JP2012507112A - ガス放電ランプを駆動させる方法 - Google Patents

ガス放電ランプを駆動させる方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ガス放電ランプ1を駆動させる方法であって、前記ランプ1は、いずれの一時点において複数の動作モードM1, M2, M3, M4のうちの1つを用いて駆動され、第1の動作モードM1及び第2の動作モードM2は、ランプ動作サイクルにおいて連続的に適用され、前記ランプ1は、前記動作サイクルのサイクル時間Tの第1の部分f1に関して前記第1の動作モードM1に従い駆動され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間Tの第2の部分f2に関して前記第2の動作モードM2に従い駆動され、前記第1の部分f1のサイズ及び前記第2の部分f2のサイズは、混合比rを用いて計算され、前記混合比rは、サイクル動作電圧値U1, U2及び目標電圧UTの間の関係に基づき決定される、方法を開示する。本発明は、更に、ガス放電ランプ1を駆動させる駆動ユニット10であって、サイクル動作電圧値U1, U2及び目標電圧UTの間の関係に基づき混合比r'を決定する混合比決定ユニット17, 17'と、第1の部分f1のサイズ及び前記第2の部分f2のサイズを前記混合比r, r'を用いて計算する部分計算ユニット15と、複数の動作モードM1, M2, M3, M4から、ランプ動作サイクルにおいて連続的に適用されるべき第1の動作モードM1及び第2の動作モードM2を選択する動作モード管理ユニット14であって、これにより、前記ランプ1は、前記動作サイクルのサイクル時間Tの第1の部分f1に関して前記第1の動作モードM1に従い駆動され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間Tの第2の部分f2に関して前記第2の動作モードM2に従い駆動されるようにされる、動作モード管理ユニット14と、を含む、駆動ユニット10を開示する。

Description

本発明は、ガス放電ランプを駆動させる方法、及び、ガス放電ランプを駆動させる駆動ユニットに関する。
HID(高輝度放電)及びUHP(超高圧)ランプなどの、ガス放電ランプにおいて、明るい光は、ランプの放電チャンバの対応する端部において配置される2つの電極間における空間に掛かる放電アークによって生成される。短アーク及び超短アーク(ultra-short-arc:USA)放電ランプにおいて、放電チャンバにおける電極は、例えば1ミリメータ未満などの、非常に短い距離のみによって離される。ランプの動作におけるこの間隔に掛かる放電アークも、したがって、短いが、集中的に明るい。このようなランプは、インドア及びアウトドア撮影、画像投影、又は自動車ヘッドライトにおいて使用されるスポットライトなどの、白色光の明るい、近点光源を必要とする照明応用例に関して有用である。
このようなランプは、交流(AC)を用いて駆動される場合、電極のそれぞれは、アノード及びカソードとして交代に機能し、これにより、放電アークは、一方の電極から及びその後他方の電極から交代に生じるようにされる。理想的には、アークは、常に同一の点において電極へ付着し得、2つの電極前面間の最小距離で掛かり得る。しかし、高出力におけるAC動作において達される高温度により、ガス放電ランプの電極は、物理的変化に影響を受け、すなわち、電極先端は、溶解又は焼後退し得、そしてアークが先端に付着する点における電極先端における1つ又は複数の位置において、構造体が成長し得る。このような電極に対する物理的変化は、アークがより長くなる又は短くなり得、ランプの光出力(光束)における変動を生じさせるので、アークの輝度に悪影響を与え得る。上述の照明応用例の場合、明らかな理由であるが、例えば光出力が目立つフリッカなどを生じさせる予測不可能な変動に影響を受けないことは、重要である。
したがって、安定的なアーク長さは、特定の照明応用例において最も重要である。最近のプロジェクタにおいて光束を維持することは、究極的には、延長された時間に関して短いアーク長を維持することを意味する。アーク長は、ランプの動作電圧に直接関連される。この知られている関係は、例えば、動作電圧が所定の目標電圧値に達する場合に、専用ランプ動作モードすなわち「駆動スキーム」間において切り替えることなどによる問題に対する解決策において使用される。ランプ駆動スキームは、アーク長を安定化させるように作用し、異なる電流波形及び動作周波数の洗練された組合せを含み得、これにより、電極先端に対する変化が可能な場合に避けられるように、又は電極における構造体の成長及び融解が制御されて発生するように設計されている。電極表面に対する修正は、ランプ駆動スキームの選択に依存して、短い乃至非常に短い時間スケールで実行され得る。ランプ安定化の既知の方法において、電圧及び/又は時間は、監視され、ランプの電極の先端における構造体の多少の制御された成長及び融解によってアーク長を安定化させるために駆動スキームは適宜選択される。例えば、ある種類の動作モード又は駆動スキームにおいて、ランプの電極の先端における構造体の制御された成長は、ランプ電流の知られたブロック形状を用いて達成され、このランプ電流の知られたブロック形状において、電流パルスは重畳され、電流の整流の直前にある。動作の第2モードにおいて、電極前面の制御された融解後退は、電流の整流の直前にある電流波形において重畳されるこのような電流パルスを必要とすることなく、第1モードにおけるよりも高い周波数においてランプを駆動させることによって達成される。
通常、異なる電流波形及び動作周波数の組合せは、特定の電圧値、すなわち「目標電圧」、でアーク長を維持するために使用される。ランプシリーズに関する所定の目標電圧は、開発段階における特定のランプ種類に関して実行される実験などにおいて決定され得る。目標電圧は、この場合、例えば、ランプの動作における使用に関してランプ駆動装置のメモリなどに記憶され得る。
知られているアルゴリズムは、UHPランプの動作電圧(及びしたがってアーク長も)をかなり正確に安定化させることが可能であるが、しかし、この応用例は、いくつかの課題と関連付けられる。第1に、既存の解決策、多くの場合、かなり複雑である、すなわち、これらは、相当の複雑性を有するアルゴリズムを要し、したがって、効果でもあり、アルゴリズムに関する一群のパラメータを正しく選択することが可能であるために、ランプに関する多量の情報をも必要とする。このような情報は、例えば、このランプの種類に関する製品試験の段階などにおいて、ランプの実際の動作の前に通常得られなければならない。
更に、知られている方法は、ランプの特性がランプの寿命に渡り本質的に変化しないという仮定に強く依存している。この仮定は、多くの場合において正当化され得る一方で、多くの他の場合において、機能しないが、その理由は、例えば、ランプ内におけるタングステン輸送工程は、寿命時間にわたるランプのコンポーネントから放出される不純物に強く依存するからである。輸送工程がランプの寿命時間にわたり変化するので、過激な変化もランプに関する先端成長及び先端融解において発生し得る。このような場合、慎重にバランスを取られたアーク長安定化アルゴリズムの固定されたパラメータ群は、失敗を導き得る。
別のアルゴリズムは、ランプ内における特定の工程(例えば、先端融解の程度)は、カオス的な影響に依存し、これにより、先端融解における電圧の鋭い増加は、いかなる正確性をもっても予見され得ない。このような要因は、小さい変動が頻繁に反復される場合に相当の効果を生じさせ得るので、所定のパラメータ群を有する制御アルゴリズムに関して長時間にわたり効果的に動作することをより困難にさせる。
したがって、本発明の目的は、上述の問題を防ぐために、述べられる種類の短アークランプを駆動させる改善された方法を提供することである。
本発明の目的は、請求項1に記載のガス放電ランプを駆動させる方法、及び、請求項12に記載のガス放電ランプを駆動させる駆動ユニットに関する。
ガス放電ランプを駆動させる方法において、ガス放電ランプを駆動させる方法において、前記ランプは、いずれかの一時点において複数の動作モードのうちの1つを用いて駆動される。第1の動作モード及び第2の動作モードは、ランプ動作サイクルにおいて連続的に適用され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の第1の部分に関して前記第1の動作モードに従い駆動され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の第2の部分に関して前記第2の動作モードに従い駆動される。これにより、前記第1駆動サイクル部分のサイズ及び前記第2駆動サイクル部分のサイズは、動作サイクル混合比を用いて計算され、前記混合比は、サイクル動作電圧値及び目標電圧の間の関係に基づき決定される。
本発明に従う方法を用いると、ガス放電ランプの動作電圧は、混合比、すなわち、第1及び第2の動作モード(すなわち「駆動スキーム」)に割り当てられるサイクル時間の比率を、導入部分で述べられる寿命効果又は外部影響などによるランプの振る舞いにおけるいかなる変化に対しても動的に適合させることによって容易に及び効果的に安定化され得る。このようにして、目標電圧に対してのより素早い回帰は、ランプの駆動電圧を目標電圧により近づけ得る動作モードへサイクル時間のより多くの比率を単に割り当てることによって、達成され得る。本発明に従う方法の更なる有利な点は、測定されるサイクル動作電圧に加えて、唯一必要とするパラメータが、サイクル時間及び目標電圧のみであることである。前記の2つの値(サイクル時間及び目標電圧)は、容易に事前規定され得る値であるので、本発明に従う方法は、あまり複雑でない一方で、同時に、比較可能な従来技術の解決法よりも有益である。
ガス放電ランプを駆動させる適切な駆動ユニットは、動作サイクル混合比を、サイクル動作電圧値及び目標電圧の間の関係に基づき決定する混合比決定ユニット、並びに、第1の動作サイクル部分のサイズ及び第2の動作サイクル部分を混合比を用いて計算する計算ユニット、を含む。本発明に従う駆動ユニットは、更に、ランプ動作サイクルにおいてうまく適用されるために、複数の動作モードから、第1及び第2の動作モードを選択する動作モード選択ユニットを含み、これにより、ランプは、動作サイクルのサイクル時間の第1の部分に関して第1の動作モードに従い駆動され、及び、ランプは、動作サイクルのサイクル時間の第2の部分に関して第2の動作モードに従い駆動されるようにされる。
従属項及び後続の規制は、本発明の特に有利な実施例及び特徴を開示する。
「目標電圧」は、ランプが理想的に動作すべき電圧であり、概してランプの種類などの固定されたパラメータ、及び、ランプの年数などの可変パラメータに依存する。「サイクル動作電圧値」という用語は、動作サイクルにおけるいくつかの点における、ランプの電極間などにおいて測定される電圧の値、又は、いくつかの動作電圧測定の平均若しくは他の組合せ、などのランプの動作電圧を表す値を参照する。この「サイクル動作電圧値」は、したがって、ランプの動作電圧の振る舞いの特性を提供する。簡素化のために、「動作電圧」及び「サイクル動作電圧値」という用語は、以下において、本発明をいかなるようにも制限せずに交換可能に使用され得る。
目標電圧及びサイクル動作電圧値の間の関係は、例えば、これらの2つの電圧値の間の差によって簡単に規定され得る。かなり直接的な解決法において、目標電圧及びランプの動作電圧の間の関係は、時間における1つ以上の所定の点において決定され得、例えば、ランプをオンにした後にしばらくして決定され得る、又は、10分ごとに決定され得る。この場合、混合比は、次の測定まで、全ての後続の動作サイクルに関して適宜調整され得る。しかし、本発明に従う方法は、混合比のより動的な調整、したがって、内部ランプ環境における変動に対するよりかなり急速な応答、を可能にする。したがって、本発明の特に好ましい実施例において、現在の動作サイクルに関する前記サイクル動作電圧値及び前記目標電圧の間の前記関係は、後続の動作サイクルに関する混合比を決定するために適用される。このようにして、ランプの現在の状態についての情報は、特に、ランプの実際の動作電圧と目標電圧との間の関係は、後続の動作サイクルにおける動作電圧の振る舞いに影響を与えるために使用され得る。この対処法は、必要である場合、動作電圧の連続的な訂正を可能にし、これにより、このことは、目標電圧に近づくことが可能になり得る。この場合、「後続の」という用語は、好ましくは、次の動作サイクルを好ましくは意味し得るが、特定の時間の量が、動作電圧測定結果を収集しそして計算を実行することにおいて経過し得るので、「古い」混合比は次の動作サイクルにおいて又は新しく計算される混合比が利用可能になる前におけるより多くの動作サイクルにおいて適用され得る必要があることがあり得ることを指摘されるべきであり、これにより、「後続の動作サイクル」という用語は、「後の動作サイクル」としても簡単に解釈され得る。
適用される動作モードに依存して、ランプの動作電圧は、増加又は減少し得る。例えば、低周波数パルスモードは、ランプ電圧における低下と関連付けられる一方で、高周波数非パルスモードは、ランプ電圧における増加と関連付けられる。適用する駆動スキーム又は動作モードの選択は、当業者に対して知られる規準に基づき得る。多数の異なる駆動スキームに関する波形又は周波数などの可能な駆動スキームパラメータは、国際特許出願公報第2005/062684A1号、又は欧州特許出願書類第EP07112156.0号に記載される。したがって、本発明の更に有利な実施例において、サイクル時間において適用されるべき前記第1及び第2の動作モードは、前記第1の動作モードにおける動作電圧の全体傾きが、前記第2の動作モードにおける前記動作電圧の全体傾きに対して符号が反対であるように選択される。言い換えると、1つの動作サイクルにおいて、動作電圧の1つの上昇は、動作電圧における1つの降下が後に続く。このようにして、本発明に従う方法は、ランプ電圧が動作サイクルにおいて目標電圧から遠すぎるように逸れないことを保証するが、その理由は、動作電圧におけるいかなる上昇も、動作電圧における1つの降下が後に続き、又は、逆も生じるからである。
導入部分において述べられるように、ガス放電ランプにおける電極の先端は、適用される動作モードに依存して、先端の融解及び先端の成長などの変化に影響を受ける。最新の駆動方法は、動作モードを、電極先端の融解が後続の成長によって補償されるように組み合わせられ、これにより、長期間において、電極は、その形状及びサイズを維持する。したがって、本発明の更に有利な実施例において、前記第1及び第2の動作モードは、前記動作モードのうちの1つが、先端成長と関連付けられ、他方の動作モードが、先端融解と関連付けられるように選択される。
動作サイクルの全体サイクル時間の一部は、サイクル時間の第1の部分及び第2の部分のうちの1つと関連付けられるように動作モードへ割り当てられ得る。好ましくは、したがって、前記第1及び第2の部分の合計が前記サイクル時間に等しく、これにより、サイクル時間は、第1の及び第2の部分のみへ分割される。
本発明に従う動作サイクル混合比の動的な適合は、好ましくは、ランプ電圧が目標電圧に近づくために長期的に増加又は低下するように実行され得るべきである。混合比がランプの動作において調整されるべき程度は、ランプ電圧及び目標電圧間のいずれかの1つの瞬間における差に大きく依存し得る。したがって、本発明の更に有利な実施例において、サイクル動作電圧値と前記目標電圧との間の関係は、現在の動作サイクルに関して決定される前記目標電圧からの前記サイクル動作電圧値の偏差の測定を含み、後続の動作サイクルの混合比は、前記現在の動作サイクルにおいて使用される前記混合比及び前記偏差の測定に基づき決定される。
目標電圧からの動作電圧の偏差を決定するために、多数の解決策が採られ得る。簡単な電圧偏差は測定され得、そして、この偏差が測定される瞬間は、多数の手法で選択され得る。例えば、偏差は、動作サイクルの開始時において、1つの動作モードから次の動作モードへ切り替わる場合に、又は動作サイクルの終了時において、測定され得る。この目的に関して、例えば、目標電圧の値は、測定動作電圧値から減算され得る、又は、逆であり得る。更に、目標電圧からのランプ電圧偏差は、このような測定へ入力され得る試みのレベル、又は要される精度のレベルに依存して、動作サイクルにおいていずれかの数の回数測定され得る。
一つの解決策において、ランプ電圧は、前記現在の動作サイクルにおける前記第1の動作モードの完了に伴い、すなわち動作サイクル時間の第1の部分の後に、測定され、前記偏差の測定は、単純に、前記測定される電圧値及び前記目標電圧の間のその瞬間における差を含む。
代替的に、ランプ電圧は、前記現在の動作サイクルにおける前記第2の動作モードの完了に伴い、すなわち動作サイクル時間の第2の部分の後に、測定され、前記偏差の測定は、この場合、前記測定される電圧値及び前記目標電圧の間のその瞬間における差を含む。
偏差の測定は、この場合、経時的に、目標電圧からの偏差が低減されるように、簡単に別の言い方をすると、動作電圧が目標電圧に近づくように、後続の動作サイクルにおいて適用するための混合比を決定するのに適用される。
ランプ電圧は動作サイクルの完了の後において目標電圧により近いので、偏差測定が得られる瞬間は、目標電圧に対する動作電圧の展開に影響を及ぼす。第1の部分の完了後に又は第2の部分の完了後に電圧偏差を得ることは、ランプ電圧が目標電圧に下又は上から近づいているかに依存して、電圧曲線の最低点又は最高点は、目標電圧値へ近いように置かれ得る。このことは、以下において、図面を参照すると容易に可視化され得る。
しかし、動作電圧は、目標電圧に「中心化」されること、及び、上述の代わりの結果になり得るような目標電圧の上に又は下に置かれることでないこと、が望ましくあり得る。言い換えると、ランプの動作電圧は、好ましくは、目標電圧前後で「振動」するべきである。したがって、本発明の特に好ましい実施例において、第1電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第1の動作モードの完了に伴い(すなわち動作サイクル時間の第1の部分の経過後に)測定され、第2電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第2の動作モードの完了に伴い(すなわち動作サイクル時間の第2の部分の経過後に)測定される。これら第1及び第2の測定される電圧値のサイクル平均が決定され、前記偏差の測定は、前記サイクル平均及び前記目標電圧の間の差を含む。サイクル平均は、例えば、第1の及び第2の測定電圧値の簡単な平均などであり得る。この解決策を用いると、動作電圧は、目標電圧に近づき得、この場合、目標電圧に効果的に「中心化」されたままにされ得る。
現在の動作サイクルにおいて測定されるデータを用いて後続の動作サイクルに関する混合比r'を計算するために、時間及び電圧の展開の間に関する線形関係を適用することは得策である。現在の動作サイクル後における目標電圧からの電圧偏差が、後続の動作サイクルにおいて補償されるべきと仮定すると、電圧偏差は、
Figure 2012507112
と表現され得る。
ここで、Udevが上述されるように決定される目標電圧からの動作電圧の偏差であり、Tは、サイクル時間であり、rは、現在の動作サイクルに関する混合比であり、ΔU1は、第1の部分にわたる電圧の変化であり、ΔU2は、第2の部分にわたる電圧の変化である。時間の負の値は不可能であるので、r'は、論理的には、間隔[0,1]に制限されるべきである。明らかであるように、1の値を有する動作サイクル部分は、対応する動作モードが動作時間全体にわたり適用されるべきであり、したがって動作サイクル部分が0の値を有する他の動作モードはこの動作サイクルにおいて適用され得ないことを意味する。このことは、例えば、ランプ動作電圧が目標電圧から遠すぎるように離されており、且つ、大幅な補正が必要である場合に必要になり得る。
ランプ電圧が現在の動作サイクルにおける第1動作モードの完了の際に測定される場合、偏差の値は、
Figure 2012507112
として表現され得る。
同様に、ランプ電圧が第2動作モードの完了の際に測定される場合、偏差の値は、
Figure 2012507112
として表現され得る。
同一の態様で、サイクル平均は、第1の及び第2の測定電圧値に関して得られる場合、偏差の値は、
Figure 2012507112
として表現され得る。
数式(1)は、以下の、
Figure 2012507112
のように表現されるように、後続の動作サイクルにおいて適用されるために、新しい混合比r'に関して容易に解法され得る。
動作モードの電圧傾斜がその振る舞いにおいて異常過ぎない限りは、本発明に従う方法は、数回の動作サイクルのうちに動作電圧の安定化へ導き得る。本発明の方法を用いると、動作電圧は、最小の電圧拡大のみが長期的に確認されるだけで、目標電圧に非常に近づけられ得る。
ランプの動作サイクルに関するサイクル時間は、一定値へ制限されないが、ランプの動作において変更され得る。本発明に従う方法の制御アルゴリズムは究極的には混合比のみを決定するので、動作サイクルにおいて適用される動作モードに関する絶対回数を決定しない。したがって、サイクル時間は、例えば上昇し得る不測の大きな電圧変動を補償などするために、ランプの動作において変更され得る。サイクル時間は、制御アルゴリズムの全体実効性に悪影響を与えずに、短く又は長くされ得、本発明に従う方法は、短い移行段階のみの後に十分に動作を継続する。例えば、サイクル時間は、自動的に、目標電圧からの動作電圧の実際の偏差へ適合され得る。このことは、偏差が相対的に大きい場合に有用であるが、その理由は、このような状況において、ランプは、時間に伴い偏差を低減するために2つの動作モードのうちの1つにおいて支配的に動作されるべきであるからである。実際に、r'に関する可能な値の範囲は0及び1を含むので、後続の動作サイクルにおける部分は、サイクル全体を含み得、これにより、1つの動作モードのみがそのサイクルにおいて適用されるようにされる。このことは、目標電圧からの偏差が大きい場合は大幅な補正が必要とされることを生じさせ得る。
更に、制御アルゴリズムは、動作サイクルにおいて使用するための動作モードの選択において柔軟性を提供する。上述される理由により、動作サイクルにおいて適用される2つの動作モードに関して、電圧傾斜において対向する符号を有することのみが好ましい。特定の試みに関して、例えば、先端融解又は先端成長などの、特定の動作モードと関連付けられることは明示的には必要でない。本発明に従う方法は、適用される動作モードにおける変化の後に十分に動作を継続し、同様に、短い移行段階のみを必要とする。
本発明に従う方法の更なる展開において、大きな電圧ジャンプなどのより大きい電圧変動又は1回のみのイベントの効果を扱うために、連続的な平均(running average)が、数式(2)における使用のために決定され得る。例えば、第1の及び第2の部分にわたる動作電圧及び目標電圧の差を単純に使用する代わりに、連続的な平均は、以前の動作サイクルにおいて得られる測定結果を用いてこれらの電圧差に関して補償され得る。数式(2)の更なる展開において、その後、ΔU1は、第1の部分における電圧変化に関する連続的な平均であり得、ΔU2は、第2の部分における電圧変化に関する連続的な平均であり得る。同一の態様で、Udevは、数式(1a)、(1b)又は(1c)を適切に用いて、目標電圧からの対応する動作電圧の偏差に関する連続的な平均を計算することによって、得られる。これらの値は、この場合、新しい混合比r'を与えるために数式(2)において適用される。これらの連続的な平均値が計算される動作サイクルの数は、駆動ユニットにおける利用可能なメモリリソースに従い、及び、望まれる精度のレベルに従い、選択され得る。例えば、連続的な平均値は、ランプがオンになって以来のランプの動作全体において計算され得る。代替的に、より基本的な計算において、連続的な平均値は、例えば、現在の動作サイクルに関する値及び以前の2〜3回の動作サイクルに関してのみなど、を用いて決定され得る。
より洗練された解決策において、動作サイクル全体において測定される複数の動作サイクルの電圧変化ΔUは、対応する混合比rとともに記憶され得る。このデータは、この場合、以下のような、
Figure 2012507112
として表現される、適合関数F(例えば、より高次の多項式により又はスプラインにより)を決定するために使用され得る。
各動作サイクルに関して、目標電圧からの測定された実際の電圧偏差をΔUとして使用することによって、適合関数の逆数F-1は、この場合、新しい混合比r'を計算するのに使用され得る。このような解決策の有利な点は、適切な種類の適合関数Fを用いることにより、数式(1)の線形的解決策とは対称的に、サイクル時間Tにおける電圧の非線形展開が考慮に入れられることである。したがって、本発明の好ましい実施例において、複数のランプ動作周期に関して、前記動作サイクルにわたる全サイクル電圧偏差が、これらに対応する混合比とともに記録され、適合関数が、前記記録される値に基づき決定され、後続の動作サイクルに関して更新される混合比は、前記適合関数を用いて決定される。
目標電圧が到達される場合は常に、更新される混合比の理想的な値は、適合関数が0になり得る値であり得る。この理想的な場合において、各動作サイクルの後に、ランプ電圧は、目標電圧へ戻り得る。しかし、実際には、摂動(perturbation)は、常に、この完璧なバランスを乱し得、例えば、ランプにおける欠陥、動作条件における変化、駆動電流における変動などである。高レベルの精度を達成し、且つ、欠陥(不完全性)の影響を低減するために、多数の先立つ動作サイクルに関する混合比及び偏差は、好ましくは、ランプの駆動ユニットの不揮発性メモリに記憶される。
更に好ましい実施例において、追加的なアルゴリズムは、駆動ユニットの制御アルゴリズムによって使用されるべき適切な動作モードを自動的に決定するために適用され得る。既述されるように、制御アルゴリズムの2つの動作モードの電圧傾斜は、好ましくは、対向する符号を有する。いずれかの理由により(例えば、ランプにおける寿命時間展開等)、この要件が2つの動作モードによってもはや充足されない場合、別の群の適切な動作モードに関する検索が開始され得る。このような検索において、これまでに使用された動作周波数電流波形の代替的な組合せが検査され得る。駆動ユニットは、例えば、このような代替的動作モードのいくつかに関する電圧傾斜を決定し、その後、この点以降から制御アルゴリズムによって適用されるべき(対向する符号の電圧傾斜を有する)2つの動作モードを選択し得る。自動選択規則の例は、(電圧制御に関して良好な助けを提供する)大きな電圧傾斜を有する動作モード、又は(目標電圧前後の動作電圧の小さい変動を生じさせる)小さい値の電圧傾斜を有する動作モードのいずれかが選択され得ることであり得る。本発明に従う方法の高いレベルの柔軟性により、どの順序で動作モードが適用されるかは問題ではない。
試験されるべき動作もノードの数に依存して、新しい動作モードに関する検索は、数十秒を必要とし得る。検索は、特定の条件が従属される(例えば、動作モードのうちの1つの電圧傾斜が0に近づき、これにより、遅かれ早かれ両方の動作モードが同一の電圧傾斜符号を有し得るリスクがない)場合に開始され得る、又は、かなり異なる傾斜を有する動作モードが好ましくは用いられるように規則的に適用され得る。このような制御アルゴリズム調整がユーザによって認識されないことを保証するために、検索は、例えば、ランプを究極的にオフに切り替える前に停止段階が開始する場合などに、開始され得る。動作モードの新しい選択は、この場合、次回ランプがオンにされる場合に、適用される。このような解決策は、超短アーク(USA)ランプ、超高圧(UHP)ランプ、又はMSR(medium source rare-earth)ランプなどのガス放電ランプを用いる、投影、スポット照明、室内及び屋外撮影等の応用例において特に有利であり得る。
上述の動作モード検索と使用すると特に有用であり得る、本発明に従う方法の別な率直な拡張態様は、ランプの動作において2つより多い動作モードを、例えば、固定されたシーケンスなどで、使用することであり得、これにより、1つの動作サイクルにおいて、動作モードM1及びM2が適用され、それに続く動作サイクルにおいて動作モードM3及びM4が適用され、このパターンは、反復するシーケンスM1,M2,M3,M4,M1,M2,M3,....を与えるために繰り返されるようにされる。このような解決策は、例えば、対向する符号を有する少なくとも2つの電圧傾斜が完全な反復シーケンスにおいて発生し得る可能性を増加させ得る。
ランプに関する目標電圧は、特に簡単な解決策において、ランプシリーズの開発において実行される実験などにおいて得られる所定の値であり得る。この目標電圧値は、例えば、ランプの駆動ユニットのメモリなどに記憶され得、ランプがオンにされる度に、駆動ユニットは、ランプを、ランプ電圧が目標電圧に限りなく近い領域に含まれるように駆動させようとし得る。しかし、上述のように、ランプの振る舞いは、ランプの寿命にわたり変化を有し得、これにより、究極的には、ランプ電圧が目標電圧の値に到達することが、可能でない又は実際に望ましくなくないようになり得る。ランプが経年すると、例えば、より高い又は低い目標電圧が必要とされ得る。したがって、本発明の特に好ましい実施例において、前記目標電圧は、前記ランプの動作において得られる動作データ値に基づき決定される。このような動作データ値は、経時的に観察されたランプ電圧自体、又は、ランプ内の圧力の値などであり得る。新しく決定される目標電圧値は、好ましくは、駆動ユニットの不揮発性メモリに記憶され、これにより、この値は、ランプが消灯された後に記憶され得、次回ランプがオンにされる場合に初期目標電圧として使用され得るようにされる。このようにして、目標電圧も、必要性が生じるべき場合には常に、動的に調整され得る。
本発明の他の目的及び特徴は、添付の図面と組み合わせて考慮される以下の詳細な説明から明らかになる。しかし、図は、例示の目的のみに関して意図され、本発明の制限の定義としては意図されていないことを理解されるべきである。
図面において、同様の参照符号は一貫して同様のオブジェクトを参照する。図におけるオブジェクトは必ずしも縮尺通りに描画されていない。
図1は、ガス放電ランプの1対の電極の先端に生じる構造的な変化の簡素化された概略図を示す。 図2は、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の、短期間における第1のグラフを示す。 図3は、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の、短期間における第2のグラフを示す。 図4は、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の、長期間における第3のグラフを示す。 図5は、図2のサイクル時間の半分を有する、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の第4のグラフを示す。 図6は、サイクル時間が3の因数により増加された期間における、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の第5のグラフを示す。 図7は、動作モードの選択が変更された期間における、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプの動作電圧の第6のグラフを示す。 図8は、本発明に従う駆動ユニットの可能な実施態様のガス放電ランプ及びブロック図を示す。 図9aは、図8の駆動ユニットに関する制御ユニットの第1の実施態様のブロック図を示す。 図9bは、図8の駆動ユニットに関する制御ユニットの第2の実施態様のブロック図を示す。 図10は、ガス放電ランプ及び本発明の実施例に従う照明システムに組み込まれる駆動ユニットを示す。
図1は、隙間Gによって離される一対の電極3・4を示す。電極3・4は、図には示されないガス放電ランプ内に配置され、この短い隙間Gにわたり互いに面する。第一の段階(I)において、この例において示される電極の前面は、本質的には丸形であり、いかなる構造的な不均一性をも示さない。第二の段階(II)において、ランプが特定の時間に関して動作された後に、電極の前面は、「先端」が発達し始めたことを示す。ランプに適用される動作モードに依存して、先端の成長は、電極間の隙間がより小さい距離G'に減らされるように進行し得る(III)。電極の前面間の距離の低減は、動作電圧における低下を生じさせることになる。適切な駆動スキーム又は動作モードを適用することによって、電極前面に対するこれらの先端又は構造的な変化は、融解されて後退し得、これにより、電極の前面は、この説明の図の第1段階(I)に示される本質的に丸形の形状へ復元される。
図2〜7は、動作サイクル混合比を動的に決定するために、数式(2)の適用の下の、本発明に従う方法を用いて駆動されるランプに関する経時的な動作電圧のグラフを示す。
図2は、本発明に従う方法を用いて駆動されるガス放電ランプに関しての、経時的な動作電圧の第1のグラフを示す。ランプの動作電圧は目標電圧UTに近づくことが望ましい。第1のモードは正の全体傾斜を有し、第2の動作モードは負の全体傾斜を有する、一組の動作モードが選択されている。動作モードは、連続する動作サイクルC1,C2,C3において交互になるように適用される。この図において、例証の目的のために、3つの連続した動作サイクルC1,C2,C3のみが示され、それぞれは同一のサイクル時間Tを有する。
第1の動作サイクルC1において、第1の動作モードは、サイクル時間Tの第1の部分f1において適用され、第2の動作モードは、サイクル時間Tの第2の部分f2において適用される。この例において、第1の動作モードは、先端融解と関連付けられ、したがって、動作電圧の増加とにも関連付けられ、これにより、ランプの動作電圧は、サイクル時間Tの第1の部分f1における動作サイクルの開始の後に量ΔU1だけ増加するようにされる。第2の動作モードは、先端成長と関連付けられ、したがって、動作電圧の低下とも関連付けられ、これにより、ランプの動作電圧は、サイクル時間Tの第2の部分f2において量ΔU2だけ低下するようにされる。サイクル時間の第1及び第2の部分のサイズは、混合比によって決定される。第1の動作サイクルC1において適用されるべき混合比は、上述の技法のうちの一つを用いて、例えば数式(1)及び(2)などを用いて、決定されてあり得る。ランプの動作電圧は、動作電圧値U1を与えるために第1の動作モードが完了した場合に測定され得、そして、目標電圧UTからの対応する偏差d1が決定される。同様に、ランプの動作電圧は、動作電圧値U2を与えるために、第2の動作モードが完了すると測定され得、そして、目標電圧UTからの対応する偏差d2が決定される。この場合、これらの観測された偏差d1,d2のうちの1つ又は両方は、後続の動作サイクルC2などに関して混合比を計算するために使用され得る。時間が進むに連れて、動作電圧は、望まれる目標電圧UTに近づくように、全体的な低下を呈する。
ランプにおける条件がかなり安定を維持している限りは、動作電圧は、動作モードに関する混合比を計算するのに適用される方法又は技法に依存して、目標電圧の前後の領域に究極的には落ち着き得る。数式(2)が数式(1a)又は(1b)のいずれかとともに使用される場合、すなわち、偏差d1,d2のうちの1つのみが考慮される場合、動作電圧は、目標電圧の下又は上を維持する傾向になり得る。数式(2)を数式(1c)とともに使用する場合、すなわち、両方の偏差d1,d2の平均を使用する場合、動作電圧は、目標電圧の前後で振動する傾向になり得る。図3は、62Vの目標電圧を有するランプに関するこのような例を示す。この場合、混合比は、各動作サイクルにおける電圧偏差の平均を用いて、すなわち数式(2)及び(1c)を適用することによって、計算された。この図は、明確に、動作電圧は目標電圧レベルの前後で振動することを示す。
図2及び図3は、ガス放電ランプの動作における短い時間スケールのみを示した。図4において、本発明に従う方法を用いて駆動されるランプ及び動作電圧の振る舞いが、よりかなり長い時間スケールにわたり、この場合600時間にわたり示される。この場合動作電圧が測定されたランプは、(約0.7mmの短アーク長に対応する)59Vの目標電圧UTを有する超短アーク132WのUHPランプであった。電圧の広がりは非常に小さく、ランプの電圧は本質的に望ましい電圧レベルに位置する。このようなランプに典型的なスパイク又は外れ値(outliers)は、図において明確に確認され得るように、本発明に従う制御アルゴリズムを用いて素早く再安定化された。
図5において、図2及び3に示される結果と比較されてサイクル時間を半分にするサイクル時間の効果が確認され得る。同様に、本発明に従う制御アルゴリズムは、動作モードのスイッチの実際の数が2倍になったものの、59Vの目標電圧UTを有するこのランプに関しては非常に良く動作した。このことは、サイクル時間の選択は、アルゴリズムの有効性にあまり影響を与えないことを示す。
実際、サイクル時間は、ランプの動作においても変更され得る。このことは、ランプが燃焼している間にサイクル時間を三倍にする効果を示す図6に例示される。サイクル時間の変更は、図において示される時間taにおいて発生した。本発明に従う制御アルゴリズムは、各後続の動作サイクルに関する混合比に関してこのような値を選択するように継続し、これにより、動作電圧が59Vの目標電圧の近辺に留まることが可能になった。
説明において述べられるように、動作サイクルにおいて適用される2つの動作モードに関して、反対の符号を有する全体電圧傾斜を有することが好ましい。導入部分において述べられる従来技術のアルゴリズムとは対称的に、本発明に従う方法は、特定の動作モード効果が制御アルゴリズムにおける特定の要素と関連付けられることを必要としない。サイクル時間において適用される動作モードの電圧傾斜は、制御アルゴリズムにいかなる負の効果を有することなく交換され得、このことは、短い移行段階の後に簡単に調整される。このことは図7において明確に確認され得、この図7は、時間tbにおいて、サイクル時間において適用される動作モードの選択の際に、急激な変化がなされ、これにより、適用される動作モードと関連付けられるかなり異なった電圧傾斜へと導くことを示す。制御アルゴリズムは、いかなるユーザの介入も無しに、後続の動作サイクルにおいて使用される混合比を素早く調整することによって非常に短い時間において再安定化させることが可能であった。動作電圧は、数回だけの動作サイクルの後に、このランプに関する62Vの目標電圧の近傍に既に戻っていた。
図8は、ガス放電ランプ1及び本発明に従う駆動ユニット10の1つの実施例のブロック図を示す。示される構成は、例えば、投影システムの一部として、照明システムにおいて使用され得る。
示される回路は、例えば、ダウンコンバータユニット2に関して380Vの直流供給電圧を有する電源Pを含む。ダウンコンバータユニット2の出力は、バッファコンデンサCを介してコミュテーションユニット6へ接続され、コミュテーションユニット6は、ランプ1が点火及び動作される点火段5に電力を供給する。ランプ1が点火される場合、放電アークは、ランプ1の電極3・4間に確立される。ランプ電流の周波数は、周波数生成器7によって制御され、ランプ電流の波形は、波形成ユニット8によって制御される。その機能が以下においてより詳細に説明され得る制御ユニット11は、制御信号70・80を周波数生成器7及び波形成ユニット8のそれぞれへ供給し、これにより、ランプ電圧及び電流の振幅、周波数及び波形は、瞬間的な要件に従い制御され得る。
バッファコンデンサCへ印加される電圧は、追加的に、電圧分割器R1, R2を介して、制御ユニット11における電圧監視ユニット12へ供給される。この図は、制御ユニット11の主要なコンポーネント、すなわち、電圧監視ユニット12、ランプの動作において動作モードM1, M2, M3, M4を選択及び適用する動作モード管理ユニット14、及び不揮発性メモリ16を示す。明らかに、動作モード管理ユニット14は、制限された数の動作モードには制限されず、ここで示される動作モードM1, M2, M3, M4は、例示の目的のみに関して示される。
制御ユニット11の詳細なブロック図は、図9aに示される。ここで、電圧監視ユニット12は、ランプ1の動作電圧を監視する。電圧監視ユニット12が動作電圧を監視するべき時間おける瞬間は、タイミング信号30によって決定される。例えば、タイミング信号30は、動作サイクルの開始において、又は、動作サイクルにおける動作モード間における切り替えにおいて、電圧測定をトリガさせ得る。測定される電圧値U1, U2は、不揮発性メモリ16に記憶され、現在の動作サイクルに関する偏差の値UDEV動作サイクルの第1の及び第2の部分における電圧変化ΔU1、ΔU2を決定するために、記憶された目標電圧値Uを用いる偏差測定ユニット31へ転送される。この実施例において、偏差UDEVの値は、上述の技法のうちの一つを用いて計算される。偏差の値UDEV、電圧変化の値ΔU1、ΔU2、及び電流混合比rを用いて、混合比決定ユニット17は、数式(2)を数式(1a)(1b)又は(1c)と適切に適用することによって後続の動作サイクルにおいて使用されるべき新しい混合比r'を決定する。
混合比r'の更新された値は、動作モード管理ユニット14へ供給され、動作モード管理ユニット14は不揮発性メモリ16において記憶されるサイクル動作Tも与えられる。この情報を用いて、動作モード管理ユニット14の部分計算ユニット15は、第1及び第2の動作モードが後続の動作サイクルにおいて適用されるべき、サイクル時間Tの第1の及び第2の部分のサイズを決定する。これに従い、動作モード管理ユニット14の制御信号ユニット34は、適切な信号70・80を周波数生成器7及び波形成ユニット8のそれぞれへ供給する。周波数生成器7は、適切な周波数においてコミュテーションユニット6を駆動させ、波形成ユニット8は、ダウンコンバータユニット2を使用し、これにより、正しい電流/パルス波形がこの選択された動作モードに関して生成されることを保証するようにさせる。動作モード管理ユニット14は、後続の動作サイクルにおける適切な瞬間において電圧測定をトリガさせるためのタイミング信号30を生成するために、サイクル時間の第1の及び第2の部分に関する情報を提供する。
図9bは、代替的な制御ユニット11'を示し、ここにおいて、偏差測定ユニット31は、測定される電圧差ΔU1・ΔU2、及び/又は全サイクルにおける総電圧変化ΔU=ΔU1−ΔU2を、複数の動作サイクルにおいて得られるこれらの値を記憶する更なる不揮発性メモリ36へ供給する。収集された値は、適切な信号37として適合関数計算ユニット35へ供給され、適合関数計算ユニット35は、これらの値を用いて適合関数を計算する。適切な適合関数Fは、混合比決定ユニット17'によって取得され得、この場合、混合比決定ユニット17'は、動作モード管理ユニット14へ供給する混合比の「新しい」値r'を決定するために、適合関数を供給する。「新しい」混合比rは、次の混合比計算における使用のためにメモリ16に記憶される。
動作モード管理ユニット14は、受信する情報を、以前に適用していた動作モードを変更するかを決定するためにも使用し得る。例えば、動作モードM、M2の代わりに、動作モードM、Mを用いることは好適であり得る。この目的のために、動作モード管理ユニット14は、測定された電圧値U1・U2及び/又は偏差の値ΔU1・ΔU2・ΔUのいずれか若しくは全て、などの更なる情報も提供され得る。明瞭性のために、このことは図には示されない。
図8に戻ると、駆動ユニット10が投影システムにおいて使用される場合、同期化信号Sは、投影システム(図示せず)から駆動ユニット10へ供給され、そして周波数生成器7、波形成ユニット8及び制御ユニット11へ分配され得、これにより、ランプ駆動装置10は、例えば、投影システムの表示ユニット又は色生成ユニットなどと同期して動作し得る。
図において、メモリ16、動作モード管理ユニット14、及び電圧監視ユニット12は、全て制御ユニット11の一部として示される。明白に、このことは、例示目的のみであり、これらのユニットは、必要とされる場合分離して実施化され得る。
制御ユニット11、又は動作モード管理ユニット14などの制御ユニット11の少なくとも一部は、駆動ユニット10の処理器において実行し得る適切なソフトウェアとして実施化され得る。このことは、有利には、既存のランプ駆動ユニットが、駆動ユニットが必要な波形成ユニット及び周波数生成器を備えられている場合、本発明に従う方法を用いて動作するようにアップグレードされることを可能にする。駆動ユニット10は、別途、適切なインターフェイスも備えられ、これにより、初期目標電圧及びいかなる他のパラメータも製造時に又は後の時点において、例えば、異なるランプタイプが置換される又は異なる性能が望まれる場合などにおいて、メモリ16へロードされ得るようにされる。
図10は、本発明に従う照明システムの可能な実施例を示し、この場合、反射器18に装着され上述の駆動ユニット10によって制御されるランプ1を有する投影システム22を示す。ランプ1によって発される光は、例えば可動マイクロミラーのアレイ又は液晶ディスプレイなどのディスプレイ20において通常の態様で当てられ、そして鑑賞のためにスクリーン21へ投影される。投影システム22の画像再生制御モジュール19は、ディスプレイ20を制御し、駆動ユニット10へシャットダウン又は点火の段階を示すために、同期化信号S及び情報信号23を駆動ユニット10に供給する。
本発明は、好ましくは、室内及び屋外撮影用などのスポットライト及びヘッドライトとして、及び投影における応用例などにおける、超短アークUHPランプ及びMSRランプなどの安定的アーク(軸方向及び横方向の両方)を必要とする応用例において、上述の方法を用いて駆動され得る全ての種類の短アークHIDランプとともに使用され得る。本発明は、好ましい実施例及びその変更態様の形式で開示されてきたが、本発明の範囲から逸脱することなく多数の追加的な修正態様及び変更態様がなされ得ることを理解され得る。ランプ駆動装置は、ランプに関していくつかの異なる目標電圧を管理し得、ランプがいずれかのある一時点において駆動される状況に従い特定の目標電圧を印加することが可能であることも想定され得る。これらの目標電圧のそれぞれは、上述の方法のいずれかにおいて使用され得る。
明瞭性のために、本出願において単数形の構成要素は、複数個の斯様な構成要素の存在を排除せず、「有する・含む」なる用語は、他のステップ又は要素の存在を排除しないことを理解されるべきである。「ユニット」又は「モジュール」は、明言されなければ、複数のユニット又はモジュールを含み得る。

Claims (14)

  1. ガス放電ランプを駆動させる方法であって、前記ランプは、いずれかの一時点において複数の動作モードのうちの1つを用いて駆動され、
    −第1の動作モード及び第2の動作モードは、ランプ動作サイクルにおいて連続的に適用され、
    −前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の第1の部分に関して前記第1の動作モードに従い駆動され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の第2の部分に関して前記第2の動作モードに従い駆動され、
    −前記第1の部分のサイズ及び前記第2の部分のサイズは、混合比を用いて計算され、
    −前記混合比は、サイクル動作電圧値及び目標電圧の間の関係に基づき決定される、
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、現在の動作サイクルに関する前記サイクル動作電圧値及び前記目標電圧の間の前記関係は、後続の動作サイクルに関する混合比を決定するために適用される、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、サイクル時間において適用されるべき前記第1及び第2の動作モードは、前記第1の動作モードにおける動作電圧の全体傾きが、前記第2の動作モードにおける動作電圧の全体傾きに対して符号が反対であるように選択される、方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法であって、サイクル時間において適用されるべき前記第1及び第2の動作モードは、前記動作モードのうちの1つが、前記ランプの前記電極の先端成長と関連付けられ、他方の前記動作モードが、前記ランプの前記電極の先端融解と関連付けられるように選択される、方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法であって、前記第1及び第2の部分の合計が前記サイクル時間に等しい、方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法であって、サイクル動作電圧値と前記目標電圧との間の関係は、現在の動作サイクルに関して決定される前記目標電圧からの前記サイクル動作電圧値の偏差の測定を含み、後続の動作サイクルの混合比は、前記現在の動作サイクルに関する前記混合比及び前記偏差の測定に基づき決定される、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第1の動作モードの完了に伴い測定され、前記偏差の測定は、前記測定される電圧値及び前記目標電圧の間の差を含む、方法。
  8. 請求項6に記載の方法であって、電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第2の動作モードの完了に伴い測定され、前記偏差の測定は、前記測定される電圧値及び前記目標電圧の間の差を含む、方法。
  9. 請求項6に記載の方法であって、第1電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第1の動作モードの完了に伴い測定され、第2電圧値は、前記現在の動作サイクルにおける前記第2の動作モードの完了に伴い測定され、前記第1及び第2の測定される電圧値のサイクル平均が決定され、前記偏差の測定は、前記サイクル平均及び前記目標電圧の間の差を含む、方法。
  10. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法であって、複数のランプ動作周期に関して、前記動作サイクルにわたる電圧変化が対応する混合比とともに記録され、適合関数が、前記記録される値に基づき決定され、後続の動作サイクルに関する混合比は、前記適合関数を用いて決定される、方法。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法であって、前記目標電圧は、前記ランプの動作において得られる動作データ値に基づき決定される、方法。
  12. ガス放電ランプを駆動させる駆動ユニットであって、
    −サイクル動作電圧値及び目標電圧の間の関係に基づき混合比を決定する混合比決定ユニットと、
    −第1の部分のサイズ及び前記第2の部分のサイズを前記混合比を用いて計算する部分計算ユニットと、
    −複数の動作モードから、ランプ動作サイクルにおいて連続的に適用されるべき第1の動作モード及び第2の動作モードを選択する動作モード管理ユニットであって、これにより、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の前記第1の部分に関して前記第1の動作モードに従い駆動され、前記ランプは、前記動作サイクルのサイクル時間の第2の部分に関して前記第2の動作モードに従い駆動される、動作モード管理ユニットと、
    を含む、駆動ユニット。
  13. 請求項12に記載の駆動ユニットであって、前記ランプの動作において収集されるランプ関連データを記憶するメモリユニットを含む、駆動ユニット。
  14. ガス放電ランプ及び請求項12に記載の駆動ユニットを含む照明システム。
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