JP2012222352A - テラヘルツシステムで使用するためのビート信号生成装置、テラヘルツシステム、およびビート信号生成装置の使用方法 - Google Patents

テラヘルツシステムで使用するためのビート信号生成装置、テラヘルツシステム、およびビート信号生成装置の使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】できる限り費用対効果が高く製造される、テラヘルツシステム用のビート信号生成装置を提供する。
【解決手段】第1の波長λ1の光を発生する第1の単一モードレーザ2と、第1の波長λ1とは異なる第2の波長λ2の光を発生する第2の単一モードレーザ3と、第1の出力ポート11および第2の出力ポート12と、第1のレーザ2の光の位相、および、第2のレーザ3の光の位相を変調する位相変調部4とを備え、第1のレーザ2の光は、第2のレーザ3を介して伝送され、第2の出力ポート12において第2のレーザ2の光が重畳され、第2のレーザ3の光は、第1の単一モードレーザ2を介して伝送され、第1の出力ポート11において第1のレーザ2の光が重畳され、これにより、第1の出力ポート11からの第1のビート信号Aと、第2の出力ポート12からの第2のビート信号Bの間の位相が位相変調部4によって調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、テラヘルツシステムで使用するためのビート信号生成装置、テラヘルツシステム、およびビート信号生成装置の使用方法に関する。
テラヘルツシステム(すなわち、テラヘルツ送信器および/またはテラヘルツ受信器)を制御する光ビート信号を使用することは、当該分野において公知である。0.1THz〜10THzの範囲のテラヘルツ電磁放射光が、安全工学または分光法などの様々な分野において用いられる。テラヘルツシステムは例えば特許文献1に開示されている。
米国特許出願公開第2010/0080505号
本発明は、できる限り費用対効果が高く製造される、テラヘルツシステム用のビート信号生成装置、およびテラヘルツシステムを提供することを目的とする。
この課題は、ビート信号生成装置、テラヘルツシステムおよびビート信号生成装置の使用方法に関する独立請求項に係る本発明によって解決される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項において定義される。
本発明によれば、テラヘルツシステムで使用するためのビート信号生成装置が提供され、この装置は、
第1の波長の放射光を発生する(第1の波長で発光する)第1の単一モードレーザと、
第1の波長とは異なる第2の波長の放射光を発生する(第2の波長で発光する)第2の単一モードレーザと、
第1および第2の出力ポートと、
第1のレーザで発生した放射光の位相と、第2のレーザで発生した放射光の位相との両方を変調する位相変調部とを備え、当該ビート信号生成装置は以下のように構成される。
第1のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第2のレーザを介して伝送される。これにより、第2の出力ポートでは、第1のレーザで発生して位相が変調された放射光に第2のレーザで発生した放射光が重畳されて、第2のビート信号が構成される。
第2のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第1のレーザを介して伝送される。これにより、第1の出力ポートでは、第2のレーザで発生して位相が変調された放射光に第1のレーザで発生した放射光が重畳されて、第1のビート信号が構成される。
このため、第1の出力ポートで放射される第1のビート信号と、第2の出力ポートで放射される第2のビート信号との間の位相が、位相変調部によって調整される。
第1のレーザは第2の波長に対して十分に透過性を有するように構成され、第2のレーザは第1の波長に対して十分に透過性を有するように構成される。例えば、第1および第2のレーザの透過性は、もう一方のレーザで発生した波長に対して、少なくとも70%であり、好ましくは少なくとも80%であり、さらに好ましくは少なくとも90%である。適切なレーザの例については後述する。
2つの単一モードレーザおよび位相変調部は、1つの半導体チップで形成されてもよい。例えば、2つのレーザおよび位相変調部は1つの半導体チップで一体化つまり集積化して形成される。チップを集積化することで、第1および第2のレーザから第1および第2の出力ポートに向かう光路において、発生した2つの波長のうちの1つのみに影響を及ぼす位相不安定性が、低減または除去される。2つの出力ポートは、チップの側面に形成されてもよい。チップは、半導体基板、およびこの基板上に配置された、1つまたは複数の材料層を含む。チップの両側面における出力ポートの少なくとも1つには、反射防止コーティングが施されてもよい。
本発明の別の実施形態によれば、ビート信号生成装置は、第1のレーザを第1の出力ポートおよび位相変調部のそれぞれに接続し、第2のレーザを第2の出力ポートおよび位相変調部のそれぞれに接続する、複数の光導波路を備える。
換言すれば、位相変調部は第1のレーザと第2のレーザの間に配置される。例えば、複数の光導波路は、いずれも直線光導波路であり、共通の軸心に沿って配置される。そのため、光導波路は、2つのレーザと位相変調部を通る軸を有する直線光導波路を構成する。これにより、ビート生成装置の構成部品(レーザおよび位相変調部)は、湾曲部(ベンド)や結合器を用いることなく一列に並んで配置されて、装置の寸法は、公知の光ビート信号源に比べて低減される。例えば、本発明のビート生成装置は、最大でも約1mm×0.3mmの面積を有する。
光導波路も半導体チップに、例えば、リッジ(隆起状)構造または埋め込まれた光導波路の構造で一体化つまり集積化されてもよい。また、光導波路、レーザおよび/または位相変調部は、一体的に構成されてもよい。なお、第1および第2のレーザは、必ずしも直線光導波路を通って位相変調部に接続されなくてもよい。直線光導波路以外の光導波路が原理上用いられることができる。ただし、単一の位相変調部の配置および構成は、第1のビート信号と第2のビート信号の間の位相が調整されるように、第2の波長の放射光とは異なるように第1の波長の放射光に影響を及ぼすことができるものである。すなわち、第1の波長の放射光と第2の波長の放射光の位相変調部による位相シフトは異なる。
さらに、第1のレーザは第1の出力ポート(例えば、チップの側面に配置されている出力ポート)に隣接し、かつ/または第2のレーザは第2の出力ポート(例えば、チップの側面に配置されている出力ポート)に隣接することができる。これにより、第1のレーザと第1の出力ポートの間、および/または第2のレーザと第2の出力ポートの間に、別部品の光導波路を設ける必要がなくなる。同様に、第1および第2のレーザは位相変調部に隣接し、これにより、第1のレーザと位相変調部の間、または第2のレーザと位相変調部の間に別部品の光導波路を設ける必要がなくなる。ただし、第1のレーザ、第2のレーザおよび/または位相変調部は、光導波路を備えるか、または光導波路を構成してもよい。光導波路は、これら構成部品を通る光を案内し、隣の構成部品に光を結合する。
本発明のさらに別の実施形態によれば、位相変調部は電気光学ユニット(電気光学機器)である。このユニットは、第1および第2のレーザが通過して案内される光導波路と、少なくとも1つの電極であって、光導波路の両端に電圧を印加し、かつ/または、光導波路に電流を注入する電極とを備える。例えば、電気光学ユニットは第1のレーザと第2のレーザの間に配置される。電極に電圧を印加すると、位相変調部の光導波路の屈折率が変化する。これにより、光導波路を通過する光(すなわち、第1および第2のレーザで発生した光)の位相を変更する。ここで、第1および第2のレーザで発生した光の波長は互いに異なるため、それぞれの光の位相シフトは、互いに異なる。位相変調部の光導波路は、例えば、第1のレーザを位相変調部に接続する光導波路および第2のレーザを位相変調部に接続する光導波路と一体化つまり集積化して形成される。位相変調部は、例えば入力ポートを備え、この入力ポートを通って、kHz(キロヘルツ)からGHz(ギガヘルツ)の範囲の周波数の電圧が電極に供給される。
さらに他の実施形態の位相変調部は、第1および第2のレーザが通過して案内される光導波路を有し、この光導波路には熱を加える加熱用手段が設けられている。この加熱用手段が加える熱に応じて、光導波路の屈折率が変化する。これにより、光導波路を通過する光(すなわち、第1および第2のレーザで発生した光)の位相を変更する。この実施形態でも、第1および第2のレーザで発生した光の波長は互いに異なるため、それぞれの光の位相シフトは、互いに異なる。
なお、位相変調部は、位相変調部を通って伝送される光の位相のみに実質的に影響を及ぼすように、構成される。光振幅に及ぼす影響は、無視できる程度か、または少なくともほとんど無視できる程度である。例えば、位相変調部に注入される光強度の10%未満、好ましくは5%未満、さらに好ましくは2%未満が、電気光学ユニットを通過する間に吸収されるか、または注入光は位相変調部によって実質的に吸収されない。特に、位相変調部は受動ユニットであり、すなわち、位相変調部は、第1のレーザおよび/または第2のレーザのレーザ活性媒質(例えば、活性層)を含まない。それでも、位相変調部は第1のレーザおよび/または第2のレーザに一体的に接続されることは可能であり、この場合、例えば、レーザ活性層は位相変調部の領域内で除去されるか、または活性層は位相変調部の領域では成長されない(「選択的な領域の成長」)。
本発明の別の改良によれば、第1のレーザは(第1の)DFBレーザであり、第2のレーザは(第2の)DFBレーザである。ここで、第1のDFBレーザはそのストップバンドの長波長側の放射光を発生するように構成され、第2のDFBレーザはそのストップバンドの短波長側の放射光を発生するように構成される。
DFBレーザ(分布帰還型レーザ)は、レーザ活性媒質と、レーザ活性媒質に沿って配置されたブラッグ回折格子とを備える。ここで、DFBレーザは、回折格子のブラッグ波長の領域において、ストップバンド、すなわち、ブラッグ回折格子の高反射率の波長帯を備える。例えば、ブラッグ回折格子が平均的な結合係数を有する場合、ストップバンドは数ナノメートル(例として4nm)のスペクトル幅を有する。さらに、DFBレーザ(均一なブラッグ回折格子を有するDFBレーザ)は、好ましくは、ストップバンドの短波長側でストップバンドに隣接する波長を有する第1のモード(「短波長モード」)で発光し、かつ、ストップバンドの長波長側でストップバンドに隣接する波長を有する第2のモード(「長波長モード」)で発光する。DFBレーザの特性については、ここでは詳述しないが、当該分野では周知である。
特に、第1および第2のDFBレーザのブラッグ回折格子は、第1のDFBレーザの放射光の波長(つまり「第1の波長」)が第2のDFBレーザのストップバンドの外に位置し、第2のDFBレーザの放射光の波長(つまり「第2の波長」)が第1のDFBレーザのストップバンドの外に位置するように、構成される。例えば、第1および第2のDFBレーザのブラッグ回折格子は、第1のDFBレーザで発生した放射光の波長が、第2のDFBレーザで発生した放射光の波長よりも短くなるように、すなわち、第1のDFBレーザの回折格子のブラッグ波長が、第2のDFBレーザの回折格子のブラッグ波長よりも短くなるように、構成される。
なお、第1および第2のDFBレーザのいずれもが、そのストップバンドの短波長側と長波長側のいずれかで放射光を発生するように構成されることも可能である。その場合、一方のレーザの発光が他方のレーザのブラッグ回折格子によって阻止されることを防止するために、2つのレーザの発光波長は、2つのレーザのうちの1つのレーザのストップバンド幅だけ少なくともずれるように、2つのレーザの各ブラッグ回折格子は構成される。また、第1のDFBレーザおよび/または第2のDFBレーザはλ/4タイプであり、その発光波長はストップバンドの中心に位置することも想定される。
しかし、より小さいビート周波数(例えば、500GHz以下)を発生するには、上述のように、第1のDFBレーザはストップバンドの長波長側で発光するように設定され、第2のDFBレーザはストップバンドの短波長側で発光するように設定される(長波長側と短波長側は逆であってもよい)。この構成によって、第2のレーザによって第1の波長の発光が阻止されるか、または第1のレーザによって第2の波長の発光が阻止されるという、障害を含むことなく、原理上、第1の波長と第2の波長の波長差異に応じた、任意のビート周波数(例えば、100GHz以下)を生成することができる。
短波長モードと長波長モードのいずれかを、DFBレーザの単一モード出力で実現するには、いくつかの手段が存在する。例えば、従来の屈折率結合ブラッグ回折格子を有するDFBレーザは、縦方向ホールバーニング効果によって、ストップバンドの短波長側で発光する。DFBレーザの長波長モードにおける励起は、屈折率結合回折格子の代わりに、利得結合(複素結合)ブラッグ回折格子を用いて達成される。利得結合回折格子は、例えば、そのレーザの活性層内に延びる溝を設けることによって製造される。したがって、ストップバンドの長波長側で発光する第1のDFBレーザと、ストップバンドの短波長側で発光する第2のDFBレーザとを提供するために、第1のDFBレーザは利得結合ブラッグ回折格子を有し、第2のDFBレーザは屈折率結合ブラッグ回折格子を有してもよい。
さらに、第1のDFBレーザは少なくとも第1および第2のセクションを備え、各セクションは第1および第2のブラッグ回折格子を有してもよい。すなわち、レーザは多セクションの(複数のセクションを有する)DFBレーザとして形成される。第1のブラッグ回折格子と第2のブラッグ回折格子のブラッグ波長およびストップバンドの幅(すなわち、結合係数)は、第1および第2のセクションにおける長波長モードの波長のみがほぼ一致するように、すなわち、第1および第2のセクションにおける長波長モードのみが重なるように、相違する(ずれる)。同様に、第2のDFBレーザも多セクションのDFBレーザとして実現されることができ、ブラッグ回折格子は短波長モードのみが重なるように構成される。
第1および/または第2のDFBレーザとしての多セクション(例えば、2セクション)のDFBレーザは、利得結合ブラッグ回折格子を有するDFBレーザを置き換えてもよい。両方のセクションのブラッグ回折格子は、利得結合回折格子が設けられる必要がないように(生成が困難である利得結合回折格子を避けるように)、屈折率結合回折格子として形成されてもよい。第1および第2のDFBレーザの両方が多セクションのDFBレーザとして実現される場合、これらセクションのブラッグ回折格子は、例えば、2つのレーザのうちの一方のレーザの発光波長が他方のレーザのストップバンドによって阻止されないように構成される。
さらに、第1のレーザおよび/または第2のレーザが、これらレーザで発生する放射光の波長調整手段を備えることも可能である。この波長調整手段は、例えば、レーザそれぞれに割り当てられた加熱素子(例として抵抗加熱素子)を備える。
一例においては、波長調整手段によって、第1の2セクションDFBレーザの第1および第2のブラッグ回折格子のうちの少なくとも1つにおけるブラッグ波長が変更される。これにより、例えば、長波長モードでの重なりが短波長モードでの重なりに切り替えられる。同様に、第2のレーザの第1および第2のセクションうちの少なくとも1つのセクションのブラッグ波長が変更されて、これにより、短波長モードでの重なりが長波長モードでの重なりに切り替えられる。このように、ビート生成装置の第1の出力波長と第2の出力波長の差が切り替えられるため、ビート周波数を様々な調整範囲に切り替えることができる。
特に、波長調整手段は、その第1の加熱用素子が第1の2セクションDFBレーザの第1のセクションに割り当てられ、その第2の加熱用素子が第1の2セクションDFBレーザの第2のセクションに割り当てられるように構成される。これにより、第1のレーザの第1のブラッグ回折格子のブラッグ波長と第1のレーザの第2のブラッグ回折格子のブラッグ波長とが互いに独立して変更される。同様に、第1および第2の加熱用素子が、それぞれ、第2の2セクションDFBレーザの第1および第2のセクションに割り当てられる。加熱用素子を用いることで、所定のモード切替えが実行される。
また、2セクションDFBレーザの各セクションの活性領域に注入されるレーザ電流は、電流が各セクションに対して別個独立に設定されるように、制御される。例えば、第1および/または第2のレーザの各セクションは個別の電極を有し、これら電極は別個独立に制御される。レーザの各セクションに異なる電流を注入することにより、レーザモードのスペクトル位置がシフトする。これは、また、短波長モードと長波長モードを切り替えるために用いられることができる。
なお、本発明は、第1および/または第2のレーザとしてDFBレーザを用いるものに限定されない。むしろ、他の種類のレーザ、例えば、活性媒質の両側面にブラッグ反射器を有するDBRレーザが用いられてもよい。また、半導体レーザを用いる必要性もない。他のレーザとして、例えば、固体レーザまたはガスレーザが用いられることも可能である。この場合、第1のレーザと第2のレーザの間および/またはこれらレーザと位相変調部の間の光は、光導波路内に少なくとも部分的に案内されるのではなく、例えば、フリーレーザビームである。
ビート信号生成装置は、さらに、第1および/または第2のレーザで発生した放射光の空間強度分布を、改良された空間強度分布(改良空間強度分布)に変更する、モード変換器(「テーパ」)を備えてもよい。この実施形態は、特に、半導体チップに一体化された第1および第2のレーザを備えた実施形態を基本とする。モード変換器は、チップの面から光ファイバなどへの光の結合における結合損失を低減する。モード変換器は、一体化された光導波路の出力側における光の空間強度分布を、光ファイバのモード(横方向モード)に一致するように、または少なくとも近づくように、変換する。
ビート信号生成装置は、さらに、第1および/または第2のレーザで発生した放射光を増幅する増幅器を備えてもよい。増幅器は、電流が電極を介して注入されるレーザ活性領域を備え、このレーザ活性領域は、第1および/または第2のレーザに結合される。特に、増幅器は、ビート信号生成装置の第1の出力ポートと第1のレーザの間および/または第2の出力ポートと第2のレーザの間に配置される。増幅器を用いることで、出力パワーが増加するだけでなく、所定の出力パワーが設定されること、または出力信号の振幅が変調されることも可能である。振幅の変調は、特に、キロヘルツまたはメガヘルツ領域などの高周波で実行され、例えば、ロックイン装置に供給される信号を生成するために実行される。
本発明また、ビート生成装置(特に上述した装置)を備えたテラヘルツシステムに関する。ビート生成装置は、
第1の波長の放射光を発生する(第1の波長で発光する)第1のレーザと、
第1の波長とは異なる第2の波長の放射光を発生する(第2の波長で発光する)第2のレーザと、
第1および第2の出力ポートと、
例えば、第1のレーザと第2のレーザの間に配置され、第1のレーザで発生した放射光の位相と、第2のレーザで発生した放射光の位相との両方を変更する位相変調部とを備え、当該ビート信号生成装置は以下のように構成される。
第1のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第2のレーザを介して伝送される。これにより、第2の出力ポートでは、第1のレーザで発生し、位相が変調された放射光に第2のレーザで発生した放射光が重畳されて、第2のビート信号が構成される。
第2のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第1のレーザを介して伝送される。これにより、第1の出力ポートでは、第2のレーザで発生し、位相が変調された放射光に第1のレーザで発生した放射光が重畳されて、第1のビート信号が構成される。
このため、第1の出力ポートで放射される第1のビート信号と、第2の出力ポートで放射される第2のビート信号との間の位相が、位相変調部によって調整される。
当該ビート信号生成装置の第1の出力ポートはテラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、当該ビート信号生成装置の第2の出力ポートはテラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される。
テラヘルツシステムは連続波テラヘルツシステムであってもよく、この場合、第1の構成部品はテラヘルツ送信器であり、第2の構成部品はテラヘルツ受信器の局部発振器である。特に、テラヘルツ送信器は、ビート信号生成装置の第1の出力ポートを介するビート信号出力が供給されるフォトミキサを備えてもよい。フォトミキサは、ビート信号を受信すると、アンテナを介して放射されるテラヘルツ信号を生成する。
さらに、本発明は、ビート信号生成装置(特に上述した装置)の使用方法に関する。ビート信号生成装置は、
第1の波長の放射光を発生する(第1の波長で発光する)第1のレーザと、
第1の波長とは異なる第2の波長の放射光を発生する(第2の波長で発光する)第2のレーザと、
第1および第2の出力ポートと、
例えば、第1のレーザと第2のレーザの間に配置され、第1のレーザで発生した放射光の位相と、第2のレーザで発生した放射光の位相との両方を変更する位相変調部とを備え、当該ビート信号生成装置は以下のように構成される。
第1のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第2のレーザを介して伝送される。これにより、第2の出力ポートでは、第1のレーザで発生し、位相が変調された放射光に第2のレーザで発生した放射光が重畳されて、第2のビート信号が構成される。
第2のレーザで発生した放射光は位相変調部を通って位相が変調されてから第1のレーザを介して伝送される。これにより、第1の出力ポートでは、第2のレーザで発生し、位相が変調された放射光に第1のレーザで発生した放射光が重畳されて、第1のビート信号が構成される。
このため、第1の出力ポートで放射される第1のビート信号と、第2の出力ポートで放射される第2のビート信号との間の位相が、位相変調部によって調整される。
ビート信号生成装置はテラヘルツシステムを制御するために用いられる。前記ビート信号生成装置の第1の出力ポートはテラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、前記ビート信号生成装置の第2の出力ポートはテラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される。
上記のように、第1の構成部品はテラヘルツ送信器であってもよく、第2の構成部品はテラヘルツ受信器の局所発振器であってもよい。
本発明の実施形態は、図面を参照してより詳細に記載される。
本発明の一実施形態に係るビート信号生成装置の概略構成図である。 DFBレーザ回折格子のスペクトル特性を示すグラフである。 本発明の別の実施形態に係るビート信号生成装置で用いられる、2つの単一モードDFBレーザのスペクトル特性を示すグラフである。 図3で考察したビート信号生成装置のスペクトル動作を示すグラフであって、ビート信号生成装置の2つのレーザの間には位相変調部が配置されている場合の動作を示すグラフである。 本発明の別の実施形態に係るビート生成装置のスペクトル動作を示すグラフであって、このビート生成装置は2つの2セクションDFBレーザを有する場合の動作を示すグラフである。 図5のスペクトルにおいて、2つのレーザの一方のストップバンドがシフトした場合のスペクトル動作を示すグラフである。 本発明のさらに別の実施形態に係るビート生成装置の概略構成図である。
図1に示す本発明に係るビート生成装置1は、第1の波長の放射光を発生する第1の単一モードレーザ2と、第1の波長とは異なる第2の波長の放射光を発生する第2の単一モードレーザ3とを備える。2つのレーザ2,3の間には、位相変調部4(位相セクション)が配置されている。この位相変調部4は、レーザ2,3で発生した放射光であって、位相変調部4を通過する放射光の位相をシフトするのに用いられる。
レーザ2,3および位相変調部4は1つの半導体基板上に一体化(集積化)されている。これにより、ビート信号生成装置1は光チップ10として構成される。ビート信号生成装置1は、さらに、第1の出力ポート11および第2の出力ポート12を備える。これら出力ポートは、例えば、光チップ10の側面で構成される。第1のレーザ2の出力側は第1の集積光導波路(一体化した導波路)111を介して第1の出力ポート11に接続される。同様に、第2のレーザ3は別の集積光導波路(一体化した導波路)112を介して第2の出力ポート12に接続される。さらに、第1のレーザ2のもう一方の出力側と位相変調部4の間には集積光導波路113が設けられ、第2のレーザ3のもう一方の出力側と位相変調部4の間には集積光導波路114が設けられる。光導波路111〜114は、一直線上に並んだ直線光導波路である。光導波路111〜114は、例えば、レーザ2,3および位相変調部4と一体化して形成される。特に、位相変調部4は、受動セクションとして構成され、つまり、第1および第2のレーザ2,3の活性層を含まない。
これにより、第1のレーザ2の光は、第1の出力ポート11に向かって案内されるだけでなく、位相変調部4および第2のレーザ3を通って反対の方向の第2の出力ポート12に向かって案内される。第1のレーザ2からの光(第1の波長を有する光)を第2の出力ポート12まで通過させるために、第2のレーザ3は第1の波長に対して十分な透過性を有する。同様に、第2のレーザ3の光は第2の出力ポート12に向かって案内されるだけでなく、位相変調部4および第1のレーザ2を通って第1の出力ポート11に向かって案内される。
したがって、第1の出力ポート11において、第1のレーザ2の光の一部分には第2のレーザ3の光(位相変調部4と第1のレーザ2を通った光)が重畳され、第2の出力ポート12において、第1のレーザで発生した光のうち、位相変調部4および第2のレーザ3を通過する、他部分には、第2のレーザ3の光が重畳される。第1の波長を有する光と第2の波長を有する光とが重畳することで、第1の出力ポート11では第1のビート信号Aが生成され、第2の出力ポート12では第2のビート信号Bが生成される。第1の出力ポート11におけるビート信号Aと、第2の出力ポート12におけるビート信号Bとの位相差は、位相変調部4によって調整される。
なお、1つの位相変調部4のみが、2つのレーザ2,3の放射光の変調に用いられる。ただし、2つのレーザ2,3の光が位相変調部4を通って反対方向に通過するので、位相変調は、ビート信号Bのうちの第1のレーザ2からの光に追加され、ビート信号Aのうちの第2のレーザ3からの光に追加される。そして、第1のレーザ2で発生した光波および第2のレーザ3で発生した光波に対する位相変調部4での位相シフトは、第1のレーザ2で発生した光波および第2のレーザ3で発生した光波に対してそれぞれ異なっており、位相変調部4での位相シフトは、最終的に、ビート信号A,Bの相対位相の変化につながる。
出力ポート11から放射されるビート信号Aはテラヘルツ送信器のフォトミキサ(図示せず)に供給され、出力ポート12から放射されるビート信号Bはテラヘルツ受信器のフォトミキサ(図示せず)に供給されてもよい。
ビート信号生成装置の第1および/または第2の単一モードレーザ2,3に適したレーザはDFBレーザである。ここで、DFBレーザの実現可能なスペクトル動作の例を図2に示す。DFBレーザは、DFBレーザのブラッグ回折格子のブラッグ波長λBraggを含む前後の波長において、この波長帯のブラッグ回折格子の高反射率に起因して、ストップバンドを有する。レーザは、好ましくは、ストップバンドの短波長側で波長λsの放射光を放射する(短波長モード)か、または、ストップバンドの長波長側で波長λlの放射光を放射する(長波長モード)。
DFBレーザの単一モード発振を達成するためには、起こり得るレーザモードの一方を抑制しなければならない。図3に示す例では、第1のレーザ2は、ストップバンドの長波長側でのモードのみが励起されるように構成されたDFBレーザであり、すなわち、このレーザによって放射された光の波長(「第1の波長」)は長波長モードの波長である。このために、第1のDFBレーザ2は例えば利得結合ブラッグ回折格子を有する。第2のレーザ3はストップバンドの短波長側のみで発振し、すなわち、このレーザによって放射された光の波長(「第2の波長」)は短波長モードの波長である。このために、第2のDFBレーザ3は例えば屈折率結合ブラッグ回折格子を有する。
さらに、2つのDFBレーザ2,3のブラッグ回折格子は、一方のレーザの発振波長が他方のレーザのストップバンドの外側に位置するように構成される。これにより、第1のDFBレーザ2から放射された光は第2のDFBレーザ3を介して伝送され、第2のDFBレーザ3から放射された光は第1のDFBレーザ2を介して伝送される。
図4は、図3で考察した2つのDFBレーザの間に位相変調部が配置された場合の動作を示す。
図5は、本発明に係るビート信号生成装置に適した単一モードレーザを実現する、別の可能性に関する。第1および第2のレーザ2,3の両方が、2つのセクションからなるDFBレーザ(2つの部分を有するDFBレーザ)として実現される。2つのセクションからなるDFBレーザ(2セクションDFBレーザ)は、第1の(屈折率結合)ブラッグ回折格子および第1のレーザ活性領域を有する第1のDFBセクションと、第2の(屈折率結合)ブラッグ回折格子および第2のレーザ活性領域を有する第2のDFBセクションとを備える。
第1のレーザ2の第1および第2のブラッグ回折格子は、これらブラッグ回折格子が異なるストップバンド幅および異なるブラッグ波長を有することで、第1および第2のDFBセクションの長波長モードのみが重なるように、すなわち、レーザ2の第1のDFBセクションにおけるストップバンドの長波長側のモードの波長が、レーザ2の第2のDFBセクションにおける長波長モードでの波長とほぼ同一(いずれも波長λl)となるように、構成される。詳細には、第2のセクション(図5のセクション2)のブラッグ回折格子は、第1のセクション(図5のセクション1)よりも、小さい結合係数および長いブラッグ波長を有する。このように、第1および第2のセクションのブラッグ回折格子の特性(ブラッグ回折格子の構成)を選択することで、利得結合ブラッグ回折格子を用いなくとも、単一モード出力が達成される。
同様に、第2のレーザ3のブラッグ回折格子は、2つのセクションの短波長モード(波長λs)のみが重なるように構成される。このように2セクションからなる2つのDFBレーザを用いることで、第1の単一モードレーザおよび第2の単一モードDFBレーザが提供される。ただし、第1のレーザ2は第2のDFBレーザ3の放射光を通過させるのに十分な透過性を有し、第2のレーザ3は第1のDFBレーザ2の放射光を通過させるのに十分な透過性を有する。
図5の2セクションからなるDFBレーザ2,3のうちの少なくとも1つには、出力波長調整手段が装備されている。例えば、2つのレーザ2,3のうちの1つは加熱用手段を備え、例として、第1の加熱用素子が当該レーザの第1のブラッグ回折格子からなるセクションに割り当てられ、第2の加熱用素子が当該レーザの第2のブラッグ回折格子からなるセクションに割り当てられる。ここで、これら2つの加熱用素子は、2つのブラッグ回折格子の少なくとも一方のブラッグ波長が他方のブラッグ回折格子のブラッグ波長に対してシフトするように、互いに別個独立に制御される。図6に示すように、第2のレーザ3の第2のセクションのブラッグ回折格子のブラッグ波長は、波長λsにおける短波長モードにおいて重なっていたものを、長波長モードでの重なりにシフトするように、長波長に向かってシフトされる。これにより、第1のレーザ2で発生した第1の波長と第2のレーザ3で発生した第2の波長の波長差は、Δ1から、より大きい値であるΔ2に変化する。そのため、ビート周波数も変化して、ビート信号がテラヘルツシステムに供給される時のテラヘルツシステムの調整範囲が切り替えられる。
図7は、本発明の別の実施形態に関する。本実施形態は、図1の実施形態とほぼ同一であり、ビート生成装置1は、第1のレーザ2、第2のレーザ3、およびこれらレーザの間に配置された位相変調部4を備える。
位相変調部4は光導波路を備え、この光導波路には電極が接続されている。この光導波路の屈折率を変化させるために、電極には、電圧源41を用いて電圧が印加される。図1と同様に、光導波路111〜114が設けられ、光導波路111〜114、レーザ2,3および位相変調部4は、半導体チップに一体化(集積化)される。また、出力ポート11,12において、第1のレーザ2で発生した光(第1の波長λ1を有する光)と、第2のレーザ3で発生した光(第2の波長λ2を有する光)とが重畳される。
特に、光導波路111〜114,レーザ2,3および位相変調部4は、第1および第2のレーザ2,3ならびに位相変調部4を構成するように構造化された、単一の集積光導波路によって構成される。例えば、レーザ2,3は、活性領域、および光導波路を構成するブラッグ回折格子を備える。
ビート生成装置1は、さらに、それぞれ第1および第2のテーパ(テーパ状の光結合素子)51,52の形態からなる、2つのモード変換器を備える。第1のテーパ51は光導波路111の一端と第1の出力ポート11の間に配置され、第2のテーパ52は光導波路112の一端と第2の出力ポート12の間に配置される。第1の出力ポート11に結合された光ファイバ61に案内されるモードの重なりを良好にするために、テーパ51が用いられて、光導波路111で案内された光モードの幅を広くする。同様に、第2の出力ポート12に結合された光ファイバ62に案内されるモードの重なりを良好にするために、テーパ52が用いられて、光導波路112で案内された光モードの幅を広くする。
さらに、ビート生成装置1は、第1および/または第2のレーザ2,3で発生した光を増幅する増幅器71,72を備え、これら増幅器71,72は、それぞれ、光導波路111,112の一部を構成する。増幅器は、光導波路111に配置された、第1のレーザの活性セクションおよび/または光導波路112に配置された、第2のレーザ活性セクションを含んでもよい。これらレーザ活性セクションは、それぞれ、第1のレーザおよび第2のレーザに隣接することも可能である(例えば、第1および/または第2のレーザのレーザ活性領域と一体に構成される)。この場合、増幅器のレーザ活性セクションと、それに対応する第1または第2のレーザを制御するために、共通電極が設けられてもよい。代わりに、増幅器と、それに対応する第1または第2のレーザに、別個の電極が用いられてもよい。
1 ビート生成装置
2 第1のレーザ
3 第2のレーザ
4 位相変調部
11 第1の出力ポート
12 第2の出力ポート
41 電圧源
51,52 テーパ
61,62 光ファイバ
71,72 増幅器
111〜114 光導波路

Claims (17)

  1. テラヘルツシステムにおいて用いられる、ビート信号生成装置であって、
    第1の波長(λ1)を有する放射光を発生する第1の単一モードレーザ(2)と、
    第1の波長(λ1)とは異なる第2の波長(λ2)を有する放射光を発生する第2の単一モードレーザ(3)と、
    第1の出力ポート(11)および第2の出力ポート(12)と、
    前記第1の単一モードレーザ(2)で発生した放射光の位相、および、前記第2の単一モードレーザ(3)で発生した放射光の位相を変調する位相変調部(4)とを備え、
    前記第1の単一モードレーザ(2)で発生した放射光は、前記第2の単一モードレーザ(3)を介して伝送され、前記第2の出力ポート(12)において前記第2の単一モードレーザ(3)で発生した放射光が重畳され、
    前記第2の単一モードレーザ(3)で発生した放射光は、前記第1の単一モードレーザ(2)を介して伝送され、前記第1の出力ポート(11)において前記第1の単一モードレーザ(2)で発生した放射光が重畳され、これにより、
    前記第1の出力ポート(11)から放射される第1のビート信号(A)と、前記第2の出力ポート(12)から放射される第2のビート信号(B)との間の位相が、前記位相変調部(4)によって調整される、ビート信号生成装置(1)。
  2. 請求項1において、さらに、
    複数の直線状の光導波路(111〜114)であって、前記第1の単一モードレーザ(2)を前記第1の出力ポート(11)に接続する光導波路(111)、前記第1の単一モードレーザ(2)を前記位相変調部(4)に接続する光導波路(113)、前記第2の単一モードレーザ(3)を前記第2の出力ポート(12)に接続する光導波路(112)、および前記第2の単一モードレーザ(3)を前記位相変調部(4)に接続する光導波路(114)からなる、複数の直線状の光導波路(111〜114)を備えた、ビート信号生成装置(1)。
  3. 請求項1または2において、前記位相変調部(4)は、電気光学位相変調器であり、前記第1の単一モードレーザ(2)および前記第2の単一モードレーザ(3)の間に配置された、ビート信号生成装置(1)。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、前記第1の単一モードレーザ(2)は第1のDFBレーザで、前記第2の単一モードレーザ(3)は第2のDFBレーザであり、これら第1および第2のDFBレーザのブラッグ回折格子は、前記第1のDFBレーザで発生した放射光の波長が、前記第2のDFBレーザのストップバンドの外側に位置し、前記第2のDFBレーザで発生した放射光の波長が、前記第1のDFBレーザのストップバンドの外側に位置するように、構成される、ビート信号生成装置(1)。
  5. 請求項4において、前記第1のDFBレーザは、そのストップバンドの長波長側で放射光を発生するように構成され、前記第2のDFBレーザは、そのストップバンドの短波長側で放射光を発生するように構成される、ビート信号生成装置(1)。
  6. 請求項4または5において、前記第1のDFBレーザは利得結合ブラッグ回折格子を有する、ビート信号生成装置(1)。
  7. 請求項4から6のいずれか一項において、前記第2のDFBレーザは屈折率結合ブラッグ回折格子を有する、ビート信号生成装置(1)。
  8. 請求項4から7のいずれか一項において、
    前記第1のDFBレーザは、第1のブラッグ回折格子を含む第1のセクション、および第2のブラッグ回折格子を含む第2のセクションを少なくとも備え、当該第1セクションと当該第2のセクションの長波長モードの波長のみが同一となるように、当該第1のブラッグ回折格子と当該第2のブラッグ回折格子は、それらのブラッグ波長およびそれらのストップバンドの幅が異なっており、かつ/または、
    前記第2のDFBレーザは第1のブラッグ回折格子を含む第1のセクション、および第2のブラッグ回折格子を含む第2のセクションを少なくとも備え、当該第1のセクションと当該第2のセクションの短波長モードの波長のみが同一となるように、前記第1のブラッグ回折格子と前記第2のブラッグ回折格子は、それらのブラッグ波長およびそれらのストップバンドの幅が異なっている、ビート信号生成装置(1)。
  9. 請求項1から8のいずれか一項において、前記第1のレーザ(2)と前記第2のレーザ(3)のいずれか一方または両方が、発生する放射光の波長を調整する波長調整手段を備える、ビート信号生成装置(1)。
  10. 請求項8に従属する請求項9において、前記波長調整手段は、
    前記第1のDFBレーザの前記第1のブラッグ回折格子と前記第2のブラッグ回折格子のうちの少なくとも1つのブラッグ波長を変更して、長波長モードの重なりを短波長モードの重なりに切り替え、かつ/または、
    前記第2のDFBレーザの前記第1のブラッグ回折格子と前記第2のブラッグ回折格子のうちの少なくとも1つのブラッグ波長を変更して、短波長モードの重なりを長波長モードの重なりに切り替える、ビート信号生成装置(1)。
  11. 請求項9に従属する請求項10において、前記波長調整手段は、
    前記第1のDFBレーザの前記第1のブラッグ回折格子のブラッグ波長と前記第1のDFBレーザの前記第2のブラッグ回折格子のブラッグ波長が別個独立に変更されるように、前記第1のDFBレーザの前記第1のセクションに割り当てられた第1の加熱用素子、および、前記第1のDFBレーザの前記第2のセクションに割り当てられた第2の加熱用素子を備え、かつ/または、
    前記第2のDFBレーザの前記第1のブラッグ回折格子のブラッグ波長と前記第2のDFBレーザの前記第2のブラッグ回折格子のブラッグ波長が別個独立に変更されるように、前記第2のDFBレーザの前記第1のセクションに割り当てられた第1の加熱用素子、および、前記第2のDFBレーザの第2のセクションに割り当てられた第2の加熱用素子を備えた、ビート信号生成装置(1)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項において、さらに、
    前記第1の単一モードレーザ(2)で発生した放射光と前記第2の単一モードレーザ(3)で発生した放射光のいずれか一方または両方の空間強度分布を、改良空間強度分布に変換する、モード変換器(51,52)を備えた、ビート信号生成装置(1)。
  13. 請求項1から12のいずれか一項において、さらに、
    前記第1の単一モードレーザ(2)で発生した放射光と前記第2の単一モードレーザ(3)で発生した放射光のいずれか一方または両方を増幅する増幅器(71,72)を備えた、ビート信号生成装置(1)。
  14. ビート信号生成装置(1)を備えたテラヘルツシステムであって、
    前記ビート信号生成装置(1)は、
    第1の波長(λ1)を有する放射光を発生する第1のレーザ(2)と、
    第1の波長(λ1)とは異なる第2の波長(λ2)を有する放射光を発生する第2のレーザ(3)と、
    第1の出力ポート(11)および第2の出力ポート(12)と、
    前記第1のレーザ(2)で発生した放射光の位相、および、前記第2のレーザ(3)で発生した放射光の位相を変調する位相変調部(4)とを備え、
    前記ビート信号生成装置(1)は、さらに、
    前記第1のレーザ(2)で発生した放射光は、前記第2のレーザ(3)を介して伝送され、前記第2の出力ポート(12)において前記第2のレーザ(3)で発生した放射光が重畳され、
    前記第2のレーザ(3)で発生した放射光は、前記第1のレーザ(2)を介して伝送され、前記第1の出力ポート(11)において前記第1のレーザ(2)で発生した放射光が重畳され、これにより、
    前記第1の出力ポート(11)から放射される第1のビート信号(A)と、前記第2の出力ポート(12)から放射される第2のビート信号(B)との間の位相が、前記位相変調部(4)によって変調されるように、構成されており、
    前記ビート信号生成装置(1)の前記第1の出力ポート(11)は当該テラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、前記ビート信号生成装置(1)の前記第2の出力ポート(12)は当該テラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される、テラヘルツシステム。
  15. ビート信号生成装置(1)の使用方法であって、
    前記ビート信号生成装置(1)は、
    第1の波長(λ1)を有する放射光を発生する第1のレーザ(2)と、
    第1の波長(λ1)とは異なる第2の波長(λ2)を有する放射光を発生する第2のレーザ(3)と、
    第1の出力ポート(11)および第2の出力ポート(12)と、
    前記第1のレーザ(2)で発生した放射光の位相、および、前記第2のレーザ(3)で発生した放射光の位相を変調する位相変調部(4)とを備え、
    前記ビート信号生成装置(1)は、さらに、
    前記第1のレーザ(2)で発生した放射光は、前記第2のレーザ(3)を介して伝送され、前記第2の出力ポート(12)において前記第2のレーザ(3)で発生した放射光が重畳され、
    前記第2のレーザ(3)で発生した放射光は、前記第1のレーザ(2)を介して伝送され、前記第1の出力ポート(11)において前記第1のレーザ(2)で発生した放射光が重畳され、これにより、
    前記第1の出力ポート(11)から放射される第1のビート信号(A)と、前記第2の出力ポート(12)から放射される第2のビート信号(B)との間の位相が、位相変調部(4)によって変調されるように、構成されており、
    前記ビート信号生成装置(1)はテラヘルツシステムを制御するのに用いられ、前記ビート信号生成装置(1)の前記第1の出力ポート(11)は前記テラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、前記ビート信号生成装置(1)の前記第2の出力ポート(12)は前記テラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される、ビート信号生成装置(1)の使用方法。
  16. 請求項1から13のいずれか一項に記載されたビート信号生成装置(1)を備えたテラヘルツシステムであって、
    前記ビート信号生成装置(1)の前記第1の出力ポート(11)は当該テラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、前記ビート信号生成装置(1)の前記第2の出力ポート(12)は当該テラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される、テラヘルツシステム。
  17. 請求項1から13のいずれか一項に記載されたビート信号生成装置(1)の使用方法であって、
    前記ビート信号生成装置(1)はテラヘルツシステムを制御するのに用いられ、前記ビート信号生成装置(1)の前記第1の出力ポート(11)は前記テラヘルツシステムの第1の構成部品に接続され、前記ビート信号生成装置(1)の前記第2の出力ポート(12)は前記テラヘルツシステムの第2の構成部品に接続される、ビート信号生成装置(1)の使用方法。
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