JP2012239295A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】体格を大きくすることなくモータとコントロールユニットとを容易に結合と分離が可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】 電動パワーステアリング装置に適用される駆動装置1は、モータ2と、モータ2の出力端29とは反対側に設けられるコントロールユニット2とを備える。モータ2の巻線22に電気的に接続するモータ線23と、コントロールユニット2のパワー基板側端子711とは、ターミナル31を介して電気的に接続される。このとき、パワー基板側端子711とターミナル31の締結部315とは、ボルト37およびナット36により結合される。これにより、モータ2およびコントロールユニット3のいずれかを交換する場合、ボルト37を取り外すことによりモータ2とコントロールユニット3とを容易に分離することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータと当該モータを制御するコントロールユニットとを一体にした駆動装置に関する。
従来、運転者による操舵をアシストする電動式パワーステアリングにおいて、モータを駆動するコントローラとモータとを一体にした駆動装置が知られている。特許文献1の電動パワーステアリング装置では、モータとモータに通電する電流を制御するコントロールユニットとの電気的接続において、コントロールユニットから延びるバスバーをモータケース内の巻線端子にねじで接続することにより、モータおよびコントロールユニットのいずれか一方に不具合が生じた場合、モータとコントロールユニットとを分離して不具合が生じた方のみを交換することができる。
特開2003−204654号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置では、コントロールユニットのバスバーとモータの巻線端子とをモータケース内で接続しているため、モータの体格が大きくなる。また、バスバーと巻線端子とを結合するねじを取り外す場合、ステアリングに接続するコラム軸から駆動装置を取り外さなければならないため、駆動装置からコントロールユニットのみを容易に分離することができない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、体格を大きくすることなくモータとコントロールユニットとを容易に結合と分離が可能な駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、駆動装置は、モータ、モータの軸方向の一側に設けられるコントロールユニット、およびコントロールユニット内に設けられるねじ結合手段を備える。外郭を形成するモータケースを有するモータは、複数相を構成するよう巻線が巻回されているステータを有する。巻線に電気的に接続するモータ線は、モータの軸方向の一側に延びる。ステータの内側には、シャフトとともに回転するロータがステータに対して相対回転可能に設けられる。コントロールユニットは、巻線への通電を切り換えるスイッチング素子を有する半導体モジュールを有する。半導体モジュールは、コントロールユニットケースに収容される。スイッチング素子には接続端子が電気的に接続する。ねじ結合手段は、ねじ部材を締め付けることによりモータとコントロールユニットとを機械的に結合可能であり、かつモータのモータ線とコントロールユニットの接続端子とを電気的に接続可能である。
従来技術では、回転トルクを出力するモータが電動パワーステアリングのコラム軸に取り付けられている場合、モータとコントロールユニットとがコラム軸からモータ軸側に向いているねじ部材により接続されているため、コラム軸から駆動装置全体を取り外さなければモータとコントロールユニットとを分離することはできなかった。
請求項1に記載の駆動装置を電動パワーステアリングに適用した場合、コントロールユニットはモータに対してコラム軸と接続する側とは反対側に設けられている。これにより、ねじ結合手段のねじ部材を締め付けると、モータとコントロールユニットとを機械的に結合し、かつモータ線と前記接続端子とを電気的に接続することができる。一方、モータの軸方向の他側に接続しているコラム軸への接続を解除することなしに、ねじ結合手段のねじ部材の締め付けを解除すると、モータとコントロールユニットとを機械的に分離することができ、かつモータ線と接続端子とを電気的に切断することができる。また、ねじ結合手段を用いることから、他の機能を損なうことなく、モータとコントロールユニットとの再結合または再分離を比較的容易に行うことができる。
請求項1に記載の駆動装置では、ねじ結合手段は、コントロールユニット内に設けられている。これにより、駆動装置の体格が大きくなることを防止することができる。
請求項2に記載の発明によると、ねじ結合手段は、モータ線の端部に固定される固定部、および接続端子と締付結合される締結部を有するターミナル、接続端子と締結部とを結合するねじ部材、ならびにターミナルを保持するターミナルホルダから構成される。ターミナルは、ねじ部材により接続端子と締付結合される。このとき、ねじ部材は、ターミナルにおいてコントロールユニット側の端部である締結部に取り付けられている。一方、モータのコントロールユニットが設けられていない他側には前述のコラム軸が取り付けられている。これにより、モータの一側に設けられているコントロールユニット側にねじ部材を取り付け可能にすることでねじ部材の取り外し、または取り付けを容易に行うことができる。
ターミナルホルダは、モータ線の端部に固定されているターミナルを保持する。ターミナルホルダは、ターミナルを保持することによりモータに対する相対位置を固定する。これにより、モータとコントロールユニットとの再結合または再分離のとき、ターミナルの位置が変化するのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によると、接続端子は、スイッチング素子を支持する基板上に形成されている。このとき、接続端子は、基板上に直接形成されるため、モータとコントロールユニットとを電気的に接続する部品点数を低減することができる。
請求項4に記載の発明によると、ターミナルホルダは、ターミナルの軸方向に沿って形成される。モータとコントロールユニットとを分離または結合するとき、ターミナルにはモータの軸方向に引張力または圧縮力がかかることとなる。ターミナルを保持するターミナルホルダをモータの軸方向と平行なターミナルの軸方向に沿って形成することにより、ターミナルの軸方向におけるターミナルの強度を高めることができる。
請求項5に記載の発明によると、ターミナルホルダは、絶縁材料からなる。ターミナルホルダを絶縁材料から形成することにより、ターミナルでの絶縁性を確保することができる。
請求項6に記載の発明によると、ねじ部材は、コントロールユニット側からモータ側に向かってターミナルの締結部に取り付けられる。
接続端子とターミナルとを結合するねじ部材は、コントロールユニット側からモータ側に向かって締結部に取り付けられる。請求項6に記載の駆動装置では、コントロールユニットは、モータの軸方向の一側に設けられる。このとき、コントロールユニットをモータに組み付ける組付用ねじ部材は、コントロールユニットからモータに向かって取り付けられる。すなわち、コントロールユニットをモータに組み付ける組付用ねじ部材、およびターミナルと接続端子とを結合するねじ部材は、同じ方向から駆動装置に取り付けられる。これにより、駆動装置の組み立て工程においてモータとコントロールユニットとを接続する工数を低減することができる。
本発明の第1実施形態における駆動装置を用いる電動パワーステアリング装置の構成を説明する概略構成図である。 本発明の第1実施形態における駆動装置の断面図である。 本発明の第1実施形態における駆動装置の断面図であって、図2とは異なる断面図である。 本発明の第1実施形態における駆動装置の上面図である。 本発明の第1実施形態における駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態における駆動装置のコネクタの組み立て図である。 本発明の第2実施形態における駆動装置の断面図である。 本発明の第2実施形態における駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態における駆動装置の断面図である。 本発明の第3実施形態における駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態における駆動装置のコネクタの斜視図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による駆動装置を図1〜図6に基づいて説明する。駆動装置
は、電動パワーステアリング装置(以下、「EPS」という。)に適用される。駆動装置
は、モータ2およびコントロールユニット3を備える。
まず、EPSの電気的構成を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、駆動装置1は、車両のステアリング5の回転軸たるコラム軸6に取り付けられたギア7を介しコラム軸6に回転トルクを発生させ、ステアリング5による操舵をアシストする。具体的には、ステアリング5が運転者によって操作されると、当該操作によってコラム軸6に生じる操舵トルクをトルクセンサ8によって検出し、また、車速情報を図示しないCAN(Control Area Network)から取得して、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。もちろん、このような機構を利用すれば、制御手法によっては、操舵のアシストのみでなく、高速道路における車線キープ、駐車場における駐車スペースへの誘導など、ステアリング5の操作を自動制御することも可能である。
モータ2は、ギア7を正逆回転させる三相ブラシレスモータである。モータ2は、コントロールユニット3により電流の供給および駆動が制御される。コントロールユニット3は、モータ2を駆動する駆動電流が通電されるパワー部100、および、モータ2の駆動を制御する制御部90から構成される。
パワー部100は、電源75から電源ラインに介在するチョークコイル76、コンデンサ77、および、二組のインバータ80、89を有している。インバータ80とインバータ89とは、同様の構成であるので、ここではインバータ80について説明する。
一方のインバータ80は、電界効果トランジスタの一種であるMOSFET(metal−oxide−semiconductor field−effect transistor、以下、「MOS」という。)81、82、83、84、85、86を有している。MOS81、82、83、84、85、86は、ゲート電位により、ソース−ドレイン間がON(導通)またはOFF(遮断)される。なお、MOS81、82、83、84、85、86が「スイッチング素子」に対応している。
MOS81は、ドレインが電源ライン側に接続され、ソースがMOS84のドレインに接続されている。MOS84のソースは、グランド側に接続されている。MOS81とMOS84との接続点は、モータ2のU相コイルに接続されている。
MOS82は、ドレインが電源ライン側に接続され、ソースがMOS85のドレインに接続されている。MOS85のソースは、グランド側に接続されている。MOS82とMOS85との接続点は、モータ2のV相コイルに接続されている。
MOS83は、ドレインが電源ライン側に接続され、ソースがMOS86のドレインに接続されている。MOS86のソースは、グランド側に接続されている。MOS83とMOS86との接続点は、モータ2のW相コイルに接続されている。
また、インバータ80は、電源リレー87、88を有している。電源リレー87、88は、MOS81、82、83、84、85、86と同様のMOSFETにより構成される。電源リレー87、88は、MOS81、82、83と電源75との間に設けられ、異常時に電流が流れるのを遮断可能である。なお、電源リレー87は、断線故障やショート故障等が生じた場合にモータ2側へ電流が流れるのを遮断するために設けられる。また、電源リレー88は、逆向きの電流が流れないように、逆接保護のために設けられる。
シャント抵抗99は、MOS84、85、86とグランドとの間に電気的に接続される。シャント抵抗99に印加される電圧または電流を検出することにより、U相コイル、V相コイル、W相コイルに通電される電流を検出する。
チョークコイル76およびコンデンサ77は、電源75と電源リレー87との間に電気的に接続されている。チョークコイル76およびコンデンサ77は、フィルタ回路を構成し、電源75を共有する他の装置から伝わるノイズを低減する。また、駆動装置1から電源75を共有する他の装置へ伝わるノイズを低減する。
コンデンサ78は、電源ライン側に設けられるMOS81、82、83の電源側と、グランドと、の間に電気的に接続されている。コンデンサ78は、電荷を蓄えることで、MOS81、82、83、84、85、86への電力供給を補助したり、サージ電圧などのノイズ成分を抑制したりする。
制御部90は、プリドライバ91、カスタムIC92、回転検出部としての回転角センサ93、および、マイコン94を備えている。カスタムIC92は、機能ブロックとして、レギュレータ部95、回転角センサ信号増幅部96、および、検出電圧増幅部97を含む。
レギュレータ部95は、電源を安定化する安定化回路である。レギュレータ部95は、各部へ供給される電源の安定化を行う。例えばマイコン94は、このレギュレータ部95により、安定した所定電圧(例えば5V)で動作することになる。
回転角センサ信号増幅部96には、回転角センサ93からの信号が入力される。回転角センサ93は、モータ2の回転位置信号を検出し、検出された回転位置信号は、回転角センサ信号増幅部96に送られる。回転角センサ信号増幅部96は、回転位置信号を増幅してマイコン94へ出力する。
検出電圧増幅部97は、シャント抵抗99の両端電圧を検出し、当該両端電圧を増幅してマイコン94へ出力する。
マイコン94には、モータ2の回転位置信号、および、シャント抵抗99の両端電圧が入力される。また、マイコン94には、コラム軸6に取り付けられたトルクセンサ8から操舵トルク信号が入力される。さらにまた、マイコン94には、CANを経由して車速情報が入力される。マイコン94は、操舵トルク信号および車速情報が入力されると、ステアリング5による操舵を車速に応じてアシストするように、回転位置信号に合わせてプリドライバ91を介してインバータ80を制御する。具体的には、マイコン94は、プリドライバ91を介してMOS81、82、83、84、85、86のONまたはOFFに切り替えることにより、インバータ80を制御する。つまり、6つのMOS81、82、83、84、85、86のゲートがプリドライバ91の6つの出力端子に接続されているため、プリドライバ91によりゲート電圧を変化させることにより、MOS81、82、83、84、85、86のONまたはOFFに切り替える。
また、マイコン94は、検出電圧増幅部97から入力されるシャント抵抗99の両端電圧に基づき、モータ2へ供給する電流を正弦波に近づけるべくインバータ80を制御する。なお、制御部90は、インバータ89についてもインバータ80と同様に制御する。
次に、第1実施形態における駆動装置1の構造について、図2〜図6に基づいて説明する。図2〜図5は駆動装置1の全体を示した図であり、図2は図4に示す駆動装置1の上面図におけるII−II線断面図であり、図3は図4のIII−III線断面図である。また、図5は、駆動装置1の分解斜視図である。
図2および図3に示すように、本実施形態の駆動装置1は、モータ2の軸方向の一方の端部にコントロールユニット3が設けられており、モータ2とコントロールユニット3とが積層構造になっている。
まず、モータ2について説明する。モータ2は、モータケース10、巻線22が巻回されるステータ20、ロータ25、シャフト27等を備えている。
モータ2の外郭を形成するモータケース10は、周壁11およびコントロールユニット側壁部15を有し、鉄等により有底円筒状に形成される。周壁11のコントロールユニット側壁部15の反対側には、鍔部12が形成され、アルミ等により形成されるエンドフレーム13がねじ14により固定される。(図5参照)
モータケース10のコントロールユニット側壁部15には、カラム19が設けられる。カラム19は、アルミ等で形成され、円筒状であって径方向内側に雌ねじが形成される雌ねじ部と、閉塞部とから構成される。雌ねじ部は、コントロールユニット側壁部15からコントロールユニット3側に突出して設けられる。カラム19の雌ねじ部側の一方の端部には、ヒートシンク50に隣接する円筒部材52の一端が当接する。円筒部材52の他方の端部は、コントロールユニット2のカバー部材110の内側に当接する。このとき、円筒部材52の内部はカバー部材110に形成されているねじ穴54と連通するように当接する。これにより、図5に示すように、スルーボルト53が、ねじ穴54、円筒部材52の内部を通ってカラム19の雌ねじ部に係止される。すなわち、モータ2とコントロールユニット3とはスルーボルト53により組み合わされる。
モータケース10の内側には、ステータ20が配置される。ステータ20は、径方向内側に突出する60個の突極を有している。突極は、磁性材料の薄板を積層してなる積層鉄心、および、軸方向に貫通するスロットに挿入されているインシュレータを有している。インシュレータには巻線22が巻回される。巻線22は、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルからなる三相巻線を構成している。図3に示すように、巻線22からはモータ線23が取り出される。モータ線23は、モータケース10のコントロールユニット側壁部15の開口18からコントロールユニット3側へ突出する。モータ線23の端部は、図3に示すようにターミナル31の固定部311に固定される。ターミナル31の固定部311とは反対側の締結部315には、パワー基板側端子711の端部が当接する。また、ターミナル31を保持するターミナルホルダ33において、締結部315と当接する外壁にはナット収容孔331が形成される。ナット収容孔331には、ナット36が収容されている。パワー基板側端子711および締結部315は、ボルト37およびナット36により結合される。これにより、巻線22は、モータ線23、ターミナル31およびパワー基板側端子711を介して、パワー基板70と電気的に接続する。また、ターミナルホルダ33は、コントロールユニット側壁部15の開口18に端部が固定されている。ターミナル31およびターミナルホルダ33から構成されるコネクタ30の構造については後述する。ボルト37およびナット36は、特許請求の範囲に記載の「ねじ部材」に相当する。パワー基板側端子711は、特許請求の範囲に記載の「接続端子」に相当する。
ステータ20の径方向内側には、ロータ25がステータ20に対して相対回転可能に設けられる。ロータ25は、例えば鉄等の磁性体から筒状に形成される。ロータ25は、ロータコア251と、ロータコア251の径方向外側に設けられる永久磁石253とを有している。永久磁石253は、N極とS極とが交互に配列されている。
シャフト27は、ロータコア251の軸中心に形成された軸穴252に固定されている。シャフト27は、モータケース10に設けられる軸受271およびエンドフレーム13に設けられる軸受272によって回転可能に支持される。これにより、シャフト27は、ステータ20に対し、ロータ25とともに回転可能となっている。シャフト27のコントロールユニット3側は、モータケース10のコントロールユニット側壁部15の軸中心に形成されるシャフト孔151に挿通される。これにより、シャフト27のコントロールユニット3側の端部は、モータケース10からコントロールユニット3側に露出している。なお、シャフト孔151は、シャフト27の外径よりも大きく形成されており、モータケース10はシャフト27の回転を規制しない。
シャフト27のコントロールユニット3側の端部には、シャフト27と一体となって回転するマグネット28が設けられる。マグネット28は、シャフト27と同軸となるように、シャフト27のコントロールユニット3側の端部に設けられるマグネットホルダに固定され、コントロールユニット3側に露出している。また、シャフト27は、制御基板40を貫通しておらず、マグネット28は、制御基板40のモータ2側の端面の近傍に配置される。
また、シャフト27は、コントロールユニット3の反対側の端部に出力端29を有している。シャフト27のコントロールユニット3の反対側には、内部にギア7を有する図示しないギアボックスを有している。ギア7は、出力端29と連結し、シャフト27の回転による駆動力により回転駆動する。
次に、コントロールユニット3について説明する。コントロールユニット3は、制御基板40、ヒートシンク50、半導体モジュールとしてのパワーモジュール60、パワー基板70、カバー部材110、およびECUハウジング120等を有する。カバー部材110およびECUハウジング120は、特許請求の範囲に記載の「コントロールユニットケース」に相当する。
コントロールユニット3は、外部の電子部品との接続に係る制御コネクタ45、パワーコネクタ79等の部品以外のほとんどの構成がモータケース10をモータ2の軸方向に投影した領域であるモータケース領域に収まるように設けられている。図3に示すように、コントロールユニット3は、モータ2の軸方向において、モータ2側から、制御基板40、ヒートシンク50およびパワーモジュール60、パワー基板70がこの順で配列されている。
制御基板40は、例えばガラスエポキシ基板により形成される4層基板であって、モータケース領域内に収まる板状に形成される。制御基板40には、制御部90を構成する各種電子部品が実装されている。制御基板40のモータ2側と反対側の端面には、プリドライバ91、カスタムIC92、マイコン94(図1参照)が実装されている。また、制御基板40のモータ2側の端面には、回転角センサ93が実装されている。回転角センサ93は、マグネット28と対向する位置に設けられる。また、マグネット28および回転角センサ93は、シャフト27の回転中心線上に同軸に設けられる。回転角センサ93は、シャフト27と一体となって回転するマグネット28の回転による磁界の変化を検出することにより、シャフト27の回転角を検出する。
制御基板40には、外縁に沿って、パワーモジュール60の制御端子64と接続するためのスルーホールが形成されている。また、制御基板40には、制御コネクタ45が接続されている。
制御コネクタ45は、ECUハウジング120に形成される。制御コネクタ45は、モータケース10の径方向外側に形成され、モータ2の軸方向においてモータ2側から配線を接続可能に設けられ、トルクセンサやCANなどの信号が入力される。本実施形態では、制御コネクタ45は、図2に示すように、モータ2側に開口を有している。
ヒートシンク50は、例えばアルミ等の熱伝導性のよい材料で形成される。ヒートシンク50には、ECUハウジング120内の制御コネクタ45およびパワーコネクタ79が形成されていない面に対向して幅広面が形成される受熱部55が形成される。受熱部55は、モータケース10のコントロールユニット側壁部15から立ち上がる方向であって、コントロールユニット側壁部15と略垂直に形成される。互いに平行に形成される2つの受熱部55には、それぞれの受熱部55に沿って、パワーモジュール60が配置される。
パワーモジュール60は、モータ2の径方向においてヒートシンク50の外側に縦配置される。パワーモジュール60とヒートシンク50との間には、図示しない放熱シートが設けられる。パワーモジュール60は、放熱シートとともに、ねじ69によりヒートシンク50に螺着され、ヒートシンク50に保持される。これにより、パワーモジュール60は、放熱シートを挟んでヒートシンク50に保持されるとともに、通電により発生する熱が放熱シートを介してヒートシンク50に放熱される。
なお、図示はしていないが、パワーモジュール60の受熱部55側の面には、配線パターンの一部が金属放熱部としてパワーモジュール60のモールド部61から一部露出しており、この金属放熱部が放熱シートを介してヒートシンク50の受熱部55に接触することにより、効率よく放熱する。放熱シートは、パワーモジュール60からの熱を受熱部55に伝えるとともに、パワーモジュール60と受熱部55との絶縁を確保している。
パワーモジュール60は、巻線への通電を切り替えるスイッチング素子であるMOS81、82、83、84、85、86(図1参照)を有する。パワーモジュール60は、銅で形成された配線パターンにMOS81、82、83、84、85、86、87、88およびシャント抵抗99が載置され、ワイヤ等で電気的に接続され、モールド部61によりモールドされている。
ここでパワーモジュール60と図1に示す回路構成との関係を言及すると、一方のパワーモジュール60がインバータ80に対応し、図1に示すMOS81、82、83、84、85、86、電源リレー87、88、およびシャント抵抗99を有している。すなわち本実施形態では、MOS81、82、83、84、85、86、電源リレー87、88、およびシャント抵抗99が1つのモジュールとして一体に樹脂モールドされている。また、他方のパワーモジュール60がインバータ89に対応し、インバータ89を構成するMOS、電源リレー、およびシャント抵抗を有している。すなわち本実施形態では、1つのパワーモジュール60が1系統のインバータ回路に対応している。また、1つの受熱部55に対して、1つの駆動系統を構成する1つのパワーモジュール60が配置されている、といえる。
パワーモジュール60は、モールド部61から突出する制御端子64およびパワー端子65を有する。
制御端子64は、モールド部61の幅広面の長手方向の垂直な面に形成される。また、パワー端子65は、制御端子64が設けられる面と平行な面に形成される。本実施形態では、パワーモジュール60は、制御端子64が制御基板40側、パワー端子65がパワー基板70側となるように、ヒートシンク50の受熱部55に沿って縦配置される。すなわち、制御端子64は制御基板40側に突設され、パワー端子65はパワー基板70側に突設される。
制御端子64は、制御基板40のスルーホールに挿通され、はんだ等により制御基板40と電気的に接続される。この制御端子64を介して、制御基板40からの制御信号がパワーモジュール60へ出力される。また、パワー端子65は、パワー基板70に形成されるスルーホールに挿通され、はんだ等によりパワー基板70と電気的に接続される。このパワー端子65を経由して巻線22に通電される電流がパワーモジュール60に通電される。
パワー基板70は、例えばガラスエポキシ基板で形成されるパターン銅箔が厚い4層基板であって、モータケース領域内に収まる板状に形成されている。パワー基板70には、パワー基板側端子711およびターミナル31を介して巻線22に通電される巻線電流が通電されるパワー配線が形成される。
パワー基板70のモータ2側の面には、チョークコイル76およびコンデンサ77、78が実装されている。
チョークコイル76およびコンデンサ77、78は、ヒートシンク50の内側に形成される空間に配置される。また、モータ2の軸方向において、チョークコイル76およびコンデンサ77、78は、パワー基板70と制御基板40との間に設けられる。
チョークコイル76は、軸方向の長さが径方向の長さよりも短い円筒状に形成される。チョークコイル76は、その軸線が、シャフト27の中心線と略垂直となるように配置される。
コンデンサ77、78は、いずれもアルミ電解コンデンサである。なお、4つのコンデンサ78は、コンデンサ77よりも電気的な容量が大きいものが用いられる。なお、コンデンサ77、78は、アルミ電解コンデンサに限らず、容量等に応じて適宜選択可能である。
また、パワー基板70には、パワーコネクタ79が接続されている。パワーコネクタ79は、ECUハウジング120の外壁に形成される。本実施形態では、パワーコネクタ79は図2および図5に示すように、モータ2の回転中心を挟んで制御コネクタ45の反対側に設けられる。パワーコネクタ79は、図2に示すように駆動装置1の軸方向に対して略垂直方向に配線を接続可能に設けられ、電源75と接続される。これにより、パワー基板70には、パワーコネクタ79を経由して電源75から電力が供給される。また、電源75からの電力は、パワーコネクタ79、パワー基板70、パワーモジュール60、および、モータ線23を経由して、ステータ20に巻回された巻線22へ供給される。
ECUハウジング120は、上部に有底の凹部121を有する。図2および図5に示すように、凹部121は、ECUハウジング120の制御コネクタ45およびパワーコネクタ79が形成されていない径内側に向かい合うように2つ形成されている。凹部121は、カバー部材110に形成されている開口111を介して駆動装置1の外部と連通する。凹部121の底部122には、ボルト37が挿入されるボルト孔123が形成されている。開口111を介して凹部121に挿入されるボルト37は、ナット36と組み合わせてターミナル31の締結部315およびパワー基板側端子711を結合する。また、底部122の径方向内側には、パワー基板側端子711の一方の端部が固定されている。なお、駆動装置1の使用時には、開口111は図示しないカバーにより覆われるため、凹部121には異物は混入しない。
蓋部130は、コントロールユニット3のモータ2側の底部を形成する。蓋部130には、カラム19が挿通されるカラム用開口131、およびコネクタ30が挿通されるコネクタ用開口132が形成されている。モータ2のコントロールユニット側壁部15に固定されているコネクタ30は、コネクタ用開口132を介してコントロールユニット2内に挿入される。
次に、コネクタ30の構造について図6に基づいて説明する。コネクタ30は、モータ線23とパワー基板側端子711とを接続するターミナル31、およびターミナル31を保持するターミナルホルダ33から構成されている。図6(a)は、ターミナル31とターミナルホルダ33との分解斜視図、図6(b)は、ターミナルホルダ33にナット36が収容されている状態での斜視図、図6(c)は、ターミナル31とターミナルホルダ33とが嵌合した状態での斜視図である。
ターミナル31は、例えば金属などの導電体から形成されている。ターミナル31は、3つのモータ線23に対して1つのターミナル31が対応する。ターミナル31は、モータ2側に固定部311、固定部311のモータ2側とは反対側の一端に接続する嵌合部312、嵌合部312のモータ2側とは反対側の一端に接続する屈曲部313、屈曲部313と接続する延長部314,およびパワー基板側端子711とボルト37により結合する締結部315から構成される。
固定部311は、扁平した筒状の形状をなしている。固定部311は、図6(a)の下方よりモータ線23が挿入可能な挿入孔を有している。
嵌合部312は、固定部311のモータ2側の端部とは反対側と接続する。嵌合部312は、略鉛直方向に延びる鉛直部312aと略水平方向に延びる水平部312bを有する。水平部312bは、後述するターミナルホルダ33の嵌合溝333に嵌合することでターミナルホルダ35に対するターミナル31の位置を決める。
屈曲部313は、略水平方向に屈曲する屈曲形状を有している。屈曲部313は、固定部311および締結部315がそれぞれモータ線23およびパワー基板側端子711に接続される場合、図6の上下方向に伸縮してターミナル31の軸方向の長さを調節する。
延長部314は、固定部311に略平行かつ上方に延びる平板形状をなしている。延長部314のモータ2側の端部は屈曲部314に接続する。
締結部315は、延長部314の上端から略水平方向に延びる平板形状をなしている。締結部315の中心には、パワー基板側端子711と結合するためのボルト37が挿入される貫通孔316が形成されている。この貫通孔316の中心は、固定部311に固定される取出線23の略上方に位置する。
ターミナルホルダ33は略直方体の形状をなしており、例えば絶縁材料から形成されている。ターミナルホルダ33の上面には、ナット36が収容されるナット収容孔331がターミナルホルダ33の長手方向に3つ並んで形成されている。また、ターミナルホルダ33の略中央には、凹部332がターミナル31と組み合わされる側に3つ形成されている。凹部332には、ターミナル31の屈曲部313が収容される。凹部332の下側には、ターミナル31の水平部312bと嵌合する嵌合溝333が縦方向に形成されている。
ターミナルホルダ33のモータ2の固定される側には、ターミナルホルダ33の軸方向に略垂直に開口334が形成されている。また、開口334を形成する内壁のうち、モータ2に固定される側の内壁には挿入孔335が形成されている。挿入孔335は、ターミナルホルダ33の下方より挿入されるモータ線23が挿入され、挿入孔335を通って開口334にモータ線23の端部が突出する。
また、ターミナルホルダ33の側壁にはターミナルホルダ33の上部から略中央にかけてガイド溝336が形成されている。ガイド溝336は、コネクタ30を取り付けたモータ2とコントロールユニット3とを組み付けるとき、ECUハウジング120の内側に形成されているガイド124と嵌合し、コネクタ30の位置決めを行う。(図5参照)
ターミナル31およびターミナルホルダ33を用いてモータ線23とパワー基板側端子711とを接続する場合、図6(b)に示すように、ターミナルホルダ33のナット収容孔331にナット36を収容する。その後、図6(c)に示すように、ターミナルホルダ33にターミナル31を組み付ける。このとき、嵌合部312の水平部312bが嵌合溝333に嵌合するように組み付けて位置あわせを行う。その後、コネクタ30をモータ2に組み付けるとき、モータ線23が挿入孔335を介して開口334にある固定部311の挿入孔に挿入される。固定部311に挿入されたモータ線23を開口334を介して例えば熱かしめにより固定部311に固定する。コネクタ30が固定されたモータ2に対して、コントロールユニット3が出力端29とは反対側の方向からモータ2に組み付けられる。その後、ECUハウジング120の凹部121からボルト孔123にボルト37が挿入される。挿入されたボルト37は、パワー基板側端子711の貫通孔712とターミナル31の貫通孔316とを通って、ナット36と組み付けられる。これにより、パワー基板側端子711とターミナル31とが電気的に接続する。
(作用)
ここで、駆動装置1の作動を説明する。
制御基板40上のマイコン94は、回転角センサ93、トルクセンサ8、シャント抵抗99等からの信号に基づき、車速に応じてステアリング5の操舵をアシストするように、プリドライバ91を介してPWM制御により作出されたパルス信号を生成する。
このパルス信号は、制御端子64を経由して、パワーモジュール60により構成される2系統のインバータ80、89に出力され、MOS81〜86のオン/オフの切り替え動作を制御する。これにより、巻線22の各相には、位相のずれた正弦波電流が通電され、回転磁界が生じる。この回転磁界を受けてロータおよびシャフト27が一体となって回転する。そして、シャフト27の回転により、出力端29からコラム軸6のギア7に駆動力が出力され、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。
すなわち、巻線22に通電される巻線電流により、モータ2を駆動している。この意味で、巻線22に通電される巻線電流は、モータ2を駆動する駆動電流である、といえる。
パワーモジュール60のMOS81〜88をスイッチングする際に発生する熱は、放熱シートを介してヒートシンク50へ放熱され、パワーモジュール60の温度上昇による故障や誤動作が防止される。なお、ステータ20、ロータ25等のサイズは、要求される出力に応じて設定可能である。
(効果)
(A)モータ2とコントロールユニット3とを電気的に接続するコネクタ30は、ターミナル31およびターミナルホルダ33から構成されている。このうち、ターミナル31において、一方の端部である固定部311はモータ線23と固定により接続する。また、他方の端部である締結部315は、パワー基板側端子711とボルト37およびナット36により結合する。これにより、締結部315とパワー基板側端子711とを接続するボルト37を取り外すことにより、モータ2とコントロールユニット3とを容易に分離することができるとともに、モータ線23とパワー基板側端子711とを電気的に切断することができる。また、ボルト37を取り付けることにより、モータ2とコントロールユニット3とを容易に結合することができるとともに、モータ線23とパワー基板側端子711とを電気的に接続することができる。
(B)ターミナル31は、ターミナルホルダ33に保持されコントロールユニット3のECUハウジング120内に収容されている。したがって、駆動装置1の体格を大きくすることなく、モータ線23とパワー基板側端子711とを電気的に断続することができる。
(C)モータ2とコントロールユニット3とは、カバー部材110から円筒部材52を介してカラム19に取り付けられているスルーボルト53によって接続されている。また、モータ2とコントロールユニット3とは、ターミナル31の締結部315とパワー基板側端子711とをボルト37およびナット36により電気的に接続している。このとき、ボルト37は、カバー部材110の開口111を介してコントロールユニット2側からモータ3側に向かって組み付けられている。したがって、モータ2とコントロールユニット3とを分離する場合、モータ2を接続しているコラム軸6から外すことなく、モータ2からコントロールユニット3を容易に分離することができる。
(D)また、上述したようにモータ2とコントロールユニット3とは、カバー部材110に形成されている開口111およびねじ穴54を介して組み付けられるボルト37およびスルーボルト53により接続されている。これにより、カバー部材110側からの一方向の作業によりモータ2とコントロールユニット3とを組み付けることができる。したがって、駆動装置1の組み立て工数を低減することができる。
(E)ターミナルホルダ33は、モータ2とコントロールユニット3とを組み合わせるモータ2の軸方向に沿ってターミナル31を保持する。これにより、モータ2とコントロールユニット3との結合、または分離する場合にターミナル31に力がかかりやすいモータ2の軸方向に強度を持たせることができる。
(F)ターミナルホルダ33は、例えば樹脂などの絶縁材料から形成されている。これにより、ターミナルホルダ33が保持するターミナル31の絶縁性を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図7および図8に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、ターミナルと接続するパワー基板側の端子形状が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態における駆動装置1Bでは、ターミナル31Bはパワー基板70Bに直接接続する。より具体的には、パワー基板70Bにおいてターミナル31Bの締結部315Bと当接する部分にボルト37が挿入される貫通孔701が形成されている。図8に示すように、パワー基板70B上の貫通孔701はモータ線23の数に合わせて6箇所形成されている。貫通孔701にはパワー基板70B上の金属配線711Bが設けられている。ターミナル31Bはボルト37によりパワー基板70Bに直接締結される。これによりターミナル31Bとパワー基板70Bとは電気的に接続する。このとき、ボルト37は、ターミナルホルダ33Bのナット収容孔331Bに収容されているナット36と結合する。金属配線711Bは、特許請求の範囲に記載の「接続端子」に相当する。
第2実施形態では、パワー基板70Bに形成されている貫通孔701および金属配線711Bにより、ターミナル31Bとパワー基板70Bとを直接接続する。これにより、第1実施形態の効果(A)〜(F)に加えて、モータ2とコントロールユニット3とを電気的に接続するための部品点数を低減することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図9〜11に基づいて説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対して、ECUハウジング、ターミナルおよびターミナルホルダの形状が一部異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態の駆動装置1Cでは、図9に示すようにターミナル31Cの締結部315Cは、ECUハウジング120C内に形成されている締結部121Cに挿入される。ターミナル31Cの締結部315Cは、パワー基板70に接続するパワー基板側端子711Cとボルト37により締結結合する。このとき、ボルト37に組み合わされるナット36は、ECUハウジング120Cの締結部121Cに形成されるナット収容孔122Cに収容されている。ナット収容孔122Cは、ナット36を挿入する開口をカバー部材110C側に有している。また、図10に示すように、ボルト37は、モータ2の軸に対して略垂直方向からナット36に挿入される。ボルト37によりターミナル31Cの締結部315Cとパワー基板側端子711Cとが結合されたのち、ECUハウジング120Cの側部に形成されている開口123Cは、カバー部材110Cの側部に形成されている蓋部112Cにより覆われる。これにより、締結部121Cへの異物の混入を防止する。
図11に第3実施形態における駆動装置1Cのターミナル31Cおよびターミナルホルダ33Cの(分解)斜視図を示す。
第3実施形態でのターミナル31Cは、取出線23を固定する固定部311C、およびパワー基板70に締結される締結部315Cを有する。締結部315Cのモータ2側の端部は固定部311Cの一方の端部と接続する。固定部311Cの他方の端部は、取出線23を固定する。締結部315Cは、駆動装置1Cの軸方向に伸びる略板状の形状をなしている。締結部315Cの略中央には、横方向に開口する挿入孔316Cが形成されている。
第3実施形態でのターミナルホルダ33Cは、略直方体の形状をなしており、例えば樹脂により形成されている。ターミナルホルダ33Cのモータ2の固定される側には、ターミナルホルダ33Cの軸方向に略垂直に開口334Cが形成されている。さらに、開口334Cを形成する内壁のうち、モータ2に固定される側の内壁には、図11(a)および(b)の下方と連通する挿入孔335Cが形成されている。挿入孔335Cには、ターミナルホルダ33Cの下方からモータ線23が挿通される。また、開口334Cを形成する内壁のうち、モータ2に固定される側とは反対側の内壁には、図11(a)および(b)の上方と連通する挿入孔337が形成されている。挿入孔337には、ターミナルホルダ33Cの上方からターミナル31Cが挿通される。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、ターミナルとパワー基板側端子とがねじ部材により結合するとした。しかしながら、ねじ部材により結合する部位はこれに限定されない。ターミナルとモータ線とがねじ部材により結合するとしてもよい。
(イ)上述の第1実施形態ではターミナルには、固定部、嵌合部、屈曲部、延長部及び締結部があるとした。しかしながら、ターミナルの形状はこれに限定されない。モータ線およびパワー基板側端子のいずれか一方と固定により接続する固定部と、モータ線およびパワー基板側端子のいずれか他方とねじ部材により結合する締結部があればよい。
(ウ)上述の実施形態では、ターミナルホルダに組み付けたターミナルを用いてモータとコントロールユニットとを接続した。しかし、モータとコントロールユニットとを接続する部品はこれに限定されない。ターミナルのみでモータとコントロールユニットとを接続してもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・モータ、
3 ・・・コントロールユニット、
10 ・・・モータケース、
20 ・・・ステータ、
22 ・・・巻線、
23 ・・・モータ線、
25 ・・・ロータ、
27 ・・・シャフト、
30、30B、30C ・・・コネクタ、
31 ・・・ターミナル、
311 ・・・固定部、
315、315B、315C ・・・締結部、
33 ・・・ターミナルホルダ、
36 ・・・ナット(ねじ部材)、
37 ・・・ボルト(ねじ部材)、
50 ・・・ヒートシンク、
60 ・・・パワーモジュール(半導体モジュール)、
70、70B ・・・パワー基板(基板)、
711、711C ・・・パワー基板側端子(接続端子)、
711B ・・・金属配線(接続端子)、
81、82、83、84、85、86・・・MOS(スイッチング素子)。
110、110C ・・・カバー部材(コントロールユニットケース)、
120、120C ・・・ECUケース(コントロールユニットケース)。

Claims (6)

  1. 外郭を形成するモータケース、前記モータケースの内側に設けられ複数相を構成するよう巻線が巻回されているステータ、前記巻線に電気的に接続し前記モータケースの軸方向の一側に延びるモータ線、前記ステータの内側に設けられ前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ、および前記ロータとともに回転するシャフトを有するモータと、
    前記巻線への通電を切り換えるスイッチング素子を有する半導体モジュール、前記スイッチング素子に電気的に接続する接続端子、および前記半導体モジュールを内側に収容するコントロールユニットケースを有し、前記モータケースの軸方向の一側に設けられるコントロールユニットと、
    前記コントロールユニットケース内に設けられ、前記モータと前記コントロールユニットとを機械的に結合、かつ前記モータ線と前記接続端子とを電気的に接続可能なねじ結合手段と、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記ねじ結合手段は、前記モータ線の端部に固定される固定部、および前記接続端子と締付結合される締結部を有するターミナル、前記接続端子と前記締結部とを結合するねじ部材、ならびに前記ターミナルを保持するターミナルホルダから構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記接続端子は、前記スイッチング素子を支持する基板上に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記ターミナルホルダは、前記ターミナルの軸方向に沿って形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の駆動装置。
  5. 前記ターミナルホルダは、絶縁材料からなることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 前記ねじ部材は、前記コントロールユニット側から前記モータ側に向かって前記ターミナルの前記締結部に取り付けられることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の駆動装置。
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