フィールドと新規データインジケータフィールドを使用する。表に示すように、例証の実施形態の半永久的スケジューリング解放値は、使用するDCI形式に関係なく、オール「0」に設定されたリソースブロック割当フィールドと、ゼロに設定された新規データインジケータフィールドとを含む。
さらに以下の表2を参照すると、データ制御情報(DCI)形式0を用いる際に半永久的スケジューリング解放値を指定するために使用される他の4個のDCIフィールドは、スケジューリングされたPUSCHフィールド用のTPCコマンド、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールド、変調および符号化方式および冗長バージョンフィールド、ホッピングフラグ・フィールドを含む。例証の実施形態において、スケジューリングされたPUSCHフィールド用のTPCコマンドは「11」に、巡回シフト復調基準信号(DM−RS)フィールドは「111」に、変調および符号化方式および冗長バージョンフィールドは「11111」に、ホッピングフラグ・フィールドは「0」にそれぞれ設定される。
さらに表2を参照すると、リソースブロック割当フィールドと新規データインジケータ(NDI)フィールドに加え、データ制御情報(DCI)形式1または1Aのいずれかを用いて半永久的スケジューリング解放を示す場合、半永久的スケジューリング解放値を定義するために使用するその他のフィールドには、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式フィールドおよび冗長バージョンフィールドが含まれ、ここで、HARQプロセス数フィールドは「111」(例えば、周波数分割複信(FDD)のケース)、または「1111」(例えば、時分割複信(TDD)のケース)に設定され、変調および符号化方式フィールドは「11111」に、冗長バージョンフィールドは「11」に設定される。DCI形式1の半永久的スケジューリング解放のケースでは、半永久的スケジューリング解放値の定義に用いられる第6DCIフィールドには、タイプ0に等しく設定されたリソース割当タイプフィールドまたはヘッダが含まれる。DCI形式1Aの半永久的スケジューリング解放のケースでは、半永久的スケジューリング解放値の定義に使用する第6フィールドには、0に設定された局在的なVRB割当フィールドが含まれる(ここで、「0」は分布に対する局在を示す)。
引き続き表2を参照すると、データ制御情報(DCI)形式2、DCI形式2Aの各々の半永久的スケジューリング解放メッセージについて、半永久的スケジューリング解放値の定義に用いられる他のDCIフィールドには、リソースブロック割当フィールドと新規データインジケータ(NDI)フィールドの他にも、HARQプロセス数フィールド、変調および符号化方式(MCS)フィールド、冗長バージョンフィールド、リソース割当タイプフィールドがある。ここでは、形式1、1Aの各々のケースと同様に、HARQプロセス数フィールドは「111」(例えば、FDDのケース)または「1111」(例えば、TDDのケース)のいずれかに、変調および符号化方式フィールドを有効にされたトランスポートブロックは「11111」に、冗長バージョンを有効にするトランスポートブロックは「11」に、リソース割当タイプフィールドはタイプ0にそれぞれ設定される。
再度図2を参照すると、ブロック106にて、適切に形成された「データ制御情報(DCI)」形式メッセージ内の半永久的スケジューリング解放値を例示した後に、制御はブロック108に進み、ここで、アクセスデバイス12が巡回冗長検査(CRC)を生成し、これをDCI形式メッセージに添付する。ブロック110で、ユーザエージェント10に関連した半永久的スケジューリング無線ネットワーク端末識別子(SPS−RNTI)を用いて、巡回冗長検査にスクランブルがかけられる。ブロック112で、メッセージがユーザエージェント10に伝送される。
次に、アクセスデバイス12に、半永久的スケジューリング解放を正確に受信および処理したことを示すユーザエージェント10からのACKを監視させる肯定応答(ACK)プロセスを、半永久的スケジューリング解放のタイプ(つまり、上りリンクまたは下りリンク)に応じて行ってもよく、または行わなくてもよい。例えば、半永久的スケジューリング解放が、半永久的に割当てられた下りリンクリソースの解放である場合、制御はブロック112からブロック114に進み、このブロック114では、アクセスデバイス12が、ユーザエージェントがメッセージの受信に成功したことを示すユーザエージェント10からのACKを監視する。ブロック116では、タイムアウト期間後には下りリンク半永久的スケジューリング解放への肯定応答が受信されず、制御はブロック112に戻り、アクセスデバイス12がメッセージをユーザエージェント10に再度伝送する。ブロック116でACKが受信されると、アクセスデバイス12がユーザエージェント10に半永久的スケジューリングリソースを解放させるために実行したプロセスがようやく完了する。半永久的スケジューリング解放が、半永久的に割当てられた上りリンクリソースの解放である場合には、プロセスは、ブロック112の後、図2中の制御破線115で示すように単純に終了する。
ここで記述する実施形態は半永久的スケジューリング上りリンク解放ACKプロセスを含まないが、少なくともいくつかの実施形態はこの特徴をサポートするものであり、その場合、ブロック114、116に関連して上述したプロセスと類似のプロセスが実行される。
Figure 2012512613
次に図3は、本開示の少なくともいくつかの態様と一致する、ユーザエージェント10によって実行されるプロセス140を例証している(図1も参照されたい)。プロセスブロック142で、ユーザエージェント10についてデータ制御情報(DCI)形式の半永久的スケジューリング解放値が指定され、これがメモリ24に記憶される(同じく図1も参照されたい)。この例では、上の表2に示した値が指定され、UAメモリ24に記憶される。プロセスブロック144で、ユーザエージェント10は、既に割当てられた上りリンク半永久的スケジューリングリソースを通常の方法で使用し、アクセスデバイス12に通信する。
プロセスブロック146で、UAプロセッサ22が、アクセスデバイス12からのメッセージについてPDCCHを監視する。ブロック148でメッセージが受信されると、制御はブロック150に進む。ブロック150では、ユーザエージェント10が、割当てられた半永久的スケジューリング無線ネットワーク端末識別子(SPS−RNTI)を使用して、受信したメッセージの巡回冗長検査を計算する。ブロック152では、プロセッサ22が、SPS−RNTIによってスクランブルをかけられた巡回冗長検査を識別し、これを使用してあらゆる伝送エラーを検出する。ブロック154では、伝送エラーが生じると制御がブロック146に戻る。ここで、UAプロセッサ22は、受信したメッセージがユーザエージェント宛てでなかったかのように動作して、この受信したメッセージを無視し、PDCCH上でアクセスデバイス12からの別のメッセージを監視する。
引き続き図1および図3を参照すると、ブロック154では、伝送エラーが生じなければ制御はブロック156に進み、ここで、UAプロセッサ22がデータ制御情報(DCI)フィールドをアンパックする。ここでは、表2に一致して、メッセージがDCI形式0である場合に、プロセッサ22がリソースブロック割当フィールド、新規データインジケータ(NDI)フィールド、スケジューリングされたPUSCHフィールド用のTPCコマンド、復調基準信号(DM−RS)フィールド、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールド、ホッピングフラグ・フィールドの各々の中のデータを認識する。同様に、受信したメッセージが他のDCI形式のうちの1つの形式である場合に、プロセッサ22が、半永久的スケジューリング解放値の定義に使用されたDCIフィールドをアンパックする。ブロック158で、プロセッサ22がDCIフィールドデータを半永久的スケジューリング解放値と比較する。
決定ブロック160にて、データ制御情報(DCI)フィールドと半永久的スケジューリング解放値が一致しない場合は、プロセッサ22が受信したメッセージを、あたかも不一致巡回冗長検査と共に受信したように(つまり、そのメッセージがユーザエージェント宛てでなかったかのように)処理し、その後、制御はブロック146に戻り、ここで、プロセッサ22が再び、PDCCH上のアクセスデバイスからの他のメッセージを監視する。ブロック160で、DCIフィールドデータと半永久的スケジューリング解放値が一致した場合には、制御は、ユーザエージェント10が上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放するブロック162に進む。次に、半永久的スケジューリング解放が、ACKプロセスを実行するための下りリンク解放であった場合には、制御がブロック164に進む。ブロック164では、プロセッサ22が、伝送されたメッセージの受信を通知するACKをアクセスデバイス12に送る。半永久的スケジューリング解放が上りリンク解放であった場合には、ACKプロセスは実行されず、プロセスは制御破線161で示すとおりに終了する。ここで記述の実施形態は半永久的スケジューリング上りリンク解放ACKプロセスを含まないが、少なくともいくつかの実施形態はこの特徴をサポートすると考えられ、この場合、ブロック164に関連して上述したプロセスと類似のプロセスが実行される。
次に図4は、図2に示したプロセスの一部として代用できるサブプロセス120を示す。図4のサブプロセス120は、表2に示した例証的な半永久的スケジューリング解放値に一致している。さらに図1および図2も参照すると、決定ブロック104の後に、半永久的スケジューリングリソース解放イベントが発生した場合、制御はブロック104からブロック122に進むことができる。ブロック122にて、アクセスデバイスプロセッサは、データ制御情報(DCI)形式が形式0であるか否か決定する。ブロック126にて、アクセスデバイスプロセッサは、DCI形式が形式1であるか否か決定する。ブロック130にて、アクセスデバイスプロセッサは、形式2、2Aのどちらか一方であるか否か決定する。
データ制御情報(DCI)形式が形式0の場合、制御は、表2に示すDCI形式0に半永久的スケジューリング解放値を定義するための6個のDCIフィールドに、表2に示すようにデータ投入を行うブロック124に進む。ブロック124の後、制御は図2のブロック108に戻り、上述のプロセスが繰り返される。
半永久的スケジューリング解放を示すために用いるデータ制御情報(DCI)形式が形式1である場合、制御は、ブロック128に進む。ブロック128では、表2に示した、形式1メッセージに半永久的スケジューリング解放値を定義するために用いる6個のフィールドに、表2に示すとおりにデータ投入が行われ、その後、制御は図2のブロック108に進む。
半永久的スケジューリング解放を示すために用いるデータ制御情報(DCI)形式が形式1Aである場合、制御はブロック132に進み、ここで、表2に示した半永久的スケジューリング解放値の定義に用いる6個のフィールドに、表示のとおりにデータが投入され、その後、制御は図2のブロック108に進む。
半永久的スケジューリング解放を示すために用いるデータ制御情報(DCI)形式が形式2または2Aである場合、制御はブロック134に進み、ここで、DCIフィールドに表2の形式2/2Aに示すとおりにデータを投入し、その後、制御は図2のブロック108に進む。
次に図5は、図3のプロセスの一部として代用でき、表2のデータに一致するサブプロセス160を示す。さらに図1および図3を参照すると、ブロック156でデータ制御情報(DCI)フィールドがアンパックされた後に、制御は、図5のブロック162に進むことができる。ブロック162、176、178、180で、UAプロセッサ22は受信したメッセージのDCI形式を決定する。受信したメッセージがDCI形式0である場合、制御は、ブロック164に進み、ここで、プロセッサ22は、DCI形式のメッセージ内の値を上の表2のDCI形式0のデータと比較する。表2の、DCI形式0についての全ての条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に進み、ここで、プロセッサ22は、現在ユーザエージェント10に割当てられている上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放する。表2の、DCI形式0についての1または複数の条件が一致しなかった場合、制御は、図3のブロック146に戻り、ここで、ユーザエージェント10は、別のメッセージについてPDCCHを監視する。
受信メッセージがデータ制御情報(DCI)形式1である場合、制御は、ブロック166に進み、ここで、プロセッサ22は、DCI形式のメッセージ内の値を上の表2のDCI形式1のデータと比較する。表2の、DCI形式1についての全ての条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に進み、ここで、プロセッサ22は、現在ユーザエージェント10に割当てられている上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放する。表2の、DCI形式1についての1または複数の条件が一致しなかった場合、制御は、図3のブロック146に戻り、ここで、ユーザエージェント10は、別のメッセージについてPDCCHを監視する。
受信メッセージがデータ制御情報(DCI)形式1Aである場合、制御は、ブロック168に進み、ここで、プロセッサ22は、DCI形式のメッセージ内の値を上の表2のDCI形式1Aのデータと比較する。表2のDCI形式1Aについての全ての条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に進み、ここで、プロセッサ22は、現在ユーザエージェント10に割当てられている上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放する。表2のDCI形式1Aについての1または複数の条件が一致しなかった場合、制御は、図3のブロック146に戻り、ここで、ユーザエージェント10は、別のメッセージについてPDCCHを監視する。
受信メッセージがデータ制御情報(DCI)形式2または2Aである場合、制御は、ブロック170に進み、ここで、プロセッサ22は、DCI形式のメッセージ内の値を上の表2のDCI形式2または2Aのデータと比較する。表2のDCI形式2または2Aについての全ての条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に進み、ここで、プロセッサ22は、現在ユーザエージェント10に割当てられている上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放する。表2のDCI形式2または2Aについての1または複数の条件が一致しなかった場合、制御は、図3のブロック146に戻り、ここで、ユーザエージェント10は、別のメッセージについてPDCCHを監視する。
したがって、本開示では、ユーザエージェントは、ユーザエージェントに関連した半永久的スケジューリング無線ネットワーク端末識別子(SPS−RNTI)によって巡回冗長検査にスクランブルをかけるために受信したデータ制御情報(DCI)形式0、1、1A、2、2Aの妥当性を確認し、ここで、上の表2に示す使用される各DCI形式についてのその他全ての条件が一致することを確認することによって、リソースブロック割当フィールドがオールゼロに設定されることが理解されるべきである。表2の条件が完全には一致しなかった場合、ユーザエージェントは、受信したDCI形式が、不一致巡回冗長検査と共に受信されたものと判断する。
表2、図4および図5に関して上述した実施形態は少なくとも6個のデータ制御情報(DCI)形式フィールドを用いて半永久的スケジューリング解放値を定義するが、これ以外の下位値を採用しても類似の機能を達成できることが確認されている。例えば、いくつかの実施形態では、リソースブロック割当フィールドと新規データインジケータ(NDI)フィールドのみを使用して、半永久的スケジューリング解放値を定義することができる。例えば、少なくとも1つの実施形態では、DCI形式0、1、1A、2、2Aのいずれの半永久的スケジューリング解放値にも、表2に示すリソースブロック割当フィールドおよびNDIフィールドのためのデータを含むことができる。このケースでは、再び図4を参照すると、使用するDCI形式に関係なく、半永久的スケジューリング解放メッセージを形成する際に、ブロック124での最初の2個のDCI形式の要求のみがアクセスデバイス12によって設定される。
次に図6は、図3のプロセスの一部として代用できるサブプロセス200を示す。ここで、半永久的スケジューリング解放値は、データ制御情報(DCI)形式のメッセージのリソースブロック割当フィールドおよび新規データインジケータ(NDI)フィールドに関連したデータのみを含む。さらに図1および図3も参照すると、ブロック156でDCIフィールドがアンパックされた後に、制御は、図6のブロック202に進み、ここで、プロセッサ22は、DCIリソースブロック割当フィールドがオールゼロに設定されているかどうか判断する。ブロック202の条件が一致しなかった場合は、制御は、図3のブロック146に移動する。ブロック202の条件が一致した場合は、制御は、ブロック204に進み、ここで、プロセッサ22は、新規データインジケータフィールドがゼロ値を含んでいるか否か判断する。ブロック204の条件が一致しない場合は、制御は図3のブロック146に移動する。ブロック204の条件が一致した場合、このケースでは、この実施形態で要求される2つの条件が一致したので、制御は、UAプロセッサ22が半永久的スケジューリングリソースを解放するブロック162に進む。
上述の実施形態では、リソース割当フィールドは常にオールゼロに設定される。
データ制御情報(DCI)形式1、DCI形式2、DCI形式2Aのケースでは、これは、リソースブロック割当フィールドについてビットマップがオールゼロに設定され、ヌルリソースブロック割当を示すことを意味する。しかし、DCI形式0およびDCI形式1Aのメッセージのケースでは、3GPP TS36.213の7.1.6.3節および8.1節で指定されているとおり、リソースブロック割当はリソース表示値(RIV)によって表示される。RIVがゼロである場合、前述の3GPP TS36.213の複数の節における、RIVの定義に使用される数式に従って、1つのリソースブロックが上りリンク帯域幅の下方縁に割当てられる。
別の実施形態では、アクセスデバイス12がリソースブロック割当を表示するために使用できないRIV数または値を使用することによって、ヌルリソースブロック割当を、データ制御情報(DCI)形式0または形式1Aのメッセージ内に表示することができると考えられる。例えば、技術上周知であるように、DCI形式0または1Aメッセージ内の所与の様々なシステムパラメータを指定できる最大RIV値がある。最大RIV値が20である場合、リソースブロック割当値は、最大RIV値を示すために少なくとも5ビットを含んでいる必要がある。ここでは、20を超える任意のRIV値を使用して正規のRIV値を示すことはなく、したがって、20を超えるRIV値(例えば21、22、23、...31)を示すために5ビットのリソースブロック割当値を使用する場合には、その値を、ヌルリソースブロック割当を表示するために使用でき、また、高RIV値をヌルリソースブロック割当として認識するようUAプロセッサ22をプログラムできる。したがって、使用可能なRIV値のサブセットが存在するが、割当を示すために使用されるのはこうした各々のRIV値のサブセットのみである。ここでは、割当を示すために用いるサブセットに含まれないRIV値を選択することで、半永久的スケジューリング解放のような他の信号を表示することが可能である。
次に図7は、図4のプロセスの一部として代用できるサブプロセス210を示す。ここで、データ制御情報(DCI)形式0、1Aのメッセージの各々について、RIV値が2−1に等しく設定され、ここで、nはリソース割当フィールドに割当てられたビット数である。このケースでは、リソースブロック割当フィールドはオールゼロに設定されず、2−1を表すオール「1」に設定される。したがって、さらに図4を参照すると、ブロック122での条件が一致した場合、制御は、図7のブロック212に進み、ここで、DCI形式0のメッセージが例示され、また、RIV値が、上の表2に示すように、DCI形式0のフィールド用の他のデータと共に、リソースブロック割当フィールドにかけて2−1に等しく設定される。同様に、ブロック130の条件が一致した場合、制御は、図7のブロック214に進む。ブロック214では、DCI形式1Aのメッセージが例示され、RIV値は、リソースブロック割当フィールドにかけて、上の表2に示すように、DCI形式1Aのフィールド用の他のデータと共に、2−1に等しく設定される。例えば、nが5である場合、ブロック212、214内の条件の各々は、RIV値を31に設定する。ブロック212、214の後、制御は、図2のブロック108に移動する。
次に図8は、図5に示すプロセスの一部として代用できるサブプロセス220を示す。サブプロセス220は、図7のサブプロセスに一致する。さらに図1および図5も参照すると、ブロック162の条件が一致した場合(つまり、メッセージがデータ制御情報(DCI)形式0である場合)、制御は、図8のブロック222に進み、ここで、プロセッサ22は、表2でDCI形式0について指定されたリソースブロック割当フィールド以外のフィールドのDCI値を表2の値と比較し、さらに、リソースブロック割当フィールドについて、RIVが2−1に等しく設定されているかどうかを調べる。このケースでは、リソースブロック割当フィールドはオール「1」である。ブロック222の条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に戻り、ここで上りリンク半永久的スケジューリングリソースは、解放される。再びブロック222を参照すると、ブロック222の条件が一致しなかった場合、制御は、図3のブロック146に移動し、上述の手順を継続する。
再び図5を参照すると、ブロック178の条件が一致した場合、制御は、図8のブロック224に進む。ブロック224で、プロセッサ22は、表2で指定されたリソースブロック割当フィールド以外のフィールドのデータ制御情報(DCI)値を、表2のDCI形式1Aについての値と比較し、さらに、リソースブロック割当フィールドについてRIVが2−1に等しく設定されているかどうかを調べる。このケースでは、リソースブロック割当フィールドはオール「1」である。ブロック224の条件が一致した場合、制御は、図3のブロック162に戻り、上りリンク半永久的スケジューリングリソースが解放される。再びブロック224を参照すると、ブロック224の条件が一致しなかった場合には、制御は、図3のブロック146に移動し、上述の手順を継続する。
リソースブロック割当フィールドの定義に通常使用されないもう1つの例証的なRIV値として、RIV値が、TS36.213に準じた現在のRIV定義に1を加算した値として再定義され、その結果、リソースブロック割当が0であることを意味するRIV0値を得るというものを挙げる。この実施形態は、図7、図8に示したサブプロセスを若干変更するだけで実現できる。例えば、ブロック212、214で、現在のブロック212、214に記述されているRIV数式を使用するのではなく、RIV値を単純に現在RIV定義に1を加算したものとして再定義することが可能である。図8で、ブロック222、224内のRIV条件を用いる代わりに、UAプロセッサ22は、データ制御情報(DCI)リソースブロック割当フィールドRIVが「0」値に設定されているかどうか判断することができる。
図9は、ユーザエージェント10の例証的な実施形態を含んだ無線通信システムを示す。ユーザエージェント10は本開示の複数の態様を実現するべく動作できるが、本開示は、これらの実現に限定されるべきではない。ユーザエージェント10を移動電話として例証しているが、ユーザエージェント10は無線ハンドセット、ポケットベル、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレットコンピュータ、ノート型コンピュータを含む、様々な形態であってよい。多くの適切なデバイスは、これらの機能の一部または全てを併せ持っている。本開示のいくつかの実施形態では、ユーザエージェント10は、ポータブルコンピュータ、ノート型またはタブレットコンピュータのような汎用計算デバイスではなく、むしろ、移動電話、無線ハンドセット、ポケットベル、PDA、あるいは車両に実装された電気通信デバイスのような、特殊用途通信デバイスである。ユーザエージェント10はさらに、上述と類似の機能を備えるが、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、ネットワークノードのように移動不能なデバイスであったり、デバイスを含んでいたり、デバイスに含まれていてよい。ユーザエージェント10は、ゲーム、在庫管理、ジョブ管理、およびタスク管理機能、もしくはそのいずれかの特殊なアクティビティをサポートすることができる。
ユーザエージェント10は、ディスプレイ702を含む。ユーザエージェント10はさらに、全体を参照符号704で示すユーザ入力用の、タッチ感応面、キーボードまたはその他の入力用キーも備える。キーボードは、QWERTY、Dvorak、AZERTY、および逐次タイプのようなフルまたは簡易型の英数字キーボード、または、電話機キーパッドにアルファベット文字を関連付けた従来型の数字キーパッドであってよい。入力用キーは、トラックホイール、イクジットまたはエスケープキー、トラックボール、および、内方に押下することでさらなる入力機能を提供するその他のナビまたは機能キーを含むことができる。ユーザエージェント10は、ユーザが選択できるオプション、ユーザが作動させられる制御、およびユーザが命令できるカーソルその他のインジケータ、あるいはそのいずれかを提示してもよい。
ユーザエージェント10はさらに、ダイヤルする番号や、ユーザエージェント10の動作を構成するための様々なパラメータ値を含む、ユーザによって入力されるデータを受入れることができる。ユーザエージェント10はまた、ユーザの命令に応答して、1または複数のソフトウェアまたはファームウェアアプリケーションを実行できる。これらのアプリケーションは、ユーザの対話操作に応じて様々なカスタム機能を実行するようユーザエージェント10を構成することができる。これに加え、ユーザエージェント10は、例えば無線基地局、無線アクセスポイント、ピアユーザエージェント10から、オーバ・ジ・エアにてプログラムを行うおよび構成を行う、もしくはその両方を行うことができる。
ユーザエージェント10が実行できる様々なアプリケーションの中には、ディスプレイ702にウェブページを表示させるウェブブラウザがある。ウェブページは、無線ネットワーク・アクセスノード、セルタワー、ピアユーザエージェント10、またはその他のあらゆる無線通信ネットワークまたはシステム700によって、無線通信を介して取得できる。ネットワーク700は、インターネットのような有線ネットワーク708に接続している。ユーザエージェント10は、無線リンクおよび有線ネットワークを介して、サーバ710のような様々なサーバ上の情報にアクセスする。サーバ710は、ディスプレイ702上に表示させるコンテンツを提供する。あるいは、ユーザエージェント10が、中継タイプまたはホップタイプの接続において、媒介手段として機能するピアユーザエージェント10を介してネットワーク700にアクセスする。
図10は、ユーザエージェント10のブロック線図を示す。ユーザエージェント10の様々な周知のコンポーネントを示しているが、一実施形態では、列挙したコンポーネントおよび図示にない追加のコンポーネント、もしくはその両方のサブセットをユーザエージェント10に含むことができる。ユーザエージェント10は、デジタル信号プロセッサ(DSP)802とメモリ804を含む。図示のように、ユーザエージェント10はさらに、アンテナおよびフロントエンドユニット806、無線周波数(RF)トランシーバ808、アナログベースバンド処理ユニット810、マイクロホン812、イヤーピーススピーカ814、ヘッドセットポート816、入出力インターフェース818、リムーバブルメモリカード820、ユニバーサル・シリアルバス(USB)ポート822、近距離無線通信サブシステム824、警告826、キーパッド828、タッチ感応面830を含む液晶ディスプレイ(LCD)、LCD制御装置832、電荷結合素子(CCD)カメラ834、カメラ制御装置836、全地球測位システム(GPS)センサ838を含んでいてよい。一実施形態では、ユーザエージェント10は、別の種類の、タッチ感応画面を提供しないディスプレイを含んでいてよい。一実施形態では、DSP802は、入出力インターフェース818を通過せずにメモリ804に直接通信することができる。
DSP802、または、制御装置あるいは中央処理ユニットの何らかの他の形態は、メモリ804に記憶された、もしくはDSP802自体に内蔵されたメモリに記憶された組込ソフトウェアまたはファームウェアに従って、ユーザエージェント10の様々なコンポーネントを制御するように動作する。組込ソフトウェアまたはファームウェアに加えて、DSP802は、メモリ804に記憶させた他のアプリケーションや、リムーバブルメモリカード820などのポータブルデータ記憶媒体のような情報キャリア媒体上で、または有線・無線ネットワーク通信を介して利用可能なアプリケーションを実行することが可能である。アプリケーションソフトウェアは、所望の機能を提供するようにDSP802を構成する、コンパイルされたマシン読み出し可能な複数の命令を備えていてよく、あるいは、インタプリタやコンパイラがDSP802を間接的に構成するために処理する高レベルのソフトウェア命令であってよい。
アンテナおよびフロントエンドユニット806は、無線信号と電気信号の間で変換を行い、ユーザエージェント10がセルラーネットワークから、または別の何らかの利用可能な無線通信ネットワークやピアユーザエージェント10から情報の送受信を行うことができるようにするために設けられる。一実施形態では、アンテナおよびフロントエンドユニット806は、ビーム形成およびマルチ入出力(MIMO)動作、もしくはその両方をサポートする複数のアンテナを含んでいてよい。当業者に周知であるように、MIMO動作は、困難なチャネル条件を克服するために、およびチャネルスループットを増大させるために、もしくはその両方のために使用可能な空間ダイバーシチを提供することができる。アンテナおよびフロントエンドユニット806は、アンテナ調整およびインピーダンス整合コンポーネント、もしくはその両方、RF電力増幅器および低雑音増幅器、もしくはその両方を含んでいてよい。
RFトランシーバ808は、周波数シフト、受信したRF信号のベースバンドへの変換、ベースバンド伝送信号のRFへの変換を提供する。一部の記述において、無線トランシーバまたはRFトランシーバは、これ以外の信号処理機能、例えば変調/復調、符号化/復号、インターリーブ/デインターリーブ、スプレッド/デスプレッド、逆高速フーリエ変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、巡回プレフィックス付加/除去、その他の信号処理機能を含むと理解できる。明瞭化の目的で、ここでは、この信号処理の記述をRFおよび無線ステージ、もしくはその一方から切り離し、この信号処理をアナログベースバンド処理ユニット810およびDSP802、もしくはその一方、あるいは別の中央処理ユニットに概念的に割当てている。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ808、アンテナおよびフロントエンド806の各部、アナログベースバンド処理ユニット810を、1または複数の処理ユニット、およびアプリケーション特化型集積回路(ASIC)、もしくはその一方において組合せることができる。
アナログベースバンド処理ユニット810は、例えば、マイクロホン812およびヘッドセット816からの入力のアナログ処理や、イヤーピース814およびヘッドセット816への出力といった、入出力の様々なアナログ処理を提供する。そのために、アナログベースバンド処理ユニット810は、ユーザエージェント10を携帯電話として使用できるようにする内蔵マイクロホン812とイヤーピーススピーカ814に接続するためのポートを設けていてよい。アナログベースバンド処理ユニット810はさらに、ヘッドセット、その他のハンズフリー・マイクロホンやスピーカ構成部に接続するためのポートを含んでいてよい。アナログベースバンド処理ユニット810は、1信号方向へのデジタル/アナログ変換と、これと反対方向へのアナログ/デジタル変換とを提供することができる。いくつかの実施形態では、デジタル処理コンポーネント、例えばDSP802またはその他の中央処理ユニットが、アナログベースバンド処理ユニット810の少なくともいくつかの機能を提供する。
DSP802は、無線通信と関連した、変調/復調、符号化/復号、インターリーブ/デインターリーブ、スプレッド/デスプレッド、逆高速フーリエ変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、巡回プレフィックス付加/除去、その他の信号処理機能を実行することができる。一実施形態では、例えば符号分割多重化アクセス(CDMA)技術の適用において、DSP802が、送信機機能について変調、符号化、インターリーブ、スプレッドを実行し、受信機機能についてデスプレッド、デインターリーブ、復号、復調を実行する。別の実施形態では、例えば直交周波数分割多重化アクセス(OFDMA)技術の適用において、DSP802は、送信機機能について変調、符号化、インターリーブ、逆高速フーリエ変換、巡回プレフィックス付加を実行し、受信機機能について巡回プレフィックス除去、高速フーリエ変換、デインターリーブ、復号、復調を実行する。別の無線技術の適用において、DSP802は、さらに別の信号処理機能、およびそれらの組合せを実行することができる。
DSP802は、アナログベースバンド処理ユニット810を介して無線ネットワークに通信する。いくつかの実施形態では、通信は、ユーザがインターネット上のコンテンツにアクセスし、電子メールやテキストメッセージを送受信できるようにするインターネット接続を提供する。入出力インターフェース818は、DSP802、様々なメモリ、インターフェースを相互接続する。メモリ804とリムーバブルメモリカード820は、DSP802の動作を構成するためのソフトウェアおよびデータを提供する。インターフェースの中でも、とりわけUSBインターフェース822、近距離無線通信サブシステム824であってよい。USBインターフェース822はユーザエージェント10を充電するために使用でき、さらに、パーソナルコンピュータまたはその他のコンピュータシステムと情報を交換するために、ユーザエージェント10を周辺デバイスとして機能させることもできる。近距離無線通信サブシステム824は、ユーザエージェント10に他の近隣の移動式デバイスおよび無線基地局、もしくはその両方と無線通信を行えるようにする、赤外線ポート、Bluetoothインターフェース、IEEE802.11準拠の無線インターフェース、またはその他のあらゆる近距離無線通信サブシステムを含んでいてよい。
入出力インターフェース818はさらに、DSP802を警告826と接続することで、誘発された際に、ユーザエージェント10に、例えばベル音、メロディ再生、バイブレーションによってユーザへの通知を行わせることができる。警告826は、通話着信、新規テキストメッセージ、予定リマインダのような様々なイベントを、静かなバイブレーションまたは、特定の発信者について事前に指定しておいた特定のメロディの再生によってユーザに警告するための機構として機能する。
キーパッド828は、インターフェース818を介してDSP802に接続することで、ユーザがユーザエージェント10に対して選択や情報入力を行ったり、そうでなければユーザエージェント10への入力供給を行う1つの機構をユーザに提供する。キーボード828は、QWERTY、Dvorak、AZERTY、および逐次タイプのようなフルまたは簡易型の英数字キーボード、または、電話機キーパッドにアルファベット文字を関連付けた従来型の数字キーパッドであってよい。入力用キーは、トラックホイール、イクジットまたはエスケープキー、トラックボール、および、内方に押下することでさらなる入力機能を提供するその他のナビまたは機能キーを含むことができる。別の入力機構は、タッチ画面機能を備え、またユーザにテキストおよびグラフィック、もしくはその両方を表示することができるLCD830であってよい。LCD制御装置832はDSP802をLCD830に接続する。
CCDカメラ834が設置されている場合には、ユーザエージェント10はデジタル写真を撮影することができる。DSP802は、カメラ制御装置836を介してCCDカメラ834に通信する。別の実施形態では、電荷結合素子カメラ以外の技術に従って動作するカメラを採用することも可能である。GPSセンサ838は、ユーザエージェント10が位置を判断できるよう、全地球測位システム信号を復号するためにDSP802に接続している。その他の様々な周辺機器を設け、例えば無線およびテレビ受信などの追加の機能を提供できるように含むことができる。
図11は、DSP802によって実現されるソフトウェア環境902を示す。DSP802は、他のソフトウェアを動作させるプラットフォームを提供するオペレーティングシステム・ドライバ904を実行する。オペレーティングシステム・ドライバ904は、アプリケーションソフトウェアへのアクセスを可能にする標準インターフェースを備えた、UAハードウェア用のドライバを提供する。オペレーティングシステム・ドライバ904は、ユーザエージェント10上で実行中のアプリケーション間で制御を転送する、アプリケーション管理サービス(「AMS」)906を含む。さらに図11には、ウェブブラウザ・アプリケーション908、メディアプレーヤ・アプリケーション910、JAVA(登録商標)アプレット912が示されている。ウェブブラウザ・アプリケーション908は、ウェブブラウザとして動作するようにユーザエージェント10を構成することで、ユーザがフォームに情報を入力し、リンクを選択して、ウェブページを検索および閲覧できるようにする。メディアプレーヤ・アプリケーション910は、オーディオまたはオーディオ・ビジュアル媒体の検索および再生ができるように、ユーザエージェント10を構成する。JAVA(登録商標)アプレット912は、ゲーム、ユーティリティ、その他の機能を提供できるように、ユーザエージェント10を構成する。コンポーネント914は、ここで記述した機能を提供するであろう。
ユーザエージェント10、アクセスデバイス12、および上述したその他のコンポーネントは、上述の動作に関連した命令を実行できる処理コンポーネントを含むことができる。図12は、ここで開示の1または複数の実施形態の実現に適した処理コンポーネント1010を含むシステム1000の一例を示す。システム1000は、プロセッサ1010(中央処理ユニット(CPUまたはDSP)とも呼ばれる)に加え、ネットワーク接続デバイス1020、ランダムアクセスメモリ(RAM)1030、読み出し専用メモリ(ROM)1040、二次記憶装置1050、入出力(I/O)デバイス1060を備えていてよい。いくつかの実施形態では、HARQプロセスIDの最小数の決定を実現するためのプログラムをROM1040に記憶することができる。いくつかのケースでは、いくつかのこうしたコンポーネントを設けていない、あるいは、相互に、またはここでは示されていない他のコンポーネントと様々に組合せることが可能である。これらのコンポーネントは、単一物理エンティティまたは2個以上の物理エンティティ内に配置することができる。この説明でプロセッサ1010によって実行されると記述されているあらゆる動作は、プロセッサ1010のみによって、または、プロセッサ1010と、図示の、または図示されていない1または複数のコンポーネントとの併用によって実行されるものとする。
プロセッサ1010は、命令、コード、コンピュータプログラムを、あるいは、プロセッサがネットワーク接続デバイス1020、RAM1030、ROM1040、または二次記憶装置1050(様々なディスクベースのシステム、例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光学ディスクを含むことができる)を介してアクセスできるスクリプトを実行する。図には1つのプロセッサ1010しか示されていないが、複数のプロセッサを設けることができる。そのため、1つのプロセッサが複数の命令を実行するように説明しているが、複数の命令を同時に、連続して、あるいは1または複数のプロセッサによって実行することができる。プロセッサ1010は、1または複数のCPUチップとして実現できる。
ネットワーク接続デバイス1020は、モデム、モデムバンク、イーサネット(登録商標)デバイス、ユニバーサル・シリアルバス(USB)インターフェースデバイス、シリアルインターフェース、トークンリングデバイス、光ファイバ分散データインターフェース(FDDI)デバイス、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)デバイス、さらに、符号分割多重化アクセス(CDMA)デバイス、移動通信用グローバルシステム(GSM)無線トランシーバデバイス、マイクロ波アクセスのためのワールドワイド相互運用(WiMAX)デバイスのような無線トランシーバデバイス、およびネットワーク接続用のその他の周知のデバイス、もしくはそのいずれかの形態であってよい。これらのネットワーク接続デバイス1020によって、プロセッサ1010は、インターネットや、1または複数の電気通信ネットワークと、あるいは、プロセッサ1010との間で情報の送受信を行えるその他のネットワークに通信できるようになる。
ネットワーク接続デバイス1020はさらに、無線周波数信号やマイクロ波周波数信号のような電磁波の形態でデータの無線送信および無線受信、もしくはその両方を行える、1または複数のトランシーバコンポーネント1025を含んでいてよい。あるいは、データを電気伝導体内またはその表面上、同軸ケーブル内、導波管内、光ファイバのような光学媒体内、またはその他の媒体内に伝播させることができる。トランシーバコンポーネント1025は、別個の送信ユニットと受信ユニット、または単一のトランシーバを含んでいてよい。トランシーバ1025によって送受信される情報には、プロセッサ1010によって処理されたデータや、プロセッサ1010によって実行される命令が含まれる。このような情報は、例えばコンピュータデータベースバンド信号または搬送波に組み込んだ信号の形態で、ネットワークから受信され、また、ネットワークに出力される。データは、データの処理や生成、またはデータの送信や受信にとって所望の異なる順序に従って命令される。ベースバンド信号、搬送波に組み込んだ信号、または現在使用されている、あるいは今後開発されるその他のタイプの信号は、伝送媒体と呼ばれ、また、当業者に周知のいくつかの方法に従って生成されうる。
RAM1030は、揮発性データを記憶するため、あるいは、プロセッサ1010によって実行される命令を記憶するために使用されうる。ROM1040は、通常は二次記憶装置1050よりもメモリ容量の小さい非揮発性メモリデバイスである。ROM1040は命令、あるいは、命令実行中に読み出されるデータを記憶するために使用できる。通常、RAM1030とROM1040の両方へのアクセスは、二次記憶装置1050へのアクセスよりも高速である。二次記憶装置1050は、通常、1または複数のディスクドライブまたはテープドライブを備え、RAM1030の容量が全ての作業データを保持するのに十分でない場合に、データの非揮発性記憶装置や、オーバフローデータの記憶デバイスとして使用できる。二次記憶装置1050は、RAM1030にロードされたプログラムを、このプログラムを実行するべく選択した際に記憶するためにも使用される。
入出力デバイス1060は、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチ画面ディスプレイ、キーボード、キーパッド、スイッチ、ダイヤル、マウス、トラックボール、音声認識装置、カード読み出し装置、紙テープ読み出し装置、プリンタ、ビデオモニタ、その他の周知の入力デバイスを含む。さらにトランシーバ1025は、ネットワーク接続デバイス1020のコンポーネントの代わり、またはこれに加えて、入出力デバイス1060のコンポーネントになると考えられる。入出力デバイス1060の一部または全ては、ディスプレイ702および入力704のような、先に説明したユーザエージェント10の図面に示す様々なコンポーネントと実質的に類似していてよい。
本明細書では、次の第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)を参照によって組み込んでいる:TS36.212、TS36.213。
本開示ではいくつかの実施形態を提供したが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の趣旨または範囲を逸脱しない限り、その他多くの特定の形態にて具現化できることが理解されるべきである。これらの例は制限的ではなく例証的として考慮されるべきであり、また、その意図はここで示した詳細に限定されるものではない。例えば、様々な要素またはコンポーネントを他のシステムに組合せたり、統合したり、あるいは、特定の特徴を省略したり、実現しないことができる。別例として、RIV値がリソースブロック割当フィールドには通常用いない値に設定される図7、図8、実施形態に関して、任意の不使用のRIV値を使用してもよい。例えば、RIV=2−1の代わりに、2−2または2−3のRIV値を使用することができる。
また、ユーザエージェントが半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであることを示すために、あらゆるデータ制御情報(DCI)フィールドデータのサブセットを使用することができる。さらに上述したように、1つの半永久的スケジューリング解放値を、ユーザエージェントが全ての上りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると示すために使用し、第2の半永久的スケジューリング解放値を、ユーザエージェントが全ての下りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると示すために使用し、第3の値を、ユーザエージェントが全ての上りリンクおよび下りリンク半永久的スケジューリングリソースを解放すべきであると示すために使用することができる。
さらに、特定の値を上の表2に関連して記述したが、その他の値も考慮できることが理解されるべきである。例えば、TPC、復調基準信号(DM−RS)、MCS データ制御情報(DCI)フィールドにオール「1」を要求する代わりに、DCI形式0についての半永久的スケジューリング解放に必要な値が、TPC、復調基準信号(DM−RS)、MCSフィールド内の「10」、「101」、「10101」をそれぞれ含んでいてよい。
また、様々な実施形態で別個または別々なものとして説明および例証した技術、システム、サブシステム、方法を、本開示の範囲から逸脱しない限り、他のシステム、モジュール、技術、方法と組合せる、または統合することができる。相互に接続または直接接続、あるいは通信し合うものとして示された、または、説明されたこれ以外のアイテムを、何らかのインターフェース、デバイス、あるいは仲介コンポーネントを介して、電気的または機械的に、または他の方式にて、間接接続または間接通信させることが可能である。変更、代用、改造のその他の例は、当業者によって確かめることができ、また、ここで開示した精神および範囲から逸脱することなく行うことができる。
本発明の範囲を公に知らせるために、以下を請求する。

Claims (28)

  1. 移動通信システムにおいて、ユーザエージェントに、上りリンクおよび下りリンクの半永久的な通信リソースの少なくとも1つを解放させる方法であって、前記方法は、前記ユーザエージェントにおいて、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信する受信ステップと;
    前記ユーザエージェントに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用することによって、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号する復号ステップであって、前記制御メッセージは、下りリンク制御情報形式にアレンジされた複数の下りリンク制御情報フィールド内に下りリンク制御情報を含むことと;
    前記下りリンク制御情報フィールドの少なくとも1つからのデータが固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合、前記上りリンクの半永久的通信リソースと前記下りリンクの半永久的通信リソースとのうちの少なくとも1つを解放する解放ステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記下りリンク制御情報フィールドフィールドのうちの1つは、リソースブロック割当フィールドを含む、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定される、
    請求項2記載の方法。
  4. 前記データが、関連する固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合に、前記解放ステップは、リソースを解放するステップを含む、
    請求項1記載の方法。
  5. 前記下りリンク制御情報フィールドのうちの少なくとも1つは、リソースブロック割当フィールドと、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールドと、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールドと、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールドとのうちの1つを含む、
    請求項1記載の方法。
  6. 前記下りリンク制御情報形式が下りリンク制御情報形式0である場合、前記下りリンク制御情報フィールドは、伝送電力制御コマンドフィールドと、巡回シフト復調基準信号フィールドと、変調および符号化方式および冗長バージョンフィールドとのうちの1つである、
    請求項5記載の方法。
  7. 前記変調および符号化方式および冗長フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、11111であり、
    新規データインジケータ(NDI)フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、0である、
    請求項6記載の方法。
  8. 前記下りリンク制御情報形式は、下りリンク制御情報形式1と、下りリンク制御情報形式1Aと、下りリンク制御情報形式2と、下りリンク制御情報形式2Aとのうちの1つであり、
    前記下りリンク制御情報フィールドは、HARQプロセス数フィールドと、変調および符号化方式(MCS)フィールドと、冗長バージョンフィールドと、新規データインジケータ(NDI)フィールドとのうちの1つである、
    請求項1記載の方法。
  9. 前記HARQプロセス数フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定される、
    請求項8記載の方法。
  10. 前記下りリンク制御情報形式が1Aである場合、前記変調および符号化方式フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、オール1を含む、
    請求項8記載の方法。
  11. 前記下りリンク制御情報形式が1と1Aのうちのいずれか一方である場合、前記冗長バージョンフィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定される、
    請求項8記載の方法。
  12. 前記半永久的スケジューリング解放値は、リソースブロック割当フィールド値を含み、
    リソース割当を示すために、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみが使用され、
    前記半永久的スケジューリング解放値は、前記サブセット内の1つの値以外のリソースブロック割当フィールド値を含む、
    請求項2記載の方法。
  13. 前記解放ステップは、全ての前記下りリンク制御情報フィールドからの前記データが固定された前記半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に、解放するステップを含む、
    請求項1記載の方法。
  14. 移動通信システムにおいて、ユーザエージェントに、上りリンクの半永久的通信リソースと下りリンクの半永久的通信リソースとのうちの少なくとも1つの非活性の妥当性を確認させる方法であって、前記方法は、前記ユーザエージェントにおいて、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと;
    前記ユーザエージェントに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用することによって、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号する復号ステップであって、前記制御メッセージは、下りリンク制御情報形式にアレンジされた複数の下りリンク制御情報フィールド内に下りリンク制御情報を含むことと;
    少なくとも1つの前記下りリンク制御情報フィールドからのデータが半永久的スケジューリング解放値と一致することを確認するステップと;
    前記確認が成功しなかった場合、前記受信したメッセージを、不一致巡回冗長検査(CRC)と共に受信されたものと考慮するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  15. 移動通信システムにおいて、ユーザエージェントに、上りリンクの半永久的通信リソースと下りリンクの半永久的通信リソースとのうちの少なくとも1つを解放させる装置であって、前記装置は、
    ステップを実行するように構成されたプロセッサを含み、前記ステップは、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信する受信ステップと;
    前記ユーザエージェントに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用することによって、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号する復号ステップであって、前記制御メッセージは、下りリンク制御情報形式にアレンジされた複数の下りリンク制御情報フィールド内に下りリンク制御情報を含むことと;
    前記下りリンク制御情報フィールドの少なくとも1つからのデータが、固定された半永久的スケジューリング解放値と同一である場合、前記上りリンクの半永久的通信リソースと前記下りリンクの半永久的通信リソースとのうちの少なくとも1つを解放する解放ステップと
    を含むことを特徴とする、装置。
  16. 前記下りリンク制御情報フィールドのうちの1つは、リソースブロック割当フィールドを含む、
    請求項15記載の装置。
  17. 前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定される、
    請求項16記載の装置。
  18. 前記プロセッサは、前記データが関連する固定された半永久的スケジューリング値と同一である場合に、リソースを解放することによって、通信リソースを解放するステップを実行する、
    請求項15記載の装置。
  19. 前記下りリンク制御情報フィールドのうちの少なくとも1つは、リソースブロック割当フィールドと、伝送電力制御(TPC)コマンドフィールドと、巡回シフト復調基準信号(DM RS)フィールドと、変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョンフィールドとのうちの1つを含む、
    請求項15記載の装置。
  20. 前記下りリンク制御情報形式が下りリンク制御情報形式0である場合、前記下りリンク制御情報フィールドは、伝送電力制御コマンドフィールドと、巡回シフト復調基準信号フィールドと、変調および符号化方式および冗長バージョンフィールドとのうちの1つである、
    請求項19記載の装置。
  21. 前記変調および符号化方式および冗長フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、11111であり、
    新規データインジケータ(NDI)フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、0である、
    請求項20記載の装置。
  22. 前記下りリンク制御情報形式は、下りリンク制御情報形式1と、下りリンク制御情報形式1Aと、下りリンク制御情報形式2と、下りリンク制御情報形式2Aとのうちの1つであり、
    前記下りリンク制御情報フィールドは、HARQプロセス数フィールドと、変調および符号化方式(MCS)フィールドと、冗長バージョンフィールドと、新規データインジケータ(NDI)フィールドとのうちの1つである、
    請求項15記載の装置。
  23. 前記HARQプロセス数フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定される、
    請求項22記載の装置。
  24. 前記下りリンク制御情報形式が1Aである場合、前記変調および符号化方式フィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、オール1を含む、
    請求項22記載の装置。
  25. 前記下りリンク制御情報形式が1と1Aのうちのいずれか一方である場合、前記冗長バージョンフィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、固定値に設定され、
    前記下りリンク制御情報形式が2と2Aのうちのいずれか一方である場合、前記冗長バージョンフィールド用の前記半永久的スケジューリング解放値は、11に設定された有効なトランスポートブロックを含む、
    請求項22記載の装置。
  26. 前記半永久的スケジューリング解放値は、リソースブロック割当フィールド値を含み、
    リソース割当を示すために、使用可能なリソースブロック割当フィールド値のサブセットのみが使用され、
    前記半永久的スケジューリング解放値は、前記サブセット内の1つの値以外のリソースブロック割当フィールド値を含む、
    請求項16記載の装置。
  27. 前記プロセッサは、全ての前記下りリンク制御情報フィールドからの前記データが固定された前記半永久的スケジューリング解放値と同一である場合に解放を行うことによって、前記解放ステップを実行する、
    請求項15記載の装置。
  28. 移動通信システムにおいて、ユーザエージェントに、上りリンクの半永久的通信リソースと下りリンクの半永久的通信リソースとのうちの少なくとも1つの非活性の妥当性を確認させる装置であって、前記装置は、前記ユーザエージェントにおいて、以下のステップを実行するためにプロセッサを使用するステップを含み、前記以下のステップは、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して下りリンク通信を受信するステップと;
    前記ユーザエージェントに割当てられた半永久的スケジューリング無線一時ネットワーク識別子(SPS−RNTI)を使用することによって、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の制御メッセージを復号する復号ステップであって、前記制御メッセージは、下りリンク制御情報形式にアレンジされた複数の下りリンク制御情報フィールド内に下りリンク制御情報を含むことと;
    少なくとも1つの前記下りリンク制御情報フィールドからのデータが半永久的スケジューリング解放値に一致することを確認するステップと;
    前記確認が成功しなかった場合、前記受信したメッセージを、不一致巡回冗長検査(CRC)と共に受信されたものと考慮するステップと
    を含むことを特徴とする、装置。
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